JPH0375304B2 - - Google Patents

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JPH0375304B2
JPH0375304B2 JP57054794A JP5479482A JPH0375304B2 JP H0375304 B2 JPH0375304 B2 JP H0375304B2 JP 57054794 A JP57054794 A JP 57054794A JP 5479482 A JP5479482 A JP 5479482A JP H0375304 B2 JPH0375304 B2 JP H0375304B2
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lens
eyeglass
radius
edge
eyeglass lens
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメガネレンズの周縁にヤゲンを自動的
につけることのできるレンズ周縁加工機に関す
る。
メガネフレームのリムにはめ込むためにメガネ
レンズは、ほとんどの場合レンズ周縁をヤゲンと
呼ばれるV型形状に加工される。この場合の手順
としては、メガネレンズをメガネフレームのリム
形状と同形状に加工した後ヤゲンをつける必要が
ある。
この前提としてメガネレンズの縁厚とメガネフ
レームのリムカーブとの関係を考える必要があ
る。すなわち、メガネレンズの縁厚は下記の事項
によつて種々変わる。
(1) 要求されるレンズの度数。
(2) メガネフレームのリム形状によつて決定され
る玉型形状。
(3) メガネレンズの光学中心に対し、偏心をして
加工機にチヤツキングした場合。
それに対して、メガネフレームのリムカーブは
製作上等の理由によりほぼ一定のカーブで製作さ
れている。従つて、前記メガネフレームのほぼ一
定のリムカーブに対して、それと合致するようメ
ガネレンズの周縁にヤゲンカーブをつける必要が
ある。
そのため、従来は以下の如くメガネレンズを加
工していた。すなわち、比較的度数の低いメガネ
レンズでは、レンズのカーブがリムカーブと同じ
か、近いため、レンズ周縁加工機のヘツドフレー
ムを水平方向に自由に揺動可能にした後、メガネ
レンズをV型砥石上に落として縁厚の中心近くに
ヤゲンをもつていくように加工していた。
また、度数の高いメガネレンズでは、前記のよ
うにした場合メガネフレームのリムカーブとかけ
離れたヤゲンカーブがつくため、ヘツドフレーム
の水平方向の動きを制限するカムを設けて、リム
カーブに近いヤゲンカーブをつけていた。そし
て、このカムはレンズを取り換えるたびにその位
置を調整する面倒があつた。さらに、そのカムを
使用した場合、実際にメガネレンズにカーブがつ
く位置は、加工前に判断できないため、レンズを
砥石に対して近接させ、最適な水平方向位置を出
してから、レンズを砥石で試摺する必要があつ
た。この作業は加工工程の中で最も経験の要求さ
れるもので、しかも多くの時間が必要とされてい
る。
一方、メガネフレームによつてはヤゲンの代わ
りに溝縁を必要とするものがあり、そのためメガ
ネレンズに溝カーブを研削する場合も同上のこと
が言える。
本発明は、ヤゲン、溝縁等の研削カーブを自動
的に最適位置に研削することのできるレンズ周縁
加工機の提供を目的とする。
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を
説明する。
第1図乃至第5図は本発明の実施例である。本
体フレーム1に固着した支持軸受2に支持軸3を
水平方向(軸心方向)に滑動可能に支承せしめ、
該軸3にヘツドフレーム4を回動自在(矢印A)
にとりつける。
ヘツドフレーム4にはメガネレンズ5をチヤツ
キングするための凹所を形成し、該凹所にヘツド
フレーム4の両側からレンズ押え軸6とレンズ受
け軸7を貫通させ、レンズ押え軸6の一端には、
該軸6を軸心方向に駆動せしめるモーター等の駆
動装置8を連結せしめ、他端には図中示していな
いが、メガネレンズ5を直接押えるためのゴム等
を設けてある。一方、レンズ受け軸7の一端には
メガネフレームのリム形状を形どつた玉型9が取
付けられ、この玉型9は交換可能であり、レンズ
受け軸7の他端にはメガネレンズ5を直接受ける
ためのゴム等(不図示)を設けてある。
