JPH0383937A - ジクロロペンタフルオロプロパンの製法 - Google Patents

ジクロロペンタフルオロプロパンの製法

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JPH0383937A
JPH0383937A JP21755389A JP21755389A JPH0383937A JP H0383937 A JPH0383937 A JP H0383937A JP 21755389 A JP21755389 A JP 21755389A JP 21755389 A JP21755389 A JP 21755389A JP H0383937 A JPH0383937 A JP H0383937A
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Shunichi Samejima
鮫島 俊一
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Shuichi Okamoto
秀一 岡本
Takashi Omori
隆司 大森
Toshihiro Tanuma
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、3.3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペ
ンタフルオロプロパン(R225ca) 、1.3−ジ
クロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン
(R225cb)等のジクロロペンタフルオロプロパン
(R225)の製法に関するものである。含水素クロロ
フルオロプロパン類は従来から用いられてきたフロン類
と同様に発泡剤、冷媒、洗浄剤等の用途が期待される。
[従来の技術及び問題点] ジクロロペンタフルオロプロパン(R225)の製法と
しては、従来塩化アルミニウムの存在下にテトラフルオ
ロエチレンにジクロロフルオロメタンを付加させて合成
する方法が知られている。しかし、この方法は目的生成
物と同時に目的生成物と沸点が近く蒸留等通常の方法で
は分離困難な反応副生物を生成するため純度の高い製品
を得るには多段の精製工程が必要であるという欠点を有
している。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は ジクロロペンタフルオロプロパン(R22
5)の効率的製造法について鋭意検討を行なった結果、
テトラフルオロエチレンに四塩化炭素(R10)を付加
せしめて1. l、 1.3−テトラクロロテトラフル
オロプロパン(R214cb)を生成せしめた後、これ
を還元して1,3.3−トリクロロ−1,1,2,2−
テトラフルオロブロバン(R224ca)を生成せしめ
、次いでこれをフッ素化することにより、高収率でジク
ロロペンタフルオロプロパン(R225)が得られるこ
とを見いだし本発明を提供するに至ったものである。
以下本発明の詳細について実施例とともに説明する。
すなわちルイス酸触媒の存在下、不活性な溶媒中もしく
は無溶媒でテトラフルオロエチレンに四塩化炭素(RI
O)を付加反応させると、下式に示すように1.1,1
.3−テトラクロロテトラフルオロプロパン(R214
cb) CFa  =CF2  +  CCl4ルイス酸触媒 −CCIF、  CF、  CCI。
が高収率で得られる。本反応に用いるルイス酸触媒とし
ては、B 、 AI、 Ga、 In、 Fe、 Ni
、 Go。
Sb、 Nb、 Sn、 Ti、 Zr、 WおよびT
aからなる群から選ばれる少なくとも1個の元素を含む
ハロゲン化物、例えばBFs、 AlCIn 、 Ga
C15。
InC15、FeC15、NiC11、CoC1a  
、  5bF1NbC1s  、5nC1*TiCl4
 、  ZrCl4 、WCla  、TaC1g等が
使用可能である。また反応はパーフルオロオクタンやパ
ーフルオロブチルテトラヒドロフランなどの不活性な溶
媒が好適であるが、精製を容易にするために通常は無溶
媒で行なうのが特に好ましい。
触媒量は原料に対して通常0.01〜50重量%、好ま
しくは0.1〜10重量%用いる。反応温度は通常−4
0〜200℃、好ましくは20〜100℃の温度範囲で
行なわれ、反応圧は0〜20kg7cm”が適当であり
