JPH07199719A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH07199719A
JPH07199719A JP5348596A JP34859693A JPH07199719A JP H07199719 A JPH07199719 A JP H07199719A JP 5348596 A JP5348596 A JP 5348596A JP 34859693 A JP34859693 A JP 34859693A JP H07199719 A JPH07199719 A JP H07199719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
image forming
drive
heater
stopped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5348596A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Chagi
淳 茶木
Teruo Mitsui
輝生 光井
Kazuki Miyamoto
一樹 宮本
Takahiro Atomichi
高広 後路
Naoyuki Oki
尚之 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5348596A priority Critical patent/JPH07199719A/ja
Publication of JPH07199719A publication Critical patent/JPH07199719A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】発熱体の温度制御を行っていない時にも定着器
に悪影響を与えない画像形成装置を提供する。 【構成】発熱体であるヒータ43を有する定着ユニット
21と、この定着ユニット21の温度を検知する温度検
出素子41と、転写紙の移動を行う駆動モータ25と、
温度検出素子41により検知された温度に基づいてヒー
タ43の温度を所定温度に制御する温度制御機能と画像
形成の作動状態を検知する画像形成作動検知機能と駆動
モータ25の駆動を停止させる駆動停止機能とを有する
コントローラ50と、を備え、画像形成作動検知機能に
より画像形成の作動停止を検知した後、温度制御機能の
作動を停止し、温度検出素子41により検知された温度
が予め定められた温度未満である時、駆動停止機能によ
り駆動モータ25を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置,静
電情報記録装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置は、小熱容
量の基板と、前記基板に印刷された線状の発熱体と、前
記基板に取り付けられた温度検知手段と、前記温度検知
手段によって検知される温度を元に、前記発熱体の温度
を所定の温度に制御する制御手段と、被記録材の移動に
伴って移動する薄板と、前記所定の温度に制御された前
記発熱体からの熱によって前記被記録材上のトナー像を
前記薄板を介して加熱する定着器を備えている。
【0003】この画像形成装置は、複写動作を行ってい
る時のみに前記制御手段による温度制御を行うという事
がなされている。すなわち、上記構成による定着器は、
発熱体による熱の集中がおこりやすい、セラミックの基
板が損傷をきたしやすい事から、定着器が駆動中の時の
みに上記発熱体による加熱を行っている。
【0004】また、画像形成動作終了後、すぐに定着器
の回転を停止すると、前記発熱体の温度が高い状態で動
作が停止するため、前記薄板と、転写紙に加圧すること
によって定着を行う加圧ローラが癒着を起こし、前記セ
ラミックの基板に損傷を与える等、好ましくない影響を
もたらす。このため、通常用いられるローラ同士を挟圧
することによって定着を行う定着器を用いた場合より
も、発熱体を温度制御しない状態で、ある決められた長
めの時間、定着器の駆動を行っていた(以下、後回
転)。
【0005】また、ジャム等の異常が発生した場合は、
すぐに回転を止めるか、温度制御を行わずに比較的短い
間だけ回転を行って停止するということが行われてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、後回転の時間が一定であるため、発熱体の温度
が下がっているにもかかわらず長い間後回転を続け、動
作のムダを発生させたり、逆に、十分温度が下がってな
いにもかかわらず回転を停止し、定着器にダメージを与
えたりするという問題があった。
【0007】また、ジャム状態や、異常になると問題は
さらに深刻となる。すなわち、ジャム状態では、少しで
も早く後回転を止めたいが、上記の定着器への悪影響を
考慮すると、少しでも多く後回転を続けたい。このよう
な相反する条件ができ、高度な後回転の時間設定が必要
とされる。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものでその目的とするところは、発熱体
の温度制御を行っていない時にも定着器に悪影響を与え
ない画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、発熱体を有する定着器と、該定着
