JPH037636Y2 - - Google Patents

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JPH037636Y2
JPH037636Y2 JP1987035990U JP3599087U JPH037636Y2 JP H037636 Y2 JPH037636 Y2 JP H037636Y2 JP 1987035990 U JP1987035990 U JP 1987035990U JP 3599087 U JP3599087 U JP 3599087U JP H037636 Y2 JPH037636 Y2 JP H037636Y2
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cam
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、レール上を走行するパレツトの走
行方向に延長する一方向回転駆動軸の周面上に、
パレツトに軸支した被動ローラの周面を両回転軸
線が互に斜交するように圧接させてパレツトに走
行駆動力を与える移送装置の走行路中間部に設け
られる停止起動装置に関する。
従来技術及びその問題点 パレツトに軸支した被動ローラを移送方向に設
けた回転駆動軸に両回転軸線を互に斜交させて圧
接させる駆動方式において、一方向回転駆動軸を
用いてパレツトを往復動させる例(特開昭60−
81562号公報)は自動反転形で停止状態が不安定
で停止位置精度も低いという欠点がある上に、移
送路中間点でパレツトを停止させることはできな
いという問題がある。
考案が解決しようとする問題点 本案の目的は、上記欠点がなく、一方向回転駆
動軸を用いてパレツトを可逆走行させる場合に、
移送路中間点でパレツトの位置きめ停止、任意方
向への再起動及び中間点通過が可能で、且つ停
止、起動時の加速度、減速度の制御も可能な移送
装置の中間停止起動装置を提案するにある。
問題点を解決するための手段 上記目的達成のため、本案は、レール上を走行
するパレツトの走行方向に延長する一方向回転の
駆動軸の周面上にパレツトに軸支した被動ローラ
の周面が圧接し被動ローラと駆動軸の両回転軸線
の斜交角により定まる速度でパレツトが駆動され
る移送装置の中間停止起動装置であつて、被動ロ
ーラの回転軸と直角の垂直中心面内にあつて該回
転軸から離隔して被動ローラ軸支部材に支持され
た垂直軸カム従動ローラと、パレツトの中間停止
点において走行方向に往復動可能に案内支持され
前記斜交角を0度に保持するカム従動ローラ係入
用凹所を具えた係止ブロツクと、前記中間停止点
の前後において基端が垂直軸のまわりに回動可能
に枢着され先端が凹所に臨みカム従動ローラが転
接するカム面を有する1対のカムと、各カムを
夫々所定回動位置へ付勢するばねと、両カムのカ
ム面が一平面状をなす位置へ各カムを回動させる
回動装置とを有し、前記所定回動位置において各
カム面は前記先端から前記基端に向つて前記斜交
角を0度から45度まで漸増させる形状を有するも
のであることを特徴とする。
作 用 カム従動ローラは、中間停止点の前後では走行
方向の案内レールに圧接して被動ローラと駆動軸
の両回転軸線の斜交角を45度又は−45度に保持
し、これにより被動ローラは駆動軸線より最大の
摩擦駆動力を受けてパレツトを前進又は後退させ
る。パレツトが中間停止点に達してカム従動ロー
ラが前記案内レールから一方のカム面に移乗する
と、もしカムが回動されていなければ該カム面の
形状に従つて前記斜交角が漸増又は漸減して0度
に接近し、これに伴つて前記摩擦駆動力の走行方
向の分力が減少してパレツト速度は低下してい
く。停止点に達するとカム従動ローラは係止ブロ
ツクの凹所に係入し、斜交角が0度になつてパレ
ツト駆動力は零となり、パレツトは凹所をストツ
パとして位置ぎめ停止する。
パレツトを再起動させる場合は係止ブロツクを
パレツト起動方向に移動させる。しかるとき、カ
ム従動ローラは凹所に押されて被動ローラより起
動方向前方に移動し、前記斜交角を0度より減少
させる。これにより被動ローラは駆動軸から起動
方向の摩擦駆動力を受けてパレツトを起動させ
る。以後この斜交角はカム面の作用により漸増し
て45度に近づくとともに前記摩擦駆動力が漸増し
てパレツトを加速し、またカム従動ローラは凹所
から脱出する。カム従動ローラはカムを通過する
とき、前記斜交角が45度になつて案内レールに移
乗する。
回動装置により両カムをカム面が一平面状をな
す位置へ回動すると、カム従動ローラは凹所内に
係入することなく、前記斜交角を45度に保持した
まま両カム面を通過していく。
実施例 第1図は本案移送装置の平面図であり、パレツ
ト1はフレーム2上に設けたレール3上を車輪4
により往復走行する。フレーム2の側面にレール
3と平行に回転駆動軸5を軸受6,7により軸承
し、これをモータ8により一方向に回転駆動す
る。
パレツト1に突設したアーム9の下面に被動ロ
ーラ10を垂直中心軸のまわりに旋回自由に支持
し、これをばねにより下圧して被動ローラ10の
周面を駆動軸5の周面上に水平に圧接させる。し
たがつて、被動ローラ10と駆動軸5との両回転
軸線の交角が零であれば被動ローラ10は空転す
