JP2014105082A - クレーンの制振制御システム及びクレーンの制振制御方法 - Google Patents

クレーンの制振制御システム及びクレーンの制振制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制振レトロフィットが容易に行なえ、かつ幅広い周波数や大きさの地震や強風等による起振に対応可能とする。
【解決手段】支持構造体の頂部側に設けられるガーダ及びブーム上を移動するトロリを備えるクレーンの起振時における支持構造体の振動を低減させるクレーンの制振制御システム100であって、振動を検出する振動検出センサ30と、トロリのガーダ及びブーム上への移動の際に駆動するトロリ駆動部40と、振動検出センサの検出信号から支持構造体の振動速度を算出する算出部112と、算出部の算出信号から支持構造体の制振制御の要否を判定する判定部114と、判定部で制振制御を必要と判定した際に、トロリの移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部に送信する指令信号送信部116と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、地震や強風等による起振時におけるコンテナクレーン等のクレーンの制振制御システム及びクレーンの制振制御方法に関する。
近年、日本各地において大きな地震が発生しており、工場や港湾施設においては、コンテナクレーンにも大きな被害が発生している。また、今後に発生する可能性のある大地震に備えて、大地震発生時の地震力によるコンテナクレーンの損傷、ダメージを回避又は低減するために、コンテナクレーンの耐震性を向上することが研究され、様々な免震技術や制振技術が開発されている。
免震技術は、コンテナクレーンの走行部等にダンパー等の免震装置を取り付けて、地盤の揺れにコンテナクレーンが追随しないようにする技術である。制振技術は、コンテナクレーンの支持構造体等に制振装置を設けて、コンテナクレーンの揺れを抑える技術である。しかしながら、免震装置は、あまり大型化できないので、大地震への対応が不十分であり、制振装置は、特定の周波数成分にしか効果が得られない場合が多いので、特に、大地震発生初期の対応が難しいという課題があった。
上記免震装置及び制振装置の課題を解決する従来技術として、特許文献1には、コンテナクレーンの支持脚部に免震用水平方向変位吸収装置を設けると共に、コンテナクレーンの上部に、制振用マスダンパー装置を設けたものが開示されている。本技術によるクレーンの免震・制振複合装置は、マスを利用して地震力を打ち消すように制御するものであり、大地震発生初期の対応、及び長周期の地震の対応にも優れ、大地震発生時にクレーンに作用する大きな外力を効率良く低減できる。
特開2009−242062号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、本来動かない機械室をマスとして利用するため、この機械室を駆動するための装置が別途必要となり、コスト高となる。また、機械室中では、コンテナクレーンの主巻や起伏、横行のために使用されるワイヤロープを取り扱い、本来動かない機械室をマスとして駆動することは、かなり困難である。コンテナクレーンの耐震性を向上させるためには、幅広い周波数や大きさの地震に対応可能とし、特に、制振レトロフィットを容易に行えることが好ましい。
本発明は、従来のクレーンの制振制御システムが有する上記課題に鑑みてなされたものであり、制振レトロフィットが容易に行なえ、かつ幅広い周波数や大きさの地震や強風等による起振時に対応可能な、新規かつ改良されたクレーンの制振制御システム及びクレーンの制振制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、支持構造体の頂部側に設けられるガーダ及びブーム上を移動するトロリを備えるクレーンの起振時における前記支持構造体の振動を低減させるクレーンの制振制御システムであって、前記振動を検出する振動検出センサと、前記トロリの前記ガーダ及び前記ブーム上への移動の際に駆動するトロリ駆動部と、前記振動検出センサの検出信号から前記支持構造体の振動速度を算出する算出部と、前記算出部の算出信号から前記支持構造体の制振制御の要否を判定する判定部と、前記判定部で前記制振制御を必要と判定した際に、前記トロリの移動速度を調整する指令信号を前記トロリ駆動部に送信する指令信号送信部と、を備えることを特徴とするクレーンの制振制御システムに関係する。