器の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段に
より検知された温度に基づいて前記発熱体の温度を所定
温度に制御する温度制御手段と、画像形成の作動状態を
検知する画像形成作動検知手段と、被記録材の移動を行
う駆動手段と、該駆動手段の駆動を停止させる駆動停止
手段と、を備えた画像形成装置において、前記画像形成
作動検知手段により画像形成の作動停止を検知した後、
前記温度制御手段の作動を停止し、前記温度検知手段に
より検知された温度が予め定められた温度未満である
時、前記駆動停止手段により前記駆動手段を停止させる
ことを特徴とする。
【0010】前記画像形成作動検知手段により検知され
た画像形成の作動停止の状態に応じて、前記駆動停止手
段により前記駆動手段を停止させるタイミングを変化さ
せることもできる。
【0011】前記定着器以外の搬送系に前記駆動手段の
駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、前記温度制御手段
の作動停止に伴い前記駆動力伝達手段を制御する駆動力
伝達制御手段と、を有するとよい。
【0012】
【作用】上記のように構成された画像形成装置では、画
像形成作動検知手段により画像形成の作動停止を検知し
た後、温度制御手段の作動を停止し、温度検知手段によ
り検知された温度が予め定められた温度未満である時、
駆動停止手段により駆動手段を停止させるため、定着器
の温度が十分下がった状態で、定着器の駆動が停止され
る。
【0013】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0014】(第1実施例) 実施例の構成の説明 図1はこの発明の第1実施例を示す画像形成装置として
の複写装置1の構成を説明する断面構成図である。
【0015】図において、駆動系は、給紙部,搬送部,
感光体,定着部を駆動するメイン駆動系と、負荷となる
光学系を駆動する光学駆動系に分離されている。駆動手
段であるメイン駆動源には駆動モータ(ACシンクロナ
スモータ)25、光学駆動源(画像を読みとるための機
構を含む)にはパルスモータ(ステッピングモータ)2
6を採用している。また、温度制御手段,駆動検知手
段、そして、電源の遮断を制御する遮断制御手段として
のコントローラ50は、後述するマイクロコンピュー
タ,拡張IC部等を含む駆動回路を備えている。
【0016】なお、マイクロコンピュータの拡張IC部
により励磁駆動方式が選択的に指定されると、パルスモ
ータPMの各相に印加する相励磁信号を出力する。ま
た、この実施例では励磁駆動方式は負荷に設定される速
度情報により、パルスモータPMを2相励磁方式、1−
2相励磁方式の2種類に切り替えている。
【0017】給紙方式はカセット23からの給紙とマル
チ手差し部24からの給紙が選択できる。カセット23
から給紙の場合、カセット23の有無を検知するスイッ
チ及びカセット23のサイズを検知し、被記録材として
の転写紙のサイズを検知するサイズ検知手段31とカセ
ット23内の転写紙の有無を検知するスイッチ37によ
り状態が管理されており、上記スイッチ37で異常を検
出した場合に、後述する表示部に表示する。
【0018】マルチ手差しの場合、手差し部24の状態
を検知する手差しスイッチ33によって状態を管理し、
異常を検出すると後述する表示部に表示する。
【0019】感光体12は向かって時計方向に回転す
る。一次帯電器13によって感光体12上に帯電された
電位は、後で詳細に説明する感光位置において感光され
現像ユニット15にて現像され、転写ユニット部14で
給紙部より送られてきた転写紙に画像を転写する。転写
後の感光体12はクリーニングユニット38によって残
留トナーを取り除かれ、また、前露光ランプ16により
残留電位が除電され、再び画像形成が行われるというプ
ロセスが繰り返される。画像が転写された転写紙は搬送
ユニット20の搬送ベルト上にのって、定着ユニット2
1に送られる。定着ユニット21は、駆動ローラ35,
テンションローラ45,加圧ローラ44の3個のローラ
35,45,44から構成されている。発熱体としての
ヒータにはセラミック基板上に抵抗体を印刷したヒータ
43を用い、このヒータ43は耐熱性のプラスチックサ
ポータ42にサポートされている。さらにプラスチック
サポータ42には金属のステーを取り付け、強固にして
いる。また、駆動ローラ35,テンションローラ45,
ヒータ43には、エンドレスの薄板であるフィルム47
がかけられている。前記金属ステーには温度検知手段で
ある温度検出素子(サーミスタ)41が取り付けてあ
り、温度検出素子41は直接ヒータ43の裏面に接触さ
せてある。もう一つの温度検出素子48も、温度検出素
子41と同様に金属ステーに取り付けてある。ヒータ4
3、プラスチックサポータ42、金属ステーで構成され
ているヒータ43とフィルム47が加圧ローラ44に加
圧している。
【0020】定着ユニット21を通過した紙は排紙ロー
ラ22によって定着ユニット21から排出され、排紙ト
レー39上に納められる。
【0021】また、排紙センサ34は転写紙が定着ユニ
ット21を正常に通過したか否かを検知するセンサであ
る。
【0022】図7にセラミックヒータ43の外形図を示
す。この図からもわかるようにこのヒータ43は複数の
分岐を有している。分岐の位置はそれぞれ転写紙サイズ
