JPH0378759B2 - - Google Patents

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JPH0378759B2
JPH0378759B2 JP60113716A JP11371685A JPH0378759B2 JP H0378759 B2 JPH0378759 B2 JP H0378759B2 JP 60113716 A JP60113716 A JP 60113716A JP 11371685 A JP11371685 A JP 11371685A JP H0378759 B2 JPH0378759 B2 JP H0378759B2
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voltage
load
circuit
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JP60113716A
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Futoshi Okamoto
Akinori Hiramatsu
Koji Yamada
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、トランジスタとこのトランジスタに
逆並列接続されたダイオードとからなる少なくと
も一対のスイツチング要素を交互にオン、オフし
て、直流電源の電圧を交流電圧に変換するインバ
ータ回路を備え、負荷の出力を調整可能なインバ
ータ装置に関するものである。
[背景技術] 従来から負荷の出力を調整可能なインバータ装
置として種々のものが提案されている。
第19図のものは周波数を変えて負荷と直列に
接続したリアクタンス素子のインピーダンスを変
化させ、これにより負荷の電流を調整可能にした
ものである。
即ち、この回路では交流電源Eを整流回路Rec
で整流し、整流回路Recの出力端間に、フイルタ
用のコンデンサC3、直列接続したトランジスタ
Q1,Q2及び直列接続したコンデンサC1,C2
夫々接続してある。トランジスタQ1,Q2にはダ
イオードD1,D2を夫々並列接続してあり、これ
らトランジスタQ1,Q2及びダイオードD1,D2
スイツチング要素が構成されている。コンデンサ
C1,C2及びトランジスタQ1,Q2の各々の接続端
間にはインダクタンスL1…と放電灯l1…との直列
回路からなる負荷RL1…を複数並列に接続してあ
る。トランジスタQ1,Q2は制御回路1によつて
交互にオンオフ駆動される。負荷電流制御部2は
制御回路1に調光を指示する回路である。
第20図は第19図の回路動作を説明するため
のもので、トランジスタQ1,Q2のスイツチング
周波数と各負荷RL1…に流れる電流との相関を示
している。
いま、コンデンサC1,C2及び負荷RL1…を構成
するインダクタンスL1、放電灯l1の固有振動周波
数に対してトランジスタQ1,Q2のスイツチング
周波数が高くなるように選ばれているとする。つ
まり、コンデンサC1,C2、インダクタンスL1…、
放電灯l1…の振動電流が電圧eに対し遅れ位相に
なるように、トランジスタQ1,Q2の動作周波数
が選ばれているとする。またこの時スイツチング
周波数がF1で、負荷電流がIl11であり、この状態
で負荷RL1が定格出力として動作しているとす
る。ここで、スイツチング周波数を高くしてい
き、例えばスイツチング周波数をF2にすると、
負荷電流はIlはIl12となり、Il12より小さくなるの
で出力は定格時より小さくなる(調光として動作
する)。
第21図は第19図の制御回路1と負荷電流制
御部2を示すものである。制御回路1のタイマ用
IC回路IC1は、例えばINTERSIL社製NE/
SE555或いはNEC社製μPC1555Cなどで構成さ
れ、負荷電流制御部2としての可変抵抗R1及び
抵抗R2、コンデンサC3,C4タイマ用IC回路IC1
で無安定マルチバイブレータを構成している。こ
のタイマ用回路IC1の出力は抵抗R3を会してトラ
ンジスタQ3のベースへ、一方、信号反転用のイ
ンバータゲートIC2及び抵抗R4を介してトランジ
スタQ4のベースへ接続している。トランジスタ
Q3,Q4は交互にオン、オフし、トランスTr1
Tr2を会して絶縁した信号を抵抗R5、抵抗R6
夫々介してトランジスタQ1,Q2のベース、エミ
ツタ間へ供給する。そして、この回路では負荷電
流制御回路2としての可変抵抗R1を可変するこ
とによつて、制御回路1の発振周波数を変化させ
ることができるのである。
ところが、第19図のインバータ装置の場合に
は以下のような問題点がある。
つまり、負荷出力を調整するのにf1→f2といつ
