JP2000354543A - 液体容器 - Google Patents

液体容器

Info

Publication number
JP2000354543A
JP2000354543A JP11167610A JP16761099A JP2000354543A JP 2000354543 A JP2000354543 A JP 2000354543A JP 11167610 A JP11167610 A JP 11167610A JP 16761099 A JP16761099 A JP 16761099A JP 2000354543 A JP2000354543 A JP 2000354543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
container
liquid
discharge
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11167610A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Inui
潤造 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP11167610A priority Critical patent/JP2000354543A/ja
Publication of JP2000354543A publication Critical patent/JP2000354543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で小型な弁機構で横転時や前傾時の止水
機能を高める。 【解決手段】 吐出路5の途中に、吐出方向の上流側か
ら下流側に順次に通じる2つ以上の弁室61、62を平
面上に配し、弁室61、62はボール弁63、64を収
容し、弁室61、62は下流側の弁口61a、62aか
ら前記ボール弁63、64を上流側退避位置に転がらせ
て弁口61a、62aを常開とするよう水平面に対し傾
斜した傾斜部61b、62bを持ち、傾斜部61b、6
2bの傾斜と前記平面上で見た傾斜部61b、62bの
弁口61a、62aからの延び方向との少なくとも一方
により、容器13の横転や所定の向きへの所定以上の傾
きにてボール弁63、64が弁口61a、62aの側に
転がり弁口61a、62aを閉じるように水平面に対し
傾斜するようにして 、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器に液体を収容し
この容器に接続した吐出路を通じポンプにより前記液体
を外部に吐出するようにした電気ポットなどの液体容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、家庭用の電気ポットでは、液体
を加熱して湯沸しや保温を行うので熱湯を取り扱うこと
になる。保温でも近時では高温保温が望まれるようにも
なり、沸騰直前の98℃での保温状態が選択され使用さ
れることが多々ある。一方、通常使用時の安全は勿論、
子供や幼児によるいたずら、誤操作などに伴う危険防止
も重要課題になっている。
【0003】ポンプにより液体を吐出する吐出路は、電
気ポットが横転した場合に液体が流出する通路となる。
電気ポットでの液体の流出はまわりを濡らしたりする
上、流出するのが熱湯であることが多く危険でもある。
そこで、電気ポットが横転したときに自重で吐出路を閉
じる横転時止水弁が古くから設けられている。
【0004】最近では、電気ポットが吐出口のある前部
側に所定以上傾いたときにも吐出路を閉じる前傾時止水
弁も設けられている。これによって、電気ポットを抱え
るなどいたずらして扱う最中に電気ポットが前傾するだ
けで、満量近く入っている熱湯が吐出路を通じ流出する
ような事態を招くのを回避することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は図24に示
すような横転時止水弁aおよび前傾時止水弁bを吐出路
fの途中に設けた電気ポットcを先に提案している。横
転時止水弁aはほぼ逆円錐形をした重り弁であり、逆円
錐面a1が弁室dの底部の円錐面d1に受けられて安定
し、上部から対向している弁口eを開状態に保って、液
体が吐出されるのを邪魔しないが、電気ポットcが横転
したときは自重で弁口e側に移動してそれを閉じ、液体
が吐出路fを通じて流出するのを防止している。
【0006】前傾時止水弁bはボール弁でこれを弁室h
内に収容し、通常は弁室gの底部g1の後方への傾斜に
よって液体が吐出される流路から退避した位置に安定
し、電気ポットcが所定以上前傾したとき底部g1が前
方に傾斜して前傾時止水弁bが前方に転がって弁口iを
閉じ、液体が吐出路fを通じ流出するのを防止してい
る。1つの具体例では、満量状態で電気ポットcが20
°前傾したとき液体が吐出路fを通じて流出し始める設
計の場合に、電気ポットcが10°前傾したとき前傾止
時水弁bが弁口iを閉じるようにしている。
【0007】しかし、前傾時止水弁bは電気ポットcが
10°傾斜するか、しないかで、前傾時止水弁bが前記
退避位置に転がって安定し、あるいは弁口iの閉じ位置
に転がって安定するのに、底部g1の傾斜角度の変化が
少ないため、前傾時止水弁bの動きが遅れて液体が若干
漏れだしたり、液体の吐出妨害があったりする可能性の
あることが、多数回の繰り返し使用実験のなかで判明し
た。
【0008】また、横転時止水弁aはその軸線が前傾す
る角度で設置され、電気ポットcの前側への横転時にも
っとも閉じやすい設計にしているので、左側や右側へ横
転したときには反応しにくいことがあるし、前記前傾時
止水弁bは底部g1の傾斜が前後方向であるので前記左
右への横転時には止水機能を発揮しにくいことも判明し
た。電気ポットcはその上部に吐出口jを持った嘴状突
出部kを有する形態上、前方へ横転しても安定しにく
く、嘴状突出部kと電気ポットcの胴部c1が形成する
側面が定置面lに沿う図25に示す左向きか、あるいは
その逆の右向きかに安定することが大半であるので、横
転時止水弁の機能の方向性のあることが不安材料でもあ
る。これらを解消するのに、弁機構が複雑で高価なもの
になるのでは、家庭用の電気ポットなどには不向きで採
用しにくい。
【0009】本発明の目的は、簡単で小型な弁機構によ
り横転時や前傾時の止水機能を高めた液体容器を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の液体容器は、容器に液体を収容しこの容
器に接続した吐出路を通じポンプにより前記容器内の液
体を外部に吐出するようにしたものにおいて、吐出路の
途中に、吐出方向の上流側から下流側に順次に通じる2
つ以上の弁室をほぼ平面上に配置して設け、各弁室はボ
ール弁を収容したことを基本的な特徴としている。これ
に加え、さらに、各弁室はその下流側の弁口から前記ボ
ール弁を上流側退避位置に転がらせて安定させ弁口を常
開とするように水平面に対し傾斜した傾斜部を持ち、こ
の傾斜部の傾斜と前記平面上で見た前記傾斜部の前記弁
口からの延び方向との少なくとも一方によって、容器の
横転や所定の向きへの所定以上の傾きに対応してボール
弁が弁口の側に転がって弁口を閉じるように水平面に対
し傾斜するようにしたことを次段階の第1の特徴として
いる。
【0011】このような基本的な特徴の構成では、吐出
方向の上流側から下流側に順次に通じる2つ以上の弁室
がボール弁を収容してほぼ平面上に配置されるので、上
下方向にかさ張らない簡単な構造で必要数の弁機構を有
したものとして、多重、または多目的な止水を行い止水
機能を高めることができる。次段階の第1の特徴の構成
では、さらに、各弁室はその下流側の弁口から前記ボー
ル弁を上流側退避位置に自重で転がらせて安定させ弁口
を常開とするように水平面に対し傾斜した傾斜部を持つ
のに加え、容器の横転時や所定の向きへの所定以上の傾
き時に、前記傾斜部の傾斜と前記平面上で見た前記傾斜
部の前記弁口からの延び方向との少なくとも一方により