本発明の一態様によれば、クレーンに備わるトロリを利用して、支持構造体のアクティブ制振制御を可能としているので、制振レトロフィットが容易に行なえ、かつ幅広い周波数や大きさの地震や強風等による起振に対応できる。
このとき、本発明の一態様では、前記判定部は、前記支持構造体の前記振動速度が設定値以上の場合に、前記制振制御を必要と判定することとしてもよい。
このようにすれば、支持構造体の振動速度が設定値以下になるまで、クレーンの支持構造体のアクティブ制振制御を行うことができる。
また、本発明の一態様では、前記支持構造体の底部側に免震装置を更に備え、前記判定部は、前記免震装置が作動を開始した場合に、前記制振制御を必要と判定することとしてもよい。
このようにすれば、大地震発生初期も含めて、クレーンの支持構造体のアクティブ制振制御を行うことができる。
また、本発明の一態様では、前記クレーンの受電部に電力を供給する通常電源と、前記起振時に前記通常電源が停電になった場合に前記受電部に電力を供給する非常用電源と、前記停電の発生時に前記受電部への電力供給源を前記通常電源から前記非常用電源に切り替える電源切替手段と、を備えることとしてもよい。
このようにすれば、起振時に停電が発生した場合でも、クレーンの支持構造体のアクティブ制振制御を行うことができる。
また、本発明の他の態様は、支持構造体の頂部側に設けられるガーダ及びブーム上を移動するトロリを備えるクレーンの起振時における前記支持構造体の振動を低減させるクレーンの制振制御方法であって、前記振動を検出する振動検出工程と、前記振動検出工程の検出結果から前記支持構造体の振動速度を算出する振動速度算出工程と、前記振動速度算出工程の算出結果から前記支持構造体の制振制御の要否を判定する要否判定工程と、前記要否判定工程で前記制振制御が必要と判定された際に前記トロリの移動速度を調整する指令信号を前記トロリの駆動部に送信する指令信号送信工程と、を含むことを特徴とするクレーンの制振制御方法に関係する。
以上説明したように本発明によれば、地震等によりクレーンの支持構造体に地震発生等による起振時に、クレーンに既設のトロリの駆動を制御することで、アクティブ制振制御を行えるので、制振レトロフィットが容易にできる。
本発明のクレーンの制振制御システムの第1の実施形態が適用されるクレーンの概略構成を示す正面図である。 同実施形態のクレーンの制振制御システムの概略構成を示すブロック図である。 同実施形態のクレーンの制振制御方法の概略を示すフローチャートである。 本発明のクレーンの制振制御システムの第2の実施形態が適用されるクレーンの概略構成を示す正面図である。 同実施形態のクレーンの制振制御システムの概略構成を示すブロック図である。 同実施形態のクレーンの制振制御方法の概略を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施形態)
まず、本発明のクレーンの制振制御システムの第1の実施形態に適用されるクレーンの構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明のクレーンの制振制御システムの第1の実施形態が適用されるクレーンの概略構成を示す正面図である。
コンテナクレーン10は、岸壁12に接岸したコンテナ船14に搭載されたコンテナ16を陸上へ荷降し、陸上のコンテナ16をコンテナ船14に積載するため、岸壁12に沿って走行すると共に、陸上とコンテナ船14の艙口上の間を往復動するクレーンである。コンテナクレーン10は、岸壁12に沿って敷設された走行レール18上を移動可能に設けられる支持構造体20と、支持構造体20の頂部側に設けられるガーダ22と、支持構造体20の頂部側から海側へ張出すように略水平方向に延出して設けられるブーム23と、ガーダ22及びブーム23上を移動するトロリ24と、を備える。
支持構造体20の底部側には、図1に示すように、走行レール18上を転動する走行装置26が設けれ、走行レール18に沿って支持構造体20が移動可能となっている。一方、支持構造体20の頂部側に設けられるガーダ22及びブーム23には、トロリ24がガーダ22及びブーム23に沿って移動するための横行レール27が設けられ、トロリ24が横行レール27上を移動可能となっている。トロリ24は、支持構造体20の頂部側に配置される機械室28内に設けられている不図示の横行ドラムによるロープ牽引方式により、横行ドラムを正転又は反転させる方向へ回転駆動することにより、ガーダ22に沿って横行するようになっている。また、本実施形態では、機械室28に支持構造体20の振動を検出する振動検出センサ30が設けられ、この振動検出センサ30の検出信号に基づいて、起振時における支持構造体20の振動を低減させる制振制御が行われる。
