JPH037672B2 - - Google Patents

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JPH037672B2
JPH037672B2 JP5831683A JP5831683A JPH037672B2 JP H037672 B2 JPH037672 B2 JP H037672B2 JP 5831683 A JP5831683 A JP 5831683A JP 5831683 A JP5831683 A JP 5831683A JP H037672 B2 JPH037672 B2 JP H037672B2
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JP
Japan
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alkyl group
compound
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JP5831683A
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Shigeki Hamaguchi
Masanori Asada
Junzo Hasegawa
Kyoshi Watanabe
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D263/00Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings
    • C07D263/02Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D263/08Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D263/16Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D263/18Oxygen atoms
    • C07D263/20Oxygen atoms attached in position 2
    • C07D263/24Oxygen atoms attached in position 2 with hydrocarbon radicals, substituted by oxygen atoms, attached to other ring carbon atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、医薬品の合成原料として有用な新規
5−アシロキシメチル−2−オキサゾリジノン誘
導体及びそれらの製造方法に関する。更に詳しく
は、一般式 (式中、R1はアルキル基、R2はアルキル基、
アリル(Ary)基又はアラルキル基を示す。)
で表わされる新規5−アシロキシメチル−2−オ
キサゾリジノン誘導体及びそれらの製造方法に関
する。 化合物の置換基R1は、アルキル基、即ち炭
素数C1〜C6の脂肪族炭化水素基、好ましくはt
−ブチル基或いはイソプロピル基あり、置換基
R2は、アルキル基、アリル(Ary)基又はアラ
ルキル基であり、例えばアルキル基として炭素数
C1〜C17の脂肪族炭化水素基:アリル(Ary)
基としてはフエニル基或いは置換フエニル基であ
るp−クロロフエニル基、、p−ヒドロキシフエ
ニル基;アラルキル基としてはベンジル基等が挙
げられ、化合物は、これら置換基R1,R2を組
み合せた化合物であり、例えば
【式】
等を挙げることができる。これら化合物は文献
未記載の新規化合物であり、医薬の合成原料とし
て重要なものである。例えば化合物の置換基
R1がt−ブチル基或いはイソプロピル基であり、
置換基R2が炭素数C1−C17のアルキル基、、フエ
ニル基の如きアリル(Ary)基又はベンジル基
の如きアラルキル基である化合物に微生物菌体、
微生物由来の酵素、或いは動物臓器由来の酵素等
を作用させ、化合物の5位にあるエステル結合
の不斉水解を行い、更に分離精製を行うことによ
り最終的に (式中、R1はt−ブチル基又はイソプロピル
基を示す。)で表わされる光学活性な(S)−(+)
−3−アルキル置換−5−ヒドロキシメチル−2
−オキザゾリジノンが得られる(特願昭57−
141574,特願昭57−141575,特願昭57−190585)。 これら化合物は、下記に示す反応経路を経て
種々の光学活性なβ−受容体遮断薬に容易に誘導
できることが知られている。 又は、 このような本発明の化合物
【式】 は、光学活性なβ−受容体遮断薬を製造する際、
