JPH0374659A - 自動変速機用歯車変速装置 - Google Patents
自動変速機用歯車変速装置Info
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- JPH0374659A JPH0374659A JP1116796A JP11679689A JPH0374659A JP H0374659 A JPH0374659 A JP H0374659A JP 1116796 A JP1116796 A JP 1116796A JP 11679689 A JP11679689 A JP 11679689A JP H0374659 A JPH0374659 A JP H0374659A
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- gear mechanism
- clutch
- planetary gear
- clutch means
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Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は複数組の遊星歯車機構を使用して複数段の変
速段を設定する自動変速機用の歯車変速装置に関するも
のである。
速段を設定する自動変速機用の歯車変速装置に関するも
のである。
従来の技術
周知のように車両用の自動変速機の歯車変速装置は、シ
ングルピニオン型やダブルビニオン型あるいはラビニョ
オ型の複数組の遊星歯車機構を使用して構成されており
、使用する遊星歯lN機構の数が多ければ、設定可能な
変速段数が多くなって車両の動力性能や発進加速性など
が向上し、その反面、構成が複雑になって重量やコスト
が増大する。これに対して使用する遊星歯車機構の数が
少なければ、設定可能な変速段の数が少なくなるものの
、構成が簡単であるから、低コスト化や軽量化を図るこ
とができる。そのため従来から、変速段数の増大と構成
の簡素化との相反する要請を満すべく種々の努力がなさ
れており、最近では三明の遊星歯車機構を使用して前進
5段・後進1段の変速段を設定することのできる歯車変
速装置が提案されるようになってきている。その−例が
例えば特開昭60−57036号公報に記載されており
、これは三組の遊星歯車機構を同一軸線上に配列し、入
力軸側のフロント′i!Lu歯車機構のサンギヤと中央
部のセンタ遊星歯車機構のサンギヤとをクラッチを介し
て選択的に連結する一方、フロント遊星歯車機構のサン
ギヤとセンタ遊星歯車機構のキャリヤとをクラッチを介
して選択的に連結し、またフロント121歯車機構のキ
ャリヤをセンタ遊星歯車機構およびリヤ遊星歯車機構の
リングギヤにそれぞれ連結し、さらにセンタy11集画
**構のキャリヤとリヤ遊星歯車機構のサンギヤとをク
ラッチを介して選択的に連結し、そしてフロント遊星歯
車機構のリングギヤとサンギヤとのそれぞれを入力軸に
クラッチを介して選択的に連結するとともに、リヤ遊星
歯車機構のキャリヤに出力軸を連結し、さらにセンタ遊
星歯車IN構のサンギヤおよびリヤM星歯車機構のサン
ギヤをそれぞれに付設したブレーキによって選択的に固
定し、これにより少なくとも前進5段・後進1段の変速
段を設定するものである。
ングルピニオン型やダブルビニオン型あるいはラビニョ
オ型の複数組の遊星歯車機構を使用して構成されており
、使用する遊星歯lN機構の数が多ければ、設定可能な
変速段数が多くなって車両の動力性能や発進加速性など
が向上し、その反面、構成が複雑になって重量やコスト
が増大する。これに対して使用する遊星歯車機構の数が
少なければ、設定可能な変速段の数が少なくなるものの
、構成が簡単であるから、低コスト化や軽量化を図るこ
とができる。そのため従来から、変速段数の増大と構成
の簡素化との相反する要請を満すべく種々の努力がなさ
れており、最近では三明の遊星歯車機構を使用して前進
5段・後進1段の変速段を設定することのできる歯車変
速装置が提案されるようになってきている。その−例が
例えば特開昭60−57036号公報に記載されており
、これは三組の遊星歯車機構を同一軸線上に配列し、入
力軸側のフロント′i!Lu歯車機構のサンギヤと中央
部のセンタ遊星歯車機構のサンギヤとをクラッチを介し
て選択的に連結する一方、フロント遊星歯車機構のサン
ギヤとセンタ遊星歯車機構のキャリヤとをクラッチを介
して選択的に連結し、またフロント121歯車機構のキ
ャリヤをセンタ遊星歯車機構およびリヤ遊星歯車機構の
リングギヤにそれぞれ連結し、さらにセンタy11集画
**構のキャリヤとリヤ遊星歯車機構のサンギヤとをク
ラッチを介して選択的に連結し、そしてフロント遊星歯
車機構のリングギヤとサンギヤとのそれぞれを入力軸に
クラッチを介して選択的に連結するとともに、リヤ遊星
歯車機構のキャリヤに出力軸を連結し、さらにセンタ遊
星歯車IN構のサンギヤおよびリヤM星歯車機構のサン
ギヤをそれぞれに付設したブレーキによって選択的に固
定し、これにより少なくとも前進5段・後進1段の変速
段を設定するものである。
発明が解決しようとする課題
しかるに上述した従来の歯車変速装置では、フロント遊
星歯車機構のサンギヤをセンタ遊星歯車機構のサンギヤ
に連結するクラッチとキャリヤに連結するクラッチとを
備えて少なくとも前進5段の変速段を設定するものであ
るが、一方のクラッチすなわちフロントy!遊星歯車機
構のサンギヤとセンタ遊星歯車機構のキャリヤとを連結
するクラッチがセンタ遊星歯1i機構とリヤM星歯車機
構との間に配置されているために、そのクラッチはセン
タ遊星歯車機構とリヤ′r1里歯車機構とのリングギヤ
同士を連結する円筒部材の内周側に配置せざるを得ない
ので、その外径が大きく制約される。そのため必要とす
る伝達トルク容量を確保するには、外径が制約される分
、ディスクの枚数を多くする必要が生じ、その結果、歯
車変速装置の全長が長くなる不都合を拾来する。またそ
のクラッチを係合させるためのサーボ機構に対する油圧
の給排は、外周側が回転部材によって覆われていること
により、内周側から行なうことになるが、中心側を通る
回転軸にはその他に遊星歯車機構に対して潤滑油を供給
する油路を形成する必要があるので、それらの各油路を
シールリングで液密状態に隔絶するとしても油路構成が
極めて複雑化する問題があり、またサーボ機構に回転軸
の内部を通って油圧を供給するとすれば、軸の回転に伴
う遠心力が油圧に影響し、クラッチの係合のタイ4ング
に変動が生じる問題もある。
星歯車機構のサンギヤをセンタ遊星歯車機構のサンギヤ
に連結するクラッチとキャリヤに連結するクラッチとを
備えて少なくとも前進5段の変速段を設定するものであ
るが、一方のクラッチすなわちフロントy!遊星歯車機
構のサンギヤとセンタ遊星歯車機構のキャリヤとを連結
するクラッチがセンタ遊星歯1i機構とリヤM星歯車機
構との間に配置されているために、そのクラッチはセン
タ遊星歯車機構とリヤ′r1里歯車機構とのリングギヤ
同士を連結する円筒部材の内周側に配置せざるを得ない
ので、その外径が大きく制約される。そのため必要とす
る伝達トルク容量を確保するには、外径が制約される分
、ディスクの枚数を多くする必要が生じ、その結果、歯
車変速装置の全長が長くなる不都合を拾来する。またそ
のクラッチを係合させるためのサーボ機構に対する油圧
の給排は、外周側が回転部材によって覆われていること
により、内周側から行なうことになるが、中心側を通る
回転軸にはその他に遊星歯車機構に対して潤滑油を供給
する油路を形成する必要があるので、それらの各油路を
