JPH0374848A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0374848A
JPH0374848A JP21008289A JP21008289A JPH0374848A JP H0374848 A JPH0374848 A JP H0374848A JP 21008289 A JP21008289 A JP 21008289A JP 21008289 A JP21008289 A JP 21008289A JP H0374848 A JPH0374848 A JP H0374848A
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semiconductor device
forming
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film
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JP21008289A
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Akihiro Shimizu
昭博 清水
Toshiaki Yamanaka
俊明 山中
Naotaka Hashimoto
直孝 橋本
Koji Hashimoto
孝司 橋本
Koichiro Ishibashi
孝一郎 石橋
Katsuro Sasaki
佐々木 勝朗
Katsuhiro Shimohigashi
下東 勝博
Eiji Takeda
英次 武田
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は半導体装置及びその製造方法に係り、特にソー
ス、ドレイン拡散層面積低減に好適な絶縁ゲート型(以
下MIS型と略す)電界効果トランジスタを有する半導
体装置及びその製造方法に関する。 (従来の技術] MIS型電界効果トランジスタのソース、ドレイン拡散
層の面積低減は寄生容量の低減の他に、特にメモリにお
いてα線によるソフトエラーの低減につながる。 従来MIS型電界効果トランジスタのソース、ドレイン
拡散層の面積低減の方法としては、アイ・イー・デイ−
・エム、テクニカル、ダイジェスト、1987年、第3
58項から第361項(IEDM Techinica
l Digest、pp、35g−361,1987)
において論じられている。これを第2図に示す。 同図において、1がシリコン基板、3,8がそれぞれ第
一、第二の素子分離領域用シリコン酸化膜、9が低不純
物濃度のソース、ドレイン拡散層、5がゲート電極、6
がシリコン酸化膜、14がシリコンの選択エピタキシャ
ル成長膜、そして12が層間絶縁膜、13が金属配線層
である。 本構造は従来のソース、ドレイン拡散層面積を自己整合
で第二の素子分離用シリコン酸化膜で縮小し、かつ金属
配線層とのコンタクト部も自己整合化している。 本構造の形成工程の概略を第3図に示す。 同図(a)は第一の素子分離用シリコン酸化膜3とゲー
ト電極5を形成したあとの断面図である。 また、ゲート電極上部にはあらかじめシリコン窒化膜1
5が被膜しである。(b)においてシリコン窒化膜のサ
イドウオールスペーサ6を形成後シリコン基板を酸化し
、第二の素子分離用シリコン酸化膜8を形成する。 続いて(c)のごとくシリコン窒化膜6を除去後、シリ
コン基板1に自己整合で開口部をあけ、n+層用の不純
物をイオン打ち込みし、(d)のごとく上記開口部より
シリコン8を選択エピタキシャル成長させる。最後に(
e)のごとく層間絶縁膜工2を被膜後、コンタクト孔を
開口し配線層19を形成する。
【発明が解決しようとする課題1 上記従来技術において、第二の素子分離領域用のシリコ
ン酸化膜8下部はゲート電極下部と同一の不純物分布を
有している。この場合、熱処理工程により低不純物濃度
のソース、ドレイン拡散層9の拡散層深さが第二の素子
分離領域用のシリコン酸化膜8底部よりも基板内になる
と、拡散層面積低減の効果が無くなってしまう、このた
め、第二の素子分離領域用のシリコン酸化膜8は上記拡
散層深さよりも厚くしなければならなかった。さらに、
第二の素子分離領域用のシリコン酸化膜8下部の不純物
濃度が低いと上部電極により反転しやすくなるため、酸
化膜8はあまり薄くできなかった・ また、第3図に示した従来構造形成工程において、従来
構造は、第二の素子分離領域用のシリコン酸化膜8の膜
厚は二度目のサイドウオールスペーサ形成に耐えられ、
かつ上記特性を満足する厚さが必要となる。しかし、第
二の素子分離領域用のシリコン酸化膜8の厚膜化は、シ
リコン窒化膜端にストレスがかかりやすく欠陥の発生に
つながり、また将来の0.3μmプロセス以降ではスペ
