JPH0383947A - 新規なq―5486―a物質及びその製造法 - Google Patents

新規なq―5486―a物質及びその製造法

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JPH0383947A
JPH0383947A JP22259589A JP22259589A JPH0383947A JP H0383947 A JPH0383947 A JP H0383947A JP 22259589 A JP22259589 A JP 22259589A JP 22259589 A JP22259589 A JP 22259589A JP H0383947 A JPH0383947 A JP H0383947A
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JP
Japan
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substance
streptomyces
strain
phospholipase
medium
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JP22259589A
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English (en)
Inventor
Hiroichi Yamamoto
博一 山本
Satoru Miyake
哲 三宅
Masashi Hiramoto
昌志 平本
Yoshimitsu Imai
今井 美光
Koji Nagai
浩二 永井
Mitsuyuki Shibazaki
充至 柴崎
Toshiaki Nishikawa
西川 寿昭
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、Q−5486−A物質及び該物質の製造法に
関する。 Q−5486−A物質は、新規化合物であっ
て、ホスホリパーゼA2阻害作用を有し、抗炎症剤、抗
アレルギー剤等として医薬の分野で利用できる。
(発明の解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段) 本発明者らは、天然に存在する多数の微生物の産生ずる
物質について研究を行っていたところ、ストレプトミセ
ス属に属する一菌株が培地中にQ5486− A物質を
生産することを見出した。そして、該物質を単離同定し
たところ、これは新規化合物であって、ホスホリパーゼ
八8の活性を抑制する作用があるという知見を得て本発
明を完成するに至った。
すなわち、 本発明は、 次の平面化学構造式 (1) %式% 5486− A 91質及び該物質の製造法に関する。
本発明のQ−5486−A物質の理化学的性質を示すと
第1表のとおりである。
第 表 Q−5486−A物質は、3個の不斉炭素原子を有し、
また二重結合をもち、光学異性体、幾何学異性体等の立
体異性体が存在する。
本発明ではこれらの異性体の分離されたものおよびそれ
らの混合物をも包含する。 Q−541116−A物質
は、ストレプトミセス属に属するQ−5486−A物質
生産菌を培養し、培養液中にQ−5486−A物質を生
産M積させ、培養液から該物質を採取することによって
製造することができる。
ストレプトミセス属に属するQ−5486−A物質生産
菌としては、例えば本発明者らが沖縄県石垣島で採取し
た土壌から分離したストレプトミセスエスピー(SLr
epLomyces SP、)Q−548G株(微工研
菌寄第10946号)を挙げることができる。このQ−
5486株の菌学的1生質を説明する。
(1)  形態 本菌株は各種合成及びイi′機培地においてよく廿育す
る。スターチ・無n塩寒天培地、オートミール寒天培地
、イースト麦′!A寒天培地などでは、灰色の気菌糸が