シールリングで液密状態に隔絶するとしても油路構成が
極めて複雑化する問題があり、またサーボ機構に回転軸
の内部を通って油圧を供給するとすれば、軸の回転に伴
う遠心力が油圧に影響し、クラッチの係合のタイ4ング
に変動が生じる問題もある。
他方、上述したフロント遊星歯車機構のサンギヤとセン
タ1i星m車機構のキャリヤとを連結するクラッチを、
フロント遊星歯車機構とセンタ遊星歯車機構とのサンギ
ヤ同士を!結する他のクラッチとセンタ遊星歯車機構の
サンギヤとの間に配置する構成も可能であるが、そのよ
うな構成の場合、センタM星歯車機構のサンギヤとこれ
をフロント遊星歯車機構のサンギヤに連結するクラッチ
との闇の連結部材の長さが長くなってその重量が増大す
るから、その慣性モーメントが大きくなることによって
変速ショックやクラッチの耐久性に悪影響を及ぼす問題
がある。
タ1i星m車機構のキャリヤとを連結するクラッチを、
フロント遊星歯車機構とセンタ遊星歯車機構とのサンギ
ヤ同士を!結する他のクラッチとセンタ遊星歯車機構の
サンギヤとの間に配置する構成も可能であるが、そのよ
うな構成の場合、センタM星歯車機構のサンギヤとこれ
をフロント遊星歯車機構のサンギヤに連結するクラッチ
との闇の連結部材の長さが長くなってその重量が増大す
るから、その慣性モーメントが大きくなることによって
変速ショックやクラッチの耐久性に悪影響を及ぼす問題
がある。
この発明は上記の事情を背景としてなされたもので、ク
ラッチへの油圧供給経路の簡素化、および回転連結部材
の軽量化を図ることのできる歯車変速装置を提供するこ
とを目的とするものである。
ラッチへの油圧供給経路の簡素化、および回転連結部材
の軽量化を図ることのできる歯車変速装置を提供するこ
とを目的とするものである。
iauを解決するための手段
この発明は、上記の目的を遠戚するために、複数段の変
速段を設定するよう連結された複数組の!!星歯車機構
をケーシング内に収容した自動変速線用mII変速装置
において、所定の遊星歯車機構おけるキャリヤを他の部
材に選択的に連結する第1のクラッチ手段とその1!1
星歯車機構のサンギヤを他の部材に選択的に1!結する
第2のクラッチ手段と、そのキャリヤをケーシングに対
して固定するブレーキ手段とを有し、前記ブレーキ手段
が前記キャリヤに前記所定の′lll星歯車機構の軸線
方向での一方側で連結されるとともに第1のクラッチ手
段および第2のクラッチ手段が前記所定の12星歯車機
構に対して前記ブレーキ手段のキャリヤへの連結箇所側
に配置され、かつ前記第2のクラッチ手段が前記第1の
クラッチ手段に対して前記所定の遊星歯車機構側に配置
されていることを特徴とするものである。
速段を設定するよう連結された複数組の!!星歯車機構
をケーシング内に収容した自動変速線用mII変速装置
において、所定の遊星歯車機構おけるキャリヤを他の部
材に選択的に連結する第1のクラッチ手段とその1!1
星歯車機構のサンギヤを他の部材に選択的に1!結する
第2のクラッチ手段と、そのキャリヤをケーシングに対
して固定するブレーキ手段とを有し、前記ブレーキ手段
が前記キャリヤに前記所定の′lll星歯車機構の軸線
方向での一方側で連結されるとともに第1のクラッチ手
段および第2のクラッチ手段が前記所定の12星歯車機
構に対して前記ブレーキ手段のキャリヤへの連結箇所側
に配置され、かつ前記第2のクラッチ手段が前記第1の
クラッチ手段に対して前記所定の遊星歯車機構側に配置
されていることを特徴とするものである。
作 用
この発明の歯車変速装置では、複数の変速段を設定する
よう連結された複数組の遊星歯車機構のうち所定の遊星
歯車機構のキャリヤが第1のクラッチ手段に連結され、
またそのキャリヤはこれをケーシング側 され、さらにその遊星歯車機構のサンギヤが第2のクラ
ッチ手段に連結されている。そして上記のブレーキ手段
はキャリヤに対して軸線方向での一方側で連結されてお
り、かつ各クラッチ手段は遊星歯車機構に対して上記の
ブレーキ手段とキャリヤとの連結箇所側に配置され、さ
らにサンギヤを連結しである第2のクラッチ手段がキャ
リヤを連結しである第1のクラッチ手段より遊星歯車機
構側に配置されているので、それらのクラッチ手段εキ
ャリヤおよびサンギヤとのそれぞれは、内周側を通る所
定の連結手段で連結されることになり、換言すれば、各
クラッチの外周側に配置する回転連結部材が存在しなく
なる。したがって各クラッチ手段の外径が特には制約さ
れず必要に応じた外径に設定できる。また各クラッチ手
段を駆動するサーボ機構に対する油圧はケーシング側か
ら供給可能となる。
よう連結された複数組の遊星歯車機構のうち所定の遊星
歯車機構のキャリヤが第1のクラッチ手段に連結され、
またそのキャリヤはこれをケーシング側 され、さらにその遊星歯車機構のサンギヤが第2のクラ
ッチ手段に連結されている。そして上記のブレーキ手段
はキャリヤに対して軸線方向での一方側で連結されてお
り、かつ各クラッチ手段は遊星歯車機構に対して上記の
ブレーキ手段とキャリヤとの連結箇所側に配置され、さ
らにサンギヤを連結しである第2のクラッチ手段がキャ
リヤを連結しである第1のクラッチ手段より遊星歯車機
構側に配置されているので、それらのクラッチ手段εキ
ャリヤおよびサンギヤとのそれぞれは、内周側を通る所
定の連結手段で連結されることになり、換言すれば、各
クラッチの外周側に配置する回転連結部材が存在しなく
なる。したがって各クラッチ手段の外径が特には制約さ
れず必要に応じた外径に設定できる。また各クラッチ手
段を駆動するサーボ機構に対する油圧はケーシング側か
ら供給可能となる。
実施例
つぎにこの発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すスケルトン図であっ
て、ここに示す例はそれぞれシングルビニオン型遊ut
iti機構であるフロント、センタ、リヤの三組のM星
歯車機構・1.2.3によって前進5段・後進1段の変
速段を設定するよう構成したものである。なおここで、
フロント、センタ、リヤの区別は、入力軸4側を仮に前
側とした場合の区別であって、必ずしも車両への搭載状
態での前後によるものではなく、またその配列順次もそ
の呼称に従うよう限定されるものではない。これらの遊
星歯車機構1.2.3はそれぞれサンギヤ1s、28,
3Sおよびこれと同心状に配置されているリングギヤ1
R,2R,3Rならびにこれらのギヤに噛合するピニオ
ンギヤを保持するキャリヤIC,2C,3Gを有してい
る。フロント遊星歯車機構1のキャリヤ1Cとリヤ遊星
歯車機構3のリングギヤ3Rとが常時連結され、またセ
ンタ遊星歯車機構2のリングギヤ2Rとリヤ遊里歯車機
構3のキャリヤ3Cとが常時連結されており、さらにセ
ンタ遊星歯車機構2のキャリヤ2Cとリヤ遊星歯車機構
3のサンギヤ3Sとが常時連結されている。そして互い
に連結されたセンタ遊星歯車機構2のキャリヤ2Cおよ
びリヤM星歯車機構3のサンギヤ3Sとフロント遊Nm
*機構1のサンギヤとが第2クラッチ手段に2によって
選択的に連結され、またフロント遊星歯車機構1とセン
931里歯車機構2とのサンギヤ1s、2s同士が第4
クラッチ手段に4を介して選択的に連結されている。
て、ここに示す例はそれぞれシングルビニオン型遊ut
iti機構であるフロント、センタ、リヤの三組のM星
歯車機構・1.2.3によって前進5段・後進1段の変
速段を設定するよう構成したものである。なおここで、
フロント、センタ、リヤの区別は、入力軸4側を仮に前
側とした場合の区別であって、必ずしも車両への搭載状
態での前後によるものではなく、またその配列順次もそ
の呼称に従うよう限定されるものではない。これらの遊