た広範囲にスイツチング周波数を変化させないけ
ればならない。このことはスイツチング周波数f1
がトランジスタQ1,Q2の駆動を最適とする周波
数であれば、この周波数f1より高くなるスイツチ
ング周波数f2ではトランジスタQ1,Q2のスイツ
チングロスが大きくなる等の問題を生じさせる。
トランジスタQ1,Q2は一般にターンオンタイム、
ターンオフタイム等により周波数が高くなる程、
スイツチングロスが大きくなるのである。また、
動作周波数帯が広がるため、雑音低減上問題があ
る。つまり、スイツチング周波数f1で雑音が低減
してもf2では雑音が高くなり、逆にf2で雑音が低
減してもf1では雑音が高くなるのである。そのた
めf1,f2の両方で雑音を低減する雑音低減用フイ
ルタを設計して用いることが考えられるが、コス
トが高くなるという問題がある。更にまた、負荷
として放電灯を用いるときには、放電灯l1…から
の光出力の周波数帯が広がつてしまい、光出力に
含まれる若干の赤外線がテレビ等の遠隔操作用に
広く用いられている赤外線リモートコントロール
装置に干渉し、これらの機器を誤動作させる恐れ
があつた。
また、その他のインバータ装置としては、イン
バータ装置の出力側に負荷出力調整用のインピー
ダンスを切換接続し、このインピーダンスの切換
接続により負荷出力を調整するようにしたものも
提案されている。
第22図はかかる従来例を示し、交流電源E電
圧を整流回路Recで整流した出力端に、フイルタ
用のコンデンサC3及びインダクタンスL4、トラ
ンジスタQ1,Q2′、起動抵抗R7、R8、並列共振用
のコンデンサC4、発振トランスT0からなる定電
流型プツシユプルインバータ回路を接続したもの
である。ここで、定電流型プツシユプルインバー
タ回路は従来から良く知られているので詳細な説
明は省略する。そして、この従来例の場合には、
発振トランスT0の2次側にインダクタンスL1
蛍光灯からなる放電灯l1及び予熱用コンデンサC5
からなる負荷RL1が接続されている。また、イン
ダクタンスL1にはリレー接点、トランジスタ等
のスイツチSWが並列に接続されており、このス
イツチSWがオフされると、インダクタンスL1
よつて負荷電流が限流され放電灯l1は調光され、
スイツチSWがオンされるとインダクタンスL1
短絡され、負荷である放電灯L1は全点灯される
のである。しかしながら、かかる従来例では調光
のためインダクタンスL1や、スイツチSWが必要
となり、やはりコストが高くなるという欠点があ
る。特にスイツチSWには高耐圧の素子を用いな
くてはならないという問題がある。
以上の各従来例に対し、各スイツチング要素の
オンオフデユーテイを可変として負荷の出力を調
整することが考えられる。この種のインバータ装
置としては特開昭52−138381号公報で開示された
ものなどがある。即ち、第23図はこの方法によ
る出力波形を示す。この従来例方法を上記第19
図の回路構成で説明する。
第19図でインバータ装置の出力電圧、或いは
負荷RL1…に印加される電圧をeとする。第23
図a,b,cの期間t1はトランジスタQ1がオン、
トランジスタQ2がオフしている期間で、期間t2
トランジスタQ1がオフ、トランジスタQ2がオン
している期間を示している。同図b,cのt1′,
t2′はトランジスタQ1,Q2が両方共オフしている
期間を示す。同図aにおいてトランジスタQ1
Q2は両方共オフしている期間は零である。同図
a→b→cに示すように両方のトランジスタQ1
Q2がオフする期間が長い程、インバータ回路の
出力電圧eは小さくなり、周波数が一定である
が、負荷RL1…への供給電力を小さくすることが
できる。
しかし、この従来例の場合にも以下の問題があ
つた。なお、この問題点の説明に関しては後述す
る本発明との差異が明確になるように負荷と直列
にコンデンサC0が接続された場合について説明
する。
第24図がその動作原理を説明するための回路
であり、この回路においては以下の説明を分かり
やすくするために、負荷RLが抵抗負荷である場
合について説明する。
いま、負荷RLの出力を100%とする場合(放電
灯点灯装置では放電灯を全点灯させる場合)、第
25図a,bに示すようにトランジスタQ1,Q2
のドライブ電圧は1周期を等分した期間与えられ
る。この際にはトランジスタQ1,Q2のオン期間
が同じであるので、第25図eに示すようにコン
デンサC0の両端電圧の直流成分eDCは0となる。
つまり、コンデンサC0の両端には直流電圧は発
生しない。
そして、負荷RLの出力を制御する場合(放電
灯点灯装置では放電灯を調光した場合)、トラン
ジスタQ1,Q2のオン期間は第26図a,bに示
すように短く制御される。しかし、この従来例に
