JPH0376974A - 制振装置 - Google Patents
制振装置Info
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- JPH0376974A JPH0376974A JP21315689A JP21315689A JPH0376974A JP H0376974 A JPH0376974 A JP H0376974A JP 21315689 A JP21315689 A JP 21315689A JP 21315689 A JP21315689 A JP 21315689A JP H0376974 A JPH0376974 A JP H0376974A
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は制振装置に係り、特に付加質量の変位により構
造物の振動をυ1振する制振装置に関する。
造物の振動をυ1振する制振装置に関する。
従来の技術
例えばビル等の構造物においては地震あるいは風圧等に
より振動が発生した場合、振動を制振するための制振装
置がビル屋上等に設けられている。
より振動が発生した場合、振動を制振するための制振装
置がビル屋上等に設けられている。
この種の制振装置では、主にビルの質量に応じた所定の
重量を有する付加質量を、ビルの振動状態に応じて変位
させてビルで発生した1ti動を制振する!戒が採用さ
れている。
重量を有する付加質量を、ビルの振動状態に応じて変位
させてビルで発生した1ti動を制振する!戒が採用さ
れている。
従来の制振装置としては、例えば付加質量の変位を!物
する油圧シリンダを設け、構造物の振動に対して受動的
に振動を制振するパッシブマス制御方式と、付加質量を
移動させる油圧シリンダを設け、構造物に加えられた振
動に応じて付加質量を油圧シリンダにより駆動し、構造
物の振動を能動的にtnriするアクティブマス1II
Ij11方式とがある。
する油圧シリンダを設け、構造物の振動に対して受動的
に振動を制振するパッシブマス制御方式と、付加質量を
移動させる油圧シリンダを設け、構造物に加えられた振
動に応じて付加質量を油圧シリンダにより駆動し、構造
物の振動を能動的にtnriするアクティブマス1II
Ij11方式とがある。
両方式を比較するとアクティブマスIIJw方式がパッ
シブマス制御方式よりも優れた制振効果を発揮できるの
で、主にアクティブマス1lJtl方式が採用されてい
る。
シブマス制御方式よりも優れた制振効果を発揮できるの
で、主にアクティブマス1lJtl方式が採用されてい
る。
発明が解決しようとする課題
ところが、従来は例えば地震発生等の災害発生時に停電
が発生すると油圧シリンダを制御する油圧IJIIIユ
ニットが動作しなかつたり、あるいは十分な圧力が得ら
れず構造物の振動を制振できなくなるといった課題があ
る。あるいは、従来の制振装置において、比較的大きな
地震発生により油圧シリンダ自体あるいは油圧配管が破
損した場合も十分な制振効果が得られず、しかも激しい
振動が構造物に加えられた場合、付加質量の変位により
isをさらに増大させてしまう可能性があるといった課
題もある。
が発生すると油圧シリンダを制御する油圧IJIIIユ
ニットが動作しなかつたり、あるいは十分な圧力が得ら
れず構造物の振動を制振できなくなるといった課題があ
る。あるいは、従来の制振装置において、比較的大きな
地震発生により油圧シリンダ自体あるいは油圧配管が破
損した場合も十分な制振効果が得られず、しかも激しい
振動が構造物に加えられた場合、付加質量の変位により
isをさらに増大させてしまう可能性があるといった課
題もある。
そこで、本発明は上記課題を解決したrsli装置を提
供することを目的とする。
供することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明は、構造物上に変位可能に設けられた付加質量と
、付加質量を変位させて構造物の振動を制振するアクチ
ユエータと、付加質量の変位を緩衝する!1石部材と、
構造物又はアクチュエータで異常が発生したことを検知
する検知手段と、検知手段により異常発生が検知された
ときアクチュエータを停止し、l!i部材のみに前記付
加質量の変位が伝達されるように切換える切換手段と、
よりなる。
、付加質量を変位させて構造物の振動を制振するアクチ
ユエータと、付加質量の変位を緩衝する!1石部材と、
構造物又はアクチュエータで異常が発生したことを検知
する検知手段と、検知手段により異常発生が検知された
ときアクチュエータを停止し、l!i部材のみに前記付
加質量の変位が伝達されるように切換える切換手段と、
よりなる。
作用
停電あるいはアクチュエータの故障あるいは激しい地震
等の異常が発生したとき、アクチユエータによる付加質
量のアクティブマス制御を止め、パッシブマスv4mに
切換えて付加質量の変位を緩衝部材によりIiiして構
造物の振動を制振する。
等の異常が発生したとき、アクチユエータによる付加質
量のアクティブマス制御を止め、パッシブマスv4mに
切換えて付加質量の変位を緩衝部材によりIiiして構
造物の振動を制振する。
実施例
第1図及び第2図に本発明になるυ1振装置の一実施例
を示す。
を示す。
両図中、制振装置i1はビル2の屋上2aに設置されて
いる。このビル2は12南建てであり、正面の横幅に対
して側面の奥行きが小さいタワー構造の如く建設されて
いる。ビル2の例えば3,6゜9.12階の各フロアに
は床面あるいは柱等の振動の状態を検出する振動状態検
知センサ3(3+。
いる。このビル2は12南建てであり、正面の横幅に対
して側面の奥行きが小さいタワー構造の如く建設されて
いる。ビル2の例えば3,6゜9.12階の各フロアに
は床面あるいは柱等の振動の状態を検出する振動状態検
知センサ3(3+。
3z 、3g・−)が設けられており、ビルの地下には
地震を検出する地震センサ4がjI!設されている。
地震を検出する地震センサ4がjI!設されている。
又、ビル2の屋上には風速風向計5が設置されている。
尚、振動状態検知センサ3は、ビル2が振動したときの
変位を検知する変位センサでも良いし、あるいは振動発
生時の速度そ検知する速度センサ、あるいは加速度を検
知する加速度センサ等が考えられる。
変位を検知する変位センサでも良いし、あるいは振動発
生時の速度そ検知する速度センサ、あるいは加速度を検
知する加速度センサ等が考えられる。
第1図に示すビル2は例えば地震が発生した場合あるい
は風圧が0…用した場合奥行の小さい幅狭方向(矢印X
方向〉に振動が発生しやすい構造となっている。そのた
め、第2図に示す制振装置1は付加質I16を矢印X方
向に移動させてビル2の振動を制振するように設置され
ている。この制振ii*iは、所定の重量を有する付加
質[16が矢印X方向に移動自在に設けられており、第
1の油圧シリンダ7により付m質量を移動させてビル2
の振動を制振する。又、油圧シリンダ7と付加質量6と
の固には第2の油圧シリンダ8及びコイルバネ9が介在
し、通常第2の油圧シリンダ8は作動不可状態にロック
されている。
は風圧が0…用した場合奥行の小さい幅狭方向(矢印X
方向〉に振動が発生しやすい構造となっている。そのた
め、第2図に示す制振装置1は付加質I16を矢印X方
向に移動させてビル2の振動を制振するように設置され
ている。この制振ii*iは、所定の重量を有する付加
質[16が矢印X方向に移動自在に設けられており、第
1の油圧シリンダ7により付m質量を移動させてビル2
の振動を制振する。又、油圧シリンダ7と付加質量6と