星歯車機構1.2.3はそれぞれサンギヤ1s、28,
3Sおよびこれと同心状に配置されているリングギヤ1
R,2R,3Rならびにこれらのギヤに噛合するピニオ
ンギヤを保持するキャリヤIC,2C,3Gを有してい
る。フロント遊星歯車機構1のキャリヤ1Cとリヤ遊星
歯車機構3のリングギヤ3Rとが常時連結され、またセ
ンタ遊星歯車機構2のリングギヤ2Rとリヤ遊里歯車機
構3のキャリヤ3Cとが常時連結されており、さらにセ
ンタ遊星歯車機構2のキャリヤ2Cとリヤ遊星歯車機構
3のサンギヤ3Sとが常時連結されている。そして互い
に連結されたセンタ遊星歯車機構2のキャリヤ2Cおよ
びリヤM星歯車機構3のサンギヤ3Sとフロント遊Nm
*機構1のサンギヤとが第2クラッチ手段に2によって
選択的に連結され、またフロント遊星歯車機構1とセン
931里歯車機構2とのサンギヤ1s、2s同士が第4
クラッチ手段に4を介して選択的に連結されている。
入力軸4はフロント遊星歯**構1側に設けられており
、この入力軸4とフロント3i!里歯車機構1のリング
ギヤ1Rとが第1クラッチ手段に1を介して選択的に連
結され、また入力軸4とフロント遊星歯車機構1のサン
ギヤ1Sとが第3クラッチ手段に3を介して選択的に連
結されている。これに対して出力軸5はリヤT1星歯車
機構3側に設けられており、この出力軸5は互いに連結
されているセンタ遊星歯車機構2のリングギヤ2Rとリ
ヤT1星歯車機構3のキャリヤ3Cとに連結されている
。
、この入力軸4とフロント3i!里歯車機構1のリング
ギヤ1Rとが第1クラッチ手段に1を介して選択的に連
結され、また入力軸4とフロント遊星歯車機構1のサン
ギヤ1Sとが第3クラッチ手段に3を介して選択的に連
結されている。これに対して出力軸5はリヤT1星歯車
機構3側に設けられており、この出力軸5は互いに連結
されているセンタ遊星歯車機構2のリングギヤ2Rとリ
ヤT1星歯車機構3のキャリヤ3Cとに連結されている
。
また所定の要素の回転を阻止するブレーキ手段について
は、互いに連結されたセンタM星歯車機構2のキャリヤ
2Cおよびリヤ遊星歯車機構3のサンギヤ3Sの回転を
阻止する第1ブレーキ手段B1がこれらのキャリヤ2C
もしくはサンギヤ3Sとトランスくツションケース〈以
下、単にケースと記す〉6との間に設けられており、さ
らにセンタ*um**構2のサンギヤ2Sの回転を阻止
する第2ブレーキ手段B2がそのサンギヤ2Sとケース
6との間に設けられている。
は、互いに連結されたセンタM星歯車機構2のキャリヤ
2Cおよびリヤ遊星歯車機構3のサンギヤ3Sの回転を
阻止する第1ブレーキ手段B1がこれらのキャリヤ2C
もしくはサンギヤ3Sとトランスくツションケース〈以
下、単にケースと記す〉6との間に設けられており、さ
らにセンタ*um**構2のサンギヤ2Sの回転を阻止
する第2ブレーキ手段B2がそのサンギヤ2Sとケース
6との間に設けられている。
ここで上述した遊星歯車機構1,2.3やクラッチ手段
およびブレーキ手段の配列について説明すると、第1ブ
レーキ手段B1はセンタ遊星歯車機構2に対して第1図
の左側でキャリヤ2Cに連結されており、第2および第
4のクラッチ手段に2、に4はセンタ遊星歯車機構1よ
りもその第1ブレーキ手段B1のキャリヤ2Cに対する
連結箇所側に配置されており、さらにそれら二つのクラ
ッチ手段に2 、に4のうち第4クラッチ手段に4が第
2クラッチ手段に2よりもセンタM星歯車機構2寄りに
配置されている。また第2ブレーキ手段B2は軸線方向
において第4クラッチ手段に4と第1ブレーキ手段B1
との間に配置されている。
およびブレーキ手段の配列について説明すると、第1ブ
レーキ手段B1はセンタ遊星歯車機構2に対して第1図
の左側でキャリヤ2Cに連結されており、第2および第
4のクラッチ手段に2、に4はセンタ遊星歯車機構1よ
りもその第1ブレーキ手段B1のキャリヤ2Cに対する
連結箇所側に配置されており、さらにそれら二つのクラ
ッチ手段に2 、に4のうち第4クラッチ手段に4が第
2クラッチ手段に2よりもセンタM星歯車機構2寄りに
配置されている。また第2ブレーキ手段B2は軸線方向
において第4クラッチ手段に4と第1ブレーキ手段B1
との間に配置されている。
その結果、第2ないし第4のクラッチ手段に2゜K3
、に4の外周側に回転部材が存在しない構成とされてい
る。
、に4の外周側に回転部材が存在しない構成とされてい
る。
なお、上述したクラッチ手段やブレーキ手段などの係合
手段は、従来一般の自動変速機用歯車変速装置で使用さ
れている油圧サーボ機構によって係合・解放させられる
多板クラッチや多板ブレーキなどを含むものであるが、
これらのみに限定されず、一方向クラッチと多板クラッ
チもしくは多板ブレーキとを組合せて適宜に構成するこ
とができる。また各I!歯車機構の要素同士を連結す゛
る構造もしくは各¥1星歯車機構の要素と係合手段とを
連結する構造としては、従来一般の自動変速機で採用さ
れているコネクティングドラムや中空軸などの連結手段
を用いることができる。
手段は、従来一般の自動変速機用歯車変速装置で使用さ
れている油圧サーボ機構によって係合・解放させられる
多板クラッチや多板ブレーキなどを含むものであるが、
これらのみに限定されず、一方向クラッチと多板クラッ
チもしくは多板ブレーキとを組合せて適宜に構成するこ
とができる。また各I!歯車機構の要素同士を連結す゛
る構造もしくは各¥1星歯車機構の要素と係合手段とを
連結する構造としては、従来一般の自動変速機で採用さ
れているコネクティングドラムや中空軸などの連結手段
を用いることができる。
上述した第1図に示す歯車変速装置では、前進5段・後
進1段の変速段の設定が可能であって、各変速段は各ク
ラッチ手段およびブレーキ手段を第1表に示すように係
合・解放させることにより設定することができる。なお
、第1表においてO印は係合させることを、また×印は
解放させることをそれぞれ示す。
進1段の変速段の設定が可能であって、各変速段は各ク
ラッチ手段およびブレーキ手段を第1表に示すように係
合・解放させることにより設定することができる。なお
、第1表においてO印は係合させることを、また×印は
解放させることをそれぞれ示す。
(この頁、以下余白)
第 1 表
第1図にスケルトンで示した歯車変速装置をより具体化
した構成を第2図に示す。なお第2図に示す構成では、
多板クラッチと一方向クラッチとからなる更に他のクラ
ッチ手段を、第2クラッチ手段に2と並列に配置しであ
る。以下、順を追って説明する。入力軸4はトルクコン
バータなどの継手部材の出力軸(それぞれ図示せず)に
連結されており、その入力軸4の先端部は第1クラッチ
手段に1のクラッチドラム10に連結されている。
した構成を第2図に示す。なお第2図に示す構成では、
多板クラッチと一方向クラッチとからなる更に他のクラ
ッチ手段を、第2クラッチ手段に2と並列に配置しであ
る。以下、順を追って説明する。入力軸4はトルクコン
バータなどの継手部材の出力軸(それぞれ図示せず)に
連結されており、その入力軸4の先端部は第1クラッチ
手段に1のクラッチドラム10に連結されている。
この第1クラッチ手段に1は、クラッチドラム10とフ
ロント遊里歯車機構1のリングギヤ1Rに一体化させた
クラッチハブ11とを、それぞれにスプライン嵌合させ
たディスクおよびプレートを互いに摩擦接触させてトル
クを伝達し、すなわち係合し、またその摩擦接触を解く
ことによりトルク伝達しないよう解放するものであり、
その係合・解放を行なわせる油圧ピストン12がクラッ
チドラム10の内部に軸線方向に前後動するよう配置さ
れている。この油圧ピストン12はリターンスプリング
