JPH0376512B2 - - Google Patents

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JPH0376512B2
JPH0376512B2 JP60080094A JP8009485A JPH0376512B2 JP H0376512 B2 JPH0376512 B2 JP H0376512B2 JP 60080094 A JP60080094 A JP 60080094A JP 8009485 A JP8009485 A JP 8009485A JP H0376512 B2 JPH0376512 B2 JP H0376512B2
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raster
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Kazuhiro Suzuki
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/794,853 priority patent/US4722064A/en
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Publication of JPH0376512B2 publication Critical patent/JPH0376512B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、図形作成のためのコードデータを処
理して図面の記録を行う図面出力装置に関する。
「従来の技術」 コンピユータを用いて図面の設計を行うCAD
(Computer Aided Design;計算機利用設計)シ
ステムは、機械設備や種々の電子デバイスの開発
等に広く使用されている。
CADシステムは、いわゆるスタンドアローン
タイプのものから、例えば第15図に示すよう
に、ホストコンピユータ1に多数のインテリジエ
ント端末2を接続した大規模なものまで種々使用
されている。そして、これを使用して得られた設
計図面は、一定のデータ形式でホストコンピユー
タ1のメモリ等に格納される。例えば第15図の
各端末2においてその図面の出力を行いたい場合
には、ホストコンピユータ1と通信制御装置3を
介して一定の通信プロトコルを実行しメモリに格
納された図面データをとり込む。
第16図はペンプロツタ5を用いてこの図面の
出力を行つているところを示したものである。オ
ペレータが端末2のキーボード21から所定のコ
マンドを入力し、ホストコンピユータ1を呼び出
し、上記図面データの転送を要求すると、ホスト
コンピユータ1から図面データが順次転送されて
くる。この図面データは、1つの図形(例えば画
像や円)の作成のためのエレメント情報を、図面
中に記録される図形の数だけ集合したものであ
る。例えばこの1つのエレメント情報は、直線を
描くことを指示するコードデータ(ベクタ情報)
と、その直線の始点と終点の座標を示す2つのコ
ードデータとの合計3つのコードデータから構成
される。また、別のエレメント情報は、円を描く
ことを指示するコードデータと、これを黒く塗り
つぶすことを指示するコードデータと、その中心
点の座標および半径を示すコードデータとの合計
4つのコードデータから構成される。コードデー
タにはまた、多角形を指示するもの等種々のもの
がある。
このようなエレメント情報が1つ入力すると、
ペンプロツタ5は例えば、直線を描く場合には、
その始点と終点の座標位置からペン6の移動量と
移動方向を演算して所定の図形を記録紙7上に描
く。そして、1つのエレメント情報の処理が終了
すると次のエレメント情報の処理を行い、最後の
エレメント情報の処理が完了すると同時に図面の
出力が完了する。
この動作中、ペンプロツタ5は第17図のよう
な一連の動作をくり返す。まず、エレメント情報
の読み込みを行い(ステツプ)、命令の解読を
し(ステツプ)、所定の演算をし(ステツプ
)、始点をセツトしてペンを所定位置に下し
(ステツプ)、モータを駆動してペンの位置を検
出してフイードバツクしながら終点までペンを運
ぶ(ステツプ,)。ペンが終点に到達すると
モータを停止させペンを上げてスタート位置に戻
す(ステツプ)。
このようにペンプロツタを使用した図面出力装
置は、エレメント情報を1つずつ順に処理してい
けばそのまま図面の出力が完了するので、データ
処理システムが簡素化できる反面、複雑な図面の
