JPH0376962A - ユニット屋根の接合方法と接合装置 - Google Patents

ユニット屋根の接合方法と接合装置

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JPH0376962A
JPH0376962A JP21036489A JP21036489A JPH0376962A JP H0376962 A JPH0376962 A JP H0376962A JP 21036489 A JP21036489 A JP 21036489A JP 21036489 A JP21036489 A JP 21036489A JP H0376962 A JPH0376962 A JP H0376962A
Authority
JP
Japan
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joining
unit
roof
joint
boards
Prior art date
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Pending
Application number
JP21036489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Horiguchi
堀口 幸兵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0376962A publication Critical patent/JPH0376962A/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ユニット屋根の接合方法と接合装置に係り、
特に、複数分割したユニット屋根を水平方向に並べ、隣
り合うユニット屋根の間を接合することによって、全体
の屋根を形成する技術に関するものである。
「従来の技術」 ユニット屋根は、品質管理の行き届いた工場等において
、屋根の部分を複数分割した状態に形成しておき、建築
現場に搬入してこれを紹み立てることによって屋根を構
築するものであり、屋根の主要部分を予めユニット化し
ておくことにより、屋根の構築工程の短縮を図ることが
できるものとされている。
この場合におけるユニット屋根は、鉄骨ビーム等の上に
搭載される立体パネルの部分であり、組み立て時には、
ユニット屋根を水平方向に並べた後に、その接合部分を
またぐように、ルーフィング(防水ソート )を両側か
ら重畳状態に敷き込み、その上に瓦等の屋根葺材を搭載
することによって、屋根を構築するようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、かかる施工方法であると、隣り合うユニット屋
根の接合部分に隙間を生じ易いために、隙間を閉塞して
防水性を確保するための作業が必要であり、特殊技能を
必要とするとともに、屋根の全面葺き時と同様の作業と
なって作業性が低下し、ユニット屋根を利用する経済性
が損なわれるものとなる。
本発明は、このような課題を解決するものであり、優れ
た防水性を確実に得ること、作業性の向上を図るユニッ
ト屋根本来の優位性を得ること等を目的とするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、二つの手段を提案している
第1の手段は、ユニット屋根の接合方法に係るものであ
り、ユニット屋根の接合端部に、排水溝と該排水溝の接
合側の側部から上方に突出させた接合板と該接合板に形
成された掛け止め具とを有する水切り板を接合方向に突
出状態に取り付けておき、支持構造物へのユニット屋根
の搭載時に水切り板を対向状態に配置し、該対向状態の
水切り板の接合板の間にシール材を充填して閉塞した後
、キャップを対をなす水切り板に被せて掛け止め具によ
り固定するものである。
第2の手段は、支持構造物上に複数のユニット屋根を水
平方向に並べて搭載し、隣り合うユニット屋根の間を接
合するための接合装置に係るもので、排水溝と該排水溝
の側部より上方に突出させた接合板と該接合板に形成さ
れた掛け止め具とを備えこれら排水溝及び接合板をユニ
ット屋根から接合方向に突出させかつ一部をユニット屋
根に埋設状態に取り付けられる水切り板と、ユニット屋
根の接合時に対をなす接合板の間に充填することにより
その間を閉塞するソール材と、該シール材の充填後に対
をなす水切り板に被せて掛け止め具によって固定される
キャップとを具備するユニット屋根の接合装置としてい
る。
「作用」 ユニット屋根の部分は、工場等において屋根葺き作業を
含めて形成され、突出状態の水切り板を取り付けたまま
建築現場に搬送されて組み立てられることになるが、支
持構造物上に複数のユニット屋根を水平方向に並べて搭
載すると、隣り合うユニット屋根における両水切り板の
接合板が対向状態となる。
両接合板の間隙にシール材を充填して閉塞した後、キャ
