JPH037665A - 車両のステアリング特性制御装置 - Google Patents

車両のステアリング特性制御装置

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JPH037665A
JPH037665A JP12907489A JP12907489A JPH037665A JP H037665 A JPH037665 A JP H037665A JP 12907489 A JP12907489 A JP 12907489A JP 12907489 A JP12907489 A JP 12907489A JP H037665 A JPH037665 A JP H037665A
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JP
Japan
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steering
steering angle
vehicle
control
assist force
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JP12907489A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hiromoto
広本 建一
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の走行状態に応じてステアリング装置の
操舵補助力を制御する車両のステアリング特性制御装置
に関する。
[従来の技術] 従来より、車輪と路面との問の摩擦係数(以下。
路面μという)が低くなる雪路等の低μ路では、ステア
リング装置が操舵軸から受けるセルファライニングトル
クが低下するので、車両操舵時の手応えが不足し、車両
の操縦安定性が低下することが知られている。そこで従
来より、こうした問題を解決するために、例えば特開昭
59−32562舟公報に記載の如く、走行時の降雨状
態から路面μを検出し、路面μに応じてパワーステアリ
ング装置のアシス]〜圧を制御することにより、低μ路
でのステアリング装置の操舵補助力を低下して、車両の
操舵力を増大させることが考えられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記従来の装置は、単に路面μに応じてステアリ
ング装置の操舵補助力を制御するものであるため、低μ
路における操舵力を増加させて操縦安定性を改善するこ
とはできるものの、路面μが一定であれば、ステアリン
グ装置の操舵補助力は路面μに応じた所定値に制御さ札
 車両の操舵力が一定となるため、車両の旋回可能半径
を越えて車両を操舵することは可能である。このため従
来の装置では、ステアリング装置が旋回可能半径以上に
操舵されることがあり、充分な走行安全性を確保するこ
とができなかつブー そこで本発明は、ステアリング装置が車両の旋回可能半
径を越えて操舵されるのを防止することのできる車両の
ステアリング特性制御装置を提供することを目的として
なされた。
[課題を解決するだめの手段] 即ち上記目的を達するための本発明は、第1図二例示す
る如く、 操舵補助力を調節可能なステアリング装置(二股すら札
 該ステアリング装置の操舵補助力を車両の走行状態に
応じて制御する車両のステアリング特性制御装置であっ
て、 車速を検出する車速検出手段M1と、 車輪と路面との問の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手
段M2と、 上記ステアリング装置の操舵角を検出する操舵角検出手
段M3と、 上記車速検出手段M]及び上記摩擦係数検出手段M2の
検出結果に基づき、車両が安定走行可能なステアリング
操舵角の上限値を算出する限界操舵角算出手段M4と、 上記操舵角検出手段M3で検出された操舵角が上記限界
操舵角算出手段M4で算出された一L限値以上であるか
否かを判断する操舵角判定手段M5と、 該操舵角判定手段M5で操舵角が」]限限値上であると
判断されたとき、上記ステアリング装置の操舵補助力を
低下させる操舵補助力低下手段M6と、 を備えたことを特徴とする車両のステアリング特性制御
装置を要旨としている。
[作用] 以上のように構成された本発明のステアリング特性制御
装置においては、まず限界操舵角算出手段M4が、車速
検出手段M1により検出された車両の走行速度ど摩擦係
数検出手段M2により検出された路面μどに基づき、車
両が安定走行可能なステアリング操舵角の上限値を算出
する。すると操舵角判定手段M5が、この算出されたス
テアリング操舵角の上限値と、操舵角検出手段M3によ
り検出された実際のステアリング装置の操舵角とを比較
[1、ステアリング装置の操舵角が上限値以上となった
か否が丘判断する。そしてこの操舵角判定手段M5が、
ステアリング装置の操舵角が上限値以上であると判断す
ると、操舵補助力低下手[Qtv16が作動し、ステア
リング装置の操舵補助力を低下させる。
