JPH0379247A - 物品組立ラインの物品の搬送方法とその装置 - Google Patents

物品組立ラインの物品の搬送方法とその装置

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JPH0379247A
JPH0379247A JP21667789A JP21667789A JPH0379247A JP H0379247 A JPH0379247 A JP H0379247A JP 21667789 A JP21667789 A JP 21667789A JP 21667789 A JP21667789 A JP 21667789A JP H0379247 A JPH0379247 A JP H0379247A
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JP
Japan
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carrier
article
speed
latching
assembly line
Prior art date
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Application number
JP21667789A
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English (en)
Inventor
Kyo Nagano
長野 京
Tomoyuki Taguchi
知幸 田口
Ko Nagasawa
永沢 洸
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、物品の組立ラインの物品の搬送方法及びその
装置に関する。
(従来の技術) 通常、自動車製造工場等では、複数の組立て工程を有す
る組立ラインによって、車体等の物品の組立てが行われ
ることが知られている。この車体組立ラインでは、複数
の組立作業区間が直列に配置され、前記車体は、それら
の各作業区間に沿って、コンベア等の搬送装置に載置若
しくは吊り下げられて搬送される。
近年、前記組立ラインでは、ロボットや専用機等の自動
組立機による精度の高い作業を行う自動組立作業区間が
設けられる傾向が増大している。
このため、車体の組立ラインにおいては、人の作業によ
る人的組立作業区間と、自動組立機による自動組立作業
区間とが夫々複数混在して直列に配置されている場合が
多い。
しかし、人的組立作業区間と自動組立作業区間とが混在
した組立ラインでの車体の搬送においては、各作業区間
の作業に合わせた搬送速度で車体を搬送する搬送装置が
夫々の作業区間に必要となる。そのため、それらの各作
業区間ごとに当該作業区間に適した速度の搬送装置を設
けて、それらの各搬送装置に車体を載せ換え或いは受は
渡す作業が必要となる不都合があった。
更に、特に前記自動機械作業区間では、自動組立機によ
る精度の高い組立てを行うために、精度の高い車体の搬
送が要求される。
そごで、従来、実開昭62−150415号公報及び実
開昭62−150416号公報に見られるような高精度
コンベアによる搬送装置が提案されている。
該搬送装置は、該車体にロボット加工を行う自動組立作
業区間では、車体の搬送方向に平行して回動するコンベ
アチェーンに、車体を載置したキャリア手段を直接係合
して移動し、該キャリア手段の搬送位置の精度を高めて
いる。また、該コンベアチェーンがレールによって上下
動が規制されており、該コンベアチェーンの部分的な傾
動が防止されて高精度な搬送状態が維持されている。
しかし、搬送中に移動している車体に前記自動組立機で
作業をする場合、該自動組立機の位置を補正するための
センサー等の設備が必要となり、該自動組立機の構造が
複雑になる不都合があった。
そこで、前記自動組立作業区間では、各作業位置で作業
に必要な時間だけ車体の搬送を停止させて車体の組立を
行うことが考えられる。
しかし、該自動組立作業区間では、複数の自動組立機が
夫々の作業位置に配置されているので、各1作業位置の
夫々で車体の搬送を停止させなければならず、車体の停
止と搬送を繰り返し行う必要がある。このように車体の
組立位置で停止させることによって、組立ラインでの所
要時間が増大する。それによって、例えば、車体を車体
組立ラインに投入する直前に、該車体から取り外したド
ア類を別途にドア類組立ラインに搬送し、そのドア類組
立の完了時に再度車体組立が完了した車体にドア類を取
り付ける場合に、車体組立ラインの所要時間とドア類組
立ラインの所要時間とに時間差が発生して、組立ライン
から搬出された車体にドア類を組み付ける作業が滞る不
都合があった。
(発明の解決すべき課題) 以上の不都合を解消して、本発明は、各作業区間での作
業に適した速度で物品の搬送が行えると共に、搬送中の
物品の停止と移動の繰り返しを容易に行えると共に、短
時間で効率良く物品を搬送することができる物品組立ラ
インの物品の搬送方法及びその装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決する手段) かかる目的を達成するために、本発明の搬送方法の第1
の態様は、人の作業による人的組立作業区間と、自動組
立機による自動組立作業区間とが夫々複数混在して直列
に配置された各作業区間に沿って物品を連続して搬送す
る物品組立ラインの物品の搬送方法において、前記物品
を搬送方向に沿って移動自在のキャリア手段に載置し、
前記人的組立作業区間では、前記物品の搬送方向に沿っ
て低速度で移動する低速キャリア牽引手段に該キャリア
手段に設けた掛止手段を掛合させて前記物品を低速度で
搬送し、前記自動組立作業区間の複数の自動組立機によ
る複数の作業位置では、前記掛止手段の低速キャリア牽
引手段への掛合を解除してそれらの作業時間に応じて該
物品を停止し、該自動組立作業区間内の複数の作業位置
相互間では、前記物品の搬送方向に沿って高速度で移動
する高速キャリア牽引手段に前記キャリア手段に設けた
掛止手段を掛合させて前記物品を次の自動組立機の作業
位置まで高速度で搬送することを特徴とする。
、また、本発明の搬送方法の第2の態様は、前記物品を
搬送方向に沿って移動自在のキャリア手段にRWし、前
記人的組立作業区間では、前記物品の搬送方向に沿って
低速度で移動する低速キャリア牽引手段に該キャリア手
段に設けた掛止手段を掛合させて前記物品を低速度で搬
送し、前記自動組立作業区間の複数の自動組立機による
複数の作業位置では、前記掛止手段の低速キャリア牽引
手段への掛合を解除してそれらの作業時間に応じて該物
品を停止し、該自動組立作業区間内の複数の作業位置相
互間では、各作業位置相互間の夫々に設けた前記キャリ
ア手段を移動させる移送手段によって前記物品を次の自
動機械の作業位置まで高速度で搬送することを特徴とす
る。
また、前記本発明の搬送方法の第1又は第2の態様にお
いては、前記物品組立ラインへの搬入区間及び該物品組
立ラインからの搬出区間では、前記物品の搬送方向に沿
って高速度で移動する高速キャリア牽引手段に前記キャ
リア手段に設けた掛止手段を掛合させて前記物品を高速
度で搬送することを特徴とする。
また、前記本発明の搬送方法の第1又は第2の態様にお
いては、停止した前記キャリア手段に後続の他のキャリ
ア手段が当接したとき、後続の他のキャリア手段の前記
掛止手段と前記キャリア牽引手段との掛合を解除するこ
とを特徴とする。
また、本発明の搬送装置の第1の態様は、人の作業によ
る人的組立作業区間と、自動組立機による自動組立作業
区間とが夫々複数混在して直列に配置された各作業区間
に沿って物品を連続して搬送する物品組立ラインの物品
の搬送装置において、前記物品を載置して前記各作業区
間に沿った搬送方向に移動するキャリア手段と、前記人
的組立作業区間で該キャリア手段の移動方向に沿って低
速度で移動する低速キャリア牽引手段と、前記自動組立
作業区間で該キャリア手段の移動方向に沿って高速度で
移動する高速キャリア牽引手段と、前記人的組立作業区
間で、前記低速キャリア牽引手段に着脱自在に掛合して
前記キャリア手段を移動させる該キャリア手段に設けた
掛止手段と、前記自動組立作業区間の複数の自動組立機
の作業位置で、前記掛止手段の掛合を解除して前記キャ
リア手段を停止させる停止手段と、各自動組立機の作業
終了時に、前記高速キャリア牽引手段に前記掛止手段を
掛合させる掛合手段とからなることを特徴とする。
また、本発明の搬送装置の第2の態様は、前記物品を載
置して前記各作業区間に沿った搬送方向に移動するキャ
リア手段と、前記人的組立作業区間で該キャリア手段の
移動方向に沿って低速度で移動する低速キャリア牽引手
段と、該人的組立作業区間で該低速キャリア牽引手段に
