JPH037781A - インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドの表面処理方法、及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドの表面処理方法、及びインクジェット記録装置

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JPH037781A
JPH037781A JP2062842A JP6284290A JPH037781A JP H037781 A JPH037781 A JP H037781A JP 2062842 A JP2062842 A JP 2062842A JP 6284290 A JP6284290 A JP 6284290A JP H037781 A JPH037781 A JP H037781A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、撥インク処理に用いられる新規な1.4−又
は1,3−ビス(ヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼ
ン誘導体或いは2,2−ビスフェニルヘキサフルオロプ
ロパン誘導体、かかる化合物を含む撥インク処理剤、か
かる撥インク処理剤をインク吐出口端面に被覆したイン
クジェット記録ヘッド及びかかるヘッドを備えたインク
ジェット記録装置に関する。
(従来の技術) 近年コンピュータの普及に伴い各種の応用機器の開発が
盛んに行われている。特に複写機、ファクシミリ、ワー
ドプロセッサ、その他所謂パーソナルコンピュータ等の
オフィスオートメーション用の事務機器の開発及び普及
には著しいものがある。
これらの事務機器においては、処理されたデータ或は文
章等の出力用機器としての所謂プリンタが必須の装置で
ある。
従来、この様なプリンタとしては、ワイヤドツトプリン
タ等のインパクト方式のプリンタや静電複写方式を用い
たレーザービームプリンタ、熱転写プリンタ等のノンイ
ンパクト方式のプリンタが用いられているが、インクジ
ェット記録方式によるプリンタも近年その優れた特徴が
注目されて各種の方式の開発が進められている。
プリンタによる印字や画像が美しく精細であることが望
ましいことは云うまでもないことで、これらのプリンタ
技術の目標とするところもここにあるが、その為の1つ
の手段としてはインク吐出ノズルを小さく且つ密接して
配置することが考えられる。その為に所謂マイクロリソ
グラフィーの技術を用いた微細加工方式を用いて多数の
吐出口を密接して製作する方法が知られている。
第7図にこの様な方法により製造された従来のインクジ
ェット記録ヘッドの構成例を示す。第7図において71
は、例えば、シリコンウェハ等で形成された第一の基板
、72は、例えば、SiO□等により第一の基板71の
表面に形成された層である。73はリソグラフィ等の手
法で形成されたノズル壁、74は、例えば、ガラス板で
形成した第二の基板、75は第二の基板74をノズル壁
73の上部に接着する為の接着層、76はノズルのイン
ク吐出口である。この様な記録ヘッドは、例えば、ノズ
ル壁73を高さ25μm、幅2OL1mの寸法とし、吐
出ロアロがノズル壁73と同じ寸法となる様に極めて精
細に加工されている。
第8図(A)及び(B)は第7図示のインクジェット記
録ヘッドの側断面を示し、インク87が吐出されてイン
ク滴88を形成する状態の2例を示している。ここで第
8図(A)はノズル端面89がインクに濡れることな(
インク滴が真直に吐出される状態、第8図(B)はノズ
ル端面89の一部が吐出前にインクに濡らされている為
に、曲がった方向にインク滴が吐出されようとしている
状態である。
吐出口端面89は、インク吐出時にインクが濡れ拡がる
場合の他、キャリッジにインクジェット記録ヘッドを搭
載して記録を行う形態の装置では、ヘッドが印字を行い
ながら機械的に移動させられる際又はキャリッジが記録
媒体の端部に達して復帰動作を行うとき等に起きる機械
的振動等によって、ノズル内のインク87がノズル先端
から外側に、即ちノズル先端の端面89へ溢れ出てそこ
を濡らす場合がある。
この様に溢れ出て端面89を濡らすインクが吐出口に再
び戻ってくる場合や、吐出口周辺を均一に濡らす場合に
は、吐出口インク滴88の吐出方向は第8図(A)に示
す様に真直になり、吐出状態即ち記録状態が安定する。
しかしながら、従来のインクジェット記録ヘッドでは、
第二の基板74と接着層75との濡れ性の相違により、
ノズル端面89が不均一に濡らされたり或は第8図に示
す様に、−旦濡れた後にインク端面89に不均一なイン
クの残留状態が生じ、従って第8図(B)の様に不安定
な吐出状態が生じることになる。
即ち、吐出口端面の濡れと端面の表面状態とは強い関係
にあり、吐出口端面の表面状態が適切でない場合には、
不安定な吐出状態が生じることになり、従って良好な記
録状態を維持出来ず記録品1 2 位が低下することになる。
このことは、第7図示の構成のインクジェット記録ヘッ
ドのみならず、一般にインク吐出ノズルを小さく形成し
高速度且つ高周波数でインク吐出を行う様にしたインク
ジェット記録ヘッドにおいても前輪生じ得る問題点であ
るが、特に第7図示のインクジェット記録ヘッドの如(
インク吐出口が密接して設けられている場合には、濡れ
