JPH038457B2 - - Google Patents
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- JPH038457B2 JPH038457B2 JP5535085A JP5535085A JPH038457B2 JP H038457 B2 JPH038457 B2 JP H038457B2 JP 5535085 A JP5535085 A JP 5535085A JP 5535085 A JP5535085 A JP 5535085A JP H038457 B2 JPH038457 B2 JP H038457B2
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 73
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H9/00—Details
- F24H9/20—Arrangement or mounting of control or safety devices
- F24H9/2007—Arrangement or mounting of control or safety devices for water heaters
- F24H9/2035—Arrangement or mounting of control or safety devices for water heaters using fluid fuel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H15/00—Control of fluid heaters
- F24H15/10—Control of fluid heaters characterised by the purpose of the control
- F24H15/174—Supplying heated water with desired temperature or desired range of temperature
- F24H15/175—Supplying heated water with desired temperature or desired range of temperature where the difference between the measured temperature and a set temperature is kept under a predetermined value
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24H15/00—Control of fluid heaters
- F24H15/20—Control of fluid heaters characterised by control inputs
- F24H15/212—Temperature of the water
- F24H15/219—Temperature of the water after heating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24H15/00—Control of fluid heaters
- F24H15/30—Control of fluid heaters characterised by control outputs; characterised by the components to be controlled
- F24H15/335—Control of pumps, e.g. on-off control
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24H15/30—Control of fluid heaters characterised by control outputs; characterised by the components to be controlled
- F24H15/355—Control of heat-generating means in heaters
- F24H15/36—Control of heat-generating means in heaters of burners
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は加熱量が大小複数段に切換可能な加
熱装置で熱交換器を流れる水を加熱し、給湯や暖
房に利用する給湯機の制御方法に関する。
熱装置で熱交換器を流れる水を加熱し、給湯や暖
房に利用する給湯機の制御方法に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、例えば貯湯タンクに貯溜された水を熱交