つまり本発明のステアリング特性ホ1]御装置において
は、ステアリング装置の操舵角が路面μと車速とで決定
される車両の安定走行可能な上限値以上となると、ステ
アリング装置の操舵補助力を低下(即ち、車両の操舵力
を増大)させることにより、ステアリング装置を操舵し
過ぎるのを防止して、車両の旋回安定性を向上する。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第2図は本発明が適用されたパワーステアリング装
置の操舵補助力制御系全体の構成を表わす概略構成図で
ある。
図に示す如く、本実施例のパワーステアリング装置は、
ステアリングギヤボックス2内に、ステアリングギヤ4
.パワーシリンダ6、及びコン]−ロールバルブ8が一
体化されたインテグラル式パワーステアリング装置とし
て構成されている。
またステアリングギヤ4には、ステアリングホイール1
0の回転がステアリングシャツl−12゜トーションバ
ー14を介して伝達されるウオームシャフト16と、ウ
オームシャフト16(二ボール]8を介して嵌合さ札 
ウオームシャフト]6の回転及びコントロールバルブ8
を介して伝達される油圧によりパワーシリンダ6内を移
動するパワピストン20と、このパワーピストン20の
中立位置からの移動により左右に回転されるセクタシャ
フト22と、を備えたポールスクリュウ式のステアリン
グギヤが使用されている。
次にコントロールバルブ8には、ステアリングシャフト
12に直結されたロータ24によりパワピストン20に
加える油圧の方向を切換るロタリパルプが使用されてい
る。またこのコントロールバルブ8周縁には、コン1−
ロールバルブ8のシャフト8aの動きを抑制するプラン
ジャを備えた油圧反力室26が形成さ札 この油圧反力
室26内の油圧を調節することにより、プランジャによ
るシャツ1−8aの押圧力(油圧反力)を制御して、当
該パワーステアリング装置の操舵補助力を調節できるよ
うにされている。
このコントロールバルブ8及び油圧反力室26には、ベ
ーンポンプ30から圧送された圧油が分流弁32を介し
て伝達される。分流弁32は、油圧反力室26側に流れ
る油量が常時一定1こなるようにベーンポンプ30から
の圧油をコントロールバルブ8及び油圧反力室26+二
分流する。また分流弁32の油圧反力室26側には、ソ
レノイドバルブ34が備られている。ソレノイドバルブ
34は、後述のステアリング制御回路40により開度調
節さね 分流弁32から一定流量で流出してくる油をリ
ザーバ36に溢流させることで、油圧反力室26の油圧
を制御する。
ここで本実施例においては、ソレノイドバルブ34は、
第3図(a)に示す如く、ソレノイド電流1が大きい程
その開口面積が大きくなるように構成されている。また
この開口面積が大きい程分流弁32から油圧反力室26
側に流れる油の溢流量が大きくなるため、油圧反力室2
6の油圧によりコントロールバルブ8のシャフト8aに
加わる反力(油圧反力)ば、第3図(b)に示す如く、
ソレノイドバルブ34の開口面積が小さい程大きくなる
。従って当該パワーステアリング装置の操舵補助力は、
第3図(C)に示す如く、ソレノイドバルブ34のソレ
ノイド電流1が小さい程小さくなる。
また次に分流弁32と、コントロールバルブ8及び油圧
反力室26と、を夫々連通する通路は、固定オリフィス
38を介して連通されている。この固定オリフィス38
は、車両の中・高速時にステアリングを操舵することに
より高圧となるコントロールバルブ8側の油圧を油圧反
力室38側に供給し、て、そのときの操舵補助力在より
低下させる。
以上のように構成された本実施例のパワーステアリング
装置では、ステアリングホイール10を操作していない
ときには、コントロールバルブ8が中立位置に保持さ札
 パワーピストン20の左右に形成される油室4L、4
Rに差圧が生じず、分流弁32を介して流入される圧油
はコントロールバルブ8を介してそのままりザーバ36
に戻される。従ってパワーピストン20も中立位置に保
持さね 車両は操舵されない。
方、ステアリングホイール10を矢印へ方向(左方向)
に回転させると、ステアリングシャフト12を介してコ
ントロールバルブ8が同方向(矢印B方向)に回転し、
分流弁38を介して流入される圧油をパワーピストン2
0の左側に形成された油室4Lに伝達する。またこのと
きトーションバー14はステアリングシャフト12の回
転により板組 ウオームシャフト]6を同方向に回転さ
せてパワーピストン20を図の右方向に移動させるよう
に働く。このためパワーピストン20は、油室4Lに伝
達された圧油によりアシスト圧を受けて、ウオームシャ
フト16の回転により図の右方向に移動し、セクタシャ
フト22を矢印C方向に回転させる。この結果当該パワ
ーステアリング装置は左方向に操舵さ札 車両を左旋回
させる。
また逆にステアリングホイール]Oを矢印Aとは逆方向
(右方向)に回転させると、コントロルバルブ8が回転
して分流弁38を介して流入される圧油をパワービス1
−ン20の右側に形成された油室4Rに伝達する。また
