JPH03170923A - 画像走査装置 - Google Patents

画像走査装置

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JPH03170923A
JPH03170923A JP2202934A JP20293490A JPH03170923A JP H03170923 A JPH03170923 A JP H03170923A JP 2202934 A JP2202934 A JP 2202934A JP 20293490 A JP20293490 A JP 20293490A JP H03170923 A JPH03170923 A JP H03170923A
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JP
Japan
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motor
pulse
speed
scanning
control
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Pending
Application number
JP2202934A
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English (en)
Inventor
Takeshi Morikawa
武 森川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/522Projection optics
    • G03B27/525Projection optics for slit exposure
    • G03B27/526Projection optics for slit exposure in which the projection optics move
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機やイメージリーグに利用される画像走査
装置に関し、詳しくはモータで往復動される走査系の往
動により、原稿を走査して画像露光を行いまたは画像を
読取る画像走査装置に関するものである。
(従来の技術) 近時複写機やイメージリーダーは益々高速化する中でよ
り小型化された安価なものが要求されている。したがっ
て画像を所定の速度で走査するのに、走査系が所定の走
査速度に達するまでと、走査系が走査を終了した後停止
するまでとの距離および経過時間を短縮することが望ま
れる。また走査系が停止した後ホーム位置に戻るまでの
時間も短縮することが望まれる。従って走査系の駆動モ
ータは急激な加速制御から定速制御に移行し、また逆起
電圧による回生ブレーキおよび逆駆動による強制ブレー
キを利用する急激な減速制御から停止状態を介した急激
な反転加速制御へと移行する必要がある。
そこで本出願人は、モータの所定回転状態をモータの回
転速度に応じて発生されるエンコーダパルスが所定状態
になったかどうかによって判別し、前記所定の制御を達
或するようにした画像走査装置を既に提案している。
(発明が解決しようとする課題) ところがモータの停止に伴いエンコーダが停止する角度
位置は実際上少しづつ位置ずれする。
このためエンコーダの透孔部がそれを検出するフォトセ
ンサの位置に少し掛かって停止していることがある。こ
の場合モータが再駆動される際の立ち上がり初期つまり
急激な加速制御の初期に発生されるエンコーダパルスの
幅は、フォトセンサにエンコーダの透孔部が少し掛かっ
ていることに対応した小さなものとなる。上記従来の判
定ではこれをモータが高速回転しているものと判断して
しまい、その程度によっては所定速度に達していないま
ま定速制御に切換ってしまう。
また定速制御に続く急激な減速制御から停止状態を介し
た急激な反転加速制御への切換えを行うのに、急激な減
速制御においてこれを急激な反転加速制御への切換え時
点ぎりぎりまで積極的に推進することを意図して、モー
タが停止するぎりぎりのときの速度に対応するパルス幅
検出によって、モータの停止を介した急激な反転加速制
御に切換えようとすると、逆起電圧による回生ブレーキ
および逆駆動による強制ブレーキを利用した減速方式上
、前記パルス幅を検出しないままに強制ブレーキ作用の
延長としてモータを反転させてしまうことがある。この
ときエンコーダの透孔部の一部がフォトセンサに少し掛
かってすぐ逆転されあるいは反転後加速されたりするよ
うな場合、検出されるパルスの幅は短いものとなり高速
状態と判別してしまう。
このため減速を強めようと強制ブレーキ作用力を増大さ
せる制御が行われ、モータを暴走させてしまうことがあ
る。
本発明はこれらの点に鑑み、モータの回転速度に応じた
幅で発生されるパルスを利用してモータの実際の回転状
態を的確に判定し、モータによる走査系の動作を適正に
制御することができる画像走査装置を提供することを課
題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような課題を達或するために、モータで
往復動される走査系の往動により原稿を走査して画像露
光を行い、または画像を読取る画像走査装置において、
モータの回転速度に応じた幅のパルスを発生させる手段
を備え、この手段から出力されるパルスの幅が増大して
いる減速時点の次に所定速度以下のパルス幅が検出され
るかパルス幅の減少が検出されるかによって前記モータ
をオフするようにしたことを第lの特徴とするものであ
る。
またモータで往復動される走査系の往動により原稿を走
査して画像露光を行い、または画像を読取る画像走査装
置において、モータの回転速度に応じたパルスを発生さ
せる手段を備え、この手段から出力されるパルスの幅が