換器に供給し、熱交換器で加熱された温水を貯湯
タンクに戻して貯湯する給湯機は自然循環式のも
の(特公昭55−6819号公報)と強制循環式のもの
(特開昭57−202448号公報)とが知られており、
熱交換効率の優れた強制循環式のものが多く使用
されるようになつてきた。
換器に供給し、熱交換器で加熱された温水を貯湯
タンクに戻して貯湯する給湯機は自然循環式のも
の(特公昭55−6819号公報)と強制循環式のもの
(特開昭57−202448号公報)とが知られており、
熱交換効率の優れた強制循環式のものが多く使用
されるようになつてきた。
ところで、この種の強制循環式の給湯機は熱交
換器入口側の水温と設定温度との温度差を比較
し、温度差が大きいときは加熱装置の加熱量を大
きくし、温度差が小さいときは加熱装置の加熱量
を小さくすることにより、熱交換器出口側の温水
温度を設定温度に近づけるようにした制御方法が
考えられていた。
換器入口側の水温と設定温度との温度差を比較
し、温度差が大きいときは加熱装置の加熱量を大
きくし、温度差が小さいときは加熱装置の加熱量
を小さくすることにより、熱交換器出口側の温水
温度を設定温度に近づけるようにした制御方法が
考えられていた。
しかし、この方法は加熱装置の加熱量が広範囲
にわたつて調整可能な比例弁等の燃料供給弁が必
要になり、コスト高になる欠点があつた。また、
加熱装置の加熱量や循環ポンプのポンプ流量に、
それぞれ製造時のバラツキや使用状態での変動が
あるため、加熱装置の加熱量が切換わる際、熱交
換器出口側の温水温度が大幅に変化することにな
る。たとえば、バラツキや変動がそれぞれ10%あ
るとすれば、最大40%温水温度が変化することに
なる。このため、安全性を考慮し、小加熱能力側
を優先して温度設定をしなければならず、加熱装
置の加熱能力を十分に使えないことが多かつた。
また、熱交換器の水回路に異物や空気が侵入した
り、スケールが付着し、所定のポンプ流量が得ら
れない場合、熱交換器入口側の水温が低くても出
口側の温水温度が異常に高くなり、沸騰して危険
な状態になることがあつた。さらにまた、加熱装
置の加熱量制御と循環ポンプの流量制御を同時に
行なう場合には上述した加熱量やポンプ流量のバ
ラツキや変動があるため、流量の変化幅が大きく
とれるようにポンプ動力の大きな循環ポンプを使
用しなければならなかつた。
にわたつて調整可能な比例弁等の燃料供給弁が必
要になり、コスト高になる欠点があつた。また、
加熱装置の加熱量や循環ポンプのポンプ流量に、
それぞれ製造時のバラツキや使用状態での変動が
あるため、加熱装置の加熱量が切換わる際、熱交
換器出口側の温水温度が大幅に変化することにな
る。たとえば、バラツキや変動がそれぞれ10%あ
るとすれば、最大40%温水温度が変化することに
なる。このため、安全性を考慮し、小加熱能力側
を優先して温度設定をしなければならず、加熱装
置の加熱能力を十分に使えないことが多かつた。
また、熱交換器の水回路に異物や空気が侵入した
り、スケールが付着し、所定のポンプ流量が得ら
れない場合、熱交換器入口側の水温が低くても出
口側の温水温度が異常に高くなり、沸騰して危険
な状態になることがあつた。さらにまた、加熱装
置の加熱量制御と循環ポンプの流量制御を同時に
行なう場合には上述した加熱量やポンプ流量のバ
ラツキや変動があるため、流量の変化幅が大きく
とれるようにポンプ動力の大きな循環ポンプを使
用しなければならなかつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
上述した従来技術に鑑みてなされたこの発明の
課題は加熱装置の加熱能力を十分に活用するとと
もに、加熱装置の加熱量や水回路の流量の可変幅
を大きくすることなく、安定した湯温での給湯が
行なわれるようにすることである。
課題は加熱装置の加熱能力を十分に活用するとと
もに、加熱装置の加熱量や水回路の流量の可変幅
を大きくすることなく、安定した湯温での給湯が
行なわれるようにすることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
上記の課題はこの発明によれば、加熱量が大小
複数段に切換可能な加熱装置と、この加熱装置に
て加熱される熱交換器と、この熱交換器に被加熱
水を供給する水回路と、この水回路に設けられた
循環ポンプとを備え、水回路の流量を一定範囲で
調整可能にした給湯機において、常時は加熱装置
の加熱量を一定にし、熱交換器出口側の温水温度
と設定温度とを比較して温水温度が設定温度に近
づくように水回路の流量を制御し、水回路の流量
が第1の設定流量以下で、かつ、温水温度が設定
温度より一定値以上低いときには加熱装置の加熱
量を増加させ、水回路の流量が第一の設定流量よ
り大きい第2の設定流量以上で、かつ、温水温度
