JPH0378780B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0378780B2
JPH0378780B2 JP16080084A JP16080084A JPH0378780B2 JP H0378780 B2 JPH0378780 B2 JP H0378780B2 JP 16080084 A JP16080084 A JP 16080084A JP 16080084 A JP16080084 A JP 16080084A JP H0378780 B2 JPH0378780 B2 JP H0378780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
pressurizing
support part
bonding
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16080084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6140039A (ja
Inventor
Manabu Bonshihara
Kazufumi Terachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP16080084A priority Critical patent/JPS6140039A/ja
Publication of JPS6140039A publication Critical patent/JPS6140039A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテープキヤリア素子のインナー及びア
ウターリードボンデイングに使用する改良された
ボンデイング用のパルスヒートツールに関する。
(従来技術) 従来提案されているパルスヒートツールとして
は、パルス電流の通路をある一点で挟くし、そこ
で発生されるジユール熱を加圧部全体に伝導させ
る型のものと、特開昭54−19657号に示されてい
るような加圧部を閉ループ状に形成して、そこに
直接パルス電流を通じることにより加圧部全体を
発熱体として作用させるものとがある。
(発明が解決しようとする問題点) 前者においては、大型化した場合には加圧部の
温度分布がばらつき、良好な機械的電気的接続が
形成しがたい。
後者においては、前者に比較し割合均一な加熱
がなされるが、発熱体支持部における部分での加
熱が少いため、その部分の温度が低くなり接続の
不良が出る欠点がある。
又後者の場合、この欠点を少くするために発熱
体と支持部とがほぼ直角に形成されているため、
支持体のない方向への曲げモーメントに弱く容易
に変形し、均一な加圧が出来なくなる欠点を有し
ていた。
尚、この欠点は支持体巾を広くすれば除去でき
ると考えられるが、一方では該支持体の導通抵抗
が低くなり、該支持体下の部分の温度が低くなつ
てしまい良好なボンデイング状態が得られない欠
点があつた。
本発明の目的は、発熱体支持部に巾広の支持体
を有していても発熱体の均一な加熱を可能にする
パルスヒートツールを供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によるパルス
ヒートツールにおいては、閉曲状の加圧端を有す
るパルスヒートツールにおいて、加圧端の対向す
る2辺のみをヒータ支持体部に、加熱支持部を介
して一体化とし、前記加熱支持部を加圧端に向け
てすえ広がり状に拡大させ、かつ、加熱支持部を
設けていない他の2辺の加圧端の電気抵抗と加熱
支持部の電気抵抗とが同程度になるように前記加
熱支持部を薄肉化したものである。
(作用) 閉曲状の加圧端5,5′、6,6′の加熱は主に
該加圧端5,5を支えている支持体2,2′と、
支持体2,2′のない加圧端6,6′の電気抵抗を
利用した発熱作用によりテープキヤリアーのリー
ドボンデイングを行わしめるパルス電流加熱を行
う。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図〜第4図に本発明の実施例を示してある。
第1図、第2図はモリブデン材を加工した開孔形
の閉曲状加圧端を有するパルスヒートツールの平
面図と側面図である。
同図において、閉曲状の加圧端5,5′、6,
6′のうち、対向する2辺の加圧端5,5′とヒー
タ支持体2,2′に加熱支持部3,3′を介して一
体化とし、支持部3,3′を加圧端5,5′に向け
てすえ広がり状に拡大する。また支持部3,3′
の内側を一定厚み範囲にわたつて削り落して薄肉
化する。モリブデンヒートツール1は、電源端子
にヒータ支持体2,2′の電極部2a,2a′を取
りつけて電流供給を受け、主に肉薄すそ広がり支
持部3,3′と加圧端6,6′に電流を通過させ
て、それらの部位で発熱させて、次いで加圧端
5,5′、6,6′を加熱させることによりパルス
ヒートボンデイングを可能ならしめる。
第2図から明らかなように、支持部3,3′は、
すそ広がり状となつているために、加圧端6,
6′で生じるボンデイング時の曲げモーメントに
対して極めて強く、テープキヤリヤボンデイング
時の衝撃でも4辺に均一な圧力を負荷することが
できる。又、該支持部3,3′の発熱は、加圧端
5,5′に均一に伝達されるため、該加圧端5,
5′側のボンデイングも極めて安定したものが得