減少している加速時点で、所定速度以上のパルス幅が検
出されることによって前記モータの制御を加速から定速
に切換えるようにしたことを第2の特徴とするものであ
る。
(作 用) 第1の特徴では走査系がモータによって往復動され、そ
の往動時に原稿を走査して画像露光か、画像読取りかを
行うことができる。モータが走査系を駆動するときパル
ス発生手段によってモータの回転速度に応じた幅のパル
スが発生され、このパルスの幅が増大している減速時点
であることを条件に、次の所定速度以下のパルス幅が検
出されるか、パルス幅の減少が検出されるかでパルス幅
だけによる場合のような誤判断なくモータが減速制御に
よって所定速度まで減速されたかどうか、あるいは反転
に至ったかどうかを適正に判別することができ、その何
れかが判別されたときモータがオフされ停止されるので
、回生ブレーキおよび強制ブレーキを利用した急激な減
速制御をモータの停止寸前まで積極的に推進して、モー
タの所定時点での停止を短い距離および時間でモータの
暴走を招くようなこともなく確実に達或することができ
る。
第2の特徴では、前記モータの回転速度に応した幅で発
生されるパルスの幅が減少している加速時点であること
を条件に、所定速度以上のパルス幅が検出されることで
、パルス幅だけによる場合のような誤判断なくモークが
加速制御によって所定速度に達したことを適正に判別す
ることができ、この判別があったときモータの制御が加
速から定速に切換えられるので、モータが所定速度に達
するまで急激な加速制御を継続して短い距離および時間
で所定速度まで61!実に加速し、適正に定速制御に移
行することができる。
(実施例) 図に示す本発明の一実施例について説明する。
第1図は複写機の作像部の概略を示している。
原稿台ガラス1とその下の感光ドラム2との間に走査光
学系3が設けられている。走査光学系3はスキャナをな
す第1移動台4上に保持された露光ランプ5と第1ミラ
ー6、および第2移動台8上に保持された第2、第3ミ
ラー9、10、さらに投影レンズ11、第4ミラー12
からなる。
第1移動台4および第2移動台8が移動する部分の両側
に一対の駆動ワイヤ21が張設されている。各駆動ワイ
ヤ21は左右の同径プーIJ22、23間に上方から掛
け渡され、ブーり22例の部分21aはブーり22の下
側に掛け回された上で第2移動台8の端板外面に設けら
れたブーり24に掛け回して折返され、その端部21c
を固定部材25に止着されている。ブーり23例の部分
21dはブ−IJ23の下側に掛け回された上で第2移
動台8の前記プーり24に掛け回して折返され、その端
部21eを固定部材26にテンションバネ27を介し止
着されている。
また各ワイヤ21のプーIJ22側の部分21aのブー
り22とブーり24との間の一部で第1移動台4に止着
されている。28はその止着部を示している。プーり2
3の回転軸29には直流モータ30が減速ギャ31、タ
イ旦ングベルト32を介し連結されている。さらにモー
タ30の回転軸30aにエンコーダ33が連結され、モ
ータ30の回転に応じた幅のパルスを発生する。
モータ30が矢印aの方向に作動されるとワイヤ2lが
矢印bの方向に駆動される。このときワイヤ21に直接
止着されている第1移動台4は矢印Cの方向にワイヤ2
1と同速の1/n( n :複写倍率)の速度で移動さ
れ、原稿台ガラス1上の原稿の画像を複写サイズと倍率
に応じた範囲で走査し、第1〜第4のミラー6、9、1
0、12と投影レンズ11とによって感光ドラム2上に
原稿の画像を順次スリット露光する。この際第2移動台
8はワイヤ21が矢印bの方向に駆動されるときのプー
リ22例の部分21aが短くなっていく分だけプーり2
3例の部分21dが長くなっていく動きによってブーり
24を介し、矢印Cの方向に1/2nの速度で移動され
、走査中走査光学系3の光路長を一定に保つ。
感光ドラム2はそのまわりに図示しないイレーサランプ
、帯電チャージャ、現像器、転写チャージャ、クリーニ
ング装置が配設されており、帯電チャージャによって一
様に帯電された表面に前記露光を受けて静電潜像を形或
する。
この静電潜像は現像器により現像されてトナー像となり
、それに同期して送られてくる転写材上に転写チャージ
ャによって転写される。
転写後の感光ドラム2の表面はクリーニング装置によっ
て残留トナーを除去された後、イレーサランプによって
残留電荷を除去される。
複写倍率の変更は例えば投影レンズ11等を光軸方向に
移動させて共役長を調整することにより行われる。
走査の終了時点でモータ30は逆転される。これにより
ワイヤ21は矢印bと反対の方向に駆動され、第1、第
2移動台4、8は矢印Cと反対の方向に移動され、ホー
ムボジシジンに戻される。
この走査光学系3の動作を制御するのに、モータ30は
第2図に示す駆動回路で駆動し、第3図に示す制御回路
によって制御される。またこの制御のために走査光学系
3がホームポジションにあるかどうかを検出するスイッ
チ34を第1移動台4の移動経路に設けてあり、第1移
動台4がホームポジション位置にあるときスイッチ34
が押動される。
第2図の駆動回路について説明する。モータ30には直
流電源Eが、ブリッジ接続された4つのスイッチングト
ランジスタTr+−Tr4を介し接続されている。トラ
ンジスタTrI 、Tr3はヘース電圧が゛ロー゛のと
きオンし、トランジスタTr2 、Tr.はベース電圧
が″ハイ“のときオンするもので、それらのオン、オフ
の状態の組合せによってモータ30を適宜正転または逆
転、あるいは停止の状態にする。
トランジスタTr.〜Tr4にはそれぞれグイオ一ドD
,〜D4が並列に接続されて逆起電圧が生じたときのバ
イパスを形威している。
入力端子35aは正転信号としての“ハイ ”信号か逆
転信号としての“ロー”信号かが入力されるもので、A
NDゲートANDIの入力側およびトランジスタTr.