、特には0〜10kg7cm”が好ましい。
本反応によって得られた1、 1. l、 3−テトラ
クロロテトラフルオロプロパン(R214cb)の還元
は光照射下に行う方法、亜鉛を用いて行う方法、触媒の
存在下水素を用いて行う方法など種々の還元方法を用い
て行うことができる。
還元を光照射下に行なう場合においてプロトン源として
用いる化合物としては、水素原子が結合した有機化合物
であれば特に限定されないが、例えばメタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、5eC−ブチルアル
コールなどのアルコール類、ヘキサン、ヘプタンなどの
アルカン類、トルエン、キシレンなどの芳香族化合物が
好ましく、なかでもイソプロピルアルコールなどの二級
アルコールが特に好ましい。
またこれ等の混合溶媒も使用可能である。
本発明で用いる光源としては400nm以下の波長の光
を発生するものであれば特に限定されないが、例えば、
高圧水銀灯、中圧水銀灯、低圧水銀灯等が好ましい。 
反応は通常 −80〜100℃、好ましくは0〜40℃
の温度範囲で行われる。また圧力も特に限定されないが
通常O〜10kg/cm”、好ましくはO〜20kg/
cm” Gの圧力範囲で行うのが良い。
亜鉛を用いて還元する際に用いる溶媒としては、特に限
定されないが、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類、酢酸や蟻酸などの有機
酸、テトラヒドロフランなどのエーテル類や水さらには
これらの混合物を用いることが好ましく、なかでもメタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのア
ルコール類を使用するのが好適である。亜鉛としては粉
末、顆粒、削り片等いずれの形状のものでも使用できる
が、亜鉛粉末を用いるのが最も好ましい。また使用前に
特別な活性化処理などを施す必要はない。使用する亜鉛
の量は特に限定されるものではないが通常出発原料に対
して当モル以上用いるのが好ましい。反応は通常、常温
〜150℃、好ましくは50〜80℃の温度範囲で行わ
れる。また圧力も特に限定されないが通常O〜10kg
/Cm”、好ましくはO〜3 kg/cm”Gの圧力範
囲で行うのが良い。
還元を触媒の存在下水素を用いて行う場合、液相、気相
いずれの系も取り得る。還元触媒としては白金、パラジ
ウム、ロジウム、ルテニウムなどの貴金属触媒、ニッケ
ルなどの非金属触媒いずれも使用可能であるが、なかで
も貴金属触媒を使用するのが特に好ましい。還元触媒の
担体としては、例えば、アルミナ、活性炭等が好適であ
る。担持方法は、従来の貴金属触媒の調製法が適用可能
である。なお、使用に当たってはあらかじめ触媒の還元
処理を施しておくことが安定した特性を得る上で好まし
いが、必ずしも行なう必要はない。かかる金属の化合物
は少なくとも一部還元する。
水素と原料の割合は大幅に変動させ得る。通常、化学量
論量の水素を使用してハロゲン原子を除去するが、原料
をほぼ完全に反応させるために出発物質の全モル数に対
して化学量論量よりかなり多い量、例えば4倍モルまた
はそれ以上の水素を使用してもよい。
反応温度は、気相反応においては 100〜350℃が
適当であり特には100〜200℃が好ましい。接触時
間は通常o、i〜300秒、特には2〜60秒が好まし
い、液相で反応を行なう場合において用いる溶媒として
はエタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール
類、酢酸、ピリジン等が上げられるが、無溶媒で行なう
ことも可能である。液相反応での反応温度は常温〜15
0℃が好ましく、また反応圧力は常圧〜10kg/cm
”が好ましい。
本反応によって得られた1、3.3−トリクロロ1.1
,2.2−テトラフルオロプロパン(R224ca)の
フッ素化は触媒の存在下気相あるいは液相でフッ化水素
を用いることにより行なうことができる。気相系で用い
る触媒としてはAI、 Cr。
Mg、 Ca、 Ba、 Sr、 Fe、 Ni、 G
oおよびMnからなる群から選ばれる少なくとも1個の
元素を含むハロゲン化物または酸化物が使用可能である
触媒の調製法としては、上記の元素から選ばれる少なく
とも1個の元素を含むハロゲン化物または酸化物を均質
に分散できる方法であればいずれの方法でも採用可能で