このときトーションバー14はステアリングシャフト]
2の回転により捩相、パワーピストン20を図の左方向
に移動させるように働く。このためパワーピストン20
は、油室4Rに伝達された圧油によりアシスト圧を受け
て、ウオームシャフト16の回転により図の左方向に移
動し、セクタシャ71−22を介して車両を右旋回させ
る。
次にステアリング制御回路40は、車両の運転状態に応
じてパワーステアリング装置の操舵補助力を制御するた
めのもので、CP U 40 a、  R0M40b、
  RAM40cを中心とした周知の論理演算回路どし
て構成されている。このステアリング?i制御回路40
は、出力インタフェース40dを介してソレノイドバル
ブ34に流れる電流(ソレノイド電流)l存調整するこ
とで、パワーステアリング装置の操舵補助力を制御する
が、本実施例では、車両の運転状態を検出するためのセ
ンサと[7て、車両を検出する車速セン−ジ−42,セ
クタシ■ セット22の歪を検出する周知の歪ゲージを用いた歪セ
ンサ44.及びステアリングホイール]Oの中立位置か
らの回転角度(即ち操舵角O)を検出する操舵角センサ
46が備えられており、これら各センサからの検出信号
ハく入力インタフェース40eを介してステアリング制
御回路40に入力される。
以下このステアリング制御回路40で操舵補助力制御の
ために実行される制御処理について、第4図及び第5図
に示すフローチャートに治って説明する。
まず第4図はステアリング制御回路40において繰り返
し実行される操舵補助力制御処理を表わすフローチャー
トである。
図に示す如くこの操舵補助力制御処理が開始されるとま
ずステップ100を実行(−1後述の操舵補助力低下制
御判定処理でセラi〜・リセッ]−される操舵補助力低
下フラグFがセットされているか否かを判断する。そし
て操舵N助力低下フラグ「がリセット状態であれば、従
来より周知の車速V2 こ応じた操舵補助力制御を実行すべく、ステップ]10
に移行し、車速センサ42がらの検出信号に基づき得ら
れる車速Vを読み込む。また次にステップ120では、
上記読み込んだ車速Vに基づき、予め設定されたマツプ
を用いて、ソレノイドバルブ34の目標通電電流10を
算出する。そして続くステップ]30に移行して、ソレ
ノイドバルブ34に流れる電流(ソレノイド電流1)を
この算出された目標通電電流1oに制御するソレノイド
通電制御を実行し、処理を一旦終了する。
ここでステップ120で目標通電電流1oを算出するた
めに使用されるマツプは、第6図に示す如く、車速Vが
高い程目標通電電流1oが小さくなるように設定されて
いる。これは車速Vが高い程ソレノイド電流1が小さく
なるようにするためで、これにより車速Vが高い程油圧
反力室26の油圧が増大して、パワーステアリング装置
の操舵補助力が小さくなり、車両の中・高速時の走行安
定性が向上する。
またステップ]30の処理は、ソレノイドバルブ34の
通電時間を目標通電電流1oに応じてデユーティ制御す
ることにより行なわ拍、これによってソレノイド電流1
の平均値が目標通電電流0に制御される。
次にステップ]○○にて、操舵補助力低下フラグFがセ
ラ1〜されていると判断されると、ステップ140に移
行し、ソレノイドバルブ34への通電を停止して処理在
−旦終了する。この処理は操舵補助力低下フラグFがセ
ラ1−されているときに、ソレノイドバルブ34への通
電を遮断することで、ソレノイド34の開口面積を最少
にし、これによって油圧反力室26の油圧を最大にして
、パワステアリング装置の操舵補助力を最小するための
もので、前述の操舵補助力低下手段M6に相当する。
次に第5図は、上述の操舵補助力低下フラグFをセット
・リセットする操舵補助力低下制御判定処理を表わすフ
ローチャートである。
この処理は上述の操舵補助力制御処理に対して、所定時
間毎の割込処理と[−で実行されるもので、処理が開始
されると、まずステップ200を実行して、歪センサ4
4からの出力信号に基づき操舵軸に生じたセルファライ
ニングトルクを検出する。
即ち、セクタシャツ1−22には、セクタシャフト22
がパワーステアリング装置の動作によって回転されたと
きに歪が発生し、その大きさはセクタシャフト22が操
舵軸側から受けるセルファライングトルクSATに対応
することから、このステップ200でば、歪センサ44
がらの検出信号に基づき得られるセクタシャフト22の
歪を、操舵軸のセルファライニングトルクSATとして
検出するのである。
次にステップ2]0においては、車速センサ42からの
検出信号に基づき得られる車速Vを読み込み、続くステ
ップ220に移行して、セルファライニングトルクSA
Tと車速Vとに基づき、予め設定されたマツプを用いて
路面μを算出する前述の摩擦係数算出手段M2としての
処理を実行する。このステップ220で路面μを算出す
るために使用されるマツプは、第7図に示す如く、セル
5− ファライニングトルクSATが大きい程、 しかもセル
ファライニングトルクSATが一定であれば車速Vが低
い程、路面μが高いものとして算出されるように設定さ
