JPH03751A - 塑弾性ポリオレフィン組成物および動的加硫法によるその製造法 - Google Patents

塑弾性ポリオレフィン組成物および動的加硫法によるその製造法

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JPH03751A
JPH03751A JP1238333A JP23833389A JPH03751A JP H03751 A JPH03751 A JP H03751A JP 1238333 A JP1238333 A JP 1238333A JP 23833389 A JP23833389 A JP 23833389A JP H03751 A JPH03751 A JP H03751A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも部分的に加硫されたEPまたはE
PDMゴムと少なくとも18類のオレフィン性のプラス
トマー枕型弾性ポリマーとの混合物から成り、加硫され
ていない状態の前記のゴムを含む対応する混合物の動的
加硫によって得られる塑弾性ポリオレフィン組成物に関
する。
サーモプラスチックポリマーと動的加硫によって加硫さ
れたゴムを基材とする組成物の製造は、詳細には米国特
許第3.578.643号、第3.882.106号、
第3.037.954号及び第8JOB、558号明細
書に記載されている。
前記の方法によれば、エラストマー性成分の加硫は、溶
融状態のプラストマー性ポリマーとの混合または混練の
工程中に、通常は従来の型の架橋剤、例えば過酸化物、
アジド化合物、硫黄と酸化亜鉛の混合物、置換尿素、チ
オカルバメート等によって行う。このようにして処理し
た混合物中に十分な量のプラストマー性ポリマーがあれ
ば、組成物はエラストマー性成分の加硫の結果、高比率
の加硫エラストマーを含むならば熱時条件下で良好な加
工性を保持する。
フランス国特許第2.408,832号明細書によれば
、架橋剤としてハロゲン化フェノール樹脂またはハロゲ
ン化されていないが金属酸化物(活性剤)と共にハロゲ
ン供与体を有するフェノール樹脂を用いる動的加硫法に
よって、ポリオレフィン性塑弾性組成物が得られる。
前記の特許明細書によれば、EPDMゴムとオレフィン
性ポリマーとの混合物であってフェノール樹脂含量がゴ
ムに対して5〜20%であるものをオレフィン性ポリマ
ーを融解するのに十分な温度で混練した後、活性剤を加
えてエラストマー性成分の架橋が起る温度で混線を継続
する。金属酸化物、詳細には酸化亜鉛は、この場合には
このエラストマーを完全に架橋するのに好ましく、これ
は前記の特許明細書の方法の目的の一つである。
−船釣には、前記に引用した方法によって得られる生成
物は、室温で良好な弾性を示す。しかしながら、これら
の特性、特に圧縮永久歪は、温度が上昇すると減少し、
プラストマーの融点より高い温度ではこれらの生成物の
実際の利用が危険になる。
米国特許第3,957,919号明細書から、EPDM
内部ポリマーとポリプロピレンと実質的な量のポリエチ
レンとの混合物をフリーラジカル発生剤によって架橋反
応に付し、熱時処理を行うことによってサーモプラスチ
ックエラストマーを製造することも知られている。
この製造法によれば、ポリエチレンはEPDM内部ポリ
マーに優先的に架橋し、グラフトするので、ポリプロピ
レンがラジカルの攻撃、分解及び架橋またはグラフト反
応から保護される。このようにして得られる生成物は改
良された成形特性を有するが、特に高温での破断時伸び
、残留伸び及び圧縮永久歪のような弾性が著しく低い。
本出願人は、熱時条件で優れた加工性を示すと同時に先
行技術の最良の塑弾性組成物に匹敵する一般的特性を有
するポリオレフィン塑弾性組成物が、高温で更に良好な
エラストマー性を有することを見出だした。
本発明の目的の一つである前記の組成物は、下記の成分
の全混合物に対して指示された百分率での緊密な混合物
を含んで成るものである。
(A)  非架橋ポリプロピレン10〜50%、好まし
くは20〜30%と、 (B)  エチレン/プロピレンエラストマー性の非架
橋コポリマーまたはエチレン/プロピレン/ジエンエラ
ストマー性の非架橋ターポリマー2〜10%、好ましく
は5〜10%と、 (C)  135℃の温度でキシレンに不溶性で、ポリ
プロピレンと、エチレン/プロピレンコポリマーまたは
エチレン/プロピレン/ジェッターポリマーとを含んで
成るポリマー生成物30〜45%、好ましくは35〜4
0%と、 (D)  エキステンダー油5〜58%、好ましくは1
0〜50%。
所望ならば、架橋または非架橋ポリエチレンが、ポリマ
ー組成物の重量に対して4重量%未満の量で前記の組成
物に存在することもできる。
前記の組成物は、所望ならば、無機および/または有機
の非ポリマー性生成物、例えばZ n OsS iO2
、T L O2、カオリン、カーボンブラック、安定剤
、老化防止剤、触媒、促進剤、架橋捕助剤またはその分
解生成物を含んでもよい。
(A)のポリプロピレンは、ホモポリマーまたはプロピ
レンと最大10重量%までの共重合したエチレンとのコ
ポリマーであってもよい。
(B)に定義されたコポリマーおよびターポリマーは、