よるトランジスタQ1,Q2のオンオフデユーテイ
の制御方法によると、第26図a,bに示すよう
にトランジスタQ1,Q2のオン期間は夫々等しい
状態で短く制御される(T01=T02→T01′=T02′)
ので、負荷RLの出力を100%とした場合と同様
に、第26図eに示すようにコンデンサC0の両
端電圧の直流成分eDCは生じない。
つまり、上述のようにこの種の従来例回路のコ
ンデンサC0は直流カツト用というよりも、むし
ろ直列共振用のコンデンサあるいは限流用インピ
ーダンスとして機能しているのである。
ところで、このようにトランジスタQ1,Q2
スイツチング制御をトランジスタQ1,Q2が共に
オフする休止区間を設けて行うと、特に負荷RL
の出力を小さくした場合に上記休止区間が長くな
るために、インバータ回路3の動作状態と負荷
RLの出力との相間がとりにくくなり、負荷RLの
出力の調整をスムーズに行えないという問題があ
つた。例えば上述のように休止区間を設ける従来
例を放電灯点灯装置として使用し、トランジスタ
Q1,Q2のスイツチング周波数を低く設定してあ
る場合には、放電灯にちらつきが生じるというよ
うな問題を生じる。つまり、この従来例のように
トランジスタQ1,Q2のドライブ期間に休止区間
を設けると、負荷RLの出力を全領域でスムーズ
に調整することが難しいのである。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、周波数はあまり変
化させることなく、しかも各スイツチング要素の
ドライブ期間の間に休止区間を設けることなく、
負荷出力を調整可能としたインバータ装置を提供
することにある。
[発明の開示] 本発明は、トランジスタとこのトランジスタに
逆並列接続されたダイオードとからなる少なくと
も一対のスイツチング要素を交互にオン、オフし
て、直流電源の電圧を交流電圧に変換するインバ
ータ回路を備えるインバータ装置において、上記
所定周期が上記一対のスイツチング要素の一方の
スイツチング要素のドライブ期間と他方のスイツ
チング要素のドライブ期間とからなるようにする
と共に、制御回路で各スイツチング要素のドライ
ブ期間の比を可変することにより、インバータ回
路から正負電圧が非対称な(換言すれば直流成分
を含んだ)出力電圧を発生させ、この出力電圧の
直流成分をコンデンサでカツトし、残余の交流成
分のみを負荷に供給するようにして、負荷の出力
調整を行うようにしたもので、以下図に示す実施
例に基づいて本発明を説明する。
第1図aは本発明の原理を示すものであり、直
流成分電圧E0を含んだインバータ回路3にはコ
ンデンサC0を介して負荷RLを接続してある。こ
こで電源電圧e0(t)は e0(t)=E0h=1 Ehmsin(hωt-θh) で表される電圧である。
ここでh=1 Ehmsin(hωt−θh)は交流 成分電圧を表す。コンデンサC0の印加電圧は上
記電源電圧e0(t)の内の直流成分
h=1 Ehmsin(hωt−θh)が印加される。
電流は一般に i0(t)=I0h=1 Ihmsin(hωt-θh-φh) として表されるが、瞬時電力pは p=e0(t)・i0(t) となり、基本波の周期をTとすると、有効電力
Paは Pa=1/T∫T 0pdt =1/T∫T 0E0・I0dt+1/T∫T 0E0Ehm ・Ihm・sin(hωt-θh)sin (hωt-θh-φh)dt =1/T∫T 0E0・I0dt+[(Ehm・Ihm)・2] ・cosφh =E0・I0+Eh・Ihcosφh となる。ここで直流成分の電流I0はコンデンサC0
によつてカツトされるので負荷RLに供給される
電力は Pa=Eh・Ihcosφh となる。
第1図bはe0(t)の内、e0(t)が一定の場合
の直流成分電圧E0
交流成分電圧h=1 Ehmsin(hωt-θh) の相関を示している。このようにe0(t)が一定
の場合で直流成分電圧E0を大きくする程、 交流成分電圧h=1 Ehmsin(hωt-θh)は 小さくなり、直流成分電圧E0はコンデンサC0
カツトされるので、負荷RLに供給される電力を
低減できる。
第2図aは第1図aに示した負荷RLをインダ
クタンスLと、放電灯l0、予熱用コンデンサC5
形成した具体回路を示したものである。この回路
ではインバータ回路3の交流電圧e0(t)の内直
流成分電圧E0を変化させることによつて、 交流成分電圧h=1 Ehmsin(hωt-θh)が 変化して、放電灯l0の光出力を変化させることが
できる。ここで、 交流成分電圧h=1 Ehmsin(hωt-θh) と直流成分電圧成分でE0の和e0(t)は一定にな
つているものとする。しかして第2図bに示すよ
うに直流成分電圧E0が大きく成る程放電灯電流
Ila又は光出力が低減し、調光ができるのである。
