JPH0611467B2 - レンズ周縁加工機 - Google Patents
レンズ周縁加工機Info
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- JPH0611467B2 JPH0611467B2 JP2955783A JP2955783A JPH0611467B2 JP H0611467 B2 JPH0611467 B2 JP H0611467B2 JP 2955783 A JP2955783 A JP 2955783A JP 2955783 A JP2955783 A JP 2955783A JP H0611467 B2 JPH0611467 B2 JP H0611467B2
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- JP
- Japan
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- lens
- spectacle lens
- edge
- radius
- bevel
- Prior art date
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Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B9/00—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
- B24B9/02—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
- B24B9/06—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
- B24B9/08—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
- B24B9/14—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はメガネレンズの周縁にヤゲンや溝を自動的につ
けることができるレンズ周縁加工機に関する。
けることができるレンズ周縁加工機に関する。
メガネレンズは、メガネフレームのリム内周と溝に嵌め
込むために、ほとんどの場合、その周縁端面にヤゲンと
呼ばれる断面が三角形の山形形状をした突起が加工され
る。また、レンズ周縁端面に細い溝を形成して糸等でレ
ンズをメガネフレームに固定するための、溝堀加工と呼
ばれる加工もなされる場合もある。
込むために、ほとんどの場合、その周縁端面にヤゲンと
呼ばれる断面が三角形の山形形状をした突起が加工され
る。また、レンズ周縁端面に細い溝を形成して糸等でレ
ンズをメガネフレームに固定するための、溝堀加工と呼
ばれる加工もなされる場合もある。
メガネフレームのリム内周に形成される溝の軌跡は、球
面の一部をなす如く湾曲している。その湾曲の度合い
(湾曲度)は、球面の曲率半径で考えた場合、一般的に
曲率半径R=100〜130mmを持つ球面状としてい
る。これをレンズの屈折力の式で簡易的に表わすとK=
523/Rより、K=4〜5が導かれる。その結果とし
て具体的な値として4〜5Kが選ばれるのが普通であ
る。ここで、Kをカーブと呼ぶが、メガネフレームのリ
ム内周の湾曲度においては通称リムカーブと呼ばれる。
リムカーブは上記の通り球面の一部であるため、曲率半
径と曲率中心を持っている。
面の一部をなす如く湾曲している。その湾曲の度合い
(湾曲度)は、球面の曲率半径で考えた場合、一般的に
曲率半径R=100〜130mmを持つ球面状としてい
る。これをレンズの屈折力の式で簡易的に表わすとK=
523/Rより、K=4〜5が導かれる。その結果とし
て具体的な値として4〜5Kが選ばれるのが普通であ
る。ここで、Kをカーブと呼ぶが、メガネフレームのリ
ム内周の湾曲度においては通称リムカーブと呼ばれる。
リムカーブは上記の通り球面の一部であるため、曲率半
径と曲率中心を持っている。
このようなリムカーブを持つリム内周の溝に、レンズを
適切に固定させるためには、レンズ周縁の端面に形成し
たヤゲン頂点の軌跡もリムカーブと同じ湾曲度が必要に
なる。このヤゲン頂点の軌跡の湾曲度もリムカーブと同
様にKで表されヤゲンカーブと呼ばれる。
適切に固定させるためには、レンズ周縁の端面に形成し
たヤゲン頂点の軌跡もリムカーブと同じ湾曲度が必要に
なる。このヤゲン頂点の軌跡の湾曲度もリムカーブと同
様にKで表されヤゲンカーブと呼ばれる。
従って、リムカーブもヤゲンカーブも曲率半径と曲率中
心を持つ球面の一部であると理解されている。
心を持つ球面の一部であると理解されている。
また、メガネレンズは未加工状態では普通丸型を有す
る。これをフレームのリム内周の形に形成するのに、フ
レームのリム内周の形を別の部材に移し、その型(玉型
と呼ぶ)と未加工レンズをレンズ周縁加工機のレンズ回
転軸上に取付けて砥石によりならい加工をする。
る。これをフレームのリム内周の形に形成するのに、フ
レームのリム内周の形を別の部材に移し、その型(玉型
と呼ぶ)と未加工レンズをレンズ周縁加工機のレンズ回
転軸上に取付けて砥石によりならい加工をする。
この場合玉型のレンズ回転軸への取付中心は、普通フレ
ームの幾何学中心と一致するよう形成される。一方レン
ズはレンズの光学中心がフレームの幾何学中心と一致す
るとは限らない場合が多いため、レンズのレンズ回転軸
への取付は光学中心から必要量偏心させて取付ける。
ームの幾何学中心と一致するよう形成される。一方レン
ズはレンズの光学中心がフレームの幾何学中心と一致す
るとは限らない場合が多いため、レンズのレンズ回転軸
への取付は光学中心から必要量偏心させて取付ける。
この結果、レンズを取付ける部分が光学中心とずれてお
り、一般にレンズの両面の曲率は異なるのでレンズの光
軸はレンズ回転軸とは一致せず曲がつた状態で取付けら
れ加工されることになる。
り、一般にレンズの両面の曲率は異なるのでレンズの光
軸はレンズ回転軸とは一致せず曲がつた状態で取付けら
れ加工されることになる。
さらに、この状態でヤゲンをレンズ周縁に形成する場合
曲率半径Rのヤゲン頂点の軌跡から仮想される球面の曲
率中心Oはレンズ回転軸P1上にあるため、レンズの光
軸P2とのずれが生ずる(第13図)。このようなレン
ズを組み込んだフレームを装用する場合人の遠方視線に
対して光軸が平行でなくなるため、プリズム誤差を生
じ、目に悪影響を与えることになる。
曲率半径Rのヤゲン頂点の軌跡から仮想される球面の曲
率中心Oはレンズ回転軸P1上にあるため、レンズの光
軸P2とのずれが生ずる(第13図)。このようなレン
ズを組み込んだフレームを装用する場合人の遠方視線に
対して光軸が平行でなくなるため、プリズム誤差を生
じ、目に悪影響を与えることになる。
これを防ぐには、ヤゲン頂点の軌跡から仮想される球面
の曲率中心Oが、レンズの光軸上に位置するよう加工す
ることが必要となつてくる。
の曲率中心Oが、レンズの光軸上に位置するよう加工す
ることが必要となつてくる。
本発明の目的は、ヤゲン、溝等の研削加工をする時に、
ヤゲン頂点の軌跡又は溝の軌跡から仮想される球面の曲
率中心を、レンズの光軸上に位置する如くして研削する