着脱自在に掛合して前記キャリア手段を移動させる該キ
ャリア手段に連設した掛止手段と、前記自動組立作業区
間の複数の自動組立機の作業位置で、前記掛止手段の掛
合を解除して前記キャリア手段を停止させる停止手段と
、各自動組立機の複数の作業位置相互間で、前記キャリ
ア手段を次の作業位置まで高速度で移動させる各作業位
置相互間の夫々に設けた移送手段とからなることを特徴
とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いては、前記停止手段は、前記キャリア手段を係止する
係止手段と、該キャリア手段を該係止手段に向かって押
圧して位置決めする位置決め手段とを備えていることを
特徴とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いては、前記物品組立ラインの上流端部から前記物品を
搬入する搬入区間を設け、該物品組立ラインの下流端部
から前記物品を搬出する搬出区間を設け、該搬入区間と
搬出区間とに夫々に沿って前記高速キャリア牽引手段を
設け、該高速キャリア牽引手段に前記掛止手段を掛合さ
せて物品の搬入及び搬出を高速度で行うことを特徴とす
る。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いては、停止した前記キャリア手段に後続の他のキャリ
ア手段が当接したとき、後続のキャリア手段の掛止手段
と前記キャリア牽引手段との掛合を解除する掛合解除手
段を前記キャリア手段に設けたことを特徴とする。
、また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様に
おいては、前記キャリア手段の掛止手段の前記低速キャ
リア牽引手段への掛合と前記高速キャリア牽引手段への
掛合とを切り喚える切換え手段を設けたことを特徴とす
る。
また、前記掛止手段は、前記キャリア牽引手段に先端が
掛合し且つ上下方向に揺動する掛止部材を備えて前記キ
ャリア手段に設けられ、前記切換え手段は、前記掛止部
材に設けられたローラを案内し且つ上下方向に揺動する
ローラ案内部材と該ローラ案内部材を揺動させる揺動手
段とを備えて前記ローラの通過位置に設けられ、前記ロ
ーラが前記ローラ案内部上を転動したとき、該ローラ案
内部材は、上方向に揺動して前記掛止部材を前記キャリ
ア牽引手段から解除させ、下方向に揺動して前記掛止部
材を前記キャリア牽引手段に掛合させることを特徴とす
る。
また、前記掛止手段は、前記キャリア牽引手段に先端が
掛合し且つ上下方向に揺動する掛止部材を備えて前記キ
ャリア手段に設けられ、前記切換え手段は、前記掛止部
材に設けられたローラを案内する案内レールを備えて該
ローラの通過位置に設けられ、該案内レールは、前記掛
止部材を前記キャリア牽引手段に掛合又は解除させる位
置に該ローラを案内することを特徴とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いては、前記低速キャリア牽引手段と前記高速キャリア
牽引手段とは互いに平行する方向に設けられ、前記キャ
リア手段の掛止手段は、前記低速キャリア牽引手段に掛
合する第1掛止手段と、前記高速キャリア牽引手段に掛
合する第2掛止手段とを備え、第1掛止手段の前記低速
キャリア牽引手段への掛合と第2掛止手段の前記高速キ
ャリア牽引手段への掛合とを切り換える切換え手段を設
けたことを特徴とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いては、前記キャリア手段を案内する前記物品の搬送方
向に沿って一対のレールを互いに平行に設け、両レール
の夫々に水平方向から当接して対向する一対の水平ロー
ラと、両レールの夫りを上下方向から当接して対向する
一対の垂直ローラとからなる案内装置を前記キャリア手
段の四隅の位置に設けたことを特徴とする。
また、前記一対のレールの中央に、それらのレールに平
行して延びる中央部レールを設け、該中央部レールに水
平方向から当接して対向する一対の水平ローラと該レー
ルに上下方向から当接して対向する一対の垂直ローラと
からなる案内装置を前記キャリア手段に設けたことを特
徴とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いては、前記キャリア手段と後続の他のキャリア手段と
が当接したとき、両キャリア手段相互の間隔を保持する
間隔保持部材を、該キャリア手段の少なくとも前方又は
後方に設けたことを特徴とする。
また、前記間隔保持部材を前記キャリア手段の前方に設
け、該間隔保持部材の先端に前記掛止手段を設けたこと
を特徴とする。
また、前記間隔保持部材を前記キャリア手段の後方に設
け、該間隔保持部材の後端に前記掛合解除手段を設けた
ことを特徴とする。
また、前記間隔保持部材は、その長さを伸縮させて調節
自在の調節手段を備え、前記キャリア手段と後続の他の
キャリア手段とが当接したとき、両キャリア手段相互の
間隔を所定間隔とする寸法に該間隔保持部材の長さを調
節することを特徴とする。
(作用) 前記物品は、その搬送方向に沿って移動自在のキャリア
手段に載置して前記各作業区間に沿って搬送される。本
発明の搬送方法の第1の態様では、前記物品を低速度で
搬送する場合、前記物品の搬送方向に沿って低速度で移
動する低速キャリア牽引手段に該キャリア手段に設けた
掛止手段を掛合させる。これにより、該キャリア手段は
低速キャリア牽引手段の速度と同速の低速度で移動する
該掛止手段と低速キャリア牽引手段との掛合を前記人的
組立作業区間で行うことにより、該人的組立作業区間で
は前記物品を低速度で搬送して、その搬送中の人による
組立て作業を可能とする。また1、前記物品を前記自動
組立機の作業位置で停止させる場合、前記掛止手段の低
速キャリア牽引手段への掛合を解除する。そして、その
作業の終了と同時に次の作業位置まで該物品を高速度で
搬送する場合、記物品の搬送方向に沿って高速度で移動
する高速キャリア牽引手段に前記キャリア手段に設けた
掛止手段を掛合させる。これにより、前記掛止手段と高
速キャリア牽引手段との掛合と解除とを行いながら前記
物品を搬送する。該掛止手段と高速キャリア牽引手段と
の掛合と解除とを前記自動組立作業区間で行うことによ
り、該自動組立作業区間では、前記物品を前記自動組立
機の作業位置で停止させ、作業の終了と同時に次の作業
位置まで該物品を高速度で搬送して、自動組立機による
高精度の作業を可能とする。
また、本発明の搬送方法の第2の態様では、前記物品を
低速度で搬送する場合、前記搬送方法の第1の態様と同
様に低速キャリア牽引手段に該キャリア手段に設けた掛
止手段を掛合させる。前記物品を前記自動組立機の作業
位置で停止させる場合、前記搬送方法の第1の態様と同
様に、前記掛止手段の低速キャリア牽引手段への掛合を
解除する。そして、その作業の終了と同時に次の作業位
置まで該物品を高速度で搬送する場合、前記自動組立作
業区間内の複数の作業位置相互間の夫々に設けた移動手
段によって前記キャリア手段を移動させる。これにより
、該自動組立作業区間では、前記物品を前記自動組立機
の作業位置で停止させ、作業の終了と同時に次の作業位
置まで該物品を高速度で搬送して、自動組立機による高
精度の作業を可能とする。
また、前記本発明の搬送方法の第1又は第2の態様にお
いて、前記物品組立ラインへの搬入区間及び該物品組立
ラインからの搬出区間で前記掛止手段と前記物9品の搬
送方向に沿って設けた前記高速キャリア牽引手段とを掛
合させることにより、前記物品の搬入及び搬出を迅速に
行うことを可能とする。
また、前記本発明の搬送方法の第1又は第2の態様にお
いて、前記キャリア手段が停止した際、後続の他のキャ
リア手段が移動して、前記停止しているキャリア手段に
当接しても、前記後続の他のキャリア手段の前記掛止手
段を解除して、該後続の他のキャリア手段を停止させる
ことを可能とし、これによって後続の他のキャリア手段
は、停止中のキャリア手段に影響を与えないようにする
また、本発明の搬送装置は、その第1の態様として、前
記低速キャリア牽引手段は、前記人的組立作業区間で該
キャリア手段の移動方向に沿って低速度で移動する。該
低速キャリア牽引手段に前記掛止手段を掛合することに
より、前記物品の低速度の搬送を可能とする。前記停止
手段は、前記自動組立作業区間の複数の自動組立機の作
業位置で、前記掛止手段の掛合を解除して前記キャリア
手段の停止を可能とする。
前記高速キャリア牽引手段は、前記自動組立作業区間で
該キャリア手段の移動方向に沿って高速度で移動する。
前記掛止手段を該高速キャリア牽引手段に掛合させる掛
合手段を設けて、停止と搬送とを繰り返し行うことが可
能となる。これにより、前記自動組立作業区間での各作
業の終了時に、前記高速キャリア牽引手段に前記掛止手
段を掛合させることにより、次の作業位置まで該物品を