13によって後退移動させられる。入力軸4とフロント
M星歯車機構1のサンギヤ1sとを連結する第3クラッ
チ手段に3も、第1クラッチ手段に1と同様に、クラッ
チドラム30とクラッチハブ31とを、それぞれにスプ
ライン嵌合させたディスクおよびプレートを互いに*擦
接触させることによりトルク伝達可能に連結し、すなわ
ち係合させ、またその1lllj接触を解除して解放す
るものであって、そのクラッチハブ31が第1クラッチ
手段に1のクラッチドラム10に一体化され、またクラ
ッチドラム30は第1クラッチ手段に1およびフロント
1星歯車機構1の外周側を覆いかつ一端部がフロント1
i里歯車機構1のサンギヤ1Sに連結された円筒状のコ
ネクティングドラム34に連結一体止されている。この
第3クラッチ手段に3を係合・解放させる油圧ピストン
32はクラッチドラム30に内蔵され、またこの油圧ピ
ストン32を後退移動させるリターンスプリング33が
設けられている。
ロント遊里歯車機構1のリングギヤ1Rに一体化させた
クラッチハブ11とを、それぞれにスプライン嵌合させ
たディスクおよびプレートを互いに摩擦接触させてトル
クを伝達し、すなわち係合し、またその摩擦接触を解く
ことによりトルク伝達しないよう解放するものであり、
その係合・解放を行なわせる油圧ピストン12がクラッ
チドラム10の内部に軸線方向に前後動するよう配置さ
れている。この油圧ピストン12はリターンスプリング
13によって後退移動させられる。入力軸4とフロント
M星歯車機構1のサンギヤ1sとを連結する第3クラッ
チ手段に3も、第1クラッチ手段に1と同様に、クラッ
チドラム30とクラッチハブ31とを、それぞれにスプ
ライン嵌合させたディスクおよびプレートを互いに*擦
接触させることによりトルク伝達可能に連結し、すなわ
ち係合させ、またその1lllj接触を解除して解放す
るものであって、そのクラッチハブ31が第1クラッチ
手段に1のクラッチドラム10に一体化され、またクラ
ッチドラム30は第1クラッチ手段に1およびフロント
1星歯車機構1の外周側を覆いかつ一端部がフロント1
i里歯車機構1のサンギヤ1Sに連結された円筒状のコ
ネクティングドラム34に連結一体止されている。この
第3クラッチ手段に3を係合・解放させる油圧ピストン
32はクラッチドラム30に内蔵され、またこの油圧ピ
ストン32を後退移動させるリターンスプリング33が
設けられている。
フロント遊星歯1i機構1を挟んで第1クラッチ手段に
1とは反対側に第2クラッチ手段に2が配置されており
、この第2クラッチ手段に2は、第1センタサポート7
0の内周側に回転自在に配置した中空軸71に支持され
ている。すなわち第1センタサポート70はケース6の
内周面に固定され、また第2クラッチ手段に2のクラッ
チドラム20は第1センタサポート70のボス部に液密
状態を維持して回転するよう嵌合される一方、先端部が
前記コネクティングドラム34に回転不能に係合してお
り、さらにこのクラッチドラム2oは第1センタサポー
ト70の内周側に回転自在に支持した中空軸71にスプ
ライン嵌合して連結されている。クラッチドラム20に
対してディスクおよびプレートのlll[接触によって
連結されるクラッチハブ21は前記中空軸71の内周側
に回転自在に支持した第1サンギヤ軸72に連結されて
いる。そして第2クラッチ手段に2を係合・解放させる
油圧ピストン22はクラッチドラム2oの内周側に前後
動自在に収容されており、この油圧ピストン22に対す
る油圧の供給・排出は、第1センタサポート7oをその
外周側から貫通して形成した油路73を介して行なうよ
う構成されている。
1とは反対側に第2クラッチ手段に2が配置されており
、この第2クラッチ手段に2は、第1センタサポート7
0の内周側に回転自在に配置した中空軸71に支持され
ている。すなわち第1センタサポート70はケース6の
内周面に固定され、また第2クラッチ手段に2のクラッ
チドラム20は第1センタサポート70のボス部に液密
状態を維持して回転するよう嵌合される一方、先端部が
前記コネクティングドラム34に回転不能に係合してお
り、さらにこのクラッチドラム2oは第1センタサポー
ト70の内周側に回転自在に支持した中空軸71にスプ
ライン嵌合して連結されている。クラッチドラム20に
対してディスクおよびプレートのlll[接触によって
連結されるクラッチハブ21は前記中空軸71の内周側
に回転自在に支持した第1サンギヤ軸72に連結されて
いる。そして第2クラッチ手段に2を係合・解放させる
油圧ピストン22はクラッチドラム2oの内周側に前後
動自在に収容されており、この油圧ピストン22に対す
る油圧の供給・排出は、第1センタサポート7oをその
外周側から貫通して形成した油路73を介して行なうよ
う構成されている。
さらに油圧ピストン22の前面側にとリターンスプリン
グ23が設けられている。
グ23が設けられている。
前記第1サンギヤ軸72の内周側には、前記入力軸4と
同一軸線上に中間軸74が設けられており、この中間軸
74はフロント遊星歯*m構1側から入力軸4とは反対
側の後端部にまで延びており、フロント側の端部に前記
フロント遊里歯車機構1のキャリヤICが連結されると
ともに、リヤ側の端部にリヤ遊星歯車機構3のリングギ
ヤ3Rが連結されている。
同一軸線上に中間軸74が設けられており、この中間軸
74はフロント遊星歯*m構1側から入力軸4とは反対
側の後端部にまで延びており、フロント側の端部に前記
フロント遊里歯車機構1のキャリヤICが連結されると
ともに、リヤ側の端部にリヤ遊星歯車機構3のリングギ
ヤ3Rが連結されている。
前記第1センタサポート70を挟んで第2クラッチ手段
に2とは反対側に第5クラッチ手段に5が配置されてお
り、そのクラッチドラム50は第1センタサポート70
のボス部に液密状態を維持して回転するよう嵌合される
とともに、前記中空軸71に連結され、したがって第2
クラッチ手段に2と第5クラッチ手段に5とのクラッチ
ドラム20.50同士が互いに連結されている。第5ク
ラッチ手段に5はそのクラッチドラム50の内部に前後
動自在に収容した油圧ピストン52によってディスクお
よびプレートを押圧してこれらを摩擦接触させることに
よりクラッチドラム5oとクラッチハブ51との間でト
ルクの伝達を行なうものであり、そのクラッチハブ51
は一方向りラッチF3のアウタレースと一体化されてお
り、その一方向クラッチ手段のインナーレースは前記第
1サンギヤ軸72に連結されている。すなわち第5クラ
ッチ手段に5と一方向りラッチF3とは直列に配列され
ている。なお、第5クラッチ手段に5の解放もリターン
スプリング53によって油圧ピストン52を後退移動さ
せることにより行なう。
に2とは反対側に第5クラッチ手段に5が配置されてお
り、そのクラッチドラム50は第1センタサポート70
のボス部に液密状態を維持して回転するよう嵌合される
とともに、前記中空軸71に連結され、したがって第2
クラッチ手段に2と第5クラッチ手段に5とのクラッチ
ドラム20.50同士が互いに連結されている。第5ク
ラッチ手段に5はそのクラッチドラム50の内部に前後
動自在に収容した油圧ピストン52によってディスクお
よびプレートを押圧してこれらを摩擦接触させることに
よりクラッチドラム5oとクラッチハブ51との間でト
ルクの伝達を行なうものであり、そのクラッチハブ51
は一方向りラッチF3のアウタレースと一体化されてお
り、その一方向クラッチ手段のインナーレースは前記第
1サンギヤ軸72に連結されている。すなわち第5クラ
ッチ手段に5と一方向りラッチF3とは直列に配列され
ている。なお、第5クラッチ手段に5の解放もリターン
スプリング53によって油圧ピストン52を後退移動さ