ことのできるレンズ周縁加工機の提供にある。
ヤゲン頂点の軌跡又は溝の軌跡から仮想される球面の曲
率中心を、レンズの光軸上に位置する如くして研削する
ことのできるレンズ周縁加工機の提供にある。
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明す
る。
る。
第1図乃至第5図は本発明の実施例である。本体フレー
ム1に固着した支持軸受2に支持軸3を水平方向(軸心
方向)に滑動可能に支承せしめ、該軸3にヘツドフレー
ム4を回動自在(矢印A)にとりつける。
ム1に固着した支持軸受2に支持軸3を水平方向(軸心
方向)に滑動可能に支承せしめ、該軸3にヘツドフレー
ム4を回動自在(矢印A)にとりつける。
ヘツドフレーム4にはメガネレンズ5をチヤツキングす
るための凹所を形成し、該凹所にヘツドフレーム4の両
側からレンズ押え軸6とレンズ受け軸7を貫通させ、レ
ンズ押え軸6の一端には、該軸6を軸心方向に駆動せし
めるモーター等の駆動装置8を連結せしめ、他端に図中
示していないが、メガネレンズ5を直接押えるためのゴ
ム等を設けてある。一方、レンズ受け軸7の一端にはメ
ガネフレームのリム形状を形どつた玉型9が取付けら
れ、この玉型9は交換可能であり、レンズ受け軸7の他
端にはメガネレンズ5を直接受けるためのゴム等(不図
示)を設けてある。
るための凹所を形成し、該凹所にヘツドフレーム4の両
側からレンズ押え軸6とレンズ受け軸7を貫通させ、レ
ンズ押え軸6の一端には、該軸6を軸心方向に駆動せし
めるモーター等の駆動装置8を連結せしめ、他端に図中
示していないが、メガネレンズ5を直接押えるためのゴ
ム等を設けてある。一方、レンズ受け軸7の一端にはメ
ガネフレームのリム形状を形どつた玉型9が取付けら
れ、この玉型9は交換可能であり、レンズ受け軸7の他
端にはメガネレンズ5を直接受けるためのゴム等(不図
示)を設けてある。
前記レンズ押え軸6とレンズ受け軸7はギア列10a、
ベルト10b等の伝達装置を介してレンズ回転用パルス
モーター10により同期回転され(矢印B)、レンズ受
け軸7にはレンズ回転の初期位置検出のために切欠を有
する基準板11が固定され、基準板11を挾持する如く
ヘツドフレーム4にフオトインタラプター12が設けら
れている。
ベルト10b等の伝達装置を介してレンズ回転用パルス
モーター10により同期回転され(矢印B)、レンズ受
け軸7にはレンズ回転の初期位置検出のために切欠を有
する基準板11が固定され、基準板11を挾持する如く
ヘツドフレーム4にフオトインタラプター12が設けら
れている。
第1図に示した本機械を後側より見た第2図において、
ヘツドフレーム4の後側に支持軸3を含むように切り欠
いたコ字状部分4a内に、支持軸3が貫通しそれによつ
てヘツドフレーム4と共に支持軸3に沿つて水平方向
(矢印C)へ移動可能な連結部材13を設け、該連結部
材13の他端は、ヘツドフレーム移動用パルスモーター
14と電磁クラツチ15を介して、該クラツチ15の軸
端に固定されたプーリー16によつて水平方向に移動す
るタイミングベルト17に連結されている。ヘツドフレ
ーム4の水平方向の初期位置は連結部材13の端部に設
けた突出片18が本体フレーム1に設けたフオトインタ
ラプター19を遮光することによつて設定される。
ヘツドフレーム4の後側に支持軸3を含むように切り欠
いたコ字状部分4a内に、支持軸3が貫通しそれによつ
てヘツドフレーム4と共に支持軸3に沿つて水平方向
(矢印C)へ移動可能な連結部材13を設け、該連結部
材13の他端は、ヘツドフレーム移動用パルスモーター
14と電磁クラツチ15を介して、該クラツチ15の軸
端に固定されたプーリー16によつて水平方向に移動す
るタイミングベルト17に連結されている。ヘツドフレ
ーム4の水平方向の初期位置は連結部材13の端部に設
けた突出片18が本体フレーム1に設けたフオトインタ
ラプター19を遮光することによつて設定される。
本体フレーム1には、粗摺砥石20と、ヤゲン加工用の
V型砥石21とを各々の回転軸が支持軸3と平行になる
ように配置されている。砥石20、21の回転駆動は図
示なきモーターにより行なわれる。玉型9を受けるため
本体フレーム1側に砥石21と同曲率の曲面をもつ玉型
受け22が設けられている。該玉型受け22は第1図に
は示していないが第4図に示した如く枠体220には、
ラツク223が取り付けられ、ラツク223にはギヤ2
3が係合している。ギヤ23は玉型上下用パルスモータ
ー24によつて回転され、それによつて玉型受け22は
上下に可動(矢印D)するように構成されている。玉型
受22の上下高さ基準位置は固定ガイド225側に取付
けられたフオトインタラプタ224を、枠体220側に
取付けたしや光板226によりしや光することにより検
出される。また、砥石20に近接して、メガネレンズ5
の縁厚を自動測定するための検出部25を設置してい
る。該検出部25は第3図のように、接触子250を固着
している軸251の中間部に、フオトインタラプター2
52を遮光するための遮光部材253と、ばね254を
設け、粗摺を終了したメガネレンズ5を接触子250の
コの字部内で揺動することにより、フオトインタラプタ
ー252をオン−オフせしめるものである。
V型砥石21とを各々の回転軸が支持軸3と平行になる
ように配置されている。砥石20、21の回転駆動は図
示なきモーターにより行なわれる。玉型9を受けるため
本体フレーム1側に砥石21と同曲率の曲面をもつ玉型
受け22が設けられている。該玉型受け22は第1図に
は示していないが第4図に示した如く枠体220には、
ラツク223が取り付けられ、ラツク223にはギヤ2
3が係合している。ギヤ23は玉型上下用パルスモータ
ー24によつて回転され、それによつて玉型受け22は
上下に可動(矢印D)するように構成されている。玉型
受22の上下高さ基準位置は固定ガイド225側に取付
けられたフオトインタラプタ224を、枠体220側に
取付けたしや光板226によりしや光することにより検
出される。また、砥石20に近接して、メガネレンズ5
の縁厚を自動測定するための検出部25を設置してい
る。該検出部25は第3図のように、接触子250を固着
している軸251の中間部に、フオトインタラプター2
52を遮光するための遮光部材253と、ばね254を
設け、粗摺を終了したメガネレンズ5を接触子250の
コの字部内で揺動することにより、フオトインタラプタ
ー252をオン−オフせしめるものである。
さらに、ヘツドフレーム4を支持軸3の回りに回転させ
るために、一端を連結部材13に固定したワイヤー26
をヘツドフレーム4上のプーリー27に掛けて水平方向
へ曲げ、このワイヤー26の他端をねじ28の回転によ
つて水平方向へ移動する移動部材29に固定する。ねじ
28はギヤ30を介してDCモーター31に連結してい
る。ヘツドフレーム4は自重によつて第1図で右回転方
向の回転力を与えられているので、DCモーター31、
ギヤ30、ねじ28、移動部材29、ワイヤー26によ
つてヘツドフレーム4を左回転せしめる回転力を得るわ
けである。ヘツドフレーム4の回転位置を検出するため
に、ヘツドフレーム4にはエンコーダー32が固定され
ており、エンコーダー32の回転軸には小型のプーリ3