プロピレン25〜60重量%、好ましくは30〜4!4
量%と、1種類以上の共役または非共役ジエンモノマー
、例えばインデン、1.3−ブタジェン、1.4−へキ
サジエン、ノルボルナジェン、エチリデンノルボルネン
およびシクロペンタジェンから誘導される単位0〜5重
量%を含んでもよい。
それらのポリマーは、当該技術分野の周知の方法によっ
てチグラー触媒の存在でモノマーの共重合によって製造
することができる。チグラー触媒の例は、メンデレーフ
の周期律表の第1Va 、 Va。
VlaまたはVlla族に属する金属の化合物、例えば
ハロゲン化Ti5VまたはCrを、周期律表の1、II
または11!族の金属の有機金属化合物であって少なく
とも金属−炭素結合、アルキル、例えばアルキルAlお
よびハロゲン化アルキルAIを含むものと接触させるこ
とによって製造される触媒である。
エラストマー性コポリマーまたはターポリマーの分子量
が3.5dl/gより高い[η]に対応する比較的高い
値を示す場合には、本発明の組成物にとってこれらのコ
ポリマーおよびターポリマーが特に有利であることが確
かめられており、この高分子構造は実質的にプロピレン
単位の頭−頭、尾−尾反転を持たない。
これに関して、例えばアイやパスクオン(1,Pa5q
uon)とニー・ギアユニ(U、 Giannlnl)
の[触媒化学および技術(Catalysis 5ci
ence &Technology)J 6巻、65〜
159頁、ジェイ・アール・アンダーソン(J、R,A
nderson)とエヌ・ドゥダルト(N、 Doud
art)、スプリンガー出版(Sprlnger Ve
rlag) 、ベルリン、1984年に記載のように一
次または二次挿入によりポリマー鎖にプロピレンを入れ
ることができることが知られている。
「プロピレン束縛反転(propylene ench
ainmentlnverslon)Jとは、プロピレ
ンが高分子中で示す(−次から二次への)挿入変化を意
味する。
エチレン−プロピレン配列の分布を決定する方法、特に
エチレン−プロピレンコポリマーでの前記の反転がない
場合の分布を決定する方法は、文献により公知である。
前記の方法は、例えばジエイ・シー・ランダル(J、C
,Randall)著「ポリマー配列のC1C13−N
法による決定(Polyscrsequence de
terg+1nat1on by C13−NMRme
thod) J(アカデミツク・プレス(Acades
fc Press)、二ニー・ヨーク、1977年)お
よびr MacroiolcculcsJ17、195
0(1984)、またはエイチ・エヌ・チェン(H,N
、  Cheng)、  rMacromolecul
esJ  17. 1950(1984)またはシー・
ジエイ・チャーマン(C,J。
Charman)らのrMacrosolecules
J 10.53B(1977)に記載の13Cの核磁気
共鳴による定性および定量分析の詳しく定義された方式
を包含する。
このような方式は、エチレン/プロピレン/ジエン/タ
ーポリマーであって、ジエンが比較的少量、−船釣には
10重量九未満の量で存在するものにも応用できる。
エチレン−プロピレンコポリマーおよびエチレン−プロ
ピレン−(共役または非共役)ジェッターポリマーであ
って、その高分子が実質的にプロピレン束縛反転を持た
ないものは、温度が120℃のオルトジクロロベンゼン
中でジメチルスルホキシド(DMSO)を基準として用
いて得た13C=NMRスペクトルにおいて、 (X2型の頭−頭反転または尾−尾反転)および (X4型の頭−頭反転または尾−尾反転)の型の配列の
存在を表わす約34.9.35.7および27.99p
厘(テトラメチルシラン(TMS)−0に関する化学シ
フト)での吸収が極めて低いことを特徴とする。
このようなコポリマーおよびターポリマーにおけるプロ
ピレン束縛反転が実質的に存在しないことは、2個のパ
ラメーターX2およびX4の少なくとも一方、好ましく
は両方が0.02以下の値を示すという事実から明らか
である。
チレン配列の総数に対してポリマー鎖の2個の連続する
メチルまたはメチン基の間に2および4個の中断されな
いメチレン基を有するメチレン配列の部分を表わす。こ
の部分の値は、ジエイ・シー・ランダル(J、C,Ra
ndal l)のrMacronolcculcsJ 
11、33 (1978)に記載の方法によって計算さ
れる。
このような特性を付与されたコポリマーおよびターポリ
マーは既知である。これらのポリマーは、所望ならばハ
ロゲン化マグネシウムに担持されたチタン化合物および
アルミニウム有機金属化合物を基材とするチグラー触媒
の存在にて対応するモノマー混合物の重合によって製造
することができる。この種類の触媒は、例えば本出願人
による米国特許第4.013,823号明細書、欧州特
許出願公開第202.550号明細書、イタリア国特許
第1,173.40号明細書、およびイタリア国特許出
願第20.203A781号、第20,388 A78
5号、第21,872Aノ86号、第21.51OA/
87号明細書に記載されている。
135℃でキシレンに不溶性であり、本発明による組成
物の成分(C)を構成するポリマー生成物は、実質的に
成分(A)および(B)の架橋から誘導される生成物、
