JPS62255282A - 走行路面状態判別装置 - Google Patents

走行路面状態判別装置

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Publication number
JPS62255282A
JPS62255282A JP10013786A JP10013786A JPS62255282A JP S62255282 A JPS62255282 A JP S62255282A JP 10013786 A JP10013786 A JP 10013786A JP 10013786 A JP10013786 A JP 10013786A JP S62255282 A JPS62255282 A JP S62255282A
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JP
Japan
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road surface
vehicle
acceleration
value
steering
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Application number
JP10013786A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Kawasaki
俊介 川崎
Hirotaka Kanazawa
金澤 啓隆
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS62255282A publication Critical patent/JPS62255282A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/159Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、走行路面状態判別装置、特に車両走行中の路
面の摩擦係数の高低を判別する装置に関するものである
(従来の技術) 、 前輪の転舵に応じて後輪をも転舵するようにした車両の
4輪操舵装置として、例えば特開昭55−91457号
公報に開示されるように、前輪を転舵する前輪転舵機構
と、後輪を転舵する後輪転舵機構とを備え、前輪の転舵
角および車速に応じて後輪の転舵角を変化させ、低速時
では前輪と後輪とを逆位相に、高速時では同位相にする
ことにより、車両の横すべりを防止して走行安定性を向
上ざぜるとともに、低速時での小廻り性の向上を図り得
るようにしたものが知られている。
しかるに、雪道や凍結した道路などの低μ路走行時の如
くタイヤのグリップ力が低い状態では、通常走行時と同
様に後輪が転、舵されると、前輪と後輪とが逆位相とな
る低速時においては車両が横すベリを生じ易くなり、走
行安定性が損われるという問題がおる。
このような問題に対して、車両走行中の路面の摩擦係数
の状況に応じて前輪に対する後輪の転舵比を適宜変更す
ることにより、通常走行時は勿論のこと、低μ路走行時
においても車輪の横すべりを最小限に押え、走行安定性
の向上を図ることが可能である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような方法により車輪の横すべり防止を図るため
には、路面の摩擦係数を随時的確に判定できるようにす
ることが重要な前提条件となる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって
、車両走行中の路面の摩擦係数の高低を判別することの
できる走行路面状態判別装置を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による走行路面状態判別装置は、所定条件下にお
いて検出された車両加速度を、予め準備された路面の摩
擦係数に応じた基準となる車両加運叶と比較することに
より、路面の摩擦係数の高低の判別を行うようにしたも
のである。すなわち、車両走行中の路面の状態を判別す
る走行路面状態判別装置であって、路面と駆動輪との間
にスリップが生じる車両の所定以上の加速状態を検出す
る加速状態検出手段と、車両の対地加速度を検出する対
地加速度検出手段と、予め実験等により得られる少なく
とも1つの路面の摩擦係数の値に応じた車両の基準対地
6g速度の値が記憶されている記憶手段と、前記加速状
態検出手段が所定以上の加速状態を検出したとき、前記
加速度検出手段の検出信号により得られる車両の対地加
速度の値を、前記記憶手段に記憶されている基準対地1
10速度の値と比較して、車両走行中の路面の摩擦係数
の高イ1を判別する判別手段とを備えていることを特徴
とするものでか乞 (実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すか 第1図は本発明の第1実施例に係る走行路面状態判別装
置が設けられた車両の4輪操舵装置の全体構成を示し、