の固には第2の油圧シリンダ8及びコイルバネ9が介在
し、通常第2の油圧シリンダ8は作動不可状態にロック
されている。
従って、Ill振装置1は後述するようにアクティブマ
スl1lI用の油圧シリンダ7と、パッシブマスf4I
II用の油圧シリンダ8.フィルバネ9とを有する。
スl1lI用の油圧シリンダ7と、パッシブマスf4I
II用の油圧シリンダ8.フィルバネ9とを有する。
第1因において、ビル2が地震発生により振動すると、
各振動状態検知センサ31〜34及び地震センサ4から
の検出信号はA/D変換器10に入力され、デジタル信
号に変換される。A10変換器10からの低目が入力さ
れる演算装置11には、風速風向計5からの計測信号及
び油圧シリンダ7を駆訪糾卯する油圧11138ユニツ
ト16からの異常検出信号も供給されており、振動状態
検知センサ31〜34.地震センサ4.風速風向計5等
からの信号により@勘状態が演算され、その演算結果に
基づいて付加質m6の変位方向、変位量、変位速度、加
速度等を算出するプログラムが入力されている。そして
、演算装置111に接続された1lltl装M12は演
算装置11からの指令により油圧シリンダ8を駆動11
jlllする。
各振動状態検知センサ31〜34及び地震センサ4から
の検出信号はA/D変換器10に入力され、デジタル信
号に変換される。A10変換器10からの低目が入力さ
れる演算装置11には、風速風向計5からの計測信号及
び油圧シリンダ7を駆訪糾卯する油圧11138ユニツ
ト16からの異常検出信号も供給されており、振動状態
検知センサ31〜34.地震センサ4.風速風向計5等
からの信号により@勘状態が演算され、その演算結果に
基づいて付加質m6の変位方向、変位量、変位速度、加
速度等を算出するプログラムが入力されている。そして
、演算装置111に接続された1lltl装M12は演
算装置11からの指令により油圧シリンダ8を駆動11
jlllする。
ここで、本発明の要部である制振装置1について詳述す
る。
る。
第3図に示す始く、油圧シリンダ7のシリンダ本体7a
はビル2の屋上2aに固定された固定台2bに固定され
ており、シリンダ本体7a内にはピストン7bがrap
自在に嵌入している。ピストン7bと一体に設けられた
0ツド7Cの先端は油圧シリンダ8が固定されたベース
13に一体的に結合されている。ピストン7bにより画
成されたピストン本体7aの左室7 右室7,2は夫
々油11 圧配管14.15を介して第1の油圧制御ユニット16
に接続されている。油圧!13111ユニット16は制
御装置12からの指令により左室7□又は右室7a2に
作動油を圧送してピストン7bを矢印X方向に:Wt妨
させる。又、tfi1m装置12には油圧ポンプ(図示
せず)へ供給される駆動電流の有無及び油圧配管14.
15の破損等による作動油の圧力低下及びビル2に大き
な振動が加えられたことを検知する異常検知手段12A
と、異常検知手段12Aが上記停電時あるいは油圧シリ
ンダ作動不可状態等の異常発生を検知したときアクティ
ブマス糾−をパッシブマス$り卯に切換える切換手段1
2Bとを有する。
はビル2の屋上2aに固定された固定台2bに固定され
ており、シリンダ本体7a内にはピストン7bがrap
自在に嵌入している。ピストン7bと一体に設けられた
0ツド7Cの先端は油圧シリンダ8が固定されたベース
13に一体的に結合されている。ピストン7bにより画
成されたピストン本体7aの左室7 右室7,2は夫
々油11 圧配管14.15を介して第1の油圧制御ユニット16
に接続されている。油圧!13111ユニット16は制
御装置12からの指令により左室7□又は右室7a2に
作動油を圧送してピストン7bを矢印X方向に:Wt妨
させる。又、tfi1m装置12には油圧ポンプ(図示
せず)へ供給される駆動電流の有無及び油圧配管14.