れている。これは高μ路程セルファライニングトルクS
ATが高くなり、しかも車速Vが高い程セルファライニ
ングトルクSATが大きくなるためであり、これによっ
て路面μが正確に推定される。
また次に続くステップ230では、この算出した路面μ
と上記読み込んだ車速Vとに基づき、予め設定されたマ
ツプを用いて車両が安定走行可能な操舵角の上限値(限
界操舵角)Ooを算出する限界操舵角算出手段M4とし
ての処理を実行する。
このステップ230で限界操舵角θ0を算出するために
使用されるマツプは、第8図に示す如く、車速Vが高く
、路面μが低い程、限界操舵角OOが小さくなるように
実験によって定められている。
次にステップ240では、操舵角センサ46からの検出
信号に基づきステアリングホイール10の実際の操舵角
(実操舵角)Oを検出し、続くスロー テップ250に移行して、この実操舵角0が、上記算出
された限界操舵角00以上となったか否かを判断する操
舵角判定手段M5としての処理を実行する。
そしてθ≧OOであれば、現在の操舵状態では車両にス
ピン等が発生し易く危険であると判断して、260に移
行し、前述の操舵補助力制御処理において操舵補助力を
最小に制御するステップ140の処理を実行させるべく
、操舵補助力低下フラグFをセットする。また逆にθく
θOであれば、車両は安定走行可能であるので、ステッ
プ270二移行して、操舵補助力低下フラグFをリセッ
トすることにより、操舵補助力制御処理において車速V
に応じた通常の操舵補助力制御を実行させる。
このように本実施例では、セクタシャフト22に設けら
れた歪センサ44からの検出信号に基づき操舵軸に生じ
たセルファライニングトルクSATを検出すると共1こ
、この検出されたセルファライニングトルクSATと車
速Vとから路面μを推定し、この路面μと車速Vとに基
づき車両が安定走行可能な操舵角の上限値を限界操舵角
θ○として設定して、実操舵角Oがこの限界操舵角00
以上になるとパワーステアリング装置の操舵補助力を最
小にして車両の操舵力を増大するようにされている。
このため本実施例によれば、第9図に示す如く、車両旋
回時に操舵角θが限界操舵角00以上になったときに車
両の操舵力を急上昇させて、その旨を車両運転者に報知
することができると共に、車両運転者がステアリングホ
イール10を操舵し過ぎるのを防止できる。従って車両
の旋回走行時の安全性を向上でき、より安定した旋回走
行を実現できる。尚第9図において、点線は、操舵角O
が限界操舵角θ0を越えても操舵力が変化しない、従来
の装置の操舵力特性を表わしている。
ここで上記実施例では、セクタシャフト22の歪からセ
ルファライニングトルクSATを検出し、このセルファ
ライニングトルクSATと車速Vとに基づき路面μを求
めるように構成したが、例えば車両加速時に駆動軸に発
生した加速スリップ乞抑制する加速スリップ制御装置を
搭載した車両においては、駆動軸の回転が路面μに応じ
て最適な加速性が得られるように制御されるため、こう
した車両では、加速スリップ制御の実行に伴い算出され
る路面μに対応したパラメータから路面μを求めるよう
にしてもよい。そこで次に本発明の第2実施例どして、
こうした加速スリップ制御装置を搭載した車両に本発明
を適用する場合について説明する。
第10図は本発明が適用された4気筒内燃機関2を動カ
ン原とするフロントエンジン・リヤドライブ(F R)
方式の車両の全体の構成を表わす概略構成図である。
図に示す如く本実施例の車両には、ステアリング制御回
路50と、内燃機関52の出力トルクを抑制することに
より車両加速時に生じた加速スリップを抑制する加速ス
リップ制御回路54と、内燃機関52の燃料噴射量及び
点火時期を制御する内燃機関制御回路56とが備えられ
ている。
ここでまず内燃機関制御回路56は、cpu s− 6a、  ROM56b、  RAM56c等を中心と
した論理演算回路として構成されており、内燃機関2の
運転状態を検出する各種センサからの検出信号や、後述
する加速スリップ制御回路54から圧力された加速スリ
ップ制御のための制御データを入力インタフェース56
dを介(−で入力すると共こ、これら各入力データに基
づき内燃機関52の各気筒への燃料噴射量及び点火時期
を算出し、この算出結果に応じて出力インタフェース5
6eを介して内燃機関52の各気筒の燃料噴射弁58及
びイグナイタ60を駆動制御することで、内燃機関52
の燃料噴射量及び点火時期を制御する。
また内燃機関52には、その運転状態を検出するための
センサどして、エアクリーナ62の近傍で吸気通路52
a内に流入する吸気の温度(吸気温)を検出する吸気温
センサ64、アクセルペダル66により開閉されるスロ
ットルバルブ68の開度(スロツ]−ル開度)を検1出
するスロットル開度センサ70、吸気の脈動を抑えるサ
ージタンク72内の圧力(吸気管圧力)を検出する吸気
圧セ20− ンザ74、排気通路52bに設けられた排気浄化のため
の三元触媒76より上流側で排気中の酸素濃度を検出す
る空燃比センサ78、冷却水温を検出する水涸センサ8
