JP4451667B2 - デバイス及びリード装置 - Google Patents
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ICタグは、必ず、それぞれ固有のID(識別子)を1個有し、他のICタグと区別することができる。また、ICタグには、固有のIDの他にリード/ライト可能メモリ(不揮発性メモリ)を持ちデータを記録することができるものもある。リーダ/ライタ装置は、ICタグの固有IDの読み出しと、ICタグ内メモリへのデータの読み書きを行う装置である。
ID読み出しコマンドのあとの時間をタイムスロットという区切られた時間に分割する。このタイムスロットは、リーダ/ライタ装置とすべてのICタグで共通であり、スロット番号のずれなどは発生しない。各ICタグは、乱数で一つのタイムスロットを選択し、そのタイムスロットを利用して自己のIDを応答する。そのタイムスロットを使用したICタグが1つである場合は、リーダ/ライタ装置より、そのIDが正しく読み取られる。
しかし、複数のICタグが同一のタイムスロットを利用する場合も起こりうる。この場合、応答データが混信(衝突)し、パリティやCRCなどのエラー検出機構により、正しく読み取れなかったことが検出される。この場合、ICタグは、リーダ/ライタ装置の指示により、再度、別のタイムスロットで、IDの応答を行う。
このような処理を、すべてのICタグを読み終わるまでつづける。
まず、読み取り時間が長くかかるという問題である。ICタグの応用例に、ICタグを貼付した物品を多数のせた台車を、ゲート型のリーダ/ライタの前を通過させるだけで自動的に読み取る「自動検品」がある。読み取り時間が長くかかると自動検品が円滑にできなくなる可能性がある。
例えば、台車に1000個の物品(1000個のICタグ)を載せ、秒速1m/s(歩行速度)で通過させることを想定する。リーダ/ライタがICタグを確実に読める幅が1mとすると、読み取り時間は、1m/1(m/s)=1秒となる。一方、ゲートICタグとリーダ/ライタ間の通信速度が、20Kbps(通信周波数や帯域幅に依存するが、13.56MHz帯のICタグの読み取り速度は、この程度である)と仮定すると、1000×96/20K≒5秒かかることになり、1000個の物品をすべて読み取ることは不可能である。台車に積む物品の個数を減らしたり、台車の速度を低下させる必要があるが、これは、検品作業の効率を落とすことになる。
固有IDを記憶する固有ID格納レジスタと、
固有IDよりも短い短縮IDを記憶するための短縮ID格納レジスタと、
リード装置から所定長データとその所定長データに対応する短縮IDとを受信し、受信した所定長データが固有ID格納レジスタに記憶された固有IDに含まれるか否かを判定し、所定長データが固有IDに含まれる場合には、所定長データに対応する短縮IDを短縮ID格納レジスタに格納するとともに、リード装置からの固有の識別子の問い合わせを受信した場合、短縮ID格納レジスタに短縮IDが格納されている場合には、短縮IDを用いて合成IDを生成し合成IDをリード装置へ送信するデバイス制御部と
を備えたことを特徴とする。
図1にて、ICタグ通信システムの構造について説明する。
図において、1はリーダ/ライタ装置(リード装置の一例)、2はICタグ(デバイスの一例)である。リーダ/ライタ装置1は、アンテナ101、変調部102、復調部103、装置制御部104、コマンド信号線105、レスポンス信号線106、メモリ107、短縮IDテーブル108から構成される。ICタグ2は、アンテナ201、変調部202、復調部203、デバイス制御部204、不揮発性メモリ205、固有ID格納レジスタ206、短縮ID格納レジスタ207から構成される。
特に、IDコードは、96ビットと長くはあるが、フィールドごとに意味をもち、すべてのフィールドやビットが平等には使われないアプリケーションがある。例えば、物流においては、一度に多数の物品を運ぶが、その物品の大多数が、メーカや製品名が少数のものに限定されているようなことは一般的である。このメーカ番号や製品番号を管理し(リーダ/ライタ装置がテーブルを持つ)、長いメーカ番号、製品番号を短い番号に割り当てることで、IDコードを短くすることができる。もちろん、リーダ/ライタ装置1が管理しているメーカ番号、製品番号以外の物品を扱う場合があるが、その場合は、IDコードを短縮せず、そのままのIDコードをICタグ2は応答する。