2aが一体に設けられ、このプーリ32aとプーリ13
aとの間にヒモ32bが掛けられており、その結果、エ
ンコーダー32はヘツドフレーム4の回転に応じて回転
する。また、エンコーダー32の初期位置は、ヘツドフ
レーム4に取付けられたフオトインタラプタ4bを連結
部材13に取付けられたしや光板13cによりしや光さ
れることにより検出される。
るために、一端を連結部材13に固定したワイヤー26
をヘツドフレーム4上のプーリー27に掛けて水平方向
へ曲げ、このワイヤー26の他端をねじ28の回転によ
つて水平方向へ移動する移動部材29に固定する。ねじ
28はギヤ30を介してDCモーター31に連結してい
る。ヘツドフレーム4は自重によつて第1図で右回転方
向の回転力を与えられているので、DCモーター31、
ギヤ30、ねじ28、移動部材29、ワイヤー26によ
つてヘツドフレーム4を左回転せしめる回転力を得るわ
けである。ヘツドフレーム4の回転位置を検出するため
に、ヘツドフレーム4にはエンコーダー32が固定され
ており、エンコーダー32の回転軸には小型のプーリ3
2aが一体に設けられ、このプーリ32aとプーリ13
aとの間にヒモ32bが掛けられており、その結果、エ
ンコーダー32はヘツドフレーム4の回転に応じて回転
する。また、エンコーダー32の初期位置は、ヘツドフ
レーム4に取付けられたフオトインタラプタ4bを連結
部材13に取付けられたしや光板13cによりしや光さ
れることにより検出される。
なお、本実施例では駆動部にパルスモーター10、1
4、24を、位置検出用にフオトインタラプター4b、
12、19、222、224、252を使用している
が、このフオトインタラプター4b、12、19、22
2、224、252のかわりに他の光センサーまたはリ
ミツトスイツチ等のセンサーが使用可能である。さら
に、パルスモーター10、14、24のかわりにDCモ
ーターを、それに対を成して位置検出用にエンコーダー
を各々使用して同様の機能を達することも可能である。
4、24を、位置検出用にフオトインタラプター4b、
12、19、222、224、252を使用している
が、このフオトインタラプター4b、12、19、22
2、224、252のかわりに他の光センサーまたはリ
ミツトスイツチ等のセンサーが使用可能である。さら
に、パルスモーター10、14、24のかわりにDCモ
ーターを、それに対を成して位置検出用にエンコーダー
を各々使用して同様の機能を達することも可能である。
次に、第1図乃至第4図の装置と共に用いられる電気制
御装置を第5図によつて説明する。電気制御装置50は
カーブ値の入力スイツチ51aと、測定開始スイツチ5
1bと、を有するキーボード部51;後述のフローチヤ
ートに基づいた所定のプログラム及び水平方向基準位置
から粗摺砥石20、V型砥石21、検出部25の接触子2
50までの距離をパルスモーター14の駆動パルス数と
して記憶している第1記憶部52;演算機能を有し、第
1記憶部52に記憶されているプログラムに沿つて各部
を制御する制御部53;及び第2記憶部54、を有す
る。制御部53は、バスライン55を介してメガネレン
ズ回転用パルスモーター10、メガネレンズの回転基準
信号を出力するフオトインタラプタ12、ヘツドフレー
ム駆動用パルスモーター14、水平方向基準信号を出力
するフオトインタラプタ19、ヘツドフレームを上下動
せしめるDCモーター31、ヘツドフレーム4の上下動
の基準位置を検出するフオトインタラプター4b、メガネ
レンズの上下移動量を検出するエンコーダー32、砥石
回転用モータ56、摺動検出器のフオトインタラプタ2
22、型受けの上下高さ検出器のフオトインタラプタ2
24、メガネレンズの縁厚測定用のフオトインタラプタ
252に各々接続されている。
御装置を第5図によつて説明する。電気制御装置50は
カーブ値の入力スイツチ51aと、測定開始スイツチ5
1bと、を有するキーボード部51;後述のフローチヤ
ートに基づいた所定のプログラム及び水平方向基準位置
から粗摺砥石20、V型砥石21、検出部25の接触子2
50までの距離をパルスモーター14の駆動パルス数と
して記憶している第1記憶部52;演算機能を有し、第
1記憶部52に記憶されているプログラムに沿つて各部
を制御する制御部53;及び第2記憶部54、を有す
る。制御部53は、バスライン55を介してメガネレン
ズ回転用パルスモーター10、メガネレンズの回転基準
信号を出力するフオトインタラプタ12、ヘツドフレー
ム駆動用パルスモーター14、水平方向基準信号を出力
するフオトインタラプタ19、ヘツドフレームを上下動
せしめるDCモーター31、ヘツドフレーム4の上下動
の基準位置を検出するフオトインタラプター4b、メガネ
レンズの上下移動量を検出するエンコーダー32、砥石
回転用モータ56、摺動検出器のフオトインタラプタ2
22、型受けの上下高さ検出器のフオトインタラプタ2
24、メガネレンズの縁厚測定用のフオトインタラプタ
252に各々接続されている。
次に、上記所定のプログラムを規定するフローチヤート
(第6図図示)及び他の説明図(第7図乃至第12図)
を参照しつつ装置の動作を説明する。
(第6図図示)及び他の説明図(第7図乃至第12図)
を参照しつつ装置の動作を説明する。
図示なき電源スイツチをオンすると、DCモーター31
が回転し、ワイヤー26が第2図左方へ引つ張られ、そ
の結果ヘツドフレーム4が、上方の所定位置へ持ち上げ
られる。この状態にて玉型9と未加工メガネレンズ5と
をチヤツキングする。キーボード部51に入力スイツチ
51aによつて直径とカーブ値を入力する(第6図のス
テツプ60)と共に、測定開始スイツチ51bをオン
(第6図のステツプ61)する。そうすると直径とカー
ブ値とが制御部53を介して第2記憶回路54に記憶さ
れると共に、制御部53からヘツドフレーム移動用のパ
ルスモーター14に駆動パルスが入力される。パルスモ
ーター14が回転し、突出片18がフオトインタラプタ
19を遮光するとフオトインタラプタ19は水平方向基準
信号を発生する。制御部53は、水平方向基準信号を入
力するとヘツドフレーム移動用のパルスモーター14へ
の駆動パルスの供給を停止し、その後第1記憶部52に
記憶されている水平方向基準位置から粗摺砥石20まで
の距離に対応した数のパルスをヘツドフレーム移動用の
パルスモーター14に入力せしめる。従つて、未加工の
メガネレンズ5は粗摺砥石20に対応した水平方向位置
にくることになる。制御部53は、ヘツドフレーム移動
用のパルスモータ14に所定の数のパルスを入力し終る
と、粗摺砥石20を回転するモータ56に信号を送り、
このモータ56を回転せしめる。次にDモーター31を回
転せしめ、移動部材29を第2図の右方へ進めヘツドフ
レーム4を支持軸3の回りに回転させて所定位置から下
方へ下げ、未加工のメガネレンズ5を粗摺砥石20上に
所定の押圧力にて載置せしめると、メガネレンズ5の粗
摺が行なわれる。制御部53は、メガネレンズ回転用パ
ルスモータ10にも信号を送る。従つて、未加工のメガ
ネレンズ5はゆつくり回転しつつ粗摺砥石20にて粗摺
される。未加工のメガネレンズ5は、あらかじめ取り付
けられた玉型9に対してほぼ同型となるように端面を研
削される。その程度は玉型上下用パルスモーター24に
よる玉型受け22を上下することによつて調節する。粗