光学分割を行う新しい方法の出発物質として重要
な産業上の利用の期待される化合物である。 本発明化合物を製造する方法としては次の4
つの方法がある。 第1の方法は、一般式
【式】 (式中、R1はアルキル基、Xはハロゲン原子
を示す。)と、 一般式 R2COOM (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)
基又はアラルキル基;Mはアルカリ金属原子又は
NH+ 4を示す。)とを不活性溶媒中で反応させて化
合物を得る方法である。 この場合、化合物の置換基R1はアルキル基
即ち炭素数C1−C6の脂肪族炭化水素基、好まし
くはt−ブチル基或いはイソプロピル基であり、
置換基Xはハロゲン原子であり、例えば塩素或い
は臭素が挙げられる。化合物の置換基R2はア
ルキル基、アリル(Ary)基又はアラルキル基
であり、例えばアルキル基としては炭素数C1
C17の脂肪族炭化水素基、アリル(Ary)基と
してはフエニル基或いは置換フエニル基であるp
−クロロフエニル基、p−ヒドロキシフエニル
基、アラルキル基としてはベンジル基等が挙げら
れる。 Mはアルカリ金属原子又はNH+ 4であり、アルカ
リ金属原子としては例えばナトリウム原子又はカ
リウム原子等が挙げられる。 化合物と、化合物を反応させる際のモル比
は、化合物に対し化合物が1.0倍モル以上あ
れば良いが、通常1.05〜1.5倍モルが用いられる。
不活性溶媒としては、、例えばジメチルスルホキ
シド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド又はアセトニトリル等が用
いられる。また溶媒によつては不均一反応となる
ので撹拌を充分にするのが望ましい。 反応温度は50℃から使用する不活性溶媒の沸点温
度までの範囲で行えるが、反応時間を短縮させる
には還流させながら行うことが望ましい。反応は
1〜24時間で完了する。 又、上記反応は触媒を用いることなく円滑に進
行するが、例えば15−クラウン(Crown)−5の
如きクラウンエ−テル触媒又はベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロライドの如き相間移動触媒を
用いることにより更に幅広い不活性溶媒が選択で
き、かつ短時間のうちに反応を進めることも可能
である。 反応液は一旦冷却し、反応液中の不溶物を炉去
し、炉液を減圧濃縮する。この濃縮液に有機溶媒
例えば酢酸エチル、ヘキサン等を加え、水或いは
重炭酸ソ−ダ水にて1〜3回洗浄を繰返し、有機
層を脱水乾燥後、濃縮すると目的物である化合物
が得られる。更にシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイ−を行い精製することにより、純粋な化合
物が得られる。第2の方法は、一般式 (式中、R1はアルキル基;Xはハロゲン原子
を示す。)で表わされる化合物と、、 一般式 R2COOH … (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)基
又はアラルキル基を示す。)で表わされる化合物
と、 一般式 M2CO3 … (式中、Mはアルカリ金属原子又はNH+ 4を示
す。)で表わされる化合物とを不活性溶媒中で反
応させて化合物を得る方法である。 この場合、置換基R1,X,R2,Mは第1の製
造方法で説明した置換基と全く同じである。 化合物,化合物,化合物を反応させる際
のモル比は化合物に対し、化合物1.0−1.5倍
モル量、化合物0.5−1.2倍モル量用いれば良
い。反応溶媒としては、ジメチルスルホキシド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド又はアセトニトリル等が用いられ
る。また溶媒によつては不均一反応となるので撹
拌を充分にするのが望ましい。反応温度は50℃か
ら使用する不活性溶媒の沸点温度までの範囲で行
えるが、反応時間を短縮させるには還流させなが
ら行なうのが望ましい。反応は1〜24時間で完了
する。以下、第1の製造方法と同じ精製操作を行
うことにより目的物である化合物が得られる。 第3の方法は、一般式 R1NCO…(式中は
R1はアルキル基)で表わされる化合物と、 一般式 (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)基
又はアラルキル基を示す。)で表わされる化合物
とを触媒存在下で反応し、化合物を得る方法で
ある。 この場合は、置換基R1,R2は第1の製造方法
で説明した置換基と同じである。化合物と化合
物とは、、当モル用いれば良い。反応溶媒は使
用しても、、しなくても反応は進行するが、用い