るのみでパレツト1は走行せず、前記交角が45度
のとき被動ローラ10の摩擦回転によりパレツト
1は最大駆動力を受けて走行する。即ち、パレツ
ト1は両回転軸線が斜交しているときのみ走行駆
動される。したがつて、パレツト1の起動停止装
置11,11′として斜交角切換装置を移送路の
両端停止部A,Bに設ければ、パレツト1を往復
駆動させることができる。
移送路両端A,Bにはパレツト1を停止させ、
反対方向に起動させる停止起動装置11,11′
が設けられるが、本案とは直接関係がないので詳
細な説明は省略する。移送路中間停止点Cには本
案の中間停止起動装置12が設けられており、そ
の要部詳細を第2図ないし第4図に示す。同図に
おいて、被動ローラ10の軸支部材13は、被動
ローラ10の垂直中心線上においてアーム9に固
定した垂直軸14に上下動及び水平旋回可能に案
内支持され、ばね15により被動ローラ10を駆
動軸5の上に水平圧接させる。支持部材13に固
定したロツド16とアーム9に固定したロツド1
7との間にばね18を張設して被動ローラ10の
回転軸線10aを駆動軸5の回転軸線5aに平行
する位置に付勢するとともに、軸支部材13に、
被動ローラ10の垂直中心面19内において被動
ローラ10よりパレツト1側に離隔して垂直軸カ
ム従動ローラ20を回転自在に軸支する。
停止点Cに設けられる中間停止起動装置12
は、その構成部品がすべてフレーム2に固定した
基台21上に設置されている。22は移送方向の
固定案内レールでこれに嵌合滑動する脚台23は
1対のエアシリンダ24a,24bのロツドを互
に直線状に連結した倍ストロークエアシリンダ2
5によつて前後動せしめられる。すなわち、エア
シリンダ24aは外端がピン26により脚台23
に枢着され、エアシリンダ24bはその内端に取
付けた支持金型27を介してピン28により基台
21に枢着されており、エアシリンダ24aは脚
台23を案内レール22の左半部分に対して往復
動させ、エアシリンダ24bは同じく右半部分に
対して往復動させる。
脚台23上にボルト固定した係止ブロツク29
の被動ローラ10に面する側面の中央に、回転軸
線10aが回転軸線5aに平行するときにカム従
動ローラ20が係入するV形の凹所30を設け
る。
基台21の両端部に固定した基板31に垂直ピ
ン32を固定し、これにより1対のカム33の各
基端を枢着する。カム33の先端部は厚さが小と
なつて、係止ブロツク29の側面29aに形成し
た溝34内に嵌入し、基台21との間に設けた引
張ばね35と図示しないストツパとにより停止し
ている。溝34の前後の中央を半円状に深くし、
そこにローラ36を軸支する。カム33が前記停
止しているとき、両カム先端は凹所30内におい
て小間隙をもつて相対し、またカム先端の内側に
形成した切欠部37の移送方向の平滑面38をロ
ーラ36に接せしめ、平滑面38の基端に斜面3
9を形成する。カム33の幅は先細り状に漸減
し、前記停止状態において、カム33の外側のカ
ム面40は、基端においては走行方向の案内レー
ル41に接続し、それより先端に向い内方へ直線
状におちこみ、先端は凹所30に係入したカム従
動ローラ20の外周面にほぼ接する位置(第2図
実線位置)にある。
基台21に、カム33をばね35に抗して外側
方に個別回動させる1対のエアシリンダ42を取
付ける。
次に本案の作用を説明する。
駆動軸5を矢印方向(第2図)に回転駆動する
と、被動ローラ10はこれに対してカム従動ロー
ラ20が移動した方向の摩擦駆動力を駆動軸5か
ら得てパレツト1を走行駆動させる。この走行駆
動力は回転軸線10aと5aとの斜交角αが45度
のときに最大であり、パレツト1は案内レール4
1によりαが45度に保持されて中間停止装置12
の方へ走行する。このとき、係止ブロツク29が
停止起動装置12の中央にあれば、カム面40は
カムの基端から先端に向つて傾斜しているから、
カム従動ローラ20が案内レール41からカム面
40に移乗して進行するに従い、被動ローラ10
はばね18により旋回されてαが漸増し、同時に
パレツト駆動力が減少し、カム従動ローラ20が
凹所30に係入したときαは90度になつてパレツ
ト1は停止する。
次にパレツトを前後いずれかに起動させるに
は、エアシリンダ24a、又は24bにより係止
ブロツク29を起動方向と同一の方向に移動させ
る。しかるときローラ36が一方の斜面39をへ
てカム内側面43を外側方へ押し出す。例えば、
ローラ36が36aの位置へ移動すれば、右方の
カム33が外側方に押されてカム先端によりカム
従動ローラ20を該カム先端の前方に移動させ
る。こにより斜交角αが90度より小となつてパレ
ツト1を前方に起動させる。該起動に伴いカム従
動ローラ20は左方のカム33のカム面40上を
転動しつつ斜交角αをますます減少させて駆動力
を増大させていき、カム従動ローラ20が案内レ
ール41上に移乗したとき、αは45度になり、パ
レツト1は全速走行する。ついで係止ブロツク2
9は中央位置へ戻る。
なお、パレツト1が停止点Cから前後いずれか
へ起動したとき、エアシリンダ42によりカム3
3を押し出してカム面40の傾斜を減少させれ
ば、αは減少してパレツト1の加速度を大ならし
めることができるし、また逆に停止点Cに向うパ
