JPH0372111A - バックアンカーによるシングル腹起し山留め工法 - Google Patents

バックアンカーによるシングル腹起し山留め工法

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JPH0372111A
JPH0372111A JP20877089A JP20877089A JPH0372111A JP H0372111 A JPH0372111 A JP H0372111A JP 20877089 A JP20877089 A JP 20877089A JP 20877089 A JP20877089 A JP 20877089A JP H0372111 A JPH0372111 A JP H0372111A
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Tetsuya Sekiya
関谷 哲也
Ikuo Hyodo
兵頭 郁夫
Hirobumi Hatakeyama
畠山 博文
Katsuyuki Yokomizo
横溝 克幸
Yasuhiko Shudo
泰彦 首藤
Uichiro Okamura
岡村 宇一郎
Mutsuhisa Kinoshita
木下 睦久
Shunichi Kida
木田 俊一
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KOUZOU KOJI KK
Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、山留め工法による地盤の薦削工事において
、山留めの支持を地中に反力をとったバックアンカーに
より行なう山留め工法に係り、さらに云えばバックアン
カーによる支持力をシングル腹起して山留め壁に伝える
山留め工法に関す起し材dに対しずれ止めhを介して設
置されている。
る。
従来の技術 従来のバックアンカーによる山留め工法は、第8図に例
示しkように、山留め板a・・・はH形鋼を使用した親
抗すの溝中に横向きに挿し入れて支持せしめ、親杭すは
、バックアンカーの緊張材Cを定着した上下2段のダブ
ル腹起し材d、  dで支持されている。上下二つのダ
ブル腹起しくオbはバックアンカーの緊張材Cを通し得
るだけの間隔をあけて上下2段に配置され、各腹起し材
d、  dは親杭すとの間に介物eを挟み込んで荷重の
伝達を可能ならしめている。上下2段のダブル腹起し材
d。
dは1本ずつのバックアンカーで共通に支持されている
。gpち、上下2段のダブル腹起し材d、  dの外側
面部にアンカー受け金物fを上下に架け渡して設置し、
バックアンカーの緊張材Cはその上端をくさび機構gに
よりアンカー受け金1stに定着されている。アンカー
受け金物fは、下位の版本発明が解決しようとする課題 上記した従来の山留め工法の場合は、斜め下向きにバッ
クアンカーを設置するために上下2段のダブル腹起し材
d、  dが不可欠の構成とされている。このため腹起
し材dの使用量(本数)が嵩み、その架設や解体の工数
が増え、仮設費用が多くかかり仮設の工期も長びくとい
う問題点がある。また、ダブル腹起し材dを支持するブ
ラケット(第1.4図書FfJ)、及び腹起し材dと親
杭すとの間に設置される介物eなどの副資材料も多く必
要となり、その取り付けに手間も多くかかるという問題
点もある。さらに、バックアンカーで支持されたアンカ
ー受け金物fと上下2段のダブル腹起し材d、  dと
の間係における荷重分担が不明確で、山留めの性能を正
確には把握しがたい等々の問題点があり、これらが解決
するべき課題となっている。
したがって、本発明の目的は、バックアンカーによるシ
ングル腹起し山留め工法を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段として、この
発明にかかるバックアンカーによるシングル腹起し山留
め工法は、図面の第1図〜第7図に好適な実施例を示し
たとおり、 バックアンカーにより地中に反力をとって腹起し材を支
持せしめ山留めを行なう山留め工法において、 腹起し材1は、バックアンカーの配置ピッチと略同じ長
さに分断すると共にその端面部にトッププレート2を固
着し、少なくともバックアンカーの緊張材3を通するに
足りる間隔2をあけて親杭4のブラケット5上に一連に
シングルで配置した。
そして、地中に設置したバックアンカーの緊張材3は、
隣合う腹起し材1.1の端部の間に跨る配置に設置され
たアンカー受け金物6の通孔7に通した上で、所定大き
さのプレストレスを導入し同7ンカー受け金物6に定着
していることを特徴とする。
本発明はまた、アンカー受け金物6は、その両脚プレー
ト6a、6aに形成されたスリット8を腹起し材1のフ
ランジ部1aにはめて設置すること、 そして、トッププレート2.2間に少なくともバックア
ンカーの緊張材3を通すに足りる間FI Qをあけて親
杭4のブラケット5上に一連に配置されたシングルの腹
起し材】、1は、各々のフランジ外面に沿って架け渡さ
れたカバープレート9又はトッププレート2.2の相互
間に設置されたコネクターlOにより一体的に接合する
ことも特徴とする。
作     用 バックアンカーの緊張材3が地中に反力をとった支持力
は、アンカー受け金物6を介して両隣のシングル腹起し
材1. 1に伝えられ、山留めを支持する。
アンカー受け金物6の形状、構造は、斜め下向きに地中
に設置されたバックアンカーの緊張材3の中心線が腹起
し材lの重心をとおる構成とすることにより、バックア
ンカーの支持力で腹起し材lにねじりモーメントが発生
するのを防止できる。
一連に配置された腹起し材1.1のトッププレート2.
