JP2001063560A - 搬送台車の駆動装置 - Google Patents

搬送台車の駆動装置

Info

Publication number
JP2001063560A
JP2001063560A JP23974699A JP23974699A JP2001063560A JP 2001063560 A JP2001063560 A JP 2001063560A JP 23974699 A JP23974699 A JP 23974699A JP 23974699 A JP23974699 A JP 23974699A JP 2001063560 A JP2001063560 A JP 2001063560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
drive
driving
driven roller
arm member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23974699A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Uei
久弥 上井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KITO MACHINE IND CO Ltd
Original Assignee
KITO MACHINE IND CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KITO MACHINE IND CO Ltd filed Critical KITO MACHINE IND CO Ltd
Priority to JP23974699A priority Critical patent/JP2001063560A/ja
Publication of JP2001063560A publication Critical patent/JP2001063560A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送台車の停止精度を良くすると共に、駆動
軸と、駆動ローラ及び従動ローラとの連繋を円滑にし、
かつ、作業性を良くした駆動装置を得る。 【解決手段】 搬送台車PのレールRに沿って配設した
基盤21に、対向する第2のアーム部材23及び第1の
アーム部材24を回転自在に設ける。第1のアーム部材
24の先端部側にブレーキ付き駆動モータ6に連結した
駆動ローラ7を回転自在に装着する。第2のアーム部材
23の先端部側に駆動ローラ7と対向する従動ローラ1
3を回転自在に装着する。この従動ローラ13と駆動ロ
ーラ7とで搬送台車Pの駆動軸P1を挟持し駆動ローラ
7により走行させる。第1、第2のアーム部材24,2
3の基端部側にローラ7,13が弾かれるのを防止する
スプリング29を介装する。また、第1、第2のアーム
部材24,23の適所に駆動ローラ7と従動ローラ13
との間隔を調整するストッパ部材31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、レール上
に走行自在に配設された搬送台車に駆動ローラを当接さ
せて、該駆動ローラと前記搬送台車との間に生じる摩擦
力により前記搬送台車を走行させる搬送台車の駆動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る従来技術の概要を図4に基
づいて説明する。図4は搬送台車の駆動装置本体1の平
面図である。駆動装置本体1は一対のレール(図示な
し)の間に配置されている。一対のレールの上には搬送
台車が走行自在に配設されており、搬送台車の底部には
駆動装置本体1の後述するローラ7,13に挟持される
駆動軸P1が固着されている。駆動軸P1は搬送台車が
走行するレールに沿って、所定の間隔を開けて配置され
た少なくとも2基の駆動装置本体1のローラ7,13に
挟持される長さに形成されている。
【0003】上記駆動装置本体1を構成する第1の基台
2は駆動軸P1の通路近傍の所定箇所に配設されてい
る。第1の基台2には第1のアーム部材3の基端部がヒ
ンジピン4により水平方向に回転自在に支持されてい
る。第1のアーム部材3の先端部にはギヤボックス5が
固着支持されており、ギアボックス5にはブレーキ付駆
動モータ6が連結している。さらに、ギアボックス5に
は駆動軸5′が立設し、駆動軸5′には駆動ローラ7が
装着され、ローラ押え7′によって保持されている。
【0004】この状態でブレーキ付駆動モータ6が作動
して、その駆動軸が回転すると、その回転はギアボック
ス5のギアを介して駆動軸5′に伝達され、駆動ローラ
7は反時計方向(図中矢印A方向)に回転する。
【0005】また、第1の基台2には上面視L字形のブ
ラケット8が固着しており、このブラケット8と第1の
アーム部材3との間には押圧スプリング9が介装してい
る。押圧スプリング9は駆動ローラ7を前方(駆動軸P
1方向)に常時付勢している。また、第1のアーム部材
