JPH0371725B2 - - Google Patents
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- JPH0371725B2 JPH0371725B2 JP60048066A JP4806685A JPH0371725B2 JP H0371725 B2 JPH0371725 B2 JP H0371725B2 JP 60048066 A JP60048066 A JP 60048066A JP 4806685 A JP4806685 A JP 4806685A JP H0371725 B2 JPH0371725 B2 JP H0371725B2
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- JP
- Japan
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- light
- lamp
- diode
- light emitting
- lens
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/40—Cooling of lighting devices
- F21S45/42—Forced cooling
- F21S45/43—Forced cooling using gas
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/10—Protection of lighting devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2115/00—Light-generating elements of semiconductor light sources
- F21Y2115/10—Light-emitting diodes [LED]
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は発光ダイオードを光源として使用する
車輌用灯具に関し、特に車体外部に設置される灯
具において灯具の大きさ、ダイオードの数および
輝度を変えることなく点灯時の眩光を防止するよ
うにしたものである。
車輌用灯具に関し、特に車体外部に設置される灯
具において灯具の大きさ、ダイオードの数および
輝度を変えることなく点灯時の眩光を防止するよ
うにしたものである。
近年、半導体技術の発達により輝度の高い発光
ダイオードが開発され、しかも安価に入手できる
ようになつたことから、車輌用灯具、例えば制動
灯、尾灯さらには車体の後部外側に設置され通称
ハイマウントストツプランプと呼んでいる灯具な
どの光源として検討されている。その大きな理由
は、上述した高い輝度のものが安価に入手できる
ようになつたこと以外にも、一般の電球と異なり
フイラメントを有さないため半永久的寿命を有す
る、フイラメントの断線による交換を必要とせず
灯具自体および取付位置に対する制約が少ない、
灯具を薄型化でき取付加工が容易である、電球に
比べて発熱が著しく少なく且つ小型化が可能とな
る等の多くの優れた特徴を備えていることによる
もので、今後の灯具の方向を指し示すものと云え
る。
ダイオードが開発され、しかも安価に入手できる
ようになつたことから、車輌用灯具、例えば制動
灯、尾灯さらには車体の後部外側に設置され通称
ハイマウントストツプランプと呼んでいる灯具な
どの光源として検討されている。その大きな理由
は、上述した高い輝度のものが安価に入手できる
ようになつたこと以外にも、一般の電球と異なり
フイラメントを有さないため半永久的寿命を有す
る、フイラメントの断線による交換を必要とせず
灯具自体および取付位置に対する制約が少ない、
灯具を薄型化でき取付加工が容易である、電球に
比べて発熱が著しく少なく且つ小型化が可能とな
る等の多くの優れた特徴を備えていることによる
もので、今後の灯具の方向を指し示すものと云え
る。
ところで、ハイマウントストツプランプは制動
灯、尾灯などの一般の灯具とは異なり、通常ドラ
イバーの目の高さ位置付近に設置され、ブレーキ
時に制動灯と共に明るく点灯されることから、後
続車のドライバーに注意をより一層喚起し、追突
事故等を未然に防止するものである。しかし、目
の高さ付近であるが故に、後続車ドライバーにと
つて眩しく、目がくらみ思わぬ事故を誘発するこ
とがあつた。そこで、このような問題を解決する
方法としては、ランプ自体を小さくしたり、発光
ダイオードの輝度を下げることも考えられるが、
そうすると今度は逆に後続車ドライバーの目にと
まりずらく、また何のために点滅するのか迷つた
