JPH109597A - 給湯暖房装置 - Google Patents

給湯暖房装置

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JPH109597A
JPH109597A JP16145996A JP16145996A JPH109597A JP H109597 A JPH109597 A JP H109597A JP 16145996 A JP16145996 A JP 16145996A JP 16145996 A JP16145996 A JP 16145996A JP H109597 A JPH109597 A JP H109597A
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JP
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heating
hot water
heat exchanger
water supply
liquid
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JP16145996A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Enomoto
有 榎本
Daisuke Konishi
大輔 小西
Nobuaki Tejima
信明 手嶋
Kiichi Kamimura
喜市 上村
Tadanori Kaneto
聖憲 金礪
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房用熱交換器と給湯用熱交換器が同時に加
熱されているときでも、適正な温度の暖房用熱媒を循環
させ易くする。 【解決手段】 給水路9の水を加熱して給湯路10に出
湯するための給湯用熱交換器3を加熱する給湯用加熱装
置4と、暖房端末機7に循環される暖房用熱媒を加熱す
るための暖房用熱交換器1を加熱する暖房用加熱装置2
と、暖房用加熱装置と給湯用加熱装置の発熱量を制御す
る共通の発熱量制御手段とを設け、発熱量制御手段は、
給湯用熱交換器と暖房用熱交換器を同時に加熱するとき
は給湯温度が目標給湯温度になるよう暖房用加熱装置と
給湯用加熱装置の発熱量を制御し、暖房用熱媒と給水路
の水とを熱交換させる液々熱交換器15と、その熱交換
状態を調整する調整手段8dと、給湯用熱交換器と暖房
用熱交換器が同時に加熱されている状態において、暖房
用熱媒の温度を所定温度に近づけるように、調整手段を
制御する液々熱交換器制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水路から供給さ
れる水を加熱して給湯路に出湯するための給湯用熱交換
器を加熱する給湯用加熱装置と、暖房端末機に暖房用循
環路を通して循環される暖房用熱媒を加熱するための暖
房用熱交換器を加熱する暖房用加熱装置と、前記暖房用
加熱装置と前記給湯用加熱装置の発熱量を制御する共通
の発熱量制御手段とが設けられ、前記発熱量制御手段
は、前記給湯用熱交換器と前記暖房用熱交換器を同時に
加熱するときは、前記給湯用熱交換器による給湯温度が
目標給湯温度になるように、前記暖房用加熱装置と前記
給湯用加熱装置の発熱量を制御するように構成されてい
る給湯暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記給湯暖房装置は、暖房用加熱装置と
給湯用加熱装置の発熱量を共通の発熱量制御手段で制御
するので、その制御構成を簡略化できる利点があるが、
給湯用熱交換器と暖房用熱交換器を同時に加熱するとき
は、給湯用熱交換器による給湯温度が目標給湯温度にな
るように、暖房用加熱装置と給湯用加熱装置の発熱量を
制御するので、暖房用熱交換器が目標給湯温度に応じた
発熱量で加熱される結果、その目標給湯温度に応じた成
り行き温度の暖房用熱媒が暖房用循環路を循環してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、暖房用熱交換
器と給湯用熱交換器が同時に加熱されているときは、そ
の循環路及び暖房端末機を適正に使用できる所定温度よ
りも高い温度の暖房用熱媒が循環するおそれがあり、暖