次に、本実施形態のクレーンの制振制御システムの構成について、図面を使用しながら説明する。図2は、本実施形態のクレーンの制振制御システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のクレーンの制振制御システム100は、いわゆるコンピュータシステムであり、地震発生等によるクレーンの起振時における支持構造体20の振動を低減させるクレーンの制振制御システムである。具体的には、本実施形態のクレーンの制振制御システム100は、地震等の揺れを検出して、クレーン支持構造体20の揺れ速度をフィードバックして、トロリ24の駆動を制御することで、地震によるクレーン支持構造体20の揺れを抑制する。制振制御システム100は、図2に示すように、振動検出センサ30と、トロリ駆動部40と、CPU110と、記憶部120と、受電部130と、通常電源140と、非常用電源142と、電源切替スイッチ150とを備える。なお、以下の説明では、地震発生による起振時におけるクレーンの制振制御システムについて説明するが、本実施形態のクレーンの制振制御システムは、強風等の他の要因による起振時にも対応可能とする。
振動検出センサ30は、支持構造体20の振動を検出するセンサである。本実施形態では、振動検出センサ30は、支持構造体20の振動、揺れの加速度を検出する加速度計である。なお、本実施形態では、振動検出センサ30は、支持構造体20の振動、揺れの加速度を検出する加速度計としているが、支持構造体20の振動、揺れの変位を検出する変位計としてもよい。
トロリ駆動部40は、トロリ24をガーダ22及びブーム23上で移動させる際に駆動する駆動手段であり、例えば、機械室28内に設けられ、ロープ牽引方式により回転駆動する横行ドラムや、その他トロリ24を駆動させる各種駆動モーター等が該当する。
CPU110は、記憶部120に記憶された各種プログラムを実行することにより、コンテナクレーン10に備わるトロリ24を始めとする各構成要素の動作制御等を行う。本実施形態では、CPU110は、図2に示すように、少なくとも算出部112と、判定部114と、指令信号送信部116とを備える。
算出部112は、振動検出センサ30の検出信号から支持構造体20の振動速度を算出する。本実施形態では、振動検出センサ30の検出信号が支持構造体20の振動加速度となるので、その検出信号を積分することにより、支持構造体20の振動速度を算出する。なお、振動検出センサ30が変位計の場合では、振動検出センサ30の検出信号が支持構造体20の振動変位となるので、その検出信号を微分することにより、支持構造体20の振動速度を算出する。
判定部114は、算出部112の算出信号から支持構造体20の制振制御の要否を判定する。本実施形態では、判定部114は、支持構造体20の振動速度が設定値以上の場合に、支持構造体20の制振制御を必要と判定する。このように、判定部114で支持構造体20の制振制御の要否判定を行うことにより、支持構造体20の振動速度が設定値以下になるまで、支持構造体20のアクティブ制振制御を行うことができる。なお、クレーンの支持構造体のアクティブ制振制御の要否を判定するトリガとして、振動速度の設定値以外にも、例えば、機械室28或いは不図示の運転室での運転手の制振制御開始のスイッチ入力や、緊急地震速報の受信等をトリガとしてもよい。
指令信号送信部116は、判定部114で制振制御を必要と判定した際に、トロリ24の移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部40に送信する。具体的には、指令信号送信部116は、判定部114から支持構造体のアクティブ制振制御を必要と判定した要否判定信号を受信すると、算出部112で算出された支持構造体20の振動速度に制御定数を掛けて求めた信号をトロリ速度指令信号として、トロリ駆動部40に送信する。すなわち、指令信号送信部116は、判定部114から制振制御を必要とする要否判定信号を受信すると、算出部112で算出された支持構造体20の振動速度に制御定数を掛けて、当該振動速度と符号の正負を反対にして求めた信号をトロリ速度指令信号として、トロリ駆動部40に送信する。そして、トロリ駆動部40は、指令信号送信部116からトロリ速度指令信号を受信すると、当該トロリ速度指令信号に従って、トロリ24の速度調整を行う。このように、本実施形態のクレーンの制振制御システム100は、地震発生等により支持構造体20の振動、揺れを検出した場合に、支持構造体20の振動、揺れをトロリ24の駆動と相殺させて減衰するように、トロリ24をアクティブに動作させる。
