JPH0372728A - 物品識別システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機の工具や工場における部品、製品の管理
又は物流システム等に用いられる物品の識別システムに
関するものである。

〔従来の技術〕

従来工作機の工具の管理や工場における組立搬送ライン
での部品、製品の識別等を機械化するためには、工具１
部品、製品等の種々の物品を識別して管理するシステム
が必要となる。そこで特開昭６３−２２１９５０号のよ
うに識別対象物にメモリを有するデータキャリアを設け
、外部からデータ伝送によってこのようなメモリに必要
な情報を書込んでおき、必要に応してその情報を読出す
ようにした物品識別システムが提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながらこのような従来の識別システムによれば、
データを保持するデータキャリアにノイズが加わったり
データ伝送時にノイズが重畳されて通信の誤りが起こる
ことがある。このようなエラーはＩＤコントローラに起
因するものとデータキャリアに起因するエラーとがある
。しかしデータキャリアは例えばパレツト等に取付けら
れて物品の搬送ライン上を搬送されるため、ＩＤコント
ローラ側でデータ伝送時のエラーを保持してもどのデー
タキャリアに起因するものかを判別することができない
という欠点があった。

本発明はこのような従来の物品識別システムのエラー検
知の問題点に鑑みてなされたものであって、データキャ
リアのエラーを識別しその保守を容易にできるようにす
ることを技術的課題とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は第１図に示すように、データを保持するメモリ
１、及びメモリへのデータの書込みデータの続出しを制
御するメモリ制御手段２、外部から与えられるコマンド
とデータを復調してメモリ制御手段に与え読出されたデ
ータを伝送するデータ伝送手段３を有し、識別対象であ
る物品に取付けられるデータキャリア４と、データキャ
リアにデータを伝送し送出されたデータを受信するデー
タ伝送手段５を有する書込／読出制御ユニ・ノド６と、
を具備する物品識別システムであって、データキャリア
のメモリはデータキャリア毎に固有のコードを保持する
ものであり、データキャリアはデータ伝送手段によるデ
ータ伝送毎に伝送エラーを判別するエラー判別手段７を
有し、エラー判別手段による工５ラー判別時に固有のコ
ードとエラーコードとを送出するものであり、書込／読
出制御ユニットは前記データキャリアからのエラーコー
ドの送出時にエラーを記憶するエラーログ領域を含むメ
モリ８を有することを特徴とするものである。

〔作用〕

このような特徴を有する本発明によれば、物品等に取付
けられるデータを保持するデータキャリアとリードライ
トヘッド及びＩＤコントローラから戒る書込／読出制御
ユニットとの間でデータ伝送が行われており、データキ
ャリアはデータ伝送毎にデータ通信のエラーをエラー判
別手段により判別している。そしてエラーが判別されれ
ばエラーコードとそのデータキャリアに固有のコードと
を書込／読出制御ユニット側に送出し、書込／読出制御
ユニットではエラーログ領域にデータキャリアに固有の
番号とエラーコードとを記憶するようにしている。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例による物品識別システムの構
造を示すブロツク図である。本図において物品識別シス
テムは識別の対象となる部品が搬送されるパレット１１
に直接取付けられるデータキャリア１２と、データキャ
リア１２にデータを書込み及び読出すリードライトヘッ
ド（以下ＲＷヘソドという）１３、及びＲＷヘソド１３
に接続されてその動作を制御するＩＤコントローラ１４
が設けられる。ＲＷヘソド１３及びＩＤコントローラ１
４は書込／読出制御ユニット６を構成している。又ＩＤ
コントローラ１４は上位のコンピュータ１５に接続され
ている。