ーサ長も0.1〜0.2μmと縮小せなばならないため
バーズビークの伸びに対して余裕がない等の問題があっ
た。また、第一の素子分離領域用のシリコン酸化膜3は
、二層のサイドウオールスペーサ形成に耐えられる膜厚
が必要になり、微細な分離領域の形成が困難になるとい
う問題があった。 さらにシリコンの選択エピタキシャル成長膜を用いた自
己整合コンタクト形成法では、(e)においてコンタク
ト孔形成時に合せずれでゲート上部の絶縁膜が無くなり
、ゲート電極と配8層間が短絡するため、結局余裕が必
要となるという問題もあった。 本発明の目的は0.3μmプロセス以降の基本デバイス
として使用可能でかつ容易なプロセスで形成できる、低
拡散層面積のソース、ドレインを有するMIS型電界効
果トランジスタを提供することにある。 [課題を解決するための手段1 上記目的は、ゲート電極近傍に自己整合的に設けた第二
の素子分離領域用絶縁膜の下部基板内に、基板と同一導
電型の高濃度不純物層を形成し、第二の素子分離領域用
a縁膜を比較的薄くすることにより達成される。 また上記目的は、ゲート電極近傍に自己整合的に設けた
第二の素子分離領域用絶縁膜の下部がソース、ドレイン
拡散層下部よりも浅く、かつ該絶縁膜の下部基板内に基
板と同一導電型の高濃度不純物層を設けることにより達
成される。 さらに、ソース、ドレイン拡散層と配線層との接続には
、自己整合で開口した基板接続部に直接導電性膜を被膜
し、この導電性膜を介して配線用金属膜と接続する。 【作用] 上記手段において、該第二の素子分離領域用絶縁膜の下
部基板内に基板と同一導電型の高濃度不純物層があると
、基板表面が反転あるいは空乏化することがない。これ
により、実効的な拡散層面積が拡がることがなく、α線
によるソフトエラー低減の効果も大きい。また、該第二
の素子分離領域用絶縁膜を薄膜化することにより、微細
なサイドウオールスペーサ長にも対応した構造を提供で
きる。さらに、基板内ソース、ドレイン拡散層と配線層
との接続をソース、ドレイン拡散層に直接接続した導電
性膜を介して行なうため、配線層との接続用コンタクト
孔が自己整合で開口できる。 【実施例1 〈実施例1〉 以下に本発明の第1の実施例を第1,4図を用いて説明
する。第4図は第1図に示した実施例の構造を形成する
工程の概略図である。 まず、第4図(a)のごとく、p型10Ω−0mシリコ
ン基板1上に第一の素子分離領域用の比較的厚い絶縁膜
(シリコン酸化膜、500〜700nm)3を選択的に
形成する。この時シリコン酸化膜3下部基板表面にはボ
ロンによるチャネルストッパ用の不純物層2(p’層)
が形成されている。 続いてゲート酸化膜4を8〜13nm形成し、ゲート電
極を形成する1本実施例ではゲート電極構造として、シ
リコン酸化膜6とタングステンシリサイド膜21と多結
晶シリコン膜5との多層膜を用いた。また、シリコン酸
化膜の上にさらにシリコン窒化膜を被膜しておいても良
い、モしてn+層用の不純物として燐をl〜3X10”
cm+”イオンを打ち込み、さらに150nmのシリコ
ン酸化膜の被膜と反応性イオンエツチングによりゲート
電極側壁にサイドウオールスペーサ6を形成した。この
時、サイドウオールスペーサ長はほぼ0゜15μmであ
り、シリコン基板上には酸化膜は残っていない、第4図
(a)はサイドウォールスペ−サ形成直後の断面図であ
る。 次に(b)のごとくシリコン窒化膜を1100n被膜後
再び反応性イオンエツチングを用いて。 シリコン窒化膜のサイドウオールスペーサ22を形成す
る。このサイドウオールスペーサ22のスペーサ長はほ
ぼ0.1μmであった。続いて図のようにボロンを1〜
5X1013cm+”イオン打ち込みする。この時ボロ
オンの打ち込みエネルギーは、以後の熱酸化膜形成時に
ボロン層が無くならないように、その投影飛程が基板深
部に来るようにしなければならない。 次に(c)のごと<SOO℃程度の低温のウェット酸化
法でシリコン基板上に第二の素子分離用酸化膜8を50
 ” 100 n m形成する。この時酸化膜のバーズ
ビークはほとんど形威されていない。 また、第二の素子分離用酸化膜8千部には上記ボロンに
よる高濃度不純物層7′が形威されており、第二のチャ
ネルストッパ層となっている。 次に(d)のごとくシリコン窒化膜22を除去して、シ
リコン基板に自己整合で、ソース、ドレイン接続用の開
口部23をあける。そして(e)のごとく多結晶シリコ
ン膜11を150〜200nm被膜し、フォトエツチン
グによりパターニングする6多結晶シリコン膜11は燐
のイオン打ち込み、あるいはデポジションまたは、砒素
のイオン打ち込みによりn型化し、これを第一の配線層
11とす。 る。図中には多結晶シリコン膜より基板に拡散して形威
されたnC層lOが記載されているが、拡散層と多結晶