房用循環路及び暖房端末機の破損を招き易いとともに、
例えば暖房端末機が床暖房装置である場合は、床面の温
度が高くなり過ぎる欠点がある。また、暖房用循環路を
循環する暖房用熱媒の温度が所定温度を越えると暖房用
加熱装置の運転を停止させるように構成してある場合、
暖房負荷が小さい状態で高い温度の暖房用熱媒が循環す
ると、暖房端末機における暖房用熱媒の温度低下が少な
いので、暖房用加熱装置の運転停止動作と運転開始動作
が頻繁に繰り返されるおそれがある。本発明は上記実情
に鑑みてなされたものであって、暖房用熱媒の循環構成
を工夫することにより、暖房用熱交換器と給湯用熱交換
器が同時に加熱されているときでも、適正な温度の暖房
用熱媒を循環させ易くすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の給湯暖房
装置は、暖房用熱交換器で加熱された暖房用熱媒と給水
路の水とを熱交換させる液々熱交換器と、液々熱交換器
の熱交換状態を調整する調整手段と、給湯用熱交換器と
暖房用熱交換器が同時に加熱されている状態において、
暖房用熱媒の温度を所定温度に近づけるように、調整手
段を制御する液々熱交換器制御手段とが設けられている
ので、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器が同時に加熱さ
れている状態において、暖房端末機に供給される暖房用
熱媒の温度が所定温度よりも高いときは、暖房用熱媒と
給水路の水とを熱交換させて暖房用熱媒の放熱量を増大
させ、暖房用熱媒の温度上昇を抑制できる。特に、暖房
用熱媒を給湯用熱交換器に給水される前の比較的低い温
度の水と熱交換するので、給湯用熱交換器を通過した後
の比較的高い温度の水と熱交換させる場合に比べて、効
率良く放熱させることができる。また、暖房端末機に供
給される暖房用熱媒の温度が所定温度よりも高いとき
は、給湯用熱交換器に給水される水が予め暖房用熱媒で
加熱され、その水を目標給湯温度に加熱する要する給湯
用加熱装置の発熱量が少なくなって、暖房用加熱装置の
発熱量も少なくなるので、結果的に暖房用熱媒の加熱温
度を低下させることができる。従って、暖房用熱媒の液
々熱交換器における放熱と、給湯用熱交換器に給水され
る水を予熱することによる暖房用加熱装置の発熱量の低
下との相乗により、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器を
同時に加熱しているときでも、適正な温度の暖房用熱媒
を循環させ易い。
【0005】請求項2記載の給湯暖房装置は、暖房用熱
交換器で加熱された後の暖房用熱媒であって、かつ、暖
房端末機に供給される前の暖房用熱媒を液々熱交換器に
循環させる液々熱交換用循環路が暖房用循環路に対して
並列に接続されているので、暖房端末機を通過した後の
比較的低い温度の暖房用熱媒と給水路の水とを熱交換さ
せる場合に比べて、その暖房用熱媒を効率良く放熱させ
ることができる。
【0006】請求項3記載の給湯暖房装置は、液々熱交
換用循環路が、暖房端末機を迂回する状態で接続されて
いるので、液々熱交換器で放熱した後の比較的低い温度
の暖房用熱媒が、暖房端末機に供給される前の比較的高
い温度の暖房用熱媒に不均一に混じってしまうおそれが
なく、暖房端末機に供給する暖房用熱媒の温度が安定し
て、暖房温度を所望温度に設定し易い。
【0007】請求項4記載の給湯暖房装置は、調整手段
が、暖房用熱交換器で加熱された暖房用熱媒の液々熱交
換用循環路への供給量を調整可能に設けられ、液々熱交
換器制御手段は、暖房用熱媒の温度が所定温度よりも高
いほど、暖房用熱媒の液々熱交換用循環路への供給量を
増大させる側に調整手段の作動を制御するように構成さ
れているので、暖房用熱媒の液々熱交換器における放熱
熱量をその暖房用熱媒の温度が高いほど多くして、暖房
用熱媒の液々熱交換器における放熱と、給湯用熱交換器
に給水される水を予熱することによる暖房用加熱装置の
発熱量の低下とを促進でき、暖房用熱媒を適正な温度に
迅速に低下させ易い。
【0008】請求項5記載の給湯暖房装置は、給湯用熱
交換器のみが加熱されている状態において、その給湯用
熱交換器に給水される水を目標給湯温度に加熱するに必
要な必要熱量が所定熱量を越えると、暖房用熱交換器を
加熱してその暖房用熱媒を液々熱交換器側に供給するよ