出力に長時間を要するという難点があつた。
一方、この種のラスタ情報を高速で記録するこ
とのできる装置として、電子写真方式を用いたレ
ーザプリンタがある。これは、1ページ分のラス
タ情報を光ビームに変換して感光ドラム外周面に
導き、この感光ドラム外周に設けた感光体を露光
して静電潜像を形成し、この感光体をトナーを用
いて現像するという方式をとるものである。
「発明が解決しようとする問題点」 このようなプリンタに出力させるべき図面に関
するエレメント情報は、端末からの要求に応じ
て、あるいはホストコンピユータや他のシステム
から自動的に図面出力装置に転送されてくる。
図面出力装置はそれを次々にラスタ情報に変換
してプリンタに転送する動作をくり返す。図面出
力装置には所定枚数分のエレメント情報を格納す
ることのできるメモリが設けられており、例えば
プリンタの出力能力を越えたエレメント情報が転
送されてきた場合これを一時的に保存しておくよ
うにする。ところが、こうして転送されてくるエ
レメント情報の中には急いで出力すべきものも緊
急性の無いものも混在している。これを一率に入
力順に処理していては、システムの効率上好まし
くない。また、図面はしばしば拡大あるいは縮小
処理を要求される。これには専用のプロセツサ等
を設けるかあるいはホストコンピユータであらか
じめ必要な処理をした後図面出力装置に転送する
ことが必要となる。しかしこれは設備コストやホ
ストコンピユータの負担が大きくなるという難点
がある。
本発明は以上の点に着目してなされたものであ
る。
本発明の第1の目的は、入力する2以上の図面
情報をその入力順に関係なく適宜選択して任意の
順番に記録を行うことのできる図面出力装置を提
供することにある。
また、本発明の第2の目的は、入力する図面情
報を必要に応じて蓄積し、くり返し記録を行うこ
とのできる図面出力装置を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、入力する図面情報
を加工して記録を行う図面出力装置を提供するこ
とにある。
また本発明の他の目的は、蓄積した図面情報
を、オペレータがあらかじめ指定した順で選択し
自動的に記録を行う図面出力装置を提供すること
を目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明の図面出力装置は図形作成のための1ま
たは2以上のコードデータから構成されたエレメ
ント情報を所定量格納し、このエレメント情報を
実際の記録画像に対応した画信号から構成される
ラスタ情報に変換し、このラスタ情報をプリンタ
に転送して記録画像を得るものにおいて、エレメ
ント情報を少なくとも記録画像の2ページ分以上
格納するエレメントメモリと、このエレメントメ
モリに格納されたエレメント情報をラスタ情報に
変換するイメージプロセツサと、このイメージプ
ロセツサの出力するラスタ情報を格納するラスタ
メモリと、このラスタメモリから転送されるラス
タ情報の記録を行うプリンタと、エレメントメモ
リに格納されたエレメント情報の転送や処理のた
めの処理情報を入力する操作部と、イメージプロ
セツサの動作とプリンタの記録動作の制御を行う
中央処理装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
ここで例えば処理情報は、エレメントメモリに
格納された記録画像2ページ以上のエレメント情
報を各ページごとにラスタ情報に変換するその優
先順を指定する、優先順位情報を含むものであ
る。
また、処理情報は、エレメント情報に含まれる
少なくとも1ページ分のコードデータの全部また
は一部を加工する、加工情報を含むものとする。
さらに処理情報は、記録画像の拡大もしくは縮
小率を含むものであつてもよい。
例えば操作部は、処理情報を入力する入力装置
と、処理情報を格納する処理情報メモリと、その
内容を表示するデイスプレイとを有する。
この操作部から優先順位情報が入力されてその
内容が処理情報メモリに格納されると、中央処理
装置はこの内容に従つて、エレメント情報の変換
の優先順をイメージプロセツサに指示して変換を
実行させる。
また、操作部から加工情報が入力されてその内
容が処理情報メモリに格納されると、中央処理装
置はこの内容に従つて、エレメントメモリに格納
されたエレメント情報を取り出して加工し、新た
なエレメント情報を作成してエレメントメモリに
格納するようにする。
「作用」 このように、本発明の図面出力装置は、操作部
において図面情報の処理の優先順、拡大縮小のた
めの加工指令、図面の出力枚数等を入力してそれ