15の破損等による作動油の圧力低下及びビル2に大き
な振動が加えられたことを検知する異常検知手段12A
と、異常検知手段12Aが上記停電時あるいは油圧シリ
ンダ作動不可状態等の異常発生を検知したときアクティ
ブマス糾−をパッシブマス$り卯に切換える切換手段1
2Bとを有する。
油圧シリンダ8は、前記ベース13に固定されたシリン
ダ本体8aと、シリンダ本体8a内を摺動するピストン
8bと、ピストン8bと一体に設けられ付加質量6のベ
ース17に結合されたロッド8Cとよりなる。又、ピス
トン8bにより画成されたシリンダ本体8aの左室8,
1.右室8,2は油圧配管18.19を介して第2の油
圧υ制御ユニット20と接続されている。
ダ本体8aと、シリンダ本体8a内を摺動するピストン
8bと、ピストン8bと一体に設けられ付加質量6のベ
ース17に結合されたロッド8Cとよりなる。又、ピス
トン8bにより画成されたシリンダ本体8aの左室8,
1.右室8,2は油圧配管18.19を介して第2の油
圧υ制御ユニット20と接続されている。
上記油圧シリンダ8の両側に位置するベース13と17
との間にはコイルバネ9が巻装されている。しかるに、
通常はシリンダ本体8aの左室8□と右v8,2との間
の油圧回路は油圧副部ユニット20により遮断され作動
油の移動が阻止されている。従って、油圧シリンダ8は
ピストン8bが移動不可状態にロックされており、シリ
ンダ本体8a、ピストン8b、0ツド8cは一体的に保
持される。
との間にはコイルバネ9が巻装されている。しかるに、
通常はシリンダ本体8aの左室8□と右v8,2との間
の油圧回路は油圧副部ユニット20により遮断され作動
油の移動が阻止されている。従って、油圧シリンダ8は
ピストン8bが移動不可状態にロックされており、シリ
ンダ本体8a、ピストン8b、0ツド8cは一体的に保
持される。
ここで、上記構成になる制振装置1の動作について説明
する。例えば地震発生又は風圧の作用によりビル2が矢
印X方向に振動した場合、ビル2の各階では夫々異なる
変位量、加速度の振動が発生する。このような、ビル2
の振動は各振動状態検知センサ31〜34により検出さ
れ、さらに地震センサ4.肩速屓圧計5からの信号に基
づいて付加質[16の変位方向、変位量、速度、加速度
等が演算装置11により算出される。
する。例えば地震発生又は風圧の作用によりビル2が矢
印X方向に振動した場合、ビル2の各階では夫々異なる
変位量、加速度の振動が発生する。このような、ビル2
の振動は各振動状態検知センサ31〜34により検出さ
れ、さらに地震センサ4.肩速屓圧計5からの信号に基
づいて付加質[16の変位方向、変位量、速度、加速度
等が演算装置11により算出される。
IIJw装置12は演算装置11の演算結果に基づき、
油圧制御ユニット16にMli1信号を出力する。
油圧制御ユニット16にMli1信号を出力する。
その結果、油圧υ1部ユニット16はシリンダ本体7の
左v7,1又は右v7.2に油圧配管14.15を介し
て作動油を圧送する。この場合、油圧シリンダ8が前述
の如くロック状態になっているので、油圧シリンダ7の
ピストン7bの変位は直接付加賀量6に伝達される。従
って、付加質I6はビル2の振動に応じて矢印X方向に
g勤され、ビル2の振動を制振する。
左v7,1又は右v7.2に油圧配管14.15を介し
て作動油を圧送する。この場合、油圧シリンダ8が前述
の如くロック状態になっているので、油圧シリンダ7の
ピストン7bの変位は直接付加賀量6に伝達される。従
って、付加質I6はビル2の振動に応じて矢印X方向に
g勤され、ビル2の振動を制振する。
ここで、例えば*i等の災害発生により停電が発生した
とする。この場合、油圧ポンプ(図示せず)が作動しな
くなって油圧が低下したり、あるい&!tnm装置12
自体が111m不能となる。さらに地震により油圧配管
14.15が切断されたり油圧シリンダ7が破損して動
作不能になることもある。このような異常自体が発生す
ると、異常検知手段12Aが油圧低下、電流低下等に基
づいて異常発生を検知する。
とする。この場合、油圧ポンプ(図示せず)が作動しな
くなって油圧が低下したり、あるい&!tnm装置12
自体が111m不能となる。さらに地震により油圧配管
14.15が切断されたり油圧シリンダ7が破損して動
作不能になることもある。このような異常自体が発生す
ると、異常検知手段12Aが油圧低下、電流低下等に基
づいて異常発生を検知する。
異常検知手段12Aの異常検知により!1lltlil
装置11の切換手段12Bは油圧$1360ユニット1
6に停止信号を出力して油圧シリンダ7の油圧回路を遮
断スルトトモニ、油圧tlj’lDlニット20&−f
Ft)J信号を出力して油圧シリンダ8の油圧回路を開
にする。そのため、付加質量6はどル2に加えられた外
!(振動)により受動的に矢印X方向に移動する。この