高速度で搬送することを可能とする。
このように、前記掛止手段が低速キャリア牽引手段又は
高速キャリア牽引手段に着脱自在に掛合することにより
、該掛止手段が各作業区間で低速キャリア牽引手段又は
高速キャリア牽引手段に掛合させるだけで、各作業区間
に最適の物品の搬送速度を容易に選択することが可能と
なる。
また、本発明の搬送装置の第2の態様では、前記低速キ
ャリア牽引手段が、前記搬送装置の第1の態様と同様に
、前記人的組立作業区間で該キャリア手段の移動方向に
沿って低速度で移動して、該人的組立作業区間で該低速
キャリア牽引手段に前記掛止手段を掛合させる。また、
前記搬送装置の第1の態様と同様に、前記自動組立作業
区間の複数の自動組立機の作業位置で、前記停止手段に
よって前記掛止手段の掛合を解除して前記キャリア手段
を停止させる。そして、前記移動手段を各自動組立機の
複数の作業位置相互間の夫々に設けたので、作業の終了
と同時に次の作業位置まで該物品を高速度で搬送して、
自動組立機による高精度の作業を可能とする。
また、本発明の搬送装置の第1及び第2の態様において
、前記停止手段は、前記キャリア手段を係止する係止手
段と、該キャリア手段を該係止手段に向かって押圧して
位置決めする位置決め手段とを備えているので、前記キ
ャリア手段が停止した際に前記自動組立機による物品の
高精度な組立てを可能とする。
また、本発明の搬送装置の第1及び第2の態様において
、前記物品組立ラインへの搬入区間及び該物品組立ライ
ンからの搬出区間で、前記物品の搬送方向に沿って前記
高速キャリア牽引手段を設けたので、搬入と搬出の際に
前記掛止手段を該高速キャリア牽引手段に掛合させるだ
けで、迅速な搬入及び搬出を可能とする。
また、本発明の搬送装置の第1及び第2の態様において
、前記掛合解除手段は、停止した前記キャリア手段に後
続の他のキャリア手段が当接したとき、後続のキャリア
手段の掛止手段と前記キャリア牽引手段との掛合を解除
して、後続の他のキャリア手段を停止させる。これによ
り、キャリア手段同士の当接の際に各キャリア手段の衝
突を防止する。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いて、前記切換え手段は、前記キャリア手段の掛止手段
の前記低速キャリア牽引手段への掛合と前記高速キャリ
ア牽引手段への掛合との切り換えを可能とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いて、前記掛止手段の掛止部材に設けたローラが、前記
切換え手段のローラ案内部材上を転動するとき、前記揺
動手段によって該ローラ案内部材を揺動する。このとき
、前記掛止部材を前記キャリア牽引手段から解除させる
場合には前記ローラ案内部材を上方向に揺動させ、前記
掛止部材を前記キャリア牽引手段に掛合させる場合には
前記ローラ案内部材を下方向に揺動させる。これに、よ
り、前記掛止手段と低速キャリア牽引手段又は高速キャ
リア牽引手段との掛合を切り換えて、前記キャリア手段
の速度の切り換えを可能とする。
また、前記掛止手段の掛止部材に設けたローラを、前記
案内レールで案内してもよい。該案内レールは、前記キ
ャリア牽引手段に該掛止部材を掛合させる位置では、前
記キャリア牽引手段に掛合する方向に掛止手段のローラ
を案内し、前記キャリア牽引手段から該掛止部材の掛合
を解除させる位置では、前記キャリア牽引手段から切り
離す方向に掛止手段のローラを案内して前記キャリア手
段の速度の切り換えを可能とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1又は第2の態様にお
いて、前記低速キャリア牽引手段と前記高速キャリア牽
引手段とは互いに平行する方向に設け、前記第1掛止手
段を低速キャリア牽引手段にのみ掛合可能とし、前記第
2掛止手段を高速キャリア牽引手段にのみ掛合可能とす
ることにより、前記切換え手段によって夫々の掛止手段
の掛合と解除を交互に行うだけで搬送速度の切り換えを
可能とする。
また、前記本発明の搬送装置の第1及び第2態様におい
て、前記物品の搬送方向に沿って一対のレールを設けて
、前記キャリア手段を物品の搬送方向に案内する。この
とき、前記水平ローラは、各レールに水平方向に対向し
て当接して、キャリア手段の移動方向に直交する横方向
へのキャリア手段の移動を規制する。ま゛た、前記垂直
ローラは、各レールに上下方向に対向して当接して、キ
ャリア手段の移動方向に直交する上下方向へのキャリア
手段の移動を規制する。これらのローラを備えた案内装
置を、前記キャリア手段の四隅の位置に設けることによ
り、該キャリア手段は、移動方向以外の方向への移動が
規制される。
また、前記中央部レールを設け、該中央部レールに沿っ
て前記案内装置を設けることにより、前記キャリア手段
に物品を載置したときの該キャリア手段の歪み等を防止
し、該キャリア手段の移動方向以外の方向への動きがよ
り一層規制される。
また、前記本発明の搬送装置の第1及び第2態様におい
て、前記キャリア手段の少なくとも前方又は後方に設け
た前記間隔保持部材は、該キャリア手段に後続の他のキ
ャリア手段が当接したとき、両キャリア手段相互の間隔
を保持する。これにより、隣合うキャリア手段は、夫々
の間隔保持部材を介して当接される。
該間隔保持部材を前記キャリア手段の前方に設けた場合
には、その先端に前記掛止手段を設けることにより、該
キャリア手段を該間隔保持部材を介して牽引する。また
、該間隔保持部材を前記キャリア手段の後方に設けた場
合には、その後端に前記掛合解除手段を設けることによ
り、後続の他のキャリア手段が該掛金解除手段によって
停止された際に両キャリア手段相互の間隔を保持する。
また、前記間隔保持部材に前記調節手段を設け、該調節
手段によって該間隔保持部材の長さを伸縮させて所定の
寸法に調節する。これにより、隣合うキャリア手段相互
の間隔を調節可能とし、該調節手段を調節して各キャリ
ア手段相互の所定間隔を確保する。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本実施例の搬送装置を含む組立ラインの概略図
、第2図乃至第5図は第1図の部分的構成を示す説明図
、第6図は第2図乃至第5図の一部を示す斜視図、第7
図は第2図乃至第5図の一部を示す平面図、第8図は第
7図の■−■線断面図、第9図は第7図の側面図、第1
0図は第7図を正面視した一部を破断した説明図、第1
1図乃至第14図は本実施装置の一部の作動を説明する
説明図、第15図は本実施装置の一部を拡大した平面図
、第16図は第15図の説明的断面図である。
本実施装置1は、第1図乃至第5図に示すように、直列
に配置された複数の作業区間A、B、C。
D、E、F、G、Hで構成される組立ラインXに沿って
、車体2を搬送しながら該車体2に各作業区間A、B、
C,D、E、Fの作業を行う車体2の搬送装置である。
該搬送装置1は、第2図乃至第5図に示すように、車体
2を載置するキャリア手段3と該キャリア手段3を車体
2の搬送方向に案内するキャリア案内装置4とで構成さ
れ、更に、車体2を該組立ラインXの下流端部位置まで
搬送し、次に続く図示しない他のラインに該車体2を送
り渡した後、キャリア手段3を該組立ラインXの上流端
部位置まで返送するキャリア返送装置5が設けられてい
る。
先ず、各部の構成を詳細に説明する。
前記キャリア案内装g14は、第6図及び第7図に示す
ように、前記車体2の搬送方向に向かって互いに平行し
て延びる第1キヤリア案内レール6及び第2キヤリア案
内レール7と、両キャリア案内レール6.7に平行して
その中央に延びる中央キャリア案内レール8とで構成さ
れる3本のキャリア案内レール6.7.8を備えている
。該3木のキャリア案内レール6.7.8は、該組立ラ
インXの上流端部から下流端部に渡って切れ目なく設け
られている。
第6図及び第7図に示すように、前記第1キヤリア案内
レール6と前記中央キャリア案内レール8との間に、前
記キャリア手段3を低速度で牽引するキャリア牽引手段
である低速で移動するチェーン9が設けられており、前
記第2キヤリア案内レール7と前記中央キャリア案内レ
ール8との間には、前記キャリア手段3を高速度で牽引
するキャリア牽引手段である高速で移動する高速チェー
ンIOが設けられている。前記低速チェーン9と前記高
速チェーン10とは共に、第2図乃至第5図に示したよ
うに、該組立ラインXの略全域に渡って設けられ、夫々
速度の異なる図示しない駆動装置によって無端に回動さ
れている。更に、両チェーン9,10は、その回動する
往路側を車体2の搬送方向に沿って露出して回動されて
いる。
前記キャリア手段3は、第7図及び第8図に示すように
、車体2を載置するベースキャリア11を備えており、
該ベースキャリア11には、車体2を載置した時に該車