摺終了近くなると、玉型9が玉型受け22に接するよう
になり、玉型受け22はそれによつて回転せしめられ、
遮閉棒221がフオトインタラプタ222を断続し、そ
れによつて得られるフオトインタラプタ222からの信
号によつて粗摺の終了を検出すると(第6図のステツプ
62)、制御部53はレンズ半径測定ステツプ(第6図
のステツプ63)に入り、フオトインタラプタ12から
回転基準信号が得られるまでメガネレンズ回転用パルス
モーター10に駆動パルスを送る。フオトインタラプタ12
から回転基準信号が得られると、制御部53は回転角度
θと半径γの読み取りステツプ(第6図のステツプ6
4)に入る。メガネレンズ5を回転するとメガネレンズ
5の半径γと変化に応じてヘツドフレーム4が上下す
る。それ故、制御部53は、メガネレンズ回転用パルス
モータ10に送つた駆動パルスの数に対応せしめて、エ
ンコーダ32から得られるメガネレンズ5の半径γに対
応した値を第2記憶回路54に記憶せしめる。1パルス
によつてメガネレンズ5が1度回転するようにしておけ
ば、1度毎の半径γが回転角度に対応して記憶される。
メガネレンズ5が360度回転し、フオトインタラプタ
12から再び回転基準信号が得られると、360個のデ
ータが第2記憶回路54に記憶されたことになり、角度
θと半径γの読み取りステツプ(第6図のステツプ6
4)が終了する。制御部53は、極値検出ステツプ(第6
図のステツプ65)に入る。制御部53は、第2記憶回路
54から半径γの値を順次読み出し、前後の値を比較す
ることにより極値を求める。すなわち、第7図に示した
如く、粗摺後のメガネレンズ5を簡単のために橢円と考
えれば、短軸と長軸各々が外周と交わる位置a、b、
c、dが極値となる。すなわち、第2記憶回路54内に
は実際には上述の如く0〜360度にわたつて1度毎に
360度のデータが得られるのであるが、これを簡単の
ために連続的にデータが得られたとし、それを視覚的に
示せば第8図に示した如くになる。第8図において横軸
が回転基準位置からのメガネレンズ5の回転角度、縦軸
がメガネレンズ5の半径γである。第8図より明らかな
如く、回転角度ゼロのときのa点及び回転角度πのとき
のC点において半径γは最小値ra、rcをとり、回転角度
π/2のときのb点、回転角度3/2πのときのd点におい
て半径γは最大値rb、rdをとる。極値の位置、すなわ
ち、a点乃至d点は、第2記憶回路54に記憶される。
第7図で明らかな如く極意a点乃至d点は粗摺砥石20
の頂点で加工される点で、その点での半径ra乃至rdがメ
ガネレンズ5の真の半径を示す。極値の検出ステツプが
終了すると、制御部53は第6図のステツプ66に入り極
値があつたか否かの判断を行なう。そして、メガネレン
ズ5が円である場合には極値がないから、第6図のステ
ツプ67を経由して回転基準位置を極値と定める。この
ようにしてすべての形状に対して極値が定まると、極値
においてメガネレンズ5の縁厚測定を行なうステツプ
(第6図のステツプ68)に入る。すなわち、制御部5
3は、パルスモーター14に駆動パルスを与え、メガネ
レンズ5が検出器25の接触子250に入る位置までヘ
ツドフレーム4の水平方向へ移動せしめる。接触子25
0の位置は水平方向基準位置Sから一定の所にあるか
ら、制御部53は第1記憶回路52に記憶されている水
平方向基準位置Sから粗摺砥石20までの距離から、接
触子250までの距離を引き算した距離だけヘツドフレ
ーム4を移動せしめる。その後、制御部53はパルスモ
ーター24に回転信号を送つてヘツドフレーム4を下降
せしめ、メガネレンズ5を接触子250内に挿入する。
この時のレンズの水平位置はあらかじめ設定されてお
り、縁厚測定基準位置と呼ぶ。その後、メガネレンズ回
転用のパルスモーター10に信号を送り、極値が接触子
250内にくるように成す。本例では回転方向基準位置
が極値のa点に対応しているから、パルスモーター10
は回転しない。なお、第1記憶回路52には、水平方向
基準位置Sから接触子250までの距離を記憶しておく
代わりに粗摺砥石20から検出部25までの位置を記憶
させておくように成しても良いことは勿論である。
が回転し、ワイヤー26が第2図左方へ引つ張られ、そ
の結果ヘツドフレーム4が、上方の所定位置へ持ち上げ
られる。この状態にて玉型9と未加工メガネレンズ5と
をチヤツキングする。キーボード部51に入力スイツチ
51aによつて直径とカーブ値を入力する(第6図のス
テツプ60)と共に、測定開始スイツチ51bをオン
(第6図のステツプ61)する。そうすると直径とカー
ブ値とが制御部53を介して第2記憶回路54に記憶さ
れると共に、制御部53からヘツドフレーム移動用のパ
ルスモーター14に駆動パルスが入力される。パルスモ
ーター14が回転し、突出片18がフオトインタラプタ
19を遮光するとフオトインタラプタ19は水平方向基準
信号を発生する。制御部53は、水平方向基準信号を入
力するとヘツドフレーム移動用のパルスモーター14へ
の駆動パルスの供給を停止し、その後第1記憶部52に
記憶されている水平方向基準位置から粗摺砥石20まで
の距離に対応した数のパルスをヘツドフレーム移動用の
パルスモーター14に入力せしめる。従つて、未加工の
メガネレンズ5は粗摺砥石20に対応した水平方向位置
にくることになる。制御部53は、ヘツドフレーム移動
用のパルスモータ14に所定の数のパルスを入力し終る
と、粗摺砥石20を回転するモータ56に信号を送り、
このモータ56を回転せしめる。次にDモーター31を回
転せしめ、移動部材29を第2図の右方へ進めヘツドフ
レーム4を支持軸3の回りに回転させて所定位置から下
方へ下げ、未加工のメガネレンズ5を粗摺砥石20上に
所定の押圧力にて載置せしめると、メガネレンズ5の粗
摺が行なわれる。制御部53は、メガネレンズ回転用パ
ルスモータ10にも信号を送る。従つて、未加工のメガ
ネレンズ5はゆつくり回転しつつ粗摺砥石20にて粗摺
される。未加工のメガネレンズ5は、あらかじめ取り付
けられた玉型9に対してほぼ同型となるように端面を研
削される。その程度は玉型上下用パルスモーター24に
よる玉型受け22を上下することによつて調節する。粗
摺終了近くなると、玉型9が玉型受け22に接するよう
になり、玉型受け22はそれによつて回転せしめられ、
遮閉棒221がフオトインタラプタ222を断続し、そ
れによつて得られるフオトインタラプタ222からの信
号によつて粗摺の終了を検出すると(第6図のステツプ
62)、制御部53はレンズ半径測定ステツプ(第6図
のステツプ63)に入り、フオトインタラプタ12から
回転基準信号が得られるまでメガネレンズ回転用パルス
モーター10に駆動パルスを送る。フオトインタラプタ12
から回転基準信号が得られると、制御部53は回転角度
θと半径γの読み取りステツプ(第6図のステツプ6
4)に入る。メガネレンズ5を回転するとメガネレンズ
5の半径γと変化に応じてヘツドフレーム4が上下す
る。それ故、制御部53は、メガネレンズ回転用パルス
モータ10に送つた駆動パルスの数に対応せしめて、エ
ンコーダ32から得られるメガネレンズ5の半径γに対
応した値を第2記憶回路54に記憶せしめる。1パルス
によつてメガネレンズ5が1度回転するようにしておけ