3は、駆動ローラ7の一部が駆動軸P1の通路に適量突
出する程度に図示しないストッパに係止されている。
【0006】駆動軸P1の通路を挟んで第1の基台2の
反対側には、第2の基台10が設けられている。第2の
基台10は駆動軸P1の通路近傍の適所に配設されてい
る。第2の基台10には第2のアーム部材11がヒンジ
ピン12により水平方向に回転自在に支持されている。
第2のアーム部材11には従動ローラ13が軸部14に
より水平方向に回転自在に支持されている。
【0007】また、第2の基台10にはブラケット15
が固着しており、ブラケット15と第2のアーム部材1
1との間には押圧スプリング16が介装されている。押
圧スプリング16は従動ローラ13を前方(駆動軸P1
方向)に常時付勢している。また、第2のアーム部材1
1は、従動ローラ13の一部が駆動軸P1の通路に適量
突出する程度に図示しないストッパに係止されている。
【0008】上述したように構成された搬送台車の駆動
装置本体1の作用について説明する。初期状態におい
て、駆動装置本体1の個々の駆動ローラ7及び従動ロー
ラ13は、図示しないストッパ部材により、ローラ7,
13の一部が駆動軸P1の通路に適量突出するように調
整されており、搬送台車(図示なし)は、その駆動軸P
1が1基の駆動ローラ7と従動ローラ13とにより挟持
された状態で所定位置に待機している。駆動軸P1は、
押圧スプリング9,16の弾発力により駆動ローラ7と
従動ローラ13とで両側から堅固に挟持されている。
【0009】そこで、ブレーキ付駆動モータ6が作動し
て駆動ローラ7を反時計方向(図中矢印A方向)に回転
させると、駆動ローラ7と駆動軸P1との接触部に摩擦
力が生じ、搬送台車が前方(図中矢印B方向)に移動す
る。即ち、搬送台車は、駆動軸P1が駆動ローラ7と従
動ローラ13とにより両側から挟持されて、一対のレー
ル上を前方に速やかに走行される。
【0010】そして、搬送台車の駆動軸P1の走行方向
の後端部が駆動ローラ7と従動ローラ13との挟持部分
に到達すると、駆動軸P1の走行方向の先端部は、当該
ローラ7,13の前方に配設された2基目の駆動ローラ
7と従動ローラ13とに係合される。即ち、駆動軸P1
は2基目の駆動装置本体1の押圧スプリング9及び16
の弾発力に抗して、駆動ローラ7と従動ローラ13を後
方に押し下げて進み、両ローラ7,13により両側から
堅固に挟持される。これにより、搬送台車は、レール上
を更に前方に走行する。
【0011】この様にして一対のレール上を走行する搬
送台車を停止させる場合、ブレーキ付駆動モータ6の作
動を停止して、その駆動軸5′をブレーキでロックす
る。すると、駆動ローラ7の回転が停止し、駆動ローラ
7と従動ローラ13とにより挟持された駆動軸P1も停
止する。これによって、搬送台車が所定位置に停止す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
において、駆動ローラ7を停止させて搬送台車を所定位
置に停止させようとした場合、搬送台車は惰性でまだ前
進しようとするので、駆動軸P1と、停止した駆動ロー
ラ7及び従動ローラとの間に反力が生じ、駆動ローラ7
及び従動ローラ13は押圧スプリング9,16の弾発力
に抗して反駆動軸P1の方向に弾かれるため、連続して
駆動軸P1を挟持することができなくなり搬送台車の停
止精度が悪くなる問題があった。
【0013】また、搬送台車の停止精度を向上させるた
め、押圧スプリング9,16の弾発力をより強力にする
と、駆動軸P1が駆動ローラ7及び従動ローラ13に挟
持される際、駆動軸P1が駆動ローラ7及び従動ローラ
13を押し下げにくくなって容易に進めなくなり、駆動
軸P1と、駆動ローラ7及び従動ローラ13との連繋が
円滑に行われなくなる虞があった。
【0014】さらに、搬送台車の駆動装置本体1は駆動
軸P1を駆動する側と、駆動軸P1を支える側とが分離
した構成となっているので、駆動装置本体1を所定位置
に据付ける際、駆動する側と支える側との微妙な調整、
例えば、駆動ローラ7と従動ローラ13との位置関係の
調整、押圧スプリング9,16の弾発力の調整等が困難
であり作業が煩雑であった。
【0015】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、駆動ローラと従動ローラとを支持す
るアーム部材を弾発付勢手段によって連繋し、常時安定
して搬送台車の駆動軸を挟持することにより、搬送台車
の停止精度を良くし駆動軸と、駆動ローラ及び従動ロー
ラとの連繋を円滑にすると共に、作業性を良くし、か
つ、構造簡単、廉価な搬送台車の駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
よれば、搬送台車に駆動ローラを係合させて前記搬送台
車を走行させる搬送台車の駆動装置において、前記搬送
台車の走行方向に沿って配設した基盤に互いに対向する
一対のアーム部材を回転可能に設け、該一対のアーム部
材の一方のアーム部材の先端側に駆動手段に連結した駆