体2を固定する車体固定用ビン12が設けられている。
更に、第6図及び第7図に示したように、前記第1キヤ
リア案内レール6の直上に対向する該ベースキャリア1
1の側部の前端部及び後端部には、該第1キヤリア案内
レール6に案内される第1案内ローラ装置13が設けら
れ、前記第2キヤリア案内レール7の直上に対向する該
ベースキャリア11の側部の前端部及び後端部には、該
第2キヤリア案内レール7に案内される第2案内ローラ
装置14が設けられている。
第7図及び第10図に示すように、前記第1案内ローラ
装置13は、前記第1キヤリア案内レール6を一対で上
下方向から挟持する垂直ローラ15が設けられ、前記第
2案内ローラ装置14にも同様に、前記第2キヤリア案
内レール7を一対で上下方向から挟持する垂直ローラ1
6が設けられている。更に、前記第1案内ローラ装置1
3には、水平方向から前記第1キヤリア案内レール6の
外側に当接する水平ローラ17が設けられており、該水
平ローラ17は、同様に前記第2案内ローラ装置工4に
設けられた水平方向から前記第2キヤリア案内レール7
の外側に当接する水平ローラ18と一対となって前記第
1キヤリア案内レール6及び前記第2キヤリア案内レー
ル7を挟持している。
各案内ローラ装置13.14によって、前記ベースキャ
リア11は、前記第1キヤリア案内レール6及び前記第
2キヤリア案内レール7に直交する上下方向の動き及び
水平方向の動きが規制されて、搬送方向のみに前記第1
キヤリア案内レール6及び前記第2キヤリア案内レール
7に沿って正確に移動可能とされている。
また、第7図及び第8図に示すように、前記中央キャリ
ア案内レール8の直上に対向する前記ベースキャリア1
1の前端中央部及び後端中央部には、該中央キャリア案
内レール8に案内される一対の中央案内ローラ装置19
が設けられている。該中央案内ローラ装置19には、前
記中央キャリア案内レール8を一対で上下方向から挟持
する垂直ローラ20と、前記中央キャリア案内レール8
を一対で水平方向から挟持する水平ローラ21とが備え
られている。
各中央案内ローラ装置19によって、前記ベースキャリ
ア11を搬送方向に正確に移動可能とするばかりでな(
、該ベースキャリア11に車体2を載置したときの該ベ
ースキャリア11の歪みが防止されてより一層高精度に
搬送することが可能とされている。
更に、第7図及び第8図示したように、前記ベースキャ
リア11の前端中央部の前記中央案内ローラ装置19に
は、前記キャリア手段3の進行方向前方に延びる間隔保
持部材22が連結されて、該間隔保持部材22の先端に
は、前記低速、高速チェーン9.10とベースキャリア
11と係合させる掛止手段23が設けられている。
該掛止手段23は、第6図、第7図及び第9図に示すよ
うに、前記中央キャリア案内レール8を一対で上下方向
から挟持する垂直ローラ24と、前記中央キャリア案内
レール8を一対で水平方向から挟持する水平ローラ25
とから成る案内ローラ装置26を備え、該案内ローラ装
置26の左右側に上下方向に揺動自在の一対の掛止部材
27.28を備えている。各掛止部材27.28は夫々
前記チェーン9,1゜の直上に位置し、低速チェーン9
側には第1掛止手段である第1掛止部材27が、高速チ
ェーンlo側には第2掛止手段である第2掛止部材28
が設けられている。前記両チェーン9.10には、第7
図に示すように、両掛止部材27.28を掛合させるア
タッチメント29.30が所定の間隔を存して多数段け
られ、両掛止部材27.28は、該アタッチメント29
゜30に掛合自在の掛止部31.32を有している。更
に、両掛止部材27.28には、夫々にカムローラ33
.34が設けられている。これによって、各カムローラ
33、34を後述するように案内して上下にカム動させ
ることによって前記各チェーン9.10と掛止部材27
.28との掛合及び解除をさせることができる。
また、第7図及び第8図に示すように、前記掛止手段2
3の案内ローラ装置26の中央の前端縁から進行方向前
方に向かって、突出部材35が設けられ、該突出部材3
5は後述する先に移動するキャリア手段3に設けられた
緩衝部36に挿入可能となっている。
また、第7図及び第8図示したように、前記ベースキャ
リア11の後端中央部の前記中央案内ローラ装置19に
は、前記キャリア手段3の進行方向後方に延びる間隔保
持部材37が設けられ、該間隔保持、部材37の後端に
は、後述するように、後続の他のキャリア手段3°に設
けられた前記掛止手段23と前記チェーン9.10との
掛合を解除する掛合解除手段38が設けられている。
該掛金解除手段38は、第7図及び第13図に示すよう
に、前記中央キャリア案内レール8を一対で上下方向か
ら挟持する垂直口・−ラ39と、前記中央キャリア案内
レール8を一対で水平方向から挟持する水平ローラ40
とから成る案内ローラ装置41を備え、該案内ローラ装
置41の左右側後方に、後述するように、後続する他の
キャリア手段3′に設けられた前記掛止部材27.28
のカムローラ33.34を案内して前記アタッチメント
29.30に掛合した掛止部31.32を該アタッチメ
ント29.30から離反させる方向に傾斜した案内部4
2.43を備えている。
また、第13図に示すように、該掛金解除手段38の前
記案内ローラ装置41の中央の後端部には後続する他の
キャリア手段3゛に設けられた前記突出部材35が挿入
される挿入孔44が設けられている。
該挿入孔44の内部には、ショックアブソーバ45が設
けられており、該ショックアブソーバ45は第13図仮
想標示したように、停止したキャリア手段3に後続して
移動してきた他のキャリア手段3゛が当接した際にその
衝撃を緩衝する緩衝部36を形成している。
また、該掛合解除手段38と前記ベースキャリア11と
を連結する前記間隔保持部材37には、第7図及び第8
図に示すように、キャリア手段3に載置する車体2の形
状及び寸法に対応して該間隔保持部材37の長さを伸縮
させることができる調節手段46が設けられている。該
調節手段46は、第14図に示すように、前記掛合解除
手段38に連設した中空の移動バー47と、前記ベース
キャリア11に連設した該移動バー47の内部に一部が
挿入されている固定バー48とで構成されており、該固
定バー48には、前記移動バー47の摺動を円滑にする
ために複数の移動バーガイドローラ49が間隔を存して
設けられている。更に該移動バーガイドローラ49の回
動位置を正確に維持するために前記移動バー47内部に
は移動バーガイドローラ49が係合して回動する一対の
ローラガイドレール50が設けられている。そして、移
動バー47には、バネ51で内方に付勢された固定ピン
52aが設けられており、該固定ビン52aには把手部
52bが備えられている。固定バー48には、固定穴5
3が所定間隔毎に複数形成されている。こJ″Lにより
、前記把手部52bを外方に引っ張り、所定寸法に位置
する固定穴53に前記固定ビン52aを合致させ、バネ
51の付勢によって該固定ピン52aを挿着して、該間
隔保持部材37の長さを調節する。
このように、該キャリア手段3は、隣合う他のキャリア
手段3゛との間隔の距離を調節することができる。そし
て、また、該キャリア手段3は、容易に車体2の寸法に
合致させることができるので、車体2と全長の異なった
別の車体であっても該キャリア手段3で搬送することが
できる。
前記キャリア手段3の移動位置には、第2図乃至第5図
に示すように、各作業区間A、B及びE。
Fの境界の一部若しくは自動組立作業区間C,E内に、
後述するように、前記キャリア手段3を所定位置で停止
させるための停止手段、キャリア手段3が停止したとき
にベースキャリア11を係止する係止手段、停止状態の
キャリア手段3の係止手段23とキャリア牽引手段9又
は10とを掛合させる掛合手段、キャリア手段3の係止
手段23とキャリア牽引手段9又は10との掛合を切り
換える速度の切換え手段及びベースキャリアを位置決め
する位置決め手段の一部を構成するチェンジストッパー
54が複数配設されている。更に、各チェンジストッパ
ー54の夫々に対応する上流側には、後述する位置決め
フィーダ55が配設されており、該位置決めフィーダ5
5はその上流に対応する前記チェンジストッパー54と
一対となって位置決め手段を構成している。
該チェンジストッパー54は、第11図に示すように、
基台56に設けられた支柱57にローラ案内部材である
チェンジカム58が上下方向に揺動自在に設けられ、該
支柱57のチェンジカム58の下方には該チェンジカム
58を揺動させる揺動手段であるチェンジカム駆動シリ
ンダー59が設けられている。該チェンジカム駆動シリ
ンダー59は、伸縮するロッド60を介してその先端に
カムローラ61が設けられており、前記チェンジカム5
8の下側部には該カムローラ61が当接されるカムロー
ラガイドレール62が設けられている。
