JPH0377974A - 画像走査装置の照明装置 - Google Patents

画像走査装置の照明装置

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JPH0377974A
JPH0377974A JP1213848A JP21384889A JPH0377974A JP H0377974 A JPH0377974 A JP H0377974A JP 1213848 A JP1213848 A JP 1213848A JP 21384889 A JP21384889 A JP 21384889A JP H0377974 A JPH0377974 A JP H0377974A
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scanning
time
pulse
motor
speed
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JP1213848A
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Takeshi Morikawa
武 森川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機に用いられる画像走査装置の照明装置に
関し、詳しくは往復動される走査系によってその往動時
に走査されて画像露光を受ける原稿をその走査の都度点
灯される露光ランプによって照明する画像走査装置の照
明装置に関するものである。
(従来の技術) 原稿を照明する露光ランプの発熱は大きく、近時のよう
に多数枚の複写が連続して行われるようになると、走査
される原稿を支持するプラテンガラスは露光ランプから
の発熱によって高温度に昇温され危険である。従来この
昇温を極力抑えるのに、走査系によって繰返し連続的に
行われる画像走査において、各回の走査終了時に露光ラ
ンプを一旦消灯し、次の走査の際に再点灯して画像露光
を行うようにし、多数枚の複写を連続的に行う場合の露
光ランプの総点灯時間が短くなるようにしている。とこ
ろで露光ランプの再点灯タイミングはランプの立上がり
を考慮して画像露光に支障ないようにする必要がある。
従来これを満足するのに走査系の走査終了から一定時間
後に露光ランプを再点灯するか、あるいは走査系の復動
時に走査系を定位置に設けられた位置センサにより検出
したとき露光ランプを点灯するかしている。
(発明が解決しようとする課H) しかし走査系の走査終了から一定時間後に露光ランプを
点灯させるのでは、単純に等倍複写の場合を考えて第1
1図の(a)と(b)との場合のように複写サイズ21
% 2gに応じて走査距離”1% SIXを決めるのに
、走査系が走査を終了してリターンする位置s1が複写
サイズによって異なる。このため走査系の走査終了時点
から一定時間tの後の位置s2で露光ランプを再点灯さ
せるのでは、露光ランプを再点灯させる時点s2から走
査系がホームポジションs0に戻るまでの距離がrs。
、rszと異なり、再点灯後走査開始位置ssに達する
までの所要時間が1.、1.と異なる。従って最小の所
要時間t2となる最小の複写サイズz2の場合に露光ラ
ンプの再点灯時の必要立上がり時間が得られるように再
点灯タイミングを設定するしかない。そうすると最小の
複写サイズz2よりも大きな複写サイズ2.の場合その
大きい分だけ露光ランプが時間t、だけ早期に立上がっ
てしまうので、プラテンガラスが時間t、3の分だけ余
分に昇温するし電力も無駄に消費する。
また復動中の走査系を定位置に設けられたセンサが検出
したときに露光ランンプを再点灯させるのでは、第12
図の(a)、(b)に示すように複写サイズz1、z2
によって走査系の走査距離がsl、、slzと異なって
も、センサseが定位置にあるためにホームポジション
s0に戻るまでの距離が同じrsになる位置s2で露光
ランプを再点灯することができる。したがって前記従来
例の場合のような不都合は解消される。
ところが走査系は複写倍率によって走査速度svが異な
る。走査系による画像露光を受ける感光体の周速度(シ
ステム速度)がVであると、Sシーv/n (n :複
写倍率)となり、倍率nが172である縮小の場合と、
倍率が2である拡大の場合とでは走査速度は2vとv/
2との違いがある。したがって第12図の(a)、(b
)のように走査系がホームポジションs0から手前一定
処理rsとなる位置s2で露光ランプを再点灯しても、
第12図の(a)とら)とで複写倍率に違いがあれば、
少なくとも走査系がホームポジションs0に戻って後火
の走査のために往動して走査開始位置ssに達するまで
の所要時間は、第12図の(a)とΦ)とではts+≠
tszとなる。この結果、最小の所要時間例えばts+
となる最縮小倍率の場合(第12図(a))に露光ラン
プの再点灯時の必要立上がり時間が得られるようにセン
サ3eによる再点灯タイミングを設定するしかなく、最
縮小倍率よりも大きな倍率の場合その大きな分だけ露光
ランプが早期に立上がってしまうので、プラテンガラス
が余分に昇温するし電力も無駄に消費する。
以上要するに従来ではまだプラテンガラスの余分な昇温
と無駄な電力消費があり、さらなる高速化のために走査
系の復動速度が益々増大しており、露光ランプの消灯機
会がそれだけ少なくなってきている中でそれを回避する
ことが重要となっている。
そこで本発明は露光ランプの再点灯タイミングを走査系
の復動中における複写倍率に応じた所定の位置に対応し
て決定することにより前記従来のような問題点を解消し
得る画像走査装置の照明装置を提供することを課題とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような課題を達成するために、往復動さ
れる走査系によってその往動時に走査されて画像露光を
受ける原稿をその走査の都度点灯される露光ランプによ
って照明する画像走査装置の照明装置において、走査系
によって繰返し連続的に行われる画像走査の都度走査終
了時に消灯している露光ランプを再点灯するのに、この
再点灯のタイミングを走査系の復動中の複写倍率に応じ
た所定位置に対応して決定することを特徴とするもので
ある。
(作 用) 本発明では往復動される走査系の往動ごとに露光ランプ
が点灯されて原稿を照明し、走査系による画像露光を可
能にする。走査系により画像露光が繰返し連続して行わ
れるのに露光ランプは走査終了の都度−旦消灯され、走
査系の復動中それが複写倍率に応じ決定される所定位置
に達したとき次の走査のために再点灯される。
したがってこの再点灯タイミングは走査系がその復動中
における複写サイズの影響のない所定位置に達すること
で設定することができるし、この所定位置を複写倍率に
応じ調整して複写倍率に対応した走査速度の変動による
露光ランプ再点灯から走査開始時期までの所要時間のバ
ラツキを吸収することができるので、どのような複写条
件でも各回の画像走査の開始時点で露光ランプが充分に
立上がり得る必要最小限の余裕で露光ランプを再点灯さ
せることができる。
(実施例) 図に示す本発明の一実施例について説明する。
第1図は複写機の作像部の概略を示している。
原稿台ガラス1とその下の感光ドラム2との間に走査光
学系3が設けられている。走査光学系3はスキャナをな
す第1移動台4上に保持された露光ランプ5と第1ミラ
ー6、および第2移動台8上に保持された第2、第3ミ
ラー9.10、さらに投影レンズ11、第4ミラー12
からなる。
第1移動台4および第2移動台8が移動する部分の両側
に一対の駆動ワイヤ21が張設されている。各駆動ワイ
ヤ21は左右の同径プーリ22.23間に上方から掛は
渡され、プーリ22側の部分21aはブーIJ22の下
側に掛は回された上で第2移動台8の端板外面に設けら
れたプーリ24に掛は回して折返され、その端部21c
を固定部材25に止着されている。プーリ23側の部分
21dはプーリ23の下側に掛は回された上で第2移動
台8の前記ブー1J24に掛は回して折返され、その端
部21eを固定部材26にテンションバネ27を介し止
着されている。
また各ワイヤ21のプーリ22側の部分21aのプーリ
22とブーIJ24との間の一部で第1移動台4に止着
されている。28はその止着部を示している。プーリ2
3の回転軸29には直流モータ30が減速ギヤ31、タ
イミングベルト32を介し連結されている。さらにモー
タ30の回転軸30aにエンコーダ33が連結され、モ
ータ30の回転に応じた幅のパルスを発生する。
モータ30が矢印aの方向に作動されるとワイヤ21が
矢印すの方向に駆動される。このときワイヤ21に直接
止着されている第1移動台4は矢印Cの方向にワイヤ2
1と同速の1/n(n :複写倍率)の速度で移動され
、原稿台ガラスl上の原稿の画像を複写サイズと倍率に
応じた範囲で走査し、第1〜第4のミラー6.9.10
.12と投影レンズ11とによって感光ドラム2上に原
稿の画像を順次スリット露光する。この際第2移動台8
はワイヤ21が矢印すの方向に駆動されるときのプーリ
22側の部分21aが短くなっていく分だけブーIJ2
3側の部分21dが長くなってい(動きによってプーリ
24を介し、矢印Cの方向に1/2nの速度で移動され
、走査中走査光学系3の光路長を一定に保つ。
感光ドラム2はそのまわりに図示しないイレーザランプ
、帯電チャージャ、現像器、転写チャージャ、クリーニ
ング装置が配設されており、帯電チャージャによって一
様に帯電された表面に前記露光を受けて静電潜像を形成
する。
この静電潜像は現像器により現像されてトナー像となり
、それに同期して送られてくる転写材上に転写チャージ
ャによって転写される。
転写後の感光ドラム2の表面はクリーニング装置によっ
て残留トナーを除去された後、イレーザランプによって
残留電荷を除去される。
複写倍率の変更は例えば投影レンズ11等を光軸方向に
移動させて共役長を調整することにより行われる。
走査の終了時点でモータ30は逆転される。これにより
ワイヤ21は矢印すと反対の方向に駆動され、第1、第
2移動台4.8は矢印Cと反対の方向に移動され、ホー
ムポジションに戻される。
この走査光学系3の動作を制御するのに、モータ30は
第2図に示す駆動回路で駆動し、第3図に示す制御回路
によって制御する。またこの制御のために走査光学系3
がホームポジションにあるかどうかを検出するスイッチ
34を第1移動台4の移動経路に設け、第1移動台4が
ホームポジション位置にあるとき押動される。
第2図の駆動回路について説明する。モータ30には直
流電源Eが、ブリッジ接続された4つのスイッチングト
ランジスタTr+−Tr4を介し接続されている。トラ
ンジスタTr、 、Tr、、はベース電圧が“ロー゛の
ときオンし、トランジスタTr2 、Tr4はベース電
圧が゛′ハイ″のときオンするもので、それらのオン、
オフの状態の組合せによってモータ30を適宜正転また
は逆転、あるいは停止の状態にする。
トランジスタTr、〜Tr、にはそれぞれダイオード貼
〜D4が並列に接続されて逆起電圧が生じたときのバイ
パスを形成している。
入力端子35aは正転信号としての“ハイ″信号か逆転
信号としての”ロー”信号かが入力されるもので、AN
DゲートAND 、の入力側およびトランジスタTrl
 のベースに接続されると共に、インバータ■を介して
ANDゲートAND zの入力側およびトランジスタT
r3のベースに接続されている。
もう1つの入力端子35bはモータ通電用のパルスdに
よる通電オン信号としての1ハイ”信号か、通電オフ信
号としての “ロー”信号かが入力されるもので、へN
DゲートへND、および八ND2の入力側に接続されて
いる。ANDゲートAND。
の出力側はトランジスタTrzのベースに、またAND
ゲートANDZの出力側はトランジスタTr、のベース
にそれそ゛れ接続されている。
各入力端子35a 、35bへの入力信号の組合せによ
る各トランジスタTr、〜Tr4のオン、オフ状態と、
それによるモータ30のオン、オフ状態およびオン時の
正逆転の別とを示せば下記表1の通りである。
C以下余白) 表  1 第3図の制御回路について説明する。この回路は1チツ
プマイクロコンピユータ(以下マイコンと称す)41を
走査光学系3の制御に専用するものであり、これを複写
機の他の各種の動作を制御する図示しないマイクロコン
ピュータ(以下マスクと称す)によって制御する。
マイコン41はCPU42 、ROM43 、RAM4
4 、入力ボート45、出力ボート46、PWM出力ボ
ート47、レジスタ48、タイマユニット49、内部シ
ステムクロックfCLKを発生するための発振回路50
のそれぞれを備えている。タイマユニ・ント49にはエ
ンコーダパルスeを第1移動台4の位置情報としてその
ままカウントするカウンタXFのほか、第1移U台4の
リターン中エンコーダパルスeの入力を4分周して割込
みを発生させ、その割込みの都度カウンタXFのカウン
トを4つづつカウントさせるための分周回路FDCがあ
りリターン中フルパワーで通電され高速で回転しても、
エンコーダパルスeのエツジが4回検出されるまではカ
ウンタXFはカウントしなくてよいことになり、ソフト
の処理時間は間にあうことになる。なおエンコーダパル
スeはエンコーダ33からの出力FGは波形成形回路1
50で矩形波にしてマイコン41に入力される。
入力ボート45にはマスクから撮影倍率の信号MAG 
、走査開始要求の信号5CANおよび走査光学系3がホ
ームポジションにあるか否かの信号HOMEが与えられ
る。信号MAGは複写機において選択される複写倍率を
示しマイコン41ではそれに応して走査速度が設定され
る。信号5CANは通常は“ロー”で走査開始要求を行
うとき“ハイとされる。信号)10MEは走査光学系3
がホームボジシツンにあるときだけ “ハイ”とされ、
それ以外のとき“ロー“とされる。
出力ポート46からはモータ30の正逆転信号fが出力
され、これが第2図の駆動回路51の入力端子35aに
入力される。PWM出力ボート47からは発振回路50
で発振されるシステムクロックfcttを256分周し
た周波数の定速走査制御用のPWMパルス、あるいは走
査系3の定速走査制御までの加速走査制御や定速走査制
御後の減速走査制御、加速リターンおよびその後の減速
リターン制御のために、前記パルスのデユーティを10
0%にしておき、エンコーダパルスeのオン、オフ各エ
ツジ(第4図)を基にタイマ設定により行う割込みでオ
フ時間制御したパルスと云ったPWMモータ通電通電パ
ルス用力され、これが第2図の駆動回路51の入力端子
35bに入力される。これら入力によってモータ30の
制御が行われる。
この制御は第4図に示すように、走査光学系3が速度O
から目標速度Vに達するまでの加速走査Aの状態の制御
と、目標速度Vに達した状態で所定範囲を定速で走査す
る定速走査Bの状態の制御と、定速走査が終了した時点
で走査光学系3を復動させるためにモータ30を一旦速
度0まで減速する減速走査Cの状態およびそれに続いて
モータ30を加速逆転させて走査光学系3を加速復動さ
せる加速リターンD、および復動中の走査光学系が目標
速度v1に達した時点で走査光学系3をその速度V、で
定速リターンさせる定速リターンD2の状態の制御と、
定速リターンD2の状態の走査光学系3をホームポジシ
ョンに停止させるためにブレーキを働かせてモータ30
を速度Oまで減速し停止させる第1、第2減速リターン
t!、、 E、の状態の制御とを行う。
加速走査Aでの制御は、入力端子35aに“ハイ”の信
号が入力され、入力端子35bにはモータ30の回転に
応じて発生されるエンコーダパルスの各オンおよびオフ
エツジから一定のオフ時間Lovvをタイマ設定し、次
のエンコーダパルスの各オンおよびオフエツジまでをオ
ン時間tosと設定した通電パルスdが入力される(第
5図(a))。
この通電パルスdはエンコーダパルスeのオン、オフ各
エツジによる割込みINT−Eからタイマ設定された内
部割込みINT−Fによって得られる。加速走査(A)
の初期はモータ30の回転が遅くエンコーダパルスeの
間隔が長いので、モータ30のオン時間tOMがオフ時
間t OFFに対し充分に長く強い通電トルクによって
モータ30は強力に加速される。速度が定速走査(B)
のための目標速度Vに近づくに従ってエンコーダパルス
eの間隔が小さくなるのに伴ってオン時間t。Nのオフ
時間t OFFに対する比率が小さくなっていき、モー
タ30を駆動する加速が徐々に弱(なる。
目標速度Vとなる第4図F点に達すると、そのときのエ
ンコーダパルスeの間隔から目標速度Vに達したとマイ
コン41で判断される。この判断は現パルスeの幅がそ
の前のパルスeの幅よりも小さくなっていること、つま
り加速中であることと、パルスeの幅が目標速度V以上
に対応する所定幅以下になったこととのAND条件でな
される。したがってモータ30の加速初期でエンコーダ
33の停止していた位置によって発生することがある小
さな幅のパルスがあっても前記加速中の判断がないので
それを所定速度以上と誤判断することは回避され目標速
度Vに達したかどうかが正確に判別される。目標速度V
に達したことが判別されると、それに基きモータ30の
制御が定速走査(B)の制御に切換わる。この制御では
PWMパルスをモータ通電パルスdとしてモータ30を
定速制御するが、後に詳しく述べるように目標速度Vに
達したときの通電時の加速度α。えと、非通電時の加速
度α。FFとを算出し、以後この2つをパラメーターと
してPWMモータ通lパルスdのデユーティをエンコー
ダパルスごとに書き換える(第6図)。
この書換えのタイミングはエンコーダパルスeのオン、
オフ各エツジによる割込みINT−Hによってのみ得ら
れる(第5、図(ハ))。従ってこの間内部割込みIN
T−Fは禁止される。
これによって定速走査(B)が達成され、実効走査終了
位置に達すると減速走査(C)が行われる。この減速走
査(C)では制動力を与えるために入力端子35aは“
ロー”に切換えられ、加速走査(A)の場合と同様にモ
ータ通電パルスdによるオフ時間の制御が行われる(第
5図(C))。
入力端子35aが”ロー”で入力端子35bが“ロー”
の状態では、第2図でトランジスタTr、のみがオンし
ている。このとき走査光学系3は走査方向に移動してい
るので、この移動によってモータ30の軸30aが回転
させられ、モータ30、ダイオードD3、トランジスタ
Tr、の閉ループで矢印aと反対方向の逆起電圧が発生
し、走査方向aに回転しているモータ30の回転に制動
を与える。これがいわゆる回生ブレーキである。
一方、入力端子35aが“ロー”で入力端子35b力ぜ
ハイ ”の状態ではトランジスタTr、とTr。
がオンし、直流電源Eの電流は矢印aと逆の方向に流れ
、モータ30をリターン方向に回転させようとして制動
を与える。このように走査光学系3の移動方向と反対の
方向にモータ30を駆動して制動を与える場合がいわゆ
る強制ブレーキである。
第4図の減速走査(C)の初期ではエンコーダのパルス
eの間隔は設定されたオフ時間よりも短いので回生ブレ
ーキのみが働く。この回生ブレーキによる制動力は比較
的弱く、走査光学系3は徐々に減速される。減速が進ん
でエンコーダパルスeの間隔がオフ時間よりも長くなる
と、回生ブレーキと共に強制ブレーキも働き、強い制動
での減速が行われる。
次にエンコーダパルスeの幅が目標速度V +に対応す
る以上に長くなったとマイコン41が判断したときには
1.第4図(n+)の加速リターン処理に入る。このと
きのマイコン41の判断は現パルスeの幅が前のパルス
eの幅よりも大きくなっていること、つまり減速中であ
ることと、パルスeの幅がモータ30が停止する寸前の
速度に対応した大きさ以上になったかどうか、あるいは
モータ30が反転してしまいエンコーダ33の反転位置
や反転後の加速によって短いパルスが生じたかどうかの
何れかが検出されることとのAND条件で判別される。
したがって減速制御によってモータ30が停止寸前の所
定の減速速度に達するか、あるいは反転してしまった場
合を判別してモータ30をオフし前記短いパルスによる
誤判断に起因するモータ30の暴走なしに次の加速リタ
ーン(D、)に的確に移行することができる。
加速リターン(DI)は加速走査(A)の場合と同じオ
フ時間制御によって目標速度v1に達するまで行われる
。加速走査(A)と同様目標速度V、に達したとマイコ
ン41が判断したとき定速リターン(02)に切換えら
れ定速走査(B)と同じ制御で行われる(第5図(d+
 、dz))。
ここで走査光学系3はこれらリターンによってホームポ
ジションに正確に停止されることが望まれる。これを満
足するのに、第1減速リターン(El)の開始時点を走
査光学系3の実際位置の割出しによって決定される。
これについて説明すると、走査開始によりホームスイッ
チがオフした時点からエンコーダパルスeをタイマユニ
ット49のカウンタXFによりカウントし続け、走査が
終了する第4図Iの時点からのリターン中はそれまでの
カウント値X。fを減算していくことによってリターン
中の第1移動台4の位置を求める。そして第1減速リタ
ーンE1の開始タイミングはホームスイッチ34からそ
の手前のブレーキ開始所定位置(第4図J)までの距離
に相当するカウント値x、fに達したことによって決定
する。
なおこの際の減算は前述の通りエンコーダパルスeのオ
ン、オフ各エツジが4回検出されると前述の外部割込み
を発生する都度4つづつ行うことでソフト処理に対応し
ている。
カウント値がx、fになると減速走査(C)の場合の初
期状態と同様のオフ時間制御での回生ブレーキによる第
1減速リターン(E、)を行う。このx、fはホームス
イッチ34のオンから走査光学系3が停止するまでの移
動距離(エンコーダバルスeのカウント値ではxzf)
に従って1スキヤンごとに補正していき次のリターン時
にはx’ 、fとなる。
第1減速リターン(El)によって走査光学系3がホー
ムポジション(エンコーダパルスeのカウント値は0)
に達すると減速走査(C)の場合の途中以降の状態と同
様のオフ時間制御での強制ブレーキを行い走査光学系3
を停止させると共に前記したxzfをカウントする。
またリターン制御終了および次の加速走査(A)へ移行
するための走査系の停止検出は、前記した減速走査(C
)から加速リターン(0,)への移行の場合と同様に行
われる。
以上の主な制御をさらに具体的に詳しく説明すると、マ
イコン41のタイマユニット49はそのフリーランカウ
ンタFRCにより発振回路50から入力されるシステム
クロックrcmの4分周を基準クロックとしてカウント
すると共に、エンコーダパルスeのオン、オフ各画エツ
ジの検出によって外部割込み信号rNT4を発生し、検
出時点におけるフリーランカウンタFRCの値をレジス
タ48にキャプチャーしてそのカウント値でエンコーダ
パルスeのパルス幅を判定しモータ30の速度検出情報
とする。
なお減速ギヤ31の減速比を1/N、駆動プーリ31a
の径をDとし、モータ30による等倍時の走査速度■、
をタイミングベルト32の速度として見ると、モータ3
0の回転数P0と速度■、の関係は ■ となる。そこで等倍時のエンコーダパルス幅(−周期)
をTSI、モータ30の1回転当りのエンコーダパルス
数をG(例えばG=50)  とすると、となる。
そしてタイマユニット49は、それに備えるPWMレジ
スタPWMRによってシステムクロックfCLKの25
6分周した周波数で、PWMレジスタPWMRに設定さ
れた値に対応するハイレベルアクティブのパルスを発生
し、出力する。このPWHの分解能は212であり、パ
ルス幅のデユーティPWMdutyは で表される。
さらにタイマユニット49はTMF レジスタTMFR
により、このレジスタTMPRに設定された値をカウン
トすると前述の内部割込み信号INT−Fを発生する。
ここでPWM出力ポート47による定速走査(B)の制
御について述べる。目標速度■においてPWMモータ通
電通電パルス上りモータ30に通電したときの加速度α
。8と通電を断ったときの加速度α。FFとの差が第6
図のようにΔVであると、PWMモータ通電通電パルス
上周期中に目標速度Vとなるためには、PWMモータ通
電通電パルス上周期をT、P 、このTpに対する通電
オン時間の比率をYとすると、 rx6H・Y−TP   AV = (Xovv  (
I  Y)Tr −・−@が成立する。したがってYは となる。
次に第7図においてに0の時刻でエンコーダの外部割込
みINT−Eが発生した場合を考える。
このとき速度誤差がΔ■であったとすると、次のエンコ
ーダの外部割込みINT4が発生する時刻に1までに目
標速度Vに達するためには、目標速度■に対応するエン
コーダパルスの一周期をTSI とするとに0からに、
に到達するまでの時間はTSI/2であると近似し、こ
の間のPWMモータ通電通電パルス上Nは となる。
したがって■式における速度誤差Δ■をN分割した値を
1つのl’WMモータ通電パルスdのデエーティ調整に
より補正するとよい。この際のPWMモータ通電パルス
dのオン比率Yは、である。
ここで速度誤差△Vについて考えると、速度検出はエン
コーダパルスeの幅を外部割込みINT−E間における
フリーランカウンタFRCのカウント数により判別して
行うので、第7図に示すようにK。点における測定パル
ス幅をTM、H1目標パルス幅をTSI とすると、パ
ルス幅がTSIのとで表される。
これによりPWMモータ通電パルスdのオン比率は0式
から となる。
この[相]式の右辺第2 TSI と考えると、PWM ン比率Yは[相]式から 項の分母においてTM。Nζ モータ通電パルスdのオ となる。同様に速度誤差が△Vであるときの速度■。は
パルス幅をTMOMとして となる。従って速度誤差△Vは TMON−TSI     GH。
となる。
エンコーダパルスeの幅はCPLI 42内部のフリー
ランカウンタFRCによるカウントで決定され、フリー
ランカウンタFRCはシステムクロックf、□の4分周
を基準クロックとしてカウントするので、0式の右辺第
2項のTM、N、 TSTをフリーランカウンタFRC
のカウント値TMoNf 、 TSIfで表すと、 GRo    fctに となる。
したがってPWM は、 レジスタPW?IRへの設定値PWMR。
となる。
ここで0式中の右辺において第1項=CBIAS、第2
項= PRATE とすると、 PWMRo=CBIAS  + PRATE(TMo、
4f    TSIf)  〜−−−−−@となる。
第4図はまたマルチコピー時における露光ランプ5の点
灯信号Expのオン、オフタイミングをも示している。
露光ランプ5は画像露光に必要な所定光量となるのにオ
ンされて後所定の光量立上がり時間が必要である。した
がって各回の走査に際しその開始時点よりも前記立上が
り時間分だけ早期に点灯されなければならない。
このための露光ランプ5の再点灯タイミングは、露光ラ
ンプ5の光量立上がり時間から予備走査時の予備走査距
離(ホームポジションから走査開始位置まで)を、第1
移動台4が各複写倍率に対応した速度で移動するのに要
する時間を減算した時間を、第1移動台4のリターン中
のホームスイッチ34からの距離に換算したものとなる
。従って第4図におけるエンコーダパルスeのカウント
値xmfは前記時間を換算したものとなり、ホームスイ
ッチ34からの距離に対応する。
次に第8図から第10図に示すフローチャートに基き、
本実施例における制御の具体的な流れについて説明する
第8図はマイコン41による制御のメインルーチンを示
している。
電源が投入されてマイコン41にリセットがかかると、
ステップ#1で初期設定が行われる。
これは内部のRAM44 、PWMレジスタPWMR等
をクリアし、PWM出力ポート47の出力状態をオフに
してモータ通電信号dを“O”にする。このd=0は第
2図のモータ駆動回路の入力端子35bが“ロー”で午
−夕30をオフする状態に対応し、d=1は“ハイ ”
でモータ30をオンする状態に対応する。
初期設定後ステップ#2でホームスイッチ34がオンで
あるかどうか判別される。オンしていると走査光学系3
がホームポジションつまり走査開始位置にあることにな
りステップ#3に進む。ここでは図示しないマスクから
の走査要求信号5CANがあるまで待機する。走査要求
信号5CANが出るとステップ#4で露光ランプ点灯信
号EXPを1にセットし、ランプ5が点灯されるように
する。次にステップ#5に移行する。ここでは複写倍率
信号MAGによる倍率Mをメモリmに人力し、また複写
倍率に対応した走査速度を制御するためのエンコーダパ
ルス幅TSIf等スキャンに必要な種々のパラメータを
計算しRAM44にストアする。
このTSTfの計算は、フリーランカウンタFRCのク
ロックを基準としてカウントするので、となる。
ステップ#5ではまた走査長およびホームスイッチ34
からブレーキ開始時点までの距離を決めるx、fも計算
される。x6fはペーパーサイズPSIZEと倍率Mか
ら計算される長さと、予備走査量xHE (ホームスイ
ッチオフから画像先端までの距離)の和で得られる。こ
こでエンコーダパルスの立上がりから、立下がり、およ
び立下がりから立上がりまでの移動iJaは 2GR。
となるので、倍率Mでのパルスカウント値に換算した走
査長x、fは 2°゛°          ・−・−■P となる。さらにホームスイッチ34からブレーキ開始時
点までの距離をX、とすると、0式からxlの距離での
パルスカウント換算(i x 、 f ハとなる。ここ
でPSIZEは本実施例では最大通紙サイズとする。ス
テップ#5ではさらに加速走査における通電オフ時間T
。ア、として予め決定されたT。11.を設定しメモリ
T。FFに入力しておく。これはINT −Hの割込み
ルーチンで用いられる。
次のステップ#6では正逆転信号fを01″にする。f
=1は第2図の駆動回路51の入力端子35aが“ハイ
”で正転を行わせる状態に対応しf=0は“ロー”で逆
転を行わせる状態に対応する ステップ#7ではPWHのレジスタPWMRに4096
をセットする。つまりPWMモータ通電パルスのデユー
ティを100%にしておいて、PWM出力ボート47を
利用した前記オフ時間制御を行う。ここではまたPWM
出力ボート47の出力状態をオンにし、つまりd=1に
してモータ30への通電を開始することも行う。
ステップ#8では割込みルーチンで走査中かどうかを判
別するためのフラグFSCANを1にセットする。これ
は走査中に対応する。またMODE←1として加速走査
(A)の制御モードにセットする。続<ステップ#9で
エンコーダパルスeによる外部割込みINT−Eを可能
にする。
次のステップ#llでは走査初期の加速走査(A)の制
御において走査光学系3がホームスイッチ34から離れ
てホームスイッチ34がオフすることによりステップ#
12に進む。ここでは走査長を測定するカウンタXFの
カウント値xfを0にりリアしておく。これによりカウ
ンタXFは走査光学系3が実際に走査し始めてからの移
動量をクリア状態からカウントすることになる。
続くステップ#13では計算された走査長だけ走査した
かをカウンタXFのカウント値xfが所定走査長に対応
するX。fに達したかどうかによって判別する。走査が
終了するxf=xofになるとステップ#14に進んで
露光ランプ点灯信号EXPを0としランプ5がオフされ
るようにする。次いでステップ#15では正逆転信号f
を“0″にして正転状態での逆転駆動によるブレーキ状
態にする。
次いでステップ#16でオフ時間制御用のメモ’Jto
ryにブレーキ力を決定する予め決められた値T。FF
2をセットすると共にMODEを2にし減速走査(C)
の制御モードにセットする。
これ以降減速走査状態から加速リターン状態への切換え
は外部割込みINT−Hのサブルーチンで行われる。
ステップ#17では減速走査(C)の制御モードにおい
て、モータが停止するか反転に至ったかどうか、つまり
割込みルーチンでMODE=3になったかどうかを判別
し、MODE= 3になるまで待機する。ステップ#1
7でMODE=3になるとステップ#18に移行する。
これはリターン制御に必要な種々のパラメータを計算し
RAM44にセットするサブルーチンである。例えば複
写倍率Mに対応するマルチコピー時の露光ランプ5の再
点灯タイミングを与えるための第1移動台4のリターン
中の位置に対応するエンコーダパルスカウント値xmf
、また第1減速リターン(El)の開始位置に対応する
エンコーダパルスカウント値xlf、さらにリターンに
おける倍率Mに対応したリターン速度を制御するための
TSIFと云ったものを計算する。
xmfは露光ランプ5の点灯後光量が所定値に達するま
での時間をTo、リターン時の倍率MをMRETとする
と、 となる。
x、fは初期値として走査光学系3の負荷に対応する値
がセットされているが、リターン時のホームスイッチ3
4オン後の第1移動台4の移動量(以下オーバーリター
ン量と称する)によって補正されていく。これら初期の
オーバーリターン量目標値をIx、fとすると、1走査
サイクル前のオーバーリターン1xzfから次の第1?
li速リターン制御の開始タイミングx’、fはx’ 
If =x+f + (xzf   Ixzf)  −
−−−−−−QDとなる。
この0式からマルチコピー中に第1減速リターン制御の
開始タイミングを補正していけば、常に一定のオーバー
リターン量となる。
なおTSIfはステップ#5の場合と同様に計算し、加
速リターン制御におけるオフ時間制御データT。、Fを
セントする。
次のステップ#19ではステップ#7と同じ処理を行い
、ステップ#20では前述のフラグFSCANをO(リ
ターン中)にリセットすると共に制御モードをMODE
= 1にする。
そしてステップ#21ではxf≦xmfになったかどう
か、つまりマルチコピーにおける露光ランプ5の再点灯
タイミングの位置まで第1移動台4がリターンしてきた
かどうかを判断し、そうであれば次のステップ#22に
移行してスキャン信号SCAMが1であれば、つまりマ
ルチコピーの場合であればステップ#23で露光ランプ
点灯信号EXPを1にセットして後、5CAN≠1であ
ればそのままステップ#24に移行する。
ステップ#24ではxf≦x+fになったかどうか、つ
まり第1減速リターンの開始タイミングの位置まで第1
移動台4がリターンしてきたがどうかを判別し、そうで
あればステップ#25で正逆転信号fを1にセットする
と共にステップ#26で第1減速リターン(El)の制
御におけるオフ時間制御データT。FFとして非常に長
い時間TOFF3 (TOFF3> > TSTOF)
をメモリtOFFに入力する。そしてステップ#27で
制御モードを間DH=2にする。
続くステップ#31では第1移動台4がホーム位置まで
リターンしてきたかどうかを判断し、そうであればステ
ップ#32でエンコーダパルスカウンタXFをOにクリ
ヤして割込みルーチンでχ!fを求めるための準備を行
い、ステップ#33で第2減速リターン(E、)の制御
におけるオフ時間制御データTOFFとしてTOFF4
をメモリtOFFにセットし強制ブレーキ状態が得られ
るようにする。
次のステップ#34ではステップ#17の場合と同様に
MODE=3となるのを待ち、MODE=3となるとス
テップ#35に移行してINT−Hの外部割込みを禁止
すると共に、ステップ#36でエンコーダパルスカウン
ト値xfをx、fとしてメモリXにストアし1回の往復
動動作を終える。そして再びステップ#3に戻って上述
と同様の処理を繰返す。
一方、ステップ#2でホームスイッチ34がオフしてい
るときは、つまりHOME= Oであればステップ#4
1に移行して倍率Mを予め定められた低速リターン復帰
倍率にセットすると共に、ステップ#18の場合と同様
に倍率Mに対応したTSIFの計算と、オフ時間制御デ
ータT。F2のセットを行う。ただしここではX’s 
f % x+fの計算は行わない。さらにステップ#4
2では正逆転信号fをOとし、ステップ#43でステッ
プ#7と、またステップ#44、#45でステップ#2
0、#9とそれぞれ同様の処理を行う。そして次のステ
ップ#51でホームスイッチ34がオンとなれば、つま
りHOME= 1となればステップ#52〜#56の処
理を行ってステップ#3に移行し、上述と同様の処理を
行う。
次に第9図に示すエンコーダパルスdによる外部割込み
INT−1!のサブルーチンについて説明する。これは
エンコーダパルスeのオンエツジおよびオフエツジの両
エツジで発生するようにしており、割込み許可“INT
−E可”がセットされているときのみ発生し、割込み禁
止“INT−E不可”がセットされているときは発生し
ない。
先ず割込みINT−Eが発生するとステップ#61で1
つ前のパルス幅とにTiをTcにストアする。
次いで現在の時刻信号となるフリーランカウンタFRC
の内容TaをRAM44の所定の位置のメモリtaにス
トアする。次いでステップ#63でメモリtaの内容T
aから1つ前のエンコーダ割込み時刻Tbを減算した値
Ta−Tb=Tiを測定パルス幅メモ’Jtiにストア
する。
続くステップ#64では次の割込みにおけるパルス幅を
測定するためにTaをメモリtbにストアする。
さらにステップ#70ではモードの判断を行い定速制御
モード(MODE= O)であればステップ#71に進
み、加速制御モード(MODEI)であればステップ#
80から#81に進む。また減速制御モード(MODI
l’2)であればステップ#90へ進む、、MODE=
0であるとステップ#71で上述の式[相]に従い定速
制御におけるPWMレジスタ設定値の計算を行い、PW
MレジスタPWMRにセットする。次のステップ#72
ではホームスイッチ34がオンしているかどうかの判断
を行い、第1移動台4がホーム位置になければステップ
#73でFSCAN = 1であるかどうかを判別する
走査中であるとステップ#76でパルスカウンタXPの
アクント値xfをインクリメントし、リターン中であれ
ばステップ#75でパルスカウンタXFのカウント値χ
fをデクリメントする。そしてステップ#77で割込み
ルーチンからメインルーチンにリターンする。なおステ
ップ#72で第1移動台4がホーム位置にあればステッ
プ#74に移行しモードがMODE=2であればつまり
減速モードであればステップ#76の処理を行い、そう
でなければそのままリターンする。
ステップ#80でMODE= 1であると、ステップ#
81に移行しエンコーダパルスeの幅TiがTi≦TS
IFであるかどうか、つまり測定されたエンコーダパル
スeの幅Tiが目標となるパルス幅以下かどうかを判別
する。そうであればステップ#82で内部タイマによる
割込みINT−Pを禁止する“INT−F不可”とし、
ステップ#83で間口Eを0として定速制御モードに切
換えてステップ#72以降に移る。
ステップ#8工でTi≦TSIfでなければステップ#
84ニ移行LテPWM L/ジスタPWMRニ4096
をセットしてPWMモータ通電通電パルステユーティを
100%とすると共に、PWM出力ボート47の出力を
オフすることによってオフ時間制御の準備を開始するま
でのタイマ値T。FFをタイマユニット49のタイマド
レジスタTMFRにセットし、次のステップ#86で内
部タイマの割込みINT−Fを可としてステップ#72
に移行し以陣前述の場合と同様の処理を行う。
ステップ#80でMODE= 1でなければ、MODE
 =2であってステップ#90に移行する。ここではT
i>Tcであるかどうか、つまり減速中であるかどうか
の判断を行い、減速中(現時刻での測定されたエンコー
ダパルスeの幅が前回のそれより長くなった)であれば
ステップ#91でTi≦T3TOFであるかどうか、つ
まりモータ30が停止とみなされる状態になったかどう
かの判別を行い、そうであればステップ#92へ移行す
る。ステップ#90で加速中である場合はモータ30の
回転方向が反転したと判断してそのままステップ#92
へ移行する。またステップ#91でTi≧rstopで
なければステップ#84に移行して減速制御におけるオ
フ時間制御を続行する。
ステップ#92では第2減速リターン制御の終了として
制御モータをMODE=3にセットする。
これはメインルーチンでのモータ30の停止の判断に用
いる。
続くステップ#93では内部タイマ割込みINT−Fを
禁止する“INT−F不可”をセットし、ステップ#9
4でPWM レジスタPWMRを0にクリヤすると共に
PWM出力ボート47をオフ状態にしてステップ#77
に至りメインルーチンへリターンする。
最後に第10図は内部タイマTMPによる内部割込みI
NT−Fサブルーチンを示すものであり、割込み許可“
INT−F可”が設定されている状態でTMFレジスタ
T?!PRに設定されたカウント値だけ基準クロックを
カウントしたときに発生し、ステップ#100でPWM
出力ポート47をオフ状態がらオン状態に切換えた後メ
インルーチンに復帰する。
(発明の効果) 本発明によれば、往復駆動される走査系により画像露光
が繰返し連続して行われるのに露光ランプは走査終了の
都度−旦消灯され、走査系の復動中それが複写倍率に応
じ決定される所定位置に達したとき次の走査のために再
点灯されるので、この再点灯タイミングは走査系がその
復動中における複写サイズの影響のない所定位置に達す
ることで設定することができるし、この所定位置を複写
倍率に応じ調整して複写倍率に対応した走査速度の変動
による露光ランプ再点灯から走査開始時期までの所要時
間をバラツキを吸収することができるので、どのような
複写条件でも各回の画像走査の開始時点で露光ランプが
充分に立上がり得る必要最小限の余裕で露光ランプを再
点灯させることができ、露光ランプの立上がりが遅れて
画像露光を失敗す、ると云ったことなしに、プラテンガ
ラスを余分に昇温させたり電力を無駄に消費したりする
ことが回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を光学移動型の複写機に適用した場合の
一実施例を示す作像部の斜視図、第2図は走査光学系の
駆動モータの駆動回路図、第3図は駆動回路を制御する
制御回路図、第4図は走査用の第1移動台の速度線図と
それに対応するホームスイッチのタイムチャートおよび
エンコーダパルスのカウント変化線図、第5図は第1移
動台の往復動時における各種制御時点でのエンコーダパ
ルスとそれに基く通電信号とを示す線図、第6図、第7
図はPWMモータ通電パルスの一周期におけるデユーテ
ィの設定手法を説明する線図、第8図は走査系制御用の
マイコンによる制御のメインルーチンを示すフローチャ
ート、第9図は外部割込みINT −Hのサブルーチン
を示すフローチャート、第10図は内部割込みINT−
Fのサブルーチンを示すフローチャート、第11図、第
12図はそれぞれ各別の従来例を示す説明図である。 プラテンガラス 感光体ドラム 走査光学系 第1移動台 ・−露光ランプ モータ エンコーダ ホームスイッチ マイコン 駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)往復動される走査系によってその往動時に走査さ
    れて画像露光を受ける原稿をその走査の都度点灯される
    露光ランプによって照明する画像走査装置の照明装置に
    おいて、 走査系によって繰返し連続的に行われる画像走査の都度
    走査終了時に消灯している露光ランプを再点灯するのに
    、この再点灯のタイミングを走査系の復動中の複写倍率
    に応じた所定位置に対応して決定することを特徴とする
    画像走査装置の照明装置。
JP1213848A 1989-08-18 1989-08-18 画像走査装置の照明装置 Pending JPH0377974A (ja)

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