JPH0375664A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPH0375664A JPH0375664A JP21192989A JP21192989A JPH0375664A JP H0375664 A JPH0375664 A JP H0375664A JP 21192989 A JP21192989 A JP 21192989A JP 21192989 A JP21192989 A JP 21192989A JP H0375664 A JPH0375664 A JP H0375664A
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- polysilane
- carrier
- photoconductive layer
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- Pending
Links
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子写真感光体に関する。
一般に電子写真感光体は、ａ−Ｓｅ＋ ａ−＾５ｚｓｅ
ｚ＋ ａ−Ｓｉ：Ｈ等の無機系感光体と、ポリビニルカ
ルバゾール、ヒドラゾン等及び種々の色素を組合せた有
機系感光体とに分類される。無機系感光体は、キャリア
移動度が大きいので高感度であるが、真空蒸着、プラズ
マＣＶＤ法等を用いて製造されるので製造コストが高い
という難点がある。一方、有機系感光体は、製造コスト
は低いが、キャリア移動度が小さいので低感度であると
いう難点がある。
ｚ＋ ａ−Ｓｉ：Ｈ等の無機系感光体と、ポリビニルカ
ルバゾール、ヒドラゾン等及び種々の色素を組合せた有
機系感光体とに分類される。無機系感光体は、キャリア
移動度が大きいので高感度であるが、真空蒸着、プラズ
マＣＶＤ法等を用いて製造されるので製造コストが高い
という難点がある。一方、有機系感光体は、製造コスト
は低いが、キャリア移動度が小さいので低感度であると
いう難点がある。
そこで有機系感光体においては、高感度化を図るために
、キャリア発生層とキャリア輸送層とを設ける構成とし
、機能の分担を行っている。ところが構造が複雑である
、キャリア発生層からキャリア輸送層への注入効率が悪
くなることがある等の問題点が残っている。
、キャリア発生層とキャリア輸送層とを設ける構成とし
、機能の分担を行っている。ところが構造が複雑である
、キャリア発生層からキャリア輸送層への注入効率が悪
くなることがある等の問題点が残っている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、キャ
リアを発生するための側鎖基を含んだポリシランを主成
分とした光導電層を備えることにより、高感度を遠戚で
き、製造コストを低減でき、しかもキャリア発生層とキ
ャリア輸送層との分離が不要である電子写真感光体を提
供することを目的とする。
リアを発生するための側鎖基を含んだポリシランを主成
分とした光導電層を備えることにより、高感度を遠戚で
き、製造コストを低減でき、しかもキャリア発生層とキ
ャリア輸送層との分離が不要である電子写真感光体を提
供することを目的とする。
本発明に係る電子写真感光体は、キャリアを発生するた
めの側鎖基を含むポリシランが主成分である光導電層を
導電性基板上に形成しであることを特徴とする。
めの側鎖基を含むポリシランが主成分である光導電層を
導電性基板上に形成しであることを特徴とする。
ポリシランのキャリア移動度は無機系感光体のそれに近
く、ポリシランが主成分である光導電層を有する本発明
の電子写真感光体では高感度が実現される。またポリシ
ランは溶媒に可溶であるので、本発明の電子写真感光体
の製造プロセスとして有機系感光体の製造プロセスを用
いることができ、低コスト化が図られる。更に本発明で
は、側鎖基がキャリア発生機能を果たし、主鎖のシリコ
ンがキャリア輸送機能を果たす。
く、ポリシランが主成分である光導電層を有する本発明
の電子写真感光体では高感度が実現される。またポリシ
ランは溶媒に可溶であるので、本発明の電子写真感光体
の製造プロセスとして有機系感光体の製造プロセスを用