ップを水切り板に被せて固定すると、隣り合うユニット
屋根の接合部分における隙間の閉塞が行なわれ、キャッ
プは掛け止め具によって固定された状態を保持する。
降雨時における雨水の排水は、水切り板の排水溝によっ
て屋根の傾斜に沿って雨水が下方へ導かれて流れ落ちる
ものとなる。排水溝から雨水が溢れるほど降雨量が多い
場合においては、キャップと接合板との間に雨水が入り
込もうとすると、接合板の間のシール材によって雨水の
侵入が妨げられるために、防水効果を生じるものとなり
、そして、排水溝から雨水が溢れた場合には、ユニット
屋根の表面を伝わって流れ落ちることによって排出され
るものとなる。
「実施例」 以下、本発明に係るユニット屋根の接合装置の一実施例
を第1図ないし第3図に基づいて説明する。
図中符号!は支持構造物、2はユニット屋根、3は接合
装置、4は水切り板、5はシール材、6はキャップ、7
はバックアツプ材である。
前記支持構造物1は、ユニット屋根2を搭載するために
合掌及びたるきを兼用して傾斜状態に架設されている鉄
骨等である。
前記ユニット屋根2は、第2図に示すように、屋根パネ
ル8、下部ルーフィング9、水切り板4の埋設部分、屋
根葺き材1oを積み重ねた基本構造を有して、第3図に
示すように、水平方向に並べた状態で複数(第3図では
2個)配設されるものであり、かつ、第3図の例では対
をなすそれぞれが対称形状(勝手違い形状)とされてい
る。
そして、前記屋根パネル8の部分は、接合部分に、第2
図に示すように、支持構造物lの上に載置される芯材8
aと、該芯材8aと一体の軒げた8bと、これら芯材8
a及び軒げた8bの上に一体に設けられ野地板を兼用す
る合板8Fとを備えている。
なお、第3図に示すユニット屋根2の反対側の端部には
、梁を兼用する芯材11と、端部を覆う垂直な化粧板1
2とか取り付けられている。
また、前記接合装置3は、一対の水切り板4と、対をな
す水切り板4の対向箇所に充填することによってその間
を閉塞するシール材5と、該シール材の充填後に対をな
す水切り板4に被せて固定されるキャップ6と、シール
材5の落下防止を図るバックアツプ材7と具備するもの
とされ、さらに、水切り板4は、屋根葺き材10の色彩
に合わせて着色を施されたステンレス鋼板等をプレス成
形する等によって形成され、ユニット屋根2から突出さ
せる部分には、屋根の傾斜に沿わせるための排水溝4a
と、該排水*4aの接合例の側部から上方に突出させた
接合板4bと、該接合板4bに形成された掛け止め具4
cと、該掛け止め具4dから離間した状態の前記埋設部
分に形成される複数の水切り溝4dと、シール材4eと
が設けられている。
なお、前記シール材5は例えばコーキング材、キャップ
6は前述の着色ステンレス鋼板等の成形品で、水切り板
4の掛け止め具4cに掛け止めされるフック部6aを有
し、バックアツプ材7は一対の接合板4bに対して接着
等によって固定される適宜丸棒等とされる。
以下、ユニット屋根2の接合方法について説明すると、
工場等において、ユニット屋根2の部分を屋根パネル8
と屋根葺き材10との間に、水切り板4の一部を下部ル
ーフィング9を介在させて挾持するように一体化して埋
設した状態で、かつ、水切り板4の接合板4b等をを突
出させた状態のものを形成しておき、建築現場まで搬送
して、支持構造物Iの上に一対のユニット屋根2を搭載
し、その際に、水切り板4の接合板4bを対向状態に、
かつ、その間に小間隙が形成されるように設定する。
両水切り板4における接合板4bの間隙に、棒状のバッ
クアツプ材7を挿入して接合板4bの一方または両方の
面に接着するとともに、該バックアツプ材7の上桟され
た間隙に、シール材(コーキング材)5を充填して上下
方向に密封した状態とする。
次いで、第1図において、鎖線及び実線で示すように、
キャップ6を一対の水切り板4に跨がるように被せて、
キャップ6のフック部6aを掛け止め具4Cに掛け止め
することにより、キャップ6の固定が行なわれる。
このような手段によってユニット屋根2の接合部を閉塞
すると、降雨時において屋根の表面を流れる雨水等の量
が少ない場合は、水切り板4の排水WII4aによって
屋根の傾斜に沿って下方へ導かれて流れ落ち、雨水の量
が多く排水M4aから溢れるような場合は、溢れた雨水
がユニット屋根2における屋根葺き材10の表面を伝わ
って流れ落ちることになる。そして、雨水が溢れること
によって、例えば第1図に実線の矢印で示すように、雨
水が排水溝4aから、接合板4bの掛け止め具4cとキ
ャップ6との間に入り込んだ場合には、シール材5によ
って両接合板6bの間隙が密封されているために雨水の
侵入が妨げられて、接合部分から下に落ちるような漏洩
の発生を防止するものとなり、また、雨水が第1図に破
線の矢印で示すように、水切り板4の部分に入り込んで
、水切り1ll14dに達するようなことが起こったと
しても、雨水が水切り溝4dに案内されて、第2図に矢
印で示すように流れて排出されるものとなり、下部ルー