水平面に対する必要な傾斜を得て、ボール弁が弁口の側
に転がって弁口を閉じ前記多重、多目的な止水を満足す
ることができ、前記傾斜部の傾斜と前記平面上で見た前
記傾斜部の前記弁口からの延び方向とを複合させること
により、前記傾斜部の容器の傾斜に対する傾斜の変化度
合いを高めて止水機能を高められるので、容器が少し傾
いたときに止水したい前傾時止水に特に有効となる。
【0012】また、弁室の傾斜部の少なくとも1つが、
容器の異なった2つの方向への傾き時または横転時にボ
ール弁が弁口を閉じるようにしてあると、ボール弁が前
記異なった2つの方向の容器の傾斜または横転に応動し
て止水できるので、多目的な止水をする場合のボール弁
の必要数を低減することができる。
【0013】2つの弁室の傾斜部が、容器の吐出口があ
る前部側への傾き時にボール弁が弁口を閉じるようにし
てあると、同じ目的の止水を重複して、つまり多重の止
水ができ、止水機能が万一にも十分でないことがあり得
る例えば前傾時の止水に好適である。また、この止水
は、容器の前部への横転にも有効であり、しかも、前部
側への横転は前傾角度の増大であるので止水機能はさら
に高くなるので好適である。
【0014】この場合、2つの弁室の傾斜部の一方が、
容器の左側への横転時にボール弁が弁口を閉じるように
し、他方は、容器の右側への横転時にボール弁が弁口を
閉じるようにしてあると、2つのボール弁が前傾時止水
機能に加え、一方は左側への転倒時止水機能を、他方は
右側への転倒時止水機能を発揮できるようになるので、
2つのボール弁を用いた簡単な弁機構のままで、多重、
多目的の止水機能を発揮することができる。
【0015】各弁室のそれぞれは同一平面上に合わせ面
を持って一体化した下部殻体と上部殻体との間で形成さ
れていると、各弁室が1つの部品に構成されるので、部
品の製造および組立に有利でコストの低減を図ることが
できる。また、各弁室の傾斜部の傾斜角度や前記平面か
ら見た傾斜部の延び方向の向きの相互関係を組立などの
要因の影響なく一定に保つことができるので、製品ごと
の止水機能にバラツキが生じるようなことがない。
【0016】下部殻体と上部殻体との一体化はそれらの
合わせ面どうしを溶着して行ってあると、一体化によっ
て各弁室の内外の境界部を必要な気密性、水密性を持っ
てシールすることができるし、各弁室どうし間に必要な
シールも同時にでき便利である。
【0017】本発明の液体容器は、また、容器に液体を
収容しこの容器に接続した吐出路を通じポンプにより前
記器体内の液体を外部に吐出するようにしたものにおい
て、吐出路の途中に、吐出方向の上流側からの流入口と
下流側への流出口とを持った弁室を設け、この弁室内
に、前記流出口を常時閉じるようにばねで付勢されて止
水状態を保つ常閉弁と、前記流入口の近傍に位置しポン
プの吐出動作により弁室内に流入してくる液体の動圧で
押し動かされて前記常閉弁をばねの付勢に抗して開き液
体が弁室を通過し吐出されるようにする弁操作部材とを
設けたことを第2の特徴としている。
【0018】このような構成では、弁はばねの付勢によ
り常閉で吐出路を常時閉じているが、ポンプにより吐出
路を通じて液体が吐出されてきて弁室に達すると、そこ
にある弁操作部材を動圧により押動し、弁操作部材はこ
の押動により常閉弁をばねに抗して押し開くので、吐出
されてきた液体は弁室を通過して吐出され、常閉弁が液
体の吐出の邪魔になることはない。液体のポンプによる
吐出が終了すると常閉弁は液体の動圧を受けなくなりば
ねの付勢によって直ちに閉じ止水状態になる。この止水
状態で、容器が前傾したり横転したりして液体が吐出路
を通じ流出しようとしても、前傾時はもとより、横転時
でも吐出路を流出してくる液体の流れの動圧は低いの
で、弁操作部材を押動するに至らずそのまわりを通って
弁室内に進入し充満するだけで、常閉弁は開かずそれ以
上に流れ出ることはなく止水状態が確実に保たれる。
【0019】常閉弁と弁操作部材とは、それらの間が軸
により回動できるように支持した1つのシーソー部材で
あると、弁操作部材と常閉弁とが簡単な構造で連動して
機能することができる。また、シーソー部材のレバー比
の設定によって弁操作部材に働く動圧と常閉弁の開閉力
との力関係を自由に設定することができる。
【0020】シーソー部材が板部材であって、常閉弁お
よび弁操作部材とも板面が流入口および流出口と対向し
ているようにすると、シーソー部材全体を1枚の板部材
にするだけでよいし、弁操作部材の部分は流入してくる
液体の動圧を受けやすいし、常閉弁は流出口と離接する
だけで開閉することができる。
【0021】流入口が横向きに開口し、吐出路の液体容
器との接続部からの立上がり部から横向きに屈曲した屈
曲部を介し接続されていると、容器が横転したときの勢
いによって液体が吐出路を勢いよく流出しようとするよ
うな場合があっても、その勢いを前記屈曲部で殺してか
ら弁室に流入するようにすることができるので、弁操作
部材に大きな動圧が働いて常閉弁を開いてしまうような
問題を解消することができる。
【0022】本発明の液体容器は、また、容器に液体を
収容しこの容器に接続した吐出路を通じ電動ポンプによ
り前記器体内の液体を外部に吐出するようにしたものに
おいて、吐出路の途中に、上部に吐出方向の下流側への
流出口を持った弁室を設け、この弁室内に、前記流出口
と上下方向に対向し液体の流出口側への流れや液位の上
昇によって流出口に押付られてそれを閉じ止水するフロ
ート弁と、このフロート弁を前記流出口と対向する上下
方向位置に保持し、流出口への流体の流れを阻害しない
位置保持手段とを設け、電動ポンプを働かせて吐出を行
う吐出操作部材と、この吐出操作部材の吐出操作に連動
して前記フロート弁を流出口から離れた位置に保持する
連動部材とを備えたことを第3の特徴としている。
【0023】このような構成では、容器の前傾などで吐
出路内の液位が上昇すると、フロートは押上げられて弁
室の流出口を閉じるので、簡単で安価な弁構造にて止水
することができる。電動ポンプを働かせて液体を吐出路
を通じて吐出する場合も、吐出路内の液位が上昇して吐
出口へ向かうが、電動ポンプを働かせるのに吐出操作部
材を吐出操作し、この吐出操作に連動する連動手段がフ
ロートを流出口から離れた位置に保持するので、液体が
吐出されるのを邪魔しない。
【0024】吐出路の前記フロート弁の弁室よりも上流
側部分を開閉する今1つの止水弁と、容器の底部下面に
出没するように設けられ、かつ底部下面に突出するよう
にばねで付勢されて容器の底部が定置面から浮いたとき
に底部下面に突出してその浮きを検出する浮き検出部材
と、この浮き検出部材の容器の底部下面への突出に連動
して前記今1つの弁をばねの付勢に抗して閉じる連動手
段とを備えたものであると、容器が定置された状態で
は、容器底部の浮き検出部材が定置面によりばねの付勢
に抗し押動されて容器の底部内に没し、これに連動する
連動手段を介して止水弁を開いた状態に保持するので、
吐出路を通じた液体のポンプによる吐出を邪魔しないの
で通常使用状態にすることができる。また、この状態で
容器が大きく傾いたり、持ち上げられたり、横転したよ
うな場合に、容器の底部が定置面から離れて浮き上がる
と、容器の底部の浮き検出部材は定置面による支持を失
って容器の底部から突出し、これに連動する連動手段を
止水介し弁を閉じて止水することができ、容器の横転時
の止水が確実であるし、フロート弁の弁室よりも上流側
で容器の底部近くに設けられるので、連動手段を含めて
止水機構全体が特に複雑になったり大型化したりするの
を防止することができる。この止水状態でもこの止水弁
よりも上の吐出路内の液体は容器の前傾によって、ある
いは横転によって、流出しようとするが、前記フロート
弁との併用によりこれを防止することができる。
【0025】本発明の液体容器は、また、容器に液体を
収容しこの容器に接続した吐出路を通じポンプにより前
記器体内の液体を外部に吐出するようにしたものにおい
て、吐出路の途中に、吐出方向の上流側から下流側に順
次に通じる2つ以上の弁室を配置して常開の弁を収容