2rviをカバープレート9又はコネクター10を介し
て一体的に接合すると、腹起し材1.1・・・は1本の
連続梁の如き性能を発揮して品質、性能及び安定性に優
れた山留め作用を奏するや実  施  例 次に、図示した本発明の詳細な説明する。
第1図と第2図において、地山11はH形鋼を使用した
親杭4とその溝中に横向きに差し込まれた山留め板12
・・・とで支持されている。各親杭4・・・の内側面の
ブラケット5.5・・・上に一連に配置されたシングル
の腹起し材1. 1は地中に反力をとったバックアンカ
ーにより支持されている。
腹起し材1にはフランジ幅が350mri、肉厚12〜
19II11位のH形鋼が使用されている。この腹起し
材lはバックアンカーの配置ピッチ(約2m)と略等し
い長さに分断され、その両端部にはトッププレート2を
溶接し、さらに内部にリブブレー)13を溶接して補強
が行なわれている(第3図)、一連の配置で隣合う腹起
し材1. 1は、各バックアンカーの設置位11mにト
ッププレート2.2間に少なくともバックアンカーの緊
張材3を通すに足りる間隔l1(Ilは通常20 Oa
rm位〉をあけてブラケット5.5・・・上に一連に配
置されている。こうして隣合う腹起し材1. 1の端部
の間に跨る配置でアンカー受け金物6が設置され(第2
図)、斜め下向きの配置で地中に設置されたバックアン
カーの緊張材3が、所定大きさのプレストレスを導入し
た上でアンカー受け金物6にくさび機構14で定着され
ている。
第3図に詳示したアンカー受け金物6は、鋼板の溶接組
立物であり、両側の平行な脚プレート6a、6aが受圧
ブレー)6c及びつなぎプレー)6b、6bで一体的に
接合されている。特に、受圧ブレー)6cは、バックア
ンカーの緊張材3の中心線に対して垂直な配置とし、つ
なぎプレー)6bは前記中心線と平行な配置とされてい
る(第1図)1両脚プレー)6a、6aにスリット8が
形成され、該スリット8を腹起し材1のフランジ1aに
はめて設置されている(第1図)。スリット8は、第1
図に示したように、受圧ブレー)6cが緊張材3の中心
線に対して垂直な配置となる向きであって、しかも前記
中心線が腹起し材1の重心(第1図の図心P)を通る配
置で十分に深く、フランジ1aの肉厚とほぼ同し幅に形
成されている。また、脚プレート6aの形状は、フラン
ジ1aの外側部分が同フランジlaの下縁付近にまで長
く延び、内側部分はりブプレート13との間においてウ
ェアに平行に突き当る形状とされている。
腹起し材lと親杭4との隙間には、鉄板等の介物15が
差し込まれ力の伝達を可能ならしめている。
したがって、バック7ンカーの緊張材3は、腹起しのト
ッププレート2.2間に設けられた間隔9の位置におい
て、何物にもじゃまされることなく、いかなる角度にで
も自由自在に設置できる(第2図)、そして、この緊張
材3は、隣合う腹起し材1. 1間に跨らせて設置され
たアンカー受け金物6へくさび機構14で定着すること
により、地中に反力をとったバックアンカーの支持力が
シングル腹起し材1から介物15を経て各親杭4・・・
へと伝達され、強固で安定性の高い山留めが行なわれる
のであり、切梁の設置は無用とされる。
12の実施例 第4図と第5図に示した実施例は、上記第1図と第2図
に示した第1実施例と構成原理を共通にするものである
が、バックアンカーを挟んで隣合う腹起し材1.1同士
が、各々フランジ外面に沿って架け渡されたカバープレ
ート9.9で一体的に接合された構成を特徴としている
。したがって、2枚のカバープレート9.9はパックア
ンカーの設置には何ら支障を及ぼさない、トップフレー
)2. 2(7)rfflFIIlカ200amテする
ノニ対して、カバープレート9には厚さl 2mm、長
さ600mmの鋼板が使用され、これを隣接の腹起し材
1. 1に等分の長さに架け渡した上で数本のボルト1
6・・・による接合が行なわれている。アンカー受け金
物6のスリット8は、腹起し材lのフランジ及びカバー
プレート9を重ね合わせた厚さのものにはめられる幅寸
て形成されている。
本実施例のようにカバープレート9で一体的に一連に接
合されたシングルの腹起し材1. 1・・・は、云わば
連続梁に近い力学性状を発揮するところとなり、品質、
