JPH0374381A - 1,3―ジオキソランの製造方法 - Google Patents

1,3―ジオキソランの製造方法

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JPH0374381A
JPH0374381A JP1209596A JP20959689A JPH0374381A JP H0374381 A JPH0374381 A JP H0374381A JP 1209596 A JP1209596 A JP 1209596A JP 20959689 A JP20959689 A JP 20959689A JP H0374381 A JPH0374381 A JP H0374381A
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dioxolane
catalyst
aldehyde
glycol
solvent
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Yoshiaki Urano
浦野 好明
Yukio Sumino
角野 幸男
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/06Halogens; Compounds thereof
    • B01J27/08Halides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/12Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to ring carbon atoms

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、溶剤、医薬品中間体、アセタール樹脂の原料
等として有用な1,3−ジオキソランの新規な製造方法
に関する。
〈従来技術と問題点〉 従来、1,3−ジオキソランの製法として、クリコール
とアルデヒドあるいはケ1〜ンとの環化反応、アルキレ
ンオキシドとアルデヒドあるいはゲ1〜ンとの環化反応
による方法が知られている。
クリコールとアルデヒドの環化反応による1゜3−ジオ
キソランの製法としては、例えは、西ドイツ特許191
4209号明細書には、酸触媒の存在下、クリコールと
ホルムアルデヒド水溶液を反応させ、7%の水分をふく
む1.3−ジオキソランを96.5%の収率で得られる
ことが開示されている。
特開昭41−62469号明細書には酸触媒の存在下、
クリコールとパラホルムアルデヒドを反応させ、反応蒸
留液にシクロヘキサンを添加し、精製することにより高
純度の1..3−ジオキソランか得られることか開示さ
れている。
また、Ind、 Enq、 CheIll、、 46,
787(1954)には、酸触媒の存在下、クリコール
とバラホルムアルデヒドを反応させ、反応蒸留液に食塩
を添加し2相に分離後、有機相を精留することにより、
水分の少ない、高純度の1,3−ジオキソランが得られ
ることか開示されている。
しかしながら、これらのグリコールとアルデヒドとを原
料とする製法では、生成した1 3−ジオキソランと水
が共沸するため、蒸留工程たりでは、水を分離、除去す
ることが困難である。高純度、低含水量の1,3−ジオ
キソランを得るためには、抽出、塩析等の精製工程がさ
らに必要となり、製造コメ1〜が高くなる傾Frすにあ
った。
一方、アルキレンオキシドとアルデヒドとの反応による
製造方法としては、Ber、、 74,145(194
1)及び、J、へrn、 CbeIj、 Soc、、 
55,3741(1933)には、塩化第2スズを触媒
として反応させることにより22−63%の収率で1.
3−ジオキソランが得られることが開示されている。ま
た、AlIn、、 710゜85(1967)には、4
級アンモニウム塩を触媒として反応させることにより3
6−85%の収率で13−ジオキソランが得られること
か開示されている。
しかしながら、これらの文献に開示されている製造方法
では、生成物の1,3−ジオキソランの脱水の問題はな
いが、反応収率が低く、なおがっ触媒の回収、繰り返し
使用や触媒の寿命等の問題かあり、工業的に製造される
までには至っていない。
〈発明が解決しようとするl¥17題点〉上記の問題点
に鑑み、高収率で、かつ経済的に有利な高純度の1,3
−ジオキソランの製造方法について鋭意研究を重ねた結
果、本発明者等は蒸留操作だけで容易に、水分の少ない
高純度の13−ジオキソランを高収率で得ることかでき
る新規製造方法を見いたし、本発明に至った。
く問題点を解決するだめの手段〉 本発明は、−紋穴(1) %式%(1) [式中、R1は水素原子または炭素数1−5のアルキル
基を示す。コ で示されるアルデヒドと、 一般式(2) %式%(2) [式中、R2は水素原子または炭素数1−2のアルキル
基または、フェニル基を示す。〕で示されるアルキレン
オキシドと反応せしめて1゜3−ジオキソランを製造す
る方法において、アル−1レンオキシドに対応するアル
キレンクリコールを溶媒として用い、アルカリ金属およ