し、上流側にある弁室の弁は、容器の吐出口がある前部
側への所定以上の傾きによって自重で閉じ、下流側にあ
る弁室は、容器の横転時に自重で閉じるようにし、上流
側の弁室と下流側の弁室との間の連通部分に拡張した液
溜り部を設けたことを第4の特徴としている。
【0026】このような構成では、吐出路の途中に、吐
出方向の上流側から下流側に順次に通じる2つ以上の弁
室を配置して常開の弁を収容し、上流側にある弁室の弁
は、容器の吐出口がある前部側への所定以上の傾きによ
って自重で閉じ、下流側にある弁室は、容器の横転時に
自重で閉じるようにし、前傾時止水と横転時止水との多
目的止水を達成しながら、容器の小さな傾きに対応して
止水機能を発揮する前傾時止水の際に万一にも止水不良
があって、液体が下流側に流出しようとしても、下流側
の弁室との間の連通部分が拡張した液溜り部に先ず入っ
てここから溢れるまで下流側の弁室に流入するのを遅ら
せることができ、止水機能をその分向上することができ
る。
【0027】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態についてその実施例とともに図1〜図23を参照しな
がら説明し、本発明の理解に供する。
【0029】(本実施の形態1)本実施の形態1は図1
に示すように、内容液をヒータ4で加熱して貯湯し、電
動ポンプ14によって吐出路5を通じ外部に吐出し利用
できるようにする電気ポットの場合の一例である。しか
し、本発明はこれに限られることはなく、冷水、常温水
など種々な貯液をして液量を表示しながら各種の使用に
供する貯液容器一般に適用することができ、ヒータ4の
有無、電動ポンプ14に代わって手動ポンプを用いるか
どうかなどは基本的に問わない。
【0030】本実施の形態1の電気ポットは、内容器3
と、内容器3内の内容液を加熱するヒータ4と、内容液
を外部に案内する吐出路5と、この吐出路5を通じて内
容液を吐出させる電動ポンプ14と、内容器3の開口7
を閉じる蓋8と、この蓋8の内部を通じて内容器3内で
発生する蒸気を外部に放出する蒸気通路9とを備えてい
る。
【0031】内容器3は図1に示す実施例のように合成
樹脂製の外装ケース12に収容されて電気貯湯容器の器
体13を構成している。しかし、内容器3の胴部が外部
に露出して器体13を構成してもよい。いずれにして
も、内容器3の内筒1内の内容液はヒータ4により外部
から加熱されて貯湯され、電動ポンプ14により吐出路
5を通じ外部に吐出されて使用される。吐出路5の内容
器3の胴部の外側を立ち上がる立上がり部を透明または
半透明のガラスや樹脂などの材料で形成されたパイプと
して各段階の液位をフォトセンサにより検出する液量検
出部5aを有し、ここで検出された液量が器体13の外
面に臨む液量表示部57により外部から視認されるよう
に表示される。
【0032】内容器3はその開口7の外縁に形成した外
鍔3dを器体13の肩部16の上向きの段部17上に、
この段部17に続く立上がり壁に対向して配置してあ
る。外装ケース12は合成樹脂製で底と胴とが一体に形
成されている。しかし、金属製でもよく胴が金属製であ
る場合は、構造や形状が複雑になりがちな底は合成樹脂
製にするのが好適である。外装ケース12が底、胴とも
合成樹脂製であっても、成形や全体の組み立てなどとの
関係から必要に応じて分割されてもよい。
【0033】器体13の肩部材16が形成する開口18
には前記の蓋8が設けられ、この開口18を内容器3の
開口7とともに開閉するようにしてある。この開閉のた
めに蓋8は肩部材16の後部に設けられた軸受部19
に、ヒンジピン22によって着脱できるように枢支され
ている。蓋8の着脱は、ヒンジピン22を中心にした回
動により開閉する動作において、蓋8が器体13の開口
7との嵌まり合い位置から外れた開き位置でヒンジピン
22を、軸受部19に対し、その内向きのスリットを通
じて嵌め入れたり引き出したりして行える。
【0034】蓋8の内容器3内からの蒸気を外部に逃が
す蒸気通路9は、蓋8の上面に前記蒸気出口9aが形成
され、下面に内筒1から蓋8への蒸気入口9bが形成さ
れている。蒸気通路9の途中には、器体13が横転して
内容液が進入してきた場合にそれを一時溜め込み、ある
いは迂回させて、蒸気出口9aに至るのを遅らせる安全
経路9cを設けてある。これにより、器体13が横転し
て内容液が蒸気通路9を通じて外部に流出するまでに器
体13を起こすなどの処置ができるようになる。また、
蒸気通路9には器体13の横転時に、蒸気通路9に進入
しようとし、あるいは進入した内容液が先に進むのを阻
止するように自重などで働く横転時止水弁23が適所に
設けられている。図示する実施例では蒸気入口9bの直
ぐ内側の一か所に設けてある。
【0035】蓋8の前部には閉じ位置で肩部材16側の
係止部24に係合して蓋8を閉じ位置にロックするロッ
ク部材25が設けられ、蓋8が閉じられたときに係止部
24に自動的に係合するようにばね26の付勢によって
ロック位置に常時突出するようにしている。これに対応
して蓋8にはロック部材25を後退操作して前記ロック
を解除するロック解除部材27が設けられている。ロッ
ク解除部材27は図1に示すように軸29によって蓋8
に枢支されたレバータイプのものとされ、前端を親指な
どで押し下げて反時計回りに回動させることでロック部
材25をばね26に抗して後退させてロックを解除し、
続いてロック解除操作で起き上がったロック解除部材2
7の後端を他の指で持ち上げることによりロックを解除
された蓋8を持ち上げこれを開くことができる。
【0036】電動ポンプ14は遠心ポンプであって内容
器3の直ぐ下の位置に設けられ、内容器3内から流れ込
む内容液を吐出路5を通じて器体13外に臨む吐出口5
dに向け送りだし、吐出口5dから外部に吐出させ使用
に供する。電動ポンプ14は内容器3内に空気を送り込
んで内容液を加圧し、吐出路5を通じて押出吐出させる
ようにも設けられる。また、いずれの吐出方式でも手動
ポンプに置き換えることができる。
【0037】外装ケース12の底と内容器3の底部との
間の空間には、前記電動ポンプ14とともに、ヒータ4
や電動ポンプ14を通電制御する制御基板129を収容
する回路ボックス32が設置されている。図示する実施
例では回路ボックス32は外装ケース12の底の開口部
に一体形成して設けてあるが、底と別体に形成してねじ
止めなどして設けてもよい。また、回路ボックス32は
下向きに開口しているがこれを閉じる蓋を設けることも
できる。内容器3の底部の中央には温度センサ33が下
方から当てがわれ、内容液のその時々の温度を検出し
て、湯沸しや保温モードで内容液を加熱制御する場合の
温度情報を得る。
【0038】器体13の肩部材16の前部に突出する嘴
状突出部34の上面には操作パネル35が設けられ、モ
ード設定などの操作部や、操作に対応する表示、あるい
は動作状態を示す表示を行うようにしてある。操作パネ
ル35の下には前記操作および表示に対応する信号の授
受および動作を行う操作基板36が設けられている。吐
出路5は内容器3と外装ケース12の間を立上がって内
容器3と同じ液位となる液量検出部5aを形成した後、
器体13の嘴状突出部34と外装ケース12側のパイプ
カバー部37との間に入った部分で逆U字状のユニット
5cを構成し、このユニット5cの吐出路5の立上がり
部と繋がる部分に止水弁38および前記吐出口5dを設
けている。吐出口5dはパイプカバー部37の底部開口
およびこの開口に下方から後付けした吐出口カバー41
を通じて外部に下向きに開口している。
【0039】外装ケース12の底にある開口には下方か
ら蓋板42を当てがってねじ止めや部分的な係合により
取付け、蓋板42の外周部には回転座環43が回転でき
るように支持して設けられ、器体13がテーブル面など
に定置されたときに回転座環43の上で軽く回転して向
きを変えられるようにしてある。
【0040】蓋8は、樹脂製の上板51と下板52とで
中空に形成した上蓋53と、この上蓋53の下面に当て
がいねじ54でねじ止めなどしたステンレス鋼などの金