る場合は、例えばベンゼン,トルエン,N,N−
ジメチルホルムアミド又はアセトニトリル等が用
いられる。触媒としては、ハロゲン化リチウムが
有効であり、例えば塩化リチウム或いは臭化リチ
ウム等が用いられる。反応温度は50℃かれ使用す
る不活性溶媒の沸点温度までの範囲で行えるが、
反応時間を短縮させるには還流させながら行うこ
とが望ましい。反応は3〜48時間で完了する。 以下、第1の製造方法と同じ精製操作を行うこと
により目的化合物が得られる。 第4の方法は、一般式
【式】 (式中、R1はアルキル基を示す。)で表わされ
る化合物と、 一般式 R2COC … (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)
基又はアラルキル基を示す。)とを塩基性化合物
存在下、不活性有機溶媒中で反応させ、化合物
を得る方法である。 この場合、置換基R1,R2は第1の製造方法で
説明した置換基と同じである。化合物と化合物
を反応させる際のモル比は、、化合物に対し
化合物が1.0倍モル以上あれば良いが、通常
1.05−1.3倍モルが用いられる。 塩基性化合物としては、例えばピリジン、トリエ
チルアミン等の3級アミン、又は炭酸ナトリウム
等が用いられる。不活性溶媒としては、例えば酢
酸エチル、塩化メチレン、クロロホルム、トルエ
ン又はベンゼン等が用いられる。発熱反応なの
で、冷却しつつ室温〜40℃に保ちながら徐々に化
合物を添加するのが望ましい。また化合物の
代わりに、例えばアセチルクロリドやブチリルク
ロリド等の代りに酸無水物である無水酢酸や無水
酷酸等を用いて反応することもできる。以下、第
1の製造方法と精製操作を行うことにより目的化
合物が得られる。 以下、実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 3−t−ブチル−5−アセトキシメチル−2−
オキサゾリジノンの製造 3−t−ブチル−5−クロロメチル−2−オキ
サゾリジノン1.92g(10ミリモル)、酢酸カリウム
1.47g(15ミリモル)をN,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)20mlに添加し、撹拌しながら加熱
還流させると約2時間で反応は完了した。冷却
後、反応液中の不溶物を去し、液を減圧濃縮
した。この濃縮液に酢酸エチル約50mlを加え、当
量の水で2回水洗を行つた。 次いで酢酸エチル層を乾燥後、減圧濃縮し、無色
のシロツプ2.02g(純度96%,収率90%を得た。更
にシリカゲルカラムクロマトグラフイ−(カラム、
シリカゲルワコ−C−100,1×20cm;展開溶媒
ヘキサン:アセトン=2:1)を行い。標記化合
物1.83g(収率85%)を得た。ガスクロマトグラフ
分析(カラム,シリコンOV−17,0.3×100cm;
温度200℃)及び薄層クロマトグラフ分析(展開
溶媒、ヘキサン:アセトン=1:1:検出I2)を
行つた結果、不純物は認められなかつた。1H
NMR分析及び元素分析の結果は以下の通りであ
る。なおNMR(核磁気共鳴スペクトル)は図1
の通りである。 形状シロツプ 1H NMR(CDC390MHz) δppm:1.4(9H,s,(CH33C−)2.2(3H,
s,CH3CO−)3.35−3.85(2H,m,−
CH2N−)4.1−4,25(2H,m,−CH2O
−)4.45−4.75(1H,m,−CH2CH(O)
CH2−) 元素分析 C10H17NO4 C H N 計算値(%) 55.80 7.96 6.51 分析値(%) 55.72 8.02 6.49 実施例 2−11 反応原料、反応試剤を種々かえたものについて
実施例1と同様の操作を行い、表1の結果を得
た。
【表】
【表】
【表】 実施例 13 3−t−ブチル−5−アセトキシメチル−2−
オキサゾリジノンの製造 3−t−ブチル−5−クロロメチル−2−オキ
サゾリジノン1.92g(10ミリモル)酢酸0.72g(12ミ
リモル)炭酸ソ−ダ1.05g(10ミリモル)をN,N
−ジメチルホルムアミド20mlに添加し、撹拌しな
がら加熱還流すると約2時間で反応は完了した。
冷却後、反応液中の不溶物を去し、液を圧濃
縮した。この濃縮液に酢酸エチル約50mlを加え、
当量の重炭酸ソ−ダ水容液で2回水洗を行つた。
次いで酢酸エチル層を乾燥後、濃縮し、無色のシ
ロツプ2.04g(純度93%,収率88%)を得た。ガス
クロマトグラフ分析及び薄層クロマトグラフ分析
を行つたところ、保持時間、Rf値とも実施例1
で得た標記化合物と一致した。 実施例 14−24 反応原料、反応試剤を種々変えたものについ
て、実施例13と同様の操作を行つた。その結果を
表2に示す。 ガスクロマトグラフ分析及び薄層クロマトグラ