うに制御する給水温度制御手段が設けられているので、
暖房用熱媒を暖房端末機に供給することを要しない場合
は、給湯用熱交換器に給水される水をその暖房用熱媒で
予め加熱してから給湯用熱交換器に供給でき、暖房用熱
交換器を効率良く活用して、給湯用熱交換器による最大
給湯能力を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は給湯暖房装置のシステム構
成を示し、浴室暖房機や床暖房機等の暖房端末機7に暖
房用温水循環路8を通して循環される暖房用熱媒として
の温水を加熱するための暖房用熱交換器1と、その暖房
用熱交換器1を加熱する暖房用加熱装置としてのガス燃
焼式の暖房用バーナ2と、一般家庭用の水道管に接続さ
れた給水路9から給水される水を加熱して給湯路10に
出湯するための給湯用熱交換器3と、その給湯用熱交換
器3を加熱する給湯用加熱装置としてのガス燃焼式の給
湯用バーナ4と、給湯暖房装置の作動を制御するコント
ローラ5と、コントローラ5を操作するリモコン6とが
設けられている。
【0010】前記給水路9と給湯路10とが給湯用熱交
換器3を迂回する状態でバイパス路11を介して接続さ
れ、このバイパス路11には給湯用熱交換器3からの湯
に給水路9の水を混合させるバイパス弁11aが設けら
れ、給水路9には、給湯用熱交換器3への入水温度を検
出する入水サーミスタ9aと通水量を検出する水量セン
サ9bとが設けられ、給湯路10には、給湯用熱交換器
3を通過した温度を検出する釜出サーミスタ10aとバ
イパス弁11aの作動によって水が混合された後の湯の
温度をバイパス路11との接続箇所よりも下流側で検出
する給湯サーミスタ10bとが設けられ、給水路9にお
ける入水サーミスタ9aの上流側には、暖房用熱交換器
1で加熱された温水と給水路9の水とを熱交換させる液
々熱交換器15が設けられている。
【0011】前記暖房用熱交換器1と暖房用バーナ2及
び給湯用熱交換器3と給湯用バーナ4は、燃焼用空気を
供給する燃焼ファン12を備えた一つの共通の燃焼室1
3内に設けられ、暖房用ガス供給路2aと給湯用ガス供
給路4aとに分岐した元ガス供給路14が暖房用バーナ
2と給湯用バーナ4に接続されているとともに、元ガス
供給路14には、燃料ガスの供給を断続する元ガス電磁
弁14aと元ガス比例弁14bとが設けられ、暖房用ガ
ス供給路2aには暖房用バーナ2への燃料ガスの供給を
断続する暖房ガス電磁弁2bが設けられ、給湯用ガス供
給路4aには給湯用バーナ4への燃料ガスの供給を断続
する給湯ガス電磁弁4bが設けられ、暖房用バーナ2と
給湯用バーナ4の各々には点火のためのイグナイタや着
火を検出するフレームロッドなどが設けられている
【0012】前記暖房用温水循環路8は、暖房用熱交換
器1から暖房端末機7側に温水を供給する暖房往き配管
8aと、暖房端末機7を通過した温水を暖房用熱交換器
1に戻す暖房戻り配管8bとを設けて構成され、暖房往
き配管8aの途中箇所と暖房戻り配管8bの途中箇所と
に亘って、暖房用熱交換器1で加熱された後の温水であ
って、かつ、暖房端末機7に供給される前の温水を液々
熱交換器15に循環させる液々熱交換用循環路16が、
暖房端末機7を迂回する状態で、暖房用温水循環路8に
対して並列に接続されている。
【0013】前記暖房往き配管8aの液々熱交換用循環
路16との接続箇所よりも上流側には、暖房用熱交換器
1を通過した温水の釜出温度Aを検出する暖房サーミス
タ8cが設けられ、暖房往き配管8aと液々熱交換用循
環路16との接続箇所には、暖房用熱交換器1から供給
される温水の液々熱交換用循環路16側への分配比率R
(液々熱交換用循環路側への単位時間当たり温水流量/
暖房用熱交換器1を通過した単位時間当たり温水流量
(総温水循環流量))を、暖房用熱交換器1から供給さ
れる温水の全部を暖房端末機7側に供給する分配比率R
=0からその温水の全部を液々熱交換用循環路16側に
供給する分配比率R=1の範囲に亘って電動モータMで
調節可能な水量分配弁8dが設けられ、暖房戻り配管8
bの液々熱交換用循環路16との接続箇所よりも下流側
には、膨張タンク8eと温水を循環させる循環手段とし
ての循環ポンプPとが設けられている。
【0014】従って、水量分配弁8dが、液々熱交換器
15の熱交換状態を調整する調整手段に構成され、この
