JPH0374159B2 - - Google Patents

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JPH0374159B2
JPH0374159B2 JP60241283A JP24128385A JPH0374159B2 JP H0374159 B2 JPH0374159 B2 JP H0374159B2 JP 60241283 A JP60241283 A JP 60241283A JP 24128385 A JP24128385 A JP 24128385A JP H0374159 B2 JPH0374159 B2 JP H0374159B2
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air
drying
dried
hot air
sludge
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JP60241283A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下水、し尿、各種産業廃水などの有
機性汚水処理において発生する有機性汚泥(凝集
沈殿汚泥を含む)の脱水ケーキを、極めて合理的
かつ省エネルギー的に乾燥する方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
有機性汚泥は、脱水→乾燥→焼却という直列プ
ロセスで処分されるのが代表的かつ一般的な方法
である。
しかし、有機性汚泥は脱水性が悪く、脱水ケー
キの水分が75〜85%程度と高いため、乾燥、焼却
する際に多量の燃料を必要とするほかに、排出さ
れる乾燥排ガスの脱臭処理のために脱臭設備と高
額の脱臭コストを必要とするという欠点があり、
特に後続する焼却工程は乾燥の良否に左右される
ところから、乾燥をいかに効果的、合理的に行う
かがキーポイントになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、従来技術においては、低水分の乾
燥物を得るためには多量の燃料を必要とし、また
その乾燥排ガスの悪臭に対する脱臭設備を必要と
するという、重大な問題点をかかえている。
本発明は、有機性汚泥の脱水ケーキの乾燥を、
予備乾燥と仕上げ乾燥の2段に分割して、効果的
かつ合理的な乾燥を行い、さらに乾燥排ガスの脱
臭のための経費を完全に不要にしようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、有機性汚泥の脱水ケーキを熱風乾燥
し、該熱風乾燥工程からの乾燥排ガスを汚水の生
物処理用の曝気ブロワーの吸引空気に混合し、該
ブロワーの吐出空気を前記熱風乾燥工程から排出
された乾燥物に直接接触せしめてさらに乾燥した
のち汚水の生物処理に使用することを特徴とする
有機性汚泥の乾燥方法である。
〔作用〕
本発明の作用を、その一実施態様を示す図面を
参照しながら説明すれば、水分75〜85%程度に脱
水された有機性汚泥の脱水ケーキ1は、密閉型の
第1熱風乾燥機2に供給され、温度200〜800℃の
熱風3によつて乾燥され、水分40〜50%程度の乾
燥汚泥4となつて排出される。また、第1熱風乾
燥機2から排出される乾燥排ガス5(悪臭があ
る)は、サイクロンなどの除じん器6を経由し
て、汚水の生物処理のためにエアレーシヨン用空
気を供給する曝気ブロワー7が設置された設置室
8内に導入され、曝気ブロワー7は吸引空気9中
に乾燥排ガス5を混合して共に吸引して圧縮し、
断熱圧縮によつて吸引する気体の温度よりも50℃
程度昇温した吐出空気10となる。
一方、第1熱風乾燥機2から排出された乾燥汚
泥4は、第2段目の密閉型の通気乾燥器11の上
部から供給されて通気乾燥器11内に充填層12
を形成し、この充填層12の下部から前述の曝気
ブロワー7の吐出空気10を上向流にて通気し、
充填層12を形成している汚泥中の水分を吐出空
気10の保有する熱によつて蒸発、除去し、仕上
げ乾燥が行われる。この仕上げ乾燥された最終乾
燥汚泥13は、曝気ブロワー7の吐出空気10に
よつて高度に乾燥されており、回分的又は連続的
に通気乾燥器11から取り出され、固形燃料もし
くは肥料として有効利用される。
このようにして、乾燥汚泥4の充填層12中の
水分を蒸発させ、熱が消費されて冷却し通気乾燥
器11から排出される排出空気14は、圧力をほ
とんど失つておらず、汚水15を受入れる生物処
理槽16内の散気器17に供給され、エアレーシ
ヨン空気として槽16内で噴出される。
なお、曝気ブロワー7の吐出空気10の配管が
空気乾燥器11に連絡する部分は、保温施工をす
ることが好ましく、特に配管が屋外に露出してい
る場合には、雨雪等によつて著しく冷却されてし
まうために、雨雪等が直接配管に接触しないよう
にカバーを設けるとよい。また生物処理槽16内
の散気器17は、ダストによる目詰まりを防ぐた
めに、デイフユーザーなどのノンクロツグタイプ
のものを用いるのが好ましい。
なお、前段の乾燥を行うための第1熱風乾燥機
2としては、各種タイプのものを使用することが
できるが、撹拌流動層による連続造粒乾燥機を使
用することが好ましく、その場合には球形ペレツ
ト状の水分40〜50%の乾燥汚泥4を得ることがで
きるから、第2段目の曝気ブロワー7による通気
乾燥器11において極めて通気性の良い充填層1
2を形成できるばかりでなく、球形ペレツト状の
ために流動性が良好で、通気乾燥器11内でのブ
リツジングに起因する乾燥物の排出不能トラブル