すなわち、指令信号送信部116は、判定部114で支持構造体20の制振制御を必要と判定された場合に、支持構造体20の振動速度が設定値以下となるまで、トロリ24の移動速度を調整するために、トロリ速度指令信号をトロリ駆動部40に送信する。トロリ24の移動速度の調整方法としては、例えば、トロリ24が一定の大きさの振幅でガーダ22上を振動させる方法や、支持構造体20の振動、揺れを減衰させるように、トロリ24を所定速度で移動させる方法等が挙げられる。
記憶部120には、CPU110での処理に利用される各種プログラムが記憶されている。本実施形態では、記憶部120には、地震等による支持構造体20の起振の際に、トロリ24の移動速度を調整するトロリ駆動部40の動作制御や、停電発生時における電源切替制御のプログラム等が記憶されている。
受電部130は、コンテナクレーン10を動作制御するのに必要な電力を電源から受電する。本実施形態では、受電部130に電力を供給する電源として、外部からの電力供給源である通常電源140と、地震等による起振時に通常電源が停電になった場合に、受電部に電力を供給する非常用電源142が設けられている。
コンテナクレーン10の非常用電源142として、蓄電池等のバッテリ、大容量キャパシタ、ディーゼルエンジン発電機、マイクロガスタービン等が適用可能である。なお、非常用電源142は、地震発生時の数分程度の短時間のみ使用可能となっていればよいので、非常時における必要最小限の電力を供給できる容量があればよい。
また、停電の発生時に受電部への電力供給源を通常電源から非常用電源に切り替える電源切替手段として、電源切替スイッチ150が設けられている。本実施形態では、電源切替スイッチ150は、地震等により停電が発生した場合に、電力供給源を自動的に通常電源140から非常用電源142に切り替える。すなわち、停電発生時に通常電源140からの電力供給が無くなったとCPU110で判定された場合に、自動的に電源切替スイッチ150を作動させて、電源を非常用電源142に切り替える。このため、地震等による起振時に停電が発生した場合でも、コンテナクレーン10の支持構造体20のアクティブ制振制御を行うことができる。
なお、本実施形態のクレーンの制振制御システム100は、支持構造体20の振動速度が設定値以上と判定された場合に、支持構造体20の制振制御を行っているが、クレーンの制振制御を安全に行うために、各種制約を設けてもよい。すなわち、トロリ24に吊り荷がある場合や、トロリ24の吊りロープが所定の長さ以上の場合や、トロリ24がブーム23のストロークエンドまで行った場合には、危険回避のため、トロリ24の駆動による支持構造体20の制振制御を行わないようにしてもよい。また、主幹が落ちているときに地震が発生した場合には、自動的に主幹が入って、制振制御を自動的に行うようにしてもよい。
次に、本実施形態のクレーンの制振制御方法について、図面を使用しながら説明する。図3は、本実施形態のクレーンの制振制御方法の概略を示すフローチャートである。
まず、地震が発生して(工程S110)、振動検出センサ30が支持構造体20の振動を検出する(振動検出工程S120)。本実施形態では、振動検出センサ30は、支持構造体20の振動、揺れの加速度を検出するが、支持構造体20の振動、揺れの変位を検出してもよい。
振動検出工程S120が終わると、次に、振動検出工程S120の検出結果から支持構造体20の振動速度を算出する(振動速度算出工程S130)。具体的には、振動検出センサ30の検出信号が支持構造体20の振動加速度の場合は、その検出信号を積分することにより、支持構造体20の振動速度を算出する。また、振動検出センサ30の検出信号が支持構造体20の振動変位の場合は、その検出信号を微分することにより、支持構造体20の振動速度を算出する。このようにして、算出部112が振動検出センサ30の検出信号から支持構造体20の振動速度を算出する。