び/またはアルカリ土類金属の臭素化物またはヨウ素化
物を触媒として用いることを特徴とする 一般式(3) 〉C−0・・・(1) CH−0 > CH−R1・・・(3) CI(2−0 1式中、R1は水素原子または炭素数1−5のアルキル
基を示し、R2は水素原子または炭素数12のアルキル
基または、フェニル基を示す。コで示される1、3−ジ
オキソランの製造方法に関するもの・である。
本発明のアルキレンオキシドに対応するアルキレングリ
コールを溶媒として用い、アルカリ金属および/または
アルカリ土類金属の臭素化物またはヨウ素化物を触媒と
して用いる方法によれば、従来の触媒を用いる方法に比
較し、高収率で1゜3−ジオキソランを得ることかでき
、しかも、反応液中には、はとんど水分か存在しないた
め、蒸留工程のみて容易に高純度の1,3−ジオキソラ
ンを製造できる。
本発明において用いられる一般式〈1)[式中、R1は
水素原子または炭素数1−5のアルキル基を示す。] で示されるアルデヒドとしては、例えば、ホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド、バレルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド
、及びそれらの重合物であるパラホルムアルデヒド、パ
ラアルデヒド等がある。
本発明において用いられる一般式〈2)R3−CH−C
H2・・・(2) \ 1 [式中、R2は水素原子または炭素数1−2のアルキル
基または、フェニル基を示す。]で示されるアルキレン
オキシドとしては、例えば、エヂレンオキシド、プロピ
レンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド等
がある。
本発明において用いられる反応溶媒であるアルキレング
リコールとしては、エチレンクリコール、プロピレンク
リコール、ブチレングリコール、フェニルエチレンクリ
コール等がある。特に含水アルデヒドを原料として用い
る場合、原料アルキレンオキシドの水和反応で得られる
アルキレンクリコールを用いることか最適である。
本発明において用いられる触媒であるアルカリ金属およ
び/またはアルカリ土類金属の臭素化物またはヨウ素化
物としては臭化ナトリウム、臭化カリウム、ヨウ化ナト
リウム、ヨウ化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネ
シウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム等かあ
る。特に触媒としてヨウ化カリウムを用いる場合、反応
収率、反応速度の面から好ましい結果が得られる。
本発明において製造できる1、3−ジオキソランとして
は、例えは、1.3−ジオキソラン、2メチル−1,3
−ジオキソラン、2−エチル1.3−ジオキソラン、2
−プロピル−1,3−ジオキソラン、2−ブチル−1,
3−ジオキソラン、2−ベンチルー1.3−ジオキソラ
ン、4−メチル−1,3−ジオキソラン1.2−メチル
4−メチル−1,3−ジオキソラン、2−エチル4−メ
チル−1,3−ジオキソラン、2−プロピル−4−メチ
ル−1,3−ジオキソラン、2ブチル−4−メチル−1
,3−ジオキソラン、2−ペンチル−4−メチル−1,
3−ジオキンラン、4−エチル−1,3−ジオキソラン
、2−メチル4−エチル−1,3−ジオキソラン、2−
エチル−4−エチル−1,3−ジオキソラン、2−プロ
ピル−4−エチル−1,3−ジオキソラン、2−ブチル
−4−エチル−1,3−ジオキソラン、2−ペンチル−
4−エチル−1,3−ジオキソラン、4−フェニル−1
,3−ジオキソラン、2メチル−4−フェニル−1,3
−ジオキソラン、2−エチル−4−フェニル−1,3−
ジオキソラン、2−プロピル−4−フェニル−1,3−
ジオキソラン、2−ブチル−4−フェニル−l、3ジオ
キソラン、2−ペンデル−4−フェニル−1゜3−ジオ
キソラン等がある。
本発明における1、3−ジオキソランの製造方0 法において、触媒の使用量としては、−紋穴(1)R1 %式%(1) [式中、R1は水素原子または炭素数1−5のアルキル
基を示す。] で示されるアルデヒドに対して0.01−10モル%が
好ましい。0.01モル%以下では反応速度が遅くて実
用的でない。また、10モル%以上の使用は触媒費用が
高くなり、経済的に有利でない。また、触媒は反応終了
後、蒸留により1,3−ジオキソランを分離した溶媒中
に残り、触媒を分離、回収することなく、溶媒と共に繰
り返し使用することかできる。
本発明において、溶媒の使用は不可欠である。
溶媒を使用しない場合、反応圧力はエチレンオキシド、
プロピレンオキシド等を用いれば20kg/−以上の高
圧にしなければならす、反応速度も遅く、しかも低収率
となる。
溶媒の使用量としては、触媒を溶解するだけの1 量であれば十分であるか、通常、アルデヒドに対して3
0〜200重量%か好ましい。
アルキレンオキシドは、アルデヒドに対して1−2モル
倍の使用量で高収率で1.3−ジオキソランを得ること
かできる。原料アルデヒドとして、ホルマリン、パラホ
ルムアルデヒド、アセ1〜アルデヒド等水分を含んだア