のベースに接続されると共に、インバータIを介してA
NDゲートAND zの入力側およびトランジスタTr
+のベースに接続されている。
もう1つの入力端子35bはモータ通電用のパルスdに
よる通電オン信号としての1ハイ ”信号か、通電オフ
信号としての “ロー”信号かが入力されるもので、/
INDゲート・AND ,およびAND2の人力側に接
続されている。ANDゲー1〜AND,の出力側はトラ
ンジスタTr.のベースに、またANDゲートANDZ
の出力側はトランジスタTr4のベースにそれぞれ接続
されている。
各入力端子35a 、35bへの人力信号の組合せによ
る各トランジスタTr.〜Traのオン、オフ状態と、
それによるモータ30のオン、オフ状態およびオン時の
正逆転の別とを示せば下記表1の通りである。
表  1 第3図の制御回路について説明する。この回路は1チッ
プマイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)41を
走査光学系3の制御に専用するものであり、これを複写
機の他の各種の動作を制御する図示しないマイクロコン
ピュータ(以下マスクと称す)によって制御する。
マイコン41はCPLl42 、ROM43 、RAM
44 、人力ボート45、出力ボート46、PWM出力
ポート47、レジスタ48、タイマユニット49、内部
システムクロックfCLK発生するための発振回路50
のそれぞれを備えている。タイマユニット49にはエン
コーダパルスeを第1移動台4の位置情報としてそのま
まカウントするカウンタXFのほか、第1 移動台4の
リターン中エンコーダバルスeの入力を4分周して割込
みを発生させ、その割込みの都度カウンタXFのカウン
トを4つづつカウントさせるための分周回路FCCがあ
りリターン中フルパワーで通電され高速で回転しても、
エンコーダバルスeのエッジが4回検出されるまではカ
ウンタXFはカウントしなくてよいことになり、ソフト
の処理時間は間にあうことになる。なおエンコーダバル
スeはエンコータ33からの出力FGは波形成形回路1
50で矩形波にしてマイコン41に入力される。
入力ボート45にはマスクから撮影倍率の信号MAG 
、走査開始要求の信号SCAMおよび走査光学系3がホ
ームポジションにあるか否かの信号110肝が与えられ
る。信号MAGは複写機において選択される複写倍率を
示しマイコン41ではそれに応じて走査速度が設定され
る。信号SCANは通常は“ロー”で走査開始要求を行
うとき“ハイ”とされる。信号}10MEは走査光学系
3がホームボジシゴンにあるときだけ “ハイ “とさ
れ、それ以外のとき“ ロー”とされる。
出力ボート46からはモータ30の正逆転信号fが出力
され、これが第2図の駆動回路5lの人力端子35aに
入力される。PWM出力ボート47からは発振回路50
で発振されるシステムクロックfCLXを256分周し
た周波数の定速走査制御用のPWMバルス、あるいは走
査系3の定速走査制御までの加速走査制御や定速走査制
御後の減速走査制御、加速リターンおよびその後の減速
リターン制御のために、前記パルスのデューティを10
0%にしておき、エンコーダパルスeのオン、オフ各エ
ッジ(第4図)を基にタイマ設定により行う割込みでオ
フ時間制御したパルスと云ったPWMモータ通電パルス
dが出力され、これが第2図の駆動回路5lの人力端子
35bに人力される。これら人力によってモータ30の
制御が行われる。
この制御は第4図に示すように、走査光学系3が速度0
から目標速度Vに達するまでの加速走査八の状態の制御
と、目標速度Vに達した状態で所定範囲を定速で走査す
る定速走査Bの状態の制御と、定速走査が終了した時点
で走査光学系3を復動させるためにモータ30を一旦速
度0まで減速する減速走査Cの状態およびそれに続いて
モータ30を加速逆転させて走査光学系3を加速復動さ
せる加速リターンD1および復動中の走査光学系が目標
速度v1に達した時点で走査光学系3をその速度vlで
定速リターンさせる定速リターンD2の状態の制御と、
定速リターンD2の状態の走査光学系3をホームポジシ
ョンに停止させるためにブレーキを働かせてモータ30
を速度0まで減速し停止させる第1、第2減速リターン
EI% EXの状態の制御とを行う。
加速走査Aでの制御は、入力端子35aに“ハイ”の信
号が入力され、入力端子35bにはモータ30の回転に
応じて発生されるエンコーダパルスの各オンおよびオフ
エッジから一定のオフ時間t。FFをタイマ設定し、次
のエンーコーダパルスの各オンおよびオフエッジまでを
オン時間tONと設定した通電バルスdが入力される(
第5図(a)). この通電パルスdはエンコーダパルスeのオン、オフ各
エッジによる割込みINT−Eからタイマ設定された内
部割込みINT−Fによって得られる。加速走査(八)
の初期はモータ30の回転が遅くエンコーダパルスeの
間隔が長いので、モータ30のオン時間L。Nがオフ時
間t。FFに対し充分に長く強い通電トルクによってモ
ータ30は強力に加速される。速度が定速走査(B)の
ための目標速度■に近づくに従ってエンコーダバルスe
の間隔が小さくなるのに伴ってオン時間toHのオフ時
間L。FFに対する比率が小さくなっていき、モータ3
0を駆動する加速が徐々に弱くなる。
目標速度■となる第4図F点に達すると、そのときのエ
ンコーダパルスeの間隔から目標速度Vに達したとマイ
コン41で判断される。この判断は現バルスeの幅がそ
の前のパルスeの幅よりも小さくなっていること、つま
