JPH0376202A - 積層正特性サーミスタおよびその製造方法 - Google Patents
積層正特性サーミスタおよびその製造方法Info
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- JPH0376202A JPH0376202A JP21369989A JP21369989A JPH0376202A JP H0376202 A JPH0376202 A JP H0376202A JP 21369989 A JP21369989 A JP 21369989A JP 21369989 A JP21369989 A JP 21369989A JP H0376202 A JPH0376202 A JP H0376202A
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(al産業上の利用分野
この発明は、それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の
半導体セラごツタ層を積層してなる積層正特性サーミス
タに関する。
半導体セラごツタ層を積層してなる積層正特性サーミス
タに関する。
(b)従来の技術
正の抵抗温度特性を有する半導体セラミック素子に非オ
ーミツク性の電極を付与して形成した正特性サーミスタ
は特公昭53−46260号等によって知られている。
ーミツク性の電極を付与して形成した正特性サーミスタ
は特公昭53−46260号等によって知られている。
ところで、非オーミツク性電極の採用は、In−Qa、
ニッケル1.アルミニウム、銅等のオーミック他電極材
料に比べ、電極強度やコストの面で有利であるが、正特
性サーミスタ素子と非オーミツク性電極との界面に接触
抵抗によるバリア層が生じ、これが原因で抵抗値が高く
なり利用範囲が限られるという問題が生じる。
ニッケル1.アルミニウム、銅等のオーミック他電極材
料に比べ、電極強度やコストの面で有利であるが、正特
性サーミスタ素子と非オーミツク性電極との界面に接触
抵抗によるバリア層が生じ、これが原因で抵抗値が高く
なり利用範囲が限られるという問題が生じる。
一方、正特性サーミスタの応用面から低抵抗素子の要求
が強く、そのためには正特性サーミスタ素子を重ね合わ
せた積層構造を採用するのが有効である。そこで、本願
出願人は特開昭61−15302号にて、正の抵抗温度
特性を有する素子を重ねた積層体の各素子間にポーラス
層を設け、このポーラス層に低融点の卑金属を注入した
積層正特性サーミスタに関して出願している。
が強く、そのためには正特性サーミスタ素子を重ね合わ
せた積層構造を採用するのが有効である。そこで、本願
出願人は特開昭61−15302号にて、正の抵抗温度
特性を有する素子を重ねた積層体の各素子間にポーラス
層を設け、このポーラス層に低融点の卑金属を注入した
積層正特性サーミスタに関して出願している。
(C)発明が解決しようとする課題
ところが、低融点金属を注入して電極を形成した積層正
特性サーミスタにおいては、過電流保護時の発熱温度に
よっては電極が溶融し、特性が変化あるいは劣化するお
それがある。
特性サーミスタにおいては、過電流保護時の発熱温度に
よっては電極が溶融し、特性が変化あるいは劣化するお
それがある。
この発明の目的は、低抵抗で高温度領域で使用可能な積
層正特性サーミスタおよびその製造方法を提供すること
にある。
層正特性サーミスタおよびその製造方法を提供すること
にある。
(d1課題を解決するための手段
低抵抗を得るためには、まず薄層半導体セラ575層を
作威し、これらを低融点金属でなく高抵抗を形成しない
オーミンク電極で積層化しなければならない。
作威し、これらを低融点金属でなく高抵抗を形成しない
オーミンク電極で積層化しなければならない。
発明者らは、正の抵抗温度特性を有する薄層半導体セラ
ミックをオーミンク電極とガラスペーストで焼付接合す
ることで、上記欠点を有しない積層正特性サーミスタが
得られることを見出した。
ミックをオーミンク電極とガラスペーストで焼付接合す
ることで、上記欠点を有しない積層正特性サーミスタが
得られることを見出した。
この発明の積層正特性サーミスタは、それぞれ正の抵抗
温度特性を有する複数の半導体セラミ・ツク層を積層し
てなる正特性サーミスタにおいて、隣接する半導体セラ