更に、前記チェンジカム58は、前記掛止部材27又は
28のカムローラ33又は34が当接する案内部63が
その上側部に形成されており、該案内部63の下流側に
盛上り部分64が形成されている。この盛土り部分64
はキャリア手段3の停止手段として作用する。つまり、
第11図実標示のように、該案内部63の上流側から前
記掛止部材27のカムローラ33が案内された後、第1
1図仮想標示のように、該案内部63の盛り上がり部分
64に沿って案内されると、前記カムローラ33は前記
掛止部材27の掛止部31又は32を前記チェーン9又
は10のアタッチメント29又は30から離反させ、そ
の掛合を解除させて前記キャリア手段3を停止させる。
また、第11図に示すように、前記チェンジカム58の
前記案内部63の先端部には、前記掛止部材27又は2
8のカムローラ33又は34を係止する係止手段である
ローラストッパー65が設けられている。該ローラスト
ッパー65は、第10図に示すように、シリンダー66
とロッド67を介して連結されており、該シリンダー6
6のロッド67の伸長によって、前記掛止部材27又は
28のカムローラ33又は34を開放する横方向に摺動
自在となっている。該シリンダー66はそのロッド67
を伸ばすことにより、前記ローラストッパー65が前記
掛止部材27又は28のカムローラ33又は34の係止
を解除する係止解除手段として作用する。
そして更に、第11図に示すように、前記チェンジカム
58は、前記チェンジカム駆動シリンダー59のロッド
60を縮めることにより、その先端のカムローラ61が
8亥チエンジカム58のカムローラガイドレール62に
沿って第11図仮想標示の位置に移動し、支持軸68を
支点として下動する。これにより、前記掛止部材27又
は28のカムローラ33又は34は下方に案内される。
該チェンジカム58はこのとき掛合手段として、前記掛
止部材27又は28のカムローラ33、又は34の掛止
部31又は32を前記チェーン9又は10のアタッチメ
ント29又は30に掛合させる。
そして、以上の構成のチェンジストッパー54は、第1
1図に示すように、基台56が基台レール70上を摺動
自在となっており、該基台56の上流側先端に設けられ
た係止部材71で上流側への移動が規制され下流側に設
けられたショックアブソーバ72によって下流側への移
動が規制される。前記キャリア手段3が移動してきて急
激に該チェンジストッパー54に当接しても、前記ショ
ックアブソーバ72がその衝撃を吸収する。
また、第8図に示したように、該チェンジストッパー5
4に対応して上流側に位置決めフィーダ55が設けられ
ている。該位置決めフィーダ55は、第8図及び第12
図に示すように、基台73に備えられたレール74に摺
動自在にフレーム75が設けられ、該フレーム75には
アンチバック部材76が枢軸77によって枢着されてい
る。該アンチバック部材76は、その下端縁78がフレ
ーム底板79に係止される形状に形成されており、その
上端縁80は、前記ベースキャリア11に設けられた後
端中央部の前記中央案内ローラ装置19の後端縁に係止
される形状で前記下端部より上端部が軽量に形成されて
いる。また、該フレーム75は、その上流側に壁板81
を備えており、前記基台73に設けられたフィーダシリ
ンダ82のロッド83に連結されている。これにより、
該フレーム75は、ロン下83の伸縮によって前後方向
に移動する。
該位置決めフィーダ55は、第12図実標示のように、
前記中央案内ローラ装置19がアンチバック部材76の
直上位置を通過途中では該アンチバック部材76が自在
に揺動して前記中央案内ローラ装置19が通過する。そ
して、第12図仮想標示のように、前記中央案内ローラ
装置19がアンチバック部材76の直上位置を通過した
直後にはアンチバック部材76はその下端縁78が重み
で揺動して前記フレーム底板79に係止され、同時に、
アンチバック部材76の上端縁80が前記中央案内ロー
ラ装置19の後端縁に当接する。そして、前記フィーダ
シリンダ82のロッド83がフレーム75を押圧する。
これにより、該、フレーム75は、基台73上を搬送方
向に摺動し、アンチバック部材76及び中央案内ローラ
装置19を介してキャリア手段3を搬送方向に押し出す
、このとき、前述した第11図示の掛止部材27又は2
8のカムローラ33又は34が係止部材71に当接され
、キャリア手段3の前方は該係止部材71で、後方はア
ンチバック部材76で挟持されて係止される。この状態
で該キャリア手段3は、前記各案内ローラ装置13.1
4.19によって上下左右方向、前記係止部材71.ア
ンチバック部材76によって前後方向を係止され、正確
に位置決めされる。
そして、キャリア手段3の前方の係止が解除されると同
時に、前記フィーダシリンダ82によって該位置決めフ
ィーダ55のフレーム75は定位置に戻る。また、該位
置決めフィーダ55がキャリア手段3を押し出す作用を
利用して後述するように停止状態にあるキャリア手段3
を搬送方向に押し出すことにより、前記チェンジストッ
パー54や前記案内レール84.85等によって停止さ
れたキャリア手段3に起動力を与えることができる。
また、第2図乃至第5図に示すように、該組立ラインX
には、前記掛止部材27.28のカムローラ33、34
の通過位置に沿って案内レール84.85が設けられて
いる。該案内レール84.85は、第10図に示すよう
に、通常は、前記掛止部材27又は28と前記チェーン
9又は10とが掛合しない離反した状態に前記カムロー
ラ33又は34を案内する。更に、第3図に示した作業
区間B、Cの境界に設けた場合には、第2掛止部材28
のカムローラ34を案内する案内レール85は、該カム
ローラ34を介して該掛止部材28を前記高速チェーン
10に掛合する位置に案内し、それと同時に、第1掛止
部材27のカムローラ33を案内する案内レール84は
、該カムローラ33を介して該掛止部材27を前記低速
チェーン9から離反する位置に案内する。これにより、
該案内レール84.85は、第3図に示した作業区間B
、Cの境界で容易に各掛止部材27.28と各チェーン
9゜10との掛合を切り換えることができる。
また、第3図及び第4図に示すように、該組立ラインX
の自動組立機110. lllO間には、前記キャリア
手段3の搬送方向に沿って移送手段86が設けられてい
る。該移送手段86は、第7図、第9図及び第10図に
示すように、前記各キャリア案内レール6又は7の外方
に該キャリア案内レール6又は7に平行に設けられ、下
側面にラックが形成されて搬送方向に移動自在の移動ラ
ック87と、該移動ラック87に対向する位置に固定さ
れて上面側にラックが形成された固定ラック88と、両
ラック87゜88の間隙に両ラック87.88に同時に
噛合するピニオンギア91と、該ピニオンギア91をロ
ッド90の先端に備えた、搬送方向に沿って伸縮するシ
ャトルシリンダー89とからなる。該移動ラック87は
、フレーム92に案内ローラ92aで支持されて摺動自
在に設けられており、その上側部には、前記ベースキャ
リア11に設けられた挿着孔93に挿入自在のキャリア
係止ピン94が備えられている。該キャリア係止ピン9
4は、シリンダ95によって上方に突出自在となってい
る。該移動ラック87の位置に前記ベースキャリア11
が移動してきた際に、該キャリア係止ピン94が上昇突
出し、前記ベースキャリア11の挿着孔93に挿着され
て連結される。そして、前記シャトルシリンダー89の
ロッド90を伸ばすことにより、前記ピニオンギア91
が固定ラック8日によって回転し、該ピニオンギア91
と噛合する移動ラック87が搬送方向に押し出される。
こうすることによって、前記チェーン9,10と前記掛
止手段23との掛合によらずに、キャリア手段3を搬送
方向に移送することができる。更に、ピニオンギア91
と移動ラック87との噛合によってキャリア手段3の正
確な移送が可能であり、シャトルシリンダー89のロッ
ド90を高速で伸長することによってキャリア手段3の
高速の移送が可能である。
また、第2図及び第5図に示すように、車体2が載置さ
れていないキャリア手段3を、該組立ラインXの下流端
部位置から上流端部位置まで返送するキャリア返送装置
5が設けられている。該キャリア返送装置5は、第15
図に示すように、前記キャリア手段3の各中央部に位置
した案内ローラ装置19.26.41に接して無端回動
するベルト96が、その全長に架は渡されており、前記
車体2の搬送方向と逆方向に駆動されて所謂ベルトコン
ベア方式によって該キャリア手段3を返送するものであ
る。
第2図に示すように、搬入区間Gには、該キャリア返送
装置5の下流端部と前記組立ラインXの上流端部とを往
来する第1キヤリア転送装置97が設けられている。該
第1キヤリア転送装置97は、第15図及び第16図に
示すように、前記第1及び第2キヤリア案内レール6.