1は左右の前輪2L、2Rを転舵する前輪転舵機構であ
って、該前輪転舵機構1は、ステアリングハンドル3と
、該ステアリングハンドル3の回転運動を直線運動に変
換するラック&ピニオン機構4と、該ラック&ピニオン
機構4の作動を前輪2L、2Rに伝達して、これらを左
右に転舵させる左右のタイロッド5.5およびナックル
アーム6.6とからなる。
7は左右の後輪8L、8Rを転舵する後輪転舵機構であ
って、該後輪転舵機構7は、両端が左右の後輪8L、8
Rにタイロッド9,9およびナックルアーム10.10
を介して連結された車幅方向に延びる後輪操作ロッド1
1を備えている。該後輪操作ロッド11にはラック12
が形成され、該ラック12に噛合するピニオン13がパ
ルスモータ14により一対の傘歯車15.16およびピ
ニオン軸17を介して回転されることにより、上記パル
スモータ14の回転方向および回転量に対応して後輪8
L、8Rが左右に転舵されるように構成されている。
また、上記後輪操作ロッド11には、該ロッド11を操
作ロッドとするパワーシリンダ18が接続されている。
該パワーシリンダ18は、後輪操作ロッド11に固着し
たピストン18aにより車幅方向に仕切られた左転用油
圧118bおよび右転用油圧至18cを有しているとと
もに、該各油圧’J18b 、 iacはそれぞれ油圧
通路19a 、 19bを介して、パワーシリンダ18
への油供給方向および油圧を制御するコントロールバル
ブ20に連通し、該コントロールバルブ20には油供給
通路21および油戻し路??を介して油圧ポンプ23が
接続されており、該油圧ポンプ?3はモータ24によっ
て回転駆動される。上記コントロールバルブ20は、ピ
ニオン軸17の回転方向を検出して後輪8L、8Rの左
方向転舵(図中反時計方向への転舵)時には油供給通路
21を左転用油圧xiabに連通しかつ右転用油圧11
8cを油戻し路22に連通する一方、後輪8L、8Rの
右方向転舵(図中時計方向への転舵)時には上記とは逆
の連通状態とし、開時に油圧ポンプ23からの油圧をピ
ニオン軸17の回転力に応じた圧力に減圧するものであ
り、パルスモータ14により全歯車15.16、ビニオ
ン軸17.ビニオン13およびラック12を介して後輪
操作ロッド11が軸方向(車幅方向)に移動されるとき
には、パワーシリンダ18への圧油供給により上記後輪
操作ロッド11の移動を助勢するようにしている。
そして、上記パルスモータ14および油圧ポンプ?3の
駆動用モータ24は、後輪転舵機構7の制御部たるコン
トローラ25から出力される制御信号によって作動制御
される。上記コントローラ25には、前輪転舵機構1に
おけるステアリングハンドル3の操舵量等から前輪転舵
角を検出する舵角センサ26からの舵角信号と、車速を
検出する車速センサ?7からの車速信号と、車両走行中
の路面の摩擦係数の高低を判別する走行路面状態判別装
置28からの路@摩擦係数判別信号とがそれぞれ入力さ
れているとともに、バッテリ電源29が接続されている
上記コントローラ25の内部には、第2図に示すように
、車速に対する前輪と後輪の転舵比特性を第3図に示す
如く2種類記憶する特性記憶部30と、舵角センサ26
からの舵角信@および車速センサ27からの里速信号を
受け、上記特性記憶部30に記!された転舵比特性から
、前輪転舵角と車速とに対応する後輪の目標転舵角を演
算する目標転蛇角演算部31と、該目標転舵角演算部3
1で演算された目標転舵角に対応するパルス信号を出力
するパルスジェネレータ3?と、該パルスジェネレータ
32からのパルス信号を受けてパルス・モータ14およ
び油圧ポンプ23の駆動用モータ24を駆動する駆動パ
ルス信号に変換するドライバ33とを備え、これらによ
って前輪転舵角に対する後輪転舵角の比(転舵比)を所
定の転舵比特性に従って可変として後輪転舵角が目標転
舵角となるようにパルスモータ14および油圧ポンプ?
3の駆動用モータ24を制御する転舵比可変手段34が
構成されている。
ここに、上記特性記憶部30に予め記憶されている転舵
比特性は、第3図に示すように、晴天時などの路面の摩
擦係数が高い状態の通常走行時用の転舵比特性Aと、雨
天時や未舗装路などの低μ路走行時用の転舵比特性Bの
2種類で市って、この両転舵比特性A、Bは、基本的に
は、車速か低速から高速に上昇するに従って転舵比kが
負方向の逆位相(前後輪が逆方向に転舵される状態)で
大きな値から零に近づくように移行し、中速域にて転舵
比kが正方向の同位相(前後輪が同方向に転舵される状
態)に変わり、高速域では同位相で転舵比kが大きくな
るように設定されている。そして、上記両転舵比特性A
、Bのうち、低μ路走行時用の転舵比特性Bは、通常走
行時の転舵比特性Aに比べて低速から高速までの全車速
域に亘って同位相側にずれた傾向にあり、転舵比kが負
方向の逆位相の値となる低速域ではその転舵比kが零に
近づきあるいは正方向の同位相に変化し、転舵比kが正
方向の同位相の値となる中速域ないし高速域ではその転
舵比kがより大きな値に設定されている。
そして、上記コントローラ25の内部には、ざらに、走