水量分配弁8dは、暖房用熱交換器1で加熱された暖房
用熱媒としての温水の液々熱交換用循環路16への供給
量を調整可能に設けられている。
【0015】図2は、元ガス比例弁14bの開度を制御
する為の駆動電流Iと、給湯用バーナ4に供給される給
湯用ガス供給量QA と暖房用バーナ2に供給される暖房
用ガス供給量QB との関係を示し、給湯用熱交換器3と
暖房用熱交換器1との双方を同時に使用するときは、駆
動電流Iの増減にともなって給湯用ガス供給量QA と暖
房用ガス供給量QB とが一定の比例関係を維持しながら
リニアに変化するように設定されている。
【0016】図3は給湯暖房装置の制御ブロック図を示
し、コントローラ5には、リモコン6と暖房端末機7と
入水サーミスタ9aと釜出サーミスタ10aと給湯サー
ミスタ10bと暖房サーミスタ8c及び水量センサ9b
からの入力情報に基づいて必要な制御データを演算する
演算部5aと、給湯用バーナ4の燃焼動作を制御する給
湯用燃焼制御部5bと、元ガス比例弁14bの作動を制
御して供給ガス量を調節するガス量制御部5cと、暖房
用バーナ2の燃焼動作を制御する暖房用燃焼制御部5d
と、液々熱交換器15の熱交換状態を制御する液々熱交
換器制御部5eと、水量分配弁8dの作動を制御して、
暖房用熱交換器1で加熱された温水の暖房端末機7側へ
の供給量と液々熱交換器15側への供給量との分配比率
Rを調節する分配比率制御部5fとが設けられ、液々熱
交換器制御部5eには、演算部5aで演算された必要ガ
ス量Qsと給湯用バーナ4に供給可能な給湯用最大供給
ガス量QAmaxとを比較するガス量比較手段5gが設けら
れている。
【0017】前記給湯用燃焼制御部5bは、リモコン6
からの給湯指令が入力されると給湯用バーナ4を燃焼作
動させ、リモコン6からの給湯停止指令が入力されると
給湯用バーナ4の燃焼作動を停止させるように制御す
る。また、暖房用燃焼制御部5dは、暖房端末機7から
の暖房指令又は液々熱交換器制御部5eからの暖房用バ
ーナ燃焼指令が入力されると、暖房用バーナ2を燃焼作
動させ、暖房端末機7からの暖房停止指令又は液々熱交
換器制御部5eからの暖房用バーナ燃焼停止指令が入力
されると、暖房用バーナ2の燃焼作動を停止させるよう
に制御するとともに、燃焼作動中において暖房サーミス
タ8cから入力された循環温水の釜出温度Aが所定温度
範囲Bを越えると、その釜出温度Aが所定温度範囲Bに
なるまでその燃焼作動を停止させるように制御する。
【0018】前記ガス量制御部5cは、給湯指令が入力
されているときは暖房指令或いは暖房用バーナ燃焼指令
の入力の有無にかかわらず、水量センサ9bと入水サー
ミスタ9aと釜出サーミスタ10aからの入力情報に基
づいて、給湯用熱交換器3による給湯温度が目標給湯温
度になるように供給ガス量を調節し、暖房指令のみが入
力されているときは、暖房サーミスタ8cからの入力情
報に基づいて、循環温水が所定温度範囲Bに加熱される
ように供給ガス量を調節する。
【0019】従って、ガス量制御部5cが暖房用バーナ
2と給湯用バーナ4の発熱量を制御する共通の発熱量制
御手段に構成され、このガス量制御部5cは、給湯用熱
交換器3と暖房用熱交換器1を同時に加熱するときは、
給湯用熱交換器3による給湯温度が目標給湯温度になる
ように、暖房用バーナ2と給湯用バーナ4の発熱量を制
御している。
【0020】前記演算部5aは、リモコン6から給湯指
令が入力されると、その給湯用バーナ4の燃焼開始前に
おける入水サーミスタ9aからの入力情報,つまり、液
々熱交換器15で加熱されずに給湯用熱交換器3に供給
される水の温度情報に基づいて、給水路9から給水され
る水を目標給湯温度になるように加熱するに必要な必要
熱量を演算し、その必要熱量に対応する必要ガス量QS
を液々熱交換器制御部5eのガス量比較手段5gに入力
する。
【0021】次に、液々熱交換器制御部5eによる制御
動作を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
リモコン6から給湯指令が入力されているか否かを判別
し(#1)、給湯指令が入力されていない場合は、分配
比率R=0とする制御データを分配比率制御部5fに入
力し(#7)、給湯指令が入力されている場合は、演算
部5aから入力された必要ガス量Qsが給湯用バーナ4