豊富に形成されるが、ペプトン・イースト・鉄寒天培地
やグルコース・アスパラギン寒天培地上にはほとんど形
成されない。光学顕微鏡観察によれば、気菌糸は単純分
枝で、先端が閉じたらせん状(C1osed 5pir
al)を示し、形状はセクションスピラレス(S)であ
る、電子顕微鏡での観察で、胞子は50(IJJ程度の
連鎖を認め、胞子の大きさは0.4〜0.6 X O,
7〜0.9μ−であり、その表面構造は毛状である。輪
生技、胞子襄、菌核などの特殊な器官は認められない。
(2)各種寒天培地上の性状 各種寒天培地上の性状は、以下に示すとおりである。特
に記載しないかぎり、27℃で21日間培養し、常法に
従って観察したものである0色調の記載については色の
[準(日本色彩研究所)によった。
尺 ;裏面の色相 ;可溶性色素 (3) 生理的性質 ゼラチン (28°C) 陰性 ?)NaC1耐性       〈6%(注)生育温度
は各温度(5,10,15,20,24,27,303
3、37,40,45,50°C)で、7〜21日まで
の観察結果、ミルクに対する作用は37℃で3〜21日
までの観察結果、それ以外は、特に指摘のないかぎり2
7°Cで2週間後の観察結果を示す。
(4)炭素源の資化性(プリドハム・ゴドリープ寒天培
地、27℃培養) L−アラビノース D−キシロース D−グルコース D−フラクトース シュクロース イノシトール ラムノース ラフィノース D−マンニトール スターチ マンノース メリビオース ラクトース D−ガラクト−ス ート + 十 − +− + マルトース + キサンチン     + (注)十:生育する  トー;生育が疑わしい一;生育
しない (5)  ジアミノピメリン酸(DAI’)の分析L[
IC11VAL1[Rらの方法(L[CIIVALI[
!R,Ml’、eL al著Dl[iTZ、A  et
  al  1扁、八cLinomyceLeTaxo
no+*y、SIMSpecial publicat
ion O,238,277(1980) )に従い、
本菌株の酸加水分解物の分析を行った結果、LL−シア
〔ノピメリン酸及びグリシンが検出された。
以上の性状を要約すると、Q−5486株は、各種寒天
培地上で形成される気菌糸が単純分枝で、その形状はセ
クションスピラレス(S)であり、50個程度の胞子の
連鎖が観察される0色相は生育がうず黄茶〜黄、気菌糸
が灰色を呈し、可溶性色素、メラニン様色素の生成は認
められない。
また菌体の酸加水分解物の分析よりLL−ジアミノピメ
リン酸とグリシンが検出された。
上記託性質より、本菌株はストレプトミセス(Stre
ptotnyces)属に属する菌株と考えられ、本菌
株に類似する既知菌種を、「バーシーズ・マニュアル・
オン・デクミネティブ・バクテリオロジ−(Berge
y’s Manual or DeLaminativ
ellacLeriology)第8版、1974年」
、「インターナショナル・ジャーナル・オン・システマ
ティック・バクテリオロジ−(InLernation
al Journal or SystemaLlc 
Bacteriology)第18巻、2号、69−1
89頁、4号、279−392頁(1968)、第19
巻、4号、391−512頁(1969)、第22′@
、4号、265−394頁(1972) Jより検索し
た。その結果、本菌株に類似な菌とし°Cは、ストレプ
トミセスバクタム(S、pactum)があげられ、こ
の菌と文献上の性質で比較した0本菌株は気菌糸の形状
と色調、胞子の形状、炭素源の資化性や生育温度などの
生理性状において、ストレプトミセスバクタムとよく一
致している。しかし第2表に示すように、一部の培地上
での気菌糸の着生、色調、可溶性色素の有無及び生産物
において差が見られた。以上の点より本菌株は、ストレ
プトミセス バクタムに非常に近縁な菌と考えられるが
、分類学的詳細については、今後さらに検討を加えてい