行路面状態判別装置28からの路面摩擦係数判別信号を
受ける特性選択部35が備えられている。
該特性選択部35は、上記走行路面状態判別装置28か
らの判別信号により、路面が設定値以上の摩擦係数を有
する高μ路であるとの判別結果を得たときには、上記特
性記憶部30から通常走行時用の転舵比特性Aを選択す
る一方、路面が設定値未満の摩擦係数を有する低μ路で
あるとの判別結果を19だときには低μ路走行時用の転
舵比特性Bを選択するものであって、該特性選択部35
で選択された特性記憶部30の転舵比特性に従って上記
目標転蛇角演算部31における目標転舵角の演算が行わ
れるようになっている。
第1図に示すように、走行路面状態判別装置28は、A
 B Sコンピュータ37に接続されていて、該A B
 Sコンピュータ37には、駆動輪たる前輪2L。
2Rおよび従動輪たる後輪8L、8.Rの回転速度が各
車輪回転センサ38から入力されるようになっている。
そして、ABSコンピュータ37に入力された前輪2L
、2Hの回転速度が駆動輪速信号として、および後輪8
L、8Rの回転速度が車速信号としてそれぞれ走行路面
状態判別装置28に入力されるようになっている。また
、ABSコンビュ−夕37は、車速センサ?7およびA
 B Sモジュレータ39にも接続されていて、後輪8
1.8Rの車輪回転センサ38からの入力信号に基づい
て車速センサ27に車速信号を出力し、ABSモジュレ
ータ39に、各車輪2L、2R,8L、8Rの制動装置
に供給するブレーキ液圧の制御信号を出力するようにな
っている。
第4図は、走行路面状態判別装@28の構成を示すブロ
ック図である。
走行路面状態判別装置28は、加速状態検出部40、対
地加速度検出部41、記憶部42および判別部43を備
えてなるもので市って、第5図に示すフローに従って車
両走行中の路面の摩擦係数の高低の判別をするようにな
っている。
すなわち、加速状態検出部40において1.A B S
コンピュータ37からの入力信号として得られる駆動輪
速Voおよび車速■0に基づき、Vo −V。
の演算処理およびこれにより得られた値と所定値aとの
比較が行われる。所定値aは、車両が路面と駆動輪2L
、2Rとの間にスリップを生ずる所定以上の加速状態と
なるときの駆動輪速と車速との差の値が設定されている
jJD速状態検出部40においてVo  Voが所定値
8以上であることが検出されると、該検出信号は対地加
速度検出部41に入力され、この対地加速度検出部41
において、ABSコンピュータ37から入力信号として
得られる車速■0に基づき車両の対地加速度(l Vo
 、/dtが検出される。こうして検出されたd Vo
、/dtの値は、判別部43に入力され、該判別部43
において、記憶部42に記憶されている基準対地加速度
の値αとの比較がなされる8記憶部4?には、第6図に
実線で示すように、少なくとも1つの路面の摩擦係数の
値に応じた車両の基準対地加速度が記憶されている。こ
れら基準対地加速度は、実験等により得ることができる
ものである。図には、路面の摩擦係数、αが0.2゜0
、4. 0.6のときの基準対地b0速度の値α!。
α2.α3が示されている。
第4および5図において、対地加速度検出部41から判
別部43に入力された対地加速度d Vo 、/dtの
値は、上記基準対地加速度の値α1.α2゜α3との比
較により、α!、α2.α3のそれぞれに対して大小い
ずれに属するかの判別がなされる。例えば第6図におい
て1点鎖線で示すdV。
/dtの値は、α2より大でα3より小の領域に属する
ことが判別されることとなる。ここにα2はμm0.4
、α3はμm0.6に対応する基準対地加速度の値であ
るから、d Vo 、/litは、0.4<μ<0.6
に対応する車両の対地加速度であることがわかる。これ
を逆に見れば、車両の対地加速度dVo、/、dtの値
から路面の摩擦係数μの高低を判別することができるこ
ととなる。
第6図においては、記憶部42に記憶されている基準対
地加速度αをα1.α2.α3の3種類の値で示しであ
るが、基準対地加速度αの値を1種類のみとして、これ
に対する車両の対地加速度d Vo /dtの大小によ
り車両走行中の路面が設定値に対して低μ路か高μ路か
の判別をするようにしてもよいし、基準対地加速度αの
値の種類をざらに増やして路面の摩擦係数の高低を木目
細かく判別するようにしてもよい。
このようにして判別部43にて車両走行中の路面の摩擦
係数μの高低が判別されると、該判別信号が4輪操蛇用
のコントローラ25に入力され、転舵比特性の可変制御
がなされることとなる。
次に、上記第1実施例の作用・効果について説明するに
、路面の摩擦係数が設定値以上の通常走行時の場合には
、後輪転舵機構7のコントローラ25においては、特性
選択部35で特性記憶部30に記憶された2種類の転舵
比特性A、Bの中から通常走行時用の転舵比特性Aが選
択され、この選択された転舷比特性At、:基づいて転
舵比可変手段34の目標転舵角演算部31で目標転舵角
が演算されることにより、前輪転舵角に対する後輪転舵
角の転舵比が上記通常走行時用の転舵化特性Aに従って