リーダ/ライタ装置1が管理しているメーカ番号、製品番号と、取り扱っている物品のID番号の一致率が、IDコードの平均長に影響し、一致率が高ければ、IDコードの平均長は十分短くなる。
ICタグ(デバイスの一例)のプログラムは、IC内にファームウェアとしてROMに記憶される。或いは、不揮発性メモリ205に記憶される。
固有IDは96ビット構成であり、内訳は、8ビットのヘッダ、28ビットの企業番号、24ビットの製品番号、36ビットのシリアル番号である。このうち、ヘッダ、企業番号、製品番号のすべてのビットとシリアル番号の上位20ビットを短縮可能フィールド206a、製品番号の下位16ビットを短縮不可フィールド206b(所定長データの一例)と想定する。
ここでは、例として、4個のICタグ(以下、タグ1、タグ2、タグ3、タグ4という)を想定する。
タグ1の固有IDを000123456789000003330A00、
(短縮可能フィールド=00012345678900000333、短縮不可フィールド=0A00)
タグ2の固有IDを000222222222000004440B01、
(短縮可能フィールド=00022222222200000444、短縮不可フィールド=0B01)
タグ3の固有IDを000111111111000002220C02、
(短縮可能フィールド=00011111111100000222、短縮不可フィールド=0C02)
タグ4の固有IDを000123456789000003330D02、
(短縮可能フィールド=00012345678900000333、短縮不可フィールド=0D02)
とする。
短縮ID207aは、短縮IDをそのものを格納する8ビットのレジスタ、有効ビット207bは、短縮ID207aが有効であることを示す1ビットのレジスタである。
圧縮フィールド108aに、過去のICタグの短縮可能フィールドの履歴が記録されており、回数欄108dに、その短縮可能フィールドの出現回数を記録する。短縮番号欄108cには、256個(00〜FF(十六進数))の短縮IDフィールドが振られている。ただし、この番号は、順番に振られているため、短縮IDテーブル108のレコードアドレスと直結しているため、実際にはこのフィールドを実装する必要はない。また、短縮IDテーブル108のテーブルの行数は、256より多く、過去に発生したほとんどすべての短縮可能フィールドが記録されている。この短縮IDテーブルには、現在、1行目に短縮可能フィールド=00011111111100000222が500回発生したことが記録され、このときの短縮IDは00である。また、2行目に短縮可能フィールド=00012345678900000333が400回発生したことが記録され、このときの短縮IDは01である。同様に、256行目まで、短縮可能フィールドと発生回数が記録される。257行目以降にも短縮可能フィールドと発生回数が記録されるが、短縮IDは割り当てられない。
図5は、リーダ/ライタ装置1の装置制御部104が固有IDの問い合わせを実行するにあたって、2つのコマンド、すなわち、短縮IDテーブルコマンドとインベントリコマンドを実行することを示している。31は短縮IDテーブルコマンド、32はインベントリコマンドで、リーダ/ライタ装置は、ICタグに対して短縮IDテーブルコマンド31、インベントリコマンド32の順にこのコマンドを送出する。まず、短縮IDテーブルコマンド31で、リーダ/ライタ装置が持っている短縮テーブル情報をICタグに伝達する。続いて、インベントリコマンド32で、リーダ/ライタ装置からの固有ID問いかけに対して、すべてのICタグは、応答する。