くこととする。そこで本菌株をとりあえず、ストレプト
ミむス・エスピー(Styeptomyces SP、
 ) Q −5486株と命名した0本閑株は、工業技
術院微生物工業伎術研究所に微工研菌寄第10946号
として寄託されている。
第2表 Q−5486株 S、pactuttrなお、 微生物は人工的に、 また自然に変異を起 しやすいが、本発明のストレプトミセス ニス・ピー 
Q  54B6株は天然から分離された肢線菌のほかに
これを紫外線、X線、化学薬剤などで人工的に変異させ
たもの及びそれらの自然変異株についても、包含される
ものである。
Q−5486物質の生産はストレプトミセス ニス・ピ
ー Q−5486株を培地に培養し、培養物より採取す
ることにより行なわれる。培養方法は一般微生物の培養
方法に準じて行なわれるが、通常は液体培地により深部
培養法が有利である。培養に用いられる培地としては、
ストレプトミセス ニス・ピー Q−5486株が利用
する栄養源を含有する培地であればよい。
すなわち、合成培地、半合成培地あるいは天然培地が用
いられ、培地の組成は、例えば炭素源としてはグルコー
ス、アラビノース、フラクトース、デンプン、植物油等
が、窒素源としては肉エキス、ペプトン、グルテンミー
ル、綿実粕、大豆粉、落花生粉、魚粉、コーンスチーブ
リカー、乾燥酵母、酵母エキス、硫酸アンモニウム、硝
酸アンモニウム、尿素その他の有機、無機の窒素源が用
いられる。また、金属塩としてNaJ+Mg+Ca+Z
n+Feなどの硫酸塩、6rI酸塩、塩化物、炭酸塩、
燐酸塩などが必要に応じて添加される。
また、必要に応じてメチオニン、システィン、シスチン
、チオ硫酸塩、オレイン酸メチル、ラード抽、シリコン
油、界面活性剤などの抗生物質生成促進物質又は消泡剤
を添加することもできる。
培養条件としては好気的条件下に培養するのが一般的に
有利で、培養温度は約15〜37℃の範囲が望ましく、
好ましく約25〜27°C附近で行われる。
培地のpl+は約5〜10、好ましくは約6〜8の範囲
に保存すると好結果が得られる。培養期間は培地の組成
、温度条件に応じて適宜設定される。
培養物より目的とするQ−5486−A 91質を単F
ill採取するには通常の微生物の培養物より抗生物質
を単離する方法が適用される。目的物は主に培養液中に
含有されるので、遠心分離又は濾過により菌体を除去し
た後、濾過液から有効物質の抽出を行う、すなわち、適
当な溶剤に対する溶解性及び溶解度の差、種々の吸着剤
に対する吸着親和性の差、2種の液相間における分配の
差などを利用する一般の抗生9J質の製造に用いられる
手段によって、分離、採取、精製される。これらの方法
は必要に応じて単独に用いられ、あるいは任意の順序に
組合わせ、また反覆し適用できる。
(実施例) 以上、本発明の詳細な説明したが、以下に実施例により
さらに説明する。
実施例1゜ グルコース1.0%、ポテトスターチ2.0%、酵母0
.5%、ポリペプトン0.5%、CaCO30,4%を
含む液体培地(pH7,0)を作製し、これを500d
容三角フラスコに各100111ずつ分注し、121’
Cで20分間滅菌したものに、ベネット寒天培地上に生
育させた菌糸をかき取って接種し、28℃で48時間振
盪培養を行い種培養液とする。つぎに、グルコース2.
0%、ポテトスターチ4.0%、酵母エキス1.0%、
ポリペプトン1. o%、CaCO30,4%を含む液
体墳地(p117.o)を2013ONジャーファーメ
ンタ−に作製し、121 ”Cで20分間滅菌したもの
に種培養液を2.0%の割合で植菌した。28°Cで9
0時間300rp+m201 / winで通気撹IT
培養を続ける。
このようにして得られた培養液101にラジオライl−
4600(昭和化学工業!!!りを加えて撹拌した後、
濾過すると濾液81が得られる。この濾液をpl+7.
0に調整した後、81の酢酸エチルを加えてよ< n!