振動速度算出工程S130が終わると、次に、振動速度算出工程S130の算出結果から支持構造体20の制振制御の要否を判定する(要否判定工程S140)。具体的には、支持構造体20の振動速度が設定値以上の場合に、判定部114が支持構造体20の制振制御を必要と判定する。本実施形態では、要否判定工程S140におけるクレーン10の支持構造体20のアクティブ制振制御の要否を判定するトリガとして、支持構造体20の振動速度の設定値としている。アクティブ制振制御の要否を判定するトリガとして、支持構造体20の振動速度以外にも、例えば、機械室28或いは運転室での運転手の制振制御開始のスイッチ入力や、緊急地震速報の受信等をトリガとしてもよい。
要否判定工程S140で制振制御が必要と判定されると、次にトロリ24の移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部40に送信する(指令信号送信工程S150)。具体的には、要否判定工程S140で判定部114が支持構造体20の制振制御を必要と判定した際に、指令信号送信部116がトロリ24の移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部40に送信する。
指令信号送信工程S150でトロリ駆動部40にトロリ速度を調整する指令信号が送信されると、トロリ駆動部40は、トロリ24の移動速度の調整を行う(工程S160)。具体的には、トロリ駆動部40にトロリ速度指令信号を送信すると、トロリ駆動部40は、トロリ速度指令信号に従って、トロリ24の速度調整を行う。
トロリ24の速度調整を行った後に、支持構造体20の制振制御の継続の要否判定が行われる(継続要否判定工程S170)。具体的には、判定部114が支持構造体20の制振制御の継続要否判定を行い、支持構造体20の振動速度が設定値以下と判定された場合は、支持構造体20の制振制御が終了する。一方、支持構造体20の振動速度が設定値より大きいと判定された場合は、再びトロリ24の速度調整を行い、支持構造体20の振動速度が設定値以下になるまで、支持構造体20のアクティブ制振制御を行う。
以上説明したように、本実施形態の制振制御システム100によれば、地震発生等によりコンテナクレーン10の支持構造体20が起振した場合に、コンテナクレーン10にトロリ24の駆動を制御することで、アクティブ制振制御を行えるようになる。すなわち、コンテナクレーン10に既設のトロリ24を利用して、その駆動を制御してコンテナクレーン10の支持構造体20のアクティブ制振制御を行うので、制振レトロフィットが容易なものとなる。換言すると、クレーンの支持構造体20の揺れを検出するセンサ30とCPU110でのロジックの変更だけでアクティブ制振制御の対応が可能なので、改造工事を容易にかつ低コストで行うことができる。
また、地震により発生するクレーンの支持構造体20の揺れに対してアクティブに制御するため、特定の周波数だけでなく、幅広い周波数の地震や強風等による起振に対応する制振制御が可能となる。さらに、トロリ24は、通常30〜40t程度と大きな重量を有し、かつガーダ22及びブーム23上を100メートル程度移動するように可動範囲が広いので、トロリ24を利用したアクティブ制振制御を行うことにより、より大きな地震にも対応できるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明のクレーンの制振制御システムの第2の実施形態に適用されるクレーンの構成について、図面を使用しながら説明する。図4は、本発明のクレーンの制振制御システムの第2の実施形態が適用されるクレーンの概略構成を示す正面図である。
本実施形態におけるコンテナクレーン50は、図4に示すように、コンテナクレーン50の支持構造体60の底部側に有する走行部等にダンパー等の免震装置70を取り付けたクレーンである。すなわち、本実施形態のクレーンの制振制御システムでは、免震装置を備えるコンテナクレーンに適用するものであり、免震装置70の作動開始信号に基づいて、起振時における支持構造体60の制振制御が行われる。また、第1の実施形態と同様に、機械室28に支持構造体60の振動を検出する振動検出センサ80が設けられている。なお、本実施形態に適用されるコンテナクレーン50の他の構成要素については、第1の実施形態で適用されるコンテナクレーン10と略同一なので、その詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態のクレーンの制振制御システムの構成について、図面を使用しながら説明する。図5は、本実施形態のクレーンの制振制御システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のクレーンの制振制御システム200は、いわゆるコンピュータシステムであり、地震等によるクレーンの起振時における支持構造体60の振動を低減させるクレーンの制振制御システムである。制振制御システム200は、図5に示すように、振動検出センサ80と、免震装置70と、トロリ駆動部240と、CPU210と、記憶部220と、受電部230と、通常電源240と、非常用電源242と、電源切替スイッチ250とを備える。