好ましくは成分(A)および(B)のグラフト生成物で
あって、一方の他方に対して架橋したまたは架橋してい
ないものを含んで成るものである。
一般的には、前記の成分(C)のポリプロピレン含量は
、総組酸物の重量に対して5〜20T!fffi%、好
ましくは10〜15重量%の範囲である。
成分(D)は、一般的にはゴムの伸長を行うのに通常用
いられる種類の油から成っており、芳谷族、ナフタレン
性または好ましくはパラフィン性油であることができる
一般的には、本発明の塑弾性組成物では、エラストマー
性相は連続的なプラストマー性用に粒子状の10ミクロ
ン以下、好ましくは少なくともその50%は5ミクロン
より小さい粒度で分散されている。
本発明の目的の一つである塑弾性組成物は、以下に定義
するように過酸化物架橋剤および特定の架橋助剤の存在
にて、ポリプロピレン20〜80重量%、好ましくは6
0〜251¥[量%と、エチレン−プロピレンエラスト
マー性コポリマーまたはエチレン−プロピレン−ジエン
エラストマー性ターポリマー80〜20’ffI量%、
好ましくは40〜75重量%を含んで成るポリマー混合
物に、ポリプロピレンを融解するのに十分で且つ出発エ
ラストマー量の約50〜85重量%が架橋する温度で混
練しまたは他の剪断応力を加えることによって製造する
ことができる。
所望ならば、ポリマー混合物の重量に対してポリエチレ
ンが4重量%未満の量で存在することもできる。
本明細書で用いられる出発エラストマーに関する「架橋
」という用語は、エラストマーの実際の架橋または加硫
反応、および用いられる架橋剤によって促進される反応
の結果としてポリプロピレン(またはプラストマー相)
に対して、架橋したまたは架橋していないエラストマー
がグラフトする反応とを包含するものである。
架橋剤としては、有機過酸化物、好ましくは加硫反応が
起る100°〜240℃の範囲の温度で半減期が10〜
200秒間程度であるものが用いられる。
前記の過酸化物の例は、ジクミルペルオキシド、a、α
′−ビス(第三級ブチルペルオキシ) −m−および/
または−p−ジイソプロピルベンゼンおよび1.1−ジ
ー第三級ブチルペルオキシド−3,5,5−トリメチル
シクロヘキサンである。
加硫に用いられるペルオキシドの量は、一般的にはエラ
ストマー成分に対して0.1〜10重量%、好ましくは
0.2〜511ffi%である。
本発明の組成物の製造に用いられる加硫剤には、前記の
ペルオキシドの外に、フルフリリデンアセトン、フルフ
リリデンマロン酸のエステル、β(α−フリルアクロレ
イン)と環状ケトンとの縮合生成物、一般式 (式中、Xは式−CHo、 −COOH。
−CONH2、−CN、−No2、 −COOCO−−COOR,−CO− −CH2COCH2COOR。
−CH(COOR) 2であり、 互いに等しいかまたは異なり、 C3アルキルであり、 nは1または2であり、 mはXの遊離原子価に等しい数であり、ZはOまたは1
である)または RおよびR2は HまたはC1〜 (式中 R/およびR′は互いに等しいかまたは異なり
、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、また
は5〜8個、好ましくは6〜8個の炭素原子を有するシ
クロアルキル基であってもよい)から選択されるフラン
誘導体から成る補助剤もある。
前記の補助剤は、用いられるペルオキシドに対して約5
〜BO重量%、好ましくは10〜30重量%の量で用い
られる。
本発明の目的に用いられる式(1)および(11)のフ
ラン誘導体の例は、1,5−ジフルフリル−1゜4−ペ
ンタジェン−3−オンおよびジフルフラルアルダジンで
ある。
他の例は、β−(α−フリル)−アクロレイン、5−(
α−フリル)−ペンタジェナール、β(a−フリル)ア
クリルアミド、β(α−フリル)アクリロニトリル、β
−(α−フリル)アクリル酸およびそのエステル、ビス
ーフルフリリデンアセトン、α−エチル−β−(α)ア
クロレイン、rBerlcbtoJ 、 78.878
 (194B)に記載のβ−(a−フリルアクロレイン
)と環状ケトンとの縮合から得られる生成物である。
前記の化合物は、当該技術分野において既知である。こ
れらの化合物は、例えば米国特許第3301837号明
細書に記載の方法によって製造することができる。
本発明のもう一つの目的は、 (1)  重量%で表わして、 (a)  ポリプロピレンまたはプロピレンと最大1[
1?f!ffi%までのエチレンとのコポリマー20〜
80%、好ましくは60〜25%と、 (b)  エチレン−プロピレンエラストマー性コポリ
マーまたはエチレン−プロピレン−ジエンエラストマー
性ターポリマー80〜20%、好ましくは75〜40%
と、 (C)  前記のエラストマー性コポリマーまたはター
ポリマーに対して0.1−10%の加硫剤としての有機
過酸化物と、 (d)  前記の式(1)および(II)の一方で表わ
される少なくとも1種類の加硫補助剤としての化合物の
前記の有機ペルオキシドに対する計算値で5〜60%と
、 (e)  所望ならば、総ポリマー材料に対して4%未
満の量のポリエチレンとを含んで成る緊密な混合物を製
造し、 (2)  混合工程中に、または混線工程中に、または
他の剪断応力を加える工程中に、上記混合物を160℃