7に夫々接続可能な案内レール98.99と共に、その
両レール98.99の中央に平行して正逆両転する駆動
装置100で駆動される無端ベルト101が設けられた
転送台102と、該転送台102を該キャリア返送装置
5の下流端部と前記組立ラインXの上流端部とを往来さ
せる移送装置103とで構成されている。該移送装置1
03は、第16図に示すように、前記転送台102に固
定された駆動装置104に接続されたビニオンギア10
5と移動方向に沿って設けられたラック106とを噛合
させて、該ピニオンギア105の回転によって一対の案
内レール107 Gご沿って転送台102を移動する。
また、第5図に示すように、搬出区間1■にも、前記組
立ラインXの下流端部と該キャリア返送装置5の上流端
部とを往来する第2キヤリア転送装置112が設けられ
ている。該第2キヤリア転送装置112は、前記第1キ
ヤリア転送装置97とその構造が同一であるのでその説
明を省略する。
本実施装置1の各部の構成は以上の通りである。
本実施装置1が設けられた組立ラインXは、第1図に示
すように、複数の作業区間A、B、C。
D、 E、  F、 G、 Hが直列に配設されて構成
されている。詳細には、Aは該組立ラインへ車体2を搬
入する搬入区間、Bは人の作業による人的組立作業区間
、Cは自動組立機による自動組立作業区間、Dは前記作
業区間Aと同様に人の作業による人的組立作業区間、E
は前記作業区間Cと同様に自動組立機による自動組立作
業区間、Fは該組立ラインから車体2を搬出する搬出区
間、Gは前記キャリア手段3に車体2を移載する位置で
ある車体移載区間、Hは前記キャリア手段3に載置され
た車体2の払い出し位置である車体払出区間である。
以上の作業区間A、B、C,D、E、F、G。
Hで構成された本実施例の組立ラインXは、自動車製造
における図示しない複数の製造ラインの一つであり、説
明の便宜上−つの組立ラインのみを抜粋したものである
。本実施例の組立ラインXによって組立作業が行われる
車体2は、該組立ラインXに搬入される直前にドア類が
取り外され、ドア類は図示しない別の搬送装置によって
、第1図示のように、本組立ラインXに並行してドア組
立ラインYで組立作業が行われる。
本組立ラインXでの車体2の組立作業を順を追って説明
する。
先ず、他のラインから図示しない吊り下げ式コンベア等
の搬送装置によって移送された車体2は、第2図に示す
ように、前記車体移載区間Gで前記転送台102上で停
止状態にあるキャリア手段3のベースキャリア11上に
載置され、第8図及び第9図に示すように車体固定用ビ
ン12で固定される。
車体2を載置したキャリア手段3は、第15図に示した
前記第1キヤリア転送装置97の無端ベルト101の搬
送方向への回動によって、第1図示の搬入区間Aに移送
される。該キャリア手段3が搬入区間Aに移行すると同
時に前記第1キヤリア転送装置97の転送台102は、
第15図及び第16図示した移動装置103によって、
図中仮想線で示したように、前記キャリア返送装置5に
連なる位置へ移動する。
この状態で、該第1キヤリア転送装置97は、キャリア
返送装置5に送られてくるキャリア手段3を待ち受ける
第2図示の搬送区間Aに移動したキャリア手段3は、第
2掛止部材28が高速チェーン10のアタッチメント3
0と掛止部32とが掛合して章引され、高速度で搬送方
向に移動する。このとき、第1掛止部材27は、そのカ
ムローラ33が案内レール84に沿って案内されてその
掛止部31は低速ヂエーン9と離反した状態で移動され
る。
こうして、該キャリア手段3は搬入区間Aと人的組立作
業区間Bとの境界まで高速度で搬送される。
搬入区間Aと人的組立作業区間Bとの境界には、第2図
に示すように、前記チェンジストッパー54が設けられ
ている。該チェンジストッパー54は、キャリア手段3
の第2掛止部材28のカムローラ34の通過位置上に設
けられており、該カムローラ34を高速チェーン10の
アタッチメント30と掛止部32とが離反する方向に案
内して、キャリア手段3を停止させる。停止したキャリ
ア手段3は人的組立作業区間Bへの移動の待機状態とな
る。この待機状態は、先行する車体2に人的組立作業区
間Bでの組立作業が行われている場合に、後続の車体2
が搬送されてしまうのを防止して、移送タイミングを合
わせるためのものである。停止状態のキャリア手段3の
第2掛止部材28は、そのカムローラ34がチェンジス
トッパー54の盛上り部分64で高速チェーン10と離
反状態でローラストッパー65に係止されている。該キ
ャリア手段3が人的組立作業区間Bへ移行するとき、ロ
ーラストッパー65は、シリンダー66によってカムロ
ーラ34から離反する方向に摺動し、該カムローラ34
の係止を解除する。
そして、該チェンジストッパー54の上流に設けられた
位置決めフィーダ55がベースキャリア11の後方側の
中央案内ローラ装置19を押圧して、キャリア手段3を
、人的組立作業区間Bに押し出す。
該人的組立作業区間Bでは、第3図に示すように、キャ
リア手段3は、位置決めフィーダ55に押し出されたこ
とによって、第1掛止部材27のカムローラ33が案内
レール84の切除された部分で開放され、掛止部31が
低速チェーン9のアタッチメント29と掛合する。同時
に、第2掛止部材28のカムローラ34は、案内レール
85に案内されてその掛止部32は高速チェーン10と
離反した状態で移動される。
該人的組立作業区間Bは、車体2に対して人によって手
作業で組立が行われる区間であるが、車体2を載置した
キャリア手段3は、低速チェーン9によって牽引される
ので、搬送中に移動している車体2に対して組立作業を
行うことができる。
人的組立作業区間Bと自動組立作業区間Cとの境界では
、第3図に示すように、一方の案内レール85が前記第
2掛止部材28のカムローラ34を掛止部32と高速チ
ェーン10のアタッチメント30とを掛合させる方向に
傾斜して設けられ、他方の案内レール84が前記第1掛
止部材27のカムローラ33を掛止部31と低速チェー
ン9のアタッチメント29とを離反させる方向に傾斜し
て設けられている。これにより、人的組立作業区間Bか
ら自動組立作業区間Cへ移動するキャリア手段3は、各
掛止部31゜32の夫々のチェーン9,10との掛合が
切り換えられるので、キャリア手段3の車体2の搬送速
度を容易に切り換えることができる。
そして、該キャリア手段3は、自動組立作業区間Cでは
、高速チェーン10に牽引されて車体2を高速度で搬送
する。
該自動組立作業区間Cは、第3図に示すように、車体2
に対してロボット等の自動組立機108.109によっ
て組立が行われる区間である。該自動組立機108.1
09の各作業位置には、前記チェンジストッパー54が
第2掛止部材2Bのカムローラ34の通過位置上に設け
られている。また、各チェンジストッパー54の上流側
には夫々位置決めフィーダ55が設けられている。高速
チェーン10に牽引されたキャリア手段3は、高速で移
動した後、チェンジストッパー54によって停止される
。このとき、前述したように、第2掛止部材28のカム
ローラ34が係止部材71に当接され、キャリア手段3
の前方は該係止部材71によって係止される。該キャリ
ア手段3の後方にはアンチバック部材76が当接し、同
時に、前記位置決めフィーダ55のフィーダシリンダ8
2によって該アンチバック部材76が押圧されて係止さ
れる。この状態で該キャリア手段3は、前記各案内ロー
ラ装置13.14.19によって上下左右方向、前記係
止部材71.アンチバック部材76によって前後方向を
係止され、正確に位置決めされる。
この状態で各自動組立機108.109の各作業を行う
ことにより、精度の高い組立作業を行うことができる。
従って、該自動組立作業区間Cでは、車体2を自動組立
機108.109の作業位置まで高速度で搬送し、作業
位置で該車体2を高い精度で位置決めすることができる
、そして、該自動組立作業区間Cと人的組立作業区間り
との境界には、第4図に示すように、一方の案内レール
84が前記第1掛止部材27のカムローラ33を掛止部
31と低速チェーン9のアタッチメント29とを掛合さ
せる方向に傾斜して設けられ、他方の案内レール85が
前記第2掛止部材28のカムローラ34を掛止部32と
高速チェーン10のアタッチメント30とを離反させる
方向に傾斜して設けられている。これによって、前述し
た第3図示の人的組立作業区間Bと自動組立作業区間C
との境界での速度切り換えと同様にして高速搬送から低
速搬送に車体2を載置したキャリア手段3の速度が容易
に切り換えられる。該人的組立作業区間りでは前記人的
組立作業区間Aと同様に人によって車体2の組立作業が
行われる。
更に、キャリア手段3は、第4図に示すように、自動組
立機110.111によって組立作業が行われる自動組
立作業区間已に移送される。該自動組立作業区間Eでは
、第2掛止部材28のカムローラ34の通過位置に沿っ
て案内レール85が設けられている。
該案内レール85は、第1θ図に示すように、前記第2
掛止部材28と高速チェーン10とが掛合しない離反し
た状態に前記カムローラ34を案内する。また、第4図
に示すように、該自動組立作業区間Eには、前記キャリ
ア手段3の搬送方向に沿って移送手段86が設けられて
いる。更に、自動組立機110の作業位置には、前記チ
ェンジストッパー54が第1掛止部材27のカムローラ
33の通過位置上に設けられており、自動組立機111
の作業位置には、前記チェンジストッパー54が第2掛
止部材28のカムローラ34の通過位置上に設けられて