ある0例えば、共沈法、混線法が挙げられる。特に好ま
しくは、上記の金属元素の塩の水溶液から水和物を共沈
させる方法、あるいは水酸化物のケーキを、ボールミル
、ホモジナイザーなどで混線、摩砕する方法である。水
酸化物は、硝酸塩、硫酸塩などの無機塩類の水溶液から
アンモニア水、尿素などを用いて沈澱させたもの、有機
塩類の加水分解により調製したものなどいずれも採用で
きる。
水和物の状態にある触媒は、120〜150℃で乾燥し
た後通常300〜600℃、好ましくは350〜450
℃で焼成するのが好ましい。
本発明においては触媒の活性化を施すのが望ましく、通
常、100〜450℃で、好ましくは200〜350℃
でフッ素化処理を施すことにより目的を達成できる。ま
た、フッ素化反応系内で活性化しても良いし、フッ素化
炭化水素との加熱処理によっても行ない得る。反応は気
相中宮圧もしくは加圧下で、150℃〜550℃、特に
好ましくは、250℃〜450℃の温度範囲で行なうこ
とが適当である。フッ化水素と出発原料の割合は大幅に
変動させ得る。しかしながら、通常、化学量論量のフッ
化水素を使用して塩素原子を置換する。出発物質の全モ
ル数に対して。
化学量論量よりかなり多い量、例えば4倍モルまたはそ
れ以上のフッ化水素を使用し得る。
接触時間は、通常0.1〜300秒、特に好ましくは5
〜30秒である。
液相系で用いる触媒としてはSb 、 Nb、 Ta 
Sn等のハロゲン化物、例えば、5bFs、 5bC1
s 。
5bChFs r NbCl5 + NbFs+ Ta
F5. TaCl5.5nC14等よりなるフッ素化触
媒が使用可能である。
フッ素化反応は液相中宮圧もしくは加圧下で、0〜20
0℃、特に好ましくは常温〜150℃の温度範囲で行な
うことが適当である0本発明において反応は通常無溶媒
で行うが、溶媒を用いてもよく、この場合に用いられる
溶媒は、原料であるプロパン類を溶かし込み、さらに溶
媒自身が原料よりフッ素化されにくいものであれば特に
限定されない。又、反応圧は通常O〜10kg/c+s
’で行うのが適当であり、溶媒を用いる場合は溶媒の種
類等によっても異なる。
フッ化水素は反応前にあらかじめ仕込んでおいてもかま
わないが、反応時液相へ吹き込む方が好適である。
以上の如く、本発明はテトラフルオロエチレンに四塩化
炭素を付加せしめて1,1,1.3−テトラクロロテト
ラフルオロプロパン(R214cb) 全生成せしめた
後、これを還元してl、 3.3−トリクロロ1,1,
2.2−テトラフルオロプロパン(R224Ca)を生
成せしめ、次いでこれをフッ素化することにより、高収
率でジクロロペンタフルオロプロパン(R225)を製
造する方法を提供するものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を示す。
調製例1 1200 gのCr(NOl)、 −9H,0と 10
0gのMg(NOs)16 HiOを2.5リツトルの
水に溶解し、これと28%の水酸化アンモニウムの水溶
液2000 gを撹拌しながら、加熱した4リツトルの
水に添加して水酸化物の沈殿を得た。これを濾別し、純
水による洗浄、および乾燥を行なった後、450℃で5
時間焼成して酸化物の粉末を得た。これを打錠成型機を
用いて直径5mm、高さ5m+aの円筒状に成型した。
こうして得た触媒を反応前にフッ化水素/窒素の混合ガ
ス気流中、200〜400℃でフッ素化して活性化した
調製例2 1100gの特級試薬Al (NOx) s・9820
.125 gのCr(NOx)s ・9 HtOと40
gのMg(NOs)z ・6 HiOを2.5リツトル
の水に溶解し、これと28%の水酸化アンモニウムの水
溶液2000 gを撹拌しながら、加熱した4リツトル
の水に添加して水酸化物の沈殿を得た。これを濾別し、
純水による洗浄、および乾燥を行なった後、450℃で
5時間焼成して酸化物の粉末を得た。これを打錠成型機
を用いて直径511Im、高さ5mmの円筒状に成型し
た。こうして得た触媒を反応前にフッ化水素/窒素の混
合ガス気流中、200〜400℃でフッ素化して活性化
した。
実施例 1 10I2のハステロイC製オートクレーブに無水塩化ア
ルミニウム、 0.5 kg (3,7mol)を加え
て減圧脱気した後、R10(CC14) 9 kg(5
8,5mol )を加えた。オートクレーブを65℃に
加温した後、反応温度を65〜80℃に保ちながらテト