〜240℃の範囲に加熱することにより、ポリプロピレ
ンを融解し且つ最初に存在したエラストマー性コポリマ
ーまたはターポリマーの約50〜85重量%が架橋する
ようにし、 (3)  得られた生成物100部に対して6〜100
重量部、好ましくは20〜80重量部の量のパラフィン
系エキステンダー油を前記の生成物に緊密に混合するこ
とによって加えるという逐次工程を含んで成る、塑弾性
のポリオレフィン組成物の製造法である。
(b)に記載の混合物であるエラストマー性生成物は共
重合プロピレン25〜60′重量%、好ましくは30〜
45重量%と、上記の1種類以上の共役または非共役ジ
エンモノマーから誘導される単位0〜5重量%を含む。
この混合物の分子量は、[η]が2〜8dl/g、好ま
しくは3〜5dl/gであって両限界値を含む範囲のも
のに対応するものであってもよい。
エラストマー性成分の分子量が3.5dl/gより人き
い[η]の値に対応する場合には、これらの成分は下記
のようなプロピレン単位の頭−頭、尾−尾反転が実質的
にない構造のエチル/プロピレン/(ジエン)コポリマ
ーおよびターポリマーから選択されるのが好ましい。前
記のコポリマーおよびターポリマーは、積R1xR2の
値が2より大きく、比M w / M nの値が少なく
とも6であり、好ましくは10〜15の範囲の広い分子
量分布を示すものから選択されるのが更に有利である。
R,xRは、周知のように、エチレン(R1)とプロピ
レン(R2)との反応性比の積であり、この積は既知の
方法に従い’C−NMR分析によってこれらのコポリマ
ーおよびターポリマーの配列分/Iiから計算される。
本発明の方法を実施するためには、前記の混合物の個々
の成分(a)および(b)の代わりにポリプロピレンと
エラストマー性エチレン−プロピレンコポリマーまたは
エラストマー性エチレン−プロピレン−ジェッターポリ
マーの緊密な混合物を用いることが可能であり、□例え
ば米国特許第4゜899.054号明細書に記載の方法
より、最初に所望な量までのプロピレンを、次いで所望
ならばジエンモノマーを含む、適当な比率での、エチレ
ンとプロピレンとの混合物を重合することによるモノマ
ーの単なる重合工程で得ることができる。
こうして得られる混合物に、次に(e)および(d)に
記載の加硫成分を加える。
熱安定剤、酸化防止剤、無機充填剤、染料の外に、他の
加硫助剤または補助剤(例えば、液状のポリブタジェン
、トリアリルシアヌレート)を、如何なる場合にも前記
の反応成分(a)〜(d)の混合物に加えてもよい。
前記の操作条件の範囲で、当業者が利用可能な技法によ
り、試薬およびポリマー混合物の成分の量を変化させる
ことによって、架橋後に前記の成分(A) 、(B)お
よび(C)の間の定量的比率が更に高いかまたは低い生
成物を得ることができる。詳細には、更に多量の補助剤
を用いることによって、−層多量の架橋ポリプロピレン
を得ることができる。詳細には、操作工程(2)から得
られる加硫組成物に(A)に記載のポリプロピレンを様
々な量で加えて、例えば生成物の硬度を訂正することが
可能である。
一般的には、135℃でキシレンに不溶性の生成物に属
するポリプロピレンの量は、架橋に付される出発混合物
に含まれるポリプロピレンの20〜7゜wi1%、好ま
しくは30〜50重量%となる。
前記の不溶性生成物に属するエラストマー性コポリマー
またはターポリマーは、前記の出発混合物に含まれるコ
ポリマーまたはターポリマーの50〜85重量%、好ま
しくは70〜85重量%である。
下記の実施例は、本発明を一層良好に例示するためのも
のであり、発明を制限するためのものではない。
実施例1 バンバリーミキサ−中で、80から180℃まで徐々に
上昇する温度で、M、1. (230℃、2.16kg
)虐1であり、1.1.−92%のホモポリマーポリプ
ロピレン%重量部(p、v、)と、欧州特許出願第28
2,987号明細書の実施例1に記載のチタン触媒と共
触媒としてトリイソブチルアルミニウムを用いて40℃
でのモノマーのバルク重合によって得られる共重合プロ
ピレン38重量%を含むエチレン/プロピレンコポリマ
ー74重量部(p、w、)とを十分に混合した。かかる
コポリマーは下記の特性を示した。
プロピレン単位の頭−頭、尾−尾反転:実質的に存在し
ない(X2−X4−0.018%)、R1×R2−8、 M w/ M n = 11 s [η] −3,8dl/g。
この混合物を、次に取り出して、パンプラー軸スクリュ
ー押出機を用いることによって造粒した。
この粒子を、長さ/直径(L/D)比が25、直径が1
27鵬■であり、伝動および混線装置を備えたA、P、
V、製実験室用二輪スクリュー押出機であって、これに
よって80秒の滞在時間が得られ且つ+60 ”〜24
0℃の温度で作動するものに送った。ポリプロピレン/
エラストマー混合物に対して、ペルオキシモン(Per
oxi量on)F402重二%色量フルフラールーアル
ダジン0.371!量%を同時に前記の押出機に送った
押出機の長さの約2/3のところで、エラストマー架橋
反応が完結した。このような押出機の箇所で、出発ポリ
プロピレンと同じ種類のポリプロピレン20重量部、2
003重量部、メルカプトベンゾイミダゾール0.5重