シリコン膜との接触抵抗が適度であれば基板内のnC層
はなくても良い。 そして最後に第1図のごとく層間絶縁膜12を被膜後、
コンタクト孔を開口し、金属配線例えばアルミニウム配
線13を形成する。 本実施例によれば、第3図に示した公知例に比べて容易
なプロセスで本発明の構造を形成できる。 特に、第二の素子分離用酸化膜8が薄くて良いため、自
己整合の開口部を形成するためのシリコン窒化膜スペー
サ22の厚さはあまり厚くしなくてもよく、0.3μm
レベルでも容易に形成できる。 本楓施例の手法ならば、第一、第二の素子分離用酸化膜
厚は、共にサイドウオールスペーサ形成時のオーバーエ
ツチングに対する余裕はあまり必要としない。 また、第4図の(f)から(h)は、上記実施例と同一
の構造において、第一の素子分離用酸化膜3が埋め込み
方式である場合の実施例である。 なお、本実施例では、第一の素子分離用酸化膜はゲート
電極形成前に、第二の素子分離用酸化膜はゲート電極形
成後に形威されたものである。このため、第一の素子分
離用酸化膜はいかなる材質、構造でも良い。 〈実施例2〉 次に、他の実施例、及び第1図に示した構造を形成する
他の製造方法を第5.6及び7図を用いて説明する。 まず第5図に示した製造方法は、基本的には第4図に示
した実施例と同じであるが、自己整合ソース、ドレイン
接続用のシリコン基板関口部の形成方法が少し異なるも
のである。 第。先回(a)は第4図(b)においてシリコン酸化膜
のサイドウオールスペーサ6とシリコン窒化膜のサイド
ウオールスペーサ22を、シリコン窒化膜のサイドウオ
ールスペーサ25だけにしたものである。また同図(a
)では、このシリコン窒化膜下部に薄いゲート酸化膜を
形成しである。 次に(b)において第二の素子分離用のシリコン酸化膜
8を形成し、(C)でこのシリコン窒化膜25と薄いゲ
ート酸化膜4を一層エッチングし、ソース、ドレイン開
口部26を形成する。あとは(d)のごとく配線層を形
威し、第4図と同様になる。 本実施例ではサイドウオールスペーサをシリコン窒化膜
で形成することにより、スペーサ形成工程が一回ですみ
、工程の一層の簡略化が図れる。 また、(e)(f)に示した構造は、(a)においてシ
リコン窒化膜のサイドウオールスペーサ形成の他の方法
を示したもので、サイドウオールスペーサはシリコン窒
化膜27とシリコン酸化膜28との多層膜、あるいは基
板へ直接シリコン窒化lQ5を接触させた6のでも良パ
・ 次に第6図に示した構造は、本発明の構造においてソー
ス、ドレイン開口部に改良を加えたものである。第6図
(a)は、第4図(d)と全く同じ構造で自己整合ソー
ス、ドレイン開口部を形成した直後である。設計ルール
が0.3μm以下となってくると、この開口部の面積を
あまり大きくすることはできない。これにより接触抵抗
の増大を招く恐れがある。このため、第6図(b)のご
とくソース、ドレイン開口部形成後、シリコン基板をエ
ツチングして溝を形成し、(c)のごとく配線層11を
埋め込んだ。これにより平面面積を増大させることなく
上記接触部を形成できる。この時図中の30は高濃度不
純物拡散層で、これは低濃度層でも良い。 また、同図(d)(e)に示した構造はトランジスタの
パンチスルーストッパ層と第一のチャネルストッパ層を
兼ねた高濃度埋め込み層31を本発明の構造に応用した
ものである。高濃度埋め込み層3工は(d)のごとく第
一の素子分離領域形成後イオン打ち込みにより形成する
。 本実施例では高濃度埋め込み、l131は、例えば(a
)の第一のチャネルストッパ層2を兼ねているが、形成
条件によっては第二のチャネルストッパ層7をも兼ねて
も良い。また、(c)のごとくソース、ドレイン拡散層
が深くなる場合にはパンチスルーストッパ層は必須とな
る。本実施例ではイオン打ち込み工程数を低減できる。 また、(f)に示した構造は、(Q)と同様にソース、
ドレイン開口部を改良したもので、配線層11を形成す
る前にシリコンの選択エピタキシャル成長膜32を形成
したものである。これにより配線層11を形成するとき
の合せ余裕が増大する。 第7図(a)〜(c)に示した構造は第6図(f)と同
様にソース、ドレイン開口部を改良したものでる。本実
施例ではソース、ドレイン開口部上にはシリコンの選択
エピタキシャル成長膜ではなく多結晶シリコンのサイド
ウオールスペーサ33を用いたものである。 轡2施例の基本的な効果は第6図の(f)と同一である
。また、(d)に示した構造は多結晶シリコンのサイド
ウオールスペーサ33中の不純物濃度を変えた(低濃度
部分34を形成)もので、ソース、ドレインの低濃度層
の長さを実効的に大きくしたものである。 さらに(e)は本構造で回路の一部を構成した例の断面
図である。ここでは二つのトランジスタを接続するのに
