JP2830380B2 - 識別システム及び物品識別方法 - Google Patents

識別システム及び物品識別方法

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JP2830380B2 JP2136285A JP13628590A JP2830380B2 JP 2830380 B2 JP2830380 B2 JP 2830380B2 JP 2136285 A JP2136285 A JP 2136285A JP 13628590 A JP13628590 A JP 13628590A JP 2830380 B2 JP2830380 B2 JP 2830380B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機の工具や工場における部品,製品の管
理又は物流システム等に用いられる物品の識別システム
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来工作機の工具の管理や工場における組立搬送ライ
ンでの部品,製品の識別等を機械化するためには、工
具,部品,製品等の種々の物品を識別して管理するシス
テムが必要となる。そこで特開平1−151832号のように
識別対象物にメモリを有するデータキャリアを設け、外
部からデータ伝送によってこのようなメモリに必要な情
報を書込んでおき、必要に応じてその情報を読出すよう
にした物品識別システムが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の識別システムによれ
ば、書込/読出制御ユニットと通信可能な領域に複数の
データキャリアが位置することがあり、混信が発生する
ことがある。混信が発生した場合にはアクセスすべきデ
ータキャリアとの間で正常にデータ伝送を行うことが難
しくなるという欠点があった。このため通信可能距離を
あまり広げることはできず、却って通信に障害を生じる
恐れがあるという欠点があった。
本発明はこのような従来の物品識別システムの問題点
に鑑みてなされたものであって、データキャリアと書込
/読出制御ユニットとの間での混信をなくしてデータ伝
送を行えるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願の請求項1の発明は、データを保持するメモリ、
及びメモリへのデータの書込みデータの読出しを制御す
るメモリ制御手段、外部から与えられるコマンドとデー
タを復調してメモリ制御手段に与え読出されたデータを
伝送するデータ伝送手段を有し、識別対象である物品に
取付けられるデータキャリアと、データキャリアにデー
タを伝送し送出されたデータを受信するデータ伝送手段
を有する書込/読出制御ユニットと、を具備する物品識
別システムであって、書込/読出制御ユニットは、デー
タキャリア識別番号を付してデータキャリアをアクセス
すると共に、その応答時にデータキャリアの識別番号を
変化させることによって通信領域にあるデータキャリア
の先頭のデータキャリア番号を検出する先頭データキャ
リア番号検出手段と、先頭データキャリア番号検出手段
によって検出されたデータキャリアから順次データ伝送
を行い、データキャリア識別番号を更新するデータキャ
リア番号更新手段を有し、データキャリアは、所定の経
路に沿って移動する複数のデータキャリアに一連のデー
タキャリア番号が設定されていることを特徴とするもの
である。
本願の請求項2の発明は、固有の識別番号及びデータ
を保持するメモリ、及びメモリへのデータの書込みデー
タの読出しを制御するメモリ制御手段、外部から与えら
れるコマンドとデータを復調してメモリ制御手段に与え
読出されたデータを伝送するデータ伝送手段を有し、識
別対象である物品に取付けられるデータキャリアと、デ
ータキャリアにデータを伝送し送出されたデータを受信
するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニット
と、を具備する物品識別システムにおける物品識別方法
であって、書込/読出制御ユニットは、データキャリア
を識別する識別ビット数とそのビット数分の識別番号を
付してデータキャリアをアクセスし、データキャリア
は、書込/読出制御ユニットより得られるコマンドに含
まれる識別ビット数とそのビット数分の識別番号を抽出
し、抽出された識別番号と自己の識別番号とが一致する
かどうかを判別し、一致する場合に書込/読出制御ユニ
ットより得られるエマンドの処理をすることを特徴とす
るものである。
本願の請求項3の発明は、固有の識別番号及びデータ
を保持するメモリ、及びメモリへのデータの書込みデー
タの読出しを制御するメモリ制御手段、外部から与えら
れるコマンドとデータを復調してメモリ制御手段に与え
読出されたデータを伝送するデータ伝送手段を有し、識
別対象である物品に取付けられるデータキャリアと、デ
ータキャリアにデータを伝送し送出されたデータを受信
するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニット
と、を具備する物品識別システムにおける物品識別方法
であって、データキャリアは、書込/読出制御ユニット
との通信領域にあるデータキャリアに連続する識別番号
が設定されており、書込/読出制御ユニットは、複数の
データキャリアのアクセス時に複数の識別番号が一連に
連続する複数のデータキャリアへのアクセス時に、先頭
の識別番号を有するデータキャリアよりその識別番号を
抽出し、データキャリアに識別番号を付してコマンドを
送出すると共に、該識別番号を先頭の識別番号より順次
更新することを特徴とするものである。
本願の請求項4の発明は、請求項3の物品識別方法に
おいて先頭のデータキャリアの識別番号の抽出時には、
データキャリアの識別番号を含めてデータキャリアにア
クセスし、応答があれば所定の規則によって識別番号を
連続的に変化させ応答がなくなるまでこれを繰り返し、
応答がなくなった時点でその番号を1つ逆転させて先頭
識別番号とすることを特徴とするものである。
本願の請求項5の発明は、固有の識別番号及びデータ
を保持するメモリ、及びメモリへのデータの書込みデー
タの読出しを制御するメモリ制御手段、外部から与えら
れるコマンドとデータを復調して前記メモリ制御手段に
与え読出されたデータを伝送するデータ伝送手段を有
し、識別対象である物品に取付けられるデータキャリア
と、データキャリアにデータを伝送し送出されたデータ
を受信するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニ
ットと、を具備する物品識別システムにおける物品識別
方法であって、書込/読出制御ユニットは、データキャ
リアの識別番号を変化させてアクセスを繰り返すことに
よって先頭識別番号を識別し、先頭識別番号の識別後に
その識別番号を有するデータキャリアとの間でデータを
伝送し、データ伝送の終了後にその識別番号を更新する
ことにより順次識別番号を有する全てのデータキャリア
との間でデータ伝送を行うことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
このような特徴を有する本願の請求項1,3,5の発明に
よれば、リードライトヘッドは通信可能な領域にあるデ
ータキャリアに対し識別番号を付してデータキャリアを
アクセスし、識別番号を変化させてアクセスを繰り返す
ことによって先頭のデータキャリアの番号を識別してい
る。そして先頭のデータキャリアに対してデータ伝送を
行い、データ伝送が終了すればデータキャリア識別番号
を更新して順次後続するデータキャリアとの間でデータ
伝送を行うようにしている。そしてデータキャリア識別
番号を循環コードとしておくことによって全てのデータ
キャリアとの間で混信なくデータ伝送を行えるようにし
ている。
又本願の請求項2の発明では、データキャリアはコマ
ンドを受信すると、識別ビット数とそのビット数分の識
別番号を出し、抽出された識別番号と自己の識別番号が
一致するかどうかを判別して、一致する場合に必要な処
理を行うようにしている。更に請求項4の発明では、書
込/読出制御ユニットは先頭の識別番号を検出するた
め、データキャリアに対して識別番号を含めてアクセス
し、応答が受信されると、その識別番号を変化させて同
様の処理を繰り返すことによって通信領域内にある先頭
の識別番号を検出するようにしている。
〔実施例の説明〕
第2図は本発明の一実施例による物品識別システムの
構造を示すブロック図である。本図において物品識別シ
ステムは識別の対象となる部品が搬送されるパレット11
a〜11d……に直接取付けられるデータキャリア12a〜12d
……と、データキャリア12にデータを書込み及び読出す
リードライトヘッド(以下RWヘッドという)13、及びRW
ヘッド13に接続されてその動作を制御するIDコントロー
ラ14が設けられる。RWヘッド13及びIDコントローラ14は
書込/読出制御ユニット6を構成している。又IDコント
ローラ14は上位のコンピュータ15に接続されている。こ
こでRWヘッド13は一点鎖線で示す通信可能領域を有して
おり、本実施例ではパレット11a〜11dの形状により2つ
のデータキャリアが同時に通信可能領域に入ることがあ
るものとする。
さてIDコントローラ14は第3図にブロック図を示すよ
うに、データキャリア12へのデータの書込み及び読取り
を制御するマイクロプロセッサ(CPU)21とそのシステ
ムプログラム及びデータを保持するメモリ22が設けら
れ、又上位のコンピュータ15との入出力を行う入出力イ
ンターフェース23が設けられる。CPU21の入出力端には
データキャリア12に伝送すべきデータを変調する変調回
路24及びその出力によって駆動される送信部25を有して
いる。送信部25は例えばコイルからFSK変調された信号
を出力することによってデータキャリアにデータを伝送
するものである。又データキャリアから得られる受信信
号は受信部26を介して復調回路27に与えられる復調回路
27はこの信号を復調してCPU21に与えるものである。
次にデータキャリア12の構成について第4図を参照し
つつ説明する。第4図において送受信部31はRWヘッド13