量部および重合した2゜2.4−)ジエチル−1,2−
ジヒドロキノン0.5重量部と、次に200℃に予備加
熱したパラフィンエキステンダー油74重量部を加えた
。次に、この混合物を前記の押出機から第二の一層スク
リユー押出機(L/D−8、D−20mm)に移し、圧
縮し、脱気し、更に均質化して、液状リング・トップ・
カッティング装置(liquid−ring topc
uttlngunlt)へ送り、ベレット状に変形させ
た。
生成する生成物について、順次下記の分析を行った。
(1)  135℃で5時間キシレンで抽出し、残渣を
グーチ加熱壁フィルターを用いる濾過によって生成する
溶液から分離。
(2)  この残渣に存在するポリプロピレンを赤外分
析および架橋コポリマーおよびターポリマーの量の差に
よって定量。
(3)  前記の抽出から得られる溶液中でのそのまま
の(非架橋およびエラストマー性成分にグラフトしてい
ない)ポリプロピレンの含量を、溶液の冷却によりポリ
プロピレンの沈澱を生成させ、これを23℃で濾過し、
23℃でキシレンで洗浄することによって定量。
(4)  処理(3)によってポリプロピレン自体の分
離によって生成するキシレン溶液をアセトンで凝集させ
、凝集した生成物を分離することによる非架橋エラスト
マー性コポリマーおよびターポリマーの含量の定量。
(5)  処理(4)から得られるアセトン/キシレン
混合物を真空で蒸発させることによって行うパラフィン
油含量の定量。
分析の結果、サーモプラスチック組成物について重量%
で表わされる下記の結果を得た。
非架橋エラストマー性コポリマー          
7%ポリプロピレン自体              
  15%135℃でキシレンに不溶性の残渣    
     38@Aエキステンダー油        
        37%射出成形プレスで得られる標本
についてJP1定して得られた生成物の特性は、下記の
ようになった。
シジアー硬度A        70   (1808
68)引張強さ(kg/cd)       75  
 (IsO37)破断点伸び(%’)        
350   (18037)圧縮永久歪(170”で1
0時間)  55   (ISO815)得られる組成
物において、エラストマー相は高度に分散しており、粒
度は10ミクロン未満であり、その少なくとも50%は
5ミクロン未満の粒度である、。
実施例2 下記の方式に従って行った重合によって直接得られる生
成物の形態でのポリプロピレンとエチレン/プロピレン
コポリマーを用いて、前記の実施例に記載した通りに操
作した。適当な器具を備え、n−ペンタン13リツトル
を含む20リツトルオートクレーブに、20℃の温度で
、回転楕円体状を有し、米国特許節4,399.054
号明細書の実施例1に従って製造したMgCl2とT 
t C14とを基剤とする触媒0.25.をA!(イソ
ブチル> 321.8gと共に供給した。
オートクレーブの温度を60℃にして、40℃に温度制
御された適当なシリンダーから抜き取ったプロピレンを
撹拌下にて3.5気圧の圧まで導入した。
温度と圧を一定に保持しながら、プロピレンを供給し、
ポリプロピレン約taoo gを生成した。次いで、脱
気を行って、溶媒と未反応プロピレンを除去し、オート
クレーブ中の温度を再度20℃にした。
ポリマーマスを撹拌下に保持し、温度20℃にで操作し
ながら、オートクレーブに40℃に温度制御されたシリ
ンダーから抜き取られたエチレン/プロピレンの50/
 50重量混合物を供給し、圧を9.5気圧とした。シ
リンダー重量損失を調べると、気相でエチレン/プロピ
レンコポリマー約3,730 gが4.5時間で生成し
ていた。徐々に脱気して未反応モノマーを除去し、オー
トクレーブを開いて、回転楕円体状のポリマー5.03
0 gを取り出した。こうして得られたポリマーは、プ
ロピレン含量が54%であり、[η]は3゜7d l 
/gであった。この混合物のコポリマー性成分は、共重
合プロピレンが38重量%のエチレン/プロピレンコポ
リマーであって、下記の特性を有していた。
プロピレンの頭−頭、尾−尾束縛:実質的に存在しない
(X2−X4−0.019 )、R1×R2■8.5、 Mw/Mn=12、 [η] −3,8dl/g 。
前記の合成による生成物を、ヘッド・カット(head
−cut) −軸スクリユー押出機によってベレットに
変換して、前記の実施例のAPV押出機への生酸物の供
給を容易にした。
試験はAPV押出機の配置、および架橋剤、補助剤、ポ
リプロピレンおよびエキステンダー油の添加については
実施例1に記載したのと同様に行った。
生成する生成物の分析を行ったところ、下記の結果を得
た。
エラストマー性の非架橋コポリマー       6%
ポリプロピレン自体              16
%135℃でのキシレンでの抽出に不溶性の残渣  3
7%エキステンダー油              3
8%前記の射出プレスで得られる試験片について測定し
た生成物の特性は、下記のようになった。
ショアー硬度A        89 引張強さ(MPa )        7.4破断点伸
び(%)3GO 圧縮永久歪(170℃で10時間)57分散したエラス
トマー相の粒度は10ミクロン未満であり、その粒子の