り加速中であることと、パルスeの幅が目標速度V以上
に対応する所定幅以下になったこととのAND条件でな
される。したがってモータ30の加速初期でエンコーダ
33の停止していた位置によって発生することがある小
さな幅のパルスがあっても前記加速中の判断がないので
それを所定速度以上と誤判断することは回避され目標速
度■に達したかどうかが正確に判別される。目標速度■
に達したことが判別されると、それに基きモータ30の
制御が定速走査(B)の制御に切換わる。この制御では
PWMパルスをモータ通電バルスdとしてモータ30を
定速制御するが、後に詳しく述べるように目標速度Vに
達したときの通電時の加速度α。、と、非通電時の加速
度α。FFとを算出し、以後この2つをパラメーターと
してI’WMモータ通電パルスdのデューティをエンコ
ーダパルスごとに書き換える(第6図)。
この書換えのタイミングはエンコーダパルスeのオン、
オフ各エッジによる割込みrNT−Hによってのみ得ら
れる(第5図(b))。従ってこの間内部割込みINT
−Fは禁止される。
これによって定速走査(B)が達成され、実効走査終了
位置に達すると減速走査(C)が行われる。この減速走
査(C)では制動力を与えるために入力端子35aは“
ロー”に切換えられ、加速走査(0の場合と同様にモー
タii!l電バルスdによるオフ時間の制御が行われる
(第5図(C))。
入力端子35aが“ロー”で入力端子35bが“ロ”の
状態では、第2図でトランジスタTr,のみがオンして
いる。このとき走査光学系3は走査方向に移動している
ので、この移動によってモータ30の軸30aが回転さ
せられ、モータ30、ダイオードD3、トランジスタT
r.の閉ループで矢印aと反対方向の逆起電圧が発生し
、走査方向aに回転しているモータ30の回転に制動を
与える。これがいわゆる回生ブレーキである。
一方、人力端子35aが”口−”で入力端子35bが“
ハイ ”の状態ではトランジスタTr,とTraがオン
し、直流電源Eの電流は矢印aと逆の方向に流れ、モー
タ30をリターン方向に回転させようとして制動を与え
る。このように走査光学系3の移動方向と反対の方向に
モータ30を駆動して制動を与える場合がいわゆる強制
ブレーキである。
第4図の減速走査(C)の初期ではエンコーダのバルス
eの間隔は設定されたオフ時間よりも短いので回生ブレ
ーキのみが働く。この回生ブレーキによる制動力は比較
的弱く、走査光学系3は徐々に減速される。減速が進ん
でエンコーダバルスeの間隔がオフ時間よりも長くなる
と、回生ブレーキと共に強制ブレーキも働き、強い制動
での減速が行われる。
次にエンコーダパルスeの幅が目標速度V +に対応す
る以上に長くなったとマイコン41が判断したときには
、第4図(D1)の加速リターン処理に入る。このとき
のマイコン4Iの判断は現バルスeの幅が前のバルスe
の幅よりも大きくなっていること、つまり減速中である
ことと、パルスeの幅がモータ30が停止する寸前の速
度に対応した大きさ以上になったかどうか、あるいはモ
ータ30が反転してしまいエンコーダ33の反転位置や
反転後の加速によって短いパルスが生じたかどうかの何
れかが検出されることとのAND条件で判別される。し
たがって減速制御によってモータ30が停止寸前の所定
の減速速度に達するか、あるいは反転してしまった場合
を判別してモータ30をオフし前記短いパルスによる誤
判断に起因するモータ30の暴走なしに次の加速リター
ン(D,)に的確に移行することができる。
加速リターン(D1)は加速走査(A)の場合と同じオ
フ時間制御によって目標速度v1に達するまで行われる
。加速走査(A)と同様目標速度v1に達したとマイコ
ン41が判断したとき定速リターン(D2)に切換えら
れ定速走査(B)と同じ制御で行われる(第5図(d+
 、clz))。
ここで走査光学系3はこれらリターンによってホームポ
ジションに正確に停止されることが望まれる。これを満
足するのに、第1減速リターン(El)の開始時点を走
査光学系3の実際位置の割出しによって決定される。
これについて説明すると、走査開始によりホームスイッ
チがオフした時点からエンコーダパルスeをタイマユニ
ット49のカウンタ×Fによりカウントし続け、走査が
終了する第4図Iの時点からのリターン中はそれまでの
カウント値X。fを減算していくことによってリターン
中の第1移動台4の位置を求める。そして第1減速リタ
ーンE.の開始タイくングはホームスイッチ34からそ
の手前のブレーキ開始所定位置(第4図J)までの距離
に相当するカウント値x,fに達したことによって決定
する。
なおこの際の減算は前述の通りエンコーダパルスeのオ
ン、オフ各エッジが4回検出されると前述の外部割込み
を発生する都度4つづつ行うことでソフト処理に対応し
ている。
カウント値がx.fになると減速走査(C)の場合の初
期状態と同様のオフ時間制御での回生ブレーキによる第
l滅速リターン(E1)を行う。このκ1fはホームス
イッチ34のオンから走査光学系3が停止するまでの移
動距離(エンコーダバルスeのカウント値ではκzr)
に従って1スキャンごとに補正していき次のリターン時
にはx’.fとなる。
第1減速リターン(E1)によって走査光学系3がホー
ムポジション(エンコーダパルスeのカウント値はO)
に達すると減速走査(C)の場合の途中以降の状態と同
様のオフ時間制御での強制ブレーキを行い走査光学系3
を停止させると共に前記したxzfをカウントする。
またリターン制御終了および次の加速走査(A)へ移行