は互いに隣接した吐出口周辺で起こるので、濡れが隣接
する吐出口同士で連結してしまい、その影響は益々大き
くなる。その結果、記録された文字が歪んだり画像に乱
れが起こる等、記録品位や画質に一層著しい悪影響を与
えることになるので、吐出口端面ば一層厳格に管理され
る必要がある。
従来よりインクジェット記録ヘッドのインク吐出安定性
の保持の為に、ヘッド表面の表面処理である撥インク処
理を行うことが種々提案されている。
その1例として特開昭63−122560号公報に記載
の様に、吐出口内部に除去可能な固形物を充填し、弾性
体の表面に撥インク処理剤の薄層を形成し、この薄層を
記録ヘッドの吐出口周縁部の面に転写する方法や、特開
昭63−122557号公報に記載の様に、吐出口から
気体を噴射させつつ、当該吐出口を有する記録ヘッド端
面な撥インク処理剤に漬けるといった方法が提案されて
いる。
この様な提案の内では、使用されている撥インク処理の
効果を高める為に、弗素元素を多く有する物質を用いて
いることが多い(特開昭63−122550号、特開昭
63−122557号、特開昭63−122559号、
特開昭63−122560号公報等参照)。
例えば、吐出口端面を撥液性にする処理剤としては、特
開昭56−89569号公報には、ウンデカフルオロペ
ンチルトリメトキシシラン、トリデカフルオロへキシル
トリメトキシシラン、パーフルオロドデシルトリメトキ
シシラン、1,1゜1.2.2−テトラフルオロエチル
トリクロロシラン、ペンタフル才口フェニルジメチルク
ロロシラン、2,2,3.3−テトラフルオロシクロブ
チル等を使用することが開示されている。
更に、パーフロロアルキルシリコーン系撥インク処理剤
であるKP801  (信越化学製、商品名)や光硬化
型弗素系液状樹脂、例えば、デイフェンサ(D I C
社製、商品名)等をグイフロン等で希釈したものを、シ
リコーンゴム等の弾性支持体に薄膜塗布し、溶剤が蒸発
した後に記録ヘッド表面に転写し撥インク膜を形成して
いた。
一方、インクジェット記録装置においては、インクや記
録媒体に含まれる水分が蒸発して記録ヘッドの雰囲気が
高温になり、記録ヘッド及び雰囲気における温度等の条
件次第でインク吐出面に結露を生じることがある。
又、吐出インクの記録媒体からのはね返りによって、イ
ンク吐出面に濡れを生じさせることもある。
上述した結露や濡れどいつだ現象は、記録画像の記録媒
体への定着を促進する為定着ヒータを用いる場合や、記
録画像のドツトデユーティ−が高い場合により顕著にな
る。
この様に、吐出面に結露や濡れが生じた場合、吐出面は
不均一に水滴等が付着した状態となり、これらの付着し
た水滴等はインクが吐出口から吐出されるときに不均一
に吐出インクを引っ張る。
これにより、インクの吐出方向や吐出速度、又、インク
滴径にばらつきを生じ、記録品位の低下をもたらすこと
になる。又、吐出面の濡れによって紙粉、塵埃等が付着
し易くなり、これらがインクの吐出方向等に悪影響を及
ぼしたり、吐出口に目詰りを生じさせたりして記録品位
低下の原因となることもある。
これに対する処理として、吐出面を所定のタイミングで
ワイピングし、結露、濡れ等を取り除くことが従来より
行われてきた。
例えば、ワイピング手段としてシリコンゴム等の弾性部
材よりなるブレードを用い、このブレードが記録ヘッド
の移動に伴って吐出口面と係合し、結露、濡れ等の水分
或は塵埃等を拭き取る。
5 6 (発明が解決しようとしている問題点)従来のフロロシ
リコーン系撥インク処理剤は撥インク効果は優れている
ものの、膜自身の強度、特にワイピング動作に伴う外部
からの摩耗力に対し弱い傾向にあった。これらの傾向は
−CaF + 7等に代表される長い脂肪族の鎖を持つ
物質を使用していることに主原因があった。
又、ヘッドを比較的高温(40〜50℃)に保持した状
態で印字を行っている時には、ワイパーによって撥イン
ク処理剤が摩耗し、著しく劣化することもわかった。
従って、本発明の目的は、上記撥インク処理剤の耐摩耗
強度を増すと同時に、撥インク処理効果を低下させない
撥インク処理剤に用いる新規な化合物及びこれを含む撥
インク処理剤を提供することである。
具体的には、ヘッド表面に付着したゴミやインクを取り
除く為に設けられた、ゴム等の弾性体のワイパー動作に
よる撥インク処理膜の傷付きや摩耗を防止することを目
的とする。
又、更には熱による撥インク処理剤の軟化によって強度
の著しい低下及び摩耗促進を防ぐ為、撥インク処理剤の
ガラス転移温度(Tg)を上昇させることも目的として
いる。
又、本発明の目的は、インクの吐出面に対してワイピン
グ動作を行ったとしても、常時安定したインク吐出を可
能とするインクジェット記録ヘッド及びこれを備えたイ
ンクジェット記録装置を提供することにある。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、下記一般式(I)又は(II)で表さ
れる1、4−又は1,3−ビス(ヘキサフルオロイソプ
ロピル)ベンゼン誘導体或いは2゜2−ビスフェニルヘ
キサフルオロプロパン誘導体、 (式中、XはH2C−CH−CH2−0−又は\。/ Yは水素原子又はメチル基を表し、m、nはO又はlを
表すが、mがOのときはnもOである。)上記一般式(
I)又は(II )で表される1゜4−又は1,3−ビ
ス(ヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼン誘導体或い