いる。また、各チェンジストッパー54の上流側には夫
々位置決めフィーダ55が設けられている。各チェンジ
ストッパー54と位置決めフィーダ55によって、前記
自動組立作業区間Cで説明した通り高精度な位置決めが
可能となる。また、該移送手段86は、各自動組立機1
10.111の作業位置でキャリア手段3が位置決めさ
れた際に、キャリア係止ピン94が上昇突出し、該キャ
リア手段3のベースキャリア11の挿着孔93に挿着さ
れて連結される。夫々の自動組立機110゜1゜11の
作業が終了すると、該キャリア手段3を位置決めしてい
るチェンジストッパー54のローラストッパー65が係
止を解除する。そして、前記シャトルシリンダー89の
ロッド90を伸ばすことにより、前記チェーン9.10
と前記掛止手段23との掛合によらずに、キャリア手段
3は搬送方向に移送される。これにより、自動組立作業
区間C,Eでの停止によって費やした時間を、各自動組
立機108.109.110.111間での高速度の搬
送で取り戻すことができる。
以上の各作業区間A、B、C,D、Eの車体2への組立
作業が終了し、該車体2を搬送するキャリア手段3は、
第5図に示すように、前記移送手段86によって搬出区
間Fへと移動される。
該搬出区間Fでは、前記搬入区間Aと同様の構成によっ
てキャリア手段3が移送される。また、搬出区間Fの下
流端縁部には、第5図に示すように、前記チェンジスト
ッパー54が設けられている。
該チェンジストッパー54によってキャリア手段3は一
時的に停止状態となり、第2キャリア転送手段112へ
の移動の待機状態となる。この待機状態は、第2キャリ
ア転送手段112の第5図中仮想線で示したように、前
記キャリア案内装置4に連なる位置に移行してくるのを
待ち受けるためのものである。
なお、第2図及び第5図に示した該搬出区間Fや前記搬
入区間Aで停止して待機状態となっているキャリア手段
3に後続の他のキャリア手段3°が当接した場合には、
第12図に示すように、キャリア手段3の掛合解除手段
38が他のキャリア手段3゜の係止手段23とチェーン
9,10との掛合を解除して、該キャリア手段3゛を停
止させる。更に、後続の他のキャリア手段3°の先端の
突出部35が停止したキャリア手段3の後端の緩衝部3
6に当接されるので、衝突による衝撃によって停止中の
キャリア手段3を押し出すことがない。
そして、チェンジストッパー54によるキャリア手段3
の係止が解除され、該キャリア手段3が位置決めフィー
ダ55によって車体払出区間Hに移行すると、図示しな
い次に続くラインへ該車体2を搬、送する搬送装置によ
って該キャリア手段3から車体2が取り外される。
そして、前記第1キヤリア転送装置97と同様の構成か
らなる第2キヤリア転送装置112によって、該キャリ
ア手段3は、キャリア返送装置5に転送されてベルト9
6によって該組立ラインの車体移載区間Gへ移動する。
このようにして、キャリア手段3は該組立ラインを循環
する。
以上のように、前記車体2は本実施装置によって、各作
業区間A、B、C,D、E、Fの夫々に最適の搬送速度
で搬送されながら各作業区間A。
B、C,D、E、Fの組立作業が行われる。更に、前記
自動組立作業区間C,Eでの高精度な車体2の位置決め
により自動組立機108.109.110.111の組
立作業が高精度に行われ、該自動組立a10B、109
、110.111間では停止して経過した時間を相殺す
るべく高速度で車体2を搬送する。これにより、前記自
動組立機108.109.110.111の作業位置で
車体2の搬送を停止させても搬送時の所要時間を増大さ
せることがない。これは、該組立ラインで組み立てが完
了した車体2に、該組立ラインに搬入される直前に車体
2から取り外されて前記ドア組立ラインYで組み立てが
完了したドア類を取り付ける作業を円滑に行うことがで
きる。
(発明の効果) 以上のことから明らかなように、本発明によるときには
、前記掛止手段を、低速又は高速キャリア牽引手段に着
脱自在に掛合するだけで、該キャリア手段を移動させる
ことができ、該掛止手段と低速又は高速キャリア牽引手
段との掛合を前記切換え手段によって切り換えるだけで
、物品組立ラインに人的組立作業区間と自動組立作業区
間とが混在していても、各作業区間の作業に合わせた搬
送速度で車体を搬送することができる。
また、前記停止手段を設けることによって車体の搬送を
容易に停止させることができる。該停止手段に対応して
前記位置決め手段を設けることにより、その停止位置で
高精度な位置決めを行うことができる。これにより、各
自動組立機で高精度な組立作業を行うことができる。さ
らに、前記キャリア手段は前記案内装置によって搬送方
向以外の方向を規制されているので、各自動組立機の作
業位置では、該キャリア手段をより一層高い精度で位置
決めすることができる。
また、自動組立作業区間で、自動組立機が複数配置され
ていても、各自動組立機の作業位置決々の間では、前記
掛止手段を前記高速キャリア牽引手段に掛合させること
により、高速度で物品を搬送するので、車体の停止と搬
送を繰り返し行っても、組立ラインでの組立作業の所要
時間の増大を防止することができる。
更に、物品の位置決め位置で、前記キャリア手段に前記
移送手段を連結し、該移送手段で移送することにより、
前記高速キャリア牽引手段と前記掛止手段との掛合によ
らなくても、高速度で物品を搬送することができ、車体
の停止と搬送を繰り返し行っても、組立ラインでの組立
作業の所要時間の増大をより一層防止することができる
そして、各キャリア手段の前方又は後方に前記間隔保持
部材を設けると共にその後方端部に前記掛合解除手段を
設けたことにより、停止中のキャリア手段に移動中の後
続のキャリア手段が接近しても、両キャリア手段は、先
ず前記間隔保持部材を介して当接し、続いて該掛金解除
手段に当接されるので、停止中のキャリア手段との間隔
を保持して後続のキャリア手段を停止させることができ
る。また、前記間隔保持部材に設けた前記調節手段によ
って隣合うキャリア手段相互の間隔が調節可能なので、
その間隔の寸法をキャリア手段に載置する物品の寸法に
合わせて調節するだけで、各キャリア手段に載置された
物品同士の当接を防止することができる。
更に、停止中のキャリア手段の前記緩衝部に後続のキャ
リア手段の突出部が当接して、キャリア手段同士の当接
による衝撃が吸収されるので、停止中のキャリア手段に
影響を与えないようにすることができる。
従って、本発明によれば、各作業区間での作業に適した
速度で物品の搬送が行えると共に、搬送中の物品の停止
と移動の繰り返しを容易に行え、短時間で効率良く物品
を搬送することができる物品組立ラインの物品の搬送方
法及びその装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の搬送装置を含む組立ラインの概略図、
第2図乃至第5図は第1図の部分的構成を示す説明図、
第6図は第2図乃至第5図の一部を示す斜視図、第7図
は第2図乃至第5図の一部を示す平面図、第8図は第7
図の■−■線断面図、第9図は第7図の側面図、第10
図は第7図を正面視した一部を破断した説明図、第11
図乃至第14図は本実施装置の一部を拡大してその作動
を説明する説明図、第15図は本実施装置の一部を拡大
した平面図、第16図は第15図の説明的断面図である
。 A・・・搬入区間 B、 D・・・人的組立作業区間 C,E・・・自動組立作業区間 F・・・搬出区間 1・・・搬送装置 2・・・車体(物品) 3.3°・・・キャリア手段 4・・・キャリア案内装置 6・・・第1キヤリア案内レール 7・・・第2キヤリア案内レール 8・・・中央キャリア案内レール 9・・・低速チェーン(低速キャリア牽引手段)10・
・・高速チェーン(高速キャリア牽引手段)11・・・
ベースキャリア 13・・・第1案内ローラ装置(案内装置)14・・・
第2案内ローラ装置(案内装置)19・・・中央案内ロ
ーラ装置(案内装置)15、16.20・・・垂直ロー
ラ 17、 18.21・・・水平ローラ 22、37・・・間隔保持部材 23・・・掛止手段 27・・・第1掛止部材 28・・・第2掛止部材 33、34・・・カムローラ 35・・・突出部 36・・・緩衝部 38・・・掛合解除手段 42、43・・・案内部 46・・・調節手段 54・・・チェンジストッパー 55・・・位置決めフィーダ 58・・・チェンジカム(ローラ案内部材)59・・・
チェンジカムシリンダ(揺動手段)63・・・案内部 64・・・盛上り部分(停止手段) 65・・・ローラストッパー(係止手段)71・・・係
上部材 84、85・・・案内レール 86・・・移送手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、人の作業による人的組立作業区間と、自動組立機に
    よる自動組立作業区間とが夫々複数混在して直列に配置
    された各作業区間に沿って物品を連続して搬送する物品
    組立ラインの物品の搬送方法において、前記物品を搬送
    方向に沿って移動自在のキャリア手段に載置し、前記人
    的組立作業区間では、前記物品の搬送方向に沿って低速
    度で移動する低速キャリア牽引手段に該キャリア手段に
    設けた掛止手段を掛合させて前記物品を低速度で搬送し
    、前記自動組立作業区間の複数の自動組立機による複数
    の作業位置では、前記掛止手段の低速キャリア牽引手段
    への掛合を解除してそれらの作業時間に応じて該物品を