ば、1度毎の半径γが回転角度に対応して記憶される。
メガネレンズ5が360度回転し、フオトインタラプタ
12から再び回転基準信号が得られると、360個のデ
ータが第2記憶回路54に記憶されたことになり、角度
θと半径γの読み取りステツプ(第6図のステツプ6
4)が終了する。制御部53は、極値検出ステツプ(第6
図のステツプ65)に入る。制御部53は、第2記憶回路
54から半径γの値を順次読み出し、前後の値を比較す
ることにより極値を求める。すなわち、第7図に示した
如く、粗摺後のメガネレンズ5を簡単のために橢円と考
えれば、短軸と長軸各々が外周と交わる位置a、b、
c、dが極値となる。すなわち、第2記憶回路54内に
は実際には上述の如く0〜360度にわたつて1度毎に
360度のデータが得られるのであるが、これを簡単の
ために連続的にデータが得られたとし、それを視覚的に
示せば第8図に示した如くになる。第8図において横軸
が回転基準位置からのメガネレンズ5の回転角度、縦軸
がメガネレンズ5の半径γである。第8図より明らかな
如く、回転角度ゼロのときのa点及び回転角度πのとき
のC点において半径γは最小値ra、rcをとり、回転角度
π/2のときのb点、回転角度3/2πのときのd点におい
て半径γは最大値rb、rdをとる。極値の位置、すなわ
ち、a点乃至d点は、第2記憶回路54に記憶される。
第7図で明らかな如く極意a点乃至d点は粗摺砥石20
の頂点で加工される点で、その点での半径ra乃至rdがメ
ガネレンズ5の真の半径を示す。極値の検出ステツプが
終了すると、制御部53は第6図のステツプ66に入り極
値があつたか否かの判断を行なう。そして、メガネレン
ズ5が円である場合には極値がないから、第6図のステ
ツプ67を経由して回転基準位置を極値と定める。この
ようにしてすべての形状に対して極値が定まると、極値
においてメガネレンズ5の縁厚測定を行なうステツプ
(第6図のステツプ68)に入る。すなわち、制御部5
3は、パルスモーター14に駆動パルスを与え、メガネ
レンズ5が検出器25の接触子250に入る位置までヘ
ツドフレーム4の水平方向へ移動せしめる。接触子25
0の位置は水平方向基準位置Sから一定の所にあるか
ら、制御部53は第1記憶回路52に記憶されている水
平方向基準位置Sから粗摺砥石20までの距離から、接
触子250までの距離を引き算した距離だけヘツドフレ
ーム4を移動せしめる。その後、制御部53はパルスモ
ーター24に回転信号を送つてヘツドフレーム4を下降
せしめ、メガネレンズ5を接触子250内に挿入する。
この時のレンズの水平位置はあらかじめ設定されてお
り、縁厚測定基準位置と呼ぶ。その後、メガネレンズ回
転用のパルスモーター10に信号を送り、極値が接触子
250内にくるように成す。本例では回転方向基準位置
が極値のa点に対応しているから、パルスモーター10
は回転しない。なお、第1記憶回路52には、水平方向
基準位置Sから接触子250までの距離を記憶しておく
代わりに粗摺砥石20から検出部25までの位置を記憶
させておくように成しても良いことは勿論である。
第9図はレンズが縁厚測定基準位置にある状態で、これ
よりパルスモーター14に駆動パルスを入力してレンズ
を左方に移動すると接触子250が回転し、フオトインタ
ラプタ252から信号が出る。その時の縁厚測定基準位
置からの移動量l1をパルス数(制御部53は、駆動パ
ルスをアツプカウント、ダウンカウントし現在のメガネ
レンズ5の位置に対応した駆動パルス数を常にチエツク
している)で読み取る。同様に、右方に移動し縁厚測定
基準位置からの移動量l2をパルス数で読み取る。この
ことによつて制御部53はあらかじめ記憶されている接
触子250の左右の端面25a、25bの間隔Hとから
演算H−(l1+l2)を行ないa点におけるレンズの
縁厚aDを求める。制御部53はパルスモータ10に信
号を送り、他の極値b点、c点、d点を接触子250内
に入れていき順次b点、c点、d点におけるレンズの縁
厚bD、cD、dDを求める。
よりパルスモーター14に駆動パルスを入力してレンズ
を左方に移動すると接触子250が回転し、フオトインタ
ラプタ252から信号が出る。その時の縁厚測定基準位
置からの移動量l1をパルス数(制御部53は、駆動パ
ルスをアツプカウント、ダウンカウントし現在のメガネ
レンズ5の位置に対応した駆動パルス数を常にチエツク
している)で読み取る。同様に、右方に移動し縁厚測定
基準位置からの移動量l2をパルス数で読み取る。この
ことによつて制御部53はあらかじめ記憶されている接
触子250の左右の端面25a、25bの間隔Hとから
演算H−(l1+l2)を行ないa点におけるレンズの
縁厚aDを求める。制御部53はパルスモータ10に信
号を送り、他の極値b点、c点、d点を接触子250内
に入れていき順次b点、c点、d点におけるレンズの縁
厚bD、cD、dDを求める。
なお、接触子250の左端面25aと水平方向基準位置
Sとの距離はあらかじめ記憶回路52に記憶されてお
り、それをMとすると、a点の両端面位置はM+l1、
M+H−l2とそれぞれ演算される。この値をaL1、a
L2とおくと他の点はbL2、bL2、……、dL1、dL2と表
わされ、これらのデータを記憶回路54に記憶せしめ
る。
Sとの距離はあらかじめ記憶回路52に記憶されてお
り、それをMとすると、a点の両端面位置はM+l1、
M+H−l2とそれぞれ演算される。この値をaL1、a
L2とおくと他の点はbL2、bL2、……、dL1、dL2と表
わされ、これらのデータを記憶回路54に記憶せしめ
る。
このように得られたデータを視覚的に説明するために第
10図を用いると、横軸に水平方向基準位置からの距離
Lを、縦軸にメガネレンズ5の回転角θをとり、各々の
a点、b点、c点、d点について、水平方向基準位置S
からの距離aL1、bL1、cL1、dL1、と、各点でのメガ
ネレンズの厚さを加味したaL1+aD、bL1+bD、cL1+
cD、dL1+dDとをとれば、a点、b点、c点、d点に対
応した点を結ぶことによつて、メガネレンズ5の縁を展
開したグラフが得られる。第10図の斜線部はメガネレ
ンズの縁厚(a点、b点、c点、d点以外では近似的)
を示すことになり、この斜線部内がヤゲンカーブ付け可
能領域となる。
10図を用いると、横軸に水平方向基準位置からの距離
Lを、縦軸にメガネレンズ5の回転角θをとり、各々の
a点、b点、c点、d点について、水平方向基準位置S
からの距離aL1、bL1、cL1、dL1、と、各点でのメガ
ネレンズの厚さを加味したaL1+aD、bL1+bD、cL1+
cD、dL1+dDとをとれば、a点、b点、c点、d点に対
応した点を結ぶことによつて、メガネレンズ5の縁を展
開したグラフが得られる。第10図の斜線部はメガネレ
ンズの縁厚(a点、b点、c点、d点以外では近似的)
を示すことになり、この斜線部内がヤゲンカーブ付け可
能領域となる。
次に、上記で求めたレンズの表面、裏面の各4点ずつよ
り、各々4点を通る球から、球の方程式を用いてレンズ
表面、裏面の曲率中心O1、O2(空間上の点)及び曲率
半径R1、R2を計算によって求める。(第6図のステツ
プ69、70) さらに、曲率中心O1、O2の空間上の2点を通る直線O
1−O2を計算する(第6図のステツプ71)。この直線
O1−O2がレンズの光軸である。