ルデヒドを用いる場合、アルデヒドと水の合計モル数に
対して1〜2モル倍のアルキ、レンオキシドの使用が好
適である。この場合、アルデヒド中に含まれる水分はア
ルキレンオキシドと反応し、アルキレングリコールとな
り、反応後蒸留操作のみで0.1重量%以下の水分を含
む高純度の1.3−ジオキソランを得ることができる。
また、副生じたアルキレングリコールはそのまま、本発
明の溶媒として使用できるが、蒸留分離することにより
他の用途での使用も可能である。
本発明における1、3−ジオキソランの製造方法におい
て、反応温度としては、50−150℃か好ましい。こ
れより低い温度では反応時間が長2 くなり、生産性か悪くなる。また、これより高い温度で
は、副反応か生じ易くなり、収率低下となる。反応圧力
としては、原料のアルキレンオキシド、アルデヒド等を
溶解させるに必要な程度でよく、常圧、加圧いづれでも
可能であるが、通常210kg/cJの加圧下にて行う
ことが好ましい。
本発明における1、3−ジオキソランの製造方法として
は、回分式、半回分式、連続式のいづれの製造方法でも
可能である。
本発明における1、3−ジオキソランの製造方法の一例
としては、耐圧反応器に所定量のアルデヒド、アルキレ
ングリコール、触媒を仕込み系内を窒素置換後、60−
150°Cにて昇温後、アルキレンオキシドを一定の圧
力下導入し、所定量導入後1−5時間熟成を行うことに
より反応を終了させ、その後生成したジオキソランを蒸
留等により分離することにより高純度でかつ高収率で■
3−ジオキソランを得ることができる。触媒を含む蒸留
残分は繰り返し、反応溶媒として使用することができる
〈発明の効果〉 本発明のアルデヒドとアルキレンオキシドより、1.3
−ジオキソランを製造する方法においては、アルキレン
オキシドに対応するアルキレングリコルを溶媒として用
い、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の臭
素化物またはヨウ素化物を触媒として用いているため、
目的とする13−ジオキソランを高収率でかつ容易な精
製方法で経済的に有利に製造することができる。特に、
水分を含んだアルデヒドを原料として用いる場合におい
ても、反応生成液中には微量の水分しか残存せず、水分
の除去工程なしで蒸留操作のみで高純度の1,3−ジオ
キソランを製造することができるという優れた効果を有
する。
〈実施例〉 下記の実施例は本発明を説明するt二めのものである。
但し、これらの実施例は本発明の範囲を制限するもので
はない。
 4 3 実施例−1 17wt%含水のパラホルムアルデヒド(ホルムデヒド
78wt%含有)を192g、ヨウ化カリウム17g、
及びエチレングリコール192gを撹拌器を備えたステ
ンレス製オートクレーブに導入した。気相部の空気を窒
素で置換した後、窒素で2.0kg10Aに加圧しな。
その混合物を温度105℃に加熱し、エチレンオキシド
302gを6時間かけて導入した。その時、圧力は徐々
に上昇し最終的に7kg/cJとなった。導入の間、混
合物温度は105℃を維持した。さらに105℃で1時
間熟成した後、室温まで冷却した。
この反応液の分析結果は水分0,005wt%以下、ホ
ルムアルデヒド0.01wt%以下であり、1.3−ジ
オキソラン353g、生成したエチレングリコール11
5gを得た。
1.3−ジオキソランの収率はホルムアルデヒド基準で
95.5モル%、エチレンオキシド基準で69.6モル
%であった。また、エチレングリ5 コールの収率はエチレンオキシド基準で27.1モル%
であった。
実施例−2 3wt%含水のパラホルムアルデヒド(ホルムアルデヒ
ド94wt%含有)を160g、ヨウ化カリウム17g
、及びエチレンクリコール160gを撹拌器を備えたス
テンレス製オートクレーブに導入した。気相部の空気を
窒素で置換した後、窒素で2、Okg/c+flに加圧
した。その混合物を温度105℃に加熱し、エチレンオ
キシド232gを6時間かけて導入した。その時の圧力
は徐々に上昇し最終的に6.5kg/cffとなった。
導入の間、混合物温度は105℃を維持した。さらに1
05℃で1時間熟成した後、室温まで冷却した。
この反応液の分析結果は水分0.005svt%以下、
ホルムアルデヒド0..01wt%以下であり、1.3
−ジオキソラン349g、生成したエチレンクリコール
17gを得た。
1.3−ジオキソランの収率はホルムアルデヒド6 ド基準で94.2モル%、エチレンオキシド基準で89
.3モル%であった。また、エチレングリコールの収率
はエチレンオキシド基準で5.2モル%であった。
実施例−3 3wt%含水のパラホルムアルデヒド(ホルムアルデヒ
ド94wt%含有)を160g、臭化カリウム8ir、
及びエチレンクリコール160gを撹拌器を備えたステ
ンレス製オートクレーブに導入した。気相部の空気を窒
素で置換した後、窒素で2゜0kg/clllに加圧し
た。その混合物を温度105℃に加熱し、エチレンオキ
シド232gを12時間かけて導入した。その時の圧力
は徐々に上昇し最終的に6,5bg/aflとなった。
導入の間、混合物温度は105℃を維持した。さらに1