は2,2−ビスフェニルヘキサフルオロプロパン誘導体
を含むことを特徴とする撥インク処理剤、 インク吐出口を含む端面に、上記一般式(I)又は(I
I)で表される1、4−又は1,3−ビス(ヘキサフル
オロイソプロピル)ベンゼン誘導体或いは2,2−ビス
フェニルヘキサフルオロプロパン誘導体を含む重合物を
被覆してなることを特徴とするインクジェット記録ヘッ
ド、及びインク吐出口を含む端面に、上記一般式(I)
又は(II )で表される1、4−又は1,3−ビス(
ヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼン誘導体或いは2
.2−ビスフェニルヘキサフルオロプロパン誘導体を含
む重合物を被覆してなる記録ヘッドを備えたことを特徴
とするインクジェット記録装置である。
(作  用) 撥インク処理剤として前記一般式(I)又は(II)で
表される化合物を用いることによって、撥インク処理膜
の撥インク効果を低下させることなく、耐摩耗強度を飛
躍的に向上させることが出来る。
(好ましい実施態様) 本発明では、撥インク処理剤に用いる化合物として、前
記一般式で表される如く、その構造中に少なくとも1個
のベンゼン環と6個以上の弗素原子を含有し、且つ2個
以上の(メタ)アクリロイル基又はグリシジル基を有す
る化合物を用いる。
上記本発明の化合物は、撥インク性が優れ且つ9 0 分子構造的に剛直な2官能化合物を原料とし、これに(
メタ)アクリロイル基又はグリシジル基を付加させて紫
外線反応型や熱硬化反応型としたものである。
撥インク性が優れ且つ分子構造的に剛直な原料である2
官能化合物の好ましい具体例としては、下記構造のもの
が挙げられる。
[2、2−bis (4−hydroxyphenyl
 )hexafluoropropane]例えば、上
記原料(A)又は(C)に(メタ)アクリル酸又はその
酸クロリド等の官能誘導体を反応させることによって、
次の様な紫外線反応型の撥インク処理剤とすることが出
来る。
(1,3−B15(2−hydroxy hexafl
uoro 1sopropyl)benzene) (1,4−B15(2−hydroxy hexafl
uoro 1sopropyl)benzene) 又、原料(A)又は(C)にエピクロルヒドリンを反応
させれば、下記の様な熱硬化反応型の物質とすることが
出来る。
[2、2−bis (4−carboxyphenyl
) hexafluoropropanel又、原料(
A)〜(C)にグリシジル(メタ)アクリレートを反応
させることにより、 ■ H ■ H ■ H ■ (Y 、 H又はメチル基) 上記化合物の具体的な合成例を以下に示す。
1.3−ビス(2−ヒドロキシヘキサフルオロイソプロ
ピル)ベンゼンの82g (0,2モル)を溶剤として
のヘキサフルオロキシレン300mf2.に反応フラス
コ中にて溶解し、60℃に昇温する。反応フラスコを撹
拌しながら滴下ロートからアクリル酸クロリドの45.
2g (0,5モル)をゆっくりと滴下した。反応を6
0℃にて3時間行い、室温に冷却後、反応液を苛性ソー
ダにてp)(=12に設定した2000mffの水溶液
中に投入し激しく撹拌した。次いで2相に分離した溶液
からヘキサフルオロキシレンの相を分離し、純水と数度
混合と分離を繰り返し、生成した塩化ナトリウム及び未
反応のアクリル酸を水相に排除する、その後へキサフル
オロキシレンを減圧蒸留し、1,3−ビス(2−ヒドロ
キシへキサフル第3 4 0イソプロピル)ベンゼンのアクリル酸エステル化物(
A−1)を得た。
2.2−ビス(4−カルボキシフェニル)ヘキサフルオ
ロプロパンの196g (0,5モル)をトルエン50
0gに混合し、トリエタノールアミン1.8gを触媒と
して加え、常温にて静かに撹拌しながら、142 g 
’(1モル)のグリシジルメタクリレートを1時間で滴
下させる。次いで温度を65℃に上げ、更に3時間反応
を行う。反応終了後トルエンを減圧除去して2,2−ビ
ス(4カルボキシフエニル)ヘキサフルオロプロパンと
グリシジルメタクリレートとの反応物(B−1)を得た
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオ
ロプロパン336g (1モル)とエピクロルヒドリン
833g (9モル)を反応フラスコに入れ、撹拌しな
がらこの溶液を120℃に加熱還流させる。これに40
重量%の苛性ソーダ水溶液203g (2モル)を3時
間で滴下する。滴下は温度99℃〜119℃の範囲で行
った。反応中に蒸留された水とエピクロルヒドリンのう
ち、エピクロルヒドリンだけを反応容器に戻す。苛性ソ
ーダの滴下後、過剰のエピクロルヒドリンを減圧下で回
収した後、トルエン100100Oを加え、10100
Oの水で3回水洗して生成した塩化ナトリウム及び残存
するアルカリを除去する。
最後に減圧下でトルエンを蒸発除去する。以上の様にし
て2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフル
オロプロパンとエピクロルヒドリンとの反応生成物(C
−2)を得た。
これらの化合物は単独で用いた場合には、硬い撥インク
処理剤の膜が形成され、又、特開昭63−122550
号、特開昭63−122557号、特開昭63−122
559号及び特開昭63−122560号公報の各発明
に用いられている物質や従来から同種製品で広く用いら