0、各気筒の点火プラグ82に高電圧を分配するディス
トリビュータ84の回転に応じて内燃機関52が30’
CA回転する度にパルス信号を出力する回転角センサ8
6、及びディストリビュータ8Aの1回転に1回(即ち
内燃機関52の2回転に1回)の割でパルス信号を圧力
する気筒判別センサ88等が設けられ、これら各センサ
からの検出信号が入力インタフェース56dt介(〜て
内燃機関i制御回路56に入力される。
次に加速スリップ制御回路54は、加速スリップを検出
すると共に、加速スリップの大きさに応じて内燃機関5
2の出力トルクを抑制するための制御N(詳(−くは燃
料カッ]−を行なう気筒数と点火時期の遅角量)を算出
し、その算出結果に応じた制御データを内燃(幾関制御
回路56に圧力することで、内燃機関制御回路56側で
加速スリップ抑1tj11のための燃料カット制御及び
点火時期の遅角制御を実行させ、これによって加速スリ
ップ発生時の内燃機関52の出力トルクを抑制する、1
この加速スリップ制御回路54は、内燃機関制御回路5
6と同様に、CPU54a、  ROM54b、RAM
54c等を中心とした論理演算回路として構成されてお
り、上述のスロットル開度センサ70、吸気圧センサ7
4、及び回転角センサ−86からの検出信号や、当該車
両の左右前輪(従動輪)90Fl、  90FRの回転
速度を夫々検出する左右の従動輪速度センサ92 FL
、  92 FR1同じく当該車両の左右後輪(駆動輪
) 90RL、  90RRの回転速度を夫々検出する
左右の駆動輪速度セン°リー92RL、92RR等から
の検出信号を入力インタフェース54dを介して入力し
、その入力データに基づき加速スリップを検出して内燃
機関52の出力1−ルク制御のための制御量を算出し、
その算出結果に応じた制御データを出力インタフェース
54eを介して内燃機関制御回路56に出力するようニ
されている。
尚当該車両には、内燃機関52のクランク軸52cの回
転を駆動軸90 RL、  90 RRに伝達する動力
伝達系に、自動変速機94が設けられており、この自動
変速機94と周知のディファレンシャルギヤ96を介し
て内燃+′R関52の呂カトルクを駆動輪90 RL、
  90 RRに伝達するようにされている。
次に上記のように構成された加速スリップ制御回路54
において実行される加速スリップ制御処理について、第
11図に示すフローチャートに沿って説明する。
この加速スリップ制御処理は、加速スリップ制御回路5
4において所定時間(数m sec、)毎(二繰り返し
実行されるもので、処理が開始されるとまずステップ3
10を実行し、左右の駆動軸速度センサ92RL、  
92RR及び左右の従動輪速度センサ92FL、  9
2FRからの検出信号に基づき、駆動輪速度VR及び車
体速度VFを夫々算出する。尚このステップ310にお
いては、駆動軸速度VRは、左右の駆動輪速度センサ9
2RL、  92RRからの検出信号に基づき左右駆動
軸90RL、  90RRの回転速度VRL及びVRR
を夫々求め、そのいずれか太き3− い方を選択することにより設定さね また車体速度VF
は、左右の従動輪速度センサ92FL、92「Rからの
検出信号に基づき左右従動輪90FL、90FRの回転
速度V FL、  V FRを求め、そのいずれが大き
い方を選択することにより設定される。
次にステップ320では、ステップ310で算出した車
体速度VFを車体速度データとしてステアリング制御回
路50に出力し、続くステップ330に移行して、ステ
ップ310で求めた車体速度VFに予め設定された目標
スリップ率Ks(例えば0.1)を乗することで、駆動
輪90RL、90RRの目標スリップ量Voを算出する
。また続くステップ340では、車体速度VFと駆動軸
速度VRとの差をとることにより駆動輪90RL、90
RRの実スリップ量V」を算出し、続くステップ350
に移行して、この実スリップ量Vj とステップ330
で求めた目標スリップ量Voとの偏差△Vを算出する。
次にステップ360では、加速スリップ制御実行時にセ
ットされる制御実行フラグFKがリセッ4 ト状態であるか否かを判断し、制御実行フラグFKがリ
セット状態であれば、即ち現在加速スリップ制御が実行
されていなければ、続くステップ370に移行して、目
標スリップ量Voと実スリップ量V」との偏差△Vが正
の値となっているか否かによって、駆動軸90RL、 
 90RRに加速スリップが発生したか否かを判断する
ソシテ△v>oであれば駆動輪90 RL、  90 
RR二加速スリップが発生したと判断し、続くステップ
380に移行して、制御実行フラグFKをセットし、更
に続くステップ390に移行して、加速スリップ制御の
実行開始を表わす信号を内燃機関制御回路56及びステ
アリング制御回路501:出力する。また逆に△V≦O
であれば、駆動輪90RL、  90 RRには加速ス
リップが発生していないと判断[−で後述のステップ5
60に移行する。
次にステップ390でロックアツプ禁止信号を出力した
場合、或はステップ360で制御実行フラグFKが既に
セットされていると判断された場合には、ステップ40
