JPH03805B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03805B2 JPH03805B2 JP59086498A JP8649884A JPH03805B2 JP H03805 B2 JPH03805 B2 JP H03805B2 JP 59086498 A JP59086498 A JP 59086498A JP 8649884 A JP8649884 A JP 8649884A JP H03805 B2 JPH03805 B2 JP H03805B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- signal
- windings
- ground electrode
- delay line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 47
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 11
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 11
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/30—Time-delay networks
- H03H7/34—Time-delay networks with lumped and distributed reactance
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主にカラーテレビジヨン受像機に用い
られる分布定数形デイレーラインに関するもので
ある。
られる分布定数形デイレーラインに関するもので
ある。
一般に、カラーテレビジヨン受像機において
は、映像検波回路後の映像増幅回路にデイレーラ
インを組込んで色信号の遅れと一致させるように
構成されているが、その検波回路の方式によりデ
イレーラインのプリシユートの発生量を調整しな
ければならない。
は、映像検波回路後の映像増幅回路にデイレーラ
インを組込んで色信号の遅れと一致させるように
構成されているが、その検波回路の方式によりデ
イレーラインのプリシユートの発生量を調整しな
ければならない。
一般に、同一ボビン内で構成されるデイレーラ
インは、第１図に示すラチス回路の数個および十
数個の組み合せと考えられるから、群遅延時間は
第２図に示すように周波数の増加に対し減少する
方向となり、またその減少度合は結合係数ｋを大
きくすることにより大きくすることができる。こ
の結合係数ｋを大きくする方法としては、一般的
にボビン芯径を大きくする方法や巻線溝間隔、す
なわちつば幅を小さくすることにより行うことが
できるが、これらの方法ではプリシユート量をあ
まり大きくできなかつた。また、ボビンの芯径お
よびつば幅を変えると、プリシユート量の少ない
製品との共用化ができないばかりか、デイレーラ
インの外形寸法も変る等の問題があつた。
インは、第１図に示すラチス回路の数個および十
数個の組み合せと考えられるから、群遅延時間は
第２図に示すように周波数の増加に対し減少する
方向となり、またその減少度合は結合係数ｋを大
きくすることにより大きくすることができる。こ
の結合係数ｋを大きくする方法としては、一般的
にボビン芯径を大きくする方法や巻線溝間隔、す
なわちつば幅を小さくすることにより行うことが
できるが、これらの方法ではプリシユート量をあ
まり大きくできなかつた。また、ボビンの芯径お
よびつば幅を変えると、プリシユート量の少ない
製品との共用化ができないばかりか、デイレーラ
インの外形寸法も変る等の問題があつた。
本発明はこのような従来の欠点を除去し、同一
ボビン信号巻線の巻線方法を工夫し、アース電極
巻線を付加することで結合係数ｋを増加させてプ
リシユート量を大きくできるようにしたデイレー
ラインを提供するものである。以下、本発明の一
実施例について、第３図〜第６図の図面により説
明する。
ボビン信号巻線の巻線方法を工夫し、アース電極
巻線を付加することで結合係数ｋを増加させてプ
リシユート量を大きくできるようにしたデイレー
ラインを提供するものである。以下、本発明の一
実施例について、第３図〜第６図の図面により説
明する。
第３図は本発明の一実施例のによる分布定数形
デイレーラインを示す断面図で、複数個のつば３
により複数個の巻線溝２を備えた絶縁性の分割ボ
ビン１の巻線溝２に、アース電極巻線５，６を連
続して巻回するとともに、その中間に絶縁被膜を
有する信号巻線４，４′を重ね合わせて巻回し、
かつその信号巻線４，４′の間にアース電極巻線
７を連続して巻回してデイレーラインを構成して
いる。なお、８，９は信号巻線４，４′の端子、
１０はアース電極巻線５，６，７の端子で、とも
に分割ボビン１の両端のつばに植設されている。
また信号巻線４，４′は直列に接続されている。
デイレーラインを示す断面図で、複数個のつば３
により複数個の巻線溝２を備えた絶縁性の分割ボ
ビン１の巻線溝２に、アース電極巻線５，６を連
続して巻回するとともに、その中間に絶縁被膜を
有する信号巻線４，４′を重ね合わせて巻回し、
かつその信号巻線４，４′の間にアース電極巻線
７を連続して巻回してデイレーラインを構成して
いる。なお、８，９は信号巻線４，４′の端子、
１０はアース電極巻線５，６，７の端子で、とも
に分割ボビン１の両端のつばに植設されている。
また信号巻線４，４′は直列に接続されている。
このような構成のデイレーラインは、第４図の
結線図および第５図の等価回路に示すように、信
号巻線４，４′とアース電極巻線５，６，７で所
望のキヤパシタンス分（C1＋C2＋C3）を得るよ
うにアース電極巻線５，６，７の巻回数を設定
し、また信号巻線４，４′で所望のインダクタン
ス分を得るように巻回数を決定して巻回する必要
がある。
結線図および第５図の等価回路に示すように、信
号巻線４，４′とアース電極巻線５，６，７で所
望のキヤパシタンス分（C1＋C2＋C3）を得るよ
うにアース電極巻線５，６，７の巻回数を設定
し、また信号巻線４，４′で所望のインダクタン
ス分を得るように巻回数を決定して巻回する必要
がある。
本発明においては、同一溝の信号巻線４，４′
は信号巻線４の上に信号巻線４′を重ね合わせて
巻回しているため、結合は非常に大きく得ること
（結合係数ｋ＝0.7〜0.8）が可能であり、また各
溝間の結合（結合係数ｋ＝0.2〜0.4）とあいまつ
て、周波数に対する群遅延時間の減少度を大きく
することができ、プリシユート量を大きく
（2Tsin2波パルスにおいて10〜40％）することが
可能である。また、結合係数を大きくすると、特
性インピーダンスの関係から結合係数の大きい信
号巻線４，４′間のキヤパシタンスC3を大きくし
なければならないが、アース電極巻線７は信号巻
線４，４′間に巻回されているため、キヤパシタ
ンスC3は信号巻線４、アース電極巻線７間と信
号巻線４′、アース電極巻線７間で得ることがで
きるため、十分にキヤパシタンスC3を得られる。
は信号巻線４の上に信号巻線４′を重ね合わせて
巻回しているため、結合は非常に大きく得ること