上述の説明は理論的な原理説明であつたが、以
下にさらに本発明の原理を容易に理解できるよう
に第24図の回路に基づいて本発明の動作原理に
ついて説明する。なお、本実施例の説明において
も以下の説明を分かりやすくするために、負荷
RLが抵抗負荷である場合について説明する。
いま、負荷RLの出力を100%にする場合におい
ては、本発明の場合にも従来例で説明したと同様
に、第27図a,bに示すようにトランジスタ
Q1,Q2のドライブ電圧は1周期を等分した期間
与えられる。従つて、従来例の場合と同様に、コ
ンデンサC0の両端電圧の直流成分eDCは0となる。
しかし、本発明において負荷RLの出力を制御
する場合、トランジスタQ1,Q2のドライブ電圧
は第28図a,bに示すように非対称な期間与え
られる。つまり、一方のトランジスタQ1のドラ
イブ電圧が加えられる期間が他方のトランジスタ
Q2のドライブ電圧が加えられる期間よりも長く
なる。なお、上述の場合と逆であつてもよい。但
し、夫々のトランジスタQ1,Q2のドライブ電圧
を与える期間の和は略一定にする。
この場合には、負荷RLとコンデンサC0との直
列回路に印加される電圧eLの正負の電圧が第2
8図Cに示すように非対称になるので、正負の電
圧で対称な成分、つまりは交流成分は負荷RLに
供給され、その他の非対称な成分である直流成分
はコンデンサC0に蓄積されることになる。この
コンデンサC0に蓄積される直流成分が第28図
eに示すeDCとなる。
従つて、負荷RLとコンデンサC0との直流回路
に第28図cに示す電圧eLが加えられても、上
記コンデンサC0に蓄積された直流成分eDCを打ち
消す分だけ負荷eLには電力が供給されないこと
になる、負荷RLの出力を調整できるのである。
そして、本発明の場合にはトランジスタQ1
Q2のドライブ電圧を与える期間がアンバランス
になるほど、コンデンサC0に発生する直流電圧
eDCが増加するために、負荷RLの出力はより制限
される方向に制御されることになる。
このようにすれば、従来例の場合には休止区間
のために負荷RLの出力を全領域にわたつてスム
ーズに制御できないという問題があつたが、本実
施例の場合には、トランジスタQ1,Q2を交互に
オン、オフする所定周期の間において、一方のト
ランジスタQ1あるいはQ2のいずれか一方は必ず
ドライブ電圧が加えられているので、安定した出
力電圧を負荷RLとコンデンサC0との直列回路に
与えることができ、しかも実質的な負荷RLの出
力制御はコンデンサC0に蓄積される直流電圧に
応じて行われるので、不安定な動作を伴うことな
く、安定に行える。これは、従来例の場合におけ
る休止区間が長く(負荷RLの出力を小さく)制
御した場合に大きな効果的な差を生じる。
なお、上述の場合には説明を簡単にするため
に、負荷RLが抵抗負荷である場合について説明
したが、勿論負荷RLがインダクタンス成分やキ
パシタ成分を含む場合にも同様に動作し、この負
荷RLの振動電流の電圧に対する位相ずれの成分
による電流は、例えばトランジスタQ1,Q2
夫々並列に接続されるダイオードで流せばよく、
この場合にも実質的には上述した動作と何等変わ
りのないものである。従つて、このような負荷
RLが抵抗負荷でない場合を考慮して、制御回路
1がトランジスタQ1,Q2の制御を行う期間を、
オン期間と呼ばずに、ドライブ期間と呼んでいる
のである。
実施例 1 本発明を所謂フルブリツジ構成のトランジスタ
インバータ回路に適用した実施例を第3図に示
す。本実施例ではインバータ回路3を第3図の枠
A内のように構成してある。
つまり、直流電源4にトランジスタQ5,Q6
直列回路及びトランジスタQ7,Q8を接続し、ト
ランジスタQ5,Q6の直列回路及びトランジスタ
Q7,Q8の各々の接続点間にコンデンサC0を介し
てインダクタンスL1…、放電灯l1…の直列回路か
らなる負荷RL1…を複数並列に接続してある。制
御回路1はトランジスタQ5,Q6及びトランジス
タQ7,Q8を夫々において交互にオン、オフさせ
る回路であり、負荷電流制御部2は制御回路1に
負荷電流可変を指示するための回路である。トラ
ンジスタQ5,Q6及びトランジスタQ7,Q8は直流
電源4の直流電圧を交流電圧に変換するインバー
タ回路3を構成する。
ここで、インバータ回路3の出力電圧をe0
(t)、コンデンサC0の直流成分電圧をE0、イン
ダクタンスL1…、放電灯l1…に印加される電圧を
e1(t)とする。ここでe0(t),E0,e1(t)は第
1図のe0(t),E0,e1(t)に対応する。
第4図は第3図の制御回路1と負荷電流制御部
2の具体的回路を示しており、制御回路1のタイ
マ用IC回路IC3,IC4は例えばINTERSIL社製