が発生しない。
以上述べた本発明の技術的思想の骨子は次の通
りである。
即ち、第1熱風乾燥機2に撹拌流動層による造
粒乾燥機を使用した場合の乾燥排ガス5の温度
は、供給する熱風3の温度(200〜800℃)に対応
する湿球温度(50〜75℃)を示すので、曝気ブロ
ワー7の吸引空気9に混合することによつて、吸
引空気9の温度を高めることが可能となる。した
がつて、単に吸引空気9(外気)のみを吸引して
曝気ブロワーで断熱圧縮する場合よりも高温度の
吐出空気10を得ることができ、この結果、通気
乾燥器11において乾燥に利用される熱量が増加
し、より低水分の最終乾燥汚泥13を得ることが
できる。
さらにまた、有機性汚泥の脱水ケーキを熱風乾
燥する場合の大きな問題点は、乾燥排ガス5が強
い悪臭を帯びることであり、このために従来は、
薬液脱臭、吸着脱臭、燃焼脱臭などの脱臭装置を
必ず設けなければならず、その設備費、運転費が
高額となつていた。しかるに、本発明では熱風乾
燥時の乾燥排ガス5を曝気ブロワー7の吸引空気
9に混合させて汚水の生物処理槽16に供給し、
曝気と共に微生物(活性汚泥)によつて生物学的
に脱臭されるので、脱臭設備と脱臭運転費(ラン
ニングコスト)は完全に不要になる。
〔実施例〕
処理量100k/日のし尿の低希釈二段活性汚
泥プロセスから発生する余剰活性汚泥と三次処理
工程から排出された凝集沈殿汚泥との混合汚泥
1200Kg・乾燥固形物/日を、ベルトプレス型脱水
機で脱水したケーキ(水分82.0%)を、まず直径
500mmφの撹拌流動層型の連続造粒乾燥機に供給
し、温度800℃の熱風を供給したところ、水分45
%、粒径3〜5mmの球形ペレツト状の乾燥汚泥を
得た。このときの連続造粒乾燥機から排出された
乾燥排ガスの温度は75℃(湿球温度)、流量は
7.1Nm3/minで、悪臭をもつものであつた。
この乾燥排ガスを曝気ブロワー吸引空気(温度
25℃)に混合したものを曝気ブロワーで圧縮(圧
縮所要動力90kw)した結果、温度110℃、流量80
m3/min、ゲージ圧力0.53Kgf/cm2のブロワー吐
出空気を得た。次に、このブロワー吐出空気を、
前記の連続造粒乾燥機で得られた球形ペレツト状
の乾燥汚泥を通気乾燥器中に直径1mφ、層厚1
mに充填した充填層に通気した結果、水分5〜7
%の高度に乾燥された最終乾燥汚泥を得た。
一方、通気乾燥器から排出された空気(臭気濃
度1500〜2000)を、低希釈二段活性汚泥プロセス
の硝化槽にエアレーシヨン用空気として供給し
た。そして、硝化槽の水面から排出してくるエア
レーシヨン空気をサンプリングして臭気濃度を測
定したところ、400〜500であり、悪臭はなく、土
のような臭であつた。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、次のような
顕著な効果を得ることができる。
有機性汚泥の脱水ケーキを2段階で乾燥し、
後段の乾燥工程を燃費ゼロという省エネルギー
的乾燥を行うという新規な構成をとつた結果、
全体として乾燥コストが大幅に節減される。
前段の熱風乾燥工程からの乾燥排ガス(外気
よりも高温を示す)を、後段の通気乾燥工程と
汚水のエアレーシヨンのためのエネルギーを供
給する曝気ブロワーの吸引外気に混合せしめる
構成としたので、後段の乾燥工程の乾燥用熱エ
ネルギーの増加のために前段の乾燥工程の排熱
を有効利用でき、その結果、前記の効果と相
俟つて、極めて省エネルギー型の汚泥乾燥プロ
セスを確立できる。
悪臭を有する乾燥排ガスは、汚水の生物処理
に導かれて利用され、同時に生物学的に脱臭さ
れるから、脱臭設備、脱臭経費が不要になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施態様を示す系統説明図で
ある。 1……脱水ケーキ、2……第1熱風乾燥機、3
……熱風、4……乾燥汚泥、5……乾燥排ガス、
6……除じん器、7……曝気ブロワー、8……設
置室、9……吸引空気、10……吐出空気、11
……通気乾燥器、12……充填層、13……最終
乾燥汚泥、14……排出空気、15……汚水、1
6……生物処理槽、17……散気器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機性汚泥の脱水ケーキを熱風乾燥し、該熱
    風乾燥工程からの乾燥排ガスを汚水の生物処理用
    の曝気ブロワーの吸引空気に混合し、該ブロワー
    の吐出空気を前記熱風乾燥工程から排出された乾
    燥物に直接接触せしめてさらに乾燥したのち汚水
    の生物処理に使用することを特徴とする有機性汚
    泥の乾燥方法。 2 前記熱風乾燥に、撹拌流動層による造粒乾燥
    を採用したものである特許請求の範囲第1項記載
    の有機性汚泥の乾燥方法。
JP60241283A 1985-10-30 1985-10-30 有機性汚泥の乾燥方法 Granted JPS62102899A (ja)

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JPS62102899A JPS62102899A (ja) 1987-05-13
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CN101825390B (zh) * 2010-04-27 2011-11-09 莱芜钢铁集团有限公司 一种双层振动流化床干燥分级装置

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