に応じてB4,A4R,B5R,A5Rに対応してい
る。サイズ検知手段31により転写紙サイズがわかると
そのサイズに応じてヒータ43の分岐を切り替える。
【0023】光学駆動系の駆動源は前述した様にパルス
モータ26である。この駆動源は、後に図4で詳細に説
明するが、パルスモータ26は駆動切り替えソレノイド
27の操作によって全く別の負荷を駆動する構成になっ
ている。一つの負荷は露光ランプ4及び第一ミラー5,
第二ミラー6,第三ミラー7を構成するユニットであ
り、もう一つの負荷はズームレンズ8を構成するユニッ
トである。これら同期した駆動の必要がない負荷は共通
の駆動源で駆動することが可能である。
【0024】本装置は光学駆動部のパルスモータ26に
よって、ズームレンズ8の位置制御、及び露光ランプ系
4〜7の速度制御による多段階の倍率選択機能、また原
稿ガラス3面に置かれた原稿の反射光を検知する光セン
サ40によって自動的に濃度選択を行う機能、外部装置
(図示しない)との接続による(通信手段を有する)複
写倍率の自動選択機能、また、万が一紙詰まりなどの異
常が発生した時の各種状態、例えば残り枚数,倍率値,
異常情報等を記憶するメモリバックアップ機能、さらに
はパルスモータ26によって露光ランプ4の位置を制御
することによるページ連写機能、また、さらには現像ユ
ニット15を交換することにより複数の色画像が形成可
能で、現像ユニット15の交換を検知するスイッチ36
を設けることにより、この状態によって制御を切り替え
る機能等を有している。
【0025】次に本装置の動作を説明する。
【0026】本装置の電源コード(図示しない)は所定
の電源に接続される。図2は本装置の操作パネルであ
り、図1の上面に配置される。遮断手段でもある電源ス
イッチ51を押すと本装置に電源が供給されると同時に
電源表示ランプ52が点灯表示される。
【0027】電源投入時、操作パネルの表示は標準モー
ドとして以下の様に設定されている。枚数表示器59は
1を表示、倍率表示器67は等倍率表示、自動濃度調整
表示器76のAが点灯する。
【0028】また、スタートキー56の表示部は電源投
入時の初期設定(レンズを等倍位置に移動させる等)の
時、及びコピー中に赤色表示となっており、通常緑色表
示で複写動作可能であることを示す。
【0029】なお、定着ユニット21の温調温度は、現
像ユニット15の種類によって異なり、現像ユニット1
5に設けたスイッチ36により現像ユニット15の種類
を判別して設定温度を切り替える。
【0030】電源投入後の光学駆動系の動作を説明す
る。
【0031】露光ランプ系4〜7は原稿ガラス3上の原
稿を図1の左端から右方向に走査移動し、原稿画像を第
一ミラー5,第二ミラー6,第三ミラー7,ズームレン
ズ8,第四ミラー9,第五ミラー10,第六ミラー11
を介して感光体12へ原稿露光を実行する。つまり、移
動の開始点を左端に設定する。この位置をホームポジシ
ョン(以下H.P.)と呼ぶ。H.P.を検出するため
にH.P.センサ29が設けられている。電源投入時に
おいて、H.P.センサ29が露光ランプ4の位置を検
出していない場合、図3に示すワンチップマイクロコン
ピュータによる制御部は、パルスモータ26を回転制御
して露光ランプ系4〜7をH.P.側に移動する。上記
回転制御の開始を図4で説明すると、まず駆動切り替え
ソレノイド27がオフ状態(bの力はない)の時、切り
替えギヤ81はバネ82の圧力によってA方向に移動す
る。これによりパルスモータ26の出力は切り替えギヤ
81を介してランプ駆動用ギヤ83に連結され、露光ラ
ンプ系4〜7が駆動される。このギヤ連結時において、
切り替えギヤ81とランプ駆動用ギヤ83の嵌合時は充
分パルスモータ26の回転数を下げるように制御する。
【0032】露光ランプ系4〜7がH.P.に位置して
いる場合には、パルスモータ26はズームレンズ8を移
動する。前述したように電源投入時は標準モードとして
等倍率値が選択される。またズームレンズのホームポジ
ション(以下、Z.H.P.)は等倍位置に設定してあ
るので、電源投入時ズームレンズ8の位置がZ.H.
P.に対してどちら側にあるのか不明である。そこで、
電源が切られる前に、ズームレンズ8の位置がZ.H.
P.に対してどちらにあるのかを記憶する不揮発性メモ
リに格納しておく。図4により動作説明をする。
【0033】駆動切り替えソレノイド27をオンする。
それによりソレノイドのプランジャがb方向に移動す
る。このため、bの力により切り替えギヤ81はバネ8
2の力に逆らってB方向に移動する。この移動により切
り替えギヤ81とランプ駆動ギヤ83の嵌合は外れる。
更にB方向に移動する事により切り替えギヤ81はレン
ズ駆動ギヤ84と嵌合することになる。ギヤの嵌合時の
回転制御は前述と同様である。
【0034】ズームレンズ8はZ.H.P.センサを基
準位置としてレンズ位置がZ.H.P.センサの位置に
ある場合は等倍で、Z.H.P.より光学系H.P.側
にある場合は拡大であり、逆にある場合は縮小である。
拡大率200%から縮小率50%の範囲内において位置
制御を行っている。
【0035】ズームレンズ8駆動開始時においてはZ.
H.P.の状態によって以下の様に動作がわかれる。
【0036】Z.H.Pセンサによってズームレンズ
8の位置が検知されている場合を以下に示す。
【0037】−1 一度ズームレンズ8を光学系H.