少なくとも50%の粒度は5ミクロン未満となった。
実施例3 イタリア国特許第886,519号明細書に紀裁のよう
l:VOCl3及びA I 2 (C2H5) 3 C
l 3を基剤とする均一触媒系によって製造されたプロ
ピレン381二%を含むエチレン/プロピレンコポリマ
ーを用いることを除き、実施例1と同じ条件下で同じ試
薬量を用いて操作を行った。かかるコポリマーは、下記
の特性を示した。
R1xR2−0,5、 Mw/Mnm3、 プロピレン単位の頭−頭反転、尾−尾反転はX2−X4
−0.05の値によって表わされる、[η]  −2,
7di/g。
得られる生成物の分析を行ったところ、重量%で表わさ
れる下記の結果が得られた。
エラストマー性の非架橋コポリマー  4%ポリプロピ
レン自体         20%135℃でキシレン
に不溶性の残渣  3B%上記不溶性の残渣に含まれる ポリプロピレン    (総量に対して)5%エキステ
ンダー油         37%射出プレスで得られ
る試験片について、ISO規格により測定した生成物の
特性は、下記のようになった。
ショアー硬度A         89引張強さ(MP
a )         8.0破断点伸び(%)  
       400圧縮永久歪(170℃で10時間
)(%)70分散エラストマーの粒度は10ミクロン未
満であった。
実施例4 パラフィンエキステンダー油をポリプロピレンと混合時
にエチレン/プロピレンコポリマー中に配合したことを
除き、実施例1と同様に操作した。
得られる生成物は下記の特性を示した。
エラストマー性の非架橋コポリマー 22%ポリプロピ
レン自体         19%5時間抽出後に13
5℃でキシレンに 不溶性の残渣            16%上記不溶
性の残渣に含まれる ポリプロピレン     (総量に対して)4%エキス
テンダー油         40%射出プレスで得ら
れる試験片についてISO規格によりn1定した生成物
の特性は、下記のようになった。
ショアー硬度A         87引張強さ(MP
a )         3.5破断点伸び(%)25
0 圧縮永久歪(170℃で10時間)(%)72工ラスト
マー分散粒子の粒度は10ミクロン未満であり、これら
の粒子の50%より多くが5ミクロン未満の粒度を有し
ていた。
実施例5 欧州特許出願第2132.987号明細書の実施例7の
触媒と同様なチタン触媒と共触媒としてのトリイソブチ
ルアルミニウムとを用いて得られる共重合プロピレン4
7重量%を含み、特性が プロピレン単位の頭−頭反転2尾−尾反転がX 2−0
.02、X4−0.05の値によって表わされ、R1x
R2■9、 Mw/Mnm1!、 [η]  −3,5dl/g 。
であるエチレン/プロピレンコポリマーを用い、且つ架
橋補助剤として1.5−ジフルフリル−1゜4−ペンタ
ジェン−3−オンを上記2つのポリマーの合計量に対し
て0.3重量%の量で用いて、実施例1と同様に操作し
た。
得られた生成物を分析したところ、サーモプラスチック
組成物の、重量%で表わされる下記の結果を得た。
エラストマー性の非架橋コポリマー8%5時間抽出後に
135℃でキシレンに不溶性の残渣   36%ポリプ
ロピレン自体                 te
%エキステンダー油                
 37%射出プレスで得られる試験片について測定した
得られた生成物の特性は、下記のようになった。
シツアー硬度A        60 引張強さ(MPa )        7.0破断卓伸
び(%)370 圧縮永久歪(170℃で10時間)57分散したエラス
トマー粒子の粒度はIOミクロン未満であり、粒子の少
なくとも50%の粒度は5ミクロンとなった。
実施例6 バンバリーミキサ−で混合することによって製造される
プロピレンとエチレン/プロピレンコポリマーの混合物
を下記の方式による反応によって直接得られる生成物と
置き換えることを除き、前記の実施例に記載した通りに
操作した。
適当な器具を備え、n−ペンタン13リツトルを含む2
0リツトルオートクレーブに、20℃の温度で、回転楕
円体の形状を有し、米国特許節4,399.054号明
細書の実施例1に従って製造したMgCl2とT L 
Cl 4とを基剤とする触媒0.31 gをAI(イソ
ブチル) 3259gと共に導入した。
オートクレーブの温度を80℃にして、40℃に温度制
御された適当なシリンダーから抜き取ったプロピレンを
撹拌下にて3.5気圧の圧まで導入した。
温度と圧を一定に保持しながら、プロピレンを供給し、
ポリプロピレン約1450.を生成した。次いで、脱気
を行って、溶媒と未反応プロピレンを除去し、オートク
レーブ中の温度を再度20℃にした。
ポリマーマスを撹拌下に保持し、温度20℃にで操作し
ながら、オートクレーブに40℃に温度制御されたシリ
ンダーから抜き取られたC2/C3(重量で40/ 6
0)を導入して、圧を9.5気圧とした。
シリンダー重量の損失をチエツクすると、気相で4.5
時間で、ポリマー約3.850 gが生成していた。
徐々に脱気して未反応モノマーを除去し、オートクレー
ブを開いて、回転楕円体状のポリマー5.300 gを
取り出した。
こうして得られたポリマーは、プロピレン含量が60.