ラフルオロエチレンを加え続けた。テトラフルオロエチ
レンを4 kg(40mol)加えた後さらに1時間撹
拌を続は反応液を濾別し、反応粗液を蒸留精製すること
により、R214cb (1,1゜1.3−テトラクロ
ロテトラフルオロプロパン)が6.5kg得られた(収
率85%)。次いで内径2、54cm、長さ100c+
nのインコネル600製U字型反応管に活性炭担持の白
金触媒(担持率0.5%) 100mQを充填して還元
反応器とし、反応器を120℃に保持した。これにガス
化させたR、214 cbを120m12/分、水素ガ
スを180+n(2/分で供給し、反応を進めた。酸分
を除去した後−78℃に冷却したトラップに反応粗液5
.4kgを回収しガスクロ及び”F −N M Rを用
いて分析した。結果を第1表に示す。
第 表 反応粗液を蒸留積ることにより、R224ca(1,3
,3−トリクロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプ
ロパン)を4.1kg得た(収率73%)。次に内径2
.54cm s長さ1oOc+nのインコネル600製
U字型反応管をフッ素化反応器とし、調製例1で示した
ように調製したフッ素化触媒を200m(2充填した。
反応器を280℃に加熱しガス化させたR224caを
160d/分、フッ化水素を440rnQ/分で供給し
、反応を進めた。反応粗ガスをアルカリ水層に通して粗
液3.7kgを回収しガスクロ及び”F −N M R
を用いて分析した。
結果を第2表に示す。
第2表 反応粗液を蒸留精製することにより、R225(ジクロ
ロペンタフルオロプロパン)が2.5kg得られた(収
率67%)。
実施例 2 1t[のハステロイC製オートクレーブに無水塩化アル
ミニウム、 0.5 kg (3,7mol )を加え
て減圧脱気した後、R10(CC1,) 9 kg (
58,5mol )を加えた。オートクレーブを65℃
に加温した後、反応温度を65〜80℃に保ちながらテ
トラフルオロエチレンを加え続けた。テトラフルオロエ
チレンを3 kg (30mol)加えた後さらに1時
間撹拌を続は反応液を濾別し、反応粗液を蒸留精製する
ことにより、R214cb (1,1,1,3−テトラ
クロロテトラフルオロプロパン)が6.5 kg得られ
た(収率85%) 次いで内径2、54CD+、長さ1
00cmのインコネル600製U字型反応管に活性炭担
持の白金触媒(担持率0.5%) 100m12を充填
して還元反応器とし、反応器を 120℃に保持した。
これにガス化させたR214cbを120 mQ/分、
水素ガスを180 m91分で供給し、反応を進めた。
酸分を除去した後−78℃に冷却したトラップに反応粗
液5.5kgを回収しガスクロ及び”F−NMRを用い
て分析した。結果を第3表に示す。
第 表 反応粗液を蒸留精製することにより、R224ca(1
,3,3−トリクロロ−1,1,2,2−テトラフルオ
ロプロパン)を4.1kg得た(収率73%)。
次に内径2.54cm、長さ100cmのインコネル6
00製U字型反応管をフッ素化反応器とし、調製例2で
示したように調製したフッ素化触媒を200m(2充填
した。反応器を320℃に加熱しガス化させたR224
caを160 rnQ/分、フッ化水素を440m(2
/分で供給し、反応を進めた。反応粗ガスをアルカリ水
層に通して粗液3.8kgを回収しガスクロ及び”F 
−N M Rを用いて分析した。
結果を第4表に示す。
第4表 反応粗液を蒸留精製することにより、R225(ジクロ
ロペンタフルオロプロパン)が2.1kg得られた(収
率57%)。
実施例 3 LoIlのハステロイC製オートクレーブに無水塩化ア
ルミニウム、 0.5 kg (3,7anal )を
加えて減圧脱気した後、R10(CCL) 9 kg 
(58,5mol )を加えた。オートクレーブを65
℃に加温した後、反応温度を65〜80℃に保ちながら
テトラフルオロエチレンを加え続けた。テトラフルオロ
エチレンを3 kg (30mat)加えた後さらに1
時間撹拌を続は反応液を濾別し、反応粗液を蒸留精製す
ることにより、R214cb (1,1,1,3−テト
ラクロロテトラフルオロプロパン)が6.5kg得られ
た(収率85%)0次いで100100Oのガラス製三
つ口丸底フラスコにメタ ノール200g (6mol )亜鉛末300g (4
,6mol)を加え、0℃で撹拌しながらR214cb