に応じた処理を行うことができるようにしたもの
で、入力された図面情報を有効にしかもスピーデ
イにラスタ情報に変換して、オペレータの必要と
する図面を短時間で速やかに出力することができ
る。しかも、外部システムやホストコンピユータ
の負担を軽減することができる。
「実施例」 (ブロツクの説明) 第1図は本発明の図面出力装置の実施例を示す
ブロツク図である。
この装置は、それぞれ別個独立に形成された3
つのバスライン20,30,40に各機能ブロツ
クが接続され、レーザプリンタ等の高速プリンタ
50にラスタ情報を転送して記録を行う構成とさ
れている。
まず第1のバス20には、インターフエース2
1と、中央処理装置22(以下単にCPUと記載
する)と、エレメントメモリ23およびデイスク
メモリ装置26と、プリンタコントローラ24
と、イメージプロセツサ25とが接続されてい
る。またこの第1のバス20には、各メモリに格
納された図面情報(エレメント情報を集合したも
の)の処理順等を指定する処理情報を入力する操
作部27が接続されている。
インターフエース21は、図示しない外部シス
テムとこの第1のバス20との間の情報伝達の整
合をとる既知の回路構成とされている。また、エ
レメントメモリ23は、例えば1ページあるいは
数ページ分のエレメント情報を格納できるランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)素子で構成され
ている。
また、デイスクメモリ装置は、エレメント情報
を大量に格納できるデイスクメモリ262とその
入出力を制御するインターフエース261とから
構成されている。本発明においてこのデイスクメ
モリ装置26もエレメントメモリの一つとしてと
り扱う。
以下実施例は、エレメントメモリ23のみを使
用するものとして説明するが、大量のエレメント
情報を扱う場合は、このデイスクメモリ装置26
を使用する。
CPU22は、周知のマイクロプロセツサおよ
びその動作に必要なメモリ素子やその周辺回路で
構成される。このCPU22は装置各部の動作を
所定のプログラムに従つて制御する。このプログ
ラムはそこに組み込まれた図示しないメモリ素子
に格納されている。その制御の対象は例えば、イ
ンターフエース21を通じて外部システムからエ
レメント情報を取り込む処理、イメージプロセツ
サ25によつてエレメント情報をラスタ情報に変
換する処理、プリンタコントローラ24によりプ
リンタ50を動作させる処理等である。
プリンタコントローラ24は、プリンタ50の
給紙、感光ドラムのドライブ等の一連のシーケン
スを記憶しプリンタの自動制御を行うシーケンサ
等が組み込まれた既知の回路である。
イメージプロセツサ25は、エレメント情報/
ラスタ情報変換専用の、マイクロプログラム方式
のプロセツサで構成され、エレメントメモリ23
から読み出したエレメント情報を演算し順次ラス
タ情報に変換して出力する回路である。
このように第1のバス20は、CPU22が装
置各部を制御するために出力するコマンドを伝送
し、各部からの応答信号を返送し、さらにエレメ
ント情報の転送を行うので、従来一般のコンピユ
ータに使用されている汎用バスラインとほぼ同様
の構成とされている。
一方第2のバス30には、イメージプロセツサ
25の出力端子25と2台のラスタメモリ311
312の入力端子3111,3121が接続されてい
る。この第2のバス30には他のデバイス等接続
されていないため、このバスラインは、アドレス
バス、データバスおよび各メモリへの書込みイネ
ーブル信号の伝送線等、ごく限られた少量の信号
線のみの簡潔な構成とされている。
ラスタメモリ311,312はそれぞれ、プリン
タ50によつて記録する図面1ページ分のラスタ
情報を格納できる容量をもつたビデオRAM等か
ら構成される。
このラスタメモリ311,312の出力端子31
10,3120は、第3のバス40に接続されてい
る。第3のバス40も、第2のバス30と同様ラ
スタ情報の転送専用のバスラインで、その構成も
ほぼ同一である。この第3のバス40には、ビデ
オインターフエース41が接続されている。これ
は、プリンタ50からの要求に応じてラスタメモ
リ311または312のいずれか一方にアドレス信
号を送りラスタ情報をアドレス順に読み出しプリ
ンタ50に転送する動作を行う回路である。この
回路は、第3のバス40から受け入れたラスタ情
報をシリーズに出力するためのパラレルシリアル
変換回路や、ラスタメモリ311,312のアドレ
シングを行うカウンタ等から構成されている。