第一の配線層11を用いている。 このように配線層11は上部配線層との接続孔との余裕
を大きくするだけでなく、局所配線に用いることができ
る。 〈実施例3〉 最後に、本発明の構造をスタティック、ランダム、アク
セス、メモリ(以下SRAMと略す)、及びダイナミッ
ク、ランダム、アクセス、メモリ(以下DRAMと略す
)に応用した実施例を、第8図を用いて説明する。 第8図(a)に示した回路図はSRAMの相補型メモリ
セルである。本セルにおいてA、Bがそ米ぞれメモリセ
ルの情報蓄積ノードである。同図(Q)にこのメモリセ
ルをレイアウトした例を示す。 レイアウトではシリコン基板に形成したトランスファー
ゲートのn−chトランジスタとドライバーのn−ch
トランジスタのみを示しである。 本実施例では負荷のp−chトランジスタは積層させて
いるため、図中には示していない。本レイアウト例は高
抵抗負荷型SRAMメモリセルにもそのまま応用できる
。 レイアウト例中のAA’における断面図を(d)に示す
0本発明の構造をSRAMのメモリセルに用いると蓄積
ノード等における基板の拡散層面積が非常に小さくなる
。これによりα線によるソフトエラーの生じにくいメモ
リを形成できる。 同図(e)は本発明の構造を上記SRAMメモリセルの
情報蓄積ノードのみに形成したものである。SRAMの
場合には、情報蓄積ノードのみさえ拡散層面積が低減さ
れれば同様の効果が得られる。 また、上記情報蓄積ノードのみに着目した場合、α線に
よるソフトエラーを生じにくくするには、拡散層面積は
小さいにもかかわらず、ノードの寄生容量は大きい方が
良い。このため、本発明の構造において第二の素子分離
用絶縁膜8の厚さを非常に薄くする(例えばゲート酸化
膜と同程度の10〜20nm)か、高誘電率の薄膜(例
えばシリコン窒化膜、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜
との多層膜、あるいはタンタル酸化膜等)を用いること
により、この絶縁膜を介して基板と上部の第一の配線層
11とで容量の大きなキャパシターが形成でき、これを
遠戚できる。 このとき、上部の第一の配線層11は少なくとも第二の
素子分離用絶縁膜8上部全てに被膜されている方が好ま
しい。ただし、この場合チップ上の全てのトランジスタ
に本構造を用いると、周辺回路の寄生容量も大きくなっ
てしまうためメモリの動作速度が低下する。故に、上記
の高容量付きトランジスタはメモリセル内のみに用いる
のが望ましい。また、周辺回路にも本発明の構造を用い
る場合には、第二の素子分離用絶縁膜8の厚さをメモリ
セル内よりも厚めにするか、第二の素子分離用絶縁膜に
メモリセル内よりも低誘電率の絶縁膜を用いれば良い。 また、第8図(b)はDRAMのメモリセルの回路図で
あり、(f)はDRAMの代表的なメモリセルの断面構
造を示したものである。 本実施例では情報蓄積容量部Csを基板上部に積層した
もので一般的にスタックド、キャパシターセル(以下S
TCと略す)と言われている構造である。本実施例では
トランスファーゲートとSTCとの接続拡散層部分に本
発明の構造を用いている。これによりSRAMと同様に
α線によるソフトエラーを生じにくいメモリセルを得る
ことができる。さらに、前述のSRAMと同様に第二の
素子分離用絶縁膜8の厚さを非常に薄くするか、高誘電
率の薄膜を用いることにより、このM!A縁膜を介して
基板と上部の第一の配線層11とで容量の大きなキャパ
シターが形成でき、より一層α線によるソフトエラーが
生じにくくなる。 なお、本発明の構造は溝型キャパシターセル、及びST
Cとの複合型セルにおいても拡散層面積の低減と容量増
加を同時に実現できるため非常に有効である。 【発明の効果】 本発明によれば、将来の0.3μm以下のレベルにおい
ても、容易な製造方法でかつ自己整合でソース、ドレイ
ン拡散層の小さなMIS型電界効果トランジスタを形成
できるため、寄生容量、チップ面積の小さな半導体装置
を形成できる。また、本発明の構造をSRAM等のメモ
リに用いることにより、α線によるソフトエラーの生じ
にくいメモリを形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の代表的な実施例の半導体素子構造の断
面図、第2図は従来技術の代表的な半導体素子構造の断
面図、第3図は従来技術の構造を形成する製造方法の概
略工程を示す断面図、第4図は本発明の代表的な素子構
造を形成する製造方法の概略概略工程を示す断面図、第
5〜7図は本発明の他の実施例とそれを形成する製造方
法の概略概略工程を示す断面図、第8図は本発明の構造
をSRAMあるいはDRAMに応用した実施例を示した
回路図、および素子レイアウトの平面図ならびに素子断