前記レンズ押え軸6とレンズ受け軸7はギヤ列
10a、ベルト10b等の伝達装置を介してレン
ズ回転用パルスモーター10により同期回転され
(矢印B)、レンズ受け軸7にはレンズ回転の初期
位置検出のために切欠を有する基準板11が固定
され、基準板11を挾持する如くヘツドフレーム
4にフオトインタラプター12が設けられてい
る。
第1図に示した本機械を後側より見た第2図に
おいて、ヘツドフレーム4の後側に支持軸3を含
むように切り欠いたコ字状部分4a内に、支持軸
3が貫通しそれによつてヘツドフレーム4と共に
支持軸3に沿つて水平方向(矢印C)へ移動可能
な連結部材13を設け、該連結部材13の他端
は、ヘツドフレーム移動用パルスモーター14と
電磁クラツチ15を介して、該クラツチ15の軸
端に固定されたプーリー16によつて水平方向に
移動するタイミングベルト17に連結されてい
る。ヘツドフレーム4の水平方向の初期位置は連
結部材13の端部に設けた突出片18が本体フレ
ーム1に設けたフオトインタラプター19を遮光
することによつて設定される。
本体フレーム1には、粗摺砥石20と、ヤゲン
加工用のV型砥石21とを各々の回転軸が支持軸
3と平行になるように設置されている。砥石2
0,21の回転駆動は図示なきモーターにより行
なわれる。玉型9を受けるため本フレーム1側に
砥石21と同曲率の曲面をもつ玉型受け22が設
けられている。該玉型受け22は第1図には示し
ていないが第4図に示した如く枠体220には、
ラツク223が取り付けられ、ラツク223には
ギヤ23が係合している。ギヤ23は玉型上下用
パルスモーター24によつて回転され、それによ
つて玉型受け22は上下に可動(矢印D)するよ
うに構成されている。玉型受22の上下高さ基準
位置は固定ガイド225側に取付けられたフオト
インタラプタ224を、枠体220側に取付けた
しや光板226によりしや光することにより検出
される。また、砥石20に近接して、メガネレン
ズ5の縁厚を自動測定するための検出部25を設
置している。該検出部25は第3図のように、接
触子250を固着している軸251の中間部に、
フオトインタラプター252を遮光するための遮
光部材253と、ばね254を設け、粗摺を終了
したメガネレンズ5を接触子250のコの字部内
で揺動することにより、フオトインタラプター2
52をオン−オフせしめるものである。
さらに、ヘツドフレーム4を支持軸3の回りに
回転させるために、一端を連結部材13に固定し
たワイヤー26をヘツドフレーム4上のプーリー
27に掛けて水平方向へ曲げ、このワイヤー26
の他端をねじ28の回転によつて水平方向へ移動
する移動部材29に固定する。ねじ28はギヤ3
0を介してうDCモーター31に連動している。
ヘツドフレーム4は自重によつて第1図で右回転
方向の回転力を与えられているので、DCモータ
ー31、ギヤ30、ねじ28、移動部材29、ワ
イヤー26によつてヘツドフレーム4を左回転せ
しめる回転力を得るわけである。ヘツドフレーム
4の回転位置を検出するために、ヘツドフレーム
4にはエンコーダー32が固定されており、エン
コーダー32の回転軸には小型のプーリー32a
が一体に設けられ、このプーリ32aとプーリ1
3aとの間にヒモ32bが掛けられており、その
結果、エンコーダー32はヘツドフレーム4の回
転に応じて回転する。また、エンコーダー32の
初期位置は、ヘツドフレーム4に取付けられたフ
オトインタラプタ4bを連結部材13に取付けら
れたしや光板13cによりしや光されることによ
り検出される。
なお、本実施例では駆動部にパルスモーター1
0,14,24を、位置検出用にフオトインタラ
プター4b,12,19,222,224,25
2を使用しているが、このフオトインタラプター
4b,12,19,222,224,252のか
わりに他の光センサーまたはリミツトスイツチ等
のセンサーが使用可能である。さらに、パルスモ
ーター10,14,24のかわりにDCモーター
を、それに対を成して位置検出用にエンコーダー
を各々使用して同様の機能を達することも可能で
ある。
次に、第1図乃至第4図の装置と共に用いられ
る電気制御装置を第5図によつて説明する。電気
制御装置50はカーブ値(後述する如くKで表わ
され、メガネフレームを球面の一部と考えたとき
のこの球面の半径Rとの間でK=523/Rmmなる関係 にある)の入力スイツチ51aと、測定開始スイ