操作部27は、オペレータが必要な情報を入力
するキーボード272と、その内容をモニタする
ビデオデイスプレイ273(以下CRTと記載す
る)と、オペレータの入力した処理情報を格納す
るメモリ274と、この操作部27の信号の入出
力を制御するインターフエース271とから構成
されている。この操作部からの処理情報の入力お
よびそれに基づく各部の動作は後段で詳細に説明
する。
また、プリンタの各部の構成と動作は、後の、
<記録動作の説明>の項で説明する。
装置各部の動作と構成を順を追つてさらに詳細
に説明する。
(装置の動作の説明) <エレメント情報の格納> エレメント情報は、先に説明したようにいくつ
かのコード情報を組み合わせたものであるが、こ
れがCADシステム等で作成されて、そのホスト
コンピユータのメモリに格納されている。これ
を、オンラインあるいはバツチ処理で第1図の装
置のエレメントメモリ23に再格納する。バツチ
処理というのは、例えばホストコンピユータに格
納されたエレメント情報を磁気テープに出力し、
オペレータがそのハードデイスク(磁気デイスク
や光デイスク等でもよい)をこの装置にセツトす
るような作業のことである。
またオンラインによる処理の場合(これが最も
一般的であるが)、例えばホストコンピユータの
DMA(ダイレクトメモリアクセス)装置からイ
ンターフエース21を介してエレメントメモリに
対してDMA処理によりエレメント情報が転送さ
れる。
その手順は、第2図に示すように、CPUとホ
ストコンピユータとの間で所定の通信プロトコル
が実行(ステツプ)された後、DMA指令によ
つてDMA処理がスタートし(ステツプ)、後
は自動的にエレメント情報がインターフエース2
1(第1図)を介してエレメントメモリ23に送
り込まれ、アドレス順に格納される(ステツプ
)。
またDMAを行わない場合は、CPU22がホス
トコンピユータからエレメント情報を受け取りエ
レメント情報はこのCPU22を経由してエレメ
ントメモリ23に順次格納される。
<エレメント情報の構成と処理> エレメント情報60は例えば、第3図に示すよ
うに、直線を描くことを意味するコードデータ6
1と、その直線の始点と終点の位置座標を示す
コードデータ612,613から構成される。1個
のコードデータ長が長い場合、図のように、第1
のバスで転送可能な適当な長さに分割して転送さ
れる。第4図に示したものは、円を描くための一
連のエレメント情報60であり、第5図に示した
ものは円弧を描くための一連のエレメント情報6
0である。
このようなエレメント情報60は、第1図に示
したこの装置のイメージプロセツサ25によつて
直接そのままラスタ情報に変換処理できるもの
と、あらかじめ所定の形式に変換が必要なものと
がある。CPU22がエレメント情報を受信して
順次エレメントメモリ23に格納していく場合
は、同時に必要な形式に変換処理してしまう。と
ころが、DMA処理によりエレメントメモリ23
に直接格納されたエレメント情報については、そ
れがなされていないため、ラスタ情報への変換に
先立つて、適当なタイミングでCPU22がエレ
メントメモリ23内のエレメント情報の形式の変
換処理を行う。第6図はそのフローチヤートであ
る。まずCPU22は、エレメントメモリ23か
らエレメント情報を読み出し(ステツプ)、変
換が必要か否かを判断し(ステツプ)、必要な
形式変換を行い(ステツプ)、イメージプロセ
ツサへこれを転送するかあるいは、再びエレメン
トメモリ23に格納するか否かを判断し(ステツ
プ)、転送(ステツプ)あるいは格納(ステ
ツプ)処理を行う。
<エレメント情報のラスタ情報への変換> 第7図はエレメント情報をエレメントメモリ2
3からイメージプロセツサ25に転送してラスタ
情報に変換する一連の動作を説明するためのブロ
ツク図である。
まず、CPU22(第1図)がイメージプロセ
ツサ25の命令レジスタ252に、エレメントメ
モリ23の特定のアドレスから始まる所定個数の
エレメント情報をラスタ情報に変換せよというよ
うな意味の命令を送り込む。これによつてイメー
ジプロセツサ25は一連のエレメント情報のラス
タ情報への変換処理をスタートする。まずエレメ
ントメモリ231から1個のエレメント情報60
を読み出す。このエレメント情報は第3図を用い
て説明した直線を描く内容のものである。はじめ
に直線を意味するコードデータ611が命令レジ
スタ252に入力する。次に始座標と終座標を意
味するコードデータ612と613とがデータレジ
スタ255に入力する。これらをもとにして、シ
ーケンサ253は変換処理に必要なマイクロプロ