振動検出センサ80は、第1の実施形態と同様に、支持構造体60の振動を検出するセンサである。本実施形態では、振動検出センサ80は、支持構造体60の振動、揺れの加速度を検出する加速度計としているが、支持構造体60の振動、揺れの変位を検出する変位計としてもよい。免震装置70は、地盤の揺れにコンテナクレーン50が追随しないようにするために、コンテナクレーン50の支持構造体60の走行部等に取り付けたダンパー等の装置である。
トロリ駆動部240は、トロリ24をガーダ22及びブーム23上で移動させる際に駆動する駆動手段であり、例えば、機械室28内に設けられ、ロープ牽引方式により回転駆動する横行ドラムや、その他トロリ24を駆動させる各種駆動モーター等が該当する。
CPU210は、記憶部220に記憶された各種プログラムを実行することにより、コンテナクレーン50に備わるトロリ24を始めとする各構成要素の動作制御等を行う。本実施形態では、CPU210は、図5に示すように、少なくとも算出部212と、判定部214と、指令信号送信部216とを備える。
算出部212は、振動検出センサ80の検出信号から支持構造体60の振動速度を算出する。本実施形態では、振動検出センサ80の検出信号が支持構造体60の振動加速度となるので、その検出信号を積分することにより、支持構造体60の振動速度を算出する。なお、振動検出センサ80が変位計の場合では、振動検出センサ80の検出信号が支持構造体60の振動変位となるので、その検出信号を微分することにより、支持構造体60の振動速度を算出する。
判定部214は、免震装置70の作動開始信号から支持構造体60の制振制御の要否を判定する。すなわち、本実施形態では、判定部214は、地震が発生して、免震装置70が作動を開始した場合に、支持構造体60の制振制御を必要と判定する。このように、判定部214によって、免震装置70の作動開始が確認された場合に、制振制御を必要と判定することにより、大地震発生初期も含めて、支持構造体60のアクティブ制振制御を行うことができるようになる。なお、クレーンの支持構造体のアクティブ制振制御の要否を判定するトリガとして、免震装置の作動開始の確認以外にも、例えば、機械室或いは運転室での運転手の制振制御開始のスイッチ入力や、緊急地震速報の受信等をトリガとしてもよい。
指令信号送信部216は、判定部214で制振制御を必要と判定した際に、トロリ24の移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部240に送信する。具体的には、指令信号送信部216は、判定部214から支持構造体のアクティブ制振制御を必要と判定した要否判定信号を受信すると、算出部112で算出された振動速度に制御定数を掛けて求めた信号をトロリ速度指令信号としてトロリ駆動部240に送信する。すなわち、指令信号送信部216は、判定部214から制振制御を必要とする要否判定信号を受信すると、算出部212で算出した支持構造体60の振動速度に制御定数を掛けて、当該振動速度と符号の正負を反対にして求めた信号をトロリ速度指令信号として、トロリ駆動部240に送信する。そして、トロリ駆動部240は、指令信号送信部216からトロリ速度指令信号を受信すると、当該トロリ速度指令信号に従って、トロリ24の速度調整を行う。
このように、本実施形態のクレーンの制振制御システム200は、地震発生等の起振時に免震装置70の作動が開始した場合に、支持構造体60の振動、揺れをトロリ24の駆動と相殺させて減衰するように、トロリ24をアクティブに駆動させる。トロリ24の移動速度の調整方法として、例えば、トロリ24が一定の大きさの振幅でガーダ22及びブーム23上を振動するように速度調整をすることや、トロリ24を所定の速度で移動させる等の速度調整を行う。
記憶部220には、CPU210での処理に利用される各種プログラムが記憶されている。本実施形態では、記憶部220には、地震等による支持構造体60の起振の際に、トロリ24の移動速度を調整するトロリ駆動部240の動作制御や、停電発生時における電源切替制御のプログラム等が記憶されている。