するための走査系の停止検出は、前記した減速走査(C
)から加速リターン(D,)への移行の場合と同様に行
われる。
以上の主な制御をさらに具体的に詳しく説明すると、マ
イコン41のタイマユニット49はそのフリーランカウ
ンタFRCにより発振回路50から入力されるシステム
クロックf CLKの4分周を基準クロックとしてカウ
ントすると共に、エンコーダバルスeのオン、オフ各両
エツジの検出によって外部割込み信号TNT−Eを発生
し、検出時点におけるフリーランカウンタFRCO値を
レジスタ48にキャプチャーしてそのカウント値でエン
コーダパルスeのパルス幅を判定しモータ30の速度検
出情報とする。
なお減速ギャ3lの減速比を1/N、駆動プーリ31a
の径をDとし、モーク30による等倍時の走査速度V,
をタイミングベルト32の速度として見ると、モータ3
0の回転数R。と速度■,の関係は となる。そこで等倍時のエンコーダパルス幅(一周期)
をTSI、モータ30の1回転当りのエンコーダパルス
数をG(例えばG=50) とすると、1 となる。
そしてタイマユニット49は、それに備えるPWMレジ
スタPWMRによってシステムクロックfCLKの25
6分周した周波数で、PWM レジスタPWMRに設定
された値に対応するハイレベルアクティブのパルスを発
生し、出力する。このPWMの分解能は212であり、
パルス幅のデューティPWMdutyは で表される。
さらにタイマユニット49はTMF レジスタTMFR
により、このレジスタTMFRに設定された値をカウン
トすると前述の内部割込み信号INT−Fを発生する。
ここでPWM出力ボート47による定速走査(B)の制
御について述べる。目標速度VにおいてPWMモータ通
電バルスdによりモータ30に通電したときの加速度α
。9と通電を断ったときの加速度α。FFとの差が第6
図のようにΔ■であると、PWMモータ通電バルスdの
一周期中に目標速度■となるためには、PWMモータ通
電パルスdの一周期をT?、このT,に対する通電オン
時間の比率をYとすると、 α。8・Y − T,−△■=α。FF (I  Y)
TP−■が或立する。したがってYは となる。
次に第7図においてK0の時刻でエンコーダの外部割込
みINT−Eが発生した場合を考える。
このとき速度誤差がΔ■であったとすると、次のエンコ
ーダの外部割込みINT−Eが発生する時刻K,までに
目標速度■に達するためには、目標速度■に対応するエ
ンコーダパルスの一周期をTSI とするとK0からK
1に到達するまでの時間はTSI/2であると近似し、
この間のP!IMモータ通電パルスdの数Nは となる。
したがって■式における速度誤差Δ■をN分割した値を
1つのPWMモータ通電パルスdのデューティ調整によ
り補正するとよい。この際のPWMモータ通電バルスd
のオン比率Yは、である。
ここで速度誤差ΔVについて考えると、速度検出はエン
コーダパルスeの幅を外部割込みINT−E間における
フリーランカウンタFRCのカウント数により判別して
行うので、第7図に示すようにK0点における測定パル
ス幅をTMoN,目標パルス幅をTSI とすると、パ
ルス幅がTS4のととなる。同様に速度誤差がΔVであ
るときの速度■。はバルス幅をTMONとして となる。
従って速度誤差ΔVは これにより一H モ−Vatバルスdのオン比 率は■弐から αON+αOFF αOH十αOFF TSI2 となる。
この[相]式の右辺第2項の分母において仲。8ζTS
I と考えると、 PWM モータ通電パルスdのオ ン比率Yは[相]式から αON+αOFF αON+αOFF TSI3 となる。
エンコーダバルスeの幅はCPU 42内部のフリ一ラ
ンカウンタFRC によるカウントで決定され フリ一ランカウンタFJ?C はシステムクaツク fcLκ の4分周を基準クロックとしてカウントするので、 ■弐の右辺第2項の仲。8、 TSI をフ リーランカウンタFI?C のカウント値T?lIO.f TS Ifで表すと、 αON+αOFF αON十αory TSI3 となる。
したがってP問 レジスタ曲MRへの設定{iPWMRoは、 αON+αOFF αON+αOFF ここで■式中の右辺において第1項=CBIAS第2項 PRATE とすると、 PWMR.=CBIAS +PRATE(TMoNf −TSIf) ■ となる。
次に第8図から第10図に示すフローチャートに基き、
本実施例における制御の具体的な流れについて説明する
第8図はマイコン41による制御のメインルーチンを示
している。
電源が投入されてマイコン41にリセットがかかると、
ステップ#1で初期設定が行われる。
これは内部のRAM44 、PWM レジスタPWMR
等をクリアし、PWM出力ボート47の出力状態をオフ
にしてモータ通電信号dを“O”にする。このd=0は
第2図のモータ駆動回路の入力端子35bが“ロー′で
モータ30をオフする状態に対応し、d=1は”ハイ 
”でモータ30をオンする状態に対応する。
初期設定後ステップ#2でホームスイッチ34がオンで
あるかどうか判別される。オンしていると走査光学系3
がホームポジションつまり走査開始位置にあることにな
りステップ#3に進む。ここでは図示しないマスクから
の走査要求信号SCANがあるまで待機する。走査要求
信号SCANが出るとステップ#4で露光ランプ点灯信
号h,をlにセットし、ランプ5が点灯されるようにす
る。次にステップ#5に移行する。ここでは複写倍率信
号MAGによる倍率Mをメモリmに入力し、また複写倍