さてＩＤコントローラ１４は第３図にブロツク図を示す
ように、データキャリア１２へのデータの書込み及び読
取りを制御するマイクロプロセツサ（ＣＰＵ）２１とそ
のシステムプログラム及びデータを保持するメモリ２２
が設けられ、又上位のコンピュータ１５との入出力を行
う入出力インターフェース２３が設けられる。又メモリ
２２はデータキャリアから送出されるエラー判別時のエ
ラーコードとデータキャリアの固有のコードを記憶する
エラーログ領域を有している。ＣＰＵ２１の入出力端に
はデータキャリア１２に伝送すべきデータを符号化する
符号化回路２４や復号化回路２５が接続されている。さ
てＲＷヘソド１３は符号化回路２４の出力を変調する変
調回路２６及びその出力によって駆動される送信部２７
を有している。送信部２７は例えばコイルからＦＳＸ変
調された信号を出力することによってデークキャリアに
データを伝送するものである。又データキャリアから得
られる受信信号は受信部２８を介して復調回路２９に与
えられる。復調回路２９はこの信号を復調して復号化回
路２５に与えるものである。

次にデータキャリア１２の構成について第４図を参照し
つつ説明する。第４図において送受信部３１はＲＷヘソ
ド１３より出射される周波数の信号を受信及び送信する
ものであり、その受信出力は復調回路３２に与えられる
。復調回路３２はこの信号を復調しその出力を復号化回
路３３に与える。復号化回路３３は符号化されたデータ
を元の信号に復号化してＣＰＵ３４に与えている。ＣＰ
Ｕ３４にはハスを介してメモリ３５、例えばバフテリー
３６によってバックアップされたスタティックＲＡＭや
Ｅ”ＰＲＯＭによって構成されるメモリ３５が接続され
る。メモリ３５は各データキャリアに固有のコードを記
憶する領域を有している。ＣＰＵ３４はＩＤコントロー
ラ１４から与えられたコマンド及びデータに従ってデー
タを書込み又は読出すように制御するものであり、読出
されたデータはシリアル信号に変換されて符号化回路３
７に与えられる。符号化回路３７はＩＤコントローラ１
４の符号化回路２４と同様に与えられた信号を符号化す
るものであり、その出力は変調回路３８を介して送受信
部３１に与えられる。送受信・部３１は例えば従来例の
ように共振回路の共振周波数を異ならせることによって
信号をＲＷヘソド１３側に与えるものである。

次に本実施例の動作についてフローチャートを参照しつ
つ説明する。第５図はデータキャリア１２の動作を示す
フローチャートである。本図においてデータキャリア１
２はＩＤコントローラ１４からリードライトへ・ノド１
３を介してコマンドを受信すると、まずステップ４１に
進んでＣＲＣエラーのチエツクを行う。ここでリードラ
イトヘッド１３からデータキャリア１２にリードコマン
ドにデータキャリアから読出すべきアドレス及びリード
バイト数に加えてＣＲＣデータが付加されて送出される
。従ってステップ４１においてデータキャリア１２のＣ
ＰＵ３４はＣＲＣチエツクを行い、ＣＲＣエラーがなけ
ればステップ４２に進んでコマンドエラーのチエツクを
行う。コマンドエラーがなければ更にステノブ４３に進
んでアドレスエラーのチエツクを行う。これはデータキ
ャリア１２に保持しているメモリ２２のアドレス以外の
アドレスが指定されたかどうかによって行われる。この
ようなエラーチエツクの結果エラーがなければ、与えら
れたコマンドに基づいてリード又はライト処理を行う　
（ルーチン４４）。一方ステップ４１〜４３においてエ
ラーがあればステップ４５に進み、そのエラーの種類に
応じてエラーコードを選択する。

そしていずれかの処理の後ステップ４６に進んでリード
ライト処理の結果又はデータキャリアの固有のコードに
加えてエラーコードを含むレスポンスを送出して処理を
終了する。ここでＣＰＵ３４はステップ４１〜４３．４
５においてデータ伝送毎に伝送エラーを判別するエラー
判別手段５の機能を達成しており、ルーチン４４におい
て与えられたコマンドに基づいてメモリにデータを書込
み又は読出すメモリ制御手段２の機能を達成している。