れている一CsF+7タイプのパーフルオロアルキル基
を分子中に含有する撥インク処理剤と混合して用いるこ
とも可能で、混合して用いた場合にも撥インク性の効果
は保持され、従来の撥水処理剤を単独で用いたときに比
べ、膜の強度は大幅に改良される為、前記本発明の目的
を満足に達成することが出来る。即ち、混合して使用す
ることによって、混合物からなる撥インク膜のTgの上
昇と耐摩耗強度を従来のものの5倍以上にすることが可
能になった。
本発明の撥インク処理剤として、撥インク能と耐摩耗性
の点でより好ましい態様は、前記一般式(I)又は(I
I)で表される誘導体と該誘導体と重合可能な常温で液
状の化合物とを併用してなるものである。
かかる重合可能な液状化合物の例としては、液状のエポ
キシ化合物又は液状のアクリル化合物が挙げられる。
本発明において、併用する具体的な組み合わせの態様と
しては、 (1)下記一般式(II又は(IV)で表される、分子
鎖末端にエポキシ基を有する化合物と、液状のエポキシ
化合物、 (2)下記一般式(V)又は(vr)で表される、分子
鎖末端にアクリロイル基を有する化合物と、液状のアク
リル化合物が挙げられる。
 7 8 (式中、X2は Yは水素原子又はメチル基を表し、m、nは0又は1を
表すが、mが0のときはnもOである。)前記した液状
のエポキシ化合物又は液状のアクリル化合物としては、
弗素原子を含まない物が、弗素原子を含むものに比べて
ヘッド面との密着性、成膜性及び耐摩耗性に優れている
為、本発明にとってとりわけ好ましい物である。
好ましい液状のエポキシ化合物としては液状のビスフェ
ノール型エポキシ樹脂、例えば、エピコート825.8
27.828.834.807(以上油化シェルエポキ
シ■製);液状フェノールノボラック型エポキシ樹脂、
例えば、エピコート152.154;環状脂肪族エポキ
シ樹脂、例えば、セロキサイド2000.3000 (
以上ダイセル化学■製) 、 CYRACUREUVR
6110,6200(以上ユニオンカーバイド■製);
フェニQL。
グリシジルエーテルに代表されるエポキシ反応性希釈剤
等が挙げられる。
又、液状のアクリル化合物としては、特開平1−290
438号公報等に開示されている、末端にアクリロイル
基を有する多官能液状アクリルオリゴマーであり、紫外
線硬化樹脂として知られている常温で液状の物質が選択
され、具体的には以下のものが例示される。
(1)多価アルコールに(メタ)アクリル酸が2個以上
付加した多価アクリレート。
多価アルコールとしてはエチレングリコール、1.6−
ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスリトール等が挙げられる
(2)多価アルコールと多塩基酸とから得られるポリエ
ステルポリオールに(メタ)アクリル酸が2個以上付加
したポリエステルアクリレート。
多価アルコールとしてはエチレングリコール、14−ブ
タンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ジエチレン
グリコール、トリメチロールプロパン、ジプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリト
ール等、多塩基酸としては、フクル酸、アジピン酸、マ
レイン酸、トリメリット酸、イタコン酸、こはく酸、テ
レフタル酸、アルケニルこはく酸が挙げられる。
(3)エポキシ樹脂のエポキシ基を(メタ)アクリル酸
でエステル化し官能基をアクリロイル基としたエポキシ
アクリレート。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノールへ−エビクロル
ヒドリン型、フェノールノボラック−エビクロルヒドリ
ン型、脂環型樹脂等が塞げられる。
(4)多価インシアネートにヒドロキシ(メタ)アクリ
レートを反応させて得られるポリウレタンアクリレート
多価イソシアネートとしては、分子中央部がポリエステ
ル、ポリエーテル等の構造を有し両端にイソシアネート
基を配置したもの等が挙げられる。
(5)その他として ポリエーテルアクリレート、メラミンアクリレート、ア
ルキドアクリレート、イソシアヌレートアクリレート、
シリコンアクリレート等が挙げられる。
以上のもののうち具体的な化合物を例示すると以下の如
くである。
−1 CH,=C(R,)COO−(CH,)l、−00CG
 (R3)=Cl(2(n:1−10の整数) −2 C1(2=C(R,1C00−(CH2G)120)I
l−COC(R1)=CH2(nJ−10の整数) −3 CH2=C(Ra)COO−[C)I (CH,)CH
20] 、−COC(R3)=CH2(n=l−1Oの
整数) 1 2 −4 CH,=C(R,)CH2CH2CH(OH) CH,
0COC(R,)=CH!X=−COC(Rs)”CH
i (n、x・1−1Oの整数) (n、X;1−10の整数) X=−COC(R−)”CHi −7 CH。
X=−COC(R3)”CH2 X=−COC(R8)=CH。
−9 −13 [CHz=C(R3)COOCHz] 3−CCH20
H−14 [CH2=C(R,1COOCH2] 3.−CCH2
CH3−15 [CI(2=c(Rs)COOCHzCH20] 3−
P=OD−160 1 X−N=へN−X 1 腎 X=−CH2CH200CC(R3)”CI(2D−1
7 [CH2=C(R,)COOCH2] 、−C(但しR
3は水素原子又はメチル基である。)以上の如き弗素原