0に移行して、左右駆動輪速度センサ92RL、  9
2RRからの検出信号に基づき左右駆動@90RL、 
 90RRの平均回転速度(駆動輪平均速度)VRoを
算出すると共に、回転角センサ86及び吸気圧センサ7
4からの検出信号に基づき内燃機関52の回転速度NF
及び吸気管圧力PMを算出する。そして続くステップ4
10では、ステップ400で求めた内燃機関52の回転
速度NEと駆動輪平均速度VRoとに基づき、内燃機関
52から駆動輪90RL、  90RRまでの動力伝達
系における変速比γ(=NE/VRO)を算出する。
次にステップ420では、予め設定された積分定数G1
と、ステップ350で求めた目標スリップ量Voと実ス
リップ量V」との偏差へVと、現在の目標駆動輪トルク
積分項TS+とから、次式(1)を用いて目標駆動輪1
−ルク積分項TSIを更新する。
TS l=丁s l−G l −△V   =−(1)
また次にステップ430では、予め設定された比例定数
GPと、ステップ350で求めた目標スノツプftVo
と実スリップ量Vi との偏差△Vとから、次式(2)
を用いて目標駆動輪1−ルク比例項TSPを算巳する。
TSPニーGP・△V     ・・・(2)そして続
くステップ440では、上記求めた目標駆動輪トルク積
分項丁Slと目標駆動軸トルク比例項TSPとを加算す
ることで、制御目標となる目標駆動輪トルクTSを決定
し、続くステップ450に移行して、この算出した目標
駆動軸トルクTSを目標駆動軸トルクデータとしてステ
アリング制御回路50に出力する。
次にステップ460では上記求めた目標駆動輪1ヘルク
ー「Sをステップ410で求めた変速比γで除すること
により、駆動軸90RL、  90RRを目標駆動輪1
−ルクTSで駆動するのに必要な内燃機関52の出力1
〜ルク(目標エンジントルク)TEを算出する。そして
続くステップ470では、ステップ400で求めた内燃
機関52の回転速度NEと吸気管圧力PMとに基づき、
予め設定されたマツプを用いて、内燃機関52の全気筒
に燃料噴射27 を行った場合の内燃機関52の出力i−ルクを最大エン
ジントルクTMAXとして算出し、続くステップ480
に移行して、この最大エンジン1〜ルクTMAXと目標
エンジントルクTFとから、次式(3)を用いて、内燃
機関52の出力トルクを目標エンジントルクTFに制御
するために燃料カッ]・を行うべき気筒数(気筒カット
数)NCを算出する。
NC=lNT(K、C[1−(TE/−rMAx)])
  −(3)尚上式(3)において、KCは内燃機関2
0金気箇数(本実施例では4)を表し、 1NTは[」
内の計算値の小数点以下を切り捨てた整数を表している
次にステップ490では、ステップ4.00で求めた内
燃機関52の回転速度NEと吸気管圧力PMとに基づき
、予め設定されたマツプを用いて、内燃機関52の点火
時期を1’CA遅角することによって抑制される内燃機
関2の出力トルクの伍(遅角]−ルク抑制量)TCAを
算出する。そして続くステップ500でば、この遅角I
−ルク抑制量T8− C△ど、ステップ460〜ステツプ480で夫々求めた
目標エンジントルクT E、  最大エンジントルクT
 M A X、  及び気筒カッ]−数NCとに基づき
、次式(4)を用いて、気筒ツ〕ット数N Cに応じて
内燃機関2の燃料ツ〕ツ]−制御を行った場合に、内燃
機関2の出力]−ルクを目標エンジントルクTEに制御
するのに必要な点火時期の遅角量(点火遅角量〉△θを
算、出する。
・・(4) このよう1ニステ・ノブ480及びステ・ツブ500で
加速スリップ制御のための気筒カット数NC及び点火遅
角量△Oが算出されると、今度はステップ510に移行
し、この算出された制御データを内燃機関制御回路56
に出力する。すると内燃機関制御回路56では、この制
御データに応じて燃料カット制御及び点火時期の遅角制
御を行ない、内燃機関52の出力トルクを抑制する。
次にステップ510で内燃機関制御回路56に加速スリ
ップff1l制御のための制御データを出力すると、続
くステップ520に移行して、ステップ350で求めた
目標スリップ量Voと実スリップ量V」との偏差△Vが
O以下であるか否か、即ら加速スリップが抑制されてい
るか否かを判断する。
そして△V〉0であれば、加速スリップが続いているの
でそのまま処理を一旦終了し、△V≦Oであれば、続く
ステップ530に移行して、△V≦0の状態を計時する
ためのカウンタCをインクリメントし、続くステップ5
40に移行する。
ステップ540では、上記カウンタCの値が所定値Co
を越えたか否か、即ち△V≦0の状態が所定時間以上経
過したか否かを判断する。ステップ540で否定判断さ
れると、そのまま処理を旦終了し、そうでなければ、も
はや駆動M 90 RL。
9011Rに加速スリップが発生することはないと判断
して、ステップ550に移行し、内燃機関制御回路56
及びステアリング制御回路50に加速スリップ制御の終
了を表わす信号を出力する。そ1−で続くステップ56
0〜ステツプ580では、次回の加速スリップ制御のた