まず、リーダ/ライタ装置がID短縮テーブルコマンドを表明(出力)する。次に、リーダ/ライタ装置は、短縮ID=00の圧縮フィールド(00011111111100000222)を出力する。タグ1〜4は、この圧縮フィールドの値を取り込み、自己の固有ID格納レジスタ206に記憶された固有IDの短縮可能フィールド206aと比較する。この場合、タグ3の短縮可能フィールド206aが00011111111100000222で一致し、タグ3に短縮ID207aが記録される。つまり、短縮ID207aに00が、有効ビット207bに有効であることを示す値=1が格納される。
タグ2の持つ短縮可能フィールドは、00022222222200000444であるが、この値は、リーダ/ライタ装置のID短縮テーブルの257行目以降にあり、この短縮IDテーブルコマンドで短縮IDは割り当てられない。従って、タグ2の有効ビット207bの値は無効であることを表す値=0が格納されている。
まず、リーダ/ライタ装置がインベントリコマンドを表明する。このタイミングでのこのコマンドは、すべてのICタグに自己のIDを出力させるものである。ただし、ICタグは、自己のIDの末尾2桁(8ビット)により、以降の256分割されたタイムスロットに順番に応答する。
つまり、第1のタイムスロットでは、IDの末尾が00のタグが応答を要求され、タグ1(000123456789000003330A00)が応答する。タグ1は、有効ビット207b=1なので、短縮ID207aに格納されている値=01と短縮不可フィールド=0A00のうち、上位2桁の0Aを合成IDとして出力する。短縮不可フィールドの末尾2桁=00は、タイムスロット番号でわかっているので出力する必要はない。この他、ICタグは、短縮を行ったことを示すフラグと、出力したコード010Aの正当性を示す冗長コード(CRCコード)を出力する。
なお、短縮ID207aに格納されている値=01と短縮不可フィールド=0A00とを合成IDとして出力してもよい。
第1のタイムスロットで前記データ(短縮されたID=010A、短縮を示すフラグ、冗長コード)を受信したリーダ/ライタ装置は、まず、正常なCRCコードより、読み取り成功を確認する。次に、短縮を示すフラグより、短縮IDを使用したことを知り、テーブル内の短縮ID=01の短縮可能フィールド(00012345678900000333)と、タグから送られ残りの短縮されたIDの上位2桁=0Aより、IDを00012345678900000333+0A+00(タイムスロット番号より)の結合として、000123456789000003330A00が復元される。
第2のタイムスロットで前記データ(短縮されないID=000222222222000004440B、短縮されていないことを示すフラグ、冗長コード)を受信したリーダ/ライタ装置は、まず、正常なCRCコードより、読み取り成功を確認する。次に、短縮されていないことを示すフラグより、短縮IDが使用されていないことを知り、タグからの受信データ=000222222222000004440B+01(タイムスロット番号より)の結合として、000222222222000004440B01が復元される。
ところが、タグ3とタグ4が同一スロットで出力するため、リーダ/ライタ装置には、混信した電波が到達し、正しい冗長コードが得られず、タグ3とタグ4の読み取りは、成功しない。そこで、リーダ/ライタ装置は、前記のインベントリコマンドが一通り終了すると、図8に示すように、インベントリコマンド32を再度表明する。ただし、この場合は、IDの末尾2桁が02であるもののみを応答させる。タイムスロットは、16個に分割され、第1のタイムスロットではIDの末尾3桁が002、第2のタイムスロットでは末尾3桁が102、第3のタイムスロットでは末尾3桁が202、同様に、第13のタイムスロットでは、末尾3桁がC02、第14のタイムスロットでは、末尾3桁がD02のタグが応答する。タグ3は、第13のタイムスロットで応答し、タグ4は、第14のタイムスロットで応答するので、今度は、混信が起こらず、正常に受信される。短縮されたIDから、もとのIDを復元する方法は、タグ1のケースと同等である。もし、末尾3桁でもインベントリコマンド32で読み取りが失敗したら、末尾4桁で再度インベントリコマンド32を実行する。
実施の形態2では、実施の形態1と異なる点を説明する。
実施の形態2では、リーダ/ライタ装置の装置制御部104の短縮IDテーブル108の更新の手順を説明する。