より出射される周波数の信号を受信及び送信するもので
あり、その受信出力は復調回路32に与えられる。復調回
路32はこの信号を復調し制御部33に与えている。制御部
33にはバスを介してメモリ34、例えばバッテリー35によ
ってバックアップされたスタティックRAMやE2PROMによ
って構成されるメモリ34が接続される。制御部33はIDコ
ントローラ14から与えられたコマンド及びデータに従っ
てデータを書込み又は読出すように制御するメモリ制御
手段2であり、読出されたデータはシリアル信号に変換
され、その出力は変調回路36を介して送受信部31に与え
られる。送受信部31は例えば従来例のように共振回路の
共振周波数を異ならせることによって信号をRWヘッド13
側に与えるものである。ここで送受信部31,復調回路32
及び変調回路38はIDコントローラから与えられたコマン
ドやデータを復調してメモリ制御手段に与え、読出され
たデータを伝送するデータ伝送手段3を構成している。
第5図はデータキャリアのメモリマップを示す図であ
る。データキャリアのメモリマップにはシステムエリア
34aとユーザエリア34bがあり、システムエリア34a内に
は製造年月日等のデータに加えて自己の固有の識別番号
を保持する領域が設けられる。識別番号の保持領域を例
えば1バイト、即ち8ビットとすれば256台のデータビ
ットを夫々識別できる。さて本実施例では第2図に示し
たようにRWヘッド13の通信領域に同時に2台のデータキ
ャリアが入る可能性があるため、これを越える最小の桁
数の二進数で示されるビット、即ち4台のデータキャリ
アをアクセス時に識別できるようにするため識別番号の
うち下位2ビットを用いる。
第6図はデータキャリアの処理を示すフローチャート
である。本図においてデータキャリアは動作を開始する
とまずステップ41においてコマンドの受信をチェック
し、コマンドが受信されればステップ42に進んでコマン
ドのDC番号から自局チェック用のビット数を抽出する。
ここでコマンドのDC番号は例えば第5図(b)に示すよ
うに下位5ビットが識別番号とし、上位3ビットはデー
タ伝送のデータキャリアの識別に用いるビット抽出用ビ
ットとする。例えば第5図(b)に示すように上位3ビ
ットが「010」であればこの十進数表示は2であるの
で、識別番号を示す下位5ビット中の下位2ビットを自
局チェック用のビットとする。こうすれば4台のデータ
キャリアを識別することができる。即ちリードライトヘ
ッドの通信領域に同時に位置する最大数のデータキャリ
アを識別するために、本実施例では2ビットを用いてデ
ータキャリアを識別している。そして識別した指定ビッ
ト数だけ自局の番号と一致するかどうかをチェックする
(ステップ43)。一致しなければステップ41に戻って同
様の処理を繰り返し、一致する場合には自局宛てのコマ
ンドであるため必要な処理、例えばメモリにデータを書
込み又はメモリからデータを読出す等の処理を行う。そ
してステップ46に進んでRWヘッド13にレスポンスを送出
して処理を終了する。
次にIDコントローラ14側の動作について第7図のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。第7図において動作
を開始するとまずステップ51においてワークエリアのク
リア等の初期処理を行い、ステップ52に進んでデータキ
ャリアへのアクセスの前処理を行う。この前処理は例え
ば上位コンピュータ15からのコマンドを待受けたり、デ
ータキャリアの接近の検知等の処理が含まれる。そして
ステップ53に進んでデータキャリアへのアクセスが発生
したかどうかをチェックし、発生しなければルーチン52
に戻って同様の処理を繰り返し、アクセスを待受ける。
データキャリア12のアクセスが発生すればステップ54に
進んでデータキャリアの先頭の識別番号を識別済みがど
うかをチェックする。識別済みでなければルーチン55に
進んでデータキャリアの先頭識別番号の識別処理を行
う。
この識別処理は第8図に示すように動作を開始する
と、まず上位コンピュータから与えられるコマンド又は
IDコントローラ14にDIPスイッチ等で設定されたデータ
キャリア識別用のビット数を読取る(ステップ61)。例
えば第5図の例ではビット抽出用の上位3ビット、即ち
「010」を十進数に変換したときに得られる2ビットが
データキャリアの識別用ビットである。そしてステップ
62においてデータキャリア識別番号を全て0とし、ビッ
ト抽出用ビットを加えて「01000000」のDC番号としてデ
ータキャリアのアクセスを行う。そしてステップ63に進
んでデータキャリア12からの応答の有無をチェックし、
応答があればステップ64に進んでデータキャリアの識別
番号を1つ戻して再びデータキャリア12をアクセスす
る。そしてステップ65に進んで応答の有無をチェック
し、応答があればステップ64に戻って同様の処理を繰り
返し、応答がなければステップ66に進んでデータキャリ
アの識別番号を1つ進めてデータキャリア先頭番号とし
てこのルーチンを終える。又ステップ63において応答が
なければステップ67に進んでデータキャリアの識別番号