属製の内蓋55とで基本構造が形成され、内蓋55の外
周に嵌め着けて上蓋53との間に挟み込まれたシールパ
ッキング56のシールリップ56aが内容器3の開口7
の口縁上面に圧接して開口7を密に閉じるようにしてあ
る。これによって、内筒1による開口7と内蓋55との
間を通じて、蒸気や熱が外部に逃げるのを防止すること
ができる。
【0041】本実施の形態1は特に、吐出路5の途中に
設けた上記止水弁38が、図2、図4に矢印で示す吐出
方向の上流側から下流側に順次に通じる2つ以上の弁室
61、62・・をほぼ同一平面上に配置して設け、各弁
室61、62はボール弁63、64を収容している。ま
た各弁室61、62はその下流側の弁口61a、62a
から前記ボール弁63、64を上流側に自重で転がらせ
て弁口61a、62aを常開とするように水平面に対し
傾斜した傾斜部61b、62bを持っている。この傾斜
部61b、62bの傾斜と前記平面上で見た前記傾斜部
61b、62bの前記弁口61a、62aからの延び方
向との少なくとも一方によって、電気ポットの横転や所
定の向きへの所定以上の傾きに対応してボール弁63、
64が弁口61a、62aの側に転がって弁口61a、
62aを閉じるように水平面に対し傾斜するようにして
ある。
【0042】これにより、吐出方向の上流側から下流側
に順次に通じる2つ以上の弁室61、62・・がボール
弁63、64・・を収容して図3〜図5の(a)(b)
に示すようにほぼ同一平面上に配置される。このため、
止水弁38は上下方向にかさ張らない簡単な構造で必要
数の弁機構を有したものとして、多重、または多目的な
止水を行って止水機能を高めることができる。ここに多
重の止水は同じ目的の止水を吐出方向に順次複数回繰り
返すことをいい、同一目的の止水効果を複数倍高めるこ
とができる。多目的止水とは複数の目的の止水を吐出方
向に順次行うことをいい、異なった目的の幾つかの止水
ができる。
【0043】図1〜図9に示す第1の実施例の止水弁3
8は多重、多目的止水の双方を行っている。具体的に
は、2つの弁室61、62は図2に示す設置状態で、そ
の下流側の弁口61a、62aから前記ボール弁63、
64を上流側退避位置に自重で転がらせて安定させ、図
6、図7に示すように弁口61a、62aを常開とする
ように図2〜図4、図6に示す水平面Aに対し傾斜した
傾斜部61b、62bを持つのに加え、電気ポットの横
転時や所定の向きへの所定以上の傾き時に、前記傾斜部
61b、62bの傾斜と前記平面上で見た前記傾斜部6
1b、62bの前記弁口61a、62aからの延び方向
との少なくとも一方により水平面に対する必要な傾斜を
得て、ボール弁63、64が弁口61a、62aの側に
転がって弁口61a、62aを閉じ前記多重、多目的な
止水を満足することができる。
【0044】つまり、前記傾斜部61b、62bの傾斜
と前記平面上で見た前記傾斜部61b、62bの前記弁
口61a、62aからの延び方向とを複合させることに
より、前記傾斜部61b、62bの電気ポットの傾斜に
対する傾斜の変化度合いを高めて止水機能を高められる
ので、電気ポットが少し傾いたときに止水したい前傾時
止水に特に有効となる。
【0045】第1の実施例はまた、各ボール弁63、6
4のそれぞれは、前記傾斜部61b、62bの前記平面
より見た弁口61a、62aからの延び方向をボール弁
を開閉させたい、図7に示す前傾方向Bと、左右方向C
の左右どちらかの向きとの異なった2つの方向の中間的
な斜めの向きDに設定することにより、弁室61、62
の傾斜部61b、62bが、電気ポットの異なる2つの
方向である前方への傾き、および横転時と、左側または
右側への横転時とに止水できるようにしている。これに
よって、ボール弁63、64が前記異なった2つの方向
の電気ポットの前傾および横転に応動して止水できるの
で、多目的な止水をする場合のボール弁の必要数を低減
することができる。
【0046】同時に、2つの弁室61、62の傾斜部6
1b、62bが、電気ポットの吐出口5dがある前部側
への傾き時にボール弁63、64が図8、図9に示すよ
うに弁口61a、62aを閉じるようにしてある。これ
により、同じ目的の止水を重複して、つまり多重の止水
ができ、止水機能が万一にも十分でないことがあり得る
例えば前傾時の止水に好適である。この止水は、容器の
前部への横転にも有効であり、しかも、前部側への横転
は前傾角度の増大であるので止水機能はさらに高くなる
ので好適である。
【0047】さらに、2つの弁室61、62の傾斜部6
1b、62bの一方が、電気ポットの左側への横転時に
ボール弁63が弁口61aを閉じるようにし、他方は、
電気ポットの右側への横転時にボール弁64が弁口62
aを閉じるようにしてある。これによると、2つのボー
ル弁63、64が前傾時止水機能に加え、一方は左側へ
の転倒時止水機能を、他方は右側への転倒時止水機能を
発揮できるようになるので、2つのボール弁を用いた簡
単な弁機構のままで、多重、多目的の止水機能を一挙に
発揮することができる。
【0048】各弁室61、62のそれぞれは図2〜図9
に示すように、同一平面上に合わせ面71を持って一体
化した下部殻体72と上部殻体73との間で形成されて
いる。これによると、各弁室61、62が1つの部品に
構成されるので、部品の製造および組立に有利でコスト
の低減を図ることができる。また、各弁室61、62の
傾斜部61b、62bの傾斜角度や前記平面から見た傾
斜部61b、62bの延び方向の向きの相互関係を組立
などの要因の影響なく一定に保つことができるので、製
品ごとの止水機能にバラツキが生じるようなことがな
い。
【0049】下部殻体72と上部殻体73との一体化は
それらの合わせ面どうしを溶着して行ってある。溶着に
よる一体化によって各弁室61、62の内外の境界部を
必要な気密性、水密性を持ってシールすることができる
し、各弁室61、62どうし間に必要なシールも同時に
でき便利である。図7、図9に示すような溶着ライン7
4に沿って溶着すると前記いずれのシールも満足するこ
とができる。下部殻体72は弁室61への流入口75を
設けて吐出路5の上流側に嵌め合わせて接続し、上部殻
体73には弁室62からの流出口76を設けて吐出路5
の下流側に嵌め合わせて接続してある。
【0050】図10〜図15に示す第2の実施例は、一
方の弁室61の傾斜部61bの弁口61aからの延び方
向Dが、電気ポットの前後方向Bと、左右方向Cとの中
間の斜め向きに設定して、電気ポットの前傾と前方への
横転、および右側への横転に対応できる多重目的の止水
ができ、他方の弁室62の傾斜部62bの弁口62aか
らの延び方向を左右方向Cに平行となる向きに設定し
て、電気ポットの左側への横転時に止水機能を発揮する
ようにしてある。この第2の実施例では止水弁38は構
造が簡単でかつよりかさ低く偏平化することができる。
【0051】(実施の形態2)本実施の形態2は図1
6、図17に示すように、吐出路5の途中に設ける止水
弁38は、吐出方向の上流側からの流入口75と下流側
への流出口76とを持った1つの弁室81を設け、この
弁室81内に、前記流出口76を常時閉じるようにばね
82で付勢されて止水状態を保つ常閉弁83と、前記流
入口75の近傍に位置し図示しないポンプの吐出動作に
より弁室81内に流入してくる内容液の動圧で押し動か
されて前記常閉弁83をばねの付勢に抗して開き内容液
が弁室81を通過し吐出されるようにする弁操作部材8
4とを設けてある。
【0052】常閉弁83はばね82の付勢により常閉で
流出口76を塞いで吐出路5を常時閉じているが、ポン
プにより吐出路5から流入口75を通じて液体が吐出さ
れてきて弁室81に達すると、そこにある弁操作部材8
4を動圧により押動し、弁操作部材84はこの押動によ
り常閉弁83をばね82に抗して押し開くので、吐出さ
れてきた液体は弁室81を通過して吐出され、常閉弁8
3が液体の吐出の邪魔になることはない。液体のポンプ
による吐出が終了すると常閉弁83は液体の動圧を受け
なくなりばね82の付勢によって直ちに閉じる。この状
態で、電気ポットが前傾したり横転したりして液体が吐