フ分析を行い。実施例1〜12で得た標品と保持時
間及びRf値が一致していることを確認した。
【表】 実施例 25 3−t−ブチル−5−アセトキシメチル−2−
オキサゾリジノンの製造 t−ブチルイソシアナ−ト2.97g(30ミリモル)、
アセトキシメチルオキシラン3.48g(30ミリモル)。
塩化リチウム0.10g及びトルエン50mlを混合し、
窒素ガス雰囲気下、24時間還流を行つた。冷却
後、塩化リチウムを去した後濃縮した。ガスク
ロマトグラフ分析を行つたところ、副生物が認め
られたのでシリカゲルカラムクロマトグラフイ−
(カラム,シリカゲルワコーC−100,2.5×20
cm;展開溶媒ヘキサン:アセトン=2:1)で精
製して標記化合物4.13g(収率64%)を得た。ガス
クロマトグラフ分析及び薄層クロマトグラフ分析
を行つたところ、保持時間、、Rf値とも実施例1
で得た標記化合物と一致した。 実施例 26 3−t−ブチル−5−ベンゾイロキシメチル−
2−オキサゾリジノンの製造 3−t−ブチル−5−ヒドロキシメチル−2−
オキサゾリジノン1.78g(10ミリモル),ピリジン
1.00g(12.6ミリモル)をクロロホルム20mlに添加
し、塩化ベンゾイル1.55g(11ミリモル)を5分か
けて徐々に滴下し、室温下、24時間反応を行つ
た。反応液を当量の水で2回水洗後、クロロホル
ム層を濃縮し、粗結晶物を得た。これをヘキサン
で晶析し、無色の結晶物2.45g(収率88%)を得
た。ガスクロマトグラフ分析及び薄層クロマトグ
ラフ分析を行つたところ、保持時間、Rf値とも
実施例6で得た標記化合物と一致した。 実施例 27−35 反応原料、反応試剤を種々変えたものについて
実施例26と同様の操作を行つた。その結果を表3
に示す。 ガスクロマトグラフ分析及び薄層クロマトグラ
フ分析を行つたところ、実施例1〜12で得た標品
と保持時間及びRf値において一致していた。
【表】
【表】 実施例 36 3−t−ブチル−5−アセトキシメチル−2−
オキサゾリジノンの製造 3−t−ブチル−5−ヒドロキシメチル−2−
オキサゾリジノン1.78g(10ミリモル),ピリジン
1.00g(12.6ミリモル)及び無水酢酸1.20g(12ミリ
モル)を酢酸エチル20mlに添加し、50℃加温下、
4時間反応を行つた。 反応液を当量の水で2回水洗し、酢酸エチル層
を乾燥後、濃縮し、無色のシロツプ1.85g(純度94
%,収率81%)を得た。 ガスクロマトグラフ分析及び薄層クロマトグラ
フ分析を行つたところ、保持時間、Rf値とも実
施例1で得た標記化合物と一致した。 実施例 37 酸無水物として無水コハク酸を用いて、以下実
施例36と同様の操作を行い、表4の結果を得た。
【表】 【図面の簡単な説明】
図1は、実施例1で得られた本発明化合物の核
磁気共鳴スペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1はアルキル基;R2はアルキル基、
    アリル(Ary)基又はアラルキル基を示す。) で表わされる5−アシロキシメチル−2−オキザ
    ゾリジノン誘導体化合物。 2 R1のアルキル基が、炭素数C1−C6の脂肪族
    炭化水素基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3 R1がt−ブチル基又はイソプロピル基であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の化合
    物。 4 R2のアルキル基が、炭素数C1−C17の脂肪族
    炭化水素基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 5 R2のアリル(Ary)基が、未置換又は置換
    フエニル基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 6 一般式 (式中、R1はアルキル基、Xはハロゲン原子
    を示す。)で表わされる化合物と、 一般式R2COOM …〔〕 (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)基
    又はアラルキル基;Mはアルカリ金属原子又は
    NH+ 4を示す。)で表わされる化合物とを不活性溶
    媒中で反応させることを特徴とする、 一般式 (式中、R1,R2は前記と同じ。)で表わされる
    る5−アシロキシメチル−2−オキサゾリジノン
    誘導体の製造方法。 7 R1のアルキル基が、、炭素数C1−C6の脂肪族
    炭化水素基である特許請求の範囲第6項記載の製
    造方法。 8 R1がt−ブチル基又はイソプロピル基でか