NE/SE555或いはNEC社製μPC1555Cなどで構
成されている。抵抗R5,R6、コンデンサC6、タ
イマ用IC回路IC3で無安定マルチバイブレータを
構成している。このタイマ用回路IC3の出力をタ
イマ用IC回路IC4の端子のトリガ端子に接続し
ている。タイマ用IC回路IC4、負荷電流制御部2
としての可変抵抗R7、コンデンサC7,C8は単安
定アルチバイブレータを構成している。タイマ用
IC回路IC4の出力は抵抗R8を介してトランジスタ
Q9のベースへ、またインバータゲートIC5で反転
させた後に抵抗R9を介してトランジスタQ10のベ
ースへ接続してある。トランジスタQ9,Q10は交
互にオン、オフし、絶縁用のトランスTr3、Tr4
及び抵抗R10〜抵抗R13を夫々介してトランジス
タQ5,Q6、Q7,Q8のベース、エミツタ間へ供給
している。
第5図は第4図回路の各部の信号である。タイ
マ用IC回路IC3の出力信号aは第5図aに示すよ
うに抵抗R5,R6、コンデンサC6で決まる周期T0
の信号である。この信号aがタイマ用IC回路IC4
の端子に1/3Vcc以下の電圧(トリガパルス)
を印加すると第5図bに示す出力信号dは“H”
となる。この“H”の期間T1は可変抵抗R7、コ
ンデンサC8で決まる。この第5図bの信号bを
反転した電圧cは第5図cに示すようにこの期間
T1の間“L”となる。一定期間T1が経過すると、
信号bは“L”、信号cは“H”となる。従つて
トランジスタQ9は期間T1でオンし、トランジス
タQ10は期間T2でオンする。トランジスタQ9
(Q10)がオンすると、これに対して期間T1(T2
の間トランジスタQ5,Q8(Q7,Q6)がオンする。
また、T1、T2の期間は制御回路1の可変抵抗R7
を可変することによつて可変することができる。
以上第4図回路によつて、周期を一定にしなが
ら、期間を可変する制御が達成されるのである
が、この様子を第6図乃至第8図の波形図により
さらに説明する。
まず、第6図は定格点灯の場合を示し、第7
図、第8図は夫々負荷電力が小さくなつている場
合を示しており、各図のaはインバータ回路3の
出力電圧e0(t)を、また各図のbはトランジス
タQ5,Q8がオン、オフする期間を、各図のcは
トランジスタQ7,Q6のオン、オフする期間を
夫々示し、更に各図dは直流成分電圧E0と交流
成分e0(t)を分けてスカラー量として示したも
のである。第6図では同図b,cに示すようにト
ランジスタQ5,Q8とトランジスタQ7,Q6のオン
する期間T1,T2は等しい。従つて同図aに示す
インバータ回路3の出力電圧e0(t)は直流成分
電圧E0が零となつている。従つて負荷RL1…(イ
ンダクタンスL1…と放電灯l1…)に印加される交
流成分電圧e1(t)は出力電圧e0(t)となり、こ
の場合が負荷電力(放電灯l1…の光出力)は最も
大きい。
第7図は同図b,cに示すようにトランジスタ
Q5、Q8のオン期間T1がトランジスタQ7,Q6のオ
ン期間T2より大きい場合である。この場合イン
バータ回路3の出力電圧e0(t)は同図aに示す
ように正負非対称の電圧となる。ここで出力電圧
e0(t)をモデル的に考えると、斜線に示した正
負の大きさが等しい交流成分電圧e1(t)と斜線
を施していない直流成分電圧E0に分けることが
できる。実際においては図示のような波形として
分けることはできず、直流成分電圧E0を含んだ
正負非対称の電圧となるが、本発明の要点を説明
するためにこのようにモデル的に取り扱つた。第
7図のdに交流成分電圧e1(t)、直流電圧成分E0
の大きさ(スカラー量としての)を示している。
ここで、直流成分電圧E0はコンデンサC0によ
つてカツトされ、負荷RLには直流電流が流れな
いので、負荷RL(インダクタンスL1…、放電灯…
l1)に印加される電圧は交流成分電圧e1のみとな
る。第7図の場合の交流成分電圧e1(t)は第6
図の場合の交流成分電圧e1(t)より小さいので、
負荷電力は小さくなる(放電灯l1〜l3の電流は小
さくなり暗くなる)。
第8図はトランジスタQ5,Q8のオン期間をよ
り長くし、トランジスタQ7,Q6のオン期間をよ
り短くした場合である。この場合第7図のものに
比べ、交流成分電圧e1(t)(同図aの斜線部分で
示す)がより小さくなつていて、直流成分電圧
E0(斜線でない部分)は大きくなつている。直流
成分電圧E0、電流はコンデンサC0によつてカツ
トされるので、負荷RL(インダクタンスL1、放電
灯l1…)に供給される交流成分電圧e1(t)は小
さくなり、負荷電力はより小さくなる(放電灯l1
〜l3の電流はより小さくなり暗くなる)。
第9図は第6図乃至第8図にて夫々示した場合
の1本の負荷RL1(放電灯)に流れる負荷電流
(放電灯電流)の変化を示している。イ→ロ→ハ