せることにより行なう。
また第5クラッチ手段に5を動作させる油圧ピストン5
2に対する油圧の供給・排出は、前記第1センタサポー
ト70を貫通して形成した他の油路75を介して行なう
よう構成されている。
2に対する油圧の供給・排出は、前記第1センタサポー
ト70を貫通して形成した他の油路75を介して行なう
よう構成されている。
第5クラッチ手段に5に対向するよう第4クラッチ手段
に4が配置されている。この第4クラッチ段に4も他の
クラッチ手段と同様に、クラッチドラム40、ディスク
およびプレートを介してクラッチドラム40にトルク伝
達可能に連結されまた解放されるクラッチハブ41、油
圧ピストン42、リターンスプリング43を主体とする
ものであり、そのクラッチドラム40はケース6の内周
面に固定した第2センタサポート76のボス部に液密状
態を維持して回転するよう嵌合させられ、かつ前記第1
サンギヤ軸72の外周に回転自在に配置した第2サンギ
ヤ軸77の一端部に連結されている。またクラッチハブ
41は他の一方的クラッチF2のアウターレースと一体
化されており、その一方向クラッチF2のインナーレー
スは第2サンギヤ軸77にスプライン嵌合されている。
に4が配置されている。この第4クラッチ段に4も他の
クラッチ手段と同様に、クラッチドラム40、ディスク
およびプレートを介してクラッチドラム40にトルク伝
達可能に連結されまた解放されるクラッチハブ41、油
圧ピストン42、リターンスプリング43を主体とする
ものであり、そのクラッチドラム40はケース6の内周
面に固定した第2センタサポート76のボス部に液密状
態を維持して回転するよう嵌合させられ、かつ前記第1
サンギヤ軸72の外周に回転自在に配置した第2サンギ
ヤ軸77の一端部に連結されている。またクラッチハブ
41は他の一方的クラッチF2のアウターレースと一体
化されており、その一方向クラッチF2のインナーレー
スは第2サンギヤ軸77にスプライン嵌合されている。
そして油圧ピストン42を動作させる油圧は第2センタ
サポート76を貫通して形成した油路78を介して供給
・排出するようm戒されている。なお、第2サンギヤ軸
77の他端部はセンタ遊星歯車機構2のサンギヤ2Sに
連結されている。
サポート76を貫通して形成した油路78を介して供給
・排出するようm戒されている。なお、第2サンギヤ軸
77の他端部はセンタ遊星歯車機構2のサンギヤ2Sに
連結されている。
さらに第4クラッチ手段に4のクラッチドラム40はブ
レーキドラムを兼ねており、このクラッチドラム40の
外周側にはバンドブレーキからなる第2ブレーキ手段B
2が設けられている。
レーキドラムを兼ねており、このクラッチドラム40の
外周側にはバンドブレーキからなる第2ブレーキ手段B
2が設けられている。
第2センタサポート76を挟んで第4クラッチ手段に4
とは反対側に第1ブレーキ手段B1および一方向りラッ
チF1が配置されている。第17−キ手段B1は多板ブ
レーキであってそのディスクは第2センタサポート76
の先端部にスプライン嵌合され、またプレートは一方向
りラッチF1のアウタレースの外周面にスプライン嵌合
されており、更に一方的クラッチ「1のインナーレース
は第2センタサポート76に一体化させたスリーブ79
にスプライン嵌合されている。そして一方向クラッチF
1のアウターレースにセンタ遊星歯車機構2のキャリヤ
2Cが連結されている。したがって第1ブレーキ手段B
1と一方向りラッチF1とは互いに並列関係にあって、
センタ遊星歯車機構2のキャリヤ2Cの回転をそれぞれ
が選択的に阻止するようになっている。なお、第1ブレ
ーキ手段B1を係合解放させる油圧ピストン60は第2
センタサポート76に内蔵され、第2センタサポート7
6をその外周側から貫通して形成した他の油路(図示せ
ず)を介して油圧ピストン60に対して油圧を供給・排
出するようになっている。
とは反対側に第1ブレーキ手段B1および一方向りラッ
チF1が配置されている。第17−キ手段B1は多板ブ
レーキであってそのディスクは第2センタサポート76
の先端部にスプライン嵌合され、またプレートは一方向
りラッチF1のアウタレースの外周面にスプライン嵌合
されており、更に一方的クラッチ「1のインナーレース
は第2センタサポート76に一体化させたスリーブ79
にスプライン嵌合されている。そして一方向クラッチF
1のアウターレースにセンタ遊星歯車機構2のキャリヤ
2Cが連結されている。したがって第1ブレーキ手段B
1と一方向りラッチF1とは互いに並列関係にあって、
センタ遊星歯車機構2のキャリヤ2Cの回転をそれぞれ
が選択的に阻止するようになっている。なお、第1ブレ
ーキ手段B1を係合解放させる油圧ピストン60は第2
センタサポート76に内蔵され、第2センタサポート7
6をその外周側から貫通して形成した他の油路(図示せ
ず)を介して油圧ピストン60に対して油圧を供給・排
出するようになっている。
その油圧ピストン60の後退移動はリターンスプリング
63によって行なう。
63によって行なう。
そしてセンタ遊星歯車機構2およびリヤ遊星歯TIi機
構3は第1ブレーキ手段B1および一方向りラッチF1
に続けて順に配置されており、センタ遊星歯車機構2の
キャリヤ2Cが第1サンギヤ軸72に31結スプライン
嵌合されるとともに、そのリングギヤ2Rがリヤ遊星歯
車機構3のキャリヤ3Cに連結され、これらのリングギ
ヤ2Rとキャリヤ3Cとが、前記中間軸74の延長上に
配置した出力軸5に連結されている。
構3は第1ブレーキ手段B1および一方向りラッチF1
に続けて順に配置されており、センタ遊星歯車機構2の
キャリヤ2Cが第1サンギヤ軸72に31結スプライン
嵌合されるとともに、そのリングギヤ2Rがリヤ遊星歯
車機構3のキャリヤ3Cに連結され、これらのリングギ
ヤ2Rとキャリヤ3Cとが、前記中間軸74の延長上に
配置した出力軸5に連結されている。
第2図に具体的に示す歯車変速装置でも前進5段・後進
1段の変速段の設定が可能であり、その作動表を第2表
に示す、なお、第2表中、◎印はエンジンブレーキ時に
係合状態、Δ印は係合させてもよいことをそれぞれ示し
、その他は第1表と同様である。
1段の変速段の設定が可能であり、その作動表を第2表
に示す、なお、第2表中、◎印はエンジンブレーキ時に
係合状態、Δ印は係合させてもよいことをそれぞれ示し
、その他は第1表と同様である。
(この頁、以下余白)
第 2 表
したがって第2図から明らかなように、第2クラッチ手
段に2と第4クランチ手段に4とをセンタ遊星歯車機構
2に対して第1ブレーキ手段B1のキャリヤ2Cに対す
る連結箇所と同じ側に設け、かつ第4クラッチ手段に4
を第2クラッチ手段に2よりセンタ遊星歯車機構2側に
設けたから、これらのクラッチ手#1iK2.34の外
周側に回転部材が存在しないことになり、その結果、そ
れらのクラッチ手段に2 、に4の外径が特に制約され
ないために必要な外径を確保して軸寸法を短くでき、ま
たそれらのクラッチ手段に2 、に4を動作させる油圧
サーボ機構に対する油圧の供給・排出を外周側から行な
うことができ、それに伴って油路構成を簡素化すること
ができる。さらに各クラッチ手段に2 、に4の外径が
制約されないことにより、それぞれの外径を同一にする
ことも可能であるから、クラッチドラムやディスクなど
のクラッチ手段およびそれに付随する油圧サーボ機構の
部品の共通化を図ることができる。
段に2と第4クランチ手段に4とをセンタ遊星歯車機構
2に対して第1ブレーキ手段B1のキャリヤ2Cに対す
る連結箇所と同じ側に設け、かつ第4クラッチ手段に4
を第2クラッチ手段に2よりセンタ遊星歯車機構2側に