出路5を通じ流出しようとしても、前傾時はもとより、
横転時でも吐出路5を流出してくる液体の流れの動圧は
ほとんどないので、弁操作部材84を押動するに至らず
そのまわりを通って弁室81内に進入し充満するだけ
で、常閉弁83は開かずそれ以上に流れ出ることはなく
確実に止水される。
【0053】図16、図17に示す実施例では、常閉弁
83と弁操作部材84とは、それらの間で軸85により
回動できるように支持した1つのシーソー部材86で構
成している。これにより、弁操作部材84と常閉弁83
とが簡単な構造で連動して機能することができる。ま
た、シーソー部材86のレバー比の設定によって弁操作
部材84に働く動圧と常閉弁83の開閉力との力関係を
自由に設定することができる。
【0054】また、シーソー部材86は板部材としてあ
る。これにより、常閉弁83および弁操作部材84とも
板面が流入口75および流出口76と対向しているよう
にすると、シーソー部材86全体を1枚の板部材にする
だけでよいし、弁操作部材84の部分は流入してくる液
体の動圧を受けやすいし、常閉弁83は流出口76と大
きな面が離接するだけで吐出路5を容易かつ確実に開閉
することができる。
【0055】流入口75が弁室81から横向きに開口
し、吐出路5の内容器3との接続部からの立上がり部で
ある液量検出部5aの上端部から横向きに屈曲した屈曲
部5bを介し接続されていると、電気ポットが横転した
ときの勢いによって液体が吐出路5を勢いよく流出しよ
うとするような場合があっても、その勢いを前記屈曲部
5bで殺してから弁室81に流入するようにすることが
できるので、弁操作部材84に大きな動圧が働いて常閉
弁83を開いてしまうような問題を解消することができ
る。
【0056】(実施の形態3)本実施の形態3は図18
〜図21に示すように、吐出路5の途中に設ける止水弁
38は、上部に吐出方向の下流側への流出口76を持っ
た弁室91を設け、この弁室91内に、前記流出口76
と上下方向に対向し液体の流出口76側への流れや液位
の上昇によって流出口76に押付られてそれを閉じ止水
するフロート弁92と、このフロート弁92を前記流出
口76と対向する上下方向位置に保持し、流出口76へ
の流体の流れを阻害しない位置保持手段93とを設け、
図示しない電動ポンプをスイッチ90のオン操作で働か
せて吐出を行う吐出操作部材94と、この吐出操作部材
94の吐出操作に連動して前記フロート弁92を流出口
76から離れた位置に保持する連動部材95とを備えた
ものとしている。
【0057】これにより、電気ポットの前傾などで吐出
路5内の液位が上昇すると、フロート弁92は押上げら
れて弁室91の流出口76を閉じるので、簡単で安価な
弁構造にて止水することができる。電動ポンプを働かせ
て液体を吐出路5を通じて吐出する場合も、吐出路5内
の液位が上昇して吐出口5dへ向かうが、電動ポンプを
働かせるのに吐出操作部材94を吐出操作し、この吐出
操作に連動する連動部材95がフロート弁92を流出口
76から離れた位置に保持するので、液体が吐出される
のを邪魔しない。
【0058】図18、図19に示す第1の実施例は、吐
出操作部材94は図示しない電動ポンプ駆動スイッチを
オン操作するものであるが、これの一部が連動部材95
をなして吐出路5の外部からゴムカバー96によるシー
ルのもとに弁室91内に臨み、流出口76の開口部でフ
ロート弁92と対向し、非吐出操作時はばね97の付勢
によって流出口76の開口に圧接して安定した状態にあ
り、自身の連通穴94aによって流出口76を吐出され
る内容液が通るのを邪魔しないようになっている。吐出
操作部材94が電動ポンプを働かせるのに下動されると
フロート弁92を流出口76から離れた位置に押し付け
て保持するので、電動ポンプが働いて内容液を吐出路5
を通じて吐出するのにフロート弁92が流出する内容液
に押し上げられて流出口76を塞いで吐出の邪魔をする
ようなことを防止することができる。
【0059】図20、図21に示す実施例は、吐出操作
部材94の下端に連動部材95をなすボックス94bを
設けてフロート弁92を収容し、非吐出操作状態では吐
出操作部材94がばね97の付勢によって上動位置にあ
って、ボックス94bは流出口76の開口部に位置し、
フロート弁92が液位の上昇によって押上げられたと
き、連通穴94a介して流出口76を閉じて止水する。
吐出操作部材94が吐出操作されると下動してボックス
94bを下動させフロート弁92を流出口76から離れ
た下方位置に保持して内容液の吐出の邪魔をしない。
【0060】図22に示す第2の実施例は、第1の実施
例に加え、さらに、吐出路5の前記フロート弁の弁室よ
りも上流側部分、つまり器体13の底部近くの弁口10
0を開閉する今1つの止水弁101と、器体13の底部
下面に出没するように設けられ、かつ底部下面に図22
の(a)に示すように突出するようにばね102で付勢
されて器体13の底部が定置面104から浮いたときに
図22の(b)に示すように底部下面に没した状態から
図22の(a)に示すように突出してその浮きを検出す
る浮き検出部材105と、この浮き検出部材105の器
体13の底部下面への突出に連動して前記今1つの止水
弁101をばね102の付勢に抗して閉じる連動手段1
06とを備えている。
【0061】止水弁101は吐出路5の電動ポンプ14
の吐出口14aの部分から液量検出部5aが立ち上がる
部分に対して、シールカバー107を施して設けられた
弁室108内に位置し、この弁室108から下方に向け
外装ケース12内にシール状態を保持して突出する弁棒
101aを有している。浮き検出部材105は器体13
底部の回転座環43を共用しており、この共用のために
回転座環43を蓋板42との間の遊びSを大きくして器
体13の底部が定置面104から浮いたときに図22の
(b)に示すように下方に突出する浮き検出部材105
として機能するようにしてある。連動手段106は中間
部を軸109により外装ケース12の底部内に軸支した
レバー部材111であり、前記ばね102はこのレバー
部材111に働かせて、止水弁101を図22の(b)
に示す閉じ状態を保つようにレバー部材111の一端1
11aで押上げ付勢している。レバー部材111の他端
111bは前記ばね102の付勢によって前記回転座環
43の上に圧接し、この回転座環43が器体13の底部
下に突出するように付勢している。
【0062】これにより、器体13が定置面104に図
22の(a)に示すように定置された状態では、器体1
3の底部の浮き検出部材105が定置面104によりば
ね102の付勢に抗し押動されて器体13の底部内に没
し、これに連動する連動手段106を介して止水弁10
1を開いた状態に保持するので、吐出路5を通じた液体
のポンプによる吐出を邪魔しないので通常使用状態にす
ることができる。また、この状態で器体13が大きく傾
いたり、持ち上げられたり、横転したような場合に、器
体13の底部が定置面104から図22の(b)に示す
ように離れて浮き上がると、器体13の底部の浮き検出
部材105は定置面104による支持を失って器体13
の底部から図22の(b)に示すように突出し、これに
連動する連動手段106を介し止水弁101を閉じて止
水することができ、器体13の横転時の止水が確実であ
るし、第1の実施例のフロート弁の弁室よりも上流側で
器体13の底部近くに設けられるので、連動手段106
を含めて止水機構全体が特に複雑になったり大型化した
りするのを防止することができる。この止水状態でもこ
の止水弁101よりも上の、つまり下流側の吐出路5内
の内容液は器体13の前傾によって、あるいは横転によ
って、流出しようとするが、前記フロート弁との併用に
よりこれを防止することができる。
【0063】(実施の形態4)本実施の形態4は図23
に示すように、吐出路5の途中に設けた止水弁38が、
吐出方向の上流側から下流側に順次に通じる2つ以上の
弁室61、62・・を配置して、それらに常開の一例と
してボール弁121および重り弁122を収容し、上流
側にある弁室61のボール弁121は、器体13の吐出