いることができ、低コスト化が図られる。更に本発明で
は、側鎖基がキャリア発生機能を果たし、主鎖のシリコ
ンがキャリア輸送機能を果たす。
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
第１図は、本発明の電子写真感光体の構成を示す模式的
断面図であり、本発明の電子写真感光体は、導電性基板
ｌと、該導電性基板１上に形成され、キャリアを発生す
るための側鎖基を有するポリシランを用いてなる光導電
層２とから構成される。
断面図であり、本発明の電子写真感光体は、導電性基板
ｌと、該導電性基板１上に形成され、キャリアを発生す
るための側鎖基を有するポリシランを用いてなる光導電
層２とから構成される。
光導電層２に用いられているポリシランは、シリコン原
子を主鎖とした高分子化合物であるジハロゲン化モノマ
ーを脱ハロゲン重合して得られるものである。ジハロゲ
ン化モノマーの置換基としては一般的には、アルキル、
アリル、オレフィン。
子を主鎖とした高分子化合物であるジハロゲン化モノマ
ーを脱ハロゲン重合して得られるものである。ジハロゲ
ン化モノマーの置換基としては一般的には、アルキル、
アリル、オレフィン。
フェニール、ナフチル、アミノ、ニトロの各基カ考えら
れるが、本発明におけるジハロゲン化モノマーにはキャ
リア発生材からなる少なくとも一種類以上の置ｔ！！！
！基が含まれている。重合後の高分子のポリシランの分
子量は、５０以上５００万以下、好ましくは５００以上
５０万以下に設定することがよい。
れるが、本発明におけるジハロゲン化モノマーにはキャ
リア発生材からなる少なくとも一種類以上の置ｔ！！！
！基が含まれている。重合後の高分子のポリシランの分
子量は、５０以上５００万以下、好ましくは５００以上
５０万以下に設定することがよい。
以上のように、キャリアを発生するための側１１５を有
するジハロゲン化モノマーの脱ハロゲン重合反応により
製放されたポリシランを、感型性基板１上に塗布乾燥し
て、光導電層２を形成する。なお光導電Ｎ２の膜厚は０
．５〜１００μｍである。
するジハロゲン化モノマーの脱ハロゲン重合反応により
製放されたポリシランを、感型性基板１上に塗布乾燥し
て、光導電層２を形成する。なお光導電Ｎ２の膜厚は０
．５〜１００μｍである。
次に、光導電層２の材料であるポリシランの具体例につ
いて説明する。
いて説明する。
ジハロゲン化モノマーとしては、第２図にその構造式を
示す、メチルフェニールジクロロシラン（第２図（ａ）
）または１，２−ジクロロ−１，２−ジフェニール−１
−メチル−２−プロピルジシラン（第２図（ｂ））を、
キャリア発生材からなる側鎖基にて置換したもの（第３
図（ａ）、 （ｂ））を使用する。第３図において、Ｒ
，Ｒ１，Ｒ２はキャリア発生材からなる側鎖基を示す。
示す、メチルフェニールジクロロシラン（第２図（ａ）
）または１，２−ジクロロ−１，２−ジフェニール−１
−メチル−２−プロピルジシラン（第２図（ｂ））を、
キャリア発生材からなる側鎖基にて置換したもの（第３
図（ａ）、 （ｂ））を使用する。第３図において、Ｒ
，Ｒ１，Ｒ２はキャリア発生材からなる側鎖基を示す。
このキャリア発生材からなる側鎖基としては、第４図に
示すようなペリレン系顔料を用いる。キャリア発生材に
て置換された第３図（ａ）、 （ｂ）に示すモノマーに
、トルエンを用いて脱ハロゲン重合反応を施して、ポリ
シランを主成分とする高分子化合物を得る。この脱ハロ
ゲン重合反応を第５図に示す。
示すようなペリレン系顔料を用いる。キャリア発生材に
て置換された第３図（ａ）、 （ｂ）に示すモノマーに
、トルエンを用いて脱ハロゲン重合反応を施して、ポリ
シランを主成分とする高分子化合物を得る。この脱ハロ
ゲン重合反応を第５図に示す。
上述の例では、モノマーとしてジクロロシラン。
ジクロロジシランを使用し、置換基としてフェニール基
、メチル基、プロピル基を使用し、キャリア発生材とし
てペリレン系顔料を使用したが、これらに限られるもの
ではない。
、メチル基、プロピル基を使用し、キャリア発生材とし
てペリレン系顔料を使用したが、これらに限られるもの
ではない。
例えばモノマーとしてジブロモジシラン、トリクロロジ
シラン等のハロゲン化シリコン化合物、置換基としてア