りして本来の機能を果さなくなるという不都合が
あつた。
灯、尾灯などの一般の灯具とは異なり、通常ドラ
イバーの目の高さ位置付近に設置され、ブレーキ
時に制動灯と共に明るく点灯されることから、後
続車のドライバーに注意をより一層喚起し、追突
事故等を未然に防止するものである。しかし、目
の高さ付近であるが故に、後続車ドライバーにと
つて眩しく、目がくらみ思わぬ事故を誘発するこ
とがあつた。そこで、このような問題を解決する
方法としては、ランプ自体を小さくしたり、発光
ダイオードの輝度を下げることも考えられるが、
そうすると今度は逆に後続車ドライバーの目にと
まりずらく、また何のために点滅するのか迷つた
りして本来の機能を果さなくなるという不都合が
あつた。
本発明に係る車輌用灯具は上述したような点に
鑑みてなされたもので、多数の発光ダイオードを
光源として使用し車体外部に設置された灯具であ
つて、灯具ボデイと、この灯具ボデイの前面開口
部を塞ぎ表面にマスキング塗装が施されることに
より光透過部と光不透過部とを有する前面レンズ
と、前記灯具ボデイ内に配設され表面に多数の発
光ダイオードが前記光透過部に対応して実装され
た基板と、前記各発光ダイオードにそれぞれ対応
して該ダイオードの前方に配設された多数の集光
レンズとで構成したものである。
鑑みてなされたもので、多数の発光ダイオードを
光源として使用し車体外部に設置された灯具であ
つて、灯具ボデイと、この灯具ボデイの前面開口
部を塞ぎ表面にマスキング塗装が施されることに
より光透過部と光不透過部とを有する前面レンズ
と、前記灯具ボデイ内に配設され表面に多数の発
光ダイオードが前記光透過部に対応して実装され
た基板と、前記各発光ダイオードにそれぞれ対応
して該ダイオードの前方に配設された多数の集光
レンズとで構成したものである。
本発明においては、前面レンズに光透過部と光
不透過部とを設け、外部に出射する光の量を制
御、換言すれば光透過部のみを照明しているの
で、灯具自体を小型化する必要がなく、また各発
光ダイオードの輝度自体は変らず灯具全体として
の平均輝度が低下するため、後続車ドライバーへ
の眩光を防止する。
不透過部とを設け、外部に出射する光の量を制
御、換言すれば光透過部のみを照明しているの
で、灯具自体を小型化する必要がなく、また各発
光ダイオードの輝度自体は変らず灯具全体として
の平均輝度が低下するため、後続車ドライバーへ
の眩光を防止する。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明をハイマウントストツプランプ
に適用した場合の一実施例を示す断面図、第2図
は同ランプを備えた自動車の外観斜視図、第3図
は前面レンズの一部破断斜視図、第4図はレンズ
体とダイオード画成部材の一部破断斜視図であ
る。これらの図において、1は自動車2の後部外
側、例えばリヤウインド3の上部中央に設置され
たハイマウントストツプランプで、このランプ1
は車体後方に向つて開放する箱形の灯具ボデイ4
と、この灯具ボデイ4の開口部を塞ぐ前面レンズ
5と、前記灯具ボデイ4内に配設されたレンズ体
6、基板7およびダイオード画成部材8と、前記
基板6の表面に所定の間隔をおいてマトリツクス
状に実装された多数の発光ダイオード9と、基板
6の裏面に実装されたダイオード点灯用抵抗体1
0と、この抵抗体10をモールドする樹脂11等
で概ね構成されている。
に適用した場合の一実施例を示す断面図、第2図
は同ランプを備えた自動車の外観斜視図、第3図
は前面レンズの一部破断斜視図、第4図はレンズ
体とダイオード画成部材の一部破断斜視図であ
る。これらの図において、1は自動車2の後部外
側、例えばリヤウインド3の上部中央に設置され
たハイマウントストツプランプで、このランプ1
は車体後方に向つて開放する箱形の灯具ボデイ4
と、この灯具ボデイ4の開口部を塞ぐ前面レンズ
5と、前記灯具ボデイ4内に配設されたレンズ体
6、基板7およびダイオード画成部材8と、前記
基板6の表面に所定の間隔をおいてマトリツクス
状に実装された多数の発光ダイオード9と、基板
6の裏面に実装されたダイオード点灯用抵抗体1
0と、この抵抗体10をモールドする樹脂11等
で概ね構成されている。
前記灯具ボデイ4はアルミニウム等の放熱特性
に優れた材料で製作され、リヤウインド3の枠体
12に取付けボルト13およびナツト14を介し
て固定されるもので、その上面には表面積を大き
くし放熱効果を増大させるため鋸歯状の凹凸部1
5が形成され、また背面上部には外気を該ボデイ
内に取入れる2つの空気孔16a,16bが、下
面の車体前方寄りには排水孔17がそれぞれ形成
されている。
に優れた材料で製作され、リヤウインド3の枠体