が設定温度より一定値以上高いときには加熱装置
の加熱量を減少させることにより解決される。
複数段に切換可能な加熱装置と、この加熱装置に
て加熱される熱交換器と、この熱交換器に被加熱
水を供給する水回路と、この水回路に設けられた
循環ポンプとを備え、水回路の流量を一定範囲で
調整可能にした給湯機において、常時は加熱装置
の加熱量を一定にし、熱交換器出口側の温水温度
と設定温度とを比較して温水温度が設定温度に近
づくように水回路の流量を制御し、水回路の流量
が第1の設定流量以下で、かつ、温水温度が設定
温度より一定値以上低いときには加熱装置の加熱
量を増加させ、水回路の流量が第一の設定流量よ
り大きい第2の設定流量以上で、かつ、温水温度
が設定温度より一定値以上高いときには加熱装置
の加熱量を減少させることにより解決される。
(ホ) 作用
加熱装置がある加熱量で熱交換器を加熱してい
るものとすると、流量調整手段にて流量が調整さ
れた水回路の水は熱交換器に供給され、加熱され
る。このとき、熱交換器出口側の温水温度と設定
温度とが比較され、温水温度が設定温度に近づく
ように水回路の流量が制御される。すなわち、加
熱量が一定の場合、温水温度が流量に反比例する
ので、温水温度が設定温度より高いとき水回路の
流量を増加させ、温水温度が設定温度より低いと
き水回路の流量を減少させる。このような流量制
御にも拘らず、水回路の流量が第1の設定流量以
下(例えば最小流量)となり、かつ、温水温度が
設定温度より一定値以上低くなると、加熱装置の
加熱量を大きくする。逆に、水回路の流量が第1
の設定流量より大きい第2の設定流量以上(例え
ば最大流量)になり、かつ、温水温度が設定温度
より一定値以上高くなると、加熱装置の加熱量を
小さくする。
るものとすると、流量調整手段にて流量が調整さ
れた水回路の水は熱交換器に供給され、加熱され
る。このとき、熱交換器出口側の温水温度と設定
温度とが比較され、温水温度が設定温度に近づく
ように水回路の流量が制御される。すなわち、加
熱量が一定の場合、温水温度が流量に反比例する
ので、温水温度が設定温度より高いとき水回路の
流量を増加させ、温水温度が設定温度より低いと
き水回路の流量を減少させる。このような流量制
御にも拘らず、水回路の流量が第1の設定流量以
下(例えば最小流量)となり、かつ、温水温度が
設定温度より一定値以上低くなると、加熱装置の
加熱量を大きくする。逆に、水回路の流量が第1
の設定流量より大きい第2の設定流量以上(例え
ば最大流量)になり、かつ、温水温度が設定温度
より一定値以上高くなると、加熱装置の加熱量を
小さくする。
このようにすると、熱交換器出口側の温水温度
が設定温度近傍の一定範囲内に制御され、安定し
た湯温での給湯が可能になるとともに、出湯温度
が異常な高温になる心配がない。また、加熱量や
水回路の流量にばらつきや変動があつても、的確
な温度制御が行なえるため、加熱装置の加熱能力
を余すことなく活用でき、加熱装置の加熱量制御
や水回路の流量制御を広範囲に行なう必要もな
い。
が設定温度近傍の一定範囲内に制御され、安定し
た湯温での給湯が可能になるとともに、出湯温度
が異常な高温になる心配がない。また、加熱量や
水回路の流量にばらつきや変動があつても、的確
な温度制御が行なえるため、加熱装置の加熱能力
を余すことなく活用でき、加熱装置の加熱量制御
や水回路の流量制御を広範囲に行なう必要もな
い。
(ヘ) 実施例
以下、この発明を図面に示す実施例について説
明する。
明する。
第1図において、1は2段に加熱量が切換可能
な加熱装置としてのガスバーナ、2,3は電磁弁
からなる燃焼供給弁、4はガスバーナ1にて加熱
される熱交換器、5は貯湯タンク、6は貯湯タン
ク5の水を熱交換器4に循環供給する水回路、7
は熱交換器4入口側の水回路6に装設した循環ポ
ンプ、8は熱交換器4出口側の水回路6の温水温
度を検出する温度検出器、9は貯湯タンク5の下
部の水温を検出する温度検出器、10および11
は循環ポンプ7と熱交換器4との間の水回路6に
順次装設した逆止弁および水圧検出器、12は制
御装置、13は温度設定器である。
な加熱装置としてのガスバーナ、2,3は電磁弁
からなる燃焼供給弁、4はガスバーナ1にて加熱
される熱交換器、5は貯湯タンク、6は貯湯タン
ク5の水を熱交換器4に循環供給する水回路、7
は熱交換器4入口側の水回路6に装設した循環ポ
ンプ、8は熱交換器4出口側の水回路6の温水温
度を検出する温度検出器、9は貯湯タンク5の下
部の水温を検出する温度検出器、10および11
は循環ポンプ7と熱交換器4との間の水回路6に
順次装設した逆止弁および水圧検出器、12は制
御装置、13は温度設定器である。
制御装置12はまず、第2図に示すように、温
度検出器9の検出温度Tiと温度設定器13の設
定温度Tsとを比較し、TiがTsより低いとき循環