ミック層間で、電気的接続部に導電ペーストの焼付層、
電気的絶縁部にガラスペーストの焼付層がそれぞれ形成
されていることを特徴としている。
温度特性を有する複数の半導体セラミ・ツク層を積層し
てなる正特性サーミスタにおいて、隣接する半導体セラ
ミック層間で、電気的接続部に導電ペーストの焼付層、
電気的絶縁部にガラスペーストの焼付層がそれぞれ形成
されていることを特徴としている。
また、この発明の積層正特性サーミスタの製造方法は、
それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の半導体セラミ
ック板の各層間で、電気的接続部に導電ペースト、電気
的絶縁部にガラスペーストをそれぞれ介在させ、各半導
体セラ旦ツク板を積層した状態で上記導電ペーストとガ
ラスペーストをそれぞれ焼き付けて、各半導体セラミッ
ク板を一体化することを特徴としている。
それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の半導体セラミ
ック板の各層間で、電気的接続部に導電ペースト、電気
的絶縁部にガラスペーストをそれぞれ介在させ、各半導
体セラ旦ツク板を積層した状態で上記導電ペーストとガ
ラスペーストをそれぞれ焼き付けて、各半導体セラミッ
ク板を一体化することを特徴としている。
(81作用
この発明の積層正特性サーミスタにおいては、それぞれ
正の抵抗温度特性を有する複数の半導体セラミック層の
各層間で、電気的接続部に導電ペーストの焼付層、電気
絶縁部にガラスペーストの焼付層がそれぞれ形成されて
いる。したがって導電ペーストの焼付層はオーミンク電
極として作用し、ガラスペーストの焼付層は導電ペース
トの焼付層とともに各半導体セラごツク層を結合して一
体化する。
正の抵抗温度特性を有する複数の半導体セラミック層の
各層間で、電気的接続部に導電ペーストの焼付層、電気
絶縁部にガラスペーストの焼付層がそれぞれ形成されて
いる。したがって導電ペーストの焼付層はオーミンク電
極として作用し、ガラスペーストの焼付層は導電ペース
トの焼付層とともに各半導体セラごツク層を結合して一
体化する。
また、この発明の積層正特性サーミスタの製造方法にお
いては、それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の半導
体セラミック板の各層間に、導電ペーストとガラスペー
ストとがそれぞれ介在され、各半導体セラミック板が積
層した状態で各導電ペーストとガラスペーストがそれぞ
れ焼き付けられ、各半導体セラミック板がそれぞれ一体
化される。このように、積層体の各層間に低融点の金属
材料を注入するのではなく、導電ペーストとガラスペー
ストとを各層間に介在させて積層状態で同時に焼付が行
われるため、低抵抗で且つ高温状態で電極が溶融しない
積層正特性サーミスタが得られる。
いては、それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の半導
体セラミック板の各層間に、導電ペーストとガラスペー
ストとがそれぞれ介在され、各半導体セラミック板が積
層した状態で各導電ペーストとガラスペーストがそれぞ
れ焼き付けられ、各半導体セラミック板がそれぞれ一体
化される。このように、積層体の各層間に低融点の金属
材料を注入するのではなく、導電ペーストとガラスペー
ストとを各層間に介在させて積層状態で同時に焼付が行
われるため、低抵抗で且つ高温状態で電極が溶融しない
積層正特性サーミスタが得られる。
(fl実施例
く第1の実施例〉
まず、チタン酸バリウム97mo1%、チタン酸ストロ
ンチウム2.95mo1%に対して、半導体化剤として
酸化イツトリウム0.05mol %、これに鉱化剤と
してSingをQ、3wt%、A1203を0.2wt
%、特性改善剤としてMnO2をQ、 2wt%添加
して混合粉砕し、1000℃で2時間仮焼した。これに
酢酸ビニル系バインダおよび分散剤を加えた材料でグリ
ーンシートを形成した。
ンチウム2.95mo1%に対して、半導体化剤として
酸化イツトリウム0.05mol %、これに鉱化剤と
してSingをQ、3wt%、A1203を0.2wt
%、特性改善剤としてMnO2をQ、 2wt%添加
して混合粉砕し、1000℃で2時間仮焼した。これに
