JPH0372090A - 鉄合金のエッチング方法 - Google Patents

鉄合金のエッチング方法

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JPH0372090A
JPH0372090A JP20824789A JP20824789A JPH0372090A JP H0372090 A JPH0372090 A JP H0372090A JP 20824789 A JP20824789 A JP 20824789A JP 20824789 A JP20824789 A JP 20824789A JP H0372090 A JPH0372090 A JP H0372090A
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JP
Japan
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acid
iron alloy
alloy
etching
copper sulfate
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Application number
JP20824789A
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Inventor
Takeshi Hayakawa
健 早川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄合金のエツチングに関し、特にり一ドフレイ
ム材のエツチング方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のエツチングは塩酸、硫酸、燐酸等の酸に
クロム酸、硝酸6過酸化水素等の酸化材を添加した溶液
を使用するのが一般的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
リードフレイム材の表面をエツチングする目的は、エツ
チングすることにより表面積を拡大しモールドした際の
密着力を強化して耐湿性を向上させることにある。
しかしながら、上述した従来のエツチング方法では第3
図に示すように、エツチングの深さが浅く樹脂をモール
ドした場合密着力が弱いという欠点があった。
上述した従来のエツチング方法は単なる金属の溶解現象
であり金属結晶の粒界方位の差により若干の表面粗さは
生ずるが限界がある。処理時間や濃度を増やしても全体
的に溶解しリードフレイム材の板厚が薄くなるだけであ
る。
これに対し本発明は鉄と銅のイオン化傾向の差を利用し
てエツチングする方法である。一般的に鉄合金を硫酸銅
液に浸漬すると鉄合金の表面に銅が析出するが、この時
、硫酸銅と硫酸の濃度比を選択することにより銅が析出
する部分と析出しない部分が生ずる。銅が析出した部分
は殆ど溶解しないが、析出しない部分はどんどん溶解す
るので、その結果、深さ方向へのエツチングが可能とな
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の鉄合金のエツチング方法は、鉄合金を硫酸及び
硫酸銅の溶液に浸漬した後、水洗し更に燐酸と硝酸の混
酸に浸漬するものである。
〔実施例〕
次に、本発明について説明する。
鉄合金の種類によって若干の違いはあるが、ここでは資
料としてパーマロイ系合金板を例に説明する。
第1の実施例として、硫酸銅20 (g)、fa酸10
(cc)、純水100(cc)を含む溶液に試料を浸漬
し、処理温度40 (’C)、処理時間3(分)の条件
下で処理する。その後残液を水洗する。次に、硝酸3部
、燐酸1部の混酸にこの試料を浸漬し、処理温度40 
(”C)、処理時間1〇−30(秒)の条件下で処理す
る。その後残液を水洗そして乾燥する。
この時パーマロイ系合金板1の表面は第1図に示すよう
に、釘を打ち込んだような形で深いエツチング部2が形
成される。
次に第2の実施例について説明する。
本発明は硫酸銅及び硫酸の濃度を変える事によりエツチ
ングの深さを変える事ができる。第2の実施例では浅く
する場合について記述する。
硫酸銅5 (g) 、硫酸3(cc)、純水100(c
c )を含む溶液に試料を浸漬し、処理温度40(℃)
、処理時間1(分〉の条件下で処理する。
以下実施例1と同様に処理する。
この時試料表面は第2図に示すように、浅いエツチング
部2が形成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、鉄合金を硫酸と硫酸銅の
溶液に浸漬したのち水洗し、さらに燐酸と硝酸の混酸に
浸漬することにより、エツチング部の形状は釘を打ち込
んだ様な形になるため、モールド樹脂と強い密着力が得
られるという効果がある。その結果、モールド電子部品
の耐湿性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1及び第2の実施例を説
明するためのパーマロイ系合金板の断面図、第3図は従
来例を説明するためのパーマロイ系合金板の断面図であ
る。 l・・・パーマロイ系合金板、2・・・エツチング部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄合金を硫酸及び硫酸銅の溶液に浸漬した後、水洗し更
    に燐酸と硝酸の混酸に浸漬することを特徴とする鉄合金
    のエッチング方法。
JP20824789A 1989-08-11 1989-08-11 鉄合金のエッチング方法 Pending JPH0372090A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364274B1 (ko) * 2000-09-05 2002-12-12 현대자동차주식회사 엔진의 실내유입방지구조를 갖는 차량용 엔진룸
CN105442033A (zh) * 2015-12-12 2016-03-30 中国航空工业标准件制造有限责任公司 一种高温合金镦制状态下显示流线的腐蚀剂及腐蚀试验方法
CN105543947A (zh) * 2015-12-12 2016-05-04 中国航空工业标准件制造有限责任公司 一种高温合金镦制状态下显示流线的腐蚀剂及腐蚀试验方法

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CN105442033A (zh) * 2015-12-12 2016-03-30 中国航空工业标准件制造有限责任公司 一种高温合金镦制状态下显示流线的腐蚀剂及腐蚀试验方法
CN105543947A (zh) * 2015-12-12 2016-05-04 中国航空工业标准件制造有限责任公司 一种高温合金镦制状态下显示流线的腐蚀剂及腐蚀试验方法

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