ツチ51bと、を有するキーボード部51;後述
のフローチヤートに基づいた所定のプログラム及
び水平方向基準位置から粗摺砥石20、V型砥石
21、検出部25の接触子250までの距離をパ
ルスモーター14の駆動パルス数として記憶して
いる第1記憶部52;演算機能を有し、第1記憶
部52に記憶されているプログラムに沿つて各部
を制御する演算手段としての制御部53;及び第
2記憶部54、を有する。制御部53は、バスラ
イン55を介してメガネレンズ回転用パルスモー
ター10、メガネレンズの回転基準信号を出力す
るフオトインタラプタ12、ヘツドフレーム駆動
用パルスモーター14、水平方向基準信号を出力
するフオトインタラプタ19、ヘツドフレームを
上下動せしめるDCモーター31、ヘツドフレー
ム4の上下動の基準位置を検出するフオトインタ
ラプター4bメガネレンズの上下移動量を検出す
るエンコーダー32、砥石回転用モーター56、
摺動検出器のフオトインタラプタ222型受けの
上下高さ検出器のフオトインタラプタ224、メ
ガネレンズの縁厚測定用のフオトインタラプタ2
52に各々接続されている。
次に、上記所定のプログラムを規定するフロー
チヤート(第6図図示)及び他の説明図(第7図
乃至第12図)を参照しつつ装置の動作を説明す
る。
図示なき電源スイツチをオンすると、DCモー
ター31が回転し、ワイヤー26が第2図左方へ
引つ張られ、その結果ヘツドフレーム4が、上方
の所定位置へ持ち上げられる。この状態にて玉型
9と未加工メガネレンズ5とをチヤツキングす
る。キーボード部51に入力スイツチ51aによ
つて直径とカーブ値を入力する(第6図のステツ
プ60)と共に、測定開始スイツチ51bをオン
(第6図のステツプ61)する。そうすると直径と
カーブ値とが制御部53を介して第2記憶回路5
4に記憶されると共に、制御部53からヘツドフ
レーム移動用のパルスモーター14に駆動パルス
が入力される。パルスモーター14が回転し、突
出片18がフオトインタラプタ19を遮光すると
フオトインタラプタ19は水平方向基準信号を発
生する。制御部53は、水平方向基準信号を入力
するとヘツドフレーム移動用のパルスモーター1
4への駆動パルスの供給を停止し、その後第1記
憶部52に記憶されている水平方向基準位置から
粗摺砥石20までの距離に対応した数のパルスを
ヘツドフレーム移動用のパルスモーター14に入
力せしめる。従つて、未加工メガネレンズ5を粗
摺砥石20に対応した水平方向位置にくることに
なる。制御部53は、ヘツドフレーム移動用のパ
ルスモータ14に所定の数のパルスを入力し終る
と、粗摺砥石20を回転するモータ56に信号を
送り、このモータ56を回転せしめる。次にDC
モーター31を回転せしめ、移動部材29を第2
図の右方へ進めヘツドフレーム4を支持軸3の回
りに回転させて所定位置から下方へ下げ、未加工
メガネレンズ5を粗摺砥石20上に所定の押圧力
にて載置せしめると、メガネレンズ5の粗摺が行
なわれる。制御部53は、メガネレンズ回転用パ
ルスモータ10にも信号を送る。従つて、未加工
メガネレンズ5はゆつくり回転しつつ粗摺砥石2
0にて粗摺される。未加工メガネレンズ5は、あ
らかじめ取り付けられた玉型9に対してほぼ同型
となるように端面を研削される。その程度は玉型
上下用パルスモーター24による玉型受け22を
上下することによつて調節する。粗摺終了近くな
ると玉型9が玉型受け22に接するようになり、
玉型受け22はそれによつて回転せしめられ、遮
閉棒221がフオトインタラプタ222を断続
し、それによつて得られるフオトインタラプタ2
22からの信号によつて粗摺の終了を検出すると
(第6図のステツプ62)、制御部53はレンズ半径
測定ステツプ(第6図のステツプ63)に入り、フ
オトインタラプタ12から回転基準信号が得られ
るまでメガネレンズ回転用パルスモーター10に
駆動パルスを送る。フオトインタラプタ12から
回転基準信号が得られると、制御部53は回転角
度θと半径γと読み取りステツプ(第6図のステ
ツプ64)に入る。メガネレンズ5を回転するとメ
ガネレンズ5の半径γの変化に応じてヘツドフレ
ーム4が上下する。それ故、制御部53は、メガ
ネレンズ回転用パルスモーター10に送つた駆動
パルスの数に対応せしめて、エンコーダー32か
ら得られるメガネレンズ5の半径γに対応した値
を第2記憶回路54に記憶せしめる。1パルスに