性能、及び安定性に優れた山留めが行なわれる。
第3の実施例 第6図と第7図に示した実施例は、上記第2実施例のカ
バープレート9に代わる手段として、連に配置されたシ
ングルの腹起し材1.  ]のトッププレート2,2間
をコネクター10で一体的に接合した構成を特徴とする
。但し、アンカー受け金物及びバックアンカーの図示は
省略した。前記コネクター10は、鋼板の溶接組立物で
あり、第7図で明らかなようにバックアンカーの緊張材
3の中心線と平行に配置された複数枚のつなぎプレート
10a・・・と両側の端板10b、10bとが1′8接
で一体的に接合された構成である。このコネクター10
は、腹起し材1. 1のトッププレート2.2間へ挿入
し、腹起し材lの軸線と平行方向に通した数本の長尺ボ
ルト17・・・で締結することによって一体的な接合が
行なわれている。
その他、相対向するトッププレート2.2同士を締結す
る長尺ポル)17の外周にコンクリートが充填された構
成のコネクターで隣接する腹起し材1. 1を接合する
ことも実施される。
本発明が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであって、この発
明に係るバックアンカーによるシングル腹起し山留め工
法によれば、−段のシングル腹起しで実施されるため、
腹起し材lの使用量(本数)が端的には従来工法の約1
/2に減る。よって、その仮設や解体の工数も約半分に
減るから、仮設費用の大幅な削減と工期の短縮が達成さ
れる。のみならず、腹起し材1を支持するブラケット5
、及び腹起し材1と親杭4との間に設置される介物15
といった測置材料も約半分に減り、その取り付は工数も
大きく削減されるので、総合的な仮設工費の削減及び上
皿短縮に寄与する効果は甚大である。
また、本発明は、−段のシングル腹起しで実施されるの
で、バックアンカーによる山留め性能の把握を明確にで
き、信頼性、安全性の高い山留め工法の実施に寄与する
のである。
と正面図、第6図と17図は本発明の第3実施例を示し
た正面図と■−■矢視の断面図、第8図は従来例を示し
た断面図である。
1・・・腹起し材 3・・・緊張材 4・・・親杭 6・・・アンカー受け金物 6a・・・脚プレート 2・・・トッププレート 9・・・間隔 5・・・ブラケット 7・・・通孔 8・・・スリット 4、  I!1面の簡単な説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【1】バックアンカーにより地中に反力をとって腹起し
    材を支持せしめ山留めを行なう山留め工法において、 腹起し材はバックアンカーの配置ピッチと略同じ長さに
    分断すると共にその端面部にトッププレートを固着し、
    かつトッププレート間に少なくともバックアンカーの緊
    張材を通するに足りる間隔をあけて親杭のブラケット上
    に一連に配置し、地中に設置したバックアンカーの緊張
    材は隣合う腹起し材の端部の間に跨る配置で設置された
    アンカー受け金物の通孔に通し所定大きさのプレストレ
    スを導入して同アンカー受け金物に定着されていること
    を特徴とする、バックアンカーによるシングル腹起し山
    留め工法。 【2】アンカー受け金物は、その両脚プレートに形成さ
    れたスリットを腹起し材のフランジ部にはめて設置され
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載
    したバックアンカーによるシングル腹起し山留め工法。 【3】トッププレート間に少なくともバックアンカーの
    緊張材を通すに足りる間隔をあけて親杭のブラケット上
    に一連に配置された腹起し材は、各々のフランジ外面に
    沿って架け渡されたカバープレート又はトッププレート
    相互間に設置されたコネクターにより一体的に接合され
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載したバックアンカーによるシングル腹起し山
    留め工法。
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