ルキル、アリル、オレフィン、ナフチル、アミノ、ニト
ロの多基、キャリア発生材として多環牛ノン系顔料、無
金属フタロシアニン系顔料、金属フタロシアニン系顔料
、アゾ系顔料。
シラン等のハロゲン化シリコン化合物、置換基としてア
ルキル、アリル、オレフィン、ナフチル、アミノ、ニト
ロの多基、キャリア発生材として多環牛ノン系顔料、無
金属フタロシアニン系顔料、金属フタロシアニン系顔料
、アゾ系顔料。
スクアリリウム色素５アズレニウム色素、チアピリリウ
ム色素等、を夫々使用してもよい。
ム色素等、を夫々使用してもよい。
このような構成をなす本発明の電子写真感光体における
感度特性を下記第１表に示す。
感度特性を下記第１表に示す。
第 １ 表
本発明の電子写真感光体では、上述したようにその製法
は有機系感光体の製法と同じであるが、第１表から理解
されるように、その感度は無機系感光体と同等である。
は有機系感光体の製法と同じであるが、第１表から理解
されるように、その感度は無機系感光体と同等である。
このようにして本発明では、従来の有機系感光体のよう
にキャリア発生層とキャリア輸送層とを分離しなくても
、高感度を遠戚することができる。
にキャリア発生層とキャリア輸送層とを分離しなくても
、高感度を遠戚することができる。
以上詳述した如く本発明の電子写真感光体では、キャリ
アを発生するための側鎖基を含んだポリシランが主成分
である光導電層を備えているので、無機系感光体と同程
度な高感度を実現でき、有機系感光体と同じ簡便なプロ
セスにて製造できて製造コストを低減でき、しかもキャ
リア発生層とキャリア輸送層との分離は不要であって光
導電層は単層である等、本発明は優れた効果を奏する。
アを発生するための側鎖基を含んだポリシランが主成分
である光導電層を備えているので、無機系感光体と同程
度な高感度を実現でき、有機系感光体と同じ簡便なプロ
セスにて製造できて製造コストを低減でき、しかもキャ
リア発生層とキャリア輸送層との分離は不要であって光
導電層は単層である等、本発明は優れた効果を奏する。
第１図は本発明に係る電子写真感光体の構成を示す模式
的断面図、第２図はジハロゲン化モノマーの一例の構造
式を示す図、第３図はキャリア発生材にて置換されたモ
ノマーの一例の構造式を示す図、第４図はキャリア発生
材の一例の構造式を示す図、第５図は脱ハロゲン重合反
応を示す図である。 ｌ・・・導電性基板 ２・・・光導電層（ａ） （ｂ）
的断面図、第２図はジハロゲン化モノマーの一例の構造
式を示す図、第３図はキャリア発生材にて置換されたモ
ノマーの一例の構造式を示す図、第４図はキャリア発生
材の一例の構造式を示す図、第５図は脱ハロゲン重合反
応を示す図である。 ｌ・・・導電性基板 ２・・・光導電層（ａ） （ｂ）
Claims (1)
- １、キャリアを発生するための側鎖基を含むポリシラン
が主成分である光導電層を導電性基板上に形成してある
ことを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21192989A JPH0375664A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21192989A JPH0375664A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375664A true JPH0375664A (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=16614015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21192989A Pending JPH0375664A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0375664A (ja) |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP21192989A patent/JPH0375664A/ja active Pending
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