よつてメガネレンズ5が1度回転するようにして
おけば、1度毎の半径γが回転角度に対応して記
憶される。メガネレンズ5が360度回転し、フオ
トインタラプタ12から再び回転基準信号が得ら
れると、360個のデータが第2記憶回路54に記
憶されたことになり、角度θと半径γの読み取り
ステツプ(第6図のステツプ64)が終了する。制
御部53は、極値検出ステツプ(第6図のステツ
プ65)に入る。制御部53は、第2記憶回路54
から半径γの値を順次読み出し、前後の値を比較
することにより極値を求める。すなわち、第7図
に示した如く、粗摺後のメガネレンズ5を簡単の
ために楕円と考えれば、短軸と長軸各々が外周と
交わる位置a、b、c、dが極値となる。すなわ
ち、第2記憶回路54内には実際には上述の如く
0〜360度にわたつて1度毎に360度のデータが得
られるのであるが、これを簡単のために連続的に
データが得られたとし、それを視覚的に示せば第
8図に示した如くになる。第8図において横軸が
回転基準位置からのメガネレンズ5の回転角度、
縦軸がメガネレンズ5の半径γである。第8図よ
り明らかな如く、回転角度oのときのa点及び回
転角度πのときのC点において半径γは最小値
ra、rcをとり、回転角度π/2のときb点、回転
角度3/2πのときのd点において半径γは最大値
rb、rdをとる。極値の位置、すなわち、a点乃至
d点は、第2記憶回路54に記憶される。第7図
で明らかな如く極値a点乃至d点は粗摺砥石20
の頂点で加工される点で、その点での半径ra乃至
rdがメガネレンズ5の真の半径を示す。極値の検
出ステツプが終了すると、制御部53は第6図の
ステツプ66に入り極値があつたか否かの判断を行
なう。そして、メガネレンズ5が円である場合に
は極値がないから、第6図のステツプ67を経由し
て回転基準位置を極値と定める。このようにして
すべての形状に対して極値が定まると、極値にお
いてメガネレンズ5の縁厚測定を行なうステツプ
(第6図のステツプ68)に入る。すなわち、制御
部53は、パルスモーター14に駆動パルスを与
え、メガネレンズ5が検出器25の接触子250
に入る位置までヘツドフレーム4を水平方向へ移
動せしめる。接触子250の位置は水平方向基準
位置Sから一定の所にあるから、制御部53は第
1記憶回路52に記憶されている水平方向基準位
置Sから粗摺砥石20までの距離から、接触子2
50の縁厚測定基準位置までの距離Mを引き算し
た距離だけヘツドフレーム4を移動せしめる。そ
の後、制御部53はパルスモーター24に回転信
号を送つてヘツドフレーム4を下降せしめ、メガ
ネレンズ5を接触子250内に挿入する。その
後、メガネレンズ回転用のパルスモーター10に
信号を送り、極値が接触子250内にくるように
成す。本例では回転方向基準位置が極値のa点に
対応しているから、パルスモーター10は回転し
ない。なお、第1記憶回路52には、水平方向基
準位置Sから接触子250までの距離を記憶して
おく代わりに粗摺砥石20から検出部25までの
位置を記憶させておくように成しても良いことは
勿論である。
第9図はレンズが縁厚測定基準位置にある状態
で、これよりパルスモーター14に駆動パルスを
入力してレンズを左方に移動すると接触子250
が回転し、フオトインタラプタ252から信号が
出る。その時の縁厚測定基準位置からの移動量l1
をパルス数(制御部53は、駆動パルスをアツプ
カウント、ダウンカウントし現在のメガネレンズ
5の位置に対応した駆動パルス数を常にチエツク
している)で読み取る。同様に、右方に移動し縁
厚測定基準位置からの移動量l2をパルス数で読み
取る。このことによつて制御部53はあらかじめ
記憶されている接触子250の左右の端面25
a,25bの間隔Hとから演算H−(l1+l2)を行
ないa点におけるレンズの縁厚aDを求める。制
御部53はパルスモータ10に信号を送り、他の
極値b点、c点、d点を接触子250内に入れて
いき順次、b点、c点、d点におけるレンズの縁
厚bD、cD、dDを求める。
なお、接触子250の左端面25aと水平方向
基準位置Sとの距離はあらかじめ記憶回路52に
記憶されており、それをM′とすると、a点の両
端面位置はM′+l1、M′+H−l2とそれぞれ演算さ
れる。この値をaL1、aL2とおくと他の点はbL1
bL2、……、dL1、dL2と表わされ、これらのデー
タを記憶回路54に記憶せしめる。