P.側に移動し、Z.H.P.センサが検知しない範囲
に出して停止。
【0038】−2 右側に移動しZ.H.P.センサ
が検知した時点から所定の距離移動して停止。
【0039】Z.H.P.センサによってズームレン
ズ8の位置が検知されていない場合を以下に示す。
【0040】−1 不揮発性メモリに記憶してあるズ
ームレンズ8の位置によりズームレンズ8の移動方向
(Z.H.P.センサ側)を決定し、ズームレンズ8を
移動させる。
【0041】右側に移動させる場合はZ.H.P.セン
サが検知した時点から所定の距離移動して停止する。
【0042】左側に移動させる場合は一度ズームレンズ
8を光学系H.P.側に移動し、Z.H.P.センサが
検知しない範囲に出して停止する。
【0043】右側に移動し、Z.H.P.センサが検知
した時点から所定の距離移動して停止する。
【0044】上記動作はギヤ類のバッククラッシュによ
る設定位置誤差を防ぐために必要な制御である。
【0045】この後、駆動切り替えソレノイド27をオ
フする。このことにより、前述した様に切り替えギヤ8
1は、ランプ駆動ギヤ83と嵌合する方向に移動する。
しかし、スムーズに嵌合するためにはすでに述べたよう
に切り替えギヤ81を回転させて行う必要がある。この
時点で露光ランプ系4〜7はH.P.センサ29に位置
している。そこで、パルスモータ26は露光ランプ系4
〜7を右方向に移動させる方向に回転させる。この結
果、露光ランプ系4〜7がH.P.センサ29から外れ
た時点(切り替えギヤ81とランプ駆動ギヤ83との嵌
合は終了)で回転を停止し、再度逆方向に回転させて
H.P.センサ29を検知後に所定位置で停止する。
【0046】以上説明した光学駆動系の初期動作の終了
によって本装置の複写動作準備は完了する。
【0047】複写動作の説明をする。
【0048】カセット23からの給紙による複写動作を
説明する。
【0049】スタートキー56が押されると、カセット
サイズを検知するサイズ検知手段31の入力信号による
転写紙サイズデータ、置数キー54によって設定される
枚数データ、倍率キー61,62,64,65,66に
よる倍率データ、その他各種のモード選択手段によるデ
ータに基づいて複写動作がスタートする。
【0050】スタートキー56を受け付けると、表示は
緑色から赤色に切り変わり、置数キー54,倍率キー6
1,62,64,65,66等のモード切り替えキーは
入力禁止される。駆動モータ25が回転開始し、給紙送
りローラ18,感光体12,搬送ユニット20,定着ユ
ニット21等へ駆動力が伝達される。
【0051】駆動モータ25の回転開始から0.5se
c後に給紙ソレノイド(図示せず)が動作し、それに伴
って給紙ローラ17が回転し、カセット23内の転写紙
を給紙送りローラ18方向に送り出す。給紙ローラ17
の転写紙送り量はカセットサイズデータによって制御さ
れる。つまり転写紙が所定値より大きい場合、送り量を
多くする。転写紙が給紙送りローラ18に達すると転写
紙は、この給紙送りローラ18によってレジストローラ
19まで送られ到達した時点で停止している。給紙送り
ローラ18とレジストローラ19との間に設置されてい
る手差しスイッチ33は転写紙の送り状態を検知する。
【0052】転写紙が給紙路上を送られてレジストロー
ラ19に到達するまでの所定のタイミングにおいて、露
光ランプ系4〜7の原稿走査開始が許可される。この
時、露光ランプ系4〜7はH.P.センサ29によって
検知される位置にある。更に詳しく述べると、初期動作
時ないしはコピー動作の後進時において、H.P.セン
サ29を検知した位置から、その時点での選択倍率に応
じた距離だけ後進した位置で停止している。
【0053】原稿走査の開始により、光学系駆動源であ
るパルスモータ26は、露光ランプ系4〜7が前進する
方向(右方向)に、選択された倍率値に応じた駆動パル
スレートに到達するまで、そのパルスレートは漸増する
(スローアップ制御と呼ぶ)。つまり、移動速度は徐々
に加速され目標速度に到達することになる。特に図示し
ないが本装置のパルスモータ26駆動回路は、定電流制
御方式を採用し、かつ駆動電流値を複数段階(実施例は
2段階)に切り替え可能な構成を採っている(図3に示
す光学駆動用パルスモータ26制御信号のうちのPB4
出力信号により選択している)。
【0054】一般にパルスモータ26の特性は、高パル
スレートになるに従いプルイントトルクは低下してい
く。このため、定電流設定値を切り替える手段を設け、
必要に応じて電流値を切り替える。
【0055】本装置では、移動開始から比較的低パルス
レートの間は、設定電流を下げておき、速度が所定値を
超える時点から設定電流値を上げる様に制御し、目標速
度に達した後、所定時間の経過により再び設定電流値を
下げる制御を実施している。これは主にパルスモータ2
6の騒音、昇温及び脱調現象の防止を目的としている。
【0056】次に画像先端部の余白形成方法と転写紙と
の先端合わせ方法を図5に基づき説明する。
【0057】非画像域でのトナー付着を防止する手段と
して、LEDランプ,ヒューズランプ等の光源による除
電手段が一般に使われているが、本装置では一次帯電ユ
ニット13に設けたグリッド13aの電圧値をコントロ
ールすることによって同様の効果を実現している。これ
は装置の小型化によって感光体12の回りに複数の部材
の配置が困難になっている現状において重要な方法であ
る。露光点とグリッド間の距離l5 が、H.P.センサ
29と原稿突き当て位置間の距離l2 に比較して十分短
く配置出来ない為に原稿の先端余白2mmを形成するた
めに露光ランプ4の移動開始時点から倍率選択値に応じ
た所定時間後にグリッドをLレベルから所定の電圧に切
り替える。つまりグリッド電圧がLレベルの時は感光体
12に電位が帯電しないためにトナー像が形成されず、
上記の所定電圧に切り替わったタイミングから画像が形
成されることになり、このことにより画像先端部に余白
を形成している。
【0058】転写紙との画像先端合わせに関して、露光
点と転写部間の距離l3 は、レジストローラ19と転写
部間の距離l4 に比較して短くしている。この為に実際
に原稿先端の画像が感光体12上に露光される以前に前
述したレジストローラ19部に待機している転写紙を再
給紙して転写部方向に送り込む必要がある。
【0059】本装置では露光ランプ4が移動開始して露
光ランプ4が目標速度に到達する時点では、まだH.
P.センサ29に検知されている。H.P.センサ29
を通過したタイミングから距離l2 +2mmの値を選択
されている倍率による速度で割った値が、H.P.セン
サ29を通過してから白板端部に露光ランプ4が到達す
るのに要す時間であり、この時間をxとする。
【0060】又、レジストローラ19による再給紙開始
から転写紙が転写部へ到達するまでの時間から、感光体
12の露光点での像が転写部まで到達するのに要する時
間を引いた値をyとし、このyに転写紙を2mm送るの
に要する時間(2mm÷100mm/s=0.02se
c,搬送速度を100mm/sとする。)を加える。以
上の数値を次の式により計算する。
【0061】
【数1】x−(y+0.02)=Z(sec) つまり、H.P.センサ29を通過した時点から上式値
Zを経過したタイミングでレジストローラ19を動作さ
せ、再給紙を実行すれば、選択された倍率に応じて余白
を2mm形成した転写紙画像が得られる。
【0062】露光ランプ系4〜7の走査距離はカセット
サイズデータ,倍率データ等に応じて所定の距離を移動
し、目標位置に達した時点でパルスレートを漸減し(ス
ローダウン制御と呼ぶ)停止後、再びH.P.センサ2
9方向にスローアップ制御及び低速制御し後進させる。
そしてH.P.センサ29を検知した時点で、選択され
ている倍率に応じた位置に停止させる為のスローダウン
制御が行われ露光ランプ系4〜7は停止する。
【0063】又、上記転写紙の後端信号により原稿走査
距離の制御も実行する。以上説明した制御動作は図3に
示されたワンチップマイクロコンピュータにより制御さ
れる。図3のQ1はROM,RAM内蔵のワンチップマ
イクロコンピュータを示している。図6はこのマイクロ
コンピュータプログラムの基本構成を示す。なお、図6
の詳細な説明は省略する。
【0064】露光ランプ4の制御を説明する。
【0065】露光ランプ4にハロゲンランプを使用し、
ハロゲンランプの点灯電圧が一定になるようにAC電源
を位相制御する(ランプレギュレータ(図示せず))。
このランプレギュレータは、AC入力電圧が変化したと
しても、また、電源周波数が変化してもランプ点灯電圧
c が一定になるように制御している。そこで、このラ
ンプレギュレータから位相制御のための露光ランプ4の
トリガ信号を出力し、コントローラに入力している。こ
の露光ランプ4のトリガ信号は、露光ランプ4の点灯す
るしないにかかわらず常に出力されている。
【0066】さらに、ゼロクロス発生回路にて作成した
ゼロクロス信号をコントローラに入力し、マイクロコン
ピュータQ1に接続する。ゼロクロス信号から露光ラン
プ4のトリガ信号までの時間Tc を監視することで入力
電圧の変化を読み取ることが可能となる。
【0067】この画像形成装置は、装置ごとに感光体1
2面上の照度が一定になるように露光ランプ4の点灯電
圧Vc が調整され、露光ランプ4の点灯電圧Vc を不揮
発性メモリに記憶させている。記憶した露光ランプ4の
点灯電圧Vc とゼロクロス信号から露光ランプ4のトリ
ガ信号までの時間Tc により下式から、AC入力電圧E
rms を求めることが可能である(AC入力電圧のピーク
電圧をEmax とする)。
【0068】
【数2】
【0069】
【数3】 上記2つの数式2,3より
【0070】
【数4】Erms 2/Vc 2 =1/{1−2Tc/T+(1/2π)sin(4πTc/T)} 上記の数式4によりゼロクロス信号から露光ランプのト
リガ信号までの時間Tc を入力することによって、E
rms 2/Vc 2を求め、不揮発性メモリに記憶したランプ点
灯電圧Vc からAC入力電圧Erms を求めることができ
る。
【0071】本実施例ではROMに格納したテーブルに
よりTc からErms 2/Vc 2を求めている。
【0072】ヒータ43の制御について説明する。この
ヒータ43は前述したようにセラミック基板上に抵抗体
を印刷したヒータ43であり、熱応答性に大変優れてい
る。そのため、通常のON/OFF制御では温調温度に
対してリップルが大きくなったり、ヒータ43に電力が
かかりすぎたりしてヒータ43にダメージを与えてしま
う。そのためこの制御には、一定の電力がかかるような
電力制御をしている。また、リップルを小さくするた
め、温度検出素子41で検知した温度に応じて電力を切
り替えるという制御も行っている。
【0073】ヒータ43の電力制御について説明する。
ヒータ43の電力制御も露光ランプ4の制御と同様に位
相制御で行っている。ヒータ43は純粋に抵抗負荷であ
るので電力Wは以下の式により求められる(VH はヒー
タ43に与える電圧、Rはヒータ43の抵抗値)。
【0074】
【数5】W=VH 2/R ヒータ43の抵抗値Rは個々の画像形成装置ごとに不揮
発性メモリに格納してあり、ヒータ43に供給する電力
も予めわかっているので、ヒータ43にかける電圧VH
は上記数式5より、以下の式が導かれる。
【0075】
【数6】VH 2=R×W また、実効電圧の式からヒータ43に与える電圧VH
は、以下のようになる。
【0076】
【数7】
【0077】
【数8】
【0078】
【数9】 上記数式8からVH 2を計算し、上記数式7からErms 2
求め、Erms 2/VH 2を計算することによって、数式3に
よりゼロクロス信号からヒータ43へのトリガ信号まで
の時間TH を求めることができる。尚、本実施例ではテ
ーブルを用いてErms 2/VH 2からTH を求めている。
【0079】以上、説明した様なアルゴリズムによって
ヒータ43の電力制御を行っている。このヒータ43の
電力制御は、コピー期間中常に行いヒータ43の温度が
一定になるようにしている。
【0080】次に、定着ユニット21のヒータ43の制
御について述べる。ヒータ43は、図7のようになって
いる。抵抗体43aが印刷された部分で、途中から5つ
に分岐している例を示している。転写紙サイズに応じ
て、各分枝への通電を制御する。その理由は、ヒータ4
3において、通紙部(転写紙の通る部分)の温度に比べ
て非通紙部(転写紙の通らない部分)の温度が高くなり
すぎるため非通紙部のところから抵抗体43aを分岐さ
せ、その分岐部分から先(非通紙部)に加わるトータル
の電力を減らし、温度を下げるためである。もちろん、
分岐通電した場合、通紙部の温度が一定になるように加
える全体の電力を制御する。転写紙サイズに応じた各分
岐の通電を図8を用いて説明する。
【0081】図8は、定着ユニット21のヒータ43の
電気配線を表す図である。T1〜T6は、ヒータ43の
端子でT1〜T5はコントローラ50からの信号に応じ
てリレーRL1〜RL5によりAC電源のニュートラル
Nに接続されるようになっている。トライアックは、コ
ントローラ50からの信号により、T6とAC電源のホ
ットHとの間のスイッチの役目を行う。
【0082】実際の動作としては、例えばB4の転写紙
を使う場合コントローラ50は、トランジスタQ3とQ
4のベースにHIGH信号出力し、RL3とRL4のス
イッチをONし、それにつながる分岐端部とAC−Nラ
インをつなぐ。そして、トライアックをONする信号を
与えることによりT3とT4につながる抵抗体43aに
通電する。コントローラ50は、ヒータ43へ加える電
圧(実効値電圧)を、決められた一定電圧になるように
トライアックをON/OFFする(位相制御)。また、
ヒータ43に取り付けられた温度検出素子41からの信
号をもとにヒータ43の温度を所定の温度になるように
通電を制御する。なお、各転写紙サイズに応じた分岐端
部の通電を図9に示す。
【0083】次に、ヒータ43の温度を所定の温度に保
つ際、リプル(オーバーシュート)を抑えることを考え
る。これまで、所定温度に達するまでは、加える最大の
電力を加え、所定温度以上になったのを検知してヒータ
43への通電をOFFし、所定温度以下になったとき再
び最大の電力を供給していた。このため、オーバーシュ
ートによる温度のバラツキが大きかった。そこで、ヒー
タ43に取り付けられた温度検出素子41により検出さ
れた温度と所定温度との差に応じて加える電力(電圧)
Pを以下のように変えていく(KP は比例定数[W/
℃],TG は目標温度,TR は検出温度である)。
【0084】
【数10】P=KP (TG −TR ) KP を変えることによりいろいろな制御を行う事が出来
る。KP を小さくすれば、オーバーシュートの少ない温
度制御を行う事が出来るが応答速度が遅くなる。逆にK
P を大きくすれば応答速度は速くなるがオーバーシュー
トが大きくなる。電力Pは転写紙サイズ(すなわち分岐
の仕方)に応じて変えるので、それぞれ実験によりKP
の最適な値を求める。
【0085】安全装置の構成について説明する。
【0086】電源スイッチ51は、コントローラ50に
よって、シャットダウン可能な構成となっている。この
構成によって、コントローラ50の判断により、電源O
FFが可能となる。
【0087】安全装置の動作を、図10に基づき説明す
る。
【0088】コントローラ50は、画像形成の作動がな
されているか否かを検知する画像形成作動検知機能(画
像形成作動検知手段)をも有し、これにより画像形成の
作動停止を検知した後、コントローラ50にある温度制
御機能(温度制御手段)の作動停止を行う。
【0089】安全装置は、まず温度制御機能が作動中で
あるか否かを検知(1)し、ヒータ43の温度制御が終
了するのを待つ。
【0090】次に、温度制御終了後、温度検出素子41
の検知温度が所定温度未満になるのを待つ(2)。
【0091】最後に、前記検知温度が所定温度未満にな
った時点で、駆動モータ25の駆動をコントローラ50
にある駆動停止機能(駆動停止手段)により停止(3)
させる。
【0092】(第2実施例)第1実施例と同様な部分は
説明を省略する。
【0093】まず、自己診断機能について説明する。
【0094】本実施例に示す画像形成装置には、自己診
断機能があり、内容を図11に示す表に基づき説明す
る。
【0095】コントローラ50は、図11に示した項目
のうち1つでも発生すると例外処理を発生し、画像形成
工程を中断する処理を行う機能を持つ。そして、画像形
成作動検知機能により検知された画像形成の作動停止の
状態に応じて、駆動停止機能により駆動モータ25を停
止させるタイミングを変化させている。
【0096】例えば、これらのうちE0,E1(ヒータ
43異常)に関すれば、既にヒータ43が異常をきたし
ていることが考えられるため、異常が起きた時点で、駆
動モータ25の停止を含め、すべての動作を停止しなけ
ればならない。
【0097】しかしながら、それ以外のカウンタ断線検
知,光学系異常,ランプレギュレータ異常などは、定着
ユニット21の異常とは関係なく、異常が発生した時点
で駆動モータ25の停止をする必要はない。逆に、即座
に駆動モータ25の停止をすることによる定着ユニット
21のダメージが心配されるため、後回転を比較的多め
にとり、温度検出素子41の検知温度が所定温度未満に
なるのを待って、駆動モータ25の停止をする。これら
の制御はコントローラ50の機能により行われる。
【0098】ジャム検知機能について説明する。
【0099】本実施例における画像形成装置には、排紙
センサ34,手差しスイッチ33,分離センサ49,搬
送路センサ60があり、それぞれのセンサにおいて、遅
延,滞留の検知を行っている。図12に各センサと、ジ
ャムの種類と、それらのジャムと駆動モータ25を停止
させる緊急度を示している。分離センサ49の遅延ジャ
ムは、クリーニングユニット38に転写紙が進入したジ
ャムである可能性が大きいため、早急に駆動モータ25
を停止させる必要がある。手差しスイッチ33の遅延ジ
ャムは、給紙自体がされていない場合が多いことと、そ
こまでの経路が比較的損傷されにくいので、緊急度が
「少」になっている。また、搬送路センサ60の遅延ジ
ャムも、搬送ユニット20が比較的損傷を受けにくいと
いうことから、緊急度が「少」になっている。これらの
緊急度に基づき、ジャムが発生した時の後回転の長さを
決定する。
【0100】安全装置の動作を、図13に基づき説明す
る。
【0101】自己判断機能や、ジャム等のエラーが発生
すると、ヒータ43の温度制御がOFF(1)される。
続いて、状況判断(2)が行われ、上記の考えに基づき
緊急度が「多」と判断されると、即座に駆動モータ25
を停止(4)させる。もし、緊急度が「中」もしくは
「少」と判断された場合は、一定時間経過後(3)、駆
動モータ25を停止(4)する。
【0102】本実施例は、すべての搬送系が一つの駆動
源(駆動モータ25)によって駆動されており、レジス
トローラ19のみがクラッチによって駆動モータ25か
らの駆動をON/OFFできる構成となっているため、
ジャム時の処理に比較的複雑なアルゴリズムを必要とし
ている。しかしながら、通常の画像形成装置に、制御内
容の変更だけで実施が可能であるので、比較的容易に実
施可能である。
【0103】(第3実施例)第1および第2実施例と同
様な部分は説明を省略する。
【0104】本実施例における画像形成装置において
は、駆動モータ25は、定着ユニット21に搭載される
駆動ローラ35のみを駆動し、他の搬送系すべては、駆
動力伝達手段であるクラッチ(図示なし)を介して駆動
している。従って、定着ユニット21のみの駆動が可能
であり、ジャム時の安全機能の動作がより容易に、しか
も確実に行える。
【0105】安全装置の動作を、図14に基づき説明す
る。
【0106】自己判断機能や、ジャム等のエラーが発生
すると、例外処理に入り、ヒータ43の温度制御をOF
F(1)する。次に、クラッチをコントローラ50にあ
る駆動力伝達制御機能(駆動力伝達制御手段)にて解放
し、状況判断ルーチン(3)に入る。ここでは即座に駆
動モータ25をOFFするか否かの判断を行うが、定着
ユニット21に絡む異常でない限り、一定時間経過
(4)してから駆動モータ25の駆動をOFF(5)す
る。なぜならば、この段階で搬送系は停止しており、定
着ユニット21を駆動していても、搬送系に影響はない
からである。一定時間経過(4)後、あるいは経過せず
に(定着ユニット21に絡む異常時)、駆動モータ25
の駆動をOFF(5)する。
【0107】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、画像形成作動検知手段により画像形成の作動停
止を検知した後、温度制御手段の作動を停止し、温度検
知手段により検知された温度が予め定められた温度未満
である時、駆動停止手段により駆動手段を停止させるた
め、定着器の温度が十分下がった状態で、定着器の駆動
が停止され、発熱体の温度制御を行っていない時にも定
着器に悪影響を与えない画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例である画像形成装置を示
す概略図である。
【図2】図2は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用された操作パネルを示す概略図である。
【図3】図3は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用されたパルスモータの制御を示す概略図である。
【図4】図4は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用された露光ランプ系およびズームレンズの駆動を
示す概略図である。
【図5】図5は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用された感光体周辺を示す概略図である。
【図6】図6は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用されたマイクロコンピュータプログラムの基本構
成を示す図である。
【図7】図7は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用されたヒータを示す概略図である。
【図8】図8は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用されたヒータの電気配線を示す概略図である。
【図9】図9は本発明の第1実施例である画像形成装置
に適用されたヒータの分岐端部の通電を各転写紙別に示
す表である。
【図10】図10は本発明の第1実施例である画像形成
装置にある安全装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】図11は本発明の第2実施例である画像形成
装置にある自己診断機能の内容を示す表である。
【図12】図12は本発明の第2実施例である画像形成
装置にある各センサとジャムの種類を示す表である。
【図13】図13は本発明の第2実施例である画像形成
装置にある安全装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】図14は本発明の第3実施例である画像形成
装置にある安全装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 複写装置(画像形成装置) 21 定着ユニット(定着器) 25 駆動モータ(駆動手段) 41 温度検出素子(温度検知手段) 43 ヒータ(発熱体) 50 コントローラ(温度制御手段,駆動停止手段,画