ポンプ7を運転させる。そして、循環ポンプ7の
運転により水圧検出器11がオンになると、バー
ナ制御回路(図示せず)をオンにする。バーナ制
御回路はプリパージや所定の安全確認動作をした
後、燃料供給弁2を開放させ、ガスバーナ1に小
能力の燃焼を開始させる。
度検出器9の検出温度Tiと温度設定器13の設
定温度Tsとを比較し、TiがTsより低いとき循環
ポンプ7を運転させる。そして、循環ポンプ7の
運転により水圧検出器11がオンになると、バー
ナ制御回路(図示せず)をオンにする。バーナ制
御回路はプリパージや所定の安全確認動作をした
後、燃料供給弁2を開放させ、ガスバーナ1に小
能力の燃焼を開始させる。
このようにして、循環ポンプ7を運転させ、ガ
スバーナ1に小能力の燃焼をさせた後、制御装置
12は第3図に示すポンプ流量および加熱量制御
回路14で熱交換器4の出口側温水温度を設定温
度Tsに制御する。
スバーナ1に小能力の燃焼をさせた後、制御装置
12は第3図に示すポンプ流量および加熱量制御
回路14で熱交換器4の出口側温水温度を設定温
度Tsに制御する。
第3図において、15ないし23は抵抗、24
は抵抗15,16の接続点Aの電圧VAと抵抗1
8および負特性サーミスタからなる温度検出器8
の接続点Dの電圧VDとを比較する電圧比較器と
してのオペアンプ、25は抵抗17および可変抵
抗からなる温度設定器13の接続点Cの電圧VC
と接続点Dの電圧VDとを比較する電圧比較器と
してのオペアンプ、26は抵抗16,17の接続
点Bの電圧VBと接続点Dの電圧VDとを比較し、
VDがVBより大きいとき出力電圧VPを減少させ、
VDがVBより小さいとき出力電圧VPを増加させる
ポンプ流量演算回路、27はポンプ流量演算回路
26の出力電圧VPに応じて循環ポンプ7のモー
タ回転数を一定範囲内で制御するポンプ流量制御
回路、28は出力電圧VPと抵抗19,20の接
続点Eの電圧VEとを比較する電圧比較器として
のオペアンプ、29は出力電圧VPと抵抗20,
21の接続点Fの電圧VFとを比較する電圧比較
器としてのオペアンプ、30はオペアンプ24,
25,28,29の出力を入力し、トランジスタ
31を介して燃料供給弁3の通電制御を行なう論
理回路である。論理回路30は2個のオア回路3
2,33と2個のアンド回路33,34とからな
り、図示のように結線されている。
は抵抗15,16の接続点Aの電圧VAと抵抗1
8および負特性サーミスタからなる温度検出器8
の接続点Dの電圧VDとを比較する電圧比較器と
してのオペアンプ、25は抵抗17および可変抵
抗からなる温度設定器13の接続点Cの電圧VC
と接続点Dの電圧VDとを比較する電圧比較器と
してのオペアンプ、26は抵抗16,17の接続
点Bの電圧VBと接続点Dの電圧VDとを比較し、
VDがVBより大きいとき出力電圧VPを減少させ、
VDがVBより小さいとき出力電圧VPを増加させる
ポンプ流量演算回路、27はポンプ流量演算回路
26の出力電圧VPに応じて循環ポンプ7のモー
タ回転数を一定範囲内で制御するポンプ流量制御
回路、28は出力電圧VPと抵抗19,20の接
続点Eの電圧VEとを比較する電圧比較器として
のオペアンプ、29は出力電圧VPと抵抗20,
21の接続点Fの電圧VFとを比較する電圧比較
器としてのオペアンプ、30はオペアンプ24,
25,28,29の出力を入力し、トランジスタ
31を介して燃料供給弁3の通電制御を行なう論
理回路である。論理回路30は2個のオア回路3
2,33と2個のアンド回路33,34とからな
り、図示のように結線されている。
循環ポンプ7の運転開始当初は貯湯タンク5の
下部の水温が低く、しかも、ガスバーナ1が小能
力の燃焼を行なつているので、熱交換器4の出口
側温水温度はかなり低くなつている。このとき、
温度検出器8の検出温度TOが設定温度TSより一
定値以上低くなつていると、VDがVAより高くな
り、(1)式が成立する。
下部の水温が低く、しかも、ガスバーナ1が小能
力の燃焼を行なつているので、熱交換器4の出口
側温水温度はかなり低くなつている。このとき、
温度検出器8の検出温度TOが設定温度TSより一
定値以上低くなつていると、VDがVAより高くな
り、(1)式が成立する。
VD>VA>VB>VC ……(1)
このため、オペアンプ24,25の出力はHと
なる。また、ポンプ流量演算回路26の出力電圧
VPも最低電圧になるので、ポンプ流量制御回路
27は循環ポンプ7のモータ回転数を最低値に
し、ポンプ流量を最小流量にする。また、(2)式が
成立し、オペアンプ28,29の出力もHとな
る。
なる。また、ポンプ流量演算回路26の出力電圧
VPも最低電圧になるので、ポンプ流量制御回路
27は循環ポンプ7のモータ回転数を最低値に
し、ポンプ流量を最小流量にする。また、(2)式が
成立し、オペアンプ28,29の出力もHとな
る。