レツト1の減速度を小ならしめることもできる。
エアシリンダ42により左右のカム33のカム
面40を一平面状に整列させれば、パレツト1は
停止することなく停止点Cを通過する。
考案の効果 本案は上記構成を有し、一方向回転の駆動軸を
用いて、移送路中間点におけるパレツトの停止、
通過、或は停止後の任意方向の再起動を簡易に選
択実施しうる上に、モータの可逆制御や制動が不
要で制御回路を簡単化しうる効果があ、またカム
面の傾斜を適宜選定することによりパレツトを緩
停止、緩起動させてパレツト載荷の荷崩れを防止
し、或は逆に加減速度を大にしてパレツト走行時
間を短縮しうる等の効果があり、移載装置の如き
往復動装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の一実施例を示し、第1図は移送装
置全体の平面図、第2図は中間停止起動装置の平
面図、第3図は同じく立面図、第4図は同じく側
面図である。 1……パレツト、3……レール、5……駆動
軸、10……被動ローラ、5a,10a……回転
軸線、13……被動ローラ軸支部材、19……垂
直中心面、20……垂直軸カム従動ローラ、29
……係止ブロツク、30……凹所、33……カ
ム、35……ばね、40……カム面、42……回
動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール上を走行するパレツトの走行方向に延長
    する一方向回転の駆動軸の周面上にパレツトに軸
    支した被動ローラの周面が圧接し被動ローラと駆
    動軸の両回転軸線の斜交角により定まる速度でパ
    レツトが駆動される移送装置の中間停止起動装置
    であつて、被動ローラの回転軸と直角の垂直中心
    面内にあつて該回転軸から離隔して被動ローラ軸
    支部材に支持された垂直軸カム従動ローラと、パ
    レツトの中間停止点において走行方向に往復動可
    能に案内支持され前記斜交角を度に保持するカ
    ム従動ローラ係入用凹所を具えた係止ブロツク
    と、前記中間停止点の前後において基端が垂直軸
    のまわりに回動可能に枢着され先端が凹所に臨み
    カム従動ローラが転接するカム面を有する1対の
    カムと、各カムを夫々所定回動位置に付勢するば
    ねと、両カムのカム面が一平面状をなす位置へ各
    カムを回動させる回動装置とを有し、前記所定回
    動位置において各カム面は前記先端から前記基端
    に向つて前記斜交角を度から45度まで漸増させ
    る形状を有するものであることを特徴とする移送
    装置の中間停止起動装置。
JP1987035990U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH037636Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987035990U JPH037636Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13
FI881141A FI94405C (fi) 1987-03-13 1988-03-11 Siirtolaitteisto
US07/167,788 US4838171A (en) 1987-03-13 1988-03-14 Frictionally driven roller type transfer apparatus
KR2019900017776U KR910000937Y1 (ko) 1987-03-13 1990-11-19 마찰피동 로울러식 정지 기동장치
KR2019900020048U KR910001388Y1 (ko) 1987-03-13 1990-12-17 피동 로울러 선회기구

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987035990U JPH037636Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS63145049U JPS63145049U (ja) 1988-09-26
JPH037636Y2 true JPH037636Y2 (ja) 1991-02-26

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ID=30845985

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JP1987035990U Expired JPH037636Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019014Y2 (ja) * 1980-01-22 1985-06-08 石川島播磨重工業株式会社 移送台車の速度制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63145049U (ja) 1988-09-26

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