    停止し、該自動組立作業区間内の複数の作業位置相互間
    では、前記物品の搬送方向に沿って高速度で移動する高
    速キャリア牽引手段に前記キャリア手段に設けた掛止手
    段を掛合させて前記物品を次の自動組立機の作業位置ま
    で高速度で搬送することを特徴とする物品組立ラインの
    物品の搬送方法。 2、人の作業による人的組立作業区間と、自動組立機に
    よる自動組立作業区間とが夫々複数混在して直列に配置
    された各作業区間に沿って物品を連続して搬送する物品
    組立ラインの物品の搬送方法において、前記物品を搬送
    方向に沿って移動自在のキャリア手段に載置し、前記人
    的組立作業区間では、前記物品の搬送方向に沿って低速
    度で移動する低速キャリア牽引手段に該キャリア手段に
    設けた掛止手段を掛合させて前記物品を低速度で搬送し
    、前記自動組立作業区間の複数の自動組立機による複数
    の作業位置では、前記掛止手段の低速キャリア牽引手段
    への掛合を解除してそれらの作業時間に応じて該物品を
    停止し、該自動組立作業区間内の複数の作業位置相互間
    では、各作業位置相互間の夫々に設けた前記キヤリア手
    段を移動させる移送手段によって前記物品を次の自動機
    械の作業位置まで高速度で搬送することを特徴とする物
    品組立ラインの物品の搬送方法。 3、前記物品組立ラインへの搬入区間及び該物品組立ラ
    インからの搬出区間では、前記物品の搬送方向に沿って
    高速度で移動する高速キャリア牽引手段に前記キャリア
    手段に設けた掛止手段を掛合させて前記物品を高速度で
    搬送することを特徴とする請求項1又は2記載の物品組
    立ラインの物品の搬送方法。 4、停止した前記キャリア手段に後続の他のキャリア手
    段が当接したとき、後続の他のキャリア手段の前記掛止
    手段と前記キャリア牽引手段との掛合を解除することを
    特徴とする請求項1又は2記載の物品の組立ラインの物
    品搬送方法。 5、人の作業による人的組立作業区間と、自動組立機に
    よる自動組立作業区間とが夫々複数混在して直列に配置
    された各作業区間に沿って物品を連続して搬送する物品
    組立ラインの物品の搬送装置において、前記物品を載置
    して前記各作業区間に沿った搬送方向に移動するキャリ
    ア手段と、前記人的組立作業区間で該キャリア手段の移
    動方向に沿って低速度で移動する低速キャリア牽引手段
    と、前記自動組立作業区間で該キャリア手段の移動方向
    に沿って高速度で移動する高速キャリア牽引手段と、前
    記人的組立作業区間で、前記低速キャリア牽引手段に着
    脱自在に掛合して前記キャリア手段を移動させる該キャ
    リア手段に設けた掛止手段と、前記自動組立作業区間の
    複数の自動組立機の作業位置で、前記掛止手段の掛合を
    解除して前記キャリア手段を停止させる停止手段と、各
    自動組立機の作業終了時に、前記高速キャリア牽引手段
    に前記掛止手段を掛合させる掛合手段とからなることを
    特徴とする物品組立ラインの物品の搬送装置。 6、人の作業による人的組立作業区間と、自動組立機に
    よる自動組立作業区間とが夫々複数混在して直列に配置
    された各作業区間に沿って物品を連続して搬送する物品
    組立ラインの物品の搬送装置において、前記物品を載置
    して前記各作業区間に沿った搬送方向に移動するキャリ
    ア手段と、前記人的組立作業区間で該キャリア手段の移
    動方向に沿って低速度で移動する低速キャリア牽引手段
    と、該人的組立作業区間で該低速キャリア牽引手段に着
    脱自在に掛合して前記キャリア手段を移動させる該キャ
    リア手段に連設した掛止手段と、前記自動組立作業区間
    の複数の自動組立機の作業位置で、前記掛止手段の掛合
    を解除して前記キャリア手段を停止させる停止手段と、
    各自動組立機の複数の作業位置相互間で、前記キャリア
    手段を次の作業位置まで高速度で移動させる各作業位置
    相互間の夫々に設けた移送手段とからなることを特徴と
    する物品組立ラインの物品の搬送装置。 7、前記停止手段は、前記キャリア手段を係止する係止
    手段と、該キャリア手段を該係止手段に向かって押圧し
    て位置決めする位置決め手段とを備えていることを特徴
    とする請求項5又は6記載の物品の組立ラインの物品搬
    送装置。 8、前記物品組立ラインの上流端部から前記物品を搬入
    する搬入区間を設け、該物品組立ラインの下流端部から
    前記物品を搬出する搬出区間を設け、該搬入区間と搬出
    区間とに夫々に沿って前記高速キャリア牽引手段を設け
    、該高速キャリア牽引手段に前記掛止手段を掛合させて
    物品の搬入及び搬出を高速度で行うことを特徴とする請
    求項5又は6記載の物品組立ラインの物品の搬送装置。 9、停止した前記キャリア手段に後続の他のキャリア手
    段が当接したとき、後続のキャリア手段の掛止手段と前
    記キャリア牽引手段との掛合を解除する掛合解除手段を
    前記キャリア手段に設けたことを特徴とする請求項5又
    は6記載の物品組立ラインの物品搬送装置。10、前記
    キャリア手段の掛止手段の前記低速キヤリア牽引手段へ
    の掛合と前記高速キャリア牽引手段への掛合とを切り換
    える切換え手段を設けたことを特徴とする請求項5又は
    6記載の物品組立ラインの物品搬送装置。 11、前記掛止手段は、前記キャリア牽引に先端が掛合
    し且つ上下方向に揺動する掛止部材を備え、前記停止手
    段は、前記掛止手段に設けられたローラを案内し且つ上
    下方向に揺動するローラ案内部材と該ローラ案内部材を
    揺動させる揺動手段とを備え、前記係止手段は、前記ロ
    ーラ案内部材上に前記ローラを係止する位置と係止を解
    除する位置に移動自在の係止部材を備え、前記位置決め
    手段は、前記キャリア手段を該係止部材に向かって押圧
    する押圧手段を備えていることを特徴とする請求項10
    記載の物品組立ラインの物品搬送装置。 12、前記掛止手段は、前記キャリア牽引手段に先端が
    掛合し且つ上下方向に揺動する掛止部材を備えて前記キ
    ャリア手段に設けられ、前記切換え手段は、前記掛止部
    材に設けられたローラを案内する案内レールを備えて該
    ローラの通過位置に設けられ、該案内レールは、前記掛
    止部材を前記キャリア牽引手段に掛合又は解除させる位
    置に該ローラを案内することを特徴とする請求項10記
    載の物品組立ラインの物品搬送装置。 13、前記低速キャリア牽引手段と前記高速キャリア牽
    引手段とは互いに平行する方向に設けられ、前記キャリ
    ア手段の掛止手段は、前記低速キャリア牽引手段に掛合
    する第1掛止手段と、前記高速キャリア牽引手段に掛合
    する第2掛止手段とを備え、第1掛止手段の前記低速キ
    ヤリア牽引手段への掛合と第2掛止手段の前記高速キャ
    リア牽引手段への掛合とを切り換える切換え手段を設け
    たことを特徴とする請求項5又は6記載の物品組立ライ
    ンの物品搬送装置。 14、前記キャリア手段を案内する前記物品の搬送方向
    に沿って一対のレールを互いに平行に設け、両レールの
    夫々に水平方向から当接して対向する一対の水平ローラ
    と、両レールの夫々を上下方向から当接して対向する一
    対の垂直ローラとからなる案内装置を前記キャリア手段
    の四隅の位置に設けたことを特徴とする請求項5又は6
    記載の物品組立ラインの物品の搬送装置。 15、前記一対のレールの中央に、それらのレールに平
    行して延びる中央部レールを設け、該中央部レールに水
    平方向から当接して対向する一対の水平ローラと該レー
    ルに上下方向から当接して対向する一対の垂直ローラと
    からなる案内装置を前記キャリア手段に設けたことを特
    徴とする請求項14記載の物品組立ラインの物品の搬送
    装置。 16、前記キャリア手段と後続の他のキャリア手段とが
    当接したとき、両キャリア手段相互の間隔を保持する間
    隔保持部材を、該キャリア手段の少なくとも前方又は後
    方に設けたことを特徴とする請求項5又は6記載の物品
    組立ラインの物品搬送装置。 17、前記間隔保持部材を前記キャリア手段の前方に設
    け、該間隔保持部材の先端に前記掛止手段を設けたこと
    を特徴とする請求項16記載の物品組立ラインの物品搬
    送装置。 18、前記間隔保持部材を前記キャリア手段の後方に設
    け、該間隔保持部材の後端に前記掛合解除手段を設けた
    ことを特徴とする請求項16記載の物品組立ラインの物
    品搬送装置。 19、前記間隔保持部材は、その長さを伸縮させて調節
    自在の調節手段を備え、前記キャリア手段と後続の他の
    キャリア手段とが当接したとき、両キャリア手段相互の
    間隔を所定間隔とする寸法に該間隔保持部材の長さを調
    節することを特徴とする請求項16記載の物品組立ライ
    ンの物品の搬送装置。
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