このように得られたデータを視覚的に説明する
ために第10図を用いると、横軸に水平方向基準
位置からの距離Lを、縦軸にメガネレンズ5の回
転角θをとり、各々のa点、b点、c点、d点に
ついて、水平方向基準位置Sからの距離aL1
bL1、cL1、dL1、と、各点でのメガネレンズの厚
さを加味したaL1+aD、bL1+bD、cL1+cD、
dL1+dDとをとれば、a点、b点、c点、d点に
対応した点を結ぶことによつて、メガネレンズ5
の線を展開したグラフが得られる。第10図の斜
線部はメガネレンズの縁厚(a点、b点、c点、
d点以外は近似的)を示すことになり、この斜線
部内がヤゲンカーブ付け可能領域となる。
次に制御部53は先に求めたメガネレンズ5の
全周にわたる半径γの平均値を求める(第6図の
ステツプ69)と共に、測定に先立つて入力された
カーブ値を記憶回路52より読み出して該カーブ
値に対応の半径Rを求め、第11図に示した如
く、半径R上でかつ半径γの平均値rmeanとの交
点Qでの接線を求める(第6図のステツプ70)。
この接線の傾きが近似ならい直線となる(第6図
のステツプ71)。後述の仕上げ開始ステツプ(第
6図のステツプ79)によつて、メガネレンズ5は
回転しながらその半径変化分に応じてこの直線上
をならいながらヤゲンカーブをつけられることに
なる。第11図に示した近似ならい直線とメガネ
レンズ5の半径ra、rb、re、rdとの交点Qa、
Qb、Qc、Qdはメガネレンズ5の周上において実
際にヤゲンカーブの付く位置である。ここで巾
ΔQはヤゲンカーブの最大ズレ巾であつて、メガ
ネレンズ5の周面ではこの巾ΔQ内にヤゲンカー
ブがつくことになる。次に制御部53は縁厚巾の
中の最小値の中心を求める(第6図ステツプ72)。
この場合a点の中心として点Qaが第10図の如
くに定まる。このようにして定まつた点Qaを基
準にして第11図の交点Qb、Qc、Qdを第10図
に書き込めば、第10図に示した折れ線カーブ1
00が得られる(第6図のステツプ74)。この折
れ線カーブ100がヤゲンカーブに対応する。第
10図の如く、点Qa、Qb、Qc、Qdが斜線部内
に入つていれば、ヤゲンカーブ100はレンズ縁
厚上で外れることなく付けることができるのでそ
の場合には仕上げ開始ステツプ(第6図のステツ
プ79)に入るが、指定カーブが大きい場合縁厚巾
の中の最小値以外においてヤゲンカーブ100は
レンズ縁厚上で外れることがある。その場合に
は、制御部53は縁厚巾の中の最小値、すなわ
ち、本例においては点Qaをいずれかの端面の方
向に移動させて(第6図のステツプ76)近似なら
い曲線より残りの3点Qb、Qc、Qdを求め、すべ
ての点がメガネレンズ5の縁厚巾内に入るか否か
調べ(第6図のステツプ77)、入つていること確
認できれば仕上げ開始ステツプに入り(第6図の
ステツプ79)、そうでなければ指定のカーブでは
不適であるから、表示等を行ないカーブ値の指定
変更を行なわせる(第6図のステツプ78)。
このようにしてヤゲンカーブがレンズ縁厚上に
のることを確認すると、制御部53は、まづ、パ
ルスモーター24にパルスを送り、玉型受22を
接触子250から外れる様上昇させ、次にメガネ
レンズ5のヤゲンカーブを付する位置が丁度V型
砥石21上にくる如くパルスモーター14にパル
スを入力せしめる。第10図で説明した如き場合
ではメガネレンズ5のa点における点Qaが丁度
V型砥石21上にくるように制御部53はパルス
モーター14にパルスを印加する。
制御部53はV型砥石21の回転モーター56
を回転せしめ、再びパルスモータ24にパルスを
送り、玉型受22を下げすなわちヘツドフレーム
を下降せしめ、メガネレンズ5にヤゲンを形成す
る如く成すと共に、ヤゲンカーブを形成するため
に、パルスモーター10にパルスを印加しつつエ
ンコーダー32と同期をとりつつパルスモーター
14にパルスを入力せしめ先に求めたヤゲンカー
ブ(第10図参照)をメガネレンズ5の外周面に
形成していく。その結果、メガネレンズ5には指
定したリムカーブに適つたヤゲンカーブが形成さ
れる。
なお、メガネレンズ5の縁厚を求めるために、
以上の説明では第3図に示した如き凹型の接触子
250を有する検出部25を用いたが、第12図
に示した如く凸型の接触子250′を用いる如く
成してもメガネレンズ5の縁厚を求めることがで
きる。この場合接触子250′の凸部の両側面に