口5dがある前部側への所定以上の傾きによって自重で
転がって弁口61aを仮想線で示すように閉じ、下流側
にある弁室62の重り弁122は、器体13の横転時に
自重で弁口124を閉じるようにし、上流側の弁室61
と下流側の弁室62との間の連通部分に拡張した液溜り
部125を設けてある。弁室61、62での弁の開閉方
式は特に問わないが、図23に示す実施例では弁室61
のボール弁121は弁室61の前後方向で後部側に傾斜
した傾斜部61bによって常開とされ、器体13が所定
以上前傾したときに傾斜部61bの前部側への傾きによ
って弁口61aを閉じるようになっている。また、弁室
62の重り弁122は、その円錐面122aを弁室62
の底部の円錐面62cに受けられて常開状態に安定し、
器体13が転倒すると自由で弁口124の側に移動して
それを閉じ止水する。
【0064】このように、吐出路5の途中に、吐出方向
の上流側から下流側に順次に通じる2つ以上の弁室6
1、62・・を配置して常開のボール弁121および重
り弁122などを収容し、上流側にある弁室61のボー
ル弁121は、器体13の吐出口5dがある前部側への
所定以上の傾きによって閉じ、下流側にある弁室62の
重り弁122は、器体13の横転時に自重で閉じるよう
にし、前傾時止水と横転時止水との多目的止水を達成し
ながら、器体13の小さな傾きに対応して止水機能を発
揮する前傾時止水の際に万一にも止水不良があって、内
容液が下流側に流出しようとしても、下流側の弁室62
との間の連通部分が拡張した液溜り部125に先ず入っ
てここから溢れるまで下流側の弁室62に流入するのを
遅らせることができ、止水機能をその分向上することが
できる。
【0065】なお、ボール弁121はボールケース12
7内に保持して通常吐出される内容液の流れから保護
し、この流れに影響されて閉じてしまうようなことがな
いようにしている。器体13の前傾時はボールケース1
27がなしてる傾斜部61bの傾斜面によってボール弁
121が弁口61aを閉じるようにする。
【0066】
【発明の効果】本発明の液体容器の基本的な特徴によれ
ば、吐出方向の上流側から下流側に順次に通じる2つ以
上の弁室がボール弁を収容してほぼ平面上に配置される
ので、上下方向にかさ張らない簡単な構造で必要数の弁
機構を有したものとして、多重、または多目的な止水を
行い止水機能を高めることができる。また、次段階の第
1の特徴によればさらに、各弁室はその下流側の弁口か
ら前記ボール弁を上流側退避位置に自重で転がらせて安
定させ弁口を常開とするように水平面に対し傾斜した傾
斜部を持つのに加え、容器の横転時や所定の向きへの所
定以上の傾き時に、前記傾斜部の傾斜と前記平面上で見
た前記傾斜部の前記弁口からの延び方向との少なくとも
一方により水平面に対する必要な傾斜を得て、ボール弁
が弁口の側に転がって弁口を閉じ前記多重、多目的な止
水を満足することができ、前記傾斜部の傾斜と前記平面
上で見た前記傾斜部の前記弁口からの延び方向とを複合
させることにより、前記傾斜部の容器の傾斜に対する傾
斜の変化度合いを高めて止水機能を高められるので、容
器が少し傾いたときに止水したい前傾時止水に特に有効
となる。
【0067】また、弁室の傾斜部の少なくとも1つが、
容器の異なった2つの方向への傾き時または横転時にボ
ール弁が弁口を閉じるようにしてあると、ボール弁が前
記異なった2つの方向の容器の傾斜または横転に応動し
て止水できるので、多目的な止水をする場合のボール弁
の必要数を低減することができる。
【0068】2つの弁室の傾斜部が、容器の吐出口があ
る前部側への傾き時にボール弁が弁口を閉じるようにし
てあると、同じ目的の止水を重複して、つまり多重の止
水ができ、止水機能が万一にも十分でないことがあり得
る例えば前傾時の止水に好適である。また、この止水
は、容器の前部への横転にも有効であり、しかも、前部
側への横転は前傾角度の増大であるので止水機能はさら
に高くなるので好適である。
【0069】この場合、2つの弁室の傾斜部の一方が、
容器の左側への横転時にボール弁が弁口を閉じるように
し、他方は、容器の右側への横転時にボール弁が弁口を
閉じるようにしてあると、2つのボール弁が前傾時止水
機能に加え、一方は左側への転倒時止水機能を、他方は
右側への転倒時止水機能を発揮できるようになるので、
2つのボール弁を用いた簡単な弁機構のままで、多重、
多目的の止水機能を発揮することができる。
【0070】各弁室のそれぞれは同一平面上に合わせ面
を持って一体化した下部殻体と上部殻体との間で形成さ
れていると、各弁室が1つの部品に構成されるので、部
品の製造および組立に有利でコストの低減を図ることが
できる。また、各弁室の傾斜部の傾斜角度や前記平面か
ら見た傾斜部の延び方向の向きの相互関係を組立などの
要因の影響なく一定に保つことができるので、製品ごと
の止水機能にバラツキが生じるようなことがない。
【0071】下部殻体と上部殻体との一体化はそれらの
合わせ面どうしを溶着して行ってあると、一体化によっ
て各弁室の内外の境界部を必要な気密性、水密性を持っ
てシールすることができるし、各弁室どうし間に必要な
シールも同時にでき便利である。
【0072】本発明の液体容器の第2の特徴によれば、
弁はばねの付勢により常閉で吐出路を常時閉じている
が、ポンプにより吐出路を通じて液体が吐出されてきて
弁室に達すると、そこにある弁操作部材を動圧により押
動し、弁操作部材はこの押動により常閉弁をばねに抗し
て押し開くので、吐出されてきた液体は弁室を通過して
吐出され、常閉弁が液体の吐出の邪魔になることはな
い。液体のポンプによる吐出が終了すると常閉弁は液体
の動圧を受けなくなりばねの付勢によって直ちに閉じ止
水状態になる。この止水状態で、容器が前傾したり横転
したりして液体が吐出路を通じ流出しようとしても、前
傾時はもとより、横転時でも吐出路を流出してくる液体
の流れの動圧は低いので、弁操作部材を押動するに至ら
ずそのまわりを通って弁室内に進入し充満するだけで、
常閉弁は開かずそれ以上に流れ出ることはなく止水状態
が確実に保たれる。
【0073】常閉弁と弁操作部材とは、それらの間が軸
により回動できるように支持した1つのシーソー部材で
あると、弁操作部材と常閉弁とが簡単な構造で連動して
機能することができる。また、シーソー部材のレバー比
の設定によって弁操作部材に働く動圧と常閉弁の開閉力
との力関係を自由に設定することができる。
【0074】シーソー部材が板部材であって、常閉弁お
よび弁操作部材とも板面が流入口および流出口と対向し
ているようにすると、シーソー部材全体を1枚の板部材
にするだけでよいし、弁操作部材の部分は流入してくる
液体の動圧を受けやすいし、常閉弁は流出口と離接する
だけで開閉することができる。
【0075】流入口が横向きに開口し、吐出路の液体容
器との接続部からの立上がり部から横向きに屈曲した屈
曲部を介し接続されていると、容器が横転したときの勢
いによって液体が吐出路を勢いよく流出しようとするよ
うな場合があっても、その勢いを前記屈曲部で殺してか
ら弁室に流入するようにすることができるので、弁操作
部材に大きな動圧が働いて常閉弁を開いてしまうような
問題を解消することができる。
【0076】本発明の液体容器の第3の特徴によれば、
容器の前傾などで吐出路内の液位が上昇すると、フロー
トは押上げられて弁室の流出口を閉じるので、簡単で安
価な弁構造にて止水することができる。電動ポンプを働
かせて液体を吐出路を通じて吐出する場合も、吐出路内
の液位が上昇して吐出口へ向かうが、電動ポンプを働か
せるのに吐出操作部材を吐出操作し、この吐出操作に連
動する連動手段がフロートを流出口から離れた位置に保
持するので、液体が吐出されるのを邪魔しない。
【0077】吐出路の前記フロート弁の弁室よりも上流
側部分を開閉する今1つの止水弁と、容器の底部下面に
出没するように設けられ、かつ底部下面に突出するよう
にばねで付勢されて容器の底部が定置面から浮いたとき
に底部下面に突出してその浮きを検出する浮き検出部材
と、この浮き検出部材の容器の底部下面への突出に連動