子を含有しない液状のエポキシ化合物又は液状のアクリ
ル化合物は、本発明の化合物と併用した場合、相溶性が
良好である為、分離や析出を生じることがない。
本発明の化合物と該化合物と重合可能な液状化合物を併
用する場合、本発明の化合物は液状化合物の30重量%
以上、好ましくは50重量%以上含有させて用いられる
。この量が30重量%未満であると撥インク性が低下す
る。
本発明の撥インク処理剤の使用方法は以下の通りである
分子鎖末端にエポキシ基を持つ化合物(■旧又は(rv
)の場合、かかる化合物を(或いはかかる化合物と液状
のエポキシ化合物を)エポキシ硬化剤と混合し、塗布溶
剤にて希釈してヘッド端面に塗布し、熱硬化処理を行う
。或いは熱硬化触媒、光硬化触媒だけと混合し塗布溶剤
にて希釈し、ノズル表面に塗布し、しかる後に熱或は紫
外線等の活性エネルギー線にて硬化処理する。ここでエ
ポキシ硬化剤とは、従来公知の芳香族酸無水物、脂肪族
アミンを指し、熱硬化触媒とはイミダゾール類、芳香族
アミン類、ニトリル類を指し、光硬化触媒とは活性エネ
ルギー線を受けてルイス酸を発生する芳香族ハロニウム
塩類を指す。
又、分子鎖末端にアクリロイル基を持つ化合物(V)又
は(Vl)の場合、かかる化合物(或いはかかる化合物
と液状のアクリル化合物を)光硬化触媒と混合して塗布
溶剤にて希釈してヘッド端面に塗布し、紫外線等の活性
エネルギー線にて硬化処理を行う。ここで光硬化触媒と
は、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノン類
、アントラキノン類、アセトフェノン類及びその他の芳
香族ケトン類等、活性エネルギー線の作用でラジカルを
発生させることが出来る化合物を指す。本発明の化合物
に対して、相互に溶解性のよいもの、常温で液状のもの
が好ましく、それらの具体例としては、ベンゾフェノン
、ヒドロキシシクロヘキ 5 6 シルフェニルケトン(イルガキュア184、チバ・ガイ
ギー社の製品)、1−(4−イソプロピルフェニル)−
2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン(グロ
キュア1116、メルク社製);2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(ダロキュ
ア1173、メルク社製)等である。
(実施例) 次に実施例及び比較例により本発明を更に具体的に説明
する。
第1図は本発明の処理剤を適用したインクジェット記録
ヘッドの1例を説明する図である。
図中の1は撥インク処理が為されたヘッドであり、2は
インクを吐出するオリフィス、3はヘッド表面に転写等
の手段によって被覆した撥インク処理剤からなる薄層で
あり、4はヘッドを構成する基板でガラスやシリコン等
で形成されている。
この基板4の上にはインクを吐出する為の吐出発生素子
であるヒーターや配線がスパッタリング等でパターニン
グされている。
5はノズルを形成する樹脂壁で、感光性樹脂を露光現像
することによって所定の形状に作られたものである。
6はガラス板であり、前記ノズル壁5に貼り合せである
。このガラス板6にはインク供給をスムーズに行える為
の共通インク室7が設けられている。
8はフィルターであり、図示しないインク供給部材と結
合し、インクをヘッドに供給する部分である。
第2図は、撥インク処理を行う前のヘッドの様子を説明
する図であり、同記号は第1図と同じ名称を示す。
又、第3図は本発明において撥インク処理剤を使用する
方法の1例である転写法を説明する図である。
20は支持体(転写板)で、弾性体であるシリコーンゴ
ム板である。この上面に撥インク処理剤からなる薄層3
が形成されている。ヘッド1を上方より前記支持体20
に一定の荷重をかけ、押圧した後に再度上方に戻すこと
により薄層3がヘッド1の表面に転写される。かかる薄
層の厚さとしては0.05gm 〜5+tm、好ましく
は0. 1μm〜3μmの範囲が好適である。
第4図は第3図の工程が終了した後に、ヘッド1を上方
に上げた時の様子を示すものであり、支持体20の表面
に塗布された撥インク処理剤からなる薄層3はヘッド端
面に転写され、オリフィス20部分には荷重が加わらな
い為薄層3は転写されていない。この様な手段で処理さ
れたヘッドにおいて、以下の例で薄層の耐久性や熱によ
る軟化性について種々試験を行った。
実施例1 先ず、第2図に示したヘッドを作成し、吐出口周縁部が
洗浄される様に、MEK (メチル・エチル・ケトン)
やグイフロン(ダイキン工業社製、商品名)液にて洗浄
を行った後に乾燥した。
一方、支持体(転写板)はシリコーンゴムを使用した。
撥インク処理剤としては下記の化合物を用いた。これら
の化合物をグイフロンの1%溶液に溶解し、支持体上に
塗布して薄膜を形成した。
但し、 X=−OC82CH(OH) C820GO(:H=C
I(2A2:明細書例示(B−1)でXが水素原子のも
のA8:明細書例示(A−1)でXが水素原子のものB
、:エビコート828のアクリル酸エステルB2:ペン
タエリスリトールのアクリル酸エステルB3:エビコー
ト154のアクリル酸エステル9 0 (尚、B、〜B8はいずれも弗素原子を含まないアクリ
ロイルオリゴマーである。) 光開始剤としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニル−プロパン−1−オン(グロキュア1173、