グラムの格納されたマイクロプログラムメモリ2
4からプログラムを読み出し、演算ユニツト2
6において演算を行う。この演算の内容は、出
力すべき図面をドツト(画素)に分解したとき、
どのドツトを黒にすればこのエレメント情報の要
求する直線を描くことができるかを計算するとい
うものである。演算の結果出力されるデータの内
容は、このエレメント情報に従つて黒ドツトを出
力すべきこととなつた画信号のラスタアドレスを
集合したものである。これが1つのエレメント情
報に対応するラスタ情報である。この実施例で上
記シーケンサ253には例えばAMD社製LSI2910
を使用し、演算ユニツト256には例えば同社製
LSI2901あるいはLSI29116を使用した。
このようなラスタ情報はインターフエース25
を介して第2のバス30に出力され、ラスタメ
モリ311に格納される。ラスタメモリ311の内
容は、例えば第8図に示すように、出力すべき図
面33を構成する各画素34ごとに白または黒ド
ツトのとちらを出力するかを決定した画信号を、
1図面分集合したものである。すなわち、ラスタ
メモリ311の例えば縦5000個、横3000個分の画
素に対応する画信号は、ラスタ情報の書込み前に
は、すべて白ドツトに対応する例えば“0”にさ
れている。最初のエレメント情報の変換によつて
所定の直線に相当する画信号が“1”に書き換え
られ、次のエレメント情報によつて例えば円に相
当する画信号が“1”に変換されるというように
次々と所定の画信号が“0”から“1”に書き換
えられていく。既に“1”なつている画信号は再
度それを“1”にする信号が入力してもそのまま
となる。第8図の破線で囲んだ部分を拡大してそ
の右方に図示したが、はじめにクロスハツチング
の部分351に相当する画信号が書き込まれた後、
次にハツチングの部分352の信号が書き込まれ
るというようにラスタ情報の作成が行われる。
このようにして、エレメント情報が順次イメー
ジプロセツサ25によつて変換され、図面1枚を
出力するためのラスタ情報がラスタメモリ311
に格納される。
<記録動作の説明> 次に、この図面出力装置の記録動作を第9図を
用いて説明する。図面1枚分のエレメント情報が
すべてラスタメモリ311に格納されると、適当
なタイミングで、CPU22はプリンタコントロ
ーラ24に対して記録開始命令を出力する。プリ
ンタコントローラ24はこれに応じてプリンタ5
0の一連の動作を制御し、同時に、ラスタメモリ
311からラスタ情報がビデオインターフエース
41を介してプリンタ50に転送され図面の記録
が行われる。1枚分の図面の記録が終了するとプ
リンタコントローラ24は自動的にプリンタ50
を停止させ待機状態に入る。
第10図は本発明の実施に適するレーザプリン
タの要部斜視図である。
レーザ発振器51から発射されたレーザビーム
52は、偏光子53とレーザビーム変調器54と
偏光子55を通過した後、ポリゴンミラー56で
反射してレンズ57を経て感光ドラム58の外周
面に達する。画信号は端子61からレーザビーム
変調器54に入力し、例えば電気光学効果により
変調器54中を通過するレーザビームの偏波面を
画信号に応じて回転させる。この、いわゆる電気
的シヤツター作用により、白黒2値の画信号がレ
ーザビームの光学的オン・オフ信号に変換されて
感光ドラム58の外周面に照射される。ポリゴン
ミラー56はパルスモータ62により一定速度で
回転されており、このレーザビーム52を反射さ
せて、矢印63の方向にスキヤンさせる。1ライ
ン分の画信号が光学的信号に変換されて感光ドラ
ム58の回転軸64と平行する方向(矢印63の
方向)に照射される間、感光ドラム58は矢印6
5の方向に回転する。こうして、ちようど第8図
に示した図面と同様の内容の静電潜像が感光ドラ
ム58の外周面に形成される。
この静電潜像は、感光ドラム58の矢印65の
方向の回転につれて現像機66を通過する。ここ
で、トナーがその静電潜像に応じて付着する。図
示しない記録紙搬送機構によつて記録紙67が矢
印68方向に送られてくると、転写機69の作用
によつて感光ドラム58の外周に付着したトナー
が記録紙67に転写される。記録紙67はさらに
矢印68の方向に送られて定着等の処理をされ図
面の出力が完了する。なお、レーザビーム52
は、矢印63の方向に感光ドラム58の両端を越
える幅でスキヤンされている。そこで、走査開始
センサ71と走査終了センサ72がレーザビーム
の通過を検出してその検出パルスを同期信号とし
てビデオインターフエース41(第9図)に送