動ローラを回転自在に設けると共に、他方のアーム部材
の先端側に前記駆動ローラと対向する従動ローラを回転
自在に設け、前記一対のアーム部材のそれぞれの基端側
に両アーム部材を相互に離反方向に付勢する弾発付勢手
段を設け、前記一対のアーム部材に前記駆動ローラと従
動ローラとの間隔を調整する間隔調整手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0017】請求項1に記載された発明は、駆動ローラ
が回転を停止して搬送台車を所定位置に停止させた場
合、搬送台車は惰性でまだ前進して、駆動ローラ及び従
動ローラが反搬送台車の方向に弾かれも、駆動ローラ及
び従動ローラを保持する一対のアームの基端側に弾発付
勢手段を介装させているので、この弾発付勢手段の反力
により、駆動ローラ及び従動ローラの係合する力が一定
となって、両ローラは搬送台車に常時、堅固に係合する
ようになる。
【0018】
【実施例】本発明の実施の形態の1例を図1乃至図3に
基づいて説明する。なお、従来技術と同一の部材には同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。図1は搬送台
車の駆動装置本体20の正面図、即ち図2を右側から見
た正面図を示し、図2は図1の左側面図をそれぞれ示し
ている。また、図3で示すものは図1のものの平面図で
ある。上記駆動装置本体20によって搬送台車(図2参
照)Pが一対のレール(図3)Rの上を走行するように
なっている。このため搬送台車Pの底部には駆動装置本
体20と係合する駆動軸P1が固着している(図2参
照)。なお、レールは、フランジのついた車輪が走行す
る上面が平坦になった断面略菱形のもの(図3の上側)
と、フランジのない車輪が載る断面方形状のもの(図3
の下側)とがある。
【0019】上記一対のレールRの間の適所には駆動装
置本体20の基盤21がレールRに沿って配置されてい
る。基盤21は図示しない支柱等に支持されている。駆
動装置本体20は基盤21の適所に所定の間隔を開けて
複数個設けられている。この駆動装置本体20について
説明する。上記基盤21の上面には台座部22aとピン
部22bとからなるヒンジピン22がピン部22bを上
にして固着されている。
【0020】ヒンジピン22のピン部22bには、図1
乃至図3に示すように、先端側より一対のアーム部材の
一方のアーム部材である第1のアーム部材24及び、他
方のアーム部材である第2のアーム部材23が重ねて嵌
合されている。すなわち、ピン部22bの下側基部に
は、一対のアーム部材の他方のアーム部材である第2の
アーム部材23のヒンジ部23′が回転自在に嵌合して
いる。ヒンジ部23′は第2のアーム部材23の長手側
の一辺の略中腹部に突出、形成されている。また、ヒン
ジ部23′の下面は台座部22aに回転可能に支持され
ている。
【0021】また、ヒンジピン22のピン部22bの上
側先端部には、一対のアーム部材の一方のアーム部材で
ある第1のアーム部材24のヒンジ部24′が回転自在
に嵌合している。ヒンジ部24′は第1のアーム部材2
4の長手側の一辺の略中腹部に突出、形成されている。
ヒンジ部24′の下面は第2のアーム部材23のヒンジ
部23′に上に回転自在に支持されている。この第1の
アーム部材24は第2のアーム部材23に対向して配設
されている(図3参照)。
【0022】さらに、ヒンジピン22のピン部22bの
先端部には、第2のアーム部材23と第1のアーム部材
24とを止める止金25が図示しないボルトにより固定
されている。第1のアーム部材24のヒンジ部24′及
び第2のアーム部材23のヒンジ部23′は一本のヒン
ジピン22に回転自在に嵌合されているが、このように
せず別々の軸に回転自在に嵌合させてもよい。また、第
2のアーム部材23の先端部(図3左側)にはブラケッ
ト26が固着しており、このブラケット26には従動ロ
ーラ13が軸部14を介してナット27により回転自在
に装着されている。
【0023】また、第1のアーム部材24の先端部(図
3の左側)にはブラケット28が固着しており、ブラケ
ット28にはブレーキ付駆動モータ6と連結したギアボ
ックス5が固着支持されている。ギアボックス5に設け
た駆動軸5′には駆動ローラ7が装着され、ローラ押え
7′によって保持されている。従って、ブレーキ付駆動
モータ6が作動して回転駆動軸が回転すると、その回転
はギアボックス5のギアを介して駆動軸5′に伝達さ
れ、駆動ローラ7は反時計方向(図3矢印A方向)に回
転する。
【0024】図3に示すように、第2のアーム部材23
と第1のアーム部材24の基端部23a,24aにはそ
れぞれスプリング留30,30が固着されている。この
スプリング留30,30には弾発付勢手段であるスプリ
ング29が介装されており、第2のアーム部材23と第
1のアーム部材24の基端部23a,24aをそれぞれ
離反する方向に常時弾発付勢している。
【0025】第2のアーム部材23の先端部(図3左
側)に固着したブラケット26には間隔調整手段である