に供給可能な給湯用最大供給ガス量QAmaxを越えている
か否かを判別し(#2)、必要ガス量Qsが給湯用最大
供給ガス量QAmaxを越えている場合は、暖房端末機7か
らの暖房指令が入力されているか否かを判別する(#
3)。
【0022】暖房指令が入力されていない場合は、暖房
用バーナ2が燃焼中か否かを判別し(#4)、暖房用バ
ーナ2が燃焼中でない場合は暖房用バーナ燃焼指令を暖
房用燃焼制御部5dに入力した後(#5)、分配比率R
=1とする制御データを分配比率制御部5fに入力する
(#6)。
【0023】また、ステップ#3において、暖房端末機
7からの暖房指令が入力されていると判別すると、暖房
サーミスタ8cから入力された循環温水の釜出温度Aが
所定温度範囲Bを越えているか否かを判別し(#8)、
釜出温度Aが所定温度範囲Bを越えている場合は分配比
率Rを増大させる制御データを分配比率制御部5fに入
力し(#9)、釜出温度Aが所定温度範囲Bを越えてい
ない場合は釜出温度Aが所定温度範囲Bを下回っている
か否かを判別して(#10)、釜出温度Aが所定温度範
囲Bを下回っている場合は分配比率Rを減少させる制御
データを分配比率制御部5fに入力する(#11)。
【0024】従って、液々熱交換器制御部5eが、給湯
用熱交換器3と暖房用熱交換器1が同時に加熱されてい
る状態において、暖房用熱媒としての循環温水の温度A
が所定温度Bよりも高いほど、その循環温水の温度を所
定温度Bに近づけるように、温水の液々熱交換用循環路
16への供給量を増大させる側に水量分配弁8dの作動
を制御する液々熱交換器制御手段に構成されているとと
もに、給湯用熱交換器3のみが加熱されている状態にお
いて、給湯用熱交換器3に給水される水を目標給湯温度
に加熱するに必要な必要熱量に対応する必要ガス量QS
が所定熱量に対応する給湯用最大供給ガス量QAmaxを越
えると、暖房用熱交換器1を加熱してその温水を液々熱
交換器15側に供給するように制御する給水温度制御手
段に構成されている。
【0025】〔その他の実施形態〕 1.暖房用加熱装置としての暖房用バーナと、給湯用加
熱装置としての給湯用バーナとが互いに異なる燃焼室に
設けられている給湯暖房装置であっても良い。 2.暖房用加熱装置と給湯用加熱装置を一つの加熱装置
で兼用するように構成されている給湯暖房装置であって
も良い。 3.暖房用加熱装置と給湯用加熱装置は電気的に加熱す
るものであっても良く、その加熱熱源の種類は特に限定
されない。 4.暖房用熱交換器と給湯用熱交換器は、例えば多数の
フィンを介して互いに一体的に固定されていても良い。 5.暖房用熱媒としてはブラインであっても良い。 6.液々熱交換用循環路は、その入口と出口が共に、暖
房用循環路のうちの暖房用熱交換器から暖房端末機に至
る循環路部分に接続される状態で、その暖房用循環路に
対して並列に接続されていても良い。 7.液々熱交換用循環路は、その入口と出口が共に、暖
房用循環路のうちの暖房端末機から暖房用熱交換器に至
る循環路部分に接続される状態で、その暖房用循環路に
対して並列に接続されていても良い。 8.給水路の水を液々熱交換器に循環させる液々熱交換
用循環路を設けて実施しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯暖房装置のシステム構成図
【図2】元ガス比例弁の駆動電流と供給ガス量との関係
を示すグラフ
【図3】給湯暖房装置の制御ブロック図
【図4】液々熱交換器制御部による制御動作を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 暖房用熱交換器 2 暖房用加熱装置 3 給湯用熱交換器 4 給湯用加熱装置 5e 液々熱交換器制御手段(給水温度制御手段) 5c 発熱量制御手段 7 暖房端末機 8 暖房用循環路 8d 調整手段 9 給水路 10 給湯路 15 液々熱交換器 16 液々熱交換用循環路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 喜市 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 金礪 聖憲 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水路から供給される水を加熱して給湯