VE>VF>VP ……(2)
このように4個のオペアンプ24,25,2
8,29の出力が全てHになると、論理回路30
はオア回路32,33およびアンド回路34,3
5の出力が全てHになり、アンド回路35のH出
力でトランジスタ31をオンにする。このため、
燃料供給弁3が通電されて開放し、ガスバーナ1
は大能力の燃焼を行ない、加熱量が大きくなる。
8,29の出力が全てHになると、論理回路30
はオア回路32,33およびアンド回路34,3
5の出力が全てHになり、アンド回路35のH出
力でトランジスタ31をオンにする。このため、
燃料供給弁3が通電されて開放し、ガスバーナ1
は大能力の燃焼を行ない、加熱量が大きくなる。
循環ポンプ7のポンプ流量が最低値となりガス
バーナ1が大能力の燃焼を行なうと、温度検出器
8の検出温度TOは急激に上昇していく。そして、
この温度上昇に伴ない、VDが低下すると、ポン
プ流量演算回路26は出力電圧VPを増加させ、
循環ポンプ7のポンプ流量を大きくする。このた
め、熱交換器4の出口側の温水温度は設定温度
TS近傍に維持され、この温水が貯湯タンク5の
上部から順次貯湯される。また、検出温度TOの
上昇やポンプ流量の増加に伴ない、オペアンプ2
4やオペアンプ29の出力がLになる。しかしな
がら、アンド回路35は自己のH出力がオア回路
33を介して一方の入力に供給されているので、
出力の変化がなく、ガスバーナ1は大能力の燃焼
を継続する。
バーナ1が大能力の燃焼を行なうと、温度検出器
8の検出温度TOは急激に上昇していく。そして、
この温度上昇に伴ない、VDが低下すると、ポン
プ流量演算回路26は出力電圧VPを増加させ、
循環ポンプ7のポンプ流量を大きくする。このた
め、熱交換器4の出口側の温水温度は設定温度
TS近傍に維持され、この温水が貯湯タンク5の
上部から順次貯湯される。また、検出温度TOの
上昇やポンプ流量の増加に伴ない、オペアンプ2
4やオペアンプ29の出力がLになる。しかしな
がら、アンド回路35は自己のH出力がオア回路
33を介して一方の入力に供給されているので、
出力の変化がなく、ガスバーナ1は大能力の燃焼
を継続する。
このようにして、貯湯タンク5に温水が溜ま
り、貯湯タンク5から熱交換器4へ送られる水の
温度が上昇すると、循環ポンプ7の流量制御にも
拘らず、熱交換器4の出口側の温水温度が設定温
度を超えて上昇する。そして、温度検出器8の検
出温度TOが設定温度TSより一定値以上高くなる
と、VDがVCより低くなり、(3)式が成立する。ま
た、ポンプ流量演算回路26の出力電圧VPが最
大値となり、ポンプ流量が最大流量に制御される
ことにより、(4)式が成立する。
り、貯湯タンク5から熱交換器4へ送られる水の
温度が上昇すると、循環ポンプ7の流量制御にも
拘らず、熱交換器4の出口側の温水温度が設定温
度を超えて上昇する。そして、温度検出器8の検
出温度TOが設定温度TSより一定値以上高くなる
と、VDがVCより低くなり、(3)式が成立する。ま
た、ポンプ流量演算回路26の出力電圧VPが最
大値となり、ポンプ流量が最大流量に制御される
ことにより、(4)式が成立する。
VA>VB>VC>VD ……(3)
VP>VE>VF ……(4)
この結果、オペアンプ24,25,28,29
は全てL出力を発し、論理回路30のオア回路3
2,33およびアンド回路34,35の出力もL
となる。このため、トランジスタ31がオフとな
り、燃料供給弁3は通電が切られて閉となる。そ
して、ガスバーナ1は小能力の燃焼を行ない、加
熱量が減少する。
は全てL出力を発し、論理回路30のオア回路3
2,33およびアンド回路34,35の出力もL
となる。このため、トランジスタ31がオフとな
り、燃料供給弁3は通電が切られて閉となる。そ
して、ガスバーナ1は小能力の燃焼を行ない、加
熱量が減少する。
このように、温度検出器8の検出温度TOが設
定温度TSより一定値以上高くなり、かつ、ポン
プ流量が最大流量になると、ガスバーナ1が大能
力から小能力の燃焼に切換えられる。このため、
熱交換器4の出口側の温水温度が低下する。ま
た、検出温度TOの低下に伴ない、ポンプ流量が
減少するので、熱交換器4の出口側の温水温度は
設定温度TS近傍に維持される。このとき、オペ
アンプ25やオペアンプ28がH出力を発して
も、アンド回路35のL出力は変わらず、ガスバ
ーナ1は小能力の燃焼を続ける。
定温度TSより一定値以上高くなり、かつ、ポン
プ流量が最大流量になると、ガスバーナ1が大能
力から小能力の燃焼に切換えられる。このため、
熱交換器4の出口側の温水温度が低下する。ま
た、検出温度TOの低下に伴ない、ポンプ流量が
減少するので、熱交換器4の出口側の温水温度は
設定温度TS近傍に維持される。このとき、オペ
アンプ25やオペアンプ28がH出力を発して
も、アンド回路35のL出力は変わらず、ガスバ