ストッパ部材31が螺合されている。ストッパ部材31
は第1のアーム部材24と係合して(図2及び図3参
照)、駆動ローラ7と従動ローラ13の間隔を調整する
ものである。即ち、スプリング29の付勢によって押圧
されている駆動ローラ7と従動ローラ13の一部が搬送
台車P(図2参照)の底部に固着した駆動軸P1の通路
側にそれぞれ適量突出するように調整されている。符号
32で示すものはストッパ部材31を固定するロックナ
ットである。
【0026】上述したように構成した本発明の実施の形
態の作用を説明する。先ず、搬送台車Pの駆動装置本体
20は、図3に示すように一対のレールRの間で、両ロ
ーラ7,13が所定の間隔を開けて適所に配置されてい
る。そして、個々の搬送台車の駆動装置本体20の駆動
ローラ7と従動ローラ13とは、ブラケット26に設け
たストッパ部材31の先端が第1のアーム部材24に当
接した際、ローラ7,13の一部が一対のレールR上を
走行する搬送台車Pの駆動軸P1の通路に適量突出する
ように調整されている。
【0027】そして、搬送台車Pは、搬送台車Pの駆動
軸P1が駆動ローラ7と従動ローラ13とにより挟持さ
れた状態で所定位置に待機されている。このとき、駆動
軸P1は、スプリング29の弾発力により駆動ローラ7
と従動ローラ13とにより両側から等しい押圧力で堅固
に挟持されている。
【0028】そこで、ブレーキ付駆動モータ6が作動し
て駆動ローラ7が反時計方向(図3中、矢印A方向)に
回転すると、駆動ローラ7と駆動軸P1との接触部に摩
擦力を生じ、搬送台車Pが前方(図3中、矢印B方向)
に移動する。即ち、搬送台車Pは、駆動軸P1が駆動ロ
ーラ7と従動ローラ13とによって両側から等しい押圧
力で挟持されることにより、一対のレールR上を速やか
に走行する。
【0029】そして、搬送台車Pの駆動軸P1の後端部
が駆動ローラ7と従動ローラ13との挟持部に到達する
と、駆動軸P1の先端部は、前方に設けた別の駆動装置
本体20の駆動ローラ7と従動ローラ13とに到達し、
スプリング29の弾発力に抗して駆動ローラ7と従動ロ
ーラ13とを押し下げて進み、両側から等しい押圧力で
挟持されることにより、搬送台車Pは、一対のレールR
上を更に前方に走行する。
【0030】この様に一対のレールR上を走行する搬送
台車Pを停止させる場合は、ブレーキ付駆動モータ6の
作動を停止しその駆動軸をブレーキでロックする。する
と、駆動ローラ7の回転が停止し、搬送台車Pの駆動軸
P1は、駆動ローラ7と従動ローラ13とにより両側か
ら等しい押圧力で挟持され、搬送台車Pは所定位置で停
止する。
【0031】搬送台車Pが停止する際、搬送台車Pは惰
性でまだ前進しようとして、駆動軸P1と、駆動ローラ
7及び従動ローラ13との間に反力が生じ、駆動ローラ
7及び従動ローラ13はそれぞれスプリング29の弾発
力に抗して互いに離反する方向(反駆動軸P1方向)に
弾かれようとする。これにより、第2のアーム部材23
と第1のアーム部材24との基端部23a,24aは、
互いに接近する方向(駆動軸P1方向)に作用してスプ
リング29を圧縮しようとするが、スプリング29の弾
発力により反力が生じ、この反力により駆動ローラ7及
び従動ローラ13は互いに離反する方向(反駆動軸P1
方向)に弾かれるのが防止される。したがって、搬送台
車Pは確実に所定位置で停止する。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た搬送台車の駆動装置であるから、請求項1に記載され
た発明によれば、駆動ローラが回転を停止して搬送台車
を所定位置に停止させた場合、搬送台車は惰性でまだ前
進して、駆動ローラ及び従動ローラが反搬送台車の方向
に弾かれも、駆動ローラ及び従動ローラを保持する一対
のアームの基端側に弾発付勢手段を介装させたので、こ
の弾発付勢手段の反力により、駆動ローラ及び従動ロー
ラの押圧力が一定となって、両ローラを常時、堅固に搬
送台車に係合させることができる。これによって、搬送
台車の停止精度を良好にすることができる。このように
駆動ローラと従動ローラとを等しい押圧力で搬送台車に
係合させることができるので、搬送台車を極めて良好に
走行させることができる。また、搬送台車に駆動ローラ
と従動ローラとを係合させる際には、間隔調整手段によ
り、駆動ローラと従動ローラの押圧力を極めて容易に調
整することができる。
【0033】搬送台車に駆動ローラと従動ローラとを係
合させる際、てこの原理を利用しているので、駆動ロー
ラと従動ローラを押圧するスプリングはより小さい弾発
力で大きな押圧力を得ることができる。さらに、構造が
簡単なので、製作費用を廉価にすることができると共
に、メンテナンス費用をも低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示し、図2を右側
から見た正面図である。
【図2】図2は図1のものを左から見た側面図である。
【図3】図3は図1のものの平面図である。
【図4】従来の搬送装置の駆動装置の概略を説明する平
面図である。