5重量%であった。こうして得られた生成物のコポリマ
ー性成分はプロピレン含量が4796のエチレン/プロ
ピレンコポリマーを含んでなり、下記の特性を有してい
た。
プロピレンの頭−頭、尾−尾束縛:実質的に存在しなイ
(X2−X4−0.018 )、R1×R2−7、 M w / M n = 10、 [η] −3,8dl/g。
前記の合成による生成物を、ヘッド・カット(head
−cut)−軸スクリユー押出機によってベレットに変
換して、APV押出機への生成物の供給を容易にした。
試験は、APV押出機、および架橋剤、補助剤、ポリプ
ロピレンおよび油の添加については実施例5に記載した
のと同様に行った。
分析を行ったところ、サーモプラスチック組成物の重量
%で表わされる下記の結果を得た。
非架橋エラストマー性コポリマー          
8%ポリプロピレン自体              
  15%135℃でキシレンでの抽出に不溶性の残渣
     36%エキステンダー油         
       38%射出成形で製造された試験片につ
いて測定した生成物の特性は、下記のようになった。
ショアー硬度A         89引張強さ(MP
a )         0.8破断点伸び(%)38
0 圧縮永久歪(170℃で10時間)58分散したエラス
トマーの粒度は10ミクロン未満であり、粒子の50%
より多くが5ミクロン未満の粒度を有していた。
実施例7 実施例3に記載の方式にしたがってvOC13およびA
h)リイソブチルから成る触媒によって製造され、且つ
下記の特性を有する、プロピレン40%を含むエチレン
/プロピレンコポリマーを用いることを除き、実施f!
45と同じ条件下で同じ成分量を用いて操作を行った。
R1×R2−4、 Mw/Mnm5、 プロピレン単位の頭−頭反転、尾−尾反転はx2−o、
ia、x4−o、oeの値によって表わされ、[η] 
 −L2dl/g。
組成物が得られ、架橋後に分析を行ったところ、下記の
組成を示した。
非架橋エラストマー性コポリマー          
5%ポリプロピレン自体              
  19%135℃でキシレン中での抽出に不溶性の残
渣    35%エキステンダー油         
       39%射出成形法によって製造された試
験片について測定した生成物の特性は、下記のようにな
った。
ショアー硬度A         88引張強さ(MP
a )         8.7破断点伸び(%’) 
        41G圧縮永久歪(170℃でio待
時間(%) 71分散したエラストマーの粒度は10ミ
クロン未満であり、その粒子の少なくとも50%の粒度
は5ミクロン未満であった。
実施例8 本出願人の名称によるイタリア国特許出願第21.51
0^/87号明細書の実施例1に記載されたものと同じ
Ti−触媒によりて製造され、下記の特性を有するエチ
レン/プロピレン/1.4−ブタジェッターポリマーを
エラストマー成分として用い、共触媒としてトリイソブ
チルアルミニウムを用イることを除いて、実施例5を繰
り返した。
プロピレン−46重量%、 1.4−ブタジェン−1,5重量%、 頭−頭、尾−尾反転はX2−0.018 、X4−o、
oosによって表わされ、 Mw/Mn=9、 [η] −8,7dl/g。
架橋の後に行った組成物の分析では、下記の結果を得た
非架橋エラストマー性コポリマー ポリプロピレン自体 185℃で5時間後のキシレンでの抽出に不溶性の残渣
上記不溶性の残渣中のポリプロピレン含量エキステンダ
ー油 射出成形法によって製造された試験片についてn1定し
た生成物の特性は、下記のようになった。
ショアー硬度A         7G引張強さ(MP
a )         7.2破断点伸び(%)35
゜ 圧縮永久歪(170℃で10時間)(%)55工ラスト
マー分散粒子の粒度は10ミクロン未満であり、その粒
子の少なくとも50%の粒度は5ミクロン未満であった
実施例9(比較試験) 加硫補助剤として1.5−ジ−フルフリル−1゜4−ペ
ンタジェン−3−オンを用いないことを除き、実施例8
を繰り返した。架橋の後に組成物の分析を行ったところ
、重量%で表わされる下記の結果を得た。
非架橋エラストマー性ターポリマー        2
1%ポリプロピレン自体              
  22%135℃で5時間後のキシレンに不溶性の残
m     14%エキステンダー油        
        39%組成物酸物性は、下記のよ−う
になった。
ショアー硬度A         84引張強さ(MP
a )         3.1破断点伸び(駕)25
0 圧縮永久歪(170℃で10時間)(%)95実施例1
0(比較試験) ジ−フルフリルアルダジンの代わりに、トリアリルシア
ヌレート0.4重量%を架橋助剤として用いて、実施例
1を繰り返した。
得られた生成物は下記の%組成を示した。
非架橋エラストマー性コポリマー         8
%ポリプロピレン自体               
 2g%135℃で5時間後のキシレンに不溶性の残渣
    21%不溶性の残渣中のポリプロピレン含Hk