る。こうして画信号の転送タイミングがとられ
る。
第9図の回路動作を第11図のフローチヤート
を用いてもう少し詳細に説明する。
まずCPU22がプリントスタート命令をプリ
ンタコントローラ24に向けて出力する(第11
図ステツプ)。次に、プリンタコントローラ2
4がプリンタのパルスモータ62(第10図)、
感光ドラム58(同図)を回転させ用紙67の送
りを開始する(第11図ステツプ)。そして、
用紙67が所定の位置に来て同期信号501(第
9図)がビデオインターフエース41に向けて出
力されると(第11図ステツプ)、ビデオイン
ターフエース41が1ライン分の画信号411
なわちラスタ情報をラスタメモリ311から読み
出してプリンタ50へ転送する(第11図ステツ
プ)。プリンタコントローラ24は、1ページ
分のプリントが終了したが否かを判断して(第1
1図ステツプ)、プリンタ50の動作を停止し
(同図ステツプ)次の記録動作の待機状態に入
る。以上の一連の動作は、CPU22から特定の
ラスタメモリの内容の記録動作をスタートせよと
いう命令がプリンタコントローラ24に入力する
と開始され、あとは自動的に図面1ページ分の出
力が行われて自動停止する。このためCPUはス
タート指示以外はこの記録動作に関与せず、例え
ばエレメント情報の取り込みや変換等の別の作業
を進めることができる。
例えば、このレーザプリンタに対して毎秒40メ
ガビツトの速さで画信号を転送できるとする。こ
のとき、1インチ(25.4mm)あたり400ドツトの
記録密度の図面が作成されるとすれば、A列2版
(日本工業規格)の図面が1秒間に300mm(2秒間
に1枚)のスピードで作成される。
このような図面1枚分または複数枚分の記録の
間に例えばもう一方のラスタメモリに対し、次に
記録すべき図面のラスタ情報の格納を行う。これ
は、市販のイメージプロセツサの能力からいえば
十分余裕のある時間である。
(操作部の動作) <処理情報の操作> 本発明の図面出力装置は、基本的には以上のよ
うにして記録動作を行うが、図面情報をエレメン
トメモリあるいはデイスクメモリに大量に格納す
ることができるので、その処理順等を常にCPU
221(第1図)のメモリ222内に格納してお
く。CPU22がエレメント情報の変換指令、プ
リント指令等を発する場合には、常にこのメモリ
に格納された処理情報を読み取つて必要な指令を
発する。
この処理情報の内容は例えば第12図のような
ものである。すなわち、エレメントメモリ23や
デイスク26に格納された図面情報にはそれぞれ
一連のフアイルナンバーが付けられる。そして、
各フアイルナンバーごとに、出力優先順、図面番
号、図版、プリント枚数等が書き込まれたメニユ
ーが作成される。このメニユーの内容はそのまま
コード形式でメモリに格納される一方、CRT2
3に表示される。
オペレータはキー272からコマンドを入力す
ることによつて、全メモリに格納された図面の内
容やその出力順等を確認することができる。ま
た、希望する場合には、カーソルを例えばプリン
ト枚数のところに合わせて、その内容を変更する
ことができる。CRTの画面上でオペレータがこ
のように処理情報を修正すると、この修正された
内容でメモリ222が更新される。図面番号や図
版等のデータはエレメント情報と共にホストコン
ピユータから送り込まれる。出力優先順の指定も
ホストコンピユータによつて行われる場合があ
る。
<優先順出力の実行> CPU22(第1図)は、まずこの操作部のメ
モリ274の内容を読み取つて最優先に出力すべ
きフアイルを確認する。そしてそのフアイルのエ
レメント情報をラスタ情報に変換する旨の指令を
イメージプロセツサ25に対して出力する。
ここで例えばCPUが出力を終了したフアイル
の出力優先順を“0”と書き換えるようにしてお
く。そうすれば、オペレータは出力の終了したフ
アイルの確認をすることができ、その確認後フア
イルの消去あるいは保存の意志をキー272を用
いてCPU22に伝達すればよい。また例えば出
力順が“100”以上のものは、夜間出力を行う
ように設定しておく。こうすれば、緊急性の無い
図面の出力を後まわしにすることができる。
<拡大縮小の実行> オペレータが例えば第12図のフアイルナンバ
ー1の図面をA列3版の大きさの図面に縮小した
いと希望したときには、まずこの第12図のよう
なメニユーをCRT273に出力し、フアイルナン
バー1を新しいナンバー例えばフアイルナンバー
8に変更する。これはフアイルナンバーのところ
へカーソルをもつて行き、“1”を“8”に変更
すればよい。これでこのフアイルナンバー1の内