り、各々4点を通る球から、球の方程式を用いてレンズ
表面、裏面の曲率中心O1、O2(空間上の点)及び曲率
半径R1、R2を計算によって求める。(第6図のステツ
プ69、70) さらに、曲率中心O1、O2の空間上の2点を通る直線O
1−O2を計算する(第6図のステツプ71)。この直線
O1−O2がレンズの光軸である。
なお、ここで先に測定したレンズの端面位置からレンズ
縁厚の最小巾の中心位置を求める(第6図のステツプ7
2)。縁厚の分布が第10図の如き場合には点Qaとな
る。
縁厚の最小巾の中心位置を求める(第6図のステツプ7
2)。縁厚の分布が第10図の如き場合には点Qaとな
る。
この点Qaを通り、かつ直線O1−O2上に中心Oをもつ
よう指定カーブの半径R(=523/K)を定め、縁厚測定
した所との交点Qb〜Qdの位置を計算する(第6図のス
テツプ73)。(第14図参照)ここで指定カーブにつ
いて詳述する。
よう指定カーブの半径R(=523/K)を定め、縁厚測定
した所との交点Qb〜Qdの位置を計算する(第6図のス
テツプ73)。(第14図参照)ここで指定カーブにつ
いて詳述する。
指定カーブとは、ヤゲンカーブにおける曲率半径を指定
した場合に形成されるヤゲンカーブを指定カーブとい
い、一般的に4カーブ、5カーブなどと整数で表現され
る。
した場合に形成されるヤゲンカーブを指定カーブとい
い、一般的に4カーブ、5カーブなどと整数で表現され
る。
これの持つ意味は、メガネフレームの内周の溝カーブ又
はレンズ周縁端面のヤゲンカーブの大きさを、定量的に
呼び易くするためのものである。
はレンズ周縁端面のヤゲンカーブの大きさを、定量的に
呼び易くするためのものである。
こうして求まつたレンズ上の4点Qa〜Qdから隣接する
2点間の近似ならい直線の傾きを求める。
2点間の近似ならい直線の傾きを求める。
例えば点Qaと点Qb間の近似ならい直線と傾きを第11
図に示した如く のようにして求めるわけである。なお、第11図P1はレ
ンズの回転軸である。
図に示した如く のようにして求めるわけである。なお、第11図P1はレ
ンズの回転軸である。
こうして、点Qa〜Qdと求めた傾きにより第10図に示
した折れ線カーブ100が求まる。すなわち、このよう
にして求めた折れ線カーブ100(第10図)がヤゲン
カーブに対応する。第10図の如く、点Qa、Qb、Q
c、Qdが斜線部内に入つていれば、ヤゲンカーブ100
はレンズ縁厚上で外れることなく付けることができるの
でその場合には点Qa〜Qdの隣接点間の傾きを求めるス
テツプ(第6図のステツプ79)に入るが、指定カーブ
が大きい場合縁厚巾の中の最小値以外においてヤゲンカ
ーブ100はレンズ縁厚上で外れることがある。その場
合には、制御部53は縁厚巾の中の最小値、すなわち、
本例においては点Qaをいずれかの端面の方向に移動さ
せて(第6図のステツプ75)近似ならい曲線より残り
の3点Qb、Qc、Qdを求め(第6図のステツプ7
6)、すべての点がメガネレンズ5の縁厚巾内に入るか
否か調べ(第6図のステツプ77)、入つていることが
確認できれば点Qa〜Qdの隣接点間の傾きを求めるステ
ツプに入り(第6図のステツプ79)、そうでなければ
指定のカーブでは不適であるから、表示等を行ないカー
ブ値の指定変更を行なわせる(第6図のステツプ7
8)。
した折れ線カーブ100が求まる。すなわち、このよう
にして求めた折れ線カーブ100(第10図)がヤゲン
カーブに対応する。第10図の如く、点Qa、Qb、Q
c、Qdが斜線部内に入つていれば、ヤゲンカーブ100
はレンズ縁厚上で外れることなく付けることができるの
でその場合には点Qa〜Qdの隣接点間の傾きを求めるス
テツプ(第6図のステツプ79)に入るが、指定カーブ
が大きい場合縁厚巾の中の最小値以外においてヤゲンカ
ーブ100はレンズ縁厚上で外れることがある。その場
合には、制御部53は縁厚巾の中の最小値、すなわち、
本例においては点Qaをいずれかの端面の方向に移動さ
せて(第6図のステツプ75)近似ならい曲線より残り
の3点Qb、Qc、Qdを求め(第6図のステツプ7
6)、すべての点がメガネレンズ5の縁厚巾内に入るか
否か調べ(第6図のステツプ77)、入つていることが
確認できれば点Qa〜Qdの隣接点間の傾きを求めるステ
ツプに入り(第6図のステツプ79)、そうでなければ
指定のカーブでは不適であるから、表示等を行ないカー
ブ値の指定変更を行なわせる(第6図のステツプ7
8)。
このようにしてヤゲンカーブがレンズ縁厚上にとること
を確認すると、制御部53はまず、パルスモータ24に
パルスを送り、玉型受22を接触子250から外れる様
上昇させ、次にメガネレンズ5のヤゲンカーブを付する
位置が丁度V型砥石21上にくる如くパルスモーター1
4にパルスを入力せしめる。第10図で説明した如き場合
ではメガネレンズ5のa点における点Qaが丁度V型砥
石21上にくるように制御部53はパルスモーター14
にパルスを印加する。
を確認すると、制御部53はまず、パルスモータ24に
パルスを送り、玉型受22を接触子250から外れる様
上昇させ、次にメガネレンズ5のヤゲンカーブを付する
位置が丁度V型砥石21上にくる如くパルスモーター1
4にパルスを入力せしめる。第10図で説明した如き場合
ではメガネレンズ5のa点における点Qaが丁度V型砥
石21上にくるように制御部53はパルスモーター14
にパルスを印加する。
制御部53はV型砥石21の回転モーター56を回転せ
しめ、再びパルスモータ24にパルスを送り、玉型受2
2を下げすなわちヘツドフレームを下降せしめ、メガネ
レンズ5にヤゲンを形成する如く成すと共に、ヤゲンカ
ーブを形成するために、パルスモーター10と同期をとり
つつパルスモーター14にパルスを入力せしめ先に求め
たヤゲンカーブ(第10図参照)をメガネレンズ5の外
周面に形成していく。
しめ、再びパルスモータ24にパルスを送り、玉型受2
2を下げすなわちヘツドフレームを下降せしめ、メガネ
レンズ5にヤゲンを形成する如く成すと共に、ヤゲンカ
ーブを形成するために、パルスモーター10と同期をとり
つつパルスモーター14にパルスを入力せしめ先に求め
たヤゲンカーブ(第10図参照)をメガネレンズ5の外
周面に形成していく。
その結果、メガネレンズ5には光軸上に曲率中心を持つ
たヤゲンカーブに形成される。すなわち、第13図はメ
ガネレンズの回転軸P1を中心としてヤゲン5′を形成
した場合であり、第14図は本発明によりヤゲン5′を
形成した場合を示したのであるが、メガネレンズの回転
軸P1を中心としてヤゲン5′を形成するとヤゲンは回
転軸P1上に中心Oを有する半径Rの曲面上に形成され
るため、メガネ枠に加工後のメガネレンズを取り付けた
場合、メガネレンズの光軸P2はレンズの回転軸(遠方
視線と一致)に対して傾くのでプリズム誤差を生ずる
が、本発明によれば、未加工のメガネレンズの裏面の曲
率半径R2と表面の曲率半径R1を求めて光軸P2を計
算した後、光軸P2上にヤゲンカーブの中心を決定する
如く成したので、メガネ枠に加工後のメガネレンズを取
り付けた場合、ヤゲンカーブの中心がレンズの光軸上に
あるから、遠方視線と光軸とが一致することになる。
たヤゲンカーブに形成される。すなわち、第13図はメ
ガネレンズの回転軸P1を中心としてヤゲン5′を形成