一方ＩＤコントローラ１４は第６図に示すように上位コ
ンピュータ１５からのコマンドを受信すると動作を開始
し、ステップ５１に進んでステータスリードコマンドを
データキャリア１２に送出する。このステータスコード
はデータキャリアの状態を示すものであり、データキャ
リア１２はデータキャリアの固有のコードを加えてステ
ータスコードをＩＤコントローラ１４に送出する。そう
すればＩＤコントローラ１４はステップ５２に進んでス
テータスコードを受信する。そしてステップ５３におい
てエラーの有無をチエツクし、エラーがあれば動作を終
了し、エラーがなければステップ５４に進んでデータキ
ャリア１２にリード又はライトコマンドを送出する。そ
してステップ５５においてデータキャリア１２から得ら
れたレスポンスを受信し、エラーコードが含まれている
かどうかをチエツクする。エラーコードが含まれていな
ければ上位コンピュータ１５に、レスポンスを送出して
処理を終了しくステップ５６）、エラーコードが含ま０ れていればステップ５７に進んでＩＤコントローラのメ
モリ２２のエラーログ領域にエラーコードとデータキャ
リアの固有コードとを登録する。

第７図はこうしてエラーコードが登録されたメモリ２２
の一例を示すメモリマツプである。このようにデータキ
ャリアで検出されたデータ伝送時のエラーコードとデー
タキャリアに固有のコードとをＩＤコントローラ側で記
録しておくことにより、ＩＤコントローラのエラーログ
領域をチエツクするだけでいずれのデータキャリアにエ
ラーが多いか、又はそのＩＤコントローラに固有のエラ
ーが頻発しているか等を容易に検知することができる。

〔発明の効果〕

そのため本発明によれば、ＩＤコントローラのエラーロ
グ領域をチエツクするだけで正常な伝送が行われている
か、又はデータキャリアやＩＤコントローラに固有の異
常があるかどうかを容易に検知することができる。従っ
てエラーの多いデータキャリアやＩＤコントローラを特
定することができ、物品識別システム全体の保守を容易
に行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体構成を示す機能ブロック図、第２
図は物品識別システムの全体構成を示す斜視図、第３図
はＩＤコントローラの構成を示すブロック図、第４図は
データキャリアの構成を示すブロック図、第５図はデー
タキャリアの動作を示すフローチャート、第６図はＩＤ
コントローラの動作を示すフローチャート、第７図はＩ
Ｄコントローラのメモリマツプである。 １−−−−メモリ　　２−−−−−メモリ制御手段　　
３゜５−−−−−−データ伝送手段　　４　、　１２−
−−−−データキャリア　　６−−−−−−書込／読出
制御ユニット　　７−　　エラー判別手段　　８　、　
２２　、　３５−−−−−−メモリ　　　１３−一−−
−−−リードライトヘソド　　１４ＩＤコントローラ　
　１５−−−−一上位コンピュータ２１　、　３４−−
−−−ＣＰ　Ｕ １ 第１図 ２ ４−−−−−−テ゛−グ ６−−−−−・　杏込−／ａ記卑′１ネ即ユニット特開
平３ ７２７２８　（６）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データを保持するメモリ、及び前記メモリへのデ
   ータの書込みデータの読出しを制御するメモリ制御手段
   、外部から与えられるコマンドとデータを復調して前記
   メモリ制御手段に与え読出されたデータを伝送するデー
   タ伝送手段を有し、識別対象である物品に取付けられる
   データキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータ
   を受信するデータ伝送手段を有する書込／読出制御ユニ
   ットと、を具備する物品識別システムであって、 前記データキャリアのメモリはデータキャリア毎に固有
   のコードを保持するものであり、前記データキャリアは
   データ伝送手段によるデータ伝送毎に伝送エラーを判別
   するエラー判別手段を有し、前記エラー判別手段による
   エラー判別時に固有のコードとエラーコードとを送出す
   るものであり、前記書込／読出制御ユニットは前記デー
   タキャリアからのエラーコードの送出時にエラーを記憶
   するエラーログ領域を含むメモリを有するものであるこ
   とを特徴とする物品識別システム。