フィング9と合板8cとの間を通って接合部分から漏洩
することがない。
一方、第4図は、本発明に係るユニット屋根の接合装置
の他の実施例を示すものであり、水切り板4における接
合板4bの上方への突出量が大きく、ユニット屋根2の
表面(屋根葺き材10の表面)よりもシール材5が上方
位置となる設定が行なわれており、雨水が一対の接合板
4bの間に侵入する現象の発生を妨げて、漏洩防止を行
なうものである。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係るユニット屋根の接合
方法と接合装置によれば、 ■ユニット屋根の接合箇所に水切り板を配して、その排
水溝によって雨水等を誘導して流すようにしているため
、接合箇所の排水性を向上させることができる。
■排水溝よりも上方に突出させた接合板の間に、シール
材を充填してキャップで覆うことによって雨水等が入る
ことを妨げており、優れた防水性を得ることができる。
■シール材の充填とキャップを上から装着することとに
より、ユニット屋根の接合分の目地処理がなされるので
、防水処理が簡単になり、格別な特殊技能を必要とする
ことがなく、作業性を向上さ仕ることができる。
■接合部分の簡略化にもって、屋根葺き作業まで含めた
ユニット屋根とすることが可能になり、ユニット化範囲
の拡大と完成度の向上とを図り、加えて経済性を高める
ことができる。
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は本発明に係るユニット屋根の接合
装置の一実施例を示すもので、第1図は一部を省略した
正断面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図は組み立
て状態のユニット屋根の斜視図、第4図は本発明に係る
ユニット屋根の接合装置の他の実施例を示す一部を省略
した正断面図である。 l・・・・・・支持構造物、 2・・・・・・ユニット屋根、 3・・・・・・接合装置、 4・・・・・・水切り板、 4a・・・・・・排水溝、 4b・・・・・・接合板、 4C・・・・・・掛け止め具、 4d・・・・・・水切り溝、 4e・・・・・・シール材、 5・・・・・・シール材、 6・・・・・・キャップ、 6a・・・・・フック部、 7・・・・・・バックアツプ材、 8・・・・・屋根パネル、 8a・・・・・・芯材、 8b・・・・・・軒げた、 8C・・・・・・合板、 9・・・・・・下部ルーフィング、 10・・・・・・屋根葺き材、 11・・・・・・芯材、 12・・・・・・化粧板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、ユニット屋根の接合端部に、排水溝と該排水溝の接
    合側の側部から上方に突出させた接合板と該接合板に形
    成された掛け止め具とを有する水切り板を接合方向に突
    出状態に取り付けておき、支持構造物へのユニット屋根
    の搭載時に水切り板を対向状態に配置し、該対向状態の
    水切り板の接合板の間にシール材を充填して閉塞した後
    、キャップを対をなす水切り板に被せて掛け止め具によ
    り固定することを特徴とするユニット屋根の接合方法。 ii、支持構造物上に複数のユニット屋根を水平方向に
    並べて搭載し、隣り合うユニット屋根の間を接合するた
    めの接合装置において、排水溝と該排水溝の側部より上
    方に突出させた接合板と該接合板に形成された掛け止め
    具とを備えこれら排水溝及び接合板をユニット屋根から
    接合方向に突出させかつ一部をユニット屋根に埋設状態
    に取り付けられる水切り板と、ユニット屋根の接合時に
    対をなす接合板の間に充填することによりその間を閉塞
    するシール材と、該シール材の充填後に対をなす水切り
    板に被せて掛け止め具によって固定されるキャップとを
    具備することを特徴とするユニット屋根の接合装置。
JP21036489A 1989-08-15 1989-08-15 ユニット屋根の接合方法と接合装置 Pending JPH0376962A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657890A (ja) * 1992-08-08 1994-03-01 Kaname:Kk 屋根パネルの接続構造
US6998729B1 (en) 2000-03-17 2006-02-14 Aloys Wobben Wind energy plant having an observation platform

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657890A (ja) * 1992-08-08 1994-03-01 Kaname:Kk 屋根パネルの接続構造
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