拌する。酢酸エチル層を分離して、これに無水硫酸ナト
リウムを加えて脱水する。脱水した酢酸エチル層を減圧
濃縮すると褐色エキス3gが得られる* t’)られた
褐色エキス3汀を少量のりClロホルムに溶解させ、ワ
コーゲルC−200(和光純i製) 120gをクロロ
ホルムにて充填したカラムに乗せ、クロロホルム:メタ
ノール50:lを展開溶媒とするカラム・クロマトグラ
フィーを行う。
Q −5486−A vyJifの検出には簡便なシリ
カゲル薄層クロマトグラフィーを利用した。すなわち、
カラム・クロマトグラフィーの溶出液の各分画をTLC
プレートシリカゲル(iohsn  (メルク社製)に
スポットして、クロロホルム:メタノール(9:l)の
i14合溶媒で展開して、紫外線ランプ(254n+m
)でII r f+I′+0 、42を示□し、かつホ
スホリパーゼ八、1(■古作用を示ずQ−548(i−
A物質を検出する。 Q−5486−A物質だけがtr
tEするカラム・り[+マドグラフィーの両分を集めて
減圧濃縮すると純粋なQ−5486−A物質が枯ちょう
な頷色液体として0.5g得られた。
こうして得られたQ−5486−A物質は、トランス配
置を有する立体異性体である(Q−5486−A 、と
称す)、この物質の理化学的性質については前述のとお
りであった。
(発明の効果) 本発明の新規物質Q−541J6−A物質は、ホスホリ
パーゼA!阻害作用を有し、抗炎症剤等として有用であ
る。すなわち、従来、炎症、アレルギー等に関与する物
質としてプロスタグランデイン、ロイコトリエン等が知
られている。これらの生体内物質の生成機構は、まず、
種々の刺激によってホスホリパーゼ^2が活性化され、
アラキドン酸を細胞膜リン脂質から遊離し、このアラキ
ドン酸を出発物質としてプロスタグランデイン、ロイコ
トリエン等が生体内で合成されるものである。従って、
ホスホリパーゼ^、は、プロスタグランデインとロイコ
トリエンとの生合成系の律速酵素であると考えられてい
る。
一方、抗炎症剤として、ステロイド系薬剤と非ステロイ
ド系薬剤とが知られている。 fliJ者は、プロスタ
グランデイン、ロイコトリエン両方の生合成経路を阻害
し、抗炎症作用は強いが、しばしば好ましくない副作用
が現れる。また、後者は、抗炎症作用は前者にくらべて
弱い。
本発明のQ −5486−A物質は、ホスホリパーゼA
2の活性を抑制することによってプロスタグランデイン
とロイコトリエンとの生合成を抑え、副作用の少ない、
強い抗炎症剤とすることができる。また抗アレルギー剤
をも提供することができる。
さらに、プロスタグランデイン、ロイコトリエン、ホス
ホリパーゼaX反応生成物等が造血時の組織のえ死に関
与することが知られており、本発明のQ−5486−A
物質は、ホスホリパーゼA2阻害を阻害するので、これ
らの物質の生成を抑制し、その結果、虚血性血管障害、
潰瘍、敗血症等の治療にも有効であることが期待できる
次に、本発明のQ −5486−A物質のホスホリパー
ゼA2阻害作川、アラキドン酸遊離阻害作用及びこれら
の作用によって生ずるマウス耳浮脛の101制効果につ
いて実験例をあげて説明する。
(1)ホスホリパーゼへ、阻害活性の測定ジャーナル 
オン バイオロジカル ケミストリー(J、11io+
、Chem、、260G)、4239−4246 (1
9F16))に記載の方法に準じ、以下の方法で測定し
た。
13.5a+B!化力ルシウムト270μg/+*1(
7)牛血’In 7 /L/プミンを含む135a+M
 )リス塩酸緩衝液(pH8,0)100μlにウサギ
血小板由来ホスホリパーゼAtlO0ngを加え水中で
30分間インキュベーションを行う。
次に本発明の化合物Q−548(i−AIOμi、及び
トリチウム標識オレイン酸を取り込ま一仕た大腸菌のオ
ートクレイプ標晶25μl約20万cps)を反応液に
加え、6℃で10分間反応させる0反応は2規定塩酸5
0μlの添加によって停止させる0反応停止後20+s
g/mの牛血清アルブミン50μ2を加えて氷中30分
間放置したのち遠心し、遠心上清のカウントを測定した
なお、ホスホリパーゼ八2阻害活性の測定に基質として
用いた、トリチウム標識オレイン酸を取り込んだ大腸菌
のオートフレイブ標品は以下のようにして調製した。−
視程培養した大腸菌培養液を100−のトリプトンメデ
ィウム(1%バクトドリプトン−0,5%塩化ナトリウ
ム)に加えて37℃で0D550が0.4となるまでイ
ンキュベーションする0次にBr1J35(界面活性剤
)を1 /1001とトリチウム標識オレイン酸5mC
1を加え、さらに37℃で5時間インキュベーションを