られる。尚、加圧端6,6′側のボンデイングは、
加圧端自体が全体で発熱するので、元来安定した
ボンデイングが得られている。
本実施例では、加圧端6,6′の電気抵抗の和
を支持部3又は3′の電気抵抗とほぼバランスさ
せることにより、4辺のボンデイングを均一化さ
せたことができる。
第3図、第4図は、タングステン材、銀タング
ステン材、銅タングステン材、銅モリブデン材、
銀モリブデン材をヒーター材として用いた場合の
実施例の平面図及び側面図である。
本例は前例と異る点は、ボンデイング端7が加
圧端5,6に付加されている点と、ツール1の底
面に開孔ではなく座ぐり孔8が設けられている点
と、発熱支持部3及び9のように多段に形成され
ている点である。支持部3及び9の内、支持部3
が、主に加圧端5及びボンデイング端7を加熱さ
せる。
ボンデイング端7の4角の部分は本例では継つ
ているが、特に継つていなくともよく、独立した
刃状のボンデイング端でもボンデイング性の差は
ない。
本例の場合も前実施例と同様に極めて安定した
テープキヤリヤボンデイングができる。
以上のように本発明の実施例を詳述したが、こ
れらの実施例に限定されるものではなく、加圧端
閉曲形は長方形、円形状、多角形状でもよく、又
支持体部のすそ広がりの形状も多段に変つていて
もよい。又肉薄形状も多段にしてもよい。
(発明の効果) 前記のように本発明のヒートツールは、巾広の
支持部の発熱による該支持部側の加熱端の加熱と
支持部のない加熱加圧端がほぼ均一になるように
せしめることにより、従来では得られなかつた均
一な加熱加圧ができる。これは、従来ヒートツー
ルでは、支持部での発熱が全く考慮されず、各辺
毎の加熱による発熱を利用する形式であるため、
支持部の両端を主に通過する電流では支持部下の
加熱枠部が充分に熱せられず、不均一な加熱とな
つてしまうからである。更に均一な加熱状態を得
ようとして、支持部巾を小さくすれば、支持部が
小さくなつてしまい強度的に極めて弱いヒートツ
ールしか得られない。
一方本発明では、前記のように支持部の巾広化
を計る代りに肉薄化を行い、該支持部を通過する
電流により、該支持部を発熱させた上で該熱を加
圧端に伝えることにより、加圧端を加熱するの
で、均一な加熱状態となる。更には、支持部のな
い両加圧端での導通抵抗を前記支持部とほぼ同一
程度にすることにより、該加圧端部の発熱を前記
支持部とほぼ同一とし、均一な発熱状態を得るの
で、各辺供に安定したボンデイング条件が得られ
る効果がある上に、巾広支持部の効果により強度
の強いヒートツールとなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は本発明の実施例を示す平面図
第2図、第4図は本発明の実施例を示す側面図で
ある。 1……ヒートツール、2……電極部、3……支
持部、5,6……加圧端、7……ボンデイング
端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 閉曲状の加圧端を有するパルスヒートツール
    において、加圧端の対向する2辺のみとヒータ支
    持体部に、加熱支持部を介して一体化とし、前記
    加熱支持部を加圧端に向けてすえ広がり状に拡大
    させ、かつ、加熱支持部を設けていない他の2辺
    の加圧端の電気抵抗と加熱支持部の電気抵抗とが
    同程度になるように前記加熱支持部を薄肉化した
    ことを特徴とするパルスヒートツール。
JP16080084A 1984-07-31 1984-07-31 パルスヒ−トツ−ル Granted JPS6140039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16080084A JPS6140039A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 パルスヒ−トツ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16080084A JPS6140039A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 パルスヒ−トツ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140039A JPS6140039A (ja) 1986-02-26
JPH0378780B2 true JPH0378780B2 (ja) 1991-12-16

Family

ID=15722716

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16080084A Granted JPS6140039A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 パルスヒ−トツ−ル

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JP (1) JPS6140039A (ja)

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JPS6140039A (ja) 1986-02-26

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