JPS5928574A - ステンレス鋼の着色前処理方法 - Google Patents
ステンレス鋼の着色前処理方法Info
- Publication number
- JPS5928574A JPS5928574A JP13687982A JP13687982A JPS5928574A JP S5928574 A JPS5928574 A JP S5928574A JP 13687982 A JP13687982 A JP 13687982A JP 13687982 A JP13687982 A JP 13687982A JP S5928574 A JPS5928574 A JP S5928574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- sulfuric acid
- color tone
- treatment
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクロム酸−硫酸混合溶液を使用するステンレス
鋼の着色処理における色調の再現性ン高めるごとかでざ
る前処理方法に関する。
鋼の着色処理における色調の再現性ン高めるごとかでざ
る前処理方法に関する。
クロム酸−硫酸混合溶液による発色−ン利用してステン
レス鋼を着色する方法として、ステンレス鋼を前記溶液
中に浸漬してその経時変化による色調を自然電位により
把握して種々の色調に着色する方法がある。この方法は
ステンレス鋼乞７０〜９０℃のクロム酸−硫酸混合溶液
に浸漬した場合、色調が時間の経過とともにブルー、ゴ
ールド、レンドおよびグリーンと順次変化し、またそれ
に伴って自然電位が変化する点を利用して、その自然電
位により色調調整ン行うもので、原理的には自然電位が
一定になった時点でステ／レス鋼を混合溶液より引上げ
て発色を中比重れは一定の色調に着色でざる点’に％徴
としている。このため従来この方法は着色後さらに皮膜
硬化処理乞施丁ことにより建築用内外装材、浴槽エグロ
／、各種化粧板等美融を必要とする用途の着色ステンレ
ス鋼板の製造に広（利用さｎている。
レス鋼を着色する方法として、ステンレス鋼を前記溶液
中に浸漬してその経時変化による色調を自然電位により
把握して種々の色調に着色する方法がある。この方法は
ステンレス鋼乞７０〜９０℃のクロム酸−硫酸混合溶液
に浸漬した場合、色調が時間の経過とともにブルー、ゴ
ールド、レンドおよびグリーンと順次変化し、またそれ
に伴って自然電位が変化する点を利用して、その自然電
位により色調調整ン行うもので、原理的には自然電位が
一定になった時点でステ／レス鋼を混合溶液より引上げ
て発色を中比重れは一定の色調に着色でざる点’に％徴
としている。このため従来この方法は着色後さらに皮膜
硬化処理乞施丁ことにより建築用内外装材、浴槽エグロ
／、各種化粧板等美融を必要とする用途の着色ステンレ
ス鋼板の製造に広（利用さｎている。
しかしながらこの方法の場合自然電位ン精度よ（管理し
ても鋼の成分差や製造差が色調に微妙な差となって現れ
、その色調の再現性は従来必ずしも充分でなく、また色
調の彩度まで制御できるものではなかった。
ても鋼の成分差や製造差が色調に微妙な差となって現れ
、その色調の再現性は従来必ずしも充分でなく、また色
調の彩度まで制御できるものではなかった。
このような間Ｍン解決する方法として従来着色
□処理前にステンレス鋼を１０％す／酸溶液中で電解処
理する方法が提案されている。しかしながらこの前処理
方法の場合電解液として廃液が公害上問題となる高濃度
リン酸浴液乞使用し、電解も高電流密度（１０Ａ／ｄｍ
’以上）で長時間（４分以上）行わなければならないた
め連続化でさす、製造コストは高（つくものであつに０
また現れる自然電位曲線もなだらかな上昇曲線で、着色
開始点が明確に現れな（・ため色調管理がむずρ・しい
ものであった。
□処理前にステンレス鋼を１０％す／酸溶液中で電解処
理する方法が提案されている。しかしながらこの前処理
方法の場合電解液として廃液が公害上問題となる高濃度
リン酸浴液乞使用し、電解も高電流密度（１０Ａ／ｄｍ
’以上）で長時間（４分以上）行わなければならないた
め連続化でさす、製造コストは高（つくものであつに０
また現れる自然電位曲線もなだらかな上昇曲線で、着色
開始点が明確に現れな（・ため色調管理がむずρ・しい
ものであった。
本発明はステンレス鋼の成分差や製造差に関係な（、そ
の表面性状を均一にし、しかも上記のような問題のない
ステンレス鋼の着色前処理方法ン提供するものである。
の表面性状を均一にし、しかも上記のような問題のない
ステンレス鋼の着色前処理方法ン提供するものである。
不発明の前処理方法はステンレス鋼乞ＬＯ〜８．０ｗｔ
％の硝酸水溶液中で液温２０〜８０℃、電流密度０．５
〜３．０ Ａ／ｄ−でステンレス鋼を陽極として１５〜
６０秒間電解処理することによりステンレス鋼表面に形
成されていた酸化皮膜の除去と、Ｗｒ左な緻密不働態皮
膜の形成と２行（・、これによりＮ色処理の際の色調の
再現性Ｍよび彩度の制御乞可能にしたものである。
％の硝酸水溶液中で液温２０〜８０℃、電流密度０．５
〜３．０ Ａ／ｄ−でステンレス鋼を陽極として１５〜
６０秒間電解処理することによりステンレス鋼表面に形
成されていた酸化皮膜の除去と、Ｗｒ左な緻密不働態皮
膜の形成と２行（・、これによりＮ色処理の際の色調の
再現性Ｍよび彩度の制御乞可能にしたものである。
電解条件は硝酸濃度がｌＱｗｔ％未満、液温か２０℃未
満、電流密度が０．５ Ａ／ｄｒｒ１未満であると電解
反応が遅（なろ１こめ電解時間か長くなり、工業的には
不適当となる。一方硝酸濃度が８，９ｗｔ％を超え、ま
ムニ液温および電流＠度もそれぞれ８０℃１６よび３．
ＯＡ／ｄｒｒ？を超えると電解反応が速くなって鋼素
地まで溶解し、かつ溶出金属による電解液の老化も早（
なる。