容のメニユーがフアイルナンバー8にも作られた
ことになる。この次にその図版“A1”を“A
3”と書き直す。そうして、メモリ222にその
内容を入力しておく。CPU22はこのフアイル
ナンバー8の図面の出力を指示する前に、このメ
モリ222の内容を読み取つて、エレメントメモ
リあるいはデイスクメモリ中のフアイルナンバー
1についてのエレメント情報を、第6図で説明し
たと全く同様の要領で変換し新たなフアイルナン
バー8のフアイルを作成する。
第13図と第14図はその信号処理の説明図で
ある。
すなわち、直線を描く内容のエレメント情報
が、第13図のように、始点の座標X1,Y1、終
点の座標X2,Y2であつたとする。このとき各座
標に縮尺率Aを乗じて、始点AX1,AY1、終点
AX2,AY2とすれば、第14図のように所定の
縮尺処理がなされる。この演算をCPU22が行
えばよい。
<出力枚数の実行> 出力枚数が第12図のフアイルナンバー3のよ
うに例えば“5”と指定されていた場合、CPU
22がプリンタコントローラ24に対して図面の
出力を指令した後、1ページ分の図面出力が完了
してプリンタコントローラが待機状態に入るとた
だちに、同じ図面の出力をくり返すようCPUか
ら指令が出力される。このとき、ラスタ情報はい
ずれかのラスタメモリにそのまま格納されている
ので、これを必要回数くり返し読み出して記録動
作を行う。
このようにして、メニユーに指定されたとおり
の枚数の図面が出力される。
「発明の効果」 以上説明した本発明の図面出力装置によれば、
出力すべき図面の優先順位を任意に指定すること
ができ、緊急性の高い図面の出力の割り込み処理
ができるほか、緊急でないものは夜間に自動的に
出力しておく等の手法もとることができ装置の利
用効率を高めることができる。
また、拡大縮小処理をこの図面出力装置自体で
行うこともできホストコンピユータの負担の軽減
を図ることができる。さらに出力ページ指定等に
より、必要な図面の大量自動出力も可能である。
またこのように、エレメント情報の転送やその
他各部の制御信号の伝送に使用される第1のバス
と、ラスタ情報のラスタメモリへの転送に使用す
る第2のバスと、ラスタ情報のプリンタへの転送
に使用する第3のバスとをそれぞれ独立に設け、
かつラスタメモリを2つ以上設けると、プリンタ
の記録動作中にもエレメント情報のエレメントメ
モリへの格納動作あるいは、エレメント情報のラ
スタ情報への変換処理を同時進行させることがき
る。
そして、このようにすれば、一方のランダム・
アクセス・メモリにラスタ情報が書き込まれてい
る間に他方のラスタメモリからラスタ情報を読み
出しプリンタにおいて記録を行うことができるの
で、大量の図面をロスタイムを最小限にして次々
と出力することができる。また、同一内容の図面
を連続出力することも可能である。
また、この第2のバス、第3のバスは、ラスタ
情報の転送専用に設計することができるのでその
構成も簡素化され、データ転送処理の高速化も図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の図面出力装置の実施例を示す
ブロツク図、第2図はそのエレメント情報入力例
を示すフローチヤート、第3図〜第5図はエレメ
ント情報の内容の説明図、第6図はエレメント情
報の処理の説明用フローチヤート、第7図はエレ
メント情報からラスタ情報への変換動作説明用ブ
ロツク図、第8図はラスタメモリの内容の説明
図、第9図はプリンタの記録動作説明用ブロツク
図、第10図はプリンタの要部斜視図、第11図
はプリント動作のためのフローチヤート、第12
図は本発明の図面出力装置の操作部のメモリの内
容を示す説明図、第13図と第14図とはエレメ
ント情報の拡大縮小動作の説明図、第15図は
CAD装置のシステム構成図、第16図はペンプ
ロツタ式図面出力装置の斜視図、第17図はその
動作フローチヤート、第18図は静電プロツタの
要部ブロツク図である。 20……第1のバス、22……中央処理装置、
222……処理情報メモリ、23……エレメント
メモリ、25……イメージプロセツサ、27……
操作部、30……第2のバス、311,312……
ラスタメモリ、40……第3のバス、41……ビ
デオインターフエース、50……プリンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 図形作成のための1または2以上のコードデ
    ータから構成されたエレメント情報を所定量格納
    し、このエレメント情報を実際の記録画像に対応