    る特許請求の範囲第6項又は第7項記載の製造方
    法。 9 Xのハロゲン原子が、塩素原子又は臭素原子
    である特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 10 R2のアルキル基が、炭素数C1−C17の脂肪
    族炭化水素基である特許請求の範囲第6項記載の
    製造方法。 11 R2のアリル(Ary)基が、未置換又は置
    換フエニル基である特許請求の範囲第6項記載の
    製造方法。 12 Mのアルカリ金属原子が、、ナトリウム原
    子又はカリウム原子である特許請求の範囲第6項
    記載の製造方法 13 一般式 (式中、R1はアルキル基;Xはハロゲン原子
    を示す。)で表わされる化合物と、 一般式 R2COOH … (式中、R2はアルキル基、、アリル(Ary)
    基又はアラルキル基を示す。)で表わされる化合
    物と、 一般式 M2CO3 … (式中、Mはアルカリ金属原子又はNH+ 4を示
    す。)で表わされる化合物とを不活性溶媒中で反
    応させることを特徴とする一般式 (式中、R1,R2は前記と同じ。)で表わされる
    5−アシロキシメチル−2−オキザゾリジノン誘
    導体の製造方法。 14 R1のアルキル基が、、炭素数C1−C6の脂肪
    族炭化水素基であるる特許請求の範囲第13項記
    載の製造方法。 15 R1がt−ブチル基又はイソプロピル基で
    ある特許請求の範囲第13項又は第14項記載の
    製造方法。 16 Xのハロゲン原子が、塩素原子又は臭素原
    子である特許請求の範囲第13項記載の製造方
    法。 17 R2のアルキル基が、、炭素数C1−C17の脂
    肪族炭化水素基である特許請求の範囲第13項記
    載の製造方法。 18 R2のアリル(Ary)基が、未置換又は置
    換フエニル基である特許請求の範囲第13項記載
    の製造方法。 19 Mのアルカリ金属原子が、ナトリウム原子
    又はカリウム原子である特許請求の範囲第13項
    記載の製造方法。 20 一般式 R1NCO … (式中、R1はアルキル基を示す。)で表わされ
    る化合物と、 一般式 (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)基
    又はアラルキル基を示す。)で表わされる化合物
    とを触媒の存在下に反応させることを特徴とする
    一般式 (式中、R1,R2は前記と同じ。)で表わされる
    5−アシロキシメチル−2−オキサゾリジノン誘
    導体の製造方法。 21 R1のアルキル基が、、炭素数C1−C6の脂肪
    族炭化水素基である特許請求の範囲第20項記載
    の製造方法。 22 R1がt−ブチル基又はイソプロピル基で
    ある特許請求の範囲第20項又は第21項記載の
    製造方法。 23 R2のアルキル基が、炭素数C1−C17の脂肪
    族炭化水素基である特許請求の範囲第20項記載
    の製造法方。 24 R2のアリル(Ary)基が、未置換又は置
    換フエニル基である特許請求の範囲第20項記載
    の製造方法。 25 触媒がハロゲン化リチウムである特許請求
    の範囲第20項記載の製造方法。 26 一般式 (式中、R1はアルキル基を示す。)で表わされ
    る化合物と 一般式 R2COC … (式中、R2はアルキル基、アリル(Ary)基
    又はアラルキル基を示す。)とを塩基性化合物存
    在下、不活性溶媒中で反応させることを特徴とす
    る一般式 (式中、R1,R2は前記と同じ。)で表わされる
    5−アシロキシメチル−2−オキザゾリジノン誘
    導体の製造方法。 27 R1のアルキル基が、炭素数C1−C6の脂肪
    族炭化水素基である特許請求の範囲第26項記載
    の製造方法。 28 R1がt−ブチル基又はイソプロピル基で
    ある特許請求の範囲第26項又は第27項記載の
    製造方法。 29 R2のアルキル基が、炭素数C1−C17の脂肪
    族炭化水素基である特許請求の範囲第26項記載
    の製造方法。 30 R2のアリル(Ary)基が、未置換又は置
    換フエニル基である特許請求の範囲第26項記載
    の製造方法。
JP5831683A 1983-04-02 1983-04-02 5−アシロキシメチル−2−オキサゾリジノン誘導体及びその製造方法 Granted JPS59184169A (ja)

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