JPH038208B2 - - Google Patents

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JPH038208B2
JPH038208B2 JP60012979A JP1297985A JPH038208B2 JP H038208 B2 JPH038208 B2 JP H038208B2 JP 60012979 A JP60012979 A JP 60012979A JP 1297985 A JP1297985 A JP 1297985A JP H038208 B2 JPH038208 B2 JP H038208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water container
spout
air
valve
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60012979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61170417A (ja
Inventor
Kaoru Maekawa
Katsuro Okada
Yoshiki Hama
Hideji Uneki
Tadashi Inuzuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1297985A priority Critical patent/JPS61170417A/ja
Publication of JPS61170417A publication Critical patent/JPS61170417A/ja
Publication of JPH038208B2 publication Critical patent/JPH038208B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水容器の開口部をシールし、エアー
ポンプにより水容器内に空気を圧送し、抽出管を
通じて水容器内の湯を外部に抽出させるエアー式
ポツトに関するものである。
従来の技術 従来のこの種のエアー式ポツトは、例えば実公
昭59−35164号公報に示されているように、円筒
状のボデー内に有底円筒状の水容器を装備し、か
つこの水容器とボデーとの間に、下部において水
容器と連通し、かつ上部に転倒流出防止弁を有す
る抽出管を立設していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成では、円筒状の
ボデーと有底円筒状の水容器との間に、転倒流出
防止弁を有する抽出管を立設していたため、どう
してもボデーの外径が大きくなるという欠点があ
つた。さらにこの構成においては、ボデーの外形
が円形であるため、倒れ方向も不定で、かつ転倒
流出防止弁構造も全ての角度での対応が必要であ
り、完全に止水は困難であつた。
また近年エアーポツトにおいても、テーブルに
置いた時の納まりの良さや、外観のスツキリ感が
要求されるようになつてきた。
本発明は、このような問題点を解決するもの
で、小形で、安全性に優れ、かつデザイン的にも
優れたエアー式ポツトを提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、角柱形
状のボデー内に収容された略円筒状の水容器と、
この水容器の上部に設けられた注口と、この注口
を覆い、かつ前記水容器内に空気を圧送するエア
ーポンプを収納し、前記注口に着脱自在に枢着さ
れた蓋体と、前記水容器内に空気が圧送されるこ
とにより前記水容器内の液体を器体外に導く抽出
管とを備え、前記抽出管は水容器の下部に連通さ
せるとともに、角柱形状のボデーのコーナー近傍
に位置して水容器に沿つて上方に延設し、かつ器
体の転倒時、取りつけ位置と相対した2辺を底面
として水位面より上部位置に液体の流出を防止す
る弁収納筒を配設したものである。
作 用 この構成により、器体を小さくできるととも
に、ボデーが角柱形状であるため、転倒方向も制
限され、したがつて転倒による液体の流出防止も
完全なものとなり、また小型でデザイン的にも優
れたものとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図、第2図において、1は角柱形
状のボデーで、このボデー1の上端には同じ角柱
形状で合成樹脂製の注口2が装着されており、こ
の注口2の前部コーナー近辺には下面に吐出口3
aを有する注口カバー3を設けるとともに、前方
へ突出した觜部2aを一体成形し、さらに後部コ
ーナー近辺にはヒンジ受部2aを一体成形してい
る。4は注口2の上部に装着された合成樹脂製の
蓋体で、この蓋体4の後部コーナーには前記ヒン
ジ受部2aと係脱自在な係合ピン5を有するヒン
ジ4aが一体成形されており、さらにこの蓋体4
は係合ピン5を枢支点として回動及び着脱自在と
なつている。また蓋体4の前部コーナーはロツク
つまみ6により注口2に係止されて開閉自在とな
つている。
7は空気を圧送するエアーポンプで、このエア
ーポンプ7はベローズ7a、逆止弁7b、押圧板
7c、ベローズ上板7d、蓋カバー7eよりな
り、そしてシールパツキング8を介して水容器9
のフランジ9aとベローズ7a内を連通させてお
り、蓋カバー7eに設けた送気孔7fより水容器
9内へ空気を圧送する。
10はエアーポンプ7でロツクするロツク部材
で、このロツク部材10は押圧板7cの上下摺動
を規制するようになつている。11はハンドル、
12は電気加熱ヒーター、13,14は温度調節
器、15は水位ゲージ、16は保安用ヒユーズで
ある。
17は水容器9の底部にスポツト溶接された取
付金具で、この取付金具17にボデー1の下端に
位置する基台18と裏板19とがねじ結合されて
いる。
20は注口2の觜部2aに位置してボデー1と
水容器9との空間部内に立設した抽出管で、この
抽出管20の下端は可撓性接続具21及び流出パ
イプ22を介して水容器9内と連通させている。
23は前記觜部2aに近接して注口2に取付け
た中空円錐台状の弁収納筒で、この弁収納筒23
は下部流入口23aを前記抽出管20と連通させ
ており、かつその上部開口には中央に流出孔24
aを有する弁カバー24を施している。
25は弁収納筒23内に上下動自在に収納され
た逆円錐台状の弁体で、セラミツクにより構成さ
れている。23bは前記弁収納筒23の内壁に、