    路に出湯するための給湯用熱交換器を加熱する給湯用加
    熱装置と、 暖房端末機に暖房用循環路を通して循環される暖房用熱
    媒を加熱するための暖房用熱交換器を加熱する暖房用加
    熱装置と、 前記暖房用加熱装置と前記給湯用加熱装置の発熱量を制
    御する共通の発熱量制御手段とが設けられ、 前記発熱量制御手段は、前記給湯用熱交換器と前記暖房
    用熱交換器を同時に加熱するときは、前記給湯用熱交換
    器による給湯温度が目標給湯温度になるように、前記暖
    房用加熱装置と前記給湯用加熱装置の発熱量を制御する
    ように構成されている給湯暖房装置であって、 前記暖房用熱交換器で加熱された暖房用熱媒と前記給水
    路の水とを熱交換させる液々熱交換器と、 前記液々熱交換器の熱交換状態を調整する調整手段と、 前記給湯用熱交換器と前記暖房用熱交換器が同時に加熱
    されている状態において、暖房用熱媒の温度を所定温度
    に近づけるように、前記調整手段を制御する液々熱交換
    器制御手段とが設けられている給湯暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記暖房用熱交換器で加熱された後の暖
    房用熱媒であって、かつ、前記暖房端末機に供給される
    前の暖房用熱媒を前記液々熱交換器に循環させる液々熱
    交換用循環路が前記暖房用循環路に対して並列に接続さ
    れている請求項1記載の給湯暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記液々熱交換用循環路が、前記暖房端
    末機を迂回する状態で接続されている請求項2記載の給
    湯暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記調整手段が、前記暖房用熱交換器で
    加熱された暖房用熱媒の前記液々熱交換用循環路への供
    給量を調整可能に設けられ、 前記液々熱交換器制御手段は、暖房用熱媒の温度が所定
    温度よりも高いほど、暖房用熱媒の前記液々熱交換用循
    環路への供給量を増大させる側に前記調整手段の作動を
    制御するように構成されている請求項2又は3記載の給
    湯暖房装置。
  5. 【請求項5】 前記給湯用熱交換器のみが加熱されてい
    る状態において、その給湯用熱交換器に給水される水を
    目標給湯温度に加熱するに必要な必要熱量が所定熱量を
    越えると、前記暖房用熱交換器を加熱してその暖房用熱
    媒を前記液々熱交換器側に供給するように制御する給水
    温度制御手段が設けられている請求項1,2,3又は4
    記載の給湯暖房装置。
JP16145996A 1996-06-21 1996-06-21 給湯暖房装置 Pending JPH109597A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101524A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Noritz Corp 給湯装置
KR101083649B1 (ko) * 2009-03-30 2011-11-16 박상영 온수 급탕시스템과 그 혼합밸브
KR101144541B1 (ko) 2010-04-27 2012-05-11 주식회사 기승금속 냉온수 자동 제어 시스템
JP2020106227A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社ガスター 熱源装置
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JP2021067442A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 リンナイ株式会社 熱源装置
JP2021085630A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 リンナイ株式会社 暖房給湯装置

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