率に対応した走査速度を制御するためのエンコーダパル
ス幅TSIf等スキャンに必要な種々のパラメータを計
算しRAM44にストアする。
このTSIfの計算は、フリーランカウンタFRCのク
ロックを基準としてカウントするので、となる。
ステップ#5ではまた走査長およびホームスイッチ34
からブレーキ開始時点までの距離を決めるX。fも計算
される。xofはペーパーサイズPSIZEと倍率Mか
ら計算される長さと、予備走査ixflE(ホームスイ
ッチオフから画像先端までノ距離)の和で得られる。こ
こでエンコーダパルスの立上がりから、立下がり、およ
び立下がりから立上がりまでの移動量aは となるので、倍率Mでのパルスカウント値に換算した走
査長X。fは となる。さらにホームスイッチ34からブレーキ開始時
点までの距離を×1とすると、■式からXの距離でのパ
ルスカウント換算値κ1fはとなる。ここでPSIZE
は本実施例では最大通紙サイズとする。ステップ#5で
はさらに加速走査における通電オフ時間T。,Fとして
予め決定されたT。F.を設定しメモリT。FWに人力
しておく。これはINT−Eの割込みルーチンで用いら
れる。
次のステップ#6では正逆転信号rを“l”にする。f
=1は第2図の駆動回路5工の人力端子35aが“ハイ
 ”で正転を行わせる状態に対応しf=oは“ロー″で
逆転を行わせる状態に対応する ステップ#7ではPWMのレジスタP聞Rに4096を
セットする。つまりI’WMモータ通電パルスのデュー
ティを100%にしておいて、PWM出力ボート47を
利用した前記オフ時間制御を行う。ここではまたPWl
1出力ボート47の出力状態をオンにし、つまりd=1
にしてモータ30への通電を開始することも行う。
ステップ#8ではυI込みルーチンで走査中かどうかを
判別するためのフラグFSCANを1にセットする。こ
れは走査中に対応する。またMODE←lとして加速走
査(A)の制御モードにセットする。続くステップ#9
でエンコーダバルスeによる外部割込みINT−Eを可
能にする。
次のステンプ#11では走査初期の加速走査(八)の制
御において走査光学系3がホームスイッチ34から離れ
てホームスイッチ34がオフすることによりステップ#
12に進む。ここでは走査長を測定するカウンタXFの
カウント値xfを0にクリアしておく。これにまりカウ
ンタXFは走査光学系3が実際に走査し始めてからの移
動量をクリア状態からカウントすることになる。
続くステップ#13では計算された走査長だけ走査した
かをカウンタXFのカウント値xfが所定走査長に対応
するX。fに達したかどうかによって判別する。走査が
終了するxf=x。fになるとステップ#14に進んで
露光ランプ点灯信号EXFをOとしランブ5がオフされ
るようにする。次いでステップ#15では正逆転信号f
を“0”にして正転状態での逆転駆動によるブレーキ状
態にする。
次いでステップ#l6でオフ時間制御用のメモリt。F
Fにブレーキ力を決定する予め決められた値T。FF!
をセッ卜すると共にMODEを2にし減速走査(C)の
制御モードにセットする。
これ以降減速走査状態から加速リターン状態への切換え
は外部割込みINT−Hのサブルーチンで行われる。
ステップ#17では減速走査(C)の制御モードにおい
て、モータが停止するか反転に至ったかどうか、つまり
割込みルーチンでMODE=3になったかどうかを判別
し、MODIE=3になるまで待機する。ステンプ#l
7でMODE=3になるとステップ#18に移行する。
これはリターン制御に必要な種々のパラメータを計算し
RAM44にセットするサブルーチンである。例えば複
写倍率Mに対応するマルチコビ一時の露光ランプ5の再
点灯タイミングを与えるための第1移動台4のリターン
中の位置に対応するエンコーダパルスカウント値xmf
 、また第1減速リターン(E,)の開始位置に対応す
るエンコーダパルスカウント値x.f 、さらにリター
ンにおける倍率に対応したリターン速度を制御するため
のTSIFと云ったものを計算する。
x+nfは露光ランプ5の点灯後光量が所定値に達する
までの時間をTE、リターン時の倍率M(リターン中の
速度を倍率MRETの速度と同じと考える。)を阿RE
Tとすると、 となる。
x.fは初期値として走査光学系3の負荷に対応する値
がセットされているが、リターン時のホームスイッチ3
4オン後の第1移動台4の移動量(以下オーバーリター
ン量と称する)によって補正されていく。これら初期の
オーバーリターン量目標値をIχ2fとすると、1走査
サイクル前のオーバーリターン量xzfから次の第1減
速リターン制御の開始タイミングx’,fはx’,f=
x.f + (x.f − 1x.f)  −−−t@
>となる。
この[相]式からマルチコビー中に第1減速リターン制
御の開始タイミングを補正していけば、常に一定のオー
バーリターン量となる。
なおTSIfはステップ#5の場合と同様に計算し、加
速リターン制御におけるオフ時間制御データT。,,を
セッ卜する。
次のステップ#19ではステップ#7と同じ処理を行い
、ステップ#20では前述のフラグFSCANをO(リ
ターン中)にリセットすると共に制御モードをMODE
= 1にする. そしてステップ#21ではxf≦xmfになったかどう
か、つまりマルチコピーにおける露光ランプ5の再点灯
タイミングの位置まで第1移動台4がリターンしてきた
かどうかを判断し、そうであれば次のステップ#22に
移行してスキャン信号SCANが1であれば、つまりマ