図4において、テーブルの256行目は、短縮番号FFを表し、現在、圧縮フィールドには、000ABCDEFABC00000AAAが格納され、これまで100回の使用が計測されている。257行目には短縮番号はなく、短縮可能フィールドには、00022222222200000444が格納され、これまで90回の使用が計測されている。
問い合わせ処理で、圧縮フィールド108aが00022222222200000444を持つタグが11個リードされ、000ABCDEFABC00000AAAを持つタグは1個もなかったとする。装置制御部104は、タグがリードされるごとに該当する行の回数フィールドを1加算する。問い合わせ処理の終了後、257行目の使用回数が、101になり、256行目の回数より大きい値となる。この結果、257行目の回数>256行目の回数となり、装置制御部104は、問い合わせ処理後のソート処理により、この2つの行の内容を入れ替える。すなわち、256行目に圧縮フィールド=00022222222200000444と回数=101、257行目に圧縮フィールド=000ABCDEFABC00000AAAと回数=100が格納される。すなわち、次の固有IDの問い合わせ処理には、00022222222200000444に短縮番号FFが割り当てられる。
こうすることで、過去に利用頻度が高い短縮可能フィールドに短縮IDが格納される。過去に利用頻度が高いということは、今後も利用頻度が高いとみなし、より短縮IDを効率的に割り当てることができる。
実施の形態2によれば、発生回数の高いものに短縮IDを割り当てることができ、さらに、読み取り時間が短縮できる。
この実施の形態3では、実施の形態1と異なる点について説明する。
前記実施の形態1では、短縮IDは8ビットで、256種類の短縮IDを扱ったが、一度の問い合わせ処理で扱うタグの数によっては、短縮IDの種類を変えた方が便利な場合もある。つまり、扱うタグ数が、100個程度に対して、短縮IDを256種類用意するのは、短縮IDテーブルコマンドの時間がかかり、かえって非効率になる。この場合は、短縮IDのビット数は4ビットで16種類の短縮IDを扱った方が効率的である。一方、扱うタグ数が、100000個以上に対しては、短縮IDのビット数を12ビットで4096種類の短縮IDを扱った方が、短縮IDの利用率が高まり効率的である。
図10において、109は、短縮IDビット数指示レジスタである。この値がNのときは、リーダ/ライタ装置は2のN乗種類の短縮IDを使用することができる。このときリーダ/ライタ装置1の装置制御部104は、短縮IDテーブルコマンドで、短縮IDのビット数を指定し、ICタグが短縮IDを使用する場合は、そのビット数の短縮IDを短縮ID格納レジスタ207に記憶しておき、記憶した短縮IDを用いてリーダ/ライタ装置1へ応答する。
実施の形態3によれば、ICタグの数が異なる場合でも無駄のない効率のよいシステムを提供することができる。
この実施の形態4では、実施の形態1と異なる点について説明する。
図11は、短縮ID格納レジスタ207が複数のレジスタを持つ場合を示している。
また、各レジスタに装置ID207cが追加されている。
この実施の形態4では、リーダ/ライタ装置1が短縮IDテーブルコマンド31を送るとき、リーダ/ライタ装置1の装置IDもICタグ2に送る。ICタグ2は、装置IDごとに短縮ID207aを登録する。
実施の形態4によれば、短縮ID207aが装置IDごとに登録できるので、異なる場所に設置されたリーダ/ライタ装置1が複数あって、ICタグ2が頻繁に移動する場合でも、短縮ID207aが置き換えられることがないという効果が得られる。
この実施の形態5では、実施の形態1と異なる点について説明する。
図12は、図5にサンプリングコマンド33を追加したものである。
サンプリングコマンド33は、装置制御部104がICタグ2へ送出するコマンドである。サンプリングコマンド33は、ICタグ2の固有IDをサンプリングするコマンドである。例えば、装置制御部104は、100個の固有IDをサンプリングする。装置制御部104は、この100個の固有IDの上位ビットを比較して、一致するビット数がどのくらいあるかを判定して、短縮可能フィールド206aのビット数を決定する。装置制御部104は、この決定したビット数を用いて、実施の形態1の動作を行う。
