JPH03273896A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03273896A
JPH03273896A JP2072117A JP7211790A JPH03273896A JP H03273896 A JPH03273896 A JP H03273896A JP 2072117 A JP2072117 A JP 2072117A JP 7211790 A JP7211790 A JP 7211790A JP H03273896 A JPH03273896 A JP H03273896A
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JP
Japan
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pulse motor
load
microstep
phase
drive
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Application number
JP2072117A
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English (en)
Inventor
Kazuki Miyamoto
一樹 宮本
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パルスモータにより画像を読み取るための
負荷を駆動する画像形成装置に係り、特に負荷に設定さ
れる速度が可変される画像形成装置に関するものである
[従来の技術] 従来、画像を読み取るための負荷を駆動する駆動源とし
てパルスモータを採用する画像形成装置が実用化されて
おり、例えば定電流チョッパ方式によってパルスモータ
を駆動している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、定電流チョッパ方式によってモータを駆
動すると、パルスモータに流れる電流は急激に立ち上が
るため、騒音、信号を発生し、その結果として騒音レベ
ルが下がらず、形成画像がプレ画像となってしまう等の
問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、負荷に設定される速度情報に基づいてパルすモー
タをマイクロステップで駆動することにより、振動を抑
えながら静粛性よく十分なトルクで負荷を駆動できる画
像形成装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る画像形成装置は、負荷に設定される速度
情報に基づいてパルモータをマイクロステップで駆動制
御するマイクロステップ駆動制御手段を設けたものであ
る。
また、負荷に設定される速度情報に基づいてマイクロス
テップ駆動制御手段に設定する分解能を可変設定する分
解能設定手段を設けたものである。
さらに、負荷に設定される速度情報に基づいてパルスモ
ータに印加されるマイクロステップの定電流値を可変設
定する定電流値設定手段を設けたものである。
[作用] この発明においては、負荷に対する速度情報が設定され
ると、負荷に設定される速度情報に基づいてマイクロス
テップ駆動制御手段がパルモータをマイクロステップで
駆動制御する。
また、分解能設定手段は、負荷に設定される速度情報に
基づいてマイクロステップ駆動制御手段に設定する分解
能を可変設定する。
さらに、定電流値設定手段は、負荷に設定される速度情
報に基づいてパルスモータに印加されるマイクロステッ
プの定電流値を可変設定する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する断面構成図である。
図において、駆動系は給紙部、搬送部、感光体、定着部
を駆動するメイン駆動系と、負荷となる光学系を駆動す
る光学駆動系に分離されている。メイン駆動源にはAC
同期モータ25.光学駆動源にはパルスモータ(ステッ
ピングモータ)26を用いている。C0NTはコントロ
ーラで、後述する第3図(a)に示すワンチップマイク
ロコンピュータQl、マイクロステップ制御部C0NT
2等を備えている。
なお、マイクロステップ制御部C0NT2はこの発明の