    した画信号から構成されるラスタ情報に変換し、
    このラスタ情報をプリンタに転送して記録画像を
    得るものにおいて、 前記エレメント情報を少なくとも記録画像の2
    ページ分以上格納するエレメントメモリと、 このエレメントメモリに格納されたエレメント
    情報をラスタ情報に変換するイメージプロセツサ
    と、 このイメージプロセツサの出力するラスタ情報
    を格納するラスタメモリと、 このラスタメモリから転送されるラスタ情報の
    記録を行うプリンタと、 前記エレメントメモリに格納されたエレメント
    情報の転送に関する情報や、エレメントメモリに
    格納された記録画像2ページ分以上のエレメント
    情報をページごとにラスタ情報に変換するその優
    先順を指定する優先順位情報等の情報からなる処
    理情報を入力する操作部と、 イメージプロセツサの動作とプリンタの記録動
    作の制御を行う中央処理装置 とを備えたことを特徴とする図面出力装置。 2 処理情報は、エレメント情報に含まれる少な
    くとも1ページ分のコードデータの全部または一
    部を加工する、加工情報を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の図面出力装置。 3 処理情報は、記録画像の拡大もしくは縮小率
    を含む情報から成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の図面出力装置。 4 操作部は、処理情報を入力する入力装置と、
    その内容を表示するデイスプレイとを有し、中央
    処理装置は処理情報を格納する処理情報メモリを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第3項記載の図面出力装置。 5 操作部から優先順位情報が入力されてその内
    容が処理情報メモリに格納されると、中央処理装
    置はこの内容に従つて、エレメント情報の変換の
    優先順をイメージプロセツサに指示して変換を実
    行させることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の図面出力装置。 6 操作部から加工情報が入力されてその内容が
    処理情報メモリに格納されると、中央処理装置は
    この内容に従つて、エレメントメモリに格納され
    たエレメント情報を取り出して加工し、新たなエ
    レメント情報を作成してエレメントメモリに格納
    することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の図面出力装置。
JP60080094A 1984-11-27 1985-04-17 図面出力装置 Granted JPS61239366A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60080094A JPS61239366A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 図面出力装置
US06/794,853 US4722064A (en) 1984-11-27 1985-11-04 Drawing output unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60080094A JPS61239366A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 図面出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61239366A JPS61239366A (ja) 1986-10-24
JPH0376512B2 true JPH0376512B2 (ja) 1991-12-05

Family

ID=13708604

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JP60080094A Granted JPS61239366A (ja) 1984-11-27 1985-04-17 図面出力装置

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JPS61239366A (ja) 1986-10-24

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