ーナ1は小能力の燃焼を続ける。
以上のようにして、貯湯タンク5の貯湯が終了
し、温度検出器9の検出温度Tiが設定温度TS以
上になると、制御装置12は循環ポンプ7を停止
させ、ガスバーナ1の燃焼を停止させる。
し、温度検出器9の検出温度Tiが設定温度TS以
上になると、制御装置12は循環ポンプ7を停止
させ、ガスバーナ1の燃焼を停止させる。
なお、上述した実施例では温度検出器8の検出
温度TOが設定温度TSより一定値以上低く、かつ、
循環ポンプ7のポンプ流量が最小流量のときガス
バーナ1の加熱量を増加させ、TOがTSより一定
値以上高く、かつ、ポンプ流量が最大流量のとき
ガスバーナ1の加熱量を減少させるようにした
が、TOがTSより一定値以上より低く、かつ、ポ
ンプ流量が最小流量に近い第1の設定流量以下の
ときガスバーナ1の加熱量を増加させ、TOがTS
より一定値以上高く、かつ、ポンプ流量が最大流
量に近い第2の設定流量以上のときガスバーナ1
の加熱量を減少させるようにしても良い。また、
熱交換器4で加熱された温水を貯湯タンク5に一
旦貯湯するようにしたが、この発明は熱交換器4
の温水を直接給湯したり、暖房用放熱器に循環供
給する給湯機にも適用できる。さらにまた、循環
ポンプ7により流量調整をしたが、バルブとポン
プの組合わせで流量調整をしても良い。
温度TOが設定温度TSより一定値以上低く、かつ、
循環ポンプ7のポンプ流量が最小流量のときガス
バーナ1の加熱量を増加させ、TOがTSより一定
値以上高く、かつ、ポンプ流量が最大流量のとき
ガスバーナ1の加熱量を減少させるようにした
が、TOがTSより一定値以上より低く、かつ、ポ
ンプ流量が最小流量に近い第1の設定流量以下の
ときガスバーナ1の加熱量を増加させ、TOがTS
より一定値以上高く、かつ、ポンプ流量が最大流
量に近い第2の設定流量以上のときガスバーナ1
の加熱量を減少させるようにしても良い。また、
熱交換器4で加熱された温水を貯湯タンク5に一
旦貯湯するようにしたが、この発明は熱交換器4
の温水を直接給湯したり、暖房用放熱器に循環供
給する給湯機にも適用できる。さらにまた、循環
ポンプ7により流量調整をしたが、バルブとポン
プの組合わせで流量調整をしても良い。
(ト) 発明の効果
この発明は以上のような給湯機の制御方法であ
るので、熱交換器出口側の温水温度を設定温度近
傍の一定範囲に制御でき、安定して湯温での給湯
が可能になるばかりでなく、水回路に異物の侵入
がある場合でも出湯温度が異常な高温にならない
ようにでき、安全性の向上が図れる。しかも、加
熱量や水回路の流量にばらつきや変動があつて
も、的確な温度制御が可能であり、加熱装置の加
熱能力を余すことなく活用できるとともに、量産
に適した方法である。また、加熱装置の加熱量制
御と併行して水回路の流量制御を行なうので、加
熱装置の加熱量制御や水回路の流量制御を広範囲
に行う必要がなく、循環ポンプに動力の大きなも
のを使用しなくても良いなど、経済性にも優れて
いる。
るので、熱交換器出口側の温水温度を設定温度近
傍の一定範囲に制御でき、安定して湯温での給湯
が可能になるばかりでなく、水回路に異物の侵入
がある場合でも出湯温度が異常な高温にならない
ようにでき、安全性の向上が図れる。しかも、加
熱量や水回路の流量にばらつきや変動があつて
も、的確な温度制御が可能であり、加熱装置の加
熱能力を余すことなく活用できるとともに、量産
に適した方法である。また、加熱装置の加熱量制
御と併行して水回路の流量制御を行なうので、加
熱装置の加熱量制御や水回路の流量制御を広範囲
に行う必要がなく、循環ポンプに動力の大きなも
のを使用しなくても良いなど、経済性にも優れて
いる。
第1図はこの発明を適用した給湯機の1例を示
す概略構成図、第2図は第1図の制御装置の動作
説明用のフローチヤート、第3図はこの発明の具
体回路例を示す電気回路図である。 1……ガスバーナ(加熱装置)、4……熱交換
器、6……水回路、7……循環ポンプ、8……温
度検出器、12……制御装置、13……温度設定
器、14……ポンプ流量および加熱量制御回路
(流量制御手段および加熱量制御手段)。
す概略構成図、第2図は第1図の制御装置の動作
説明用のフローチヤート、第3図はこの発明の具
体回路例を示す電気回路図である。 1……ガスバーナ(加熱装置)、4……熱交換
器、6……水回路、7……循環ポンプ、8……温
度検出器、12……制御装置、13……温度設定
器、14……ポンプ流量および加熱量制御回路
(流量制御手段および加熱量制御手段)。
Claims (1)
- 1 加熱量が大小複数段に切換可能な加熱装置
と、この加熱装置にて加熱される熱交換器と、こ
の熱交換器に被加熱水を供給する水回路と、この
水回路に設けられた循環ポンプとを備え、水回路
の流量を一定範囲で調整可能にした給湯機におい
て、常時は加熱装置の加熱量を一定にし、熱交換