して前記今1つの弁をばねの付勢に抗して閉じる連動手
段とを備えたものであると、容器が定置された状態で
は、容器底部の浮き検出部材が定置面によりばねの付勢
に抗し押動されて容器の底部内に没し、これに連動する
連動手段を介して止水弁を開いた状態に保持するので、
吐出路を通じた液体のポンプによる吐出を邪魔しないの
で通常使用状態にすることができる。また、この状態で
容器が大きく傾いたり、持ち上げられたり、横転したよ
うな場合に、容器の底部が定置面から離れて浮き上がる
と、容器の底部の浮き検出部材は定置面による支持を失
って容器の底部から突出し、これに連動する連動手段を
止水介し弁を閉じて止水することができ、容器の横転時
の止水が確実であるし、フロート弁の弁室よりも上流側
で容器の底部近くに設けられるので、連動手段を含めて
止水機構全体が特に複雑になったり大型化したりするの
を防止することができる。この止水状態でもこの止水弁
よりも上の吐出路内の液体は容器の前傾によって、ある
いは横転によって、流出しようとするが、前記フロート
弁との併用によりこれを防止することができる。
【0078】本発明の液体容器の第4の特徴によれば、
吐出路の途中に、吐出方向の上流側から下流側に順次に
通じる2つ以上の弁室を配置して常開の弁を収容し、上
流側にある弁室の弁は、容器の吐出口がある前部側への
所定以上の傾きによって自重で閉じ、下流側にある弁室
は、容器の横転時に自重で閉じるようにし、前傾時止水
と横転時止水との多目的止水を達成しながら、容器の小
さな傾きに対応して止水機能を発揮する前傾時止水の際
に万一にも止水不良があって、液体が下流側に流出しよ
うとしても、下流側の弁室との間の連通部分が拡張した
液溜り部に先ず入ってここから溢れるまで下流側の弁室
に流入するのを遅らせることができ、止水機能をその分
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電気ポットに係る第1
の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の電気ポットの止水弁取り付け部を示す断
面図である。
【図3】図2の止水弁の正面図である。
【図4】図2の止水弁の側面図である。
【図5】図2の止水弁の上部殻体を取り外して見た図
で、その(a)は斜視図、その(b)は断面図である。
【図6】図2の止水弁の1つの弁室を代表して見た常開
状態の断面図である。
【図7】図6の止水弁の横断平面図である。
【図8】図2の止水弁の1つの弁室を代表して見た止水
状態の断面図である。
【図9】図8の止水弁の横断平面図である。
【図10】第2の実施例の止水弁の平面図である。
【図11】図10の止水弁の正面図である。
【図12】図10の止水弁の側面図である。
【図13】図10の止水弁の一部断面図である。
【図14】図10の止水弁の一部断面図である。
【図15】図10の止水弁の横断面図である。
【図16】本発明の実施の形態2の電気ポットに係る1
つの実施例を示す止水弁取り付け部の横断面図である。
【図17】図16の止水弁の断面図である。
【図18】本発明の実施の形態3の電気ポットに係る第
1の実施例を示す吐出路の止水弁取り付け部を開き状態
で示す断面図である。
【図19】図18の吐出路の止水弁取り付け部を止水状
態で示す断面図である。
【図20】第2の実施例の吐出路の止水弁取り付け部を
開き状態で示す断面図である。
【図21】図20の吐出路の止水弁取り付け部を止水状
態で示す断面図である。
【図22】第2の実施例を示し、その(a)は器体定置
状態での底部断面図、その(b)は器体浮き上がり時の
底部の断面図である。
【図23】本発明の実施の形態4の電気ポットに係る1
つの実施例の止水弁取り付け部の断面図である。
【図24】従来の電気ポットに係る止水弁取り付け部の
断面図である。
【図25】図24の電気ポットの横転時の説明図であ
る。
【符号の説明】
3 内容器 5 吐出路 5a 液量検出部 5d 吐出口 12 外装ケース 13 器体 14 電動ポンプ 38 止水弁 61、62 弁室 61a、62a 弁口 61b、62b 傾斜部 63、64 ボール弁 71 合わせ面 72 下部殻体 73 上部殻体 75 流入口 76 流出口 81 弁室 82 ばね 83 常閉弁 84 弁操作部材 85 軸 86 シーソー部材 90 スイッチ 91 弁室 92 フロート弁 93 位置保持手段 94 吐出操作部材 101 止水弁 102 ばね 104 定置面 105 浮き検出部材 106 連動手段 121 ボール弁 122 重り弁 125 液溜り部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に液体を収容しこの容器に接続した
    吐出路を通じポンプにより前記容器内の液体を外部に吐
    出するようにした液体容器において、 吐出路の途中に、吐出方向の上流側から下流側に順次に
    通じる2つ以上の弁室をほぼ平面上に配置して設け、各
    弁室はボール弁を収容したことを特徴とする液体容器。
  2. 【請求項2】 各弁室はその下流側の弁口から前記ボー
    ル弁を上流側退避位置に転がらせて安定し弁口を常開と
    するように水平面に対し傾斜した傾斜部を持ち、この傾
    斜部の傾斜と前記平面上で見た前記傾斜部の前記弁口か
    らの延び方向との少なくとも一方によって、容器の横転
    や所定の向きへの所定以上の傾きに対応してボール弁が
    弁口の側に転がって弁口を閉じるように水平面に対し傾
    斜するようにした請求項1に記載の液体容器。
  3. 【請求項3】 弁室の傾斜部の少なくとも1つは、容器
    の異なった2つの方向への傾き時または横転時にボール
    弁が弁口を閉じるようにしてある請求項2に記載の液体
    容器。
  4. 【請求項4】 2つの弁室の傾斜部は、容器の吐出口が
    ある前部側への傾き時にボール弁が弁口を閉じるように
    設けてある請求項1〜3のいずれか 1項に記載の液体容
    器。
  5. 【請求項5】 2つの弁室の傾斜部の一方は、容器の左
    側への横転時にボール弁が弁口を閉じるようにし、他方
    は、容器の右側への横転時にボール弁が弁口を閉じるよ
    うにしてある請求項4に記載の液体容器。
  6. 【請求項6】 各弁室のそれぞれは同一平面上に合わせ
    面を持って一体化した下部殻体と上部殻体との間で形成
    されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体容
    器。
  7. 【請求項7】 下部殻体と上部殻体との一体化はそれら
    の合わせ面どうしを溶着して行ってある請求項6に記載
    の液体容器。
  8. 【請求項8】 容器に液体を収容しこの容器に接続した
    吐出路を通じポンプにより前記器体内の液体を外部に吐
    出するようにした液体容器において、 吐出路の途中に、吐出方向の上流側からの流入口と下流
    側への流出口とを持った弁室を設け、この弁室内に、前
    記流出口を常時閉じるようにばねで付勢されて止水状態
    を保つ常閉弁と、前記流入口の近傍に位置しポンプの吐
    出動作により弁室内に流入してくる液体の動圧で押し動
    かされて前記常閉弁をばねの付勢に抗して開き液体が弁
    室を通過し吐出されるようにする弁操作部材とを設けた
    ことを特徴とする液体容器。
  9. 【請求項9】 常閉弁と弁操作部材とは、それらの間が
    軸により回動できるように支持した1つのシーソー部材
    である請求項7に記載の液体容器。
  10. 【請求項10】 シーソー部材は板部材であって、常閉
    弁および弁操作部材とも板面が流入口および流出口と対
    向している請求項9に記載の液体容器。
  11. 【請求項11】 流入口は横向きに開口し、吐出路の容
    器との接続部からの立上がり部から横向きに屈曲した屈
    曲部を介し接続されている請求項8〜10のいずれか一