した場合であり、第14図は本発明によりヤゲン5′を
形成した場合を示したのであるが、メガネレンズの回転
軸P1を中心としてヤゲン5′を形成するとヤゲンは回
転軸P1上に中心Oを有する半径Rの曲面上に形成され
るため、メガネ枠に加工後のメガネレンズを取り付けた
場合、メガネレンズの光軸P2はレンズの回転軸(遠方
視線と一致)に対して傾くのでプリズム誤差を生ずる
が、本発明によれば、未加工のメガネレンズの裏面の曲
率半径R2と表面の曲率半径R1を求めて光軸P2を計
算した後、光軸P2上にヤゲンカーブの中心を決定する
如く成したので、メガネ枠に加工後のメガネレンズを取
り付けた場合、ヤゲンカーブの中心がレンズの光軸上に
あるから、遠方視線と光軸とが一致することになる。
なお、以上の説明ではヤゲンを形成する例で説明した
が、溝カーブ等の一般的に研削カーブと称せられるもの
にも適用できる。
が、溝カーブ等の一般的に研削カーブと称せられるもの
にも適用できる。
また、メガネレンズ5の縁厚を求めるために、以上の説
明では第3図で示した如き凹型の接触子250を有する
検出部25を用いたが、第12図に示した如く凸型の接
触子250′を用いる如く成してもメガネレンズ5の縁厚
を求めることができる。この場合接触子250′の凸部の
両側面にメガネレンズ5を当接せしめるために、凸部の
幅がデータとして必要であり、又凸部を越えて反対側に
メガネレンズ5を運ぶ動作が必要となる。
明では第3図で示した如き凹型の接触子250を有する
検出部25を用いたが、第12図に示した如く凸型の接
触子250′を用いる如く成してもメガネレンズ5の縁厚
を求めることができる。この場合接触子250′の凸部の
両側面にメガネレンズ5を当接せしめるために、凸部の
幅がデータとして必要であり、又凸部を越えて反対側に
メガネレンズ5を運ぶ動作が必要となる。
さらに、メガネレンズ5に近接してヘツドフレーム4に
マイクロフオンを設け、粗摺を終了しかつ極値を求めた
メガネレンズ5を、粗摺砥石20で両端面を微少部分研
削することによつて発生する音をマイクロフオンで検出
し、前記検出部25のフオトインタラプター252の信
号と同様な信号を得ることができメガネレンズ5の縁の
位置を測定できる。
マイクロフオンを設け、粗摺を終了しかつ極値を求めた
メガネレンズ5を、粗摺砥石20で両端面を微少部分研
削することによつて発生する音をマイクロフオンで検出
し、前記検出部25のフオトインタラプター252の信
号と同様な信号を得ることができメガネレンズ5の縁の
位置を測定できる。
同様に、マイクロフオンのかわりに振動センサー等を使
用することも可能である。
用することも可能である。
以上のように本発明によれば、いかなるレンズでもその
縁厚を測定することによつて最適なヤゲンカーブを自動
的につけることができるものであるから、経験が少ない
人でも、短時間にしかもミスなく容易にメガネレンズの
加工ができ、さらに加工機のつきつきりの必要もないと
いう利点があるのみならず、加工工程全体の省力化の効
果が期待できる。なお、未加工メガネレンズから型板に
対応したレンズが取り切れるか否かは、以下のようにし
てチェツクできる。すなわち、まず未加工メガネレンズ
が砥石20,21に触れぬ程度に型受22を上昇させ、
型板を回転させつつ型板の半径を測定する。つぎに、未
加工メガネレンズを検出部25の横に移動させ、先に求
めた型板の変曲点の位置まで未加工メガネレンズを回転
させ、かつ先に型板で求めた変曲点での半径に加工中心
と検出部25先端の距離が一致するように加工中心を合
わせる。そして未加工メガネレンズを軸方向に移動し、
未加工メガネレンズが検出部25先端に触れるか否かを
検査する。この検査を各変曲点において行ない、すべて
の変曲点において検出部25から信号が得られれば、そ
の未加工メガネレンズは型板に応じた形状に加工でき
る、と判断される。
縁厚を測定することによつて最適なヤゲンカーブを自動
的につけることができるものであるから、経験が少ない
人でも、短時間にしかもミスなく容易にメガネレンズの
加工ができ、さらに加工機のつきつきりの必要もないと
いう利点があるのみならず、加工工程全体の省力化の効
果が期待できる。なお、未加工メガネレンズから型板に
対応したレンズが取り切れるか否かは、以下のようにし
てチェツクできる。すなわち、まず未加工メガネレンズ
が砥石20,21に触れぬ程度に型受22を上昇させ、
型板を回転させつつ型板の半径を測定する。つぎに、未
加工メガネレンズを検出部25の横に移動させ、先に求
めた型板の変曲点の位置まで未加工メガネレンズを回転
させ、かつ先に型板で求めた変曲点での半径に加工中心
と検出部25先端の距離が一致するように加工中心を合
わせる。そして未加工メガネレンズを軸方向に移動し、
未加工メガネレンズが検出部25先端に触れるか否かを
検査する。この検査を各変曲点において行ない、すべて
の変曲点において検出部25から信号が得られれば、そ
の未加工メガネレンズは型板に応じた形状に加工でき
る、と判断される。
更にメガネフレームのリム形状を自動測定し、その時の
玉型の半径と角度の関係を電気信号に変換する装置と組
み合わせ、その信号により玉型受22をパルスモーター
24により上下動することによつて、玉型を必要とする
ことなくメガネレンズを製作することが可能で、メガネ
レンズをメガネフレームに対して正確に合致することが
できるという理由で有効である。
玉型の半径と角度の関係を電気信号に変換する装置と組
み合わせ、その信号により玉型受22をパルスモーター
24により上下動することによつて、玉型を必要とする
ことなくメガネレンズを製作することが可能で、メガネ
レンズをメガネフレームに対して正確に合致することが
できるという理由で有効である。
さらに以上述べたように、本発明によれば、レンズ両面
の曲率中心が正確に求めることができる球面レンズにお
いては、理想的なヤゲンカーブが得られる。このことに
より、レンズは、フレームに光学的にしかも医学的に正
しく組み込まれることになる。
の曲率中心が正確に求めることができる球面レンズにお
いては、理想的なヤゲンカーブが得られる。このことに
より、レンズは、フレームに光学的にしかも医学的に正
しく組み込まれることになる。
第1図乃至第5図は本発明の実施例で、第1図は斜視
図、第2図は背面図、第3図は検出部の詳細図、第4図
は玉型受けの詳細図、第5図は電気制御装置のブロツク
図を示す。第6図はフローチヤート、第7図は粗摺後の
メガネレンズを橢円と仮定して半径を求めるための説明
図、第8図は第7図のメガネレンズから得られる半径と
回転角の関係を示すグラフ、第9図はレンズが縁厚測定
基準位置にある状態、第10図はレンズの縁厚分布図、
第11図はレンズの隣接2点間の近似ならい直線の傾
き、第12図は接触子の別実施例、第13図はメガネレ
ンズの回転軸を中心としてヤゲンを形成した説明図、第