ルチコビーの場合であればステップ#23で露光ランプ
点灯信号E。を1にセットして後、SCAM+ 1であ
ればそのままステノブ#24に移行する。
ステップ#24ではxf≦x+fになったかどうか、つ
まり第11速リターンの開始タイミングの位置まで第1
移動台4がリターンしてきたかどうかを判別し、そうで
あればステップ#25で正逆転信号fを1にセントする
と共にステップ#26で第1減速リターン(E1)の制
御におけるオフ時間制御データT。,Fとして非常に長
い時間TOFF3 ( Torr3> > TSTOP
)をメモリtOFFに入力する。そしてステップ#27
で制御モードを問DE=2にする。
続くステップ#31では第1移動台4がホーム位置まで
リターンしてきたかどうかを判断し、そうであればステ
ップ#32でエンコーダバルスカウンタXFをOにクリ
ャして割込みルーチンでxzfを求めるための準備を行
い、ステップ#33で第2減速リターン(E!)の制御
におけるオフ時間制御データT。FFとしてT。,.を
メモリLOFFにセットし強制ブレーキ状態が得られる
ようにする。
次のステップ#34ではステップ#I7の場合と同様に
MODE=3となるのを待ち、MODE=3となるとス
テップ#35に移行してINT−Hの外部割込みを禁止
すると共に、ステップ#36でエンコーダパルスカウン
ト値xfをxzfとしてメモリXにストアし1回の往復
動動作を終える。そして再びステップ#3に戻って上述
と同様の処理を繰返す。
一方、ステップ#2でホームスイッチ34がオフしてい
るときは、つまりl{OME−0であればステップ#4
lに移行して倍率Mを予め定められた低速リターン復帰
倍率にセットすると共に、ステンプ#l8の場合と同様
に倍率Mに対応したTSIFの計算と、オフ時間制御デ
ータT。,fのセットを行う。ただしここではκ, f
 , x,fの計算は行わない。さらにステップ#42
では正逆転信号『をOとし、ステップ#43でステップ
#7と、またステソブ#44、#45でステップ#20
、#9とそれぞれ同様の処理を行う。そして次のステノ
ブ#51でホームスイッチ34がオンとなれば、つまり
HOME= 1となればステンプ#52〜#56の処理
を行ってステップ#3に移行し、上述と同様の処理を行
う。
次に第9図に示すエンコーダバルスdによる外部割込み
TXT−Hのサブルーチンについて説明する。これはエ
ンコーダバルスeのオンエノジおよびオフエッジの両エ
ッジで発生するようにしており、割込み許可“INT−
E可2がセットされているときのみ発生し、割込み禁止
“INT−E不可”がセットされているときは発生しな
い。
先ず割込みTNT−Eが発生すると、ステップ#60で
2つ前のパルス幅としてTcにストアされていたものを
、前記した加速状態の判定のためにTsにストアしてお
き、ステップ#61で1つ前のパルス幅としてTiをT
cにストアする。次いで現在の時刻信号となるフリーラ
ンカウンタFRCの内容TaをRAM44の所定の位置
のメモリtaにストアする。次いでステップ#63でメ
モリtaの内容Taから1つ前のエンコーダ割込み時刻
Tbを減算した値Ta−Tb=Tiを測定パルス幅メモ
リtiにストアずる。
続くステップ#64では次の割込みにおけるパルス幅を
測定するためにTaをメモリtbにストアする。
さらにステップ#70ではモードの判断を行い定速制御
モード( MODE= O )であればステップ#71
に進み、加速制御モード(MODEI)であればステッ
プ#80から#81に進む。また減速制御モード(MO
DE2)であればステップ#90へ進む。間DE=Oで
あるとステップ#71で上述の式[相]に従い定速制御
におけるPWMレジスタ設定値の計算を行い、PWM 
レジスタPWMRにセットする。次のステップ#72で
はホームスイッチ34がオンしているかどうかの判断を
行い、第1移動台4がホーム位置になければステップ#
73でFSCAN = 1であるかどうかを判別する。
走査中であるとステップ#76でバルスカウンタXFの
カウント値xfをインクリメントし、リターン中であれ
ばステップ#75でパルスカウンタχFのカウント値x
fをデクリメントする。そしてステップ#77で割込み
ルーチンからメインルーチンにリターンする。なおステ
ップ#72で第1移動台4がホーム位置にあればステッ
プ#74に移行しモードがMODE= 2であればつま
り減速モードであればステップ#76の処理を行い、そ
うでなければそのままリターンする。
ステップ#80でMODE= 1であると、ステップ#
 80aにて前回のパルス幅と前々回のパルス幅とを比
較して、Tc < Tsであるかどうか、つまり加速状
態であるかどうかを判別する。加速状態であるときのみ
、ステップ#81に移行しエンコーダパルスeの幅Ti
がTi≦TSIFであるかどうか、つまり測定されたエ
ンコーダパルスeの幅Ttが目標となるパルス幅(所定
速度以上に対応するパルス幅)以下かどうかを判別する
。そうであればステップ#82で内部タイマによる割込
みINT−Fを禁止する”INT−F不可”とし、ステ
ップ#83でMODEをOとして定速制御モードに切換
えてステップ#72以降に移る。
ステップ#8lでTi≦TSIfでなければステップ#
84に移行してPWM レジスタPWMRに4096を
セットしてPWMモータ通電バルスdのデューティを1
00%とすると共に、PWM出力ボート47の出力をオ
フすることによってオフ時間制御の準備を開始するまで
のタイマ値T。FWをタイマユニット4つのタイマFレ