酢酸ビニル系バインダおよび分散剤を加えた材料でグリ
ーンシートを形成した。
その後、このグリーンシートを50.0X200山のサ
イズにカットして、厚みが約0.3Nになるように積み
重ね熱圧着を行った。更に、この積層体を7.oxe、
3mの寸法にカットして1350℃で2時間焼成した。
イズにカットして、厚みが約0.3Nになるように積み
重ね熱圧着を行った。更に、この積層体を7.oxe、
3mの寸法にカットして1350℃で2時間焼成した。
焼成後の焼結板のサイズは5.6X5.Ovaである。
このようにして形成した正の抵抗温度特性を有する半導
体セラミック板に電極形成用の導電ペーストと絶縁層形
成用のガラスペーストをそれぞれ印刷した。
体セラミック板に電極形成用の導電ペーストと絶縁層形
成用のガラスペーストをそれぞれ印刷した。
第1図は導電ペーストとガラスペーストを印刷した半導
体セラミック板の積層前の状態を示す斜視図である。同
図において、la〜1eは正の抵抗温度特性を有する半
導体セラミック板、23〜2dは導電ペースト、3a〜
3dはガラスペーストである。ここで、導電ペーストに
は、Agを主成分としてZn、Sbなどのオーミック成
分、ワニス、フリントおよび溶剤を混練してペースト状
にしたものを用いた。また、ガラスペーストには、ガラ
ス粉末、ワニス、フリットおよび溶剤を混練してペース
ト状にしたものを用いた。
体セラミック板の積層前の状態を示す斜視図である。同
図において、la〜1eは正の抵抗温度特性を有する半
導体セラミック板、23〜2dは導電ペースト、3a〜
3dはガラスペーストである。ここで、導電ペーストに
は、Agを主成分としてZn、Sbなどのオーミック成
分、ワニス、フリントおよび溶剤を混練してペースト状
にしたものを用いた。また、ガラスペーストには、ガラ
ス粉末、ワニス、フリットおよび溶剤を混練してペース
ト状にしたものを用いた。
このように各ペーストを印刷した半導体セラミック板を
積層し、乾燥後600℃まで加熱することによって導電
ペーストとガラスペーストの同時焼付を行った。
積層し、乾燥後600℃まで加熱することによって導電
ペーストとガラスペーストの同時焼付を行った。
第2図は以上のようにして一体化した積層体の断面構造
を示している。同図において2a〜2dは焼付によって
Ag電極となり、積層正特性サーミスタの内部電極を構
威し、正の抵抗温度特性を示す半導体セラミック板1a
〜1eに対しオーミック性接触される。また、3a〜3
dは焼付によって絶縁ガラス層となり、後述する外部電
極と上記内部電極との電気的絶縁を保つ。
を示している。同図において2a〜2dは焼付によって
Ag電極となり、積層正特性サーミスタの内部電極を構
威し、正の抵抗温度特性を示す半導体セラミック板1a
〜1eに対しオーミック性接触される。また、3a〜3
dは焼付によって絶縁ガラス層となり、後述する外部電
極と上記内部電極との電気的絶縁を保つ。
その後、第3図に示すように、積層体の両端面部におい
て各内部電極を電気的に接続する外部電極4を設けて積
層正特性サーごスタを完成させる、この外部電極は、た
とえばAg/Pd系のペーストを塗布し、焼き付けて下
地電極を形成し、その表面にNi等をメツキして中間電
極を形成し、更にその表面に半田メツキを施すことによ
って形成することができる。
て各内部電極を電気的に接続する外部電極4を設けて積
層正特性サーごスタを完成させる、この外部電極は、た
とえばAg/Pd系のペーストを塗布し、焼き付けて下
地電極を形成し、その表面にNi等をメツキして中間電
極を形成し、更にその表面に半田メツキを施すことによ
って形成することができる。
第1図および第2図では説明上層数を少なく表したが、
正の抵抗温度特性を示す半導体セラミック板を10層と
して、寸法が5.8X5.0X30■の積層正特性サー
ミスタの特性を測定したところ、抵抗値が0.3Ωで温
度係数が24%/℃であった。
正の抵抗温度特性を示す半導体セラミック板を10層と
して、寸法が5.8X5.0X30■の積層正特性サー
ミスタの特性を測定したところ、抵抗値が0.3Ωで温
度係数が24%/℃であった。
く第2の実施例〉
まず、チタン酸バリウム85mo1%、チタン酸ストロ
ンチウム9.95mo1%、酸化鉛5 mo1%に対し
て半導体化剤として酸化イツトリウム0.。
ンチウム9.95mo1%、酸化鉛5 mo1%に対し