受電部230は、コンテナクレーン50を動作制御するのに必要な電力を電源から受電する。本実施形態では、受電部230に電力を供給する電源として、外部からの電力供給源である通常電源240と、地震等による起振時に通常電源が停電になった場合に、受電部に電力を供給する非常用電源242が設けられている。
コンテナクレーン50の非常用電源242として、蓄電池等のバッテリ、大容量キャパシタ、ディーゼルエンジン発電機、マイクロガスタービン等が適用可能である。なお、非常用電源242は、地震発生時の数分程度の短時間のみ使用可能となっていればよいので、非常時における必要最小限の電力を供給できる容量があればよい。
また、停電の発生時に受電部への電力供給源を通常電源から非常用電源に切り替える電源切替手段として、電源切替スイッチ250が設けられている。本実施形態では、電源切替スイッチ250は、地震等により停電が発生した場合に、電力供給源を自動的に通常電源240から非常用電源242に切り替える。すなわち、停電発生時に通常電源240からの電力供給が無くなったとCPU210で判定された場合に、自動的に電源切替スイッチ250を作動させて、電源を非常用電源242に切り替える。このため、地震等による起振時に停電が発生した場合でも、コンテナクレーン50の支持構造体60のアクティブ制振制御を行うことができる。
なお、本実施形態のクレーンの制振制御システム200は、免震装置70が作動を開始した場合に、支持構造体60の制振制御を行っているが、クレーンの制振制御を安全に行うために、各種制約を設けてもよい。すなわち、トロリ24に吊り荷がある場合や、トロリ24の吊りロープが所定の長さ以上の場合や、トロリ24がブーム23のストロークエンドまで行った場合には、危険回避のため、トロリ24の駆動による支持構造体60の制振制御を行わないようにしてもよい。また、主幹が落ちているときに地震が発生した場合には、自動的に主幹が入って、制振制御を自動的に行うようにしてもよい。
次に、本実施形態のクレーンの制振制御方法について、図面を使用しながら説明する。図6は、本実施形態のクレーンの制振制御方法の概略を示すフローチャートである。
まず、地震が発生して(工程S210)、振動検出センサ80が支持構造体60の振動を検出する(振動検出工程S220)。本実施形態では、振動検出センサ80は、支持構造体60の振動、揺れの加速度を検出するが、支持構造体60の振動、揺れの変位を検出してもよい。
振動検出工程S220が終わると、次に、支持構造体60の制振制御の要否を判定する(要否判定工程S230)。本実施形態では、免震装置70が作動を開始した場合に支持構造体60の制振制御が必要と判定される。
要否判定工程S230で制振制御が必要と判定されると、次にトロリ24の移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部240に送信する(指令信号送信工程S240)。具体的には、要否判定工程S230で判定部214が支持構造体60の制振制御を必要と判定した際に、指令信号送信部216がトロリ24の移動速度を調整する指令信号をトロリ駆動部240に送信する。
指令信号送信工程S240でトロリ駆動部240にトロリ速度を調整する指令信号が送信されると、トロリ駆動部240は、トロリ24の移動速度の調整を行う(工程S250)。具体的には、トロリ駆動部240にトロリ速度指令信号を送信すると、トロリ駆動部240は、トロリ速度指令信号に従って、トロリ24の速度調整を行う。
トロリ24の速度調整を行った後に、支持構造体60の制振制御の継続の要否判定が行われる(継続要否判定工程S260)。具体的には、判定部214が支持構造体60の制振制御の継続要否判定を行い、免震装置70の作動が停止したと判定された場合は、支持構造体60の制振制御を終了させる。一方、免震装置70の作動が継続中と判定された場合は、再びトロリ24の速度調整を行い、免震装置70の作動が停止するまで、支持構造体60のアクティブ制振制御を行う。