めに、カウンタC1制御実行フラグF K、  及び目
標駆動軸トルク積分項TSIを初期設定する初期化の処
理を夫々実行し、処理を一旦終了する。
尚この初期化の処理は、ステップ560でカウンタCの
値に0をセットし、ステップ570で制御実行フラグF
Kをリセットし、ステップ580で目標1−ルク積分項
TSIに初期値TSloをセットする、といった手順で
実行される。またこの初期化の処理は、ステップ370
において、偏差へVが○以下で、駆動@90RL、  
90RRに加速スリップが発生していないと判断された
場合にも実行される。
このように加速スリップ制御回路54では、駆動軸に加
速スリップが発生すると、そのスリップの大きさ(即ち
、偏差△V)に応じて、駆動軸の実スリップ量Vjを目
標スリップ量Voに制御するための目標駆動輪トルクT
Sを求め、更に駆動輪をこの目標駆動軸トルクTSで駆
動するために必要な内燃機関52の出力トルク(即ち、
目標工31 ンジントルク)TEを求め、この目標エンジントルクT
Eに基づき、内燃機関52の気筒カット数NC及び点火
遅角量へ〇を算出するよう1こされている。このため内
燃機関制御回路56がこの算出された制御データ(こ応
じて燃料カット制御及び点火時期の遅角制御を行うこと
により、内燃機関52の出力トルクを目標エンジントル
クTEIこ希制御して、駆動軸を加速スリップが発生す
ることなく最大の加速性が得られる回転速度に制御する
ことが可能となる。
次にステアリング制御回路50は、前記実施例のステア
リング制御回路40と同様に、c p u。
ROM、  RAMを中心とした論理演算回路として構
成されており、上記加速スリップ制御回路54から出力
される車体速度データ、加速スリップ制御実行開始信号
、目標駆動軸トルクデータ、及び加速スリップ制御終了
信号と、ステアリングの操舵角θを検出する操舵角セン
サ97からの検出信号とに基づき、上記実施例と同様に
構成された図示しないパワーステアリング装置のソレノ
イドバ2− ルブ982通電制御することによりパワーステアリング
装置の操舵補助力を制御する。
以下本実施例のステアリング制御回路50において実行
される操舵補助力低下制御判定処理について、第12図
に示すフローチャートに沿って説明する。
この操舵補助力低下制御判定処理は、前記実施例と同様
に、ステアリングミ制御回路50において所定時間毎の
割込処理として実行されるもので、処理が開始されると
まずステップ600を実行し、加速スリップ制御回路5
4から出力される加速スリップ制御実行開始信号及び加
速スリップ制御終了信号に基づき現在加速スリップ制御
が実行されているか否かを判断する。そして加速スリッ
プ制御が実行されている場合には、続くステップ6]0
に移行して、加速スリップ制御回路54から出力された
目標駆動軸トルクデータから目標駆動軸トルクTSを読
み込み、ステップ620に移行する。
ステップ620では、この読み込んだ目標駆動軸トルク
TSに基づき、予め設定された第13図二示す如きマツ
プを用いて路面μを算出する。即ち、目標駆動軸トルク
TSは、駆動輪のスリップ率を最適な加速性の得られる
所望スリップ率に制御するため1こ設定されるもので、
この値はスリップの発生し難い高μ路程大きく、路面μ
に対応しノー値となることから、本実施例ではこの目標
駆動軸トルクTSに基づき路面μを算出するようにして
いるのである。
次にステップ600にて現在加速スリップ制御が実行さ
れていないと判断された場合、或はステップ620にて
路面μが算出された場合には、ステップ630に移行し
、加速スリップ制御回路54から出力された車体速度デ
ータを車速Vとして読み込み、ステップ640に移行す
る。そしてステップ640では、この算出した路面μと
上記読み込んだ車速Vとに基づき、限界操舵角OO在算
出する前述のステップ230と同様の処理を実行し、以
降の処理 即ちステップ650〜ステツプ680にて、
操舵角θが限界操舵角00以上となっノーか否かによっ
て操舵補助力低下フラグFをセラ]−又はリセットする
、前述のステップ240〜ステツプ270と同様の処理
を実行して、処理を旦終了する。
また本実施例のステアリング制御回路50においても、
前記実施例と同様に操舵補助力制御処理が実行されるが
、この処理は車速Vを読み込む際こ、加速スリップ制御
回路50から出力された車体速度データを使用する以外
は前記実施例と全く同様であるので、詳しい説明は省略
する。
このように本実施例では、加速スリップ制御回路54に
おいて加速スリップ制御のために算出される路面ノ1に
対応した目標駆動輪トルクTSを用いて路面μを求める
ようにされている。このため、本実施例の装置によれば
、上記実施例と同様の効果が得られる他に、路面μを検
出するための特別なセンサ(上記実施例では歪センサ)
が不要となる。また操舵補助力制御に用いる車速データ
として、加速スリップ制御回路54で算出した車体速度
データに使用しているので、操舵補助力制御の5− だめの車速センサを設ける必要もない。従って本実施例
によれば車両制御系全体の構成を簡素化することができ
