JPH0372610A - 樹脂モールドコイルの製造方法 - Google Patents

樹脂モールドコイルの製造方法

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JPH0372610A
JPH0372610A JP20934789A JP20934789A JPH0372610A JP H0372610 A JPH0372610 A JP H0372610A JP 20934789 A JP20934789 A JP 20934789A JP 20934789 A JP20934789 A JP 20934789A JP H0372610 A JPH0372610 A JP H0372610A
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公平 佐藤
Koichi Hirakawa
平川 功一
Masao Hayashi
林 全郎
Shigeru Hirano
滋 平野
Jiro Yoshigami
次郎 由上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モールド変圧器の樹脂モールドコイルの製造
方法に関するものである。
従来の技術 従来の樹脂モールドコイルの製造方法は、層間絶縁材料
および導体よりなるコイル体の内周面および外周面に絶
縁材料を配設した後、金型内に収納してモールド樹脂を
注入する方式がとられている。
このようにして得られた従来の樹脂モールドコイルの一
部概略断面図を第4図に示し、それをもとにして従来の
樹脂モールドコイルの製造方法について説明する。第4
図において、巻芯(図示せず)に半硬化状絶縁材料また
はそれとポリエステルなどのプラスチックフィルムとの
貼り合せよりなる内周絶縁材料11を巻回し、次に、そ
の上にポリエステルフィルムなどのプラスチックフィル
ムや多孔質繊維材料よりなる層間絶縁材料とアルミ箔や
銅箔などの導体とを巻回してコイル体12を形成する。
次に、コイル体12の外周にカラスクロスポリエステル
不織布などの外周絶縁材料13を巻回し、モールド型1
5に収納後、樹脂モールドし、加熱硬化してモールド樹
脂層14を形成する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の樹脂モールドコイル製造方法
においては、樹脂注型の型か必要であり、また、均一な
モールド樹脂層を形成するためには減圧注型が必要とな
る。さらに、コイル体12の導体にアルミニウム系や銅
系などの高張力を要する導体を用いる場合、巻線作業時
に内周絶縁材料が滑って巻線作業か困難であるどう問題
があった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、滑りのない
、また注型が必要でない樹脂モールドコイルの製造方法
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の樹脂モールドコイル
の製造方法は、コイル導体の巻付は方向と直交する方向
に巻芯に設けたスリットに半硬化状絶縁材料とプラスチ
ックフィルムとを位置をずらして貼り合せた第1の絶縁
層の先端部の突出したプラスチックフィルム部分を挿入
して、1周以上巻回し、巻終り端部の半硬化状絶縁材料
を加熱して重複部分の半硬化状絶縁材料に熟融着する第
1の工程と、前記第1の絶縁層の外周に層間絶縁材料と
導体とを巻回してコイル体を形成する第2の工程と、前
記コイル体の外周に半硬化状絶縁材料を含む第2の絶縁
層を巻回形成する第3の工程と、前記コイル体端面と前
記第1および第2の絶縁層により形成される溝部分にモ
ールド樹脂を充填し硬化する第4の工程とを倫えたもの
である。
作用 上記WJ戒により、まず第1の絶縁層の先端部のプラス
チックフィルム部分を巻芯に設けたスリットに挿入した
後、この第1の絶縁層を巻芯の外周に巻回し、さらにそ
の外周に眉間絶縁材料と導体とを巻回してコイル体を形
成するので、導体に上る張力で第1の絶縁層か滑ること
はほとんどない。
また第1の絶縁層と第2の絶縁層をモールド型としての
機能をもたせ、コイル端面と両絶縁層に上り形成される
溝部分からモールド樹脂を充填するめで、モールド型を
必要としない樹脂モールド成形か可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考にしなから
説1男する。
第1図は本発明の樹脂モールドコイルの製造方法に使用
する巻芯の斜視図、第2図は本発明の−・実旅例の樹脂
モールドコイルの製造方法を説明するための正面図、第
3図は樹脂モールド成形を説明するための一部省略斜視
図である。
第1図において、巻芯1は上部巻芯体1aと下部巻芯体