メガネレンズ5を当接せしめるために、凸部の幅
がデータとして必要であり、又凸部を越えて反対
側にメガネレンズ5を運ぶ動作が必要となる。
さらに、メガネレンズ5に近接してヘツドフレ
ーム4にマイクロフオンを設け、粗摺を終了しか
つ極値を求めたメガネレンズ5を、粗摺砥石20
で両端面を微少部分研削することによつて発生す
る音をマイクロフオンで検出し、前記検出部25
のフオトインタラプター252の信号と同様な信
号を得ることができメガネレンズ5の縁の位置を
測定できる。
同様に、マイクロフオンのかわりに振動センサ
ー等を使用することも可能である。
以上のように本発明によれば、いかなるレンズ
でもその縁厚を測定することによつて最適なヤゲ
ンカーブを自動的につけることができるものであ
るから、経験が少ない人でも、短時間にしかもミ
スなく容易にメガネレンズの加工ができ、さらに
加工機につきつきりの必要もないという利点があ
るのみならず、加工工程全体の省力化の効果が期
待できる。
更に本発明の装置をメガネレンズのリム状状を
自動測定し、その時の玉型の半径と角度の関係を
電気信号に変換する装置と組み合わせ、その信号
により玉型受22をパルスモーター24により上
下動することによつて、玉型を必要とすることな
くメガネレンズを製作することが可能で、メガネ
レンズをメガネフレームに対して正確に合致する
ことができるという理由で有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の実施例の斜視図、
第2図は第1図の装置を後側より見た図、第3図
は検出部の構成図、第4図は玉型受けの詳細図、
第5図は第1図〜第4図の装置と共に用いられる
電気制御装置の説明図、第6図はプログラムを規
定するフローチヤート図、第7図は粗摺後のメガ
ネレンズを橢円と考えたときのメガネレンズと砥
石の図、第8図は第7図からのデータを視覚的に
示したグラフ、第9図はメガネレンズと接触子の
関係図、第10図は第9図からえられたデータを
視覚的に説明するグラフ、第11図は半径R上で
かつ半径γの平均値rmeanとの交点Qでの接線、
第12図は接触子の別実施例である。 〔主要部分の符号の説明〕、3……支持軸、4
……ヘツドフレーム、5……メガネレンズ、9…
…玉型、14……ヘツドフレーム移動用パルスモ
ータ、20……粗摺砥石、21……ヤゲン加工用
のV型砥石、24……玉型上下用パルスモータ、
25……検出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メガネレンズを回転させながらその周縁に砥
    石によつて、メガネフレームに適合するヤゲンも
    しくは溝縁を形成するレンズ周縁加工機におい
    て、 前記メガネレンズを保持回転させ得るチヤツキ
    ング機構を備え、前記砥石の軸方向及びメガネレ
    ンズの半径方向のいずれにも移動可能に構成され
    たヘツドフレームと、 該ヘツドフレームを前記砥石の軸方向に移動さ
    せる駆動装置と、 粗摺したメガネレンズの回転角度に対応させて
    その半径を測定する半径測定装置と、 該半径測定装置による前記回転角度と前記半径
    との情報に基づいて、粗摺したメガネレンズの前
    記砥石の軸方向の周縁位置と縁厚をその回転角度
    に対応させて検知測定する縁厚検出装置と、 前記半径測定装置と前記縁厚検出装置とによつ
    て得られた回転角度に対応した半径と前記周縁位
    置と縁厚との情報によつて、粗摺後のメガネレン
    ズの縁厚内において前記メガネフレームが適合す
    るヤゲンもしくは溝縁の位置を、前記メガネレン
    ズの回転角度に対応させて演算する演算手段と、 該演算手段の出力に基づいて、前記メガネレン
    ズを回転させながらその回転角度に対応させて前
    記砥石の軸方向へ前記メガネレンズを移動する如
    く前記駆動装置を制御し、前記砥石により前記メ
    ガネレンズの周縁にヤゲンもしくは溝縁を形成す
    る制御手段と、 を有することを特徴とするレンズ周縁加工機。
JP57054794A 1982-04-03 1982-04-03 レンズ周縁加工機 Granted JPS58177256A (ja)

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