設けたから、これらのクラッチ手#1iK2.34の外
周側に回転部材が存在しないことになり、その結果、そ
れらのクラッチ手段に2 、に4の外径が特に制約され
ないために必要な外径を確保して軸寸法を短くでき、ま
たそれらのクラッチ手段に2 、に4を動作させる油圧
サーボ機構に対する油圧の供給・排出を外周側から行な
うことができ、それに伴って油路構成を簡素化すること
ができる。さらに各クラッチ手段に2 、に4の外径が
制約されないことにより、それぞれの外径を同一にする
ことも可能であるから、クラッチドラムやディスクなど
のクラッチ手段およびそれに付随する油圧サーボ機構の
部品の共通化を図ることができる。
なお、この発明は上記の各実施例に限定されるものでは
なく、三組の遊星歯車機構を使用して構威した他の歯車
列を備えた歯車変速@置にも適用できる。以下にその数
例を示す。
なく、三組の遊星歯車機構を使用して構威した他の歯車
列を備えた歯車変速@置にも適用できる。以下にその数
例を示す。
第3図に示す例は、第1図に示す構成のうちセンタ遊星
歯車機構2のキャリヤ2Cを選択的に固定するブレーキ
手段を第3ブレーキ手段B3とするとともに、第1ブレ
ーキ手段B1はリヤ遊星歯車機構3のサンギヤ3Sを単
独で固定する4fl或とし、さらにセンタM星歯車機構
2のキャリヤ2cとリヤM星歯車機構3のサンギヤ3S
との間に第6クラッチ手段に6を設けたものである。そ
してこの構成においても、第2クラッチ手段1り2と第
4クラッチ手段に4とはセンタl星歯車1gl@2のキ
ャリヤ2Cを選択的に固定する第3ブレーキ手段B3の
キャリヤ2Cへの連結箇所と同じ側に配置され、かつ第
4クラッチ手段に4が第2クラッチ手段に2に対してセ
ンタ遊星歯車機構2側に配置されているから、前述した
例と同様な効果を得ることができる。またこのような構
成であれば、センタM星歯車機構2のキャリヤ2cが不
必要に回転することを防止することができる。第3表は
第3図に示すlI戊の歯車変速装置の作動衣である。
歯車機構2のキャリヤ2Cを選択的に固定するブレーキ
手段を第3ブレーキ手段B3とするとともに、第1ブレ
ーキ手段B1はリヤ遊星歯車機構3のサンギヤ3Sを単
独で固定する4fl或とし、さらにセンタM星歯車機構
2のキャリヤ2cとリヤM星歯車機構3のサンギヤ3S
との間に第6クラッチ手段に6を設けたものである。そ
してこの構成においても、第2クラッチ手段1り2と第
4クラッチ手段に4とはセンタl星歯車1gl@2のキ
ャリヤ2Cを選択的に固定する第3ブレーキ手段B3の
キャリヤ2Cへの連結箇所と同じ側に配置され、かつ第
4クラッチ手段に4が第2クラッチ手段に2に対してセ
ンタ遊星歯車機構2側に配置されているから、前述した
例と同様な効果を得ることができる。またこのような構
成であれば、センタM星歯車機構2のキャリヤ2cが不
必要に回転することを防止することができる。第3表は
第3図に示すlI戊の歯車変速装置の作動衣である。
(この頁、以下余白)
第 3 表
入力軸4に選択的に連結するよう構威し、さらに第1ブ
レーキ手段B1のキャリヤ2Cに対する連結箇所をセン
タ遊星歯車機構2に対してフロント″f1里歯車機構1
側としたまま第ブレーキ手段B1をセンタ31!星歯車
機構2よりリヤ遊星歯車機構3寄りに配置したものであ
る。その他の構成は第1図に示す例と同様である。この
第4図に示す歯車変速装置の作動衣を第4表に示す。
レーキ手段B1のキャリヤ2Cに対する連結箇所をセン
タ遊星歯車機構2に対してフロント″f1里歯車機構1
側としたまま第ブレーキ手段B1をセンタ31!星歯車
機構2よりリヤ遊星歯車機構3寄りに配置したものであ
る。その他の構成は第1図に示す例と同様である。この
第4図に示す歯車変速装置の作動衣を第4表に示す。
第 4 表
第4図は第1図に示す構成におけるフロント遊星歯車機
構1をダブルビニオン型31里歯車機構に替え、それに
伴ってフロント遊星歯車機構1のリングギヤ3Rをリヤ
M星歯車機構3のリングギヤ3Rに常時連結し、かつフ
ロント遊星歯車機構1のサンギヤ3Sを第3クラッチ手
段に3によって(*):少なくともいずれか3つのクラ
ッチ手段を係合させる。
構1をダブルビニオン型31里歯車機構に替え、それに
伴ってフロント遊星歯車機構1のリングギヤ3Rをリヤ
M星歯車機構3のリングギヤ3Rに常時連結し、かつフ
ロント遊星歯車機構1のサンギヤ3Sを第3クラッチ手
段に3によって(*):少なくともいずれか3つのクラ
ッチ手段を係合させる。
また第5図は第3図に示す構成におけるフロント遊星歯
車機構1をダブルピニオン型遊星歯車機構に替え、それ
に伴ってフロント遊里歯車機構1のリングギヤ1Rをリ
ヤ遊星歯車機構3のリングギヤ3Rに常時連結し、かつ
フロント遊星歯車機構1のサンギヤ1Sを第3クラッチ
手段に3によりて入力軸4に選択的に連結するよう構成
したものである。その他の構成は第3図に示す例と同様
である。この第5図に示す歯車変速装置の作動板を第5
表に示す。
車機構1をダブルピニオン型遊星歯車機構に替え、それ
に伴ってフロント遊里歯車機構1のリングギヤ1Rをリ
ヤ遊星歯車機構3のリングギヤ3Rに常時連結し、かつ
フロント遊星歯車機構1のサンギヤ1Sを第3クラッチ
手段に3によりて入力軸4に選択的に連結するよう構成
したものである。その他の構成は第3図に示す例と同様
である。この第5図に示す歯車変速装置の作動板を第5
表に示す。
(この頁、以下余白)
第
表
第6図に示す例は、前述した第3図に示す構成における
センタ遊星歯車Ill構2の要素とリヤ遊星歯車機構3
の要素との連結@替えたものである。
センタ遊星歯車Ill構2の要素とリヤ遊星歯車機構3
の要素との連結@替えたものである。
すなわちセンタ遊星歯車機構2のリングギヤ2Rとリヤ
3!星園車機構3のリングギヤ3Rとが常時連結され、
それに伴いフロント遊星歯車機構1のキャリヤICがこ
れら二つのリングギヤ2R23Rに常時連結されている
。その他の構成は第3図に示す構成と同様である。その
作動板を第6表に示す。
3!星園車機構3のリングギヤ3Rとが常時連結され、
それに伴いフロント遊星歯車機構1のキャリヤICがこ
れら二つのリングギヤ2R23Rに常時連結されている
。その他の構成は第3図に示す構成と同様である。その
作動板を第6表に示す。
第 6 表
そしてまた第7図に示す例は、第3図に示す構成を変更
して第6図に示す構成とした場合と同様な変更を第5図
に示す構成に対して施したものである。すなわち第7図
に示す構成は、第5図に示す構成のうちセンタ遊星歯車
!112とリヤ遊星歯車機構3とのリングギヤ2R,3
R同士を互いに連結し、それに伴ってフロント遊星歯車
機構1のリングギヤ1Rをこれら二つのリングギヤ2R
。
して第6図に示す構成とした場合と同様な変更を第5図
に示す構成に対して施したものである。すなわち第7図
に示す構成は、第5図に示す構成のうちセンタ遊星歯車
!112とリヤ遊星歯車機構3とのリングギヤ2R,3
R同士を互いに連結し、それに伴ってフロント遊星歯車
機構1のリングギヤ1Rをこれら二つのリングギヤ2R
。
3Rに常時連結したものである。その作動板を第7表に
示す。
示す。
(この頁、以下余白)
(*):少なくとも2つを係合させればよい。
($1):これらのクラッチ手段の係合・解放状態は表
の通りである必要はなく、他の複数の係合・解放状態の
組合せによって当該変速段を設定することが可能である
。
の通りである必要はなく、他の複数の係合・解放状態の
組合せによって当該変速段を設定することが可能である
。
(−2) :少なくともに1〜に3の3つもしくはに1
〜に6の少なくともいずれか4つを係合させればよいが