像形成作動検知手段,駆動力伝達制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後路 高広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大木 尚之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を有する定着器と、該定着器の温
    度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段により検
    知された温度に基づいて前記発熱体の温度を所定温度に
    制御する温度制御手段と、画像形成の作動状態を検知す
    る画像形成作動検知手段と、被記録材の移動を行う駆動
    手段と、該駆動手段の駆動を停止させる駆動停止手段
    と、を備えた画像形成装置において、 前記画像形成作動検知手段により画像形成の作動停止を
    検知した後、前記温度制御手段の作動を停止し、前記温
    度検知手段により検知された温度が予め定められた温度
    未満である時、前記駆動停止手段により前記駆動手段を
    停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成作動検知手段により検知さ
    れた画像形成の作動停止の状態に応じて、前記駆動停止
    手段により前記駆動手段を停止させるタイミングを変化
    させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記定着器以外の搬送系に前記駆動手段
    の駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、前記温度制御手
    段の作動停止に伴い前記駆動力伝達手段を制御する駆動
    力伝達制御手段と、を有することを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像形成装置。
JP5348596A 1993-12-27 1993-12-27 画像形成装置 Withdrawn JPH07199719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348596A JPH07199719A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348596A JPH07199719A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199719A true JPH07199719A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18398073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5348596A Withdrawn JPH07199719A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07199719A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198933A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、駆動制御方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198933A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、駆動制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3298982B2 (ja) 画像形成装置
US7122767B2 (en) Method for controlling power supply to fixing roller in image forming apparatus
JPH07199719A (ja) 画像形成装置
JP2000116023A (ja) 画像形成装置の電源の制御装置及び制御方法
JPH0535012A (ja) 画像形成装置
JP3416585B2 (ja) 定着装置
JPH0619346A (ja) 画像形成装置
JPH06202522A (ja) 画像形成装置
JPH07199718A (ja) 画像形成装置
JPH0588586A (ja) 画像形成装置
JP2001109316A (ja) 画像形成装置
JPH0676140A (ja) 部品寿命監視システム
JP2688218B2 (ja) 画像処理装置
JPH06194993A (ja) 画像形成装置及び定着装置
JPH0535149A (ja) 画像形成装置
JPH0527617A (ja) 画像形成装置
JP2637455B2 (ja) 画像読取装置
JPH0623911B2 (ja) 加熱定着装置
JPH11349160A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JPH07191572A (ja) 画像形成装置
JPH01209244A (ja) 複写装置
JPH01205141A (ja) 画像読取装置
JPH08265968A (ja) 電源遮断装置
JPH0643785A (ja) 画像形成装置
JPH048198A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306