以上説明したように、本実施形態の制振制御システム200によれば、地震等によりコンテナクレーン50の支持構造体60が起振して、免震装置70が作動を開始した場合に、トロリ24の駆動を制御することで、アクティブ制振制御を行えるようになる。すなわち、コンテナクレーン50に既設のトロリ24を利用して、その駆動を制御してコンテナクレーン50の支持構造体60のアクティブ制振制御を行うので、制振レトロフィットが容易なものとなる。換言すると、クレーンの支持構造体60の揺れを検出するセンサ80と、免震装置70と、CPU110でのロジックの変更だけでアクティブ制振制御の対応が可能なので、改造工事を容易にかつ低コストで行うことができる。また、免震装置70も併用することで、大地震発生初期も含めて、より大きな地震に対応可能とし、また、トロリ24の動き量を小さくすることもできる。
また、地震により発生するクレーンの支持構造体20の揺れに対してアクティブに制御するため、特定の周波数だけでなく、幅広い周波数の地震に対応する制振制御が可能となる。さらに、トロリ24は、通常30〜40t程度と大きな重量を有し、かつガーダ22及びブーム23上を100メートル程度移動するように可動範囲が広いので、トロリ24を利用したアクティブ制振制御を行うことにより、より大きな地震にも対応できるようになる。
なお、上記のように、本発明の第1及び第2の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、クレーンの制振制御システムの構成、動作も第1及び第2の実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。さらに、第1及び第2の実施形態における制振制御のコントローラ(プログラム)は、クレーンを動かすコントローラであっても良く、また、独立して別途設けたものであっても良い。
10 コンテナクレーン(クレーン)
20 支持構造体
22 ガーダ
23 ブーム
24 トロリ
30 振動検出センサ
32 免震装置
40 トロリ駆動部
100 クレーンの制振制御システム
110 CPU
112 算出部
114 判定部
116 指令信号送信部
120 記憶部
130 受電部
140 通常電源
142 非常用電源
150 電源切替スイッチ(電源切替手段)
S120 振動検出工程
S130 振動速度検出工程
S140 要否判定工程
S150 指令信号送信工程

Claims (5)

  1. 支持構造体の頂部側に設けられるガーダ及びブーム上を移動するトロリを備えるクレーンの起振時における前記支持構造体の振動を低減させるクレーンの制振制御システムであって、
    前記振動を検出する振動検出センサと、
    前記トロリの前記ガーダ及び前記ブーム上への移動の際に駆動するトロリ駆動部と、
    前記振動検出センサの検出信号から前記支持構造体の振動速度を算出する算出部と、
    前記算出部の算出信号から前記支持構造体の制振制御の要否を判定する判定部と、
    前記判定部で前記制振制御を必要と判定した際に、前記トロリの移動速度を調整する指令信号を前記トロリ駆動部に送信する指令信号送信部と、を備えることを特徴とするクレーンの制振制御システム。
  2. 前記判定部は、前記支持構造体の前記振動速度が設定値以上の場合に、前記制振制御を必要と判定することを特徴とする請求項1に記載のクレーンの制振制御システム。
  3. 前記支持構造体の底部側に免震装置を更に備え、前記判定部は、前記免震装置が作動を開始した場合に、前記制振制御を必要と判定することを特徴とする請求項1に記載のクレーンの制振制御システム。
  4. 前記クレーンの受電部に電力を供給する通常電源と、前記起振時に前記通常電源が停電になった場合に前記受電部に電力を供給する非常用電源と、前記停電の発生時に前記受電部への電力供給源を前記通常電源から前記非常用電源に切り替える電源切替手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のクレーンの制振制御システム。
  5. 支持構造体の頂部側に設けられるガーダ及びブーム上を移動するトロリを備えるクレーンの起振時における前記支持構造体の振動を低減させるクレーンの制振制御方法であって、
    前記振動を検出する振動検出工程と、
    前記振動検出工程の検出結果から前記支持構造体の振動速度を算出する振動速度算出工程と、
    前記振動速度算出工程の算出結果から前記支持構造体の制振制御の要否を判定する要否判定工程と、
    前記要否判定工程で前記制振制御が必要と判定された際に前記トロリの移動速度を調整する指令信号を前記トロリの駆動部に送信する指令信号送信工程と、を含むことを特徴とするクレーンの制振制御方法。
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