場合、アクティブマス1lJall用の油圧シリンダ7
がロック状態にあり、且つ油圧シリンダ8が動作状態に
切換えられているので、付加質量6の変位はコイルバネ
9及び油圧シリンダ8により緩衝される。従って、上記
異常発生時は付加質16がパッシブマスi、IJ神され
てビル2の振動をIll振する。
装置11の切換手段12Bは油圧$1360ユニット1
6に停止信号を出力して油圧シリンダ7の油圧回路を遮
断スルトトモニ、油圧tlj’lDlニット20&−f
Ft)J信号を出力して油圧シリンダ8の油圧回路を開
にする。そのため、付加質量6はどル2に加えられた外
!(振動)により受動的に矢印X方向に移動する。この
場合、アクティブマス1lJall用の油圧シリンダ7
がロック状態にあり、且つ油圧シリンダ8が動作状態に
切換えられているので、付加質量6の変位はコイルバネ
9及び油圧シリンダ8により緩衝される。従って、上記
異常発生時は付加質16がパッシブマスi、IJ神され
てビル2の振動をIll振する。
又、大きな地震が発生し前記油圧シリンダ7によるアク
ティブマス制御ではビル2の振動を制振できず逆に付加
質量6の変位によりビル2が加振されている場合にも、
異常検知手段12Aがこれを検知し、その結果$1Jt
ll装置12の切換手段12Bは上記と同様油圧シリン
ダ7を停止させるとともに油圧シリンダ8をafF状態
にしてパッシブマス制御に切換える。
ティブマス制御ではビル2の振動を制振できず逆に付加
質量6の変位によりビル2が加振されている場合にも、
異常検知手段12Aがこれを検知し、その結果$1Jt
ll装置12の切換手段12Bは上記と同様油圧シリン
ダ7を停止させるとともに油圧シリンダ8をafF状態
にしてパッシブマス制御に切換える。
第4図に本発明の変形例を示す。第4図中、制振装W1
21は油圧シリンダ7とコイルバネ9とを有する簡易型
であり、通常は油圧シリンダ7を油圧ilImユニット
16によりアクティブw4御している。この場合、油圧
シリンダ7のピストン7bの変位はベース13と17と
の間に介在するコイルバネ9の弾疾力を介して付加質量
6に伝達される。
21は油圧シリンダ7とコイルバネ9とを有する簡易型
であり、通常は油圧シリンダ7を油圧ilImユニット
16によりアクティブw4御している。この場合、油圧
シリンダ7のピストン7bの変位はベース13と17と
の間に介在するコイルバネ9の弾疾力を介して付加質量
6に伝達される。
しかるに、前記異常発生時は油圧シリンダ7の油圧回路
が遮断され油圧シリンダ7はロック状態に切換ねる。そ
して、付加質16はコイルバネ9の弾撲力のみによって
パッシブマス制御される。
が遮断され油圧シリンダ7はロック状態に切換ねる。そ
して、付加質16はコイルバネ9の弾撲力のみによって
パッシブマス制御される。
このII振装置21はコイルバネ9を介して付加質量6
をアクティブマス制御する構成であるので小型の付加質
量6が使用され、比較的小型のビルに適している。
をアクティブマス制御する構成であるので小型の付加質
量6が使用され、比較的小型のビルに適している。
尚、上記実施例では油圧シリンダを用いてアクティブマ
ス制御するようにしたが、これに限らず、例えばモータ
のU動力で付加質量を能動的に移動させる構成としても
良い。その場合異常発生時モータの回転を機械的にロッ
クするI構を設けておく。
ス制御するようにしたが、これに限らず、例えばモータ
のU動力で付加質量を能動的に移動させる構成としても
良い。その場合異常発生時モータの回転を機械的にロッ
クするI構を設けておく。
又、上記実施例ではビルの屋上に装置を設置したが、ビ
ルの内部あるいはビル以外のIM構造物設置するように
しても良い。
ルの内部あるいはビル以外のIM構造物設置するように
しても良い。
発明の効果
上述の如く、本発明になる1I111振装置は、通常構
71ji物の1i勤に応じてアクチユエータを駆動して
付加質量を7クテイプマス1lJIllL、て構造物の
振動を良好に制振できるとともに、例えばアクチュエー
タが動作不能になったり、あるいは糾m装置が糾W動作
できなくなったり、あるいはアクティブマス制御にまり
制振できないような大きな地震等の異常発生時にはアク
チュエータを停止させて付加質量の移動をlIi衝部材
により緩衝するパッシブマス1lltlllに切換えて
異常発生時にも適応できる等の特長を有する。
71ji物の1i勤に応じてアクチユエータを駆動して
付加質量を7クテイプマス1lJIllL、て構造物の
振動を良好に制振できるとともに、例えばアクチュエー
タが動作不能になったり、あるいは糾m装置が糾W動作
できなくなったり、あるいはアクティブマス制御にまり
制振できないような大きな地震等の異常発生時にはアク
チュエータを停止させて付加質量の移動をlIi衝部材
により緩衝するパッシブマス1lltlllに切換えて
異常発生時にも適応できる等の特長を有する。