て半導体化剤として酸化イツトリウム0.。
05s+o1%、これに鉱化剤としてSin!を0゜3
wt%、特性改善剤としてMn0tを0.2W【%添加
して混合粉砕し、1100℃で2時間仮焼した。これに
酢酸ビニル系バインダおよび分散剤を加えた材料でグリ
ーンシートを形成した。
wt%、特性改善剤としてMn0tを0.2W【%添加
して混合粉砕し、1100℃で2時間仮焼した。これに
酢酸ビニル系バインダおよび分散剤を加えた材料でグリ
ーンシートを形成した。
その後、このグリーンシートを50.0X200nのサ
イズにカントして、厚みが約0. 3mmになるように
積み重ね熱圧着を行った。そして70X6,3mの寸法
にカットして1350℃で2時間焼成し焼結板を得た。
イズにカントして、厚みが約0. 3mmになるように
積み重ね熱圧着を行った。そして70X6,3mの寸法
にカットして1350℃で2時間焼成し焼結板を得た。
焼成後の焼結板のサイズは5.6X5.Ovaである。
一方、可燃性フィルムとしてパラフィン紙を56X5.
O−のサイズにカットし、電極形成用の導電ペーストと
絶縁層形成用のガラスペーストを両面に印刷した。
O−のサイズにカットし、電極形成用の導電ペーストと
絶縁層形成用のガラスペーストを両面に印刷した。
第4図は導電ペーストとガラスペーストを印刷したパラ
フィン紙と半導体セラくツク板の積層前の状態を示す斜
視図である。同図においてla〜1eは正の抵抗温度特
性を示す半導体セラミ、:、り板、5a〜5dはパラフ
ィン紙、2a〜2dは導電ペースト、3a〜3dはガラ
スペーストである。ここで導電ペーストには、Agを主
成分としてZn、Sbなどのオーミック取分、ワニス、
フリットおよび溶剤を混練してペースト状にしたものを
、また、ガラスペーストには、ガラス粉末、ワニス、フ
リットおよび溶剤を混練してペースト状にしたものを用
いた。
フィン紙と半導体セラくツク板の積層前の状態を示す斜
視図である。同図においてla〜1eは正の抵抗温度特
性を示す半導体セラミ、:、り板、5a〜5dはパラフ
ィン紙、2a〜2dは導電ペースト、3a〜3dはガラ
スペーストである。ここで導電ペーストには、Agを主
成分としてZn、Sbなどのオーミック取分、ワニス、
フリットおよび溶剤を混練してペースト状にしたものを
、また、ガラスペーストには、ガラス粉末、ワニス、フ
リットおよび溶剤を混練してペースト状にしたものを用
いた。
このように各ぺ一1ストを印刷したパラフィン紙と半導
体セラミック板を積層し、乾燥後600℃まで加熱する
ことによって導電ペーストとガラスペーストの同時焼付
を行った。
体セラミック板を積層し、乾燥後600℃まで加熱する
ことによって導電ペーストとガラスペーストの同時焼付
を行った。
第5図は積層体の焼付前の断面構造、第6図は1171
体の焼付後の断面構造をそれぞれ表し、焼付後、第6図
に示すようにパラフィン紙が燃焼し、2”a〜2dは焼
付によってAg電極となり、積層正特性サーミスタの内
部電極を構成し、3a〜3dは焼付によって絶縁ガラス
層となる。
体の焼付後の断面構造をそれぞれ表し、焼付後、第6図
に示すようにパラフィン紙が燃焼し、2”a〜2dは焼
付によってAg電極となり、積層正特性サーミスタの内
部電極を構成し、3a〜3dは焼付によって絶縁ガラス
層となる。
その後、第3図に示した場合と同様に外部電極4を設け
ることによって積層正特性サーミスタを得ることができ
る。
ることによって積層正特性サーミスタを得ることができ
る。
第4図〜第6図では説明上層数を少なく表したが、正の
抵抗温度特性を示す半導体セラミック板を10層として
、寸法が5.8X5.OX3.0m1mの積層正特性サ
ーミスタの特性を測定したところ、抵抗値が0.1Ωで
温度係数が17%/℃であった。
抵抗温度特性を示す半導体セラミック板を10層として
、寸法が5.8X5.OX3.0m1mの積層正特性サ
ーミスタの特性を測定したところ、抵抗値が0.1Ωで
温度係数が17%/℃であった。
(0発明の効果
この発明によれば、正の抵抗温度特性を有する半導体セ
ラミック層と電極間にバリア層が形成されず、しかも高
温度域においても電極材料が溶融することがないため、
低抵抗で高温度領域にまで使用可能なチップ型の積層正
特性サーミスタを得ることができる。
ラミック層と電極間にバリア層が形成されず、しかも高