1bの2分割で構成され、その分割線ICはモールド成
形後取り外しやずい土うに斜めに形成されており、一方
のたとえば上部巻芯体1aにはコイル導体の巻付は方向
と直交する方向にスリット部2が設けられている。
第2図において、第1の絶縁層となる内周絶縁イ・イ料
3はプラスチックフィルム4と半硬化状絶縁材料5とを
位置をすらして貼り合わせてなり、この内周絶縁材料3
の巻始め端部がら突出したプラスチックフィルム4aの
部分を巻芯1のスリブ1〜部2に挿入して巻芯1の外周
に1周以上巻回し、巻終り端部の半硬化状絶縁材料5a
の部分を加熱して重複部分の半硬化状絶縁材料5に熱1
ii1!着により固定する。ここで用いるプラスチック
フィルム4は、たとえは250ミクロン厚さのポリエチ
レンプレフタレートであり、また、半硬化状絶縁材料5
はたとえは半硬化状エボ虎シ樹脂を含浸したカラスクロ
スである。
次に、立上り板6をあらかじめ固定した導体と層間絶縁
材料を内周絶縁材料3に固定した後、規定回数巻回して
コイル体7を形成する。巻終り部に巻始め部と同様に立
上り板6を固定した後、第2の絶縁層となる外周絶縁材
fI8を巻回装着する。
この外周絶縁材料8として半硬化状絶縁材料とプラスチ
ックフィルムと貼り合せたものを用いる場合、樹脂モー
ルドの際の接着性が良いように、半硬化状絶縁材料か内
側にくるように配置する。次に、コイル体7の端面と内
周絶縁材料3および外周絶縁材料8により梢成される溝
部分にモールド樹脂9を充填し硬化させる。モールド樹
脂9としてエポキシ樹脂を用いる場合、内周絶縁材料3
および外周絶縁材料8の半硬化状絶縁材料としては、エ
ポキシ樹脂含浸多孔質材料たとえばカラスクロスなどを
用いた方がより優れた界面での密着性か得られる。最後
に巻芯1を分解し、取り外す。
発明の効果 以上のように本発明の樹脂モールドコイルの製造方法に
よれは、第1に巻芯の2971〜部に第1絶縁層の一部
を挿入し滑り止めをした後、−周辺上巻回し固定するの
で、板厚の大きな導体を巻回してコイル体を製造する場
合も第1の絶縁層の滑りによる巻線作業の困fiさはな
い。さらに第1の絶縁層および第2の絶縁層とコイル端
面とで形成される溝部分にモールド樹脂を注入する方式
であるので、モールド型が不要であり、かつ作業工数が
低減されて直材費の低減に有効であり、その効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する巻芯の斜視図、第2図は本発
明の一実施例の樹脂モールドコイルの製造方法における
内周絶縁材料の配置を説明するための正面図、第3図は
同樹脂モールドコイルの製造方法における樹脂モールド
成形を説明するための−・部省略斜視図、第4図は従来
の樹脂モールドコイルのV遣方法を説明するための概略
断面図である。 1・・・巻芯、2・・・スリブ1へ部、3・・・内周絶
縁材料、4・−・プラスチックフィルム、5・・・半硬
化状絶縁材料、6・・・立」二す板、7・・・コイル体
、8・・・外周絶縁材料、9・・・モールド樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. コイル導体の巻付け方向と直交する方向に巻芯に
    設けたスリットに、半硬化状絶縁材料とプラスチックフ
    ィルムとを位置をずらして貼り合せた第1の絶縁層の先
    端部のプラスチックフィルム部分を挿入して、1周以上
    巻回し、巻終り端部の半硬化状絶縁材料を加熱して重複
    部分の半硬化状絶縁材料に熱融着する第1の工程と、前
    記第1の絶縁層の外周に層間絶縁材料と導体とを巻回し
    てコイル体を形成する第2の工程と、前記コイル体の外
    周に半硬化状絶縁材料を含む第2の絶縁層を巻回形成す
    る第3の工程と、前記コイル体端面と前記第1および第
    2の絶縁層により形成される溝部分にモールド樹脂を充
    填し硬化する第4の工程とを備えた樹脂モールドコイル
    の製造方法。
JP20934789A 1989-08-11 1989-08-11 樹脂モールドコイルの製造方法 Expired - Lifetime JP2604473B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108878097A (zh) * 2017-05-12 2018-11-23 株式会社村田制作所 编带电子部件串

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108878097A (zh) * 2017-05-12 2018-11-23 株式会社村田制作所 编带电子部件串
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