満、電流密度が０．５ Ａ／ｄｒｒ１未満であると電解
反応が遅（なろ１こめ電解時間か長くなり、工業的には
不適当となる。一方硝酸濃度が８，９ｗｔ％を超え、ま
ムニ液温および電流＠度もそれぞれ８０℃１６よび３．
ＯＡ／ｄｒｒ？を超えると電解反応が速くなって鋼素
地まで溶解し、かつ溶出金属による電解液の老化も早（
なる。
象付図面はＳ Ｕ Ｓ ３０４ ＨＬ仕上材を従来法と
本発明法で前処理し１こ後、それらにイ１色処理ケ施し
に場合の自然電位曲線２示し１こもので、従来法の場＠
着色開始点の現れな（・なたら７＋）な上昇面ボメとな
るが、本発明法の場合一旦ピーク乞形成しへ二後再び上
昇する曲線となって、着色開始点がピークの立下りより
上昇に移る点に現れる。従って本発明法によれは色ｒｉ
１Ｍｌの管理や制σ１１は容易になり、色調の再現性が
向上Ｔる。
本発明法で前処理し１こ後、それらにイ１色処理ケ施し
に場合の自然電位曲線２示し１こもので、従来法の場＠
着色開始点の現れな（・なたら７＋）な上昇面ボメとな
るが、本発明法の場合一旦ピーク乞形成しへ二後再び上
昇する曲線となって、着色開始点がピークの立下りより
上昇に移る点に現れる。従って本発明法によれは色ｒｉ
１Ｍｌの管理や制σ１１は容易になり、色調の再現性が
向上Ｔる。
第１表はＳ ＩＪ Ｓ ３０４ Ｂ Ａ仕−に材Ｙ 本
Ｂ ＩｙＪ法、従来法で前処理シ１コ後Ｃｒ ０３２．
５ Ｍｌ−１３、Ｈ２Ｓ ０４５ Ｍｌ−ｅ、液温８０
℃、自然電位２３ｍＶで着色処理し定ものの色調再現性
を示し定もので、本発明法により前処理ン施したものは
色差計による色差ΔＥか０．３以下であり、再現性に優
れている。このような色調の再現性は本発明法を適用−
’（−、ｌ’ｌばフェライト系ステンレス鋼なと他の鋼
種Ｍよび仕上材につし・ても得られろものである。
Ｂ ＩｙＪ法、従来法で前処理シ１コ後Ｃｒ ０３２．
５ Ｍｌ−１３、Ｈ２Ｓ ０４５ Ｍｌ−ｅ、液温８０
℃、自然電位２３ｍＶで着色処理し定ものの色調再現性
を示し定もので、本発明法により前処理ン施したものは
色差計による色差ΔＥか０．３以下であり、再現性に優
れている。このような色調の再現性は本発明法を適用−
’（−、ｌ’ｌばフェライト系ステンレス鋼なと他の鋼
種Ｍよび仕上材につし・ても得られろものである。
以上の如く、本発明の前処理法は電解液として硝酸ン使
用し、かつその濃度はリン酸の場合より低濃度であるの
で、その廃液処理はリン酸より容易であるとともに処理
後の液はり／酸ぞ含まないので放出しても公害上問題は
ない。また電解条件は低電流密度、短時間電解であるの
で、ストリップによる連続化が可能であり、かつ自然電
位曲線にも着色開始点が現れ、色調管理も容易となるの
で、歩留も向上し、製造コストが低減する。
用し、かつその濃度はリン酸の場合より低濃度であるの
で、その廃液処理はリン酸より容易であるとともに処理
後の液はり／酸ぞ含まないので放出しても公害上問題は
ない。また電解条件は低電流密度、短時間電解であるの
で、ストリップによる連続化が可能であり、かつ自然電
位曲線にも着色開始点が現れ、色調管理も容易となるの
で、歩留も向上し、製造コストが低減する。
添付図面は本発明法と従来法で前処理しｒｓｓ’Ｕｓ３
０４１−Ｉ Ｌ仕上材の着色処理における自然電位曲線
ン示すものである。 特許出願人 日新製鋼株式会社 代理人 進藤 満
０４１−Ｉ Ｌ仕上材の着色処理における自然電位曲線
ン示すものである。 特許出願人 日新製鋼株式会社 代理人 進藤 満
Claims (1)
- クロム酸−硫酸混合溶液でステンレス鋼に着色処理する
にあたり、あらかじめＬＯ〜８． Ｑ ｗｔ％の硝酸水
溶液中で液温２０〜８０℃、電流密度０．５〜３、 Ｏ
Ａ７ｄｍ’でステンレス鋼ケ陽極として１５〜６０秒間
電解処理することン特徴とするステンレス鋼の着色前処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13687982A JPS5928574A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | ステンレス鋼の着色前処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13687982A JPS5928574A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | ステンレス鋼の着色前処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928574A true JPS5928574A (ja) | 1984-02-15 |
| JPH0121873B2 JPH0121873B2 (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=15185668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13687982A Granted JPS5928574A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | ステンレス鋼の着色前処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928574A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248802A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-17 | Ube Ind Ltd | 予備活性化触媒を用いたα−オレフインの重合方法 |