可変制御され、その結果、後輪8L、8Rは、低車速時
では前輪2L、2Rと逆位相に転舵され、中・高車速時
では前輪2L、2Rと同位相に転舵される。
一方、路面の摩擦係数が設定値未満になる雨天時や未舗
装路、雪路走行時の場合には、上記特性選択部35は、
走行路面状態判別装置28からの路面摩擦係数判別信号
を受けて上述の通常走行時用の転舵比特性Aに代って低
μ路走行時用の転舵比特性Bを特性記憶部30から選択
し、この選択された低μ路走行時用の転舵比特性Bに従
って転舵比が転舵比可変手段34によって可変制御され
る。
この場合、上記低μ路走行時用の転舵比特性Bは、通常
走行時用の転舵比特性Aに比べて同位相 ′側にずれて
いるので、後輪8L、8Rが通常走行時よりも前輪2L
、2Rと囮位相方向に転舵されて車輪の横方向グリップ
力が増大し、その結果、低μ路走行時においても車輪(
前輪2m、2Rおよび後輪8L、8R)の横すべりが可
及的に防止されることになる。よって、走行安定性の向
上を図ることができる。
第7図は上記第1実施例における後輪転舵機構7のコン
トローラ25の変形例を示したものでj乞このコントロ
ーラ25は、目標転舵角演算部31′ とパルスジェネ
レータ32′ とドライバ33′ とによって溝或され
、前輪転舵角に対する後輪転蛇角の転舵化を特性記憶部
30′ に記憶された所定の転舵比特性(第1実施例に
おける特性記憶部30に記憶された通常走行時用の転舵
比特性Aに相当)に従って可変制御する転舵比可変手段
34′ を備えているとともに、走行路面状態判別装置
28からの路面摩擦係数判別信号を受け、路面摩擦係数
の低下に応じて上記転舵比可変手段34“の目標転舵角
演算部31′で演算された目標転舵角に対して漸次正方
向の補正転舵角を加算して、転舵比を漸次同位相方向に
大きく補正する補正手段としての補正部36を備えてな
るものである。すなわち、この変形例においては、走行
路面状態判別装置28にあける路面の摩擦係数の高低の
判別は、複数の基準対地加速度を設定して、これらと車
両の対地加速度との比較を行うことによりなされること
となる。
したがって、上記変形例の場合には、通常走行時用の転
舵比特性が路面の摩擦係数の低下に応じて同位相方向に
漸次大きく補正されるので、上記第1実施例の如く路面
摩擦係数が設定値未満となつた時点で転舵比特性を通常
走行時用から低μ路走行時用のものに切換え選択する場
合に比べて転舵比の制御精度が細かくなり、走行安定性
の向上をより一1図ることができる。
また、第8図は上記第1実施例の変形例として前輪転舵
角θFの大きざに応じて後輪転舵角θRを演算して転舵
比を制御する場合の転舵比特性を示したものでめる。こ
、の舵角による転舵比制御は、前輪転舵角θFが高車速
時では小ざく、低車速時では大きくなるという実情に基
づいて前輪転舵角θFに対する後輪転舵角θRの転舵比
を制御するものであり、その転舵比特性は、基本的には
車速による転舵比制御の場合と同様、低車速時では前輪
と後輪とを逆位相に、高車速時では同位相にするように
設定されている。
そして、上記舵角による転舵比制御の場合においても、
その転舵比特性としては、通常走行時用の転舵比特性C
と低μ路走行時用の転舵比特性りの2種類がある。低μ
路走行時用の転舵比特性りは、通常走行時用の転舵比特
性Cに比べて前輪転蛇角θFの全範囲に亘って後輪転舵
角θ只の正方向の同位相側にずれた傾向にあり、路面摩
擦係数が設定値未満の状態において、この転舵比特性り
に従って後輪が第1実施例の場合と同様に通常走行時よ
りも前輪と同位相方向に転舵される。尚、舵角による転
舵比制御の場合には、第1実施例の如き車速を検出する
車速センサ27は不要である。
ざらに、第9図は本発明の第2実施例に係る車両の4輪
操舵装置の全体構成を示し、この4情操l!′i:装置
における後輪転舵機構7′は、第1実施例の4輪操舵装
置における後輪転舵機構7の如くパルスモータ14の作
動により後輪8L、8Rを電気的に転舵する代わりに、
前輪転舵機構1の操舵力を利用して後輪8L、8Rを鏝
械的に転舵するようにしたものである。。
すなわち、上記後輪転舵機構7′は、ギヤ等からなる転
舵比変更装置44を備え、該転舵比変更装置44には車
体前後方向に延びる伝達ロッド45の後端が連結され、
該伝達ロッド45の前端部には、前輪転舵芸構1のラッ
ク&ピニオン機構4のラック軸4aに形成されたラック
46と噛合するピニオン47が設けられている。また、
上記転舵比変更装置44からは摺動部材48が延出され
、該摺動部材48に形成されたラック49に対しては、
後輪操作ロッド11にラック12およびピニオン13を
介して連結されたピニオン軸17の前端部に設けたピニ
オン50が噛合している。しかして、前輪転舵機構1の
操舵力がラック&ピニオン成構4のラック軸4aから伝
達ロッド45を介して転舵化変更装置44に伝達され、
該転舵比変更装置44においてコントローラ25の制御
に従って転舵比が変更された後に操舵力が摺動部材48
およびビニオン軸17を介して後輪操作ロッド11に伝