放射状に一体成形した複数個の案内片で、斜め上
方に向かう傾斜面を有している。前記弁体25は
器体の転倒時、前記傾斜面に案内されて弁カバー
24側に移動し、流出孔24aを閉塞するように
なつている。23cは前記複数個の案内片23a
間に略水平に設けた円錐状の分流板で、この分流
板23cは、弁体25の下端面に流出する液体の
圧力が加わることにより弁体25が流出孔24a
を閉塞してしまうのを防止するために設けられた
ものである。26は弁カバー24の先端と注口カ
バー3に設けた吐出口3aとを連通させ、器体外
へ水容器9内の液体を抽出させる吐出パイプであ
る。
上記構成から明らかなように、従来における丸
型のボデーでは転倒流出防止弁を有する抽出管を
収納するための空間がほ全周に必要であつたもの
が、本発明においては、角柱形状のボデー1のコ
ーナー部に、転倒流出防止用の弁体25を収納す
る弁収納筒23を設けた抽出管20を設けている
ため、水容器9の容量のわりに器体を小型化でき
るとともに、第3図に示すように、ボデー1の外
形は角柱形状であるため、各辺の4方向にしか転
倒しない。また、転倒流出防止用の弁体25を収
納する弁収納筒23はボデー1の辺1c,1dの
方向に対しては水位面より上部に位置しているた
め、器体外部て流体が流出すことは無くこの場
合、辺1aと1b間の90゜方向のみを対象とすれ
ば良く、したがつて弁構造も従来のボデー丸型の
場合は、ほとんど全方向に対して対応しなければ
ならないのに対し、本発明においては、簡単にし
て、転倒による液体の流出防止を完全に行わせる
ことができるものである。
また角型であるため、小型でスツキリしたもの
とすることができ、その結果、デザイン的にも優
れたものとなつて、テーブル上での収まりも良
く、テーブルウエアとしての商品性をさらに高め
ることができるものである。
なお、上記実施例においては、転倒流出防止弁
を構成する弁体の形状は逆円錐台状のものについ
て説明したが、対象角度は90゜であるため、球形
弁も使用することができ、これにより、さらに小
型化が図れる。また本実施例では抽出管20と水
位ゲージ15を別体としたものについて説明した
が、抽出管20の水位を外部から目視できる構成
とすることにより、水位ゲージを兼ねることもで
きるものである。
発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明のエア
ー式ポツトは次のようなすぐれた効果を有するも
のである。
(1) 水容器の容量のわりに器体を小型にでき、そ
の結果、包装才数も小さくなつてコスト的に有
利となる。
(2) 転倒流出防止弁が働く必要のある角度が90℃
に規制されるため、その構成は簡単にして、転
倒による液体の流出防止が完全なものとなり、
安全性の優れたものとなる。
(3) 角型であるため、小形で、かつ外形もスツキ
リしたものとなり、その結果、テーブル上での
納まりも良く、テーブルウエアとして最適なも
のとなる。また、転倒流出防止弁が働く必要の
ある角度が90゜に規制されるため、従来殆ど完
全に倒れなければ働かなかつた転倒流出防止弁
を90゜幅の方向のみに絞ると早く動作すること
も可能となり、傾斜途中での吐出パイプよりの
熱湯の流出も防ぐことができ安全性をさらに向
上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すエアー式ポツ
トの要部欠截斜視図、第2図は同ポツトの縦断面
図、第3図は同ポツトにおけるボデー部の横断面
図である。 1…ボデー、2…注口、4…蓋体、7…エアー
ポンプ、9…水容器、15…水位ゲージ、20…
抽出管、23…弁収納筒、25…弁体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 角柱形状のボデー内に収納された略円筒状の
    水容器と、この水容器の上部に設けられた注口
    と、この注口を覆い、かつ前記水容器内に空気を
    圧送するエアーポンプを収納し、前記注口に着脱
    自在に挟着された蓋体と前記水容器内に空気が圧
    送されることにより前記水容器内の液体を器体外
    に導く抽出管とを備え、前記抽出管は水容器内の
    下部に連通させるとともに、角柱形状のボデーの
    コーナー近傍に位置して水容器に沿つて上方に延
    設し、かつ器体転倒時取りつけ位置と相対した二
    点を底辺として水位面より上部位置に液体の流出
    を防止する弁収納筒を配設したエアー式ポツト。
JP1297985A 1985-01-25 1985-01-25 エア−式ポツト Granted JPS61170417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297985A JPS61170417A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 エア−式ポツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP1297985A JPS61170417A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 エア−式ポツト

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Publication Number Publication Date
JPS61170417A JPS61170417A (ja) 1986-08-01
JPH038208B2 true JPH038208B2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=11820333

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JP1297985A Granted JPS61170417A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 エア−式ポツト

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JPS61170417A (ja) 1986-08-01

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