JPH037823Y2 - - Google Patents

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JPH037823Y2
JPH037823Y2 JP19077085U JP19077085U JPH037823Y2 JP H037823 Y2 JPH037823 Y2 JP H037823Y2 JP 19077085 U JP19077085 U JP 19077085U JP 19077085 U JP19077085 U JP 19077085U JP H037823 Y2 JPH037823 Y2 JP H037823Y2
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sampling
pulse
memory
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この考案はレーダ装置に係り、特にレーダエコ
ーの書込及び読出装置に関する。 (従来の技術) 近年のレーダは探知信号の加工処理上、又静止
画像を得る目的でレーダエコーを一旦メモリに書
込む、所謂メモリ式が多い。 その1つとして上記メモリを2個並列に設け、
これにレーダエコーを送信毎に交互に書込ますも
のがある(特公昭60−29907号)。遠距離レンジで
の表示時間をかせぐことを目的とするものであ
る。 他方、メモリの有効利用の点から、探知レンジ
毎にレーダエコーのサンプリング速度を対応させ
てどのレンジでもサンプリング個数が等しくなる
ような方式のものもあるが、これによれば近距離
レンジではサンプリング速度が著しく高速となり
メモリ等の素子が充分に応答しなくなる。 このため、上述の如きメモリの並列回路を構成
し、サンプリング毎に逐一切換えて交互に書込む
ようになされたレーダも実際に使用されている。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この場合の複数のメモリ、各メ
モリのための番地指定手段及びこれらに付随する
回路が必要となることを考慮すれば、回路的に複
雑となる。 (問題点を解決するための手段) この考案は連続する2〜数回の送信に対するレ
ーダエコーがほとんど同じてあるというレーダ技
術の経験則に鑑みてなされたもので、1のメモリ
と書込読出のための番地指定手段及び送信毎に書
込番地を例えば1だけ変更すると共にサンプリン
グタイミングを半位相ずらす手段とから構成され
るものである。 (作用) この考案によれば、例えば一般にi回(i=2
〜数回)あつては送信毎にメモリの飛び飛びのi
番地おきにレーダエコーが書込まれ、且つi回の
送信に基づいて順次ずらした番地に書込を引き続
き行うことでメモリへの書込が達成され、しかも
回路構成も比較的簡単となる。 (実施例) 第1図はこの考案に係るレーダエコーの書込読
出回路の一例を示す回路図、第2図はその波形図
である。 第3図はこの考案に係るレーダの全体構成の一
例を示す回路図である。 さて、第3図において、30はレーダアンテナ
部で送信トリガ発生回路31からの送信トリガに
より電波パルスが送波される。この送信トリガは
クロツクパルス発生回路32を分周回路33で分
周した後、後述の遅延を施こされて略定周期のパ
ルスに形成される。 送信トリガに基づく物標からのレーダエコーは
増幅検波回路34、A−D変換回路35を経てメ
モリ36に書込まれる。メモリ36はレーダエコ
ー1掃引分の容量を有するものである。このメモ
リ36への書込、更に読出は書込読出回路37、
すなわち第1図を用いて後述するようにしてなさ
れる。読出されたレーダエコーは例えば1表示画
面分の容量を有する画像メモリ38に一旦蓄えら
れた後表示器39に表示される。画像メモリ38
への書込、読出は一般のカウンタ回路から構成さ
れる書込読出番地指定手段40で、及び表示は走
査手段41で行われる。 次に、この考案の主要部である書込読出回路3
7について第1図及び第2図を用いて説明する。
この実施例は前述のiが2の場合に係るものであ
る。 第1図において35はレーダエコーをサンプリ
ングするためのA−D変換回路、36は1掃引分
の容量を有するメモリである。 1は送信トリガの元になる分周回路33(第3
図)からのパルスa(周期T、第2図参照)が送
入されるフリツプフロツプ(以下、FFという)、
2はFF1のレベルに応じて、すなわちパルスa
が送入される毎に交互に切換わるスイツチ、3は
クロツクパルスC(周期t)の半周期分t/2の
遅延量を有するCR等のアナログ素子から成る遅
延回路である。スイツチ2を通過したパルスbは
送信トリガのキーパルスとして送信トリガ発生回
路31へ送入される。従つて、パルスbは1回お
きにt/2遅延される。 4はその1入力端には書込のためのパルスが、
他入力端には読出のためのパルスが送入される
OR回路である。メモリ36の容量を便宜上2nと
するとき、上記書込、読出用パルスは各々第2図
cに示されるように書込期間TWにn個、読出期