を1000g (3,9mol )滴下した0滴下終了
後O℃でさらに8時間撹拌を続け、反応液を2N塩酸水
で水洗した。有機層900 gを回収しガスクロ及び”
F −N M Rを用いて分析した。結果を第5表に示
す。
第 表 反応粗液を蒸留精製することにより、R224ca (
1,3,3−)リクロロ−1,1,2,2−テトラフル
オロプロパン)を190g得た。次に内径2.5cm、
長さ100cmのインコネル600製U字型反応管をフ
ッ素化反応器とし、調製例1で示したように調製したフ
ッ素化触媒を200m12充填した。反応器を280℃
に加熱しガス化させたR224caを160 tsQ1
分、フッ化水素を440mQ1分で供給し、反応を進め
た。 R224caを1kg供給したところで反応を止
め、反応粗ガスをアルカリ水層に通して粗液0.9kg
を回収しガスクロ及び”F−NMRを用いて分析した。
結果を第6表に示す。
第6表 反応粗液を蒸留精製することにより、R225(ジクロ
ロペンタフルオロプロパン)が0.6kg得られた(収
率68%)。
実施例 4 11のハステロイC製オートクレーブに無水塩化アルミ
ニウム、 0.5 kg (3,7mol)を加えて減
圧脱気した後、R10(CC14) 9 kg(58,
5mol)を加えた。オートクレーブを65℃に加温し
た後、反応温度を65〜80℃に保ちながらテトラフル
オロエチレンを加え続けた。テトラフルオロエチレンを
3 kg (30mol)加えた後さらに1時間撹拌を
続は反応液を濾別し、反応粗液を蒸留精製することによ
り、R214cb (1,1,1,3−テトラクロロテ
トラフルオロプロパン)が6.5kg得られた(収率8
5%)。次いで、光化学反応装置(英光社製EHB−W
IF−500型)にイソプロパツール800mQ、 R
214ca 400gを仕込み反応溶液を10℃に冷却
しながら高圧水銀灯を20時間照射した。水洗後、有機
層を回収しガスクロ及び”F −N M Rを用いて分
析した。結果を第7表に示す。
第7表 反応粗液を蒸留精製することにより、 224 ca (1,3,3−トリクロロ−1,1,2,2−テ
トラフルオロプロパン)が240g得られた(収率70
%)0次に内径2.54cm、長さ100cmのインコ
ネル600製U字型反応管をフッ素化反応器とし、調製
例1で示したように調製したフッ素化触媒を200d充
填した。反応器を21110℃に加熱しガス化させたR
224caを160 m(!/分、フッ化水素を440
 mQ1分で供給し、反応を進めた。R224caを3
kg供給したところで反応を止め、反応粗ガスをアルカ
リ水層に通して粗液2.7kgを回収しガスクロ及び”
F−NMRを用いて分析した。
結果を第8表に示す。
第8表 反応粗液を蒸留精製することにより、R225(ジクロ
ロペンタフルオロプロパン)が1.9kg得られた(収
率68%)。
[発明の効果] 本発明は、実施例に示した如く、従来高純度品の入手が
困難であったジクロロペンタフルオロプロパン(R22
5)を高収率で製造し得るという効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テトラフルオロエチレンに四塩化炭素を付加せしめて1
    ,1,1,3−テトラクロロテトラフルオロプロパンを
    生成せしめた後、これを還元して1,3,3−トリクロ
    ロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパンを生成せ
    しめ、次いでこれをフッ素化することを特徴とするジク
    ロロペンタフルオロプロパンの製法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018139654A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 Agc株式会社 1,1,2,2-テトラフルオロプロパンの製造方法

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WO2018139654A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 Agc株式会社 1,1,2,2-テトラフルオロプロパンの製造方法

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