に示すように交流成分電圧e1(t)が小さくなる
程、負荷電流(ランプ電流Ila)が小さくなるの
である。
実施例 2 第10図は本発明を所謂プツシユプル型のイン
バータ回路3に適用した実施例を示すもので、ト
ランスTr5の1次側の分割巻線n1,n2の巻数はほ
ぼ等しく設計している。ここで、第6図乃至第8
図で説明したと同様にトランジスタQ9,Q10を交
互にオン、オフさせ、且つ各トランジスタQ9
Q10のオン周期の比を変えると、第6図乃至第8
図に示すようにインバータ回路3の出力電圧e0
(t)は直流成分電圧E0と交流成分電圧e1(t)と
が合成された正負非対称な交流電圧となり、直流
成分電圧E0は負荷RLと直列接続されるコンデン
サC0によつてカツトされるので、負荷RLには交
流成分の電圧e1(t)による電流のみ供給される
ことになる。従つて、第6図乃至第8図で説明し
たように直流成分電圧E0が大きくなる程、交流
成分電圧e1(t)が小さくなり、負荷RLに供給さ
れる交流電圧は減少し、負荷電力を小さくするこ
とができる。
実施例 3 第11図は等容量のコンデンサC9,C10を用い、
一対のトランジスタQ11,Q12を交互にオンオフ
させる所謂ハーフブリツジ型インバータに適用し
た本発明の実施例の回路であつて、その動作は実
施例2,3と同様にコンデンサC0の直流成分の
カツトにより出力を変化させ得るものである。
実施例 4 以上の実施例では、インバータ回路3の出力電
圧e0(t)の実効電圧(即ち、交流成分電圧e1
(t)の実効値と直流成分電圧E0との和)が一定
のものを例に挙げ、コンデンサC0で直流成分電
圧E0をカツトし、残余の交流成分電圧e1(t)を
負荷に供給するものについて本発明を説明した。
しかし、インバータ回路3の出力電圧e0(t)の
実効電圧が必ずしも一定でないような一般的な場
合にも、所定周期内における各スイツチング要素
のドライブ期間の比を変化させれば、インバータ
回路3の出力電圧の正負電圧が非対称となつて、
その交流成分電圧e1(t)の値は必然的に変化さ
せることができる。例えば、各スイツチング要素
のドライブ期間の比を変化させた際に、これに伴
つてインバータ回路3の出力電圧e0(t)の実効
電圧が変化するような場合にも、コンデンサC0
に直流成分電圧E0をカツトさせることにより、
変化した交流成分電圧e1(t)のみを取り出し、
これを負荷に供給して負荷出力を変化させること
が可能である。
以下、上述の場合の実施例について説明する。
第12図は第11図と同様のハーフブリツジ型
のインバータ回路3において、分圧用のコンデン
サC9,C10の各容量の互いに異ならせたものに本
発明を適用した実施例である。第13図a,bは
このインバータ回路3の出力電圧e0(t)を示し
ている。この第13図a,bに示すようにトラン
ジスタQ11,Q12を交互にオン、オフさせ、しか
も所定周期T内における各オン期間T1,T2の比
を変えると、第13図a,bに示すようにインバ
ータ回路3の出力電圧e0(t)は直流成分電圧E0
と交流成分電圧e1(t)に分けられる電圧となる。
この直流成分電圧E0は負荷RLと直列接続される
コンデンサC0によつてカツトされるので、負荷
RLには交流成分の電圧e1(t)による電流のみが
供給される。
ここで、第11図のものと比較すると、分圧用
のコンデンサC9,C10の容量が異なつているもの
を使用しているので、コンデンサC9,C10に分圧
される電圧も異なつたものとなる。今、コンデン
サC9の電圧をE1、コンデンサC10の電圧をE2(E1
>E2)とし、第13図aに示すようにトランジ
スタQ11がオフ、トランジスタQ12がオンとなる
期間T1と、トランジスタQ11がオン、トランジス
タQ12がオフとなる期間T2がほぼ同じに設定した
場合、インバータ回路3の出力電圧e0(t)は、
直流成分電圧E0と、斜線で示した交流成分電圧e1
(t)に分けられ、この交流成分電圧e1(t)が負
荷RLに供給される。第13図bはトランジスタ
Q11がオフ、トランジスタQ12がオンとなる期間
T1と、トランジスタQ11がオン、トランジスタ
Q12がオフとなる期間T2とをT1>T2に設定した
場合であり、インバータ回路3の出力電圧e0(t)
が直流成分電圧E0と斜線で示した交流成分電圧e1
(t)に分けられ、この交流成分電圧e1(t)が負
荷RLに供給される。ここで、E1>E2であるの
で、第13図aの場合に比べて直流成分電圧E0
は小さくなるが、先に説明した各実施例と同様、
各トランジスタQ11,Q12のオン期間T1,T2の比
を変えてその期間幅を非対称にしているために、
交流成分電圧e1(t)も小さくなる。従つて、負
荷RLに第13図aより小さい交流成分電圧e1