| KR100761903B1 (ko) | 2006-05-01 | 2007-09-28 | 김영희 | 고내식성 컬러강재의 제조방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103898493A (zh) * | 2014-04-10 | 2014-07-02 | 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 | 一种刷镀镉钝化溶液及其配制和钝化方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5147545A (en) * | 1974-10-23 | 1976-04-23 | Nippon Steel Corp | Sutenresukono chakushokumaeshorihoho |
| JPS51120939A (en) * | 1975-04-17 | 1976-10-22 | Nippon Steel Corp | Process for coloring stainless steel |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP13687982A patent/JPS5928574A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5147545A (en) * | 1974-10-23 | 1976-04-23 | Nippon Steel Corp | Sutenresukono chakushokumaeshorihoho |
| JPS51120939A (en) * | 1975-04-17 | 1976-10-22 | Nippon Steel Corp | Process for coloring stainless steel |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248802A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-17 | Ube Ind Ltd | 予備活性化触媒を用いたα−オレフインの重合方法 |
| KR100761903B1 (ko) | 2006-05-01 | 2007-09-28 | 김영희 | 고내식성 컬러강재의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0121873B2 (ja) | 1989-04-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Ogura et al. | Room Temperature‐Coloration of Stainless Steel by Alternating Potential Pulse Method | |
| CN103866372A (zh) | 不锈钢电化学着色液及着色方法 | |
| JPS5928574A (ja) | ステンレス鋼の着色前処理方法 | |
| JP2721053B2 (ja) | 高品位鋼の酸洗い方法 | |
| US2798830A (en) | Method of improving the corrosion resistance of certain coated aluminum surfaces | |
| JP3302582B2 (ja) | アルミニウム材の電解着色法及びそれにより得られるグレー着色アルミニウム材 | |
| ES419556A2 (es) | Metodo de incrementar la dureza de una pelicula formada sobre la superficie de una aleacion. | |
| JPS581094A (ja) | マグネシウム材表面に着色保護皮膜を形成する方法 | |
| JPS5827997A (ja) | 発色ステンレス鋼用前処理法 | |
| JP3943100B2 (ja) | ステンレスの着色方法及びステンレス用着色処理液 | |
| EP0127774A2 (de) | Verfahren zum Schutz von anodisch oxidiertem Aluminium | |
| JPS5658990A (en) | Surface treating method of titanium and titanium alloy | |
| JPH02107798A (ja) | ステンレス鋼の着色方法 | |
| JP3015056B2 (ja) | ステンレス鋼表面の着色処理方法 | |
| US1417413A (en) | Coloration of metallic surfaces | |
| JPS60218498A (ja) | 光輝焼鈍ステンレス鋼の耐食性向上法 | |
| KR100496674B1 (ko) | 알루미늄 또는 알루미늄합금의 표면처리용액 및 이에 의해표면처리된 알루미늄 및 알루미늄합금 | |
| JPS63235482A (ja) | フエライト系ステンレス鋼の着色方法 | |
| JPH028373A (ja) | クロメート処理液およびその調合方法並びにクロメート処理法 | |
| JPS5651593A (en) | Surface treating method of aluminum | |
| JPS6135272B2 (ja) | ||
| JPS5927398B2 (ja) | 銅又は銅合金あるいはこれらの金属による鍍金品の表面処理法 | |
| JPH09209199A (ja) | クロムめっき用塩基性硫酸クロム | |
| JPH0328398A (ja) | ステンレス鋼の表面処理法 | |
| JPH01309976A (ja) | クロムーモリブデン合金めっき皮膜の耐食性向上方法 |