器出口側の温水温度と設定温度とを比較して温水
温度が設定温度に近づくように水回路の流量を制
御し、水回路の流量が第1の設定流量以下で、か
つ、温水温度が設定温度より一定値以上低いとき
には加熱装置の加熱量を増加させ、水回路の流量
が第一の設定流量より大きい第2の設定流量以上
で、かつ、温水温度が設定温度より一定値以上高
いときには加熱装置の加熱量を減少させることを
特徴とした給湯機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60055350A JPS61213437A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 給湯機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60055350A JPS61213437A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 給湯機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61213437A JPS61213437A (ja) | 1986-09-22 |
JPH038457B2 true JPH038457B2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=12996047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60055350A Granted JPS61213437A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 給湯機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61213437A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63204062A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 強制循環式風呂釜 |
JPH0519852U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-12 | 株式会社四国総合研究所 | 電気温水器 |
JPH06117693A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水器 |
ES2281257B1 (es) * | 2005-08-26 | 2008-08-16 | Guard Sound Industry Co., Ltd. | Dispositivo y metodo para mantener la temperatura constante en un calentador de agua. |
JP4738385B2 (ja) * | 2007-06-22 | 2011-08-03 | リンナイ株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
JP4424554B2 (ja) | 2008-03-04 | 2010-03-03 | リンナイ株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
CN113983682B (zh) * | 2021-11-29 | 2023-07-04 | 广东万和热能科技有限公司 | 燃气热水器及其控制方法、装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023746A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-06 | Youei Seisakusho:Kk | 一般給湯・高温給湯切替式瞬間給湯装置 |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP60055350A patent/JPS61213437A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023746A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-06 | Youei Seisakusho:Kk | 一般給湯・高温給湯切替式瞬間給湯装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61213437A (ja) | 1986-09-22 |
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