メルク社製)を上記成分に4部加えて用いた。
比較例1としてCsF+7CJ4SIN)!zの構造を
有するフロロアルキルシラン(KP−801、信越化学
製)を用い、比較例2として蒸発乾燥型パーフルオロア
ルキル基を含有するアクリル樹脂(フロロコートEC−
104、旭ガラス製)を用いた。
撥インク処理剤の希釈液であるグイフロンが薄膜から蒸
発後、ヘッド1を第3図示の様に支持体20上の薄膜3
に押し付け、薄膜を転写させることにより、ヘッド表面
の撥インク処理を行った。
上述の様に転写を終えた後、転写薄層をUVキュアをし
、しかる後に150℃の温度で加熱し、処理剤を反応硬
化させた。尚、比較例1の場合は150℃、1時間の熱
硬化処理を行い、比較例2の場合は、100℃、30分
間の乾燥処理を行った。この様にして夫々の撥インク処
理剤を用いてほぼ均一な厚さの処理剤薄膜層3をヘッド
1先端面に強固に結合させた。
次に撥インク処理されたヘッドの耐久性テストを行った
耐久テストは第5図に示す様な形態で、ノズルの表面が
常時水で濡れた状態になる様に水を滴下しつつ、厚さ0
.5mmのシリコーンゴムで往復ワイピングして行った
第5図中の1はヘッドで、30はヘッドを保持するホル
ダーであり、31はホルダーが取付けられるプリンタの
キャリッジ、32はキャリッジを横方向X、、X、間を
移動可能にするシャフトである。キャリッジ31は図示
しない駆動源と連結されており、キャリッジ31の左右
方向X1、X2間に自在に動(様になっている。33は
シリコーンゴムで作られたワイパーブレードであり、固
定されている。耐久テストは、ヘッド1の面に形成され
た撥インク処理膜がゴムブレード33に当接する様に配
置して行った。当たり代は1mmにした。
上記テストの結果を下記表に示す。
同様にして耐久性テストを行った。
東11肌λ二」2;実施例1で用いた化合物A、30部
とフルオロアルキルシランKP−80170部 m二」、;実施例1で用いた化合物A、30部とフロロ
コートEC10470部 テスト結果を下記表に示す。
本発明の撥インク処理剤は、耐摩耗性及び撥インク性に
優れていることがわかった。
実施例2 下記組成の撥インク処理剤を用いて実施例1と本発明の
撥インク処理剤は、耐摩耗性及び撥インク性共に良好で
あることがわかった。
実施例3 本発明の末端にグリシジル基を有する明細書中に例示さ
れた化合物(A−2)70部に、テトラヒドロ無水フタ
ル酸30部及びベンジルジメチルアミン1部を加え、こ
れらをダイフロンで希釈した溶液を用い、実施例1と同
様にしてインク 3 4 ジェット記録ヘッド表面に転写法でコーティングした。
次いで150℃で1時間熱硬化処理を行った。以上の様
にして撥インク処理のされたインクジェット記録ヘッド
を作成した。
実施例4 本発明の末端にグリシジル基を有する明細書中に例示さ
れた化合物(C−2)65部、エピコート828を30
部及び光硬化触媒としてビス−[4−(ジフェニルスル
ホニル)フェニル]スルフィドービスーヘキサフルオロ
アンチモネート5部を混合し、ダイフロンの1%溶液を
作成した。この溶液を用い実施例1と同様にしてインク
ジェット記録ヘッド表面に転写法でコーティングした。
次いで50mW/c+trの出力を有する紫外線照射装
置にて60秒間照射を行い光硬化処理した。この様にし
て撥インク処理のされたインクジェット記録ヘッドを作
成した。
実施例5 本発明の実施例1で用いたA−3の化合物96部にダロ
キュア1173(メルク社の製品、2ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン)4部を加
え、ダイフロンの1%溶液を作成した。この溶液を用い
実施例1と同様にして、インクジェット記録ヘッド表面
に転写法でコーティングした。次いで50mW/crr
fの出力を有する紫外線照射装置にて60秒間照射を行
い光硬化処理した。この様にして撥インク処理のされた
インクジェット記録ヘッドを作成した。
比較例3 パーフルオロシリコン系撥水処理剤であるKP801(
信越化学の製品)の1%溶液を用い、実施例1と同様に
して撥インク処理されたインクジェット記録ヘッドを作
成した。硬化条件は100℃にて1時間とした。
以下に実施例3〜5及び比較例3のインクジェット記録
ヘッドの評価結果を示す。
(以下余白) 第6図は本発明の撥インク処理された記録ヘッドを備え
たインクジェット記録装置の斜視図である。
第6図において61はワイピング部材としてのブレード
であり、その一端はブレード保持部材によって保持され
て固定端となり、カンチレバーの形態をなす。ブレード
61は記録ヘッドによる記録領域に隣接した位置に配設
され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動経路中に突出
した形態で保持される。62はキャップであり、ブレー
ド61に隣接するホームポジションに配設され、記録ヘ
ッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出口面と当接
し、キャッピングを行う構成を備える。
更に63はブレード61に隣接して設けられるインク吸
収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経
路中に突出した形態で保持される。上記ブレード61、
キャップ62、吸収体63によって吐出回復部64が構