達されることにより、後輪8L、8Rが左右に転舵され
るように構成されている。尚、4輪操舵装置のその他の
構成は、第1実施例の4輪操l!2装置と同じであり、
同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、上記転舵比変更装置44を制御するコントロー
ラ25自体は、第1実施例の場合と同じであり、また、
それにより同様の作用・効果を奏することができるのは
勿論である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明による走行路面状態判別装
置は、所定条件下において検出された車両の対地加速度
を、予め実験等により得られる少なくとも1つの路面の
摩擦係数に応じた車両の基準対地QO送速度比較するこ
とにより、路面の摩擦係数の高低の判別を行うようにな
っているので、簡単に路面状態の判別を行うことができ
る。また、上記所定条件として、路面と駆動輪との間に
スリップが生じる車両の所定以上の加速状態を採用して
いるので、例えばアクセルペダルを弱く徐々に踏み込ん
だ場合等には高μ路を走行しているのにもかかわらず車
両の対地加速度が小ざい値となるために低μ路であると
誤って判別されてしまうというようなおそれがなく、し
たがって路面の摩擦係数の高低の判別結果を信頼性の高
いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による走行路面状態判別装置が設けられ
た車両の4輪操舵装置の一例を示す概要図、 第2図は4輪操舵装置のコントローラのブロック図、 第3図はコントローラが車速による転舵比制御を行う場
合における転舵比特性を示す図、第4図は走行路面状態
判別装置の構成を示すブロック図、 第5図は走行路面状態判別装置の作用を示すフローチャ
ート、 第6図は走行路面状態判別装置の作用を示すグラフ、 第7図は4輪操舵装置のコントローラの変形例のブロッ
ク図、 第8図はコントローラが舵角による転舵比制御を行う場
合に5ける転舵比特性を示す図、第9図は本発明による
走行路面状態判別装置が設けられた車両の4輪操舵装置
の他の例を示す概要図である。 2B・・・走行路面状態判別装置 40・・・加速状態検出部  41・・・対地加速度検
出部4?・・・記憶部  43・・・判別部第2図 づ5 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両走行中の路面の状態を判別する走行路面状態判別装
    置であって、 路面と駆動輪との間にスリップが生じる車両の所定以上
    の加速状態を検出する加速状態検出手段と、 車両の対地加速度を検出する対地加速度検出手段と、 予め実験等により得られる少なくとも1つの路面の摩擦
    係数の値に応じた車両の基準対地加速度の値が記憶され
    ている記憶手段と、 前記加速状態検出手段が所定以上の加速状態を検出した
    とき、前記加速度検出手段の検出信号により得られる車
    両の対地加速度の値を、前記記憶手段に記憶されている
    基準対地加速度の値と比較して、車両走行中の路面の摩
    擦係数の高低を判別する判別手段とを備えていることを
    特徴とする走行路面状態判別装置。
JP10013786A 1986-04-30 1986-04-30 走行路面状態判別装置 Pending JPS62255282A (ja)

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JP10013786A JPS62255282A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 走行路面状態判別装置

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JP10013786A JPS62255282A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 走行路面状態判別装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195182A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用4輪操舵装置の制御方法
JPH0225359U (ja) * 1988-08-08 1990-02-20
DE3916354A1 (de) * 1989-05-19 1990-11-22 Daimler Benz Ag Lenkungsregelsystem fuer ein fahrzeug mit gelenkter vorderachse und hinterachse

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JPH0225359U (ja) * 1988-08-08 1990-02-20
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