(t)が供給され、負荷RLの供給電力は低減され
る。しかも、第13図a,bに示すT1+T2期間
は同じに設定されるので、周波数が同一であり、
休止区間もない。
実施例 5 第14図は先に第10図で示したプツシユプル
型のインバータ回路3において、分割巻線n1,n2
を異なる巻数に設定した例を示す。この場合トラ
ンジスタQ9がオンし、直流電源4電圧が分割巻
線n1に印加されると、2次巻線n3にはEa・n3/n1
の電圧が出力される。ただし、Eaは直流電流4
の電圧である。さてトランジスタQ10ががオンす
ると直流電源4電圧が1次巻線n2に印加され、2
次巻線n3にはEa・n3/n2の電圧が出力される。
ここでn1≠n2であるので、トランジスタQ9がオ
ンした時の出力電圧e0(t)とトランジスタQ10
オンした時の出力電圧e0(t)は値の異なる電圧
となり、先の第13図aと同様、直流成分電圧
E0と交流成分電圧e1(t)を含んだ電圧となる。
従つて、本実施例の場合に於いても第12図回
路と同様に、コンデンサC0で直流成分電圧E0
カツトすることにより、周波数が一定で、しかも
休止区間を生じさせずに、トランジスタQ9,Q10
の制御によつて負荷RLの供給電力を可変とする
ことができる。
実施例 6 第15図は先に示した第12図の変形例であ
り、第16図及び第17図はその動作波形図で、
第16図はトランジスタQ11,Q12の各オン期間
を等しくした全点灯の場合、第17図は各オン期
間を非対称に制御した調光点灯の場合を示してい
る。本実施例は制御回路1′によつてトランジス
タQ11,Q12を交互にオン、オフ駆動する他励式
となつている。第16図に於いてトランジスタ
Q11に印加される電圧、つまり出力電圧e0(t)は
同図aに示すようになり、同図bに示す直流成分
電圧E0と同図cに示す交流成分電圧e1(t)をも
つ電圧となる。ここで、インダクタンスLa、コ
ンデンサCa、放電灯laからなる負荷RLに印加さ
れる電圧e1(t)は出力電圧e0(t)よりトランジ
スタ直流分圧電圧E0を差し引いた電圧となる。
従つて、各トランジスタQ11,Q12のオン期間比
を変えると、電圧e1(t)は第17図cに示すよ
うに第16図cの場合より小さくなり、放電灯l
に流れる電流は小さくなるので調光される。従つ
て本実施例の場合でも本発明の効果を得ることが
できる。
なお、第16図a〜fと第17図a〜fとは
夫々対応しており、各図dは電流iLaを、各図e
は電流icaを、各図fは放電灯電流ilを夫々示して
おり、各図dのiQ11,iQ12,iD3、iD4は第15図の
夫々の同一記号の電流に対応する。
上述した第2図、第3図回路で示した電圧e0
(t)の実効電圧(交流分実効値電圧と直流分電
圧の和)は一定であるが、本実施例の場合では変
形したハーフブリツジ型のインバータ回路3(ま
たは直列型インバータ回路)を構成しているた
め、出力電圧e0(t)の実効電圧は第16図より
第17図の方が小さくなつている。この場合でも
コンデンサC0が第16図及び第17図のbに示
す直流成分電圧E0をカツトするので、周波数を
変化させることなく休止区間のない出力調整を行
うことができる。特に、本実施例では第12図図
示回路における分圧用コンデンサC9、C10の働き
と直流成分をカツトするコンデンサC0の働きと
を、1個のコンデンサC0で達成しているので、
実施例5に比べて構成が簡単になるという効果が
ある。
以上、本実施例に基づき本発明を詳細に説明し
たが、スイツチング要素を構成する通常のトラン
ジスタに代えてサイリスタ、FET,SIT等を用い
ても勿論かまわない。また、負荷出力に休止区間
がない旨述べたが、トランジスタのターンオフタ
イムによる同時オン等の危険を避けるために、各
トランジスタが同時にオフする若干の区間を設け
ても良いことは言うまでもない。さらに、第11
図、第12図及び第15図において各トランジス
タに逆並列に接続したダイオードは格段なくても
よい。さらにまた、負荷は例えば第18図図示の
ような白熱電球からなる負荷RL′でもかまわない
し、その他のどのようなものでも本発明を適用す
ることができる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、直流電源と、この直流
電源の両端にトランジスタとこのトランジスタに
逆並列接続されたダイオードとからなるスイツチ
ング要素が少なくとも一対直列に接続され所定周
期で交互にオン、オフして上記直流電源の電圧を
交流電圧に変換して出力するインバータ回路と、
このインバータ回路の出力により付勢される負荷
とから成るインバータ装置であつて、上記所定周
期が上記一対のスイツチング要素の一方のスイツ
チング要素のドライブ期間と他方のスイツチング