第1図は本発明になるυ1振装置の一実施例が適用され
たIJSシステムの構成図、第2図は!lJ振装璽の模
式図、第3図は本発明の要部の拡大図、第4図は本発明
の変形例の構成図である。 1.21・・・制振装置、31〜34・・・振動状態検
知センサ、4・・・地震センサ、5・・・風速風向計、
6・・・付加質量、7・・・第1の油圧シリンダ、8・
・・第2の油圧シリンダ、9・・・コイルバネ、12・
・・tAw装置、12A・・・異常検知手段、12B・
・・切換手段、16・・・第1の油圧!1Jtlllユ
ニット、20・・・第2の油圧制御ユニット。 第1r! 第2図
たIJSシステムの構成図、第2図は!lJ振装璽の模
式図、第3図は本発明の要部の拡大図、第4図は本発明
の変形例の構成図である。 1.21・・・制振装置、31〜34・・・振動状態検
知センサ、4・・・地震センサ、5・・・風速風向計、
6・・・付加質量、7・・・第1の油圧シリンダ、8・
・・第2の油圧シリンダ、9・・・コイルバネ、12・
・・tAw装置、12A・・・異常検知手段、12B・
・・切換手段、16・・・第1の油圧!1Jtlllユ
ニット、20・・・第2の油圧制御ユニット。 第1r! 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 構造物上に変位可能に設けられた付加質量と、前記付加
質量を変位させて構造物の振動を制振するアクチュエー
タと、 前記付加質量の変位を緩衝する緩衝部材と、前記構造物
又はアクチュエータで異常が発生したことを検知する検
知手段と、 前記検知手段により異常発生が検知されたとき前記アク
チュエータを停止し、前記緩衝部材のみに前記付加質量
の変位が伝達されるように切換える切換手段と、 よりなることを特徴とする制振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21315689A JPH0376974A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21315689A JPH0376974A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 制振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376974A true JPH0376974A (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=16634496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21315689A Pending JPH0376974A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0376974A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04155076A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Mitsui Constr Co Ltd | 制振装置 |
US5544452A (en) * | 1993-07-07 | 1996-08-13 | Oiles Corporation | Method of and apparatus for damping the vibration of a building |
JP2006125633A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Bose Corp | 能動型懸架方式 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP21315689A patent/JPH0376974A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04155076A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Mitsui Constr Co Ltd | 制振装置 |
US5544452A (en) * | 1993-07-07 | 1996-08-13 | Oiles Corporation | Method of and apparatus for damping the vibration of a building |
JP2006125633A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Bose Corp | 能動型懸架方式 |
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