（結合係数ｋ＝0.7〜0.8）が可能であり、また各
溝間の結合（結合係数ｋ＝0.2〜0.4）とあいまつ
て、周波数に対する群遅延時間の減少度を大きく
することができ、プリシユート量を大きく
（2Tsin2波パルスにおいて10〜40％）することが
可能である。また、結合係数を大きくすると、特
性インピーダンスの関係から結合係数の大きい信
号巻線４，４′間のキヤパシタンスC3を大きくし
なければならないが、アース電極巻線７は信号巻
線４，４′間に巻回されているため、キヤパシタ
ンスC3は信号巻線４、アース電極巻線７間と信
号巻線４′、アース電極巻線７間で得ることがで
きるため、十分にキヤパシタンスC3を得られる。
第６図に従来のものと本発明のもののデイレー
ラインの特性を比較して示しており、曲線Ａは従
来のデイレーラインの特性、すなわち分割ボビン
１の芯径およびつば幅の大きさ等のみで決定され
る場合の特性、曲線Ｂは従来と全く同形状の分割
ボビン１において、本発明のデイレーラインの特
性である。
ラインの特性を比較して示しており、曲線Ａは従
来のデイレーラインの特性、すなわち分割ボビン
１の芯径およびつば幅の大きさ等のみで決定され
る場合の特性、曲線Ｂは従来と全く同形状の分割
ボビン１において、本発明のデイレーラインの特
性である。
また、本発明のデイレーラインにおいて、信号
巻線４，４′のインダクタンス分L1，L2の比率、
すなわちアース電極巻線７の挿入場所を変化する
ことにより、信号巻線４，４′の結合係数を変え、
プリシユート量を変化することが可能であり、し
かも隣接巻線溝における信号巻線４，４′に巻数
差を持たせて巻線溝間の結合係数を変え、プリシ
ユート量を変化することも可能である。
巻線４，４′のインダクタンス分L1，L2の比率、
すなわちアース電極巻線７の挿入場所を変化する
ことにより、信号巻線４，４′の結合係数を変え、
プリシユート量を変化することが可能であり、し
かも隣接巻線溝における信号巻線４，４′に巻数
差を持たせて巻線溝間の結合係数を変え、プリシ
ユート量を変化することも可能である。
以上のように本発明の分布定数形デイレーライ
ンは、従来と同一の分割ボビンでプリシユート量
を大きくできるため、ボビンの共用化を図ること
ができ、量産設備の共用化、部品管理の面で大き
な利点がある。
ンは、従来と同一の分割ボビンでプリシユート量
を大きくできるため、ボビンの共用化を図ること
ができ、量産設備の共用化、部品管理の面で大き
な利点がある。
第１図はラチス回路の等価回路図、第２図は同
回路の群遅延時間特性図、第３図は本発明の分布
定数形デイレーラインの一実施例を示す断面図、
第４図は同結線図、第５図は同等価回路図、第６
図は本発明のものと従来のものの群遅延特性を比
較して示す図である。 １……分割ボビン、２……巻線溝、３……ツ
バ、４，４′……信号巻線、５，６，７……アー
ス電極巻線。
回路の群遅延時間特性図、第３図は本発明の分布
定数形デイレーラインの一実施例を示す断面図、
第４図は同結線図、第５図は同等価回路図、第６
図は本発明のものと従来のものの群遅延特性を比
較して示す図である。 １……分割ボビン、２……巻線溝、３……ツ
バ、４，４′……信号巻線、５，６，７……アー
ス電極巻線。
Claims (1)
- １ 複数の巻線溝を備えた分割ボビンの溝に、絶
縁被膜を有する導線よりなるアース電極巻線およ
び第１，第２の信号巻線をこの第１，第２の信号
巻線の内外側にアース電極巻線がくるようにそれ
ぞれ重ね合わせて巻回し、かつ各溝に巻回される
第１の信号巻線と第２の信号巻線の間にアース電
極巻線を設け、更に第１の信号巻線と第２の信号
巻線を直列接続してなる分布定数形デイレーライ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8649884A JPS59210711A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 分布定数形デイレ−ライン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8649884A JPS59210711A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 分布定数形デイレ−ライン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59210711A JPS59210711A (ja) | 1984-11-29 |
| JPH03805B2 true JPH03805B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=13888639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8649884A Granted JPS59210711A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 分布定数形デイレ−ライン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59210711A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222189U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-16 | ||
| JPS5224446A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Distributed constant type delay line |
| JPS5224448A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Distributed constant type delay line |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8649884A patent/JPS59210711A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222189U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-16 | ||
| JPS5224446A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Distributed constant type delay line |
| JPS5224448A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Distributed constant type delay line |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59210711A (ja) | 1984-11-29 |
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