    項に記載の液体容器。
  12. 【請求項12】 容器に液体を収容しこの容器に接続し
    た吐出路を通じ電動ポンプにより前記器体内の液体を外
    部に吐出するようにした液体容器において、 吐出路の途中に、上部に吐出方向の下流側への流出口を
    持った弁室を設け、この弁室内に、前記流出口と上下方
    向に対向し液体の液位の上昇によって流出口に押付られ
    てそれを閉じ止水するフロート弁と、このフロート弁を
    前記流出口と対向する上下方向位置に保持し、流出口へ
    の流体の流れを阻害しない位置保持手段とを設け、電動
    ポンプを働かせて吐出を行う吐出操作部材と、この吐出
    操作部材の吐出操作に連動して前記フロート弁を流出口
    から離れた位置に保持する連動部材とを備えたことを特
    徴とする液体容器。
  13. 【請求項13】 吐出路の前記フロート弁の弁室よりも
    上流側部分を開閉する今1つの弁と、容器の底部下面に
    出没するように設けられ、かつ底部下面に突出するよう
    にばねで付勢されて容器の底部が定置面から浮いたとき
    に底部下面に突出してその浮きを検出する浮き検出部材
    と、この浮き検出部材の容器の底部下面への突出に連動
    して前記今1つの弁をばねの付勢に抗して閉じる連動手
    段とを備えた請求項12に記載の液体容器。
  14. 【請求項14】 容器に液体を収容しこの容器に接続し
    た吐出路を通じポンプにより前記器体内の液体を外部に
    吐出するようにした液体容器において、 吐出路の途中に、吐出方向の上流側から下流側に順次に
    通じる2つ以上の弁室を配置して常開の弁を収容し、上
    流側にある弁室の弁は、容器の吐出口がある前部側への
    所定以上の傾きによって自重で閉じ、下流側にある弁室
    は、容器の横転時に自重で閉じるようにし、上流側の弁
    室と下流側の弁室との間の連通部分に拡張した液溜り部
    を設けたことを特徴とする液体容器。
JP11167610A 1999-06-15 1999-06-15 液体容器 Pending JP2000354543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11167610A JP2000354543A (ja) 1999-06-15 1999-06-15 液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11167610A JP2000354543A (ja) 1999-06-15 1999-06-15 液体容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000354543A true JP2000354543A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15852981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11167610A Pending JP2000354543A (ja) 1999-06-15 1999-06-15 液体容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000354543A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201562A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気ポットの給湯バルブ
JP2010520440A (ja) * 2007-03-05 2010-06-10 アールアイシー・インベストメンツ・エルエルシー 逆流防止弁を有する加湿器
GB2488204A (en) * 2011-02-18 2012-08-22 Otter Controls Ltd Heated liquid vessels and components
GB2499057A (en) * 2012-01-31 2013-08-07 Otter Controls Ltd Spill inhibiting means for liquid heating vessels
CN108201338A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 锅盖组件和具有其的烹饪器具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520440A (ja) * 2007-03-05 2010-06-10 アールアイシー・インベストメンツ・エルエルシー 逆流防止弁を有する加湿器
JP2009201562A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気ポットの給湯バルブ
GB2488204A (en) * 2011-02-18 2012-08-22 Otter Controls Ltd Heated liquid vessels and components
GB2499057A (en) * 2012-01-31 2013-08-07 Otter Controls Ltd Spill inhibiting means for liquid heating vessels
GB2499057B (en) * 2012-01-31 2014-09-10 Otter Controls Ltd Appliances and components therefor
CN108201338A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 锅盖组件和具有其的烹饪器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2213649T3 (es) Cierre resellable para el extremo abierto de un envase para bebidas.
US9403432B2 (en) Roll over valve
US4059135A (en) Interlock system for a fuel dispensing nozzle
JP2000354543A (ja) 液体容器
JP4470224B2 (ja) 飲料用容器の中栓
JP4828508B2 (ja) 電気ポット
BRPI0613538A2 (pt) vaso tendo fonte de gás comprimido de co2
JP4968738B2 (ja) 飲料容器
JP2638354B2 (ja) 電気貯湯容器
EP0545789A1 (fr) Vase d'expansion pour circuit de refroidissement à changement d'état
JP3199024B2 (ja) ポンプ注液式液体容器
JP3448226B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP3603881B2 (ja) 電気湯沸かし器
US1663952A (en) Faucet
EP2632309B1 (fr) Appareil de confection d'infusions du type a retournement
KR100794120B1 (ko) 회전형 레버를 구비하는 코크 및 이를 포함하는 정수기
JPH09276142A (ja) 電気貯湯容器
JPS5825975Y2 (ja) エア−ポツトの注出管装置
KR200300560Y1 (ko) 액화석유가스 용기밸브
JPS6238594Y2 (ja)
JPH0729956Y2 (ja) 電動注出式貯湯容器
JP2985798B2 (ja) 電気貯湯容器
JP3023628B2 (ja) 電気湯沸器
JP2006000348A (ja) ポット
JPH071078Y2 (ja) 貯液容器の転倒時止水弁装置