2%(組成物総量に対して) エキステンダー油 生成物の特性は、 ショアー硬度A 引張強さ(MPa ) 破断点伸び(%) 圧縮永久歪(170℃で10時間) 下記のようになった。
(%)92 37%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の成分の表記の重量百分率での緊密な混合物か
    ら成る塑弾性ポリオレフィン組成物。 (A)非架橋ポリプロピレン10〜50%、(B)エチ
    レン/プロピレンエラストマー性非架橋コポリマーまた
    はエチレン/プロピレン/ジエンエラストマー性非架橋
    ターポリマー2〜10%、(C)ポリプロピレンおよび
    エチレン/プロピレンコポリマーまたはエチレン/プロ
    ピレン/ジェッターポリマーから成る、135℃でキシ
    レンに不溶性のポリマー生成物30〜45%、 (D)エキステンダー油5〜58%。 2、エラストマー性コポリマーまたはターポリマーが、
    その高分子構造においてプロピレン単位の頭−頭、尾−
    尾反転を実質的に持たない、請求項1に記載の組成物。 3、成分(A)の量が20〜30重量%である、請求項
    1または2に記載の組成物。 4、成分(B)の量が5〜10重量%である、請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の組成物。 5、成分(C)の量が35〜40重量%である、請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の組成物。 6、不溶性ポリマー生成物(C)に含まれるポリプロピ
    レンの量が組成物に対して5〜20重量%である、請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。 7、不溶性ポリマー生成物(C)に含まれるポリプロピ
    レンの量が組成物に対して10〜15重量%である、請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。 8、(1)重量%で表示して、 (a)ポリプロピレンまたはプロピレンと 最大10重量%までのエチレンとのコポリマー20〜8
    0%と、 (b)エチレン/プロピレンエラストマー 性コポリマーまたはエチレン/プロピレン/ジエンエラ
    ストマー性ターポリマー80〜20%と、(c)前記の
    エラストマー性コポリマーま たはターポリマーに対して加硫剤としての有機過酸化物
    0.1〜10%と、 (d)前記有機過酸化物に対して5〜60%の量のフル
    フリリデンアセトン、フルフリリデンマロン酸のエステ
    ル、β(α−フリルアクロレイン)と環状ケトンとの縮
    合生成物、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Xは式−CHO、−COOH、 −C0NH_2、−CN、−NO_2、 −COOCO−、−COOR、−CO−、 −CH_2COCH_2COOR、 CH(COOR)_2であり、R_1およびR_2は互
    いに等しいかまたは異なり、HまたはC_1〜C_3ア
    ルキルであり、個の炭素原子を有するアルキルであり、 nは1または2であり、 mはXの遊離原子価に等しい数であり、Zは0または1
    である)または ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R′およびR″は互いに等しいかまたは異なり
    、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基または
    シクロアルキル基であってもよい)から選択される少な
    くとも1個の化合物と、(e)所望ならば、総ポリマー
    材料に対し て4%未満の量のポリエチレンとを含んで成る緊密な混
    合物を製造し、 (2)上記混合物を、混合、混練または他の剪断応力を
    加えながら160℃〜240℃迄加熱することにより、
    ポリプロピレンを融解し、かつ最初に存在したエラスト
    マー性コポリマーまたはターポリマーの約50〜85重
    量%を架橋し、 (3)得られた生成物に対して6〜100重量%の量の
    エキステンダー油を生成物に緊密に混合して加えるとい
    う逐次的工程を含んで成る、請求項1に記載の塑弾性ポ
    リオレフィン組成物の製造法。 9、エラストマー性コポリマーまたはターポリマーの分
    子量が、3〜5dl/gの範囲の[η]の値に対応する
    、請求項8に記載の方法。 10、エラストマー性コポリマーまたはターポリマーが
    、その高分子構造においてプロピレン単位の頭−頭、尾
    −尾反転を持たない、請求項8に記載の方法。 11、エラストマー性コポリマーまたはターポリマーの
    積R_1×R_2の平均値が2より大きく、Mw/Mn
    の比の値が少なくとも6である、請求項8〜10のいず
    れか1項に記載の方法。
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