14図は本発明によりヤゲンを形成した説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……本体フレーム、4……ヘツドフレーム、 5……メガネレンズ、 6……レンズ押え軸(チヤツキング機構) 7……レンズ受け軸(チヤツキング機構) 13……連続部材(水平駆動装置) 14……パルスモーター(水平駆動装置) 15……クラツチ(水平駆動装置) 16……プーリー(水平駆動装置) 17……タイミングベルト(水平駆動装置) 10……パルスモーター(回転駆動装置) 10a……ギア列(回転駆動装置) 10b……ベルト(回転駆動装置) 20、21……砥石 25……レンズ位置検出装置 32……エンコーダー(ヘツドフレーム位置検出装置) 32a……プーリ(ヘツドフレーム位置検出装置) 11……基準板(回転位置検出装置) 12……フオトインタラプター(回転位置検出装置) 50……電気制御装置(回転位置検出装置)
図、第2図は背面図、第3図は検出部の詳細図、第4図
は玉型受けの詳細図、第5図は電気制御装置のブロツク
図を示す。第6図はフローチヤート、第7図は粗摺後の
メガネレンズを橢円と仮定して半径を求めるための説明
図、第8図は第7図のメガネレンズから得られる半径と
回転角の関係を示すグラフ、第9図はレンズが縁厚測定
基準位置にある状態、第10図はレンズの縁厚分布図、
第11図はレンズの隣接2点間の近似ならい直線の傾
き、第12図は接触子の別実施例、第13図はメガネレ
ンズの回転軸を中心としてヤゲンを形成した説明図、第
14図は本発明によりヤゲンを形成した説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……本体フレーム、4……ヘツドフレーム、 5……メガネレンズ、 6……レンズ押え軸(チヤツキング機構) 7……レンズ受け軸(チヤツキング機構) 13……連続部材(水平駆動装置) 14……パルスモーター(水平駆動装置) 15……クラツチ(水平駆動装置) 16……プーリー(水平駆動装置) 17……タイミングベルト(水平駆動装置) 10……パルスモーター(回転駆動装置) 10a……ギア列(回転駆動装置) 10b……ベルト(回転駆動装置) 20、21……砥石 25……レンズ位置検出装置 32……エンコーダー(ヘツドフレーム位置検出装置) 32a……プーリ(ヘツドフレーム位置検出装置) 11……基準板(回転位置検出装置) 12……フオトインタラプター(回転位置検出装置) 50……電気制御装置(回転位置検出装置)
Claims (1)
- 【請求項1】メガネレンズを回転させながらその周縁に
砥石によって、メガネフレームに適合するヤゲンもしく
は縁溝を形成するレンズ周縁加工機において、 前記メガネレンズを保持回転させ得るチャッキング機構
を備え、前記砥石の軸方向及びメガネレンズ半径方向の
いずれにも移動しうるように構成したヘッドフレーム
と、 該ヘッドフレームを前記砥石の軸方向に移動させる駆動
装置と、 粗摺したメガネレンズを回転角度に対応させてその半径
を測定する半径測定装置と、 該半径測定装置による前記回転角度と前記半径との情報
に基づいて、粗摺したメガネレンズの前記砥石の軸方向
の周縁位置と縁厚をその回転角度に対応させて測定する
縁厚検出装置と、 前記半径測定装置と前記縁厚検出装置とによって得られ
た回転角度に対応した半径と周縁位置及び縁厚の情報を
入力する入力手段と、 該入力手段からの情報にもとづいて、メガネレンズの周
縁でのヤゲンもしくは縁溝の位置を、粗摺後のメガネレ
ンズの縁厚の範囲内で、ヤゲンもしくは縁溝の軌跡から
仮想される球面の曲率中心がメガネレンズの光軸上に位
置する如くして演算する演算手段と、 該演算手段の演算結果に基づき、前記メガネレンズを回
転させながらその回転角度に対応させて前記砥石の軸方
向へ前記メガネレンズを移動制御し、前記砥石により前
記メガネレンズの周縁にヤゲンもしくは縁溝を形成する
制御手段と、 を有することを特徴とするレンズ周縁加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2955783A JPH0611467B2 (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | レンズ周縁加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2955783A JPH0611467B2 (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | レンズ周縁加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59156657A JPS59156657A (ja) | 1984-09-05 |
JPH0611467B2 true JPH0611467B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=12279439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2955783A Expired - Lifetime JPH0611467B2 (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | レンズ周縁加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611467B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2543039B1 (fr) * | 1983-03-22 | 1985-08-09 | Essilor Int | Procede pour le biseautage d'une lentille ophtalmique, et machine a meuler automatique correspondante |
JPS629858A (ja) * | 1985-03-29 | 1987-01-17 | Tokyo Optical Co Ltd | レンズ研削装置 |
JPH0736980B2 (ja) * | 1985-05-28 | 1995-04-26 | 株式会社トプコン | レンズ研削装置 |
JPH0632891B2 (ja) * | 1986-02-06 | 1994-05-02 | 株式会社トプコン | 玉摺機 |
JPH0735723Y2 (ja) * | 1986-09-06 | 1995-08-16 | 株式会社トプコン | 玉摺機 |
JP2612265B2 (ja) * | 1987-02-05 | 1997-05-21 | 株式会社トプコン | レンズ研削方法及びそのための装置 |
JP2588423B2 (ja) * | 1988-05-20 | 1997-03-05 | 株式会社 トプコン | フレーム形状測定装置 |
JP2879482B2 (ja) * | 1990-07-06 | 1999-04-05 | ホーヤ株式会社 | 眼鏡レンズ加工機及び眼鏡レンズ加工方法 |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2955783A patent/JPH0611467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59156657A (ja) | 1984-09-05 |
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