る。また更にこのステアリング制御回路50で求めた路
面μを、例えば車両の制動Hj制御を行なうアンチスキ
ッド装置等の他の制御装置に転送するようにすれば、車
両全体をより最適に制御することができ、車両を統合制
御する上で好適な制御系を実現できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明のステアリング特性制御装置
においては、車両の走行速度と路面μどに基づき、車両
が安定走行可能なステアリング操舵角の上限値を求め、
実際の操舵角がこの上限値以上どなると、ステアリング
装置の操舵補助力を低下するようにされている。このた
め車両旋回時に、車両運転者がステアリング装置を操舵
し過ぎるのを防止して、車両旋回時の走行安定性を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を例示するブロック図、6− 第2図は実施例のパワーステアリング装置の操舵補助力
制御系全体の構成を表わす概略構成図、第3図はパワー
ステアリング装置の操舵補助力を制御するソレノイドバ
ルブの動作を説明する線図、第4図は操舵補助力制御処
理を表わすフローチャト 第5図は操舵補助力低下制御
判定処理を表わすフローチャート、第6図は車速からソ
レノイドバルブの目標通電電流を求めるためのマツプを
表わす線図、第7図はセルファライニング1−ルクと車
速とに基づき路面μを求めるためのマツプを表わす線図
、第8図は車速と路面μとに基づき限界操舵角を求める
ためのマツプを表わす線図、第9図は操舵角に対する操
舵力の変化を説明する線図、第10図は第2実施例の加
速スリップ制御装置搭載車両の全体構成を表わす概略構
成図、第11図は加速スリップ)bす御回路で実行され
る加速スリップ制御処理を表わすフローチャート 第1
2図は第2実施例の操舵補助力低下制御判定処理を表わ
すフローチャート、第13図は目標駆動輪トルクTSか
ら路面μを求めるためのマツプを表わす線図、である。 M]・車速検出手段  M2・摩擦係数検出手段M3・
・・操舵角検出手段 M4・・限界操舵角算出手段 M5・・・操舵角判定手段 M6・操舵補助力低下手段 2・・ステアリングギヤボックス 4・・・ステアリングギヤ  6・パワーシリンダ8・
・コントロールバルブ 20・・パワービス1〜ン26
・・油圧反力室  32−・分流弁34.98・・ソレ
ノイドバルブ 40.50・・ステアリング制御回路 42・・車速センサ  44・・歪センサ46.97・
・操舵角センサ 54・加速スリップ制御回路 56・・内燃機関制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 操舵補助力を調節可能なステアリング装置に設けられ、
    該ステアリング装置の操舵補助力を車両の走行状態に応
    じて制御する車両のステアリング特性制御装置であつて
    、 車速を検出する車速検出手段と、 車輪と路面との問の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手
    段と、 上記ステアリング装置の操舵角を検出する操舵角検出手
    段と、 上記車速検出手段及び上記摩擦係数検出手段の検出結果
    に基づき、車両が安定走行可能なステアリング操舵角の
    上限値を算出する限界操舵角算出手段と、 上記操舵角検出手段で検出された操舵角が上記限界操舵
    角算出手段で算出された上限値以上であるか否かを判断
    する操舵角判定手段と、 該操舵角判定手段で操舵角が上限値以上であると判断さ
    れたとき、上記ステアリング装置の操舵補助力を低下さ
    せる操舵補助力低下手段と、を備えたことを特徴とする
    車両のステアリング特性制御装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744890A (en) * 1995-07-05 1998-04-28 Asmo Co., Ltd. Brush structure for motor in which wear-related parameters of the brushes are varied to equalize brush wear
KR100334583B1 (ko) * 1995-06-15 2002-10-31 가부시키가이샤 덴소 개량된브러시를갖춘직류모우터및이를이용한액체펌프
JP2010228485A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Honda Motor Co Ltd 車両挙動制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6474168A (en) * 1987-09-17 1989-03-20 Daihatsu Motor Co Ltd Steering device

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