温度域においても電極材料が溶融することがないため、
低抵抗で高温度領域にまで使用可能なチップ型の積層正
特性サーミスタを得ることができる。
一ミスタの製造途中の構造を表す斜視図、第2図は同積
層正特性サーミスタの積層状態を示す断面図である。第
3図は完成した積層正特性サーミスタの正面図である。
層正特性サーミスタの積層状態を示す断面図である。第
3図は完成した積層正特性サーミスタの正面図である。
第4図は他の実施例に係る積層正特性サーミスタの製造
途中の構造を表す斜視図、第5図はその積層状態を示す
断面図、第6図は焼付後の積層構造を表す断面図である
。
途中の構造を表す斜視図、第5図はその積層状態を示す
断面図、第6図は焼付後の積層構造を表す断面図である
。
1a〜1e−正の抵抗温度特性を有する半導体セラミッ
ク手反、 2a〜2d−導電ペーストおよび焼付後の電極、3a〜
3d−ガラスベーストおよび焼付後の絶縁ガラス、 4−外部電極、 5a〜5d−可燃性フィルム(パラフィン紙)。
ク手反、 2a〜2d−導電ペーストおよび焼付後の電極、3a〜
3d−ガラスベーストおよび焼付後の絶縁ガラス、 4−外部電極、 5a〜5d−可燃性フィルム(パラフィン紙)。
Claims (2)
- (1)それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の半導体
セラミック層を積層してなる正特性サーミスタにおいて
、 隣接する半導体セラミック層間で、電気的接続部に導電
ペーストの焼付層、電気的絶縁部にガラスペーストの焼
付層がそれぞれ形成されていることを特徴とする積層正
特性サーミスタ。 - (2)それぞれ正の抵抗温度特性を有する複数の半導体
セラミック板の各層間で、電気的接続部に導電ペースト
、電気的絶縁部にガラスペーストをそれぞれ介在させ、
各半導体セラミック板を積層した状態で上記導電ペース
トとガラスペーストをそれぞれ焼き付けて、各半導体セ
ラミック板を一体化することを特徴とする積層正特性サ
ーミスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21369989A JPH0376202A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 積層正特性サーミスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21369989A JPH0376202A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 積層正特性サーミスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376202A true JPH0376202A (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=16643530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21369989A Pending JPH0376202A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 積層正特性サーミスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0376202A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04317303A (ja) * | 1991-04-16 | 1992-11-09 | Murata Mfg Co Ltd | 正特性サーミスタの製造方法 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP21369989A patent/JPH0376202A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04317303A (ja) * | 1991-04-16 | 1992-11-09 | Murata Mfg Co Ltd | 正特性サーミスタの製造方法 |
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