、3速と4速との閣の変速の場合には、K2を解放しか
つに4を係合させておき、また4速と5速との間の変速
の場合には、K2を係合させかつに4を解放してお(。
〜に6の少なくともいずれか4つを係合させればよいが
、3速と4速との閣の変速の場合には、K2を解放しか
つに4を係合させておき、また4速と5速との間の変速
の場合には、K2を係合させかつに4を解放してお(。
第
7
表
第8図に示す例は、前述した第1図に示す構成のうちリ
ヤ遊里歯車機構3をシングルビニオン型のものからダブ
ルビニオン型のものに変更し、それに伴ってフロント遊
星歯車機構1のキャリヤICをリヤ31i里歯車機構3
のキャリヤ3Cに連結し、かつセンタM星歯車機構2の
リングギヤ2Rとリヤ遊星歯車機構3のリングギヤ3R
とを互いに連結するとともにこれらを出力軸5に連結し
、その他のa或は第1図に示す構成と同様としたもので
ある。この構成であっても前進5段・後進1段の変速段
の設定が可能であり、その作動衣は第1表と同じである
。
ヤ遊里歯車機構3をシングルビニオン型のものからダブ
ルビニオン型のものに変更し、それに伴ってフロント遊
星歯車機構1のキャリヤICをリヤ31i里歯車機構3
のキャリヤ3Cに連結し、かつセンタM星歯車機構2の
リングギヤ2Rとリヤ遊星歯車機構3のリングギヤ3R
とを互いに連結するとともにこれらを出力軸5に連結し
、その他のa或は第1図に示す構成と同様としたもので
ある。この構成であっても前進5段・後進1段の変速段
の設定が可能であり、その作動衣は第1表と同じである
。
さらに第9図に示す例は、前述した第3図に示す411
151のうちリヤ遊星歯車機構3をシングルビニオン型
のものからダブルビニオン型のものに変更し、それに伴
ってフロント遊星歯111111のキャリヤ1Cを、互
いに連結されたセンタ遊里歯*5II2のリングギヤ2
Rとリヤ遊星歯車機構3のキャリヤ3Cとに対して常時
連結し、かつ出力軸5をリヤ遊星歯車機構3のリングギ
ヤ3RG一連結し、その他の構成は第3図に示す例ヒ同
様にしたものである。その作動衣は第6表ヒ同じである
。
151のうちリヤ遊星歯車機構3をシングルビニオン型
のものからダブルビニオン型のものに変更し、それに伴
ってフロント遊星歯111111のキャリヤ1Cを、互
いに連結されたセンタ遊里歯*5II2のリングギヤ2
Rとリヤ遊星歯車機構3のキャリヤ3Cとに対して常時
連結し、かつ出力軸5をリヤ遊星歯車機構3のリングギ
ヤ3RG一連結し、その他の構成は第3図に示す例ヒ同
様にしたものである。その作動衣は第6表ヒ同じである
。
以上13図ないし第9図に示した例においても、第2ク
ラッチ手段に2および第4クラッチ手段に4は、センタ
遊里歯lI機構2のキャリヤ2Cへのブレーキ手段B1
もしくはB3の連結箇所側と同じ側に配置され、かつサ
ンギヤ2Se!!桔しである第4クラッチ手段に4がキ
ャリヤ2Cを!!枯しである第2クラッチ手段に2より
もセンタ遊星歯l!機構2側に配置されているから、そ
れらのクラッチ手段に2 、に4の外径が特には制約さ
れず、したがって第1図および第25!Uに示す構成の
歯車変速装置と同様の効果を得ることができる。
ラッチ手段に2および第4クラッチ手段に4は、センタ
遊里歯lI機構2のキャリヤ2Cへのブレーキ手段B1
もしくはB3の連結箇所側と同じ側に配置され、かつサ
ンギヤ2Se!!桔しである第4クラッチ手段に4がキ
ャリヤ2Cを!!枯しである第2クラッチ手段に2より
もセンタ遊星歯l!機構2側に配置されているから、そ
れらのクラッチ手段に2 、に4の外径が特には制約さ
れず、したがって第1図および第25!Uに示す構成の
歯車変速装置と同様の効果を得ることができる。
なお上記の各実施例では、センタ遊星歯車機構2に対す
るブレーキ手段31 、 B3およびクラッチ手段に2
、に4の配置を例に取って説明したが、この発明は上
記の各実施例に限定されるものではない。すなわち最初
に述べたように、フロン、センタ、リヤの区別は便宜的
なものであって、三組の31!2里歯車機構の配列は適
宜に替えることができるのであるから、上の実施例で示
したブレーキ手段および各クラッチ手段の遊!!歯車機
構に対する配列関係は例えばリヤ1!!歯車機構につい
ても適用することができる。また第3図ないし第9図に
示す実施例では、各係合手段を多板クラッチや多板ブレ
ーキのシンボルで示したが、第1図の具体例として第2
図で示したように、各係合手段は一方向クラッチと多板
クラッチや多板ブレーキ、バンドブレーキを組合せた構
成とすることができ、より具体的には本出願人が既に出
願した特願昭63−176270号や特願昭63−22
1670号の願書に添付した明l[ll!および図面に
記載したものを採用することができる。
るブレーキ手段31 、 B3およびクラッチ手段に2
、に4の配置を例に取って説明したが、この発明は上
記の各実施例に限定されるものではない。すなわち最初
に述べたように、フロン、センタ、リヤの区別は便宜的
なものであって、三組の31!2里歯車機構の配列は適
宜に替えることができるのであるから、上の実施例で示
したブレーキ手段および各クラッチ手段の遊!!歯車機
構に対する配列関係は例えばリヤ1!!歯車機構につい
ても適用することができる。また第3図ないし第9図に
示す実施例では、各係合手段を多板クラッチや多板ブレ
ーキのシンボルで示したが、第1図の具体例として第2
図で示したように、各係合手段は一方向クラッチと多板
クラッチや多板ブレーキ、バンドブレーキを組合せた構
成とすることができ、より具体的には本出願人が既に出
願した特願昭63−176270号や特願昭63−22
1670号の願書に添付した明l[ll!および図面に
記載したものを採用することができる。
またこの発明は、入力軸4と出力軸5とを同一軸線上に
配置することによりFR車(前置きエンジン後輪駆動I
I)に適する構成の歯車変速装置のみならず、出力軸を
入力軸に対して平行な位置関係となるよう設けたF「車
(前置きエンジン前輪駆動車〉に適するよう構成した歯
車変速装置にも適用することができる。
配置することによりFR車(前置きエンジン後輪駆動I
I)に適する構成の歯車変速装置のみならず、出力軸を
入力軸に対して平行な位置関係となるよう設けたF「車
(前置きエンジン前輪駆動車〉に適するよう構成した歯
車変速装置にも適用することができる。
そしてこの発明は、三組のM星歯車機構を使用して前進
5段・後進1段を設定するよう構成した歯車変3!装置
以外に、複数組の遊星歯車Ill構を使用して複数段の
変速段を設定するようtn威した歯車変速装置に広く適
用することができる。
5段・後進1段を設定するよう構成した歯車変3!装置
以外に、複数組の遊星歯車Ill構を使用して複数段の
変速段を設定するようtn威した歯車変速装置に広く適
用することができる。
発明の効果
以上の説明から明らかなようにこの発明の自動変速機用
の歯車変速装置によれば、クラッチ手段の外周側に回転
部材を配置する必要が特にはないので、それらのクラッ
チ手段を駆動する油圧サーボ機構に対する油圧の供給・
排出を、ケースの内周面に固定したセンタサポートなど
を介して外周側から行なうことができ、その結果、油路
構成を簡素化することができる。またクラッチ手段の外
径を制約する要素がないので、それらのクラッチ手段の
外径を同一とし、それに伴いクラッチ手段およびそれを
駆動する油圧サーボ機構の部品を共通化することができ
る。さらに所定の遊星歯車機構のサンギヤとこれを連結
しであるクラッチ手段との間隔が狭くてよいので、これ
らを連結する連結する部材が小型軽量化され、その慣性
モーメントが小さくなることにより変速ショックやクラ