【符号の説明】
6 ブレーキ付き駆動モータ 7 駆動ローラ 13 従動ローラ 21 基盤 23 第2のアーム部材 24 第1のアーム部材 29 スプリング 31 ストッパ部材 P 搬送台車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台車に駆動ローラを係合させて前記
    搬送台車を走行させる搬送台車の駆動装置において、 前記搬送台車の走行方向に沿って配設した基盤に互いに
    対向する一対のアーム部材を回転可能に設け、該一対の
    アーム部材の一方のアーム部材の先端側に駆動手段に連
    結した駆動ローラを回転自在に設けると共に、他方のア
    ーム部材の先端側に前記駆動ローラと対向する従動ロー
    ラを回転自在に設け、前記一対のアーム部材のそれぞれ
    の基端側に両アーム部材を相互に離反方向に付勢する弾
    発付勢手段を設け、前記一対のアーム部材に前記駆動ロ
    ーラと従動ローラとの間隔を調整する間隔調整手段を設
    けたことを特徴とする搬送台車の駆動装置。
JP23974699A 1999-08-26 1999-08-26 搬送台車の駆動装置 Pending JP2001063560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23974699A JP2001063560A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 搬送台車の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23974699A JP2001063560A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 搬送台車の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001063560A true JP2001063560A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17049323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23974699A Pending JP2001063560A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 搬送台車の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001063560A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037381A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Hokuto Corp 摩擦駆動搬送装置の駆動機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037381A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Hokuto Corp 摩擦駆動搬送装置の駆動機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203229156U (zh) 摩擦驱动输送系统及其弯段摩擦驱动装置
JP2001063560A (ja) 搬送台車の駆動装置
JP2001334930A (ja) 床面走行式台車
JP3335890B2 (ja) 鉄道車両用軌間可変台車
JP2876559B2 (ja) 軌道装置
JPH0629141Y2 (ja) 自走車使用の搬送装置
JP3997718B2 (ja) 搬送設備
JP2004034913A (ja) 搬送車
JPS6015727Y2 (ja) 駆動台車の減速装置
CN216736112U (zh) 一种适用于轮对或转向架的限制单元及agv小车
CN217376074U (zh) 一种抱轮式agv小车
JPS62214049A (ja) 台車式搬送装置
JP2003237574A (ja) 有軌道台車
JP2515597B2 (ja) 自走台車利用の搬送装置
JPS6037879Y2 (ja) 台車の停止位置決め装置
JPS6127325Y2 (ja)
JP2012091915A (ja) トレー移送設備
JP2001063558A (ja) 搬送台車の駆動装置
JPS583856B2 (ja) 台車駆動装置における摩擦円板支持装置
JPS6130977Y2 (ja)
JPS6313973Y2 (ja)
JPS6037877Y2 (ja) 台車の速度制御装置
JPS5822847Y2 (ja) 移動台車
JPS5939350B2 (ja) 搬送台車駆動装置
JPH10217956A (ja) 搬送車の走行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070322