間TRに2n個(TW<TR)送出される。これら両パ
ルスの生成については第4図にその一例を示す。
第4図において、42,43はスイツチ、44,
45はn進及び2n進カウンタ、46は読出用パ
ルスを発生するクロツクパルス発生回路、47は
フリツプフロツプ(以下、FFという)である。
先ず、クロツクパルス発生回路32からの書込用
パルスがスイツチ42を経てOR回路4へ導かれ
る。n進カウンタ44は書込用パルスを計数し、
該計数値がnに達すると一致パルスを発生してス
イツチ42を遮断する。同時にスイツチ43が図
示と反対側に切換えてクロツクパルス発生回路4
6からの読出用パルスを通過させてOR回路4に
導く。2n進カウンタ45はこの読出用パルスを
計数し、該計数値が2nに達すると一致パルスを
発生してスイツチ43が遮断すると共に再びスイ
ツチ42を導通させ、上述の動作を繰り返す。こ
のようにして、送信と同期して先ず書込用パルス
がn個生成され、引き続いて読出用パルスが2n
個生成される。なお、FF47はn進、2n進カウ
ンタ44,45から発生される両一致パルスに基
づいて、例えばHレベルを書込期間TWと、Lレ
ベルを読出期間TRとするレベル信号を出力し、
後述のスイツチ5,6(第1図)を切換制御する
ために用いられる。 第1図に戻り、5,6はスイツチ、7,8は
OR回路4からの書込、読出用パルスによつてメ
モリ36の書込、読出番地を形成するカウンタで
ある。書込期間TW中スイツチ5はカウンタ7の
出力端イに、スイツチ6はFF1出力端に接続さ
れ、読出期間TR中スイツチ5は出力端ロに、ス
イツチ6は出力端イに接続されるようになされ
る。カウンタ7は出力端イ,ロ,ハ′の順に1ビ
ツト目、2ビツト目、3ビツト目に該当してお
り、該出力端ハ′は直接カウンタ8の端子ハに接
続されている。 ところで、メモリ36の番地指定の各桁とカウ
ンタ7,8の各桁とは下記する表の関係にある。
【表】 すなわち、上記表より明らかなように、メモリ
36の入力端「い」、「ろ」が書込時と読出時で異
なつている。これは書込時においてカウンタ7の
出力端イを2桁目に接続する必要があるからであ
る。 上記接続の結果、メモリ36の番地指定は、書
き込み時は、第1桁(入力端「い」)が分周回路
33(第3図)の出力レベルによつて指定され、
第2乃至第6桁(入力端「ろ」〜「へ」)がカウ
ンタ7及び8によつて指定される。 回路33の出力は上記のように送信パルス毎に
高レベルと低レベルに交互に反転する。また、カ
ウンタ7,8はレーダ受信信号の書き込み毎にn
個のクロツクを計数する。 したがつて、メモリ36の指定番地は、n個の
書き込みパルスによつて第2乃至第6桁(入力端
「ろ」〜「「へ」)の指定が行われている間、第1
桁(入力端「い」)は分周回路33の出力によつ
て高レベルあるいは低レベルにいずれかに固定さ
れる。例えば、分周回路33の出力が高レベル
「1」のとき、メモリ36の指定番地は次のよう
に行われる。 0000001 0000011 0000101 0000111 ・ ・ ・ ・ 1111111 また、分周回路33の出力が低レベル「0」の
ときは次の番地指定が行われる。 0000000 0000010 0000100 0000110 ・ ・ 1111110 以上の結果、分周回路33が高レベル出力にあ
る間は、メモリ36の第1桁指定番地が常に
「1」に固定された状態で第2桁乃至第6桁にお
ける順次指定が行われるから、奇数番地毎の番地
指定が行われる。 逆に、分周回路33の出力が低レベルにある間
は、メモリ36の第1桁指定番地が常に「0」に
固定された状態で第2桁乃至第6桁の番地指定が
順に行われるから、偶数番地毎の番地指定が行わ
れる。 ところで、第1図及び表からも明らかなよう
に、入力端「ろ」には出力端イが接続されるが、
次の入力端「は」には出力端ロでなく次段の出力
端ハが接続されるため、このままでは指定される
番地が不連続となり使用に煩えない。そこで、書
込開始となる前述のFF47からのHレベルへの
変化時にカウンタ7の値を2にプリセツトするよ
うにしておく。この結果、出力端ハは書込用パル
スが2個入力されるとHレベルに変化するので、
連続的な変化が実現できる。なお、上記不連続を
解決する方法として第5図にものを考えることが
できる。 すなわち、カウンタ7,8間に介在されるスイ
ツチ48をFF47からのレベル信号により書込
期間TW中カウンタ7の出力端ロ側に、読出期間
TR中は出力端ハ′側に切換えるようにすれば良
い。読出時には上記プリセツト処理は不要であ
る。そのままで指定されると番地が連続している
からである。 以上のようにして、1回目の書込で2,4…
2nの偶数番地に(第2図d)、2回目の書込で
1,3…2n−1の奇数番地に、すなわち1〜2n
までの合計2nの番地にレーダエコーが取込まれ
る。 又、書込用パルスがパルスaと同期して生成さ
れているのに対して、送信のためのキーパルスb
は1回おきに遅延されるのでレーダエコーのサン
プルタイミングを半位相分ずつずらして取込むこ
とができる。 なお、本実施例ではサンプルタイミングはその
ままとし、送信を1回おきにずらして位相の調整
を達成しているが、逆の関係にすることも可能で
ある。この場合はサンプリングパルスの極性を反
転するなどして達成する方法が考えられる。 又、本実施例では受信2回分、すなわちi=2
でレーダエコーを形成したが、これに限定される
ことなく連続するレーダエコーが略同一という経
験則上許容される回数i、すなわち2〜数回でも
良い。この場合、例えばi=4であればFF1の
出力に対応して遅延量がt/4、3t/4の遅延回路を別 に並列して付勢する必要があり、更にメモリ36
の番地指定も下2桁分を用いて4n,4n−1,4n
−2,4n−3の4種類の4倍数列を順次指定番
地とする番地調整手段及び計数容量を更に1/2に
するカウンタ44,45が必要である。 (考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、同一
距離分解能下で書込速度を1/2〜数分の1に低下
させたのでメモリ等の各素子の安定動作が図れる
と共により短距離レンジの設定及び探知が可能と
なる。又、書込番地、読出番地の形成を共通する
カウンタを用いて行わせたので、別々に設けた場
合に必要とされる付随する回路点数まで考慮すれ
ば構成的にも比較的簡素化された。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るレーダエコーの書込読
出回路の一例を示す回路図、第2図はその波形図
である。第3図はこの考案に係るレーダの全体構
成の一例を示す回路図である。第4図は第1図の
回路動作を制御する信号の一部を形成する回路の
一例を示すものである。第5図は他の実施例を示
す回路図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送信に基づくレーダエコーを該送信毎に周期t
    でK個のサンプリングパルスでサンプリングする
    サンプリング手段と、 該サンプリング手段の出力を記憶する記憶回路
    であつて、iK番地(i=2,3,・・)の記憶容
    量を有し上記サンプリングパルスによつてその記
    憶番地が指定される記憶回路と、 該記憶回路の読み出しパルスであつて、上記K
    個のサンプリングパルスの送出後次の送信が行な
    われるまでの間に少なくともiK個の読み出しパ
    ルスを出力する読み出しパルス生成手段と、 上記記憶回路の記憶番地を指定する番地指定回
    路であつて、上記サンプリングパルスによる書き
    込み番地がi番地間隔でかつ上記送信毎の書き込
    み開始番地が1番地づつ異なるごとく書き込み番
    地の指定が上記送信の(i−1)回毎に繰り返し
    行なわれる番地指定手段と、 上記送信のタイミングと上記サンプリングパル
    スとのタイミングとを上記サンプリングパルスの
    出現毎に上記サンプリングパルスの1/i周期ず
    つ位相ずれを生じさせ、かつ該位相ずれが上記送
    信の(i−1)回毎繰り返し行われる位相ずれ発
    生手段とを具備してなるレーダエコーの書き込み
    読み出し装置。
JP19077085U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH037823Y2 (ja)

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JP19077085U JPH037823Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP19077085U JPH037823Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JPS62115184U JPS62115184U (ja) 1987-07-22
JPH037823Y2 true JPH037823Y2 (ja) 1991-02-26

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JP19077085U Expired JPH037823Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030089444A (ko) * 2002-05-16 2003-11-21 칼 프로이덴베르크 카게 솔레노이드 밸브

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030089444A (ko) * 2002-05-16 2003-11-21 칼 프로이덴베르크 카게 솔레노이드 밸브

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JPS62115184U (ja) 1987-07-22

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