実施の形態5によれば、固有IDの傾向により、短縮可能フィールド206aのビット数を可変にできるという効果がある。
また、ICタグは、ICカードでもよく、ICを用いたデバイスであればよい。デバイスとは、ICが内蔵又は付着しているもののことをいう。
また、IDとは、実施の形態1〜5のものに限らず、識別コード、識別データ、氏名、住所、電話番号等の何らかの識別をする識別子であればよい。
(1)リーダは、
・IDの特定フィールドの組合せを、短いコード(短縮コード)に変換する短縮ID用のテーブルを有する。
・全ICタグ反応型コマンド(短縮IDテーブル伝達コマンド)で、テーブル内容を全ICタグに伝達する。
(2)ICタグは、
・受信したテーブルの内容が自分のIDに関するものであれば、その短縮番号を記憶する。
・リーダがインベントリコマンド(応答コマンド)を発行したら、イベントリコマンドの該当スロット番号にて、ID応答をする。この時、短縮IDを有するタグは短縮IDで応答し、有しないタグは基の固有IDで応答する。
(3)リーダは、
・読取結果を蓄積し、発生頻度順にフィールド項目の優先順意を決定し、多い順にテーブルに格納する。
・ICタグの数量に応じて、タイムスロット数とテーブルエントリ数を変更する。
Claims (2)
- リード装置から固有ID(識別子)の問い合わせを受信して、タイムスロット番号により識別される複数のタイムスロットのいずれかのタイムスロットを用いてにより固有IDを返信するデバイスにおいて、
固有IDを短縮可能フィールドと短縮不可フィールドとに分けて記憶する固有ID格納レジスタと、
固有IDよりも短い短縮IDを記憶するための短縮ID格納レジスタと、
リード装置から上記短縮可能フィールドと同じ長さの所定長データとその所定長データに対応する短縮IDとを受信し、受信した所定長データが固有ID格納レジスタに記憶された固有IDの短縮可能フィールドの値と一致するか否かを判定し、所定長データが短縮可能フィールドの値と一致する場合には、所定長データに対応する短縮IDを短縮ID格納レジスタに格納するとともに、
リード装置から固有IDの問い合わせを受信し、短縮ID格納レジスタに短縮IDが格納されている場合には、短縮IDと上記固有IDの短縮不可フィールドの所定の末尾桁数を除く残りの部分とを用いて合成IDを生成し、上記短縮不可フィールドの所定の末尾桁数の値と等しいタイムスロット番号のタイムスロットを用いて、上記合成IDを上記リード装置へ送信するデバイス制御部と
を備えたことを特徴とするデバイス。 - デバイスに対してデバイスの固有ID(識別子)を問い合わせて、タイムスロット番号により識別される複数のタイムスロットのいずれかのタイムスロットを用いてデバイスから固有IDを受信するリード装置において、
上記固有IDであって、上記デバイスにより短縮可能フィールドと短縮不可フィールドとに分けて記憶されている固有IDの短縮可能フィールドと同じ長さの所定長データとその所定長データに対応する短縮IDとを記憶する短縮IDテーブルと、
短縮IDテーブルに記憶された所定長データとその所定長データに対応する短縮IDをデバイスに送信するとともに、上記固有IDの短縮不可フィールドの所定の末尾桁数の値と等しいタイムスロット番号のタイムスロットを用いて、短縮IDと上記固有IDの短縮不可フィールドの所定の末尾桁数を除く残りの部分とを用いて生成された合成IDを、デバイスから受信し、短縮IDテーブルに記憶された所定長データとその所定長データに対応する短縮IDとに基づいて、合成IDに用いられた短縮IDに対応する所定長データを求め、求めた所定長データと、上記固有IDの短縮不可フィールドの所定の末尾桁数を除く残りの部分と、上記合成IDを受信したタイムスロット番号とからデバイスの固有IDを復元する装置制御部と
を備えたことを特徴とするリード装置。
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