ジスタTMFRにセットし、次のステップ#86で内部
タイマの割込みTNT−Fを可としてステップ#72に
移行し以降前述の場合と同様の処理を行う。
ステップ#80でMODE=1でなければ、MODE=
2であってステップ#90に移行する。ここではTi>
Tcであるかどうか、つまり減速中であるかどうかの判
断を行い、減速中(現時刻での測定されたエンコーダパ
ルスeの幅が前回のそれより長くなった)であればステ
ップ#91でTi≦T3τoPであるかどうか、つまり
モータ30が停止とみなされる状態になったかどうかの
判別を行い、そうであればステップ#92へ移行する。
ステップ#90で加速中である場合はモータ30の回転
方向が反転したと判断してそのままステップ#92へ移
行する。またステップ#91でTi≧rstopでなけ
ればステップ#84に移行して減速制御におけるオフ時
間制御を続行する。
ステップ#92では第2′$i速リターン制御の終了と
してIIJ御モータをMODE= 3にセットする。
これはメインルーチンでのモータ30の停止の判断に用
いる. 続くステップ#93では内部タイマ割込みTNTFを禁
止する“INT−F不可”をセットし、ステップ#94
でPWMレジスタPWMRをOにクリャすると共にPW
M出力ボート47をオフ状態にしてステップ#77に至
りメインルーチンへリターンする。
最後に第10図は内部タイマTMFによる内部割込みI
NT−Fサブルーチンを示すものであり、割込み許可”
INT−F可”が設定されている状態でTMFレジスタ
TMFRに設定されたカウント値だけ基準クロックをカ
ウントしたときに発生し、ステップ#100でPWM出
力ボート47をオフ状態からオン状態に切換えた後メイ
ンルーチンに復帰する.(発明の効果) 本発明の第1の特徴によれば、モータが走査系を駆動す
るときパルス発生手段によってモータの回転速度に応じ
た幅で発生されるパルスの幅が増大している減速時点で
あることを条件に、次の所定速度以下のパルス幅が検出
されるか、パルス幅の減少が検出されるかでパルス幅だ
けによる場合のような誤判断なくモータが減速制御によ
って所定速度まで減速されたかどうか、あるいは反転に
至ったかどうかを適正に判別し、その何れかが判別され
たときモータがオフされ停止されるので、回生ブレーキ
および強制ブレーキを利用した急激な減速制御をモータ
の停止寸前まで積極的に推進して、モータの所定時点で
の停止を短い距離および時間でモータの暴走を招くよう
なこともなく確実に達成することができ、画像走査装置
の高速化、小型化が誤動作なく実現する。
また第2の特徴によれば、前記モータの回転速度に応じ
た幅で発生されるパルスの幅が減少している加速時点で
あることを条件に、所定速度以上のパルス幅が検出され
て、パルス幅だけによる場合のような誤判断なくモータ
が加速制御によって所定速度に達したことを適正に判別
し、この判別があったときモータの制御が加速から定速
に切換えられるので、モータが所定速度に達するまで急
激な加速制御を継続して短い距離および時間で所定速度
まで確実に加速し、適正に定速制御に移行することがで
き、この面でも画像走査装置の高速化、小型化が誤動作
なく実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を光学移動型の複写機に適用した場合の
一実施例を示す作像部の斜視図、第2図は走査光学系の
駆動モータの駆動回路図、第3図は駆動回路を制御する
制御回路図、第4図は走査用の第1移動台の速度線図と
それに対応するホームスイッチのタイムチャートおよび
エンコーダパルスのカウント変化線図、第5図は第l移
動台の往復動時における各種制御時点でのエンコーダパ
ルスとそれに基く通電信号とを示す線図、第6図、第7
図はPWMモータ通電パルスの一周期におけるデューテ
ィの設定手法を説明する線図、第8図は走査系制御用の
マイコンによる制御のメインルーチンを示すフローチャ
ート、第9図は外部割込みINT −Hのサブルーチン
を示すフローチャート、第10図は内部割込みINT−
Fのサブルーチンを示すフローチャ−トである。 走査光学系 モータ エンコーダ マイコン 駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータで往復動される走査系の往動により原稿を
    走査して画像露光を行い、または画像を読取る画像走査
    装置において、 モータの回転速度に応じた幅のパルスを発生させる手段
    を備え、この手段から出力されるパルスの幅が増大して
    いる減速時点の次に所定速度以下のパルス幅が検出され
    るかパルス幅の減少が検出されるかによって前記モータ
    をオフするようにしたことを特徴とする画像走査装置。
  2. (2)モータで往復動される走査系の往動により原稿を
    走査して画像露光を行い、または画像を読取る画像走査
    装置において、 モータの回転速度に応じたパルスを発生させる手段を備
    え、この手段から出力されるパルスの幅が減少している
    加速時点で、所定速度以上のパルス幅が検出されること
    によって前記モータの制御を加速から定速に切換えるよ
    うにしたことを特徴とする画像走査装置。
JP2202934A 1989-08-18 1990-07-30 画像走査装置 Pending JPH03170923A (ja)

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