要素のドライブ期間とからなり、各スイツチング
要素のドライブ期間の比を可変する制御回路と、
負荷と直流に接続され上記一対のスイツチング要
素の各ドライブ期間の比の変化により発生するイ
ンバータ回路の正負電圧が非対称な出力電圧に含
まれる直流成分をカツトするコンデンサとを上記
インバータ回路に設けたものであり、制御回路で
各スイツチング要素のドライブ期間の比を可変で
きるので、インバータ回路から正負電圧が非対称
な(従つて直流成分を含む)出力電圧を発生させ
ることができ、この出力電圧を負荷に直列に接続
されたコンデンサを介して負荷に供給することに
より、コンデンサに蓄積される直流成分を打ち消
す分だけ負荷に供給される電力を小さくし、負荷
の出力を調整することができる。また、一対のス
イツチング要素を交互にオンオフを繰り返す所定
周期が、上記一対のスイツチング要素の一方のス
イツチング要素のドライブ期間と、他方のスイツ
チング要素のドライブ期間とからなるので、各ス
イツチング要素のドライブ期間の間に休止区間が
存在せず、つまりは各スイツチング要素のいずれ
か一方は必ずドライブ電圧が加えられており、こ
のため安定した出力電圧を負荷とコンデンサとの
直列回路に与えることができ、しかも実質的な負
荷の出力制御はコンデンサに蓄積される直流電圧
に応じて行われるので、不安定な動作を伴うこと
なく、負荷の出力調整を全領域(特に負荷の出力
を小さく調整する場合)においてスムーズに行え
る。また、上記構成であれば、インバータ回路の
出力周波数を変化させる必要がないので、周波数
を変化させて負荷電流を可変するものに比べて雑
音低減用のフイルタ回路が簡単になり、コストが
高くならず、また周波数が広がらないために、放
電灯点灯装置として使用して光出力に赤外線が含
まれ、テレビ等の遠隔操作用に広く用いられてい
る赤外線リモートコントロール装置に干渉して、
これらの機器を誤動作させるということもない。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の原理回路図、及び原理
動作説明図、第2図a,bは同上において負荷を
具体的に示した場合の回路図、及び同回路の動作
説明図、第3図は本発明の実施例1の回路図、第
4図は同上の制御回路及び負荷電流制御部の具体
回路図、第5図は同上の制御回路及び負荷電流制
御部の具体回路の動作説明用の波形図、第6図乃
至第8図は同上の各部の波形図、第9図は同上の
動作説明図、第10図は本発明の実施例2の回路
図、第11図は本発明の実施例3の回路図、第1
2図は本発明の実施例4の回路図、第13図は同
上の動作説明用の波形図、第14図は本発明の実
施例5の回路図、第15図は本発明の実施例6の
回路図、第16図及び第17図は同上の動作説明
用の波形図、第18図は同上の負荷の他例の説明
図、第19図は従来例の回路図、第20図は同上
の動作説明図、第21図は同上の制御回路及び負
荷電流制御部の具体回路図、第22図は別の従来
例の回路図、第23図はさらに別の従来例の動作
説明用の波形図、第24図は同上の動作をさらに
具体的に説明するための回路図、第25図及び第
26図は同上の動作説明図、第27図及び第28
図は本発明と第24図の回路との動作の違いを説
明するための動作説明図である。 RL,RL1…は負荷、C0はコンデンサ、Q1
Q2,Q1′,Q3′,Q5〜Q12はトランジスタ、D3
D4はダイオード、1は制御回路、2は負荷電流
制御部、3はインバータ回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直流電源と、この直流電源の両端にトランジス
    タとこのトランジスタに逆並列接続されたダイオ
    ードとからなるスイツチング要素が少なくとも一
    対直列に接続され所定周期で交互にオン、オフし
    て上記直流電源の電圧を交流電圧に変換して出力
    するインバータ回路と、このインバータ回路の出
    力により付勢される負荷とから成るインバータ装
    置であつて、上記所定周期が上記一対のスイツチ
    ング要素の一方のスイツチング要素のドライブ期
    間と他方のスイツチング要素のドライブ期間とか
    らなり、各スイツチング要素のドライブ期間の比
    を可変する制御回路と、負荷と直列に接続され上
    記一対のスイツチング要素の各ドライブ期間の比
    の変化により発生するインバータ回路の正負電圧
    が非対称な出力電圧に含まれる直流成分をカツト
    するコンデンサとを上記インバータ回路に設けた
    こと特徴とするインバータ装置。
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