続けた後、120°C2020°C20分間オートフレ
イブ4°Cに放置する。
その後、菌体を0.1%牛血清アルブミンと10mM塩
化カルシウムを含む0.7M )リス塩酸緩衝液でよく
洗浄した後、0.2%アジ化すトリウムと10mM塩化
カルシウムを含む0.7M Fリス塩酸緩衝液に!Q濁
し、使用時まで4°Cで保存する。この方法で測定した
本発明化合物のホスホリパーゼへ、阻害活性のIC50
値を第3表に示す。
(2)アラキドン酸遊前の阻害活性の測定マウス腹腔よ
り得たマウス白血病細胞P388細胞を、10%牛脂児
血清を含むRPM11640培地に2X10’細胞/ 
allとなるように懸濁し、トリチウム標識アラキドン
酸を終濃度0.8μCI/dとなるように加え、炭酸ガ
スインキュベーター中37℃16時間培養する。
培養後細胞をRPMl1640でよく洗浄し、再び10
%牛脂児血清を含むRPM11640培地500μlに
懸濁し、供試サンプル(Q−5486−A) 10u 
lを加える。37°Cで15分間インキュベー1・した
後A23187を終濃度IOμMとなるように加え、さ
らにインキュベ−1、を続ける。1時間後に培養液を遠
心し上清中のカウント(上清中に’amしたアラキドン
酸量)を測定する。結果はアラキドン酸の′fl離を5
0%阻害するQ−5486−Aの濃度(IC50)とし
て第3表に示した。
(3)マウス耳浮胛の抑制 &ICf’1EICR7ウス(休ffL30〜35g)
 (7) 両耳にニア セ)ンに溶解したQ−5486
−Aあるいはアセトンのみを塗布し、その30分後に右
耳のみに、フォルボール・12−ミリステイト−13−
アセチイト(TIIA)lμg/earを塗布する。4
時間後に左右の耳を切り取り、その重攪を測定し、TI
IAによる耳浮111(耳重潰の増加)の程度をコント
ロールと比較する。結果は、TP^によるマウスの耳浮
胛を50%抑制するQ−548GA ffi (ED、
。)として第3表に示した。
第3表 ICs++       IC5o         
 EDs。
11−5486−八  7X10−’M      l
Xl0−’M      120μg/耳この結果、Q
−548(i−へ物質は、l’LAz阻害活性、アラキ
ドン酸遊M Ill害作用を有し、TIIA誘導マウス
の耳浮腫抑制作用があり、抗炎症剤等として有用に利用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、Q−548(i−A物質の紫外線吸収スペク
トルを、第2図は、赤外線吸収スペクトルを、第3図は
、′11−核磁気共鳴スベクトルを、第4図吐13C−
核磁気共鳴スベクトルを、第5図は質重分析スペクトル
(1!I−MS)をそれぞれ示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の平面化学構造式で表されるQ−5486−
    A物質 ▲数式、化学式、表等があります▼
  2. (2)ストレプトミセス属(Streptomyces
    )に属するQ−5486−A物質生産菌を培養し、培養
    液中にQ−5486−A物質を蓄積させ、この培養液か
    ら該物質を採取することを特徴とする下記平面化学構造
    式で表されるQ−5486−A物質の製造法▲数式、化
    学式、表等があります▼
  3. (3)ストレプトミセス属(Streptomyces
    )に属する菌株がストレプトミセスエスピー(Stre
    ptomycessp.)Q−5486−(微工研菌寄
    第10946号)である請求項(2)記載のQ−548
    6−A物質の製造法
JP22259589A 1989-08-29 1989-08-29 新規なq―5486―a物質及びその製造法 Pending JPH0383947A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1135141A4 (en) * 1998-11-12 2003-03-05 Analytica Ltd PHOSPHOLIPASE INHIBITORS FOR TREATING CANCER

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1135141A4 (en) * 1998-11-12 2003-03-05 Analytica Ltd PHOSPHOLIPASE INHIBITORS FOR TREATING CANCER

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