を1つ進めてデータキャリアをアクセスする。そしてス
テップ68に進み応答の有無をチェックし、応答がなけれ
ばステップ67に戻って同様の処理を繰り返す。又ステッ
プ68において応答があればステップ69に進みアクセスし
たデータキャリアの識別番号をデータキャリアの先頭番
号としてこのルーチンを終える。例えば第2図において
データキャリア12a〜12dのDC番号の下位2ビットが夫々
「00」,「01」,「10」,「11」とすると、最初のデー
タキャリアのアクセスでは応答がないので、ステップ63
からステップ67に進んでDC識別番号を歩進してアクセス
が行われる。そうすれば応答があるためステップ68に進
んでアクセスしたDC識別番号、即ち下位2ビットが「0
1」であるデータキャリア12bが先頭のデータキャリアと
なる。又応答がある場合にはデータキャリアの番号を順
次戻し、応答がなくなればそれを1つ進めることによっ
て先頭のデータキャリアの番号を識別することができ
る。ここでCPU21はステップ61〜69においてデータキャ
リアの識別番号を付してデータキャリアをアクセスし、
応答時にデータキャリアの識別番号を変化させることに
よって通信領域にあるデータキャリアの先頭のデータキ
ャリア番号を識別する先頭データキャリア番号検出手段
7の機能を達成している。
こうしてデータキャリア12の先頭番号を識別した後、
ステップ56に進んでデータキャリア12の先頭番号をIDコ
ントローラのメモリに記憶し、ルーチン57に進んでデー
タキャリア12の先頭番号を付してリード処理又はライト
処理等のデータキャリアの通常のアクセスを行う。そし
てルーチン58に進んでデータキャリアの後処理、例えば
上位局がある場合には上位コンピュータにレスポンスを
送出し、上位コンピュータがないシステムでは後処理出
力を外部に出力することによって処理を終え、ルーチン
52に戻る。一方ステップ54において既にデータキャリア
の先頭番号が記憶されている場合には、ステップ59に進
んでデータキャリアの番号を一定の規則性に基づいて更
新し、ルーチン57に進んで同様の処理を繰り返す。例え
ば第2図の場合にはDC番号の下位2ビットの「01」のデ
ータキャリア12bをアクセスした後、下位2ビットが「1
0」であるデータキャリア12cをアクセスすることができ
る。そして2ビットのDC番号は「00」,「01」,「1
0」,「11」,「00」……と循環して変化するため、多
数のデータキャリアから順次次にアクセスすべきデータ
キャリアの番号を検出できる。従って通信可能領域にあ
る先頭のデータキャリアのみアクセスを行い、通信が終
了すれば次に到来するデータキャリアとの間で混信なく
データ伝送することができる。
尚本実施例はIDコントローラからデータキャリアをア
クセスする際に、その下位の所定ビットを付してアクセ
スすることによって通信領域に同時に入るデータキャリ
アを識別するようにしているが、通信可能領域が広い場
合には更に多数のビットのDC番号をデコードしてデータ
キャリアを識別する必要があることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、書込/読
出制御ユニットからアクセス可能なデータキャリアの最
先のデータキャリアのみアクセスを行うことができるた
め、混信する恐れがなく、データ伝送の信頼性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示す機能ブロック図、第2
図は物品識別システムの全体構成を示す概略図、第3図
はIDコントローラの構成を示すブロック図、第4図はデ
ータキャリアの構成を示すブロック図、第5図(a)は
データキャリアのメモリマップを示す図、第5図(b)
は最初にデータキャリアをアクセスする際のDC番号の一
例を示す図、第6図はデータキャリアの動作を示すフロ
ーチャート、第7図及び第8図はIDコントローラの動作
を示すフローチャートである。 1,34……メモリ、2……メモリ制御手段 3,5……データ伝送手段、4,12,12a〜12d……データキャ
リア、6……書込/読出制御ユニット、7……先頭デー
タキャリア番号検出手段、8……データキャリア番号更
新手段、13……リードライトヘッド、14……IDコントロ
ーラ、15……上位コンピュータ、21……CPU、33……制
御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを保持するメモリ、及び前記メモリ
    へのデータの書込みデータの読出しを制御するメモリ制
    御手段、外部から与えられるコマンドとデータを復調し
    て前記メモリ制御手段に与え読出されたデータを伝送す
    るデータ伝送手段を有し、識別対象である物品に取付け
    られるデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータ
    を受信するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニ
    ットと、を具備する物品識別システムであって、 前記書込/読出制御ユニットは、データキャリア識別番
    号を付してデータキャリアをアクセスすると共に、その
    応答時にデータキャリアの識別番号を変化させることに
    よって通信領域にあるデータキャリアの先頭のデータキ
    ャリア番号を検出する先頭データキャリア番号検出手段
    と、 前記先頭データキャリア番号検出手段によって検出され
    たデータキャリアから順次データ伝送を行い、データキ
    ャリア識別番号を更新するデータキャリア番号更新手段
    を有し、 前記データキャリアは、所定の経路に沿って移動する複
    数のデータキャリアに一連のデータキャリア識別番号が
    設定されていることを特徴とする物品識別システム。
  2. 【請求項2】固有の識別番号及びデータを保持するメモ
    リ、及び前記メモリへのデータの書込みデータの読出し
    を制御するメモリ制御手段、外部から与えられるコマン
    ドとデータを復調して前記メモリ制御手段に与え読出さ
    れたデータを伝送するデータ伝送手段を有し、識別対象
    である物品に取付けられるデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータ
    を受信するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニ
    ットと、を具備する物品識別システムにおける物品識別
    方法であって、 前記書込/読出制御ユニットは、 前記データキャリアを識別する識別ビット数とそのビッ
    ト数分の識別番号を付してデータキャリアをアクセス
    し、 前記データキャリアは、 前記書込/読出制御ユニットより得られるコマンドに含
    まれる識別ビット数とそのビット数分の識別番号を抽出
    し、 抽出された識別番号と自己の識別番号とが一致するかど
    うかを判別し、 一致する場合に前記書込/読出制御ユニットより得られ
    るエマンドの処理をすることを特徴とする物品識別方
    法。
  3. 【請求項3】固有の識別番号及びデータを保持するメモ
    リ、及び前記メモリへのデータの書込みデータの読出し
    を制御するメモリ制御手段、外部から与えられるコマン
    ドとデータを復調して前記メモリ制御手段に与え読出さ
    れたデータを伝送するデータ伝送手段を有し、識別対象
    である物品に取付けられるデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータ
    を受信するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニ
    ットと、を具備する物品識別システムにおける物品識別
    方法であって、 前記データキャリアは、 前記書込/読出制御ユニットとの通信領域にあるデータ
    キャリアに連続する識別番号が設定されており、 前記書込/読出制御ユニットは、 複数のデータキャリアのアクセス時に複数の識別番号が
    一連に連続する複数のデータキャリアへのアクセス時
    に、先頭の識別番号を有するデータキャリアよりその識
    別番号を抽出し、 前記データキャリアに識別番号を付してコマンドを送出
    すると共に、該識別番号を先頭の識別番号より順次更新
    することを特徴とする物品識別方法。
  4. 【請求項4】前記先頭のデータキャリアの識別番号の抽
    出時には、データキャリアの識別番号を含めてデータキ
    ャリアにアクセスし、 応答があれば所定の規則によって識別番号を連続的に変
    化させ応答がなくなるまでこれを繰り返し、 応答がなくなった時点でその番号を1つ逆転させて先頭
    識別番号とするものであることを特徴とする請求項4記
    載の物品識別方法。
  5. 【請求項5】固有の識別番号及びデータを保持するメモ
    リ、及び前記メモリへのデータの書込みデータの読出し
    を制御するメモリ制御手段、外部から与えられるコマン
    ドとデータを復調して前記メモリ制御手段に与え読出さ
    れたデータを伝送するデータ伝送手段を有し、識別対象
    である物品に取付けられるデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータ
    を受信するデータ伝送手段を有する書込/読出制御ユニ
    ットと、を具備する物品識別システムにおける物品識別
    方法であって、 前記書込/読出制御ユニットは、 前記データキャリアの識別番号を変化させてアクセスを
    繰り返すことによって先頭識別番号を識別し、 先頭識別番号の識別後にその識別番号を有するデータキ
    ャリアとの間でデータを伝送し、 データ伝送の終了後にその識別番号を更新することによ
    り順次識別番号を有する全てのデータキャリアとの間で
    データ伝送を行うことを特徴とする物品識別方法。
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