成され、ブレード61及び吸収体63によってインク吐
出口面に水分、塵埃等の除去が行われる。
65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐出口を配した
吐出口面に対向する被記録材にインクを吐出して記録を
行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を搭載して記録
ヘッド65の移動を行う為のキャリッジである。キャリ
ッジ66はガイド軸67と慴動可能に係合し、キャリッ
ジ66の一部はモータ68によって駆動されるベルト6
9と接続(不図示)している。これによりキャリッジ6
6はガイド軸67に沿った移動が可能となり、記録ヘッ
ド65による記録領域及びその隣接した領域の移動が可
能となる。
51は被記録材を挿入する為の給紙部、52は 7 不図示のモータにより駆動される紙送りローうである。
これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向する
位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにつれて排
紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
上記構成において記録ヘッド65が記録終了等でホーム
ポジションに戻る際、ヘッド回復部64のキャップ62
は記録ヘッド65の移動経路から退避しているが、ブレ
ード61は移動経路中番こ突出している。この結果、記
録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。尚、キャ
ップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接してキャッピ
ングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの移動経路
中に突出する様をこ移動する。
記録ヘッド65がホームポジションから記録開始位置へ
移動する場合、キャップ62及びブレード61は上述し
たワイピング時の位置と同一の位置にある。この結果、
この移動においても記録ヘッド65の吐出口面はワイピ
ングされる。
上述の記録ヘッドのホームポジションへの移動 8 は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘッド
が記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で記録
領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移動に
伴って上記ワイピングが行われる。
尚、本発明で用いる記録ヘッドは、インクに記録信号に
対応した熱エネルギーを付与することにより、インクの
液滴な吐出させるオンデマンドタイプのマルチノズルを
有する記録ヘッドであり、高速記録に適したものである
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明の撥インク処理剤は、本発明
の化合物の単独使用の他に、これと重合可能な液状の化
合物を混合使用することで、■ 薄層の耐摩耗性が従来
の材料に比し5倍以上向上する。
■ 薄層のTgが上昇する。
■ 薄層の撥インク効果が劣化しない。
■ 使用時は適正比率で混合することにより分離・析出
がない。
■ 均一な薄膜が形成出来る。
等の利点がある。
又、かかる撥インク処理剤で処理した記録ヘッドを備え
たインクジェット記録装置を用いることにより、長期間
に亘って安定した記録を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の撥インク処理剤を塗布した時のヘッド
の様子を示す斜視図。 第2図は撥インク処理剤を塗布する前のヘッド様子を示
す斜視図。 第3図は本発明の撥インク処理剤の塗布方法の一例であ
る転写方式の概要図。 第4図は本発明で使用した撥インク処理剤の塗布後の状
態を示す斜視図。 第5図は本発明によって製作したヘッド表面の耐久性を
試験する為の試験方法の概要斜視図。 第6図は本発明の撥インク処理剤で処理されたインクジ
ェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置を示
す斜視図。 第7図は従来の記録ヘッドの構成を示す図。 第8図はインクの吐出状態を示す図である。 1:ヘッド 2:インクを吐出するオリフィス 3:ヘッド表面に塗布された撥インク処理剤の薄膜 4:(Siによって出来た)基板 5:ノズルを形成する感光性樹脂 6:ノズルと貼り合わされるガラス天板7;ガラス天板
内側に掘り込まれた共通インク室 8:フィルター 20:シリコーンゴム 30:ヘッドのホルダー 31ニブリンターに接続されているキャリッジ32ニブ
リンターのシャフト 33・耐久テスト用のゴムブレード材 51:給紙部    52:紙送りローラ53:排紙ロ
ーラ  61ニブレード 1 2 62:キャップ 64:吐出回復部 66:キャリッジ 68:モータ 71:第一の基板 73:ノズル壁 75:接着層 87:インク 89:ノズル端面 63:インク吸収体 65:記録ヘッド 67:ガイド軸 69:ベルト 72:層 74:第二の基板 76:インク吐出口 88:インク滴

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )又は(II)で表される1、4