ッチ手段の耐久性の改善に有利なものとすることができ
る。
の歯車変速装置によれば、クラッチ手段の外周側に回転
部材を配置する必要が特にはないので、それらのクラッ
チ手段を駆動する油圧サーボ機構に対する油圧の供給・
排出を、ケースの内周面に固定したセンタサポートなど
を介して外周側から行なうことができ、その結果、油路
構成を簡素化することができる。またクラッチ手段の外
径を制約する要素がないので、それらのクラッチ手段の
外径を同一とし、それに伴いクラッチ手段およびそれを
駆動する油圧サーボ機構の部品を共通化することができ
る。さらに所定の遊星歯車機構のサンギヤとこれを連結
しであるクラッチ手段との間隔が狭くてよいので、これ
らを連結する連結する部材が小型軽量化され、その慣性
モーメントが小さくなることにより変速ショックやクラ
ッチ手段の耐久性の改善に有利なものとすることができ
る。
第1図はこの発明の一実施例を原理的に示すスケルトン
図、第2図は第1図に示す構成をより具体化した例の部
分断面図、第3図ないし第9図はこの発明の更に他の実
施例をそれぞれ原理的に示すスケルトン図である。 1.2.3・・・遊星歯車機構、 1S、28,3S・
・・サンギヤ、IC,2C,3C・・・キャリヤ、IR
,2R,3R・・・リングギヤ、 K1 、 K2 。 K3 、 K 4. K5 、 K6・・・クラッチ手
段、 31゜82 、B3・・・ブレーキ手段。
図、第2図は第1図に示す構成をより具体化した例の部
分断面図、第3図ないし第9図はこの発明の更に他の実
施例をそれぞれ原理的に示すスケルトン図である。 1.2.3・・・遊星歯車機構、 1S、28,3S・
・・サンギヤ、IC,2C,3C・・・キャリヤ、IR
,2R,3R・・・リングギヤ、 K1 、 K2 。 K3 、 K 4. K5 、 K6・・・クラッチ手
段、 31゜82 、B3・・・ブレーキ手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数段の変速段を設定するよう連結された複数組の遊
星歯車機構をケーシング内に収容した自動変速機用歯車
変速装置において、 所定の遊星歯車機構おけるキャリヤを他の部材に選択的
に連結する第1のクラッチ手段とその遊星歯車機構のサ
ンギヤを他の部材に選択的に連結する第2のクラッチ手
段と、そのキャリヤをケーシングに対して固定するブレ
ーキ手段とを有し、前記ブレーキ手段が前記キャリヤに
前記所定の遊星歯車機構の軸線方向での一方側で連結さ
れるとともに第1のクラッチ手段および第2のクラッチ
手段が前記所定の遊星歯車機構に対して前記ブレーキ手
段のキャリヤへの連結箇所側に配置され、かつ前記第2
のクラッチ手段が前記第1のクラッチ手段に対して前記
所定の遊星歯車機構側に配置されていることを特徴とす
る自動変速機用歯車変速装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/475,308 US5083992A (en) | 1989-02-03 | 1990-02-05 | Automatic transmission |
DE69008881T DE69008881T2 (de) | 1989-02-03 | 1990-02-05 | Automatisches Getriebe. |
EP90301175A EP0381540B1 (en) | 1989-02-03 | 1990-02-05 | Automatic transmission |
US07/518,414 US5087233A (en) | 1989-05-10 | 1990-05-03 | Duplicate torque-transmitting connection between rotary members and shaft members in transmission |
Applications Claiming Priority (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-25321 | 1989-02-03 | ||
JP2532289 | 1989-02-03 | ||
JP1-25319 | 1989-02-03 | ||
JP2531989 | 1989-02-03 | ||
JP1-25322 | 1989-02-03 | ||
JP1-25320 | 1989-02-03 | ||
JP2532089 | 1989-02-03 | ||
JP2532189 | 1989-02-03 | ||
JP1-58406 | 1989-03-10 | ||
JP5840689 | 1989-03-10 | ||
JP1-63385 | 1989-03-15 | ||
JP6338589 | 1989-03-15 | ||
JP1-108183 | 1989-04-27 | ||
JP10818389 | 1989-04-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374659A true JPH0374659A (ja) | 1991-03-29 |
JP2890460B2 JP2890460B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=27564059
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1116796A Expired - Fee Related JP2890460B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-05-10 | 自動変速機用歯車変速装置 |
JP1116797A Expired - Fee Related JP2890461B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-05-10 | 自動変速機用歯車変速装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1116797A Expired - Fee Related JP2890461B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-05-10 | 自動変速機用歯車変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2890460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1900564A4 (en) * | 2005-06-24 | 2009-01-07 | Toyota Motor Co Ltd | DRIVE DEVICE FOR VEHICLE |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP1116796A patent/JP2890460B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-10 JP JP1116797A patent/JP2890461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2890460B2 (ja) | 1999-05-17 |
JPH0374660A (ja) | 1991-03-29 |
JP2890461B2 (ja) | 1999-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |