JPS6112031Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112031Y2 JPS6112031Y2 JP12009482U JP12009482U JPS6112031Y2 JP S6112031 Y2 JPS6112031 Y2 JP S6112031Y2 JP 12009482 U JP12009482 U JP 12009482U JP 12009482 U JP12009482 U JP 12009482U JP S6112031 Y2 JPS6112031 Y2 JP S6112031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- valve body
- inner stopper
- supply pipe
- supply port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 43
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 10
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、エアーポツトが傾倒した際に内部
の液体が外部に漏出するのを防止するためのエア
ーポツトの傾倒時漏出防止装置に関している。
の液体が外部に漏出するのを防止するためのエア
ーポツトの傾倒時漏出防止装置に関している。
従来、この種の傾倒時漏出防止装置は、第1図
に示すように、容器本体31に内蔵された保温瓶
32の口部33に中栓34が着脱自在に嵌着さ
れ、この中栓34と一体に連結される給水パイプ
35との連結部に形成されたボール弁収納部36
に傾倒時漏出防止装置としてのボール弁37が収
納されている。
に示すように、容器本体31に内蔵された保温瓶
32の口部33に中栓34が着脱自在に嵌着さ
れ、この中栓34と一体に連結される給水パイプ
35との連結部に形成されたボール弁収納部36
に傾倒時漏出防止装置としてのボール弁37が収
納されている。
そして、エアーポツトの通常の起立状態におい
ては給水パイプ35基端部の給水口38を開口状
態に保つているが、エアーポツトが傾倒したとき
は容器本体31の中心部より低位置となる給水口
38にボール弁37が転がつて給水口38を閉鎖
し、液体の漏出は防止される。
ては給水パイプ35基端部の給水口38を開口状
態に保つているが、エアーポツトが傾倒したとき
は容器本体31の中心部より低位置となる給水口
38にボール弁37が転がつて給水口38を閉鎖
し、液体の漏出は防止される。
しかし、このようなボール弁による開閉手段で
は、給水口を閉鎖可能な大きさのボール弁37お
よびそのボール弁収納部36を必要とし、ボール
弁は1ケ当りの単価が高く、またボール弁収納部
36はボール弁37の転がり作用を考慮した構造
にしなければならず、また給水パイプの径より大
きなボール弁を収納するために、その収納部も必
然的に大きくなつていた。さらに中栓と給水パイ
プとの連結部よりボール弁を収納する構造のた
め、中栓と給水パイプとを一体に形成することが
できず、現状の傾倒時漏出防止装置としては製作
面に問題点が多くコスト高を余儀なくされてい
た。
は、給水口を閉鎖可能な大きさのボール弁37お
よびそのボール弁収納部36を必要とし、ボール
弁は1ケ当りの単価が高く、またボール弁収納部
36はボール弁37の転がり作用を考慮した構造
にしなければならず、また給水パイプの径より大
きなボール弁を収納するために、その収納部も必
然的に大きくなつていた。さらに中栓と給水パイ
プとの連結部よりボール弁を収納する構造のた
め、中栓と給水パイプとを一体に形成することが
できず、現状の傾倒時漏出防止装置としては製作
面に問題点が多くコスト高を余儀なくされてい
た。
そこでこの考案は、ボール弁、ボール弁収納部
およびボール弁収納用の連結部を要することなく
簡単に傾倒時漏出防止装置を製作することができ
るエアーポツトの傾倒時漏出防止装置の提供を目
的とする。
およびボール弁収納用の連結部を要することなく
簡単に傾倒時漏出防止装置を製作することができ
るエアーポツトの傾倒時漏出防止装置の提供を目
的とする。
そしてこの考案によれば、エアーポツトの傾動
角度に連動して給水口を閉鎖する弁体を設けてあ
るため、エアーポツトが傾動したときは、この弁
体が傾動して給水口を確実に閉鎖し、内部の液体
の漏出を防止する。
角度に連動して給水口を閉鎖する弁体を設けてあ
るため、エアーポツトが傾動したときは、この弁
体が傾動して給水口を確実に閉鎖し、内部の液体
の漏出を防止する。
また元の起立状態に戻ると、弁体はそのエアー
ポツトの傾動角度に比例して傾動し、再び給水口
を開口する。
ポツトの傾動角度に比例して傾動し、再び給水口
を開口する。
また弁体は中栓内に設けてあるため、現状のよ
うなボール弁を収納するための中栓と給水パイプ
との連結部が不要となり、中栓成形後にその中栓
の下面開口部より弁体を簡単に装着することがで
きる。このためボール弁およびボール弁収納部が
不要となるばかりか、中栓と給水パイプとの一体
成形が可能となるなど構造が簡単化し、製作工数
も低減して傾倒時漏出防止装置の機構を極めて低
コストに製作することができる。
うなボール弁を収納するための中栓と給水パイプ
との連結部が不要となり、中栓成形後にその中栓
の下面開口部より弁体を簡単に装着することがで
きる。このためボール弁およびボール弁収納部が
不要となるばかりか、中栓と給水パイプとの一体
成形が可能となるなど構造が簡単化し、製作工数
も低減して傾倒時漏出防止装置の機構を極めて低
コストに製作することができる。
このような特徴を有するこの考案の一実施例を
以下図面に基づいて詳述する。
以下図面に基づいて詳述する。
図面は中栓内に漏出防止用の弁体を備えたエア
ーポツトを示し、第2図に示すように、1は容器
本体、2は蓋体であり、これら容器本体1と蓋体
2とはピン3によつて枢着されて開閉構造に構成
されている。
ーポツトを示し、第2図に示すように、1は容器
本体、2は蓋体であり、これら容器本体1と蓋体
2とはピン3によつて枢着されて開閉構造に構成
されている。
そして、上述の容器本体1には保温瓶4が内蔵
され、この保温瓶4の口部5には保温瓶4内の液
体6を外部に誘導するための揚水パイプ7を備え
た中栓8を嵌合し、さらにこの中栓8には給水パ
イプ9を備えて容器本体1の側面に突出させてい
る、そして中栓8の上部には中栓8の通気孔10
を介して保温瓶4内に空気圧力を付加するための
ベローズ式のエアーポンプ11を設け、このエア
ーポンプ11を加圧操作するための加圧体12を
容器本体1の上面に突出させている。
され、この保温瓶4の口部5には保温瓶4内の液
体6を外部に誘導するための揚水パイプ7を備え
た中栓8を嵌合し、さらにこの中栓8には給水パ
イプ9を備えて容器本体1の側面に突出させてい
る、そして中栓8の上部には中栓8の通気孔10
を介して保温瓶4内に空気圧力を付加するための
ベローズ式のエアーポンプ11を設け、このエア
ーポンプ11を加圧操作するための加圧体12を
容器本体1の上面に突出させている。
また蓋体2の注出側には容器本体1と蓋体2と
の間を連結する可動係止片13を備えた安全装置
14を設けており、誤まつてエアーポツトが転倒
しても蓋体2が容器本体1より開放しないように
係止している。15はエアーポンプの復帰バネ、
16,17はエアーポンプのシール材、18は把
手である。
の間を連結する可動係止片13を備えた安全装置
14を設けており、誤まつてエアーポツトが転倒
しても蓋体2が容器本体1より開放しないように
係止している。15はエアーポンプの復帰バネ、
16,17はエアーポンプのシール材、18は把
手である。
上述の中栓8は、給水パイプ9と一体に樹脂成
形されるものであつて、これは、第3図および第
4図に示すように中栓8の上部側面に給水パイプ
9を若干上向きに傾斜突設し、その軸線方向の先
端屈曲部19を金型の型抜き用として分割開口し
て設けている。この分割開口部は成形後に結合し
て通常の下向きの注ぎ口となる。
形されるものであつて、これは、第3図および第
4図に示すように中栓8の上部側面に給水パイプ
9を若干上向きに傾斜突設し、その軸線方向の先
端屈曲部19を金型の型抜き用として分割開口し
て設けている。この分割開口部は成形後に結合し
て通常の下向きの注ぎ口となる。
そして中栓8の上面にはエアーポンプ11と連
通する通気孔10が形成され、下面の開口部には
漏出防止用の弁体20と揚水パイプ連結用の連結
部材21が装着される。
通する通気孔10が形成され、下面の開口部には
漏出防止用の弁体20と揚水パイプ連結用の連結
部材21が装着される。
上述の弁体20は、給水パイプ9の基端部に位
置する給水口22と対応して中栓8内に装着され
るものであつて、その給水口22は給水パイプ9
の軸線方向より中栓8の軸線方向に屈曲して設け
られた内孔の下端開口面を内向きに傾斜開口した
斜角開口面に設けられ、その斜角開口した給水口
22を開閉し得る位置に弁体20を吊設してい
る。すなわち、この弁体20は、給水口22を閉
鎖するのに見合つた長楕円板の上端部を給水パイ
プ9の軸線方向と直角に枢支して吊設しており、
通常は弁体20が自重によつて垂下した状態にあ
つて給水口22を開口状態に伴つているが、エア
ーポツトが傾倒したときは、その傾倒動作に連動
して弁体20も直ちに傾動し、給水口22を閉鎖
する。このとき、弁体20の傾動動作は、給水パ
イプ9の軸線方向と直角に枢支してあるため、流
体が漏出可能な給水パイプ9が下向きの状態にな
ると同時に弁体20は傾動動作する。このため、
液体が漏出しようとするも給水口22は弁体20
によつて閉鎖されるため、確実に漏出は防止され
る。
置する給水口22と対応して中栓8内に装着され
るものであつて、その給水口22は給水パイプ9
の軸線方向より中栓8の軸線方向に屈曲して設け
られた内孔の下端開口面を内向きに傾斜開口した
斜角開口面に設けられ、その斜角開口した給水口
22を開閉し得る位置に弁体20を吊設してい
る。すなわち、この弁体20は、給水口22を閉
鎖するのに見合つた長楕円板の上端部を給水パイ
プ9の軸線方向と直角に枢支して吊設しており、
通常は弁体20が自重によつて垂下した状態にあ
つて給水口22を開口状態に伴つているが、エア
ーポツトが傾倒したときは、その傾倒動作に連動
して弁体20も直ちに傾動し、給水口22を閉鎖
する。このとき、弁体20の傾動動作は、給水パ
イプ9の軸線方向と直角に枢支してあるため、流
体が漏出可能な給水パイプ9が下向きの状態にな
ると同時に弁体20は傾動動作する。このため、
液体が漏出しようとするも給水口22は弁体20
によつて閉鎖されるため、確実に漏出は防止され
る。
また連結部材21は、外周部に形成した環状突
起が中栓8の内周面に形成された係止用の周溝2
3に嵌合して一体に取付けられ、この連結部材2
1を介して揚水パイプ7は垂設される24は注出
案内用の突起で、これにより注出時は液体の注出
方向が規制され、確実に給水パイプ9へと導びか
れる。
起が中栓8の内周面に形成された係止用の周溝2
3に嵌合して一体に取付けられ、この連結部材2
1を介して揚水パイプ7は垂設される24は注出
案内用の突起で、これにより注出時は液体の注出
方向が規制され、確実に給水パイプ9へと導びか
れる。
このように構成された傾倒時漏出防止装置を備
えたエアーポツトは、通常は弁体20が注出操作
に支障のない位置にあつて給水口22は開口され
ており、加圧体12の押下に基づいて保温瓶4内
の液体6は揚水パイプ7、中栓8および給水パイ
プ9を介して外部に注出される。ところでエアー
ポツトが誤まつて傾倒したときは、その傾倒動作
に連動して弁体20が枢支部を支点に傾動し、給
水口22を直ちに閉鎖して液体6の漏出を防止す
る。そしてその状態からエアーポツトを起立すれ
ば、弁体20は傾動して再び元の垂下状態に戻
り、給水口22を開口して次回の液体の注出操作
に支障のない状態に戻る。
えたエアーポツトは、通常は弁体20が注出操作
に支障のない位置にあつて給水口22は開口され
ており、加圧体12の押下に基づいて保温瓶4内
の液体6は揚水パイプ7、中栓8および給水パイ
プ9を介して外部に注出される。ところでエアー
ポツトが誤まつて傾倒したときは、その傾倒動作
に連動して弁体20が枢支部を支点に傾動し、給
水口22を直ちに閉鎖して液体6の漏出を防止す
る。そしてその状態からエアーポツトを起立すれ
ば、弁体20は傾動して再び元の垂下状態に戻
り、給水口22を開口して次回の液体の注出操作
に支障のない状態に戻る。
なお、上述の一実施例においては、中栓と給水
パイプとを一体に樹脂成形するものを示したが、
これに限らず中栓の周囲に設けられる口金を一体
に樹脂成形してもよい。
パイプとを一体に樹脂成形するものを示したが、
これに限らず中栓の周囲に設けられる口金を一体
に樹脂成形してもよい。
第1図は従来の傾倒時漏出防止装置を備えたエ
アーポツトを示す要部縦断面図、第2図はこの考
案の一実施例を示す傾倒時漏出防止装置を備えた
エアーポツトの要部縦断面図、第3図はその傾倒
時漏出防止装置を示す要部拡大縦断面図、第4図
はその要部底面図である。 8……中栓、9……給水パイプ、20……弁
体、22……給水口。
アーポツトを示す要部縦断面図、第2図はこの考
案の一実施例を示す傾倒時漏出防止装置を備えた
エアーポツトの要部縦断面図、第3図はその傾倒
時漏出防止装置を示す要部拡大縦断面図、第4図
はその要部底面図である。 8……中栓、9……給水パイプ、20……弁
体、22……給水口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体に内蔵された保温瓶の口部に、保温瓶
内の液体を外部誘導する揚水パイプを備えた中栓
を嵌合し、この中栓に給水パイプを備えて容器本
体の側面に突出させ、さらに中栓の内部に漏出防
止用の弁体を吊設し、前記給水パイプの基端部に
位置する給水口の開口面を上記弁体の枢支部に合
致させて、弁体の回動時に給水口を閉鎖するよう
に構成したことを特徴とする エアーポツトの傾倒時漏出防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12009482U JPS5927043U (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | エア−ポットの傾倒時漏出防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12009482U JPS5927043U (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | エア−ポットの傾倒時漏出防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927043U JPS5927043U (ja) | 1984-02-20 |
JPS6112031Y2 true JPS6112031Y2 (ja) | 1986-04-15 |
Family
ID=30275362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12009482U Granted JPS5927043U (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | エア−ポットの傾倒時漏出防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927043U (ja) |
-
1982
- 1982-08-07 JP JP12009482U patent/JPS5927043U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927043U (ja) | 1984-02-20 |
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