    −又は1、3−ビス(ヘキサフルオロイソプロピル)ベ
    ンゼン誘導体或いは2、2−ビスフェニルヘキサフルオ
    ロプロパン誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 Yは水素原子又はメチル基を表し、m、nは0又は1を
    表すが、mが0のときはnも0である。)
  2. (2)一般式( I )又は(II)で表される誘導体が、
    以下の構造式(a)〜(g)で表される化合物である請
    求項1に記載の1、4−又は1、3−ビス(ヘキサフル
    オロイソプロピル)ベンゼン誘導体或いは2、2−ビス
    フェニルヘキサフルオロプロパン誘導体。 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)▲数式、化学式、表等があります▼ (c)▲数式、化学式、表等があります▼ (d)▲数式、化学式、表等があります▼ (e)▲数式、化学式、表等があります▼ (f)▲数式、化学式、表等があります▼ (g)▲数式、化学式、表等があります▼ (Y;H又はメチル基)
  3. (3)下記一般式( I )又は(II)で表される1、4
    −又は1、3−ビス(ヘキサフルオロイソプロピル)ベ
    ンゼン誘導体或いは2、2−ビスフェニルヘキサフルオ
    ロプロパン誘導体を含むことを特徴とする撥インク処理
    剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 Yは水素原子又はメチル基を表し、m、nは0又は1を
    表すが、mが0のときはnも0である。)
  4. (4)一般式( I )又は(II)で表される誘導体とこ
    れと重合可能な液状の化合物とを含む請求項3に記載の
    撥インク処理剤。
  5. (5)液状化合物が液状のエポキシ化合物又は液状のア
    クリル化合物である請求項4に記載の撥インク処理剤。
  6. (6)液状化合物が弗素原子を含有しない化合物である
    請求項4に記載の撥インク処理剤。
  7. (7)インク吐出口を含む端面に、下記一般式( I )
    又は(II)で表される1、4−又は1、3−ビス(ヘキ
    サフルオロイソプロピル)ベンゼン誘導体或いは2、2
    −ビスフェニルヘキサフルオロプロパン誘導体を含む重
    合物を被覆してなることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッド。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 Yは水素原子又はメチル基を表し、m、nは0又は1を
    表すが、mが0のときはnも0である。)
  8. (8)重合物として一般式( I )又は(II)で表され
    る誘導体とこれと重合可能な液状の化合物との重合物を
    含む請求項7に記載のインクジェット記録ヘッド。
  9. (9)液状化合物が液状のエポキシ化合物又は液状のア
    クリル化合物である請求項8に記載のインクジェット記
    録ヘッド。
  10. (10)被覆層の厚さが0.05μm〜5μmの範囲に
    ある請求項7に記載のインクジェット記録ヘッド。
  11. (11)被覆層の厚さが0.1μm〜3μmの範囲にあ
    る請求項7に記載のインクジェット記録ヘッド。
  12. (12)ヘッドが、インクに熱エネルギーを付与するこ
    とによりインクの液滴を吐出させるオンデマンドタイプ
    のヘッドである請求項7に記載のインクジェット記録ヘ
    ッド。
  13. (13)インク吐出口を含む端面に、下記一般式( I
    )又は(II)で表される1、4−又は1、3−ビス(ヘ
    キサフルオロイソプロピル)ベンゼン誘導体或いは2、
    2−ビスフェニルヘキサフルオロプロパン誘導体を含む
    重合物を被覆してなる記録ヘッドを備えたことを特徴と
    するインクジェット記録装置。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼を表し、 Yは水素原子又はメチル基を表し、m、nは0又は1を
    表すが、mが0のときはnも0である。)
  14. (14)重合物として一般式( I )又は(II)で表さ
    れる誘導体とこれと重合可能な液状の化合物との重合物
    を含む請求項13に記載のインクジェット記録装置。
  15. (15)液状化合物が液状のエポキシ化合物又は液状の
    アクリル化合物である請求項14に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  16. (16)被覆層の厚さが0.05μm〜5μmの範囲に
    ある請求項13に記載のインクジェット記録装置。
  17. (17)被覆層の厚さが0.1μm〜3μmの範囲にあ
    る請求項13に記載のインクジェット記録装置。
  18. (18)ヘッドが、インクに熱エネルギーを付与するこ
    とによりインクの液滴を吐出させるオンデマンドタイプ
    のヘッドである請求項13に記載のインクジェット記録
    装置。
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