面図である。 符号の説明 1・・・シリコン基板、2・・・第一のチャネルストッ
パ層、3・・・第一の素子分離用絶縁膜、4・・・ゲー
ト絶縁膜、5・・・ゲート電極、6,20.28・・・
シリコン酸化膜、7・・・第二のチャネルストッパ層、
8・・・第二の素子分離用絶縁膜、9,17・・・低濃
度不純物層、10.30・・・高濃度不純物層、11・
・・第一の配線用導電膜、12・・・層間絶縁膜、13
.19・・・第二の配線用導電膜、14.18・・・選
択エピタキシャル層、工5.16,22,25,27・
・・シリコン窒化膜 第1周 第4図 峯J図 第5[21 22−m−711つシー恥口憚 C0−) (−f) 阜6図 (d) 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板に設けられたソース領域とドレイン領域
    とその間に形成されたチャネルと、該チャネルに電界効
    果を及ぼすゲート電極とをもつ絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタを有する半導体装置が、該ソース、ドレイン
    の少なくとも一方に接し該ゲート電極下部には延在しな
    い第一の素子分離領域を有し、かつ、該第一の素子分離
    領域下部基板表面に基板と同一導電型の第一の高濃度不
    純物領域を有することを特徴とする半導体装置。 2、上記第一の素子分離領域の厚さが、該ゲート電極下
    部にも延在する第二の素子分離領域の厚さよりも薄いこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 3、上記第一の素子分離領域の底部が、該トランジスタ
    のソース、ドレイン不純物領域の底部よりも基板浅部に
    あることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。 4、上記電界効果トランジスタのソース、ドレイン不純
    物領域に直接接する配線用導電性薄膜が、該第一の素子
    分離領域上部の少なくとも一部に延在することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。 5、スタティックあるいはダイナミック、ランダム、ア
    クセス、メモリを構成する半導体装置において、少なく
    とも該メモリのメモリセルを構成するトランジスタの一
    部が請求項1記載の半導体装置であることを特徴とする
    半導体装置。 6、上記メモリにおいて、該メモリセル内に存在する第
    一の素子分離領域の厚さが、該メモリセル外に存在する
    第一の素子分離領域の厚さよりも薄いことを特徴とする
    請求項5記載の半導体装置。 7、上記メモリにおいて、該メモリセル内に存在する第
    一の素子分離領域の材料が、該メモリセル外に存在する
    第一の素子分離領域の材料と異なることを特徴とする請
    求項5記載の半導体装置。 8、上記メモリにおいて、該メモリセル内に存在する第
    一の素子分離領域の厚さが該トランジスタのゲート絶縁
    膜と同程度である、あるいは第一の素子分離領域が高誘
    電率の薄膜からなることを特徴とする請求項5記載の半
    導体装置。 9、上記請求項1記載の絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタを製造する方法において、該ゲート電極形成後に該
    第一の素子分離領域と該第一の高濃度不純物領域を形成
    する工程を具備することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。 10、上記半導体装置の製造方法において、該ゲート電
    極形成後に、シリコン酸化膜のサイドウォールスペーサ
    を形成する工程と、シリコン窒化膜のサイドウォールス
    ペーサを形成する工程と、これらをマスクに該第一の高
    濃度不純物領域を形成用の不純物をイオン打ち込みする
    工程と、該第一の高濃度不純物領域上に絶縁膜を形成す
    る工程と、該シリコン窒化膜のサイドウォールスペーサ
    を除去しシリコン基板上に自己整合で配線層との接触部
    を形成する工程と、該接触部に接する配線用導電膜を形
    成する工程を具備することを特徴とする請求項9記載の
    半導体装置の製造方法。
JP21008289A 1989-08-16 1989-08-16 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH0374848A (ja)

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