05℃で1時間熟成した後、室温まで冷却した。
この反応液の分析結果は水分0.005wt%以下、ホ
ルムアルデヒド1.0wt%以下であり、13−ジオキ
ソラン334g、生成したエチレンオキシ リコール17gを得た。
1.3−ジオキソランの収率はホルムアルデヒド基準で
90.2モル%、エチレンオキシド基準で85.6モル
%であった。また、エチレンクリコールの収率はエチレ
ンオキシ、ド基準で5.2モル%であった。
実施例−4 3vt%含水のパラホルムアルデヒド(ホルムアルデヒ
ド94vt%含有)を160g、ヨウ化カリウム17g
、及びプロピレングリコール160gを撹拌器を備えた
ステンレス製オートクレーブに導入した。気相部の空気
を窒素で置換した後、窒素で2.0kg/c+Jに加圧
した。その混合物を温度105℃に加熱し、プロピレン
オキシド307gを7時間かけて導入した。その時、圧
力は徐々に上昇し最終的に6.0kg/cJとなった。
導入の間、混合物温度は105℃を維持した。さらに1
05℃で2時間熟成した後、室温まで冷却した。
この反応液の分析結果は水分0.005wt%、8 ホルムアルデヒド1.2wt%であり、4−メチル1,
3−ジオキソラン396g、生成したプロピレングリコ
ール21gを得た。
4−メチル−1,3−ジオキソランの収率はホルムアル
デヒド基準で90.0モル%、プロピレンオキシド基準
で85.3モル%であった。また、プロピレングリコー
ルの収率はプロピレンオキシド基準で5.2モル%であ
った6 実施例−5 6vt%含水のアセトアルデヒド(アセトアルデヒド9
2wt%含有)を240g、ヨウ化カリウム17g、及
びエチレングリコール120gを撹拌器を備えたステン
レス製オートクレーブに導入した。気相部の空気を窒素
で置換した後、窒素で2゜Okg / CIITに加圧
した。その混合物を105°Cに加熱し、エチレンオキ
シド256gを7時間かけて導入した。その時、圧力は
徐々に上昇し最終的に7.0kg10ffとなった。導
入の間、混合物温度は105℃を維持しな。さらに10
5℃で2時間前9 成した後、室温まで冷却した。
この反応液の分析結果は水分0.005wt%以下、ア
セトアルデヒド0.01wt%以下であり、2−メチル
−1,3・−ジオキソラン411 g 、生成したエチ
レングリコール50gを得た62−メチル−1,3−ジ
オキソランの収率はアセトアルデヒド基準で93.3モ
ル%、エチレンオキシド基準で80.2モル%であった
。また、エチレンクリコールの収率はエチレンオキシド
基準で14.0モル%であった。
比較例−1 17wt%含水のパラホルムアルデヒド(ホルムアルデ
ヒド78vt%含有)を192g、ヨウ化カリウム1.
7 gを撹拌器を備えたステンレス製第1−クレープに
導入した。気相部の空気を窒素で置換した後、窒素で2
.0kg/cAに加圧した。その混合物を温度105°
Cに加熱し、エチレンオキシドを20g導入した。その
時、圧力は急激に上昇し最終的に1−0kg/cdとな
った。エチレンオキシ0 ドの導入を停止し、混合物温度は1.05°Cを維持し
た。1時間後、圧力の低下かみられず室温まで冷却した
この反応液には1.3−ジオキソランの生成は殆どなか
った。
度99%以上、水分0.005wt%以下の2−メチル
−1,3−ジオキソラン386gか得られた。
この場合、2−メチル−1,3−ジオキソランの蒸留収
率は94%であった。
参考例−1 実施例−1で得られた反応生成液を、3II1mφデイ
クソンパツキンを40CI11充填した蒸留塔を備えた
蒸留装置に移し、還流比3にて常圧蒸留を行った。軽質
分留出後、沸点範囲74−76°Cで純度99%以上、
水分0.005wt%以下の1.3ジオキソラン335
gか得られた。この場合、1゜3−ジオキソランの蒸留
収率は95%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) [式中、R_1は水素原子または炭素数1−5のアルキ
    ル基を示す。] で示されるアルデヒドと、 一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) [式中、R_2は水素原子または炭素数1−2のアルキ
    ル基または、フェニル基を示す。] で示されるアルキレンオキシドと反応せしめて1,3−
    ジオキソランを製造する方法において、アルキレンオキ
    シドに対応するアルキレングリコールを溶媒として用い
    、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の臭素
    化物またはヨウ素化物を触媒として用いることを特徴と
    する 一般式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(3) [式中、R_1は水素原子または炭素数1−5のアルキ
    ル基を示し、R_2は水素原子または炭素数1−2のア
    ルキル基または、フェニル基を示す。]で示される1,
    3−ジオキソランの製造方法。
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