マイクロステップ駆動制御手段に対応し、さらに分解能
設定手段C0T21.電流値設定手段C0T22を備え
おり、負荷に対する速度情報が設定されると、負荷に設
定される速度情報に基づいてマイクロステップ駆動制御
手段がパルモータをマイクロステップで駆動制御する。
また、分解能設定手段C0T21は、負荷に設定される
速度情報に基づいてマイクロステップ駆動制御手段に設
定する分解能を可変設定する。
さらに、電流値設定手段C0T22は、負荷に設定され
る速度情報に基づいてパルスモータに印加されるマイク
ロステップの定電流値を可変設定する。
一方、給紙方式はカセット23からの給紙と手差し部2
4からの給紙が選択できる。カセット23から給紙の場
合、カセット23の有無を検知するスイッチおよびカセ
ットのサイズを検知するスイッチ群31とカセット23
内の紙の有無を検知するスイッチ37により状態が管理
されており、上記スイッチで異常を検出した場合、後述
する表示部に表示する。
手差し給紙の場合、手差し部24の状態を検知するスイ
ッチ32によって状態を管理し、異常を検出すると後述
する表示部に表示する。
感光体12は向かって時計方向に回転する。
広帯電器13によって感光体12上に帯電された電位は
、ステップとで詳細に説明する感光位置において感光さ
れ現像ユニット15にて現像され、転写ユニット部14
で給紙部より送られてきた転写紙に画像を転写する。転
写後の感光体12はクリーニングユニット38によって
残留トナーを取り除かれ、また、前露光ランプ16によ
り残留電位が除電され、再び画像形成が行われるという
プロセスが繰り返される。画像が転写された転写紙は搬
送ユニット20の搬送ベルト上にのって、定着ユニット
21に送られる。定着ユニット21は、表面に温度検知
素子(サーミスタ)35を配置した熱ローラ35aと、
この熱ローラ35aに圧接され表面が弾力性有するロー
ラとによって構成される。前記熱ローラ35aは熱源に
ハロゲンランプを用いており、このハロゲンランプはロ
ーラ軸方向に内蔵されている。このハロゲンランプはサ
ーミスタ35によって熱ローラ35aの表面温度が所定
温度になるように制御されている。
定着ユニット21を通過した紙は排紙ローラ22によっ
て定着ユニット21から排出され、排紙トレー39上に
納められる。
また、排紙センサ34は転写紙が定着ユニット21を正
常に通過したかどうかを検知するセンサである。
光学駆動系の駆動源は前述したようにパルスモータ26
である。この駆動源は、後に第5図で詳細に説明するが
、パルスモータ26は駆動切換えソレノイド27の操作
によって全く別の負荷を駆動する構成となっている。
1つの負荷は、露光ランプ4および第1ミラー5、第2
ミラー6、第3ミラー7を構成するユニットであり、も
う一方の負荷はズームレンズ8を構成するユニットであ
る。これら同期した駆動の必要がない負荷は共通の駆動
源で駆動することが可能である。なお、1は原稿走査部
である。
本装置は光学駆動源のパルスモータ26によってズーム
レンズ8の位置制御、およびランプ系4〜7の速度制御
による多段階の倍率選択機能、また原稿ガラス3面にお
かれた原稿の反射光を検知する光センサ40によって自
動的に濃度選択を行う機能、外部装置(図示しない)と
の接続による(通信手段を有する)複写倍率の自動選択
機能。
万が一紙詰まり等の異常が発生した時の各種状態、例え
ば残り枚数1倍率値、異常情報等を記憶するメモリバッ
クアップ機能、更にはパルスモータ26によって露光ラ
ンプ4の位置を制御することによるページ連写機能、ま
た、更には現像ユニット15を交換することにより複数
の色画像が形成可能で、現像ユニット15の交換を検知
するスイッチ36を設けることにより、この状態によっ
て制御を切換える機能等を有している。なお、2は原稿
圧板である。
本装置の電源コード(図示しない)は所定の電源に接続
される。
第2図は、第1図に示した画像形成装置本体に適用され
る操作パネルの一例を説明する平面図であって、第1図
の上面に配置される。電源スィッチ51の1側を押すと
本装置に電源が供給される。と同時に電源表示ランプ5
2が点灯表示される。5oは操作パネル、53は予熱キ
ー、55はクリア/ストップキー、58は7セグ表示器
、68は濃度設定キー 70.71はジャム表示器、7
3〜75は表示器である。
定着ユニット21のサーミスタ35電源投入後の初期状
態では熱ローラ35aが所定の温度に達していないこと
を検知して熱源の定着ヒータ(図示しない)を点灯制御
する。電源投入時は、操作パネルの表示は標準モードと
して以下のように設定される。枚数表示器59は「1」
を表示し、倍率表示器67等は等倍率表示、自動濃度調
整表示器76のAが点灯状態となる。
また、コピースタートキー56の表示部は定着ユニット
21内の温度が定着可能温度に達していない場合は、赤
色表示となっており、定着可能温度に達した時点で緑色
表示に切り換わり、複写動作が可能になったことを表示
する。通常は他の表示器はすべて消灯している。
なお、定着ユニット21の定着可能温度は、現像ユニッ
ト15の種類によって異なり、現像ユニット15に設け
たスイッチ36により現像ユニット15の種類を判別し
て設定温度を切換える。また、温度が高い状態から下げ
なければならない場合、機内冷却FAN2Bにより強制
冷却する手段を設け、定着可能温度への早い到達を実現
している。
第3図(b)はマイクロステップ制御部C0NT2の構
成を説明するブロック図であり、第1図と同一のものに
は同じ符号を付しである。
図において、QIOQllはトランジスタで、パルスモ
ータ26のA相、B相それぞれの電流をチョッピングす
る。Q12〜Q15はトランジスタで、相切り換え信号
PBO〜PB3の信号に従ってパルスモータ26の各相
を切り換える。
R3I、RS2は抵抗器で、パルスモータ26の電流値
を検出し、コンパレータQ16.Q17にその電圧値を
入力する。コンパレータQ16.Q17はパルスモータ
26のA相、B相がそれぞれ一定電流になるようにパル
スモータ26に流れる電流を基準電圧(アナログスイッ
チQ21〜Q28を介していずれか1つが供給される)
と比較する。
Q18は3ビツトカウンタで、ワンチップマイクロコン
ピュータQ1のボートPB4より供給されるクロックC
LKから電流切り換え信号を作成すると共に、分周して
相切り換え信号を作成する。Q19はデコーダで、3ビ
ツトカウンタQ18の出力をデコードする。Q20はセ
レクタで、パルスモータ26のスピードによってマイク
ロステップの分解能を拡張IC部Q2の出力0UTIか
ら出力される切り換え制御信号に基づいて切り換える。
Q29はトリガパルス変換回路で、定電流駆動するため
に基準電圧に重畳する三角波を発生する。
第3図(C)は、第3図(b)に示したパルスモータ2
6の相励磁タイミングチャートである。
第3図(d)は、第3図(b)に示したマイクロステッ
プ制御部C0NT2の動作を説明するタイミングチャー
トである。なお、デコーダ出力Y + I Y s 、
・・・、Y?は微細ステップ時(マイクロステップ時)
のデコーダ出力に相当し、デコーダ出力Y、、Yz、・
・・、Yaは粗いステップ時のデコード出力に対応する
。以上が分解能設定手段C0T21による処理に対応す
る。
次に、第3図(e)、(f)に示すフローチャートを参
照しながらこの発明に係る画像形成装置におけるマイク
ロステップ駆動処理動作について説明する。
第3図(e)、(f)はこの発明に係る画像形成装置に
おけるマイクロステップ駆動処理手順の一例を説明する
フローチャートである。なお、(1)〜(6) 、  
(11)〜(17)は各ステップを示す。
第2図に示した操作パネル上で複写倍率Mが決定される
と、メインプログラムのシーケンスサブルーチンを実行
して(1)、シーケンスサブルーチン内でパルスモータ
26の設定スピードを計算するとともに、そのスピード
が所定値v0以上かどうかを判断しく2)、NOならば
タイマ割込み分周比n、を選択しく6)、タイマ割込み
時間tを上記第(11式に基づいて計算する(4)。
なお、上記第(1)式中のNはタイマ割込み分周比を示
し、toは等倍時の割込み時間を示す。
一方、ステップ(2)の判断でYESの場合は、タイマ
割込み分周比n2を選択しく3)、タイマ割込み時間t
を上記第(1)式に基づいて計算する(4)。
次いで、拡張IC部Q2の出力0UT1を「0」 (マ
イクロステップ処理時のみ)としく5)、リターンする
一方、ステップ(5)で計算されたタイマ割込み時間t
となると、第3図(f)に示すフローチャートが開始さ
れ、タイマ割込みプログラムが起動する(11)。
次いで、ワンチップマイクロコンピュータQ1のボート
PB4をrHJレベルとする(12)。次いで、カウン
ト値iがnlに等しいかどうかを判断しく13)、YE
Sならば相切り換え信号PBO−PB3を出力しく14
)、カウント値iを「1」とする(15)。
次いで、ボートPB4をrLJレベルとしく16)処理
を終了する。
一方、ステップ(13)でNOの場合は、カウント値i
を「1」カウントアツプしく17)、ステップ(16)
に戻る。
これにより、タイマ割込みがかかる度に出力PB4がr
HJレベルまたはrLJレベルとなり、クロックCLK
が発生する。
このクロックCLKは3ビツトカウンタQ18のクロッ
ク入力に印加され、3ビツトカウンタQ18の出力Q。
−Q2より第3図(d)に示すタイミングでデコーダQ
19に入力され、さらにデコーダQ19よりデコーダ出
力Y0〜Y7が第3図(d)に示すタイミングで出力さ
れる。
各デコーダ出力Y。−Y7はそれぞれアナログスイッチ
Q21〜Q28に接続され、第3図(d)に示すタイミ
ングで、すなわちデコード出力Y。がrHJレベルの時
、アナログスイッチQ21がアクティブとなり、基準電
圧V refoがコンパレータQ16.Q17の反転入
力に印加され、マイクロステップの1つの定電流値I。
が選択される。
なお、定電流値工。は、下記筒(2)式におり求められ
る。
ただし、この実施例ではnはO〜7の値で、mは1か2
となる。
続いて、タイマ割込みが入ると、クロックCLKか発生
し、3ビツトカウンクQ18のカウント値が1つ進み、
デコーダQ19は次のデコード出力Y、を選択し、基準
電圧V reflがコンパレータQ16.Q17の反転
入力に印加され、マイクロステップの1つの定電流値■
1が選択される。
この処理を繰り返すことにより、マイクロステップ処理
時のパルスモータ26のある相の電流波形WAは、第3
図(g)に示すよう変化することとなる。なお、電流波
形WAは好ましくはsin波に近付(はど良い電流波形
となる。
一方、粗いマイクロステップ処理時は、第3図(e)の
フローチャートにおいて、パルスモータ26のスピード
が所定値V0以上の場合に相当し、パルスモータ26の
スピードが所定値V0以上になると、タイマ割込み分周
比n2を選択し、拡張IC部Q2の出力0LITIをr
HJレベルにする。そして、上述したように、タイマ割
込みが発生すると、ワンチップマイクロコンピュータQ
1のボートPB4からクロックCLKを出力するととも
に、拡張IC5Q2!の出力○UTIによりセレクタQ
20が図中のB側が選択され、デコーダQ19の六入力
が「O」に固定される。すなわち、第3図(d)に示し
たデコード出力Y。〜Y7のうち、デコーダ出力Y0.
Y2.・・・、Y6が選択(クロックCLKの2周期分
)され、デコーダ出力Y+ 、Ya 、・・・、Y?は
選択されない。
これにより第3図(h)に示すように、マイクロステッ
プの分解能が8段階から4段階へ切り換わる。
なお、上記実施例では設定倍率に応じて負荷駆動制御の
マイクロステップの分解能を分解能設定手段C0T21
が可変する場合について説明したが、第3図(i)に示
すように、パルスモータ26のスピードが所定値V。よ
り遅い場合、拡張IC部Q2の出力0UTIをrHJレ
ベルに設定し、電流検出用のリファレンス電圧(基準電
圧)V ref01〜V ref07を選択させ、マイ
クロステップの電流値を低くする。
逆に、パルスモータ26のスピードが所定値■。よりも
遅い場合、拡張IC部Q2の出力0UT1を「L」レベ
ルに設定し、電流検出用のリファレンス電圧(基準電圧
) Vrefol 〜Vref07を選択させ、マイク
ロステップの電流値を高くするように電流値設定手段C
0T22が各部を制御するように構成すれば、トルクを
かせぐことが可能となる。SEI〜SETはセレクタ、
ANSI〜ANS7はアナログスイッチである。
次に、電源投入後の光学駆動系の動作に関して説明する
露光ランプ系(上記4〜7のそれぞれで構成される)は
原稿ガラス3上の原稿を第1図の左端から右方向に走査
移動し、原稿画像を第1ミラー5、第2ミラー6、第3
ミラー7、ズームレンズ8、第4ミラー9.第5ミラー
10.第6ミラー11を介して感光体12への原稿露光
を実行する。つまり、移動の開始点を左端に設定する。
この位置をホームポジション(H,P)と呼ぶ。ホーム
ポジションを検出するためにホームポジションセンサ2
9が設けられている。電源投入時において、ホームポジ
ションセンサ29が露光ランプ4の位置を検知していな
い場合、第3図(a)に示すワンチップマイクロコンピ
ュータによる制御部は、パルスモータ26を回転制御し
て露光ランプユニットをホームポジション側に移動する
(パルスモータの正逆回転制御に関しては公知の技術を
用いる)。上記回転制御の開始を第5図で説明すると、
先ず、駆動切換えソレノイド27がオフ状態(b、の力
はない)のとき切換えギヤ■はバネ圧によってA方向に
移動する。これにより、パルスモータ26の出力は切換
えギヤ■を介してランプ駆動用ギヤ■に連結され、露光
ランプ系が駆動される。このギヤ連結時において、切換
えギア■とランプ駆動用ギヤ■の嵌合時は十分パルスモ
ータ26の回転数を下げるように制御する。
露光ランプ系がホームポジションに位置している場合に
は、パルスモータ26はズームレンズ8を駆動する。つ
まり、電源投入前のズームレンズ位置は不明である。前
述したように、電源投入時は標準モードとして等倍率が
選択される。このため、基準位置に一時戻し、その点よ
り所定の位置に設定する動作を実行する。
上記の基準位置がズームレンズホームポジション(Z、
HP)である。この位置を検知するズムレンズホームポ
ジションセンサ30が設けられている。
駆動切換えソレノイド27をオンする。それにより、ソ
レノイドのプランジャーがb方向に移動する。このため
、blの力により切換えギア■はバネ力に逆らってB方
向に移動する。この移動により切換えギヤ■とランプ駆
動用ギヤ■の嵌合は外れる。更に、B方向に移動するこ
とにより、切換えギヤ■はレンズ駆動ギヤ■と嵌合する
ことになる。ギヤの嵌合時の回転制御は前述と同様であ
る。
ズームレンズ8はズームレンズホームポジションセンサ
3oを基準位置としてレンズ位置がズムレンズホームポ
ジションセンサ30の近傍に位置しする場合の拡大率2
00%から、さらに右側に移動した場合の縮小率50%
の範囲内において位置制御を行っている。
ズームレンズ駆動開始時においてズームレンズホームポ
ジションの状態によって以下のように動作が分かれる。
(1)ズームレンズホームポジションセンサ30にてズ
ームレンズ8の位置が検知されている場合(11−1−
度ズームレンズ8を右側に移動し、ズームレンズホーム
ポジションセ ンサ3oが検知しない範囲に出して 停止。
(1)−2左側に移動しズームレンズホームポジション
センサ3oが検知した時点か ら所定の距離移動して停止。
となるが、ズームレンズホームポジションセンサ3oが
ズームレンズ8の位置を検知していない場合は、上記(
11−2の動作から実行を開始する。
上記動作はギヤ類のバックラッシュによる設定位置誤差
を防ぐために必要な制御である。
この後、再び右方向にズームレンズ8を移動し、ズーム
レンズ8がズームレンズホームポジションセンサ30を
外れた位置から所定の位置、つまり標準モードの設定の
場合は等倍率に相当する位置へ移動して停止する。この
後、駆動切換えソレノイド27をオフする。このことに
より前述したように切換えギヤ■は、ランプ駆動用ギヤ
■と嵌合する方向に移動する。しかし、スムーズに嵌合
するためには既に述べたように切換えギヤ■を回転させ
てやる必要がある。この時点で露光ランプ系はホームポ
ジションセンサ29にある。このため、パルスモータ2
6は露光ランプ系を右方向に移動させる方向に回転させ
る。この結果、露光ランプ系がホームポジションセンサ
29から外れた時点(切換えギヤ■とランプ駆動用ギヤ
■の嵌合は終了したことになる)で回転を停止し、再度
逆方向に回転させ、ホームポジションセンサ29を検知
後に所定位置で停止する。
以上説明した光学駆動系の初期動作と定着ユニット21
の定着可能温度への到達によって本装置の複写動作準備
は完了する。
次に、カセット23からの給紙による複写動作を説明す
る。
コピースタートキー56が押下されると、カセットサイ
ズを検知するスイッチ群31の入力信号による転写紙サ
イズデータ、置数キー54によって設定される枚数デー
タ、倍率選択キー61〜66による倍率データ、その他
各種のモード選択手段によるデータに基づいて複写動作
がスタートする。
コピースタートキー56を受けると、表示は緑色から赤
色に切り換わり、置数キー541倍率選択キー61〜6
6等のモード切換えキーは入力禁止される。AC同期モ
ータ25が回転開始し、給紙送りローラ18.感光体1
2.搬送ユニット20、定着ユニット21等へ駆動力が
伝達される。
また、コピースタートキー56を受は付けた時点でカセ
ットサイズデータによって定着ユニット21の定着可能
温度が切り換わる。
AC同期モータ25の回転開始から0.5seC後に給
紙ソレノイド(図示しない)が動作し、それに伴って給
紙ローラ17が回転し、カセット23内の転写紙を給紙
送りローラ1B方向に送り出す。
給紙ローラ17の転写紙送り量はカセットサイズデータ
によって制御される。つまり、転写紙が所定値より大き
い場合、送り量を多くする。転写紙が給紙送りローラ1
8に達すると転写紙は、この給紙送りローラ18によっ
てレジストローラ19まで送られ到達した時点で停止し
ている。給紙送りローラ18とレジストローラ19との
間に設定されている手差しセンサ33は転写紙の送り状
態を検知する。
転写紙が給紙路上を送られてレジストローラ19に到達
するまでの所定のタイミングにおいて、露光ランプ系の
原稿走査開始が許可される。この時、露光ランプ4はホ
ームポジションセンサ29によって検知される位置にあ
る。更に詳しく述べると、初期動作時ないしはコピー動
作の後進時において、ホームポジションセンサ29を検
知した位置から、その時点での選択倍率に応じた距離だ
け後進した位置で停止している。
原稿走査の開始により、光学系駆動源であるパルモータ
26は、露光ランプ系が前進する方向(右方向)に、選
択された倍率値に応じた駆動パルスレートに到達するま
で、パルスレートは漸増する(スローアップ制御と呼ぶ
)。つまり、移動速度は徐々に加速され目標速度に到達
することになる。特に図示しないがこの装置のパルスモ
ータ駆動回路は、定電流制御方式を採用し、かつ駆動電
流値を複数段階(この実施例は2段階)に切換え可能な
構成を採っている(第3図(a)に示す光学駆動用モー
タパルスモータ制御信号の内のPB4出力信号により選
択している)。
穀に、パルスモータ特性は、高パルスレートになるに従
いプルインドトルクは低下して行く。
このため、定電流設定値を切り換える手段を設け、必要
に応じて電流値を切換える。
本装置では、移動開始から比較的低パルスレートの間は
、設定電流を下げておき、速度が所定値を越える時点か
ら設定電流値を上げるように制御し、目標速度に達した
後、所定時間の経過により再び設定電流値を下げるよう
に制御を実施している。これは主にパルスモータ26の
騒音、昇温および脱調現状の防止を目的としている。
次に、画像先端部の余白形成方法と転写紙との先端合せ
方法を第6図に基づき説明する。
非画像域でのトナー付着を防止する手段として、LED
ランプ、ヒユーズランプ等の光源による除電手段が一般
に使用されているが、この実施例では一次帯電ユニット
13に設けたグリッド13aの電圧値をコントロールす
ることによって同様の効果を実現している。これは装置
の小型化によって感光体層りに複数の部材の配置が困難
になっている現状において重要な方法である。露光点と
グリッド間の距離ホが、ホームポジションセンサ29と
原稿つき当て位置間の距離口に比較して十分短く配置で
きないために原稿の先端余白2mmを形成するために露
光ランプ4の移動開始時点から倍率選択値い応じた所定
時間後にグリッド13aをLレベルから所定の電圧に切
換える。つまり、グリッド電圧がLレベルの時は感光体
12に電位が帯電しないためにトナー像が形成されず、
上記の所定電圧に切り換わったタイミングから画像が形
成されることになり、このことにより画像先端部に余白
を形成している。
次に、転写紙との画像先端合せに関して、露光点と転写
部の距離ハは、レジストローラ19と転写部間の距離二
に比較して短くしている。このために実際に原稿先端の
画像が感光体12上に露光される以前に前述したレジス
トローラ19に待機している転写紙を再給紙して転写部
方向に送り込む必要がある。
この実施例では露光ランプ4が移動開始して露光ランプ
4が目標速度に到達する時点では、まだホームポジショ
ンセンサ29に検知されている。
ホームポジションセンサ29を通過したタイミングから
距離口+2mmの値を選択されている倍率による速度で
割った値が、ホームポジションセンサ29を通過してか
ら白板端部に露光ランプ4が到達するのに要す時間であ
り、この時間をXとする。また、レジストローラ19に
よる再給紙開始から転写紙が転写部へ到達するまでの時
間から、感光体12の露光点での像が転写部まで到達す
るのに要する時間を引いた値をyとし、このyに転写紙
を2mm送るのに要する時間(2mm−= 100mm
/s=0.02sec−搬送速度=100mm/s)を
加える。
以上の数値を次の式により計算する。
x−(y+0. 02)  =Z  (sec)つまり
、ホームポジションセンサ29を通過した時点から上式
値2を経過したタイミングでしジストローラ19を動作
させ、再給紙を実行すれば、選択された倍率に応じて余
白を2闘形成した転写紙画像が得られる。
露光ランプ系の走査距離はカセットサイズデータ、倍率
データ等に応じて所定の距離を移動し、目標位置に達し
た時点でパルスレートを漸減しくスローダウン制御と呼
ぶ)停止後、再びホームポジションセンサ29方向にス
ローアップ制御および定速制御し後進させる。そして、
ホームポジションセンサ29を検知した時点で、選択さ
れている倍率に応じた位置にさせる停止だめのスローダ
ウン制御が行われ、露光ランプ系は停止する。
手差しコピーの動作は、手差しセンサ33が挿入された
転写紙を検知することにより開始される。AC同期モー
タ25が回転を開始し、これにより給紙送りローラ18
が回転する。このことにより、挿入された転写紙は給紙
送りローラ18によりレジストローラ19方向に送り込
まれる。また、手差しセンサ33が転写紙を検知した時
点から所定時間後、露光ランプ系の原稿走査開始が許可
される。以後の露光ランプ系および転写紙先端動作はカ
セット給紙の場合と同様であるので省略する。
次に、転写紙の後端が手差しセンサ33を通過した時点
から、手差しセンサ33と転写部間の距離を転写紙が通
過するのに要する時間X1を経過した時点でレジストロ
ーラ19の動作を停止する。ただし、時間X1を計時中
に手差しセンサ33が次の紙を検知した場合には、手差
しセンサ33とレジストローラ19間の距離を転写紙が
通過するのに要する時間が経過した時点でレジストロー
ラ19の動作を停止する。
また、上記転写紙の後端信号により原稿走査距離の制御
も実行する。以上説明した制御動作は第3図(a)に示
されたワンチップマイクロコンピュータにより制御され
る。第3図(a)のワンチップマイクロコンブータQ、
はROM、RAM内蔵のワンチップマイクロコンピュー
タを示している。
第4図は、第3図(a)に示したワンチップマイクロコ
ンピュータQ1が実行するプログラム構造を説明する図
であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記実施例では、画像形成装置における負荷とし
て光学系を想定してパルスモータ26をマイクロステッ
プ駆動する場合について説明したが、負荷としてはパル
スモータ26を利用して異なる速度で移動するような負
荷、例えばプリンタヘッドを走査するようなプリンタ装
置にも適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は負荷に設定される速度
情報に基づいてパルモータをマイクロステップで駆動制
御するマイクロステップ駆動制御手段を設けたので、負
荷に設定される速度が所定値よりも高速または低速に設
定されても、その設定速度に見合うトルクを確保しなが
ら静粛性よくパルスモータを駆動できる。
また、負荷に設定される速度情報に基づいてマイクロス
テップ駆動制御手段に設定する分解能を可変設定する分
解能設定手段を設けたので、パルスモータに印加される
電流波形が滑らかになり、パルスモータから発生する騒
音を従来に比べて大幅に減少させることができる。
さらに、負荷に設定される速度情報に基づいてパルスモ
ータに印加されるマイクロステップの定電流値を可変設
定する定電流値設定手段を設けたので、負荷に設定され
た速度が所定値よりも低速に設定された場合に、パルス
モータに印加する電流値を高くすることができ、低速時
のトルクを従来に比べて高くすることができる。
従って、負荷に設定される速度情報が所定値に比べて低
速または高速に設定されても、パルスモータに印加する
駆動電流を最適に制御できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する断面構成図、第2図は、第1図に示した画像
形成装置本体に適用される操作パネルの一例を説明する
平面図、第3図(a)。 (b)は、第1図に示したフンチップマイクロコンピュ
ータの構成を説明するブロック図、第3図(b)は、マ
イクロステップ制御部の構成を説明するブロック図、第
3図(c)は、第3図(b)に示したパルスモータの相
励磁タイミングチャート、第3図(d)は、第3図(b
)に示したマイクロステップ駆動部の動作を説明するタ
イミングチャート、第3図(e)、(f)はこの発明に
係る画像形成装置におけるマイクロステップ駆動処理手
順の一例を説明するフローチャート、第3区(g)、(
h)は、第3図(b)の動作説明図、第3図(i)はマ
イクロステップ制御部の要部構成を説明するブロック図
、第4図は、第3図に示したワンチップマイクロコンピ
ュータが実行するプログラム構造を説明する図、第5図
は、第1図に示した光学走査系の駆動機構を説明する平
面図、第6図はこの発明に係る画像形成装置における像
形成プロセスを説明する要部断面図である。 図中、Qlはワンチップマイクロコンピュータ、C0N
T2はマイクロステップ制御部、C0T21は分解能設
定手段、C0T22は電流値設定手段である。 第 図(e) 第 図 (C) 百 (d) 第 図 (f) 第 図 Qlの割込 1 弗等hn田賜 01の 劃、4号 III l 1111+11 III II
 111111111111111111111111
111111 II 11111(h) 訳がH,;+m Qlの 1、制 +11111111111111111111
第 図 第 図 (i) 1B 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スローアップで起動されるパルスモータにより駆
    動される負荷を備えた画像形成装置において、前記負荷
    に設定される速度情報に基づいて前記パルモータをマイ
    クロステップで駆動制御するマイクロステップ駆動制御
    手段を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記負荷に設定される速度情報に基づいてマイク
    ロステップ駆動制御手段に設定する分解能を可変設定す
    る分解能設定手段を具備したことを特徴とする請求項(
    1)記載の画像形成装置。
  3. (3)前記負荷に設定される速度情報に基づいてパルス
    モータに印加されるマイクロステップの定電流値を可変
    設定する定電流値設定手段を具備したことを特徴とする
    請求項(1)記載の画像形成装置。
JP2072117A 1990-03-23 1990-03-23 画像形成装置 Pending JPH03273896A (ja)

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JP2072117A JPH03273896A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 画像形成装置
US08/376,094 US5583620A (en) 1990-03-23 1995-01-20 Image forming apparatus having scanner driven by pulse motor

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085153A (ja) * 2004-08-20 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 転写装置、および画像形成装置

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JP2006085153A (ja) * 2004-08-20 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 転写装置、および画像形成装置

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