12に取付けボルト13およびナツト14を介し
て固定されるもので、その上面には表面積を大き
くし放熱効果を増大させるため鋸歯状の凹凸部1
5が形成され、また背面上部には外気を該ボデイ
内に取入れる2つの空気孔16a,16bが、下
面の車体前方寄りには排水孔17がそれぞれ形成
されている。
前記前面レンズ5は透明または赤色に着色され
た透光性を有する樹脂もしくはガラスからなり、
その表面を車体色と同一色の遮光膜18でマスキ
ング塗装されることにより、光透過部20と光不
透過部21を有している。光透過部20は第3図
に示すように前面レンズ5のほぼ全幅に亘つてそ
れぞれ延在する帯状に形成され、高さ方向に所定
の間隔をおいて複数、例えば6つ設けられてい
る。そして、前面レンズ5はその内側面に多数の
小さな凸レンズ22が密集して形成され、前記レ
ンズ体6と共に前記灯具ボデイ4の前面開口部に
気密に嵌合固定されている。前記レンズ体6はア
クリル樹脂等の透明な合成樹脂によつて形成さ
れ、前記ダイオード画成部材7の表面に密接して
配設されるもので、該レンズ体6の表面には第1
図に示すように各発光ダイオード9にそれぞれ対
応する多数の集光レンズ23が一体に形成されて
いる。また、この集光レンズ23は前記前面レン
ズ5の各光透過部20にその幅において対応して
形成されるものであり、そのため第4図に示すよ
うにランプ1の幅方向に対しては互いに密接し、
高さ方向に対しては所定の間隔、すなわち隣接す
る光透過部20,20間の光不透過部21の幅寸
法だけ離間して6列に形成されている。そして、
各集光レンズ23は、底部が略方形の輪郭形状を
有する略半球状の球面レンズからなり、その焦点
位置もしくはその近傍に前記発光ダイオード9が
配置され、該ダイオード9から出た光を集光し前
面レンズ5に導いている。
た透光性を有する樹脂もしくはガラスからなり、
その表面を車体色と同一色の遮光膜18でマスキ
ング塗装されることにより、光透過部20と光不
透過部21を有している。光透過部20は第3図
に示すように前面レンズ5のほぼ全幅に亘つてそ
れぞれ延在する帯状に形成され、高さ方向に所定
の間隔をおいて複数、例えば6つ設けられてい
る。そして、前面レンズ5はその内側面に多数の
小さな凸レンズ22が密集して形成され、前記レ
ンズ体6と共に前記灯具ボデイ4の前面開口部に
気密に嵌合固定されている。前記レンズ体6はア
クリル樹脂等の透明な合成樹脂によつて形成さ
れ、前記ダイオード画成部材7の表面に密接して
配設されるもので、該レンズ体6の表面には第1
図に示すように各発光ダイオード9にそれぞれ対
応する多数の集光レンズ23が一体に形成されて
いる。また、この集光レンズ23は前記前面レン
ズ5の各光透過部20にその幅において対応して
形成されるものであり、そのため第4図に示すよ
うにランプ1の幅方向に対しては互いに密接し、
高さ方向に対しては所定の間隔、すなわち隣接す
る光透過部20,20間の光不透過部21の幅寸
法だけ離間して6列に形成されている。そして、
各集光レンズ23は、底部が略方形の輪郭形状を
有する略半球状の球面レンズからなり、その焦点
位置もしくはその近傍に前記発光ダイオード9が
配置され、該ダイオード9から出た光を集光し前
面レンズ5に導いている。
前記ダイオード画成部材8は不透明な合成樹脂
によつて一体に形成され、前記各集光レンズ23
にそれぞれ対応する多数のダイオード収納部26
を有している。各ダイオード収納部26は第4図
に示すようにダイオード画成部材8の表裏面に貫
通する略角錐形の孔からなり、その壁面が反射面
27を形成し、表面側開口部が前記集光レンズ2
3の輪郭形状とほぼ等しく、裏面側開口部より大
きく形成されている。そして、各ダイオード9は
ダイオード収納部26内にその裏面側開口部より
挿入位置され、これによつて隣接するもの同士が
互いに隔離されている。なお、前記反射面27は
ダイオード画成部材8自体を光の反射特性に優れ
た色、例えば白色の合成樹脂材料で製作されるこ
とにより、特別な処理を施すことなく反射面を形
成している。また、ダイオード画成部材8は基板
7の表面に接着剤等により固着されている。
によつて一体に形成され、前記各集光レンズ23
にそれぞれ対応する多数のダイオード収納部26
を有している。各ダイオード収納部26は第4図
に示すようにダイオード画成部材8の表裏面に貫
通する略角錐形の孔からなり、その壁面が反射面
27を形成し、表面側開口部が前記集光レンズ2
3の輪郭形状とほぼ等しく、裏面側開口部より大
きく形成されている。そして、各ダイオード9は
ダイオード収納部26内にその裏面側開口部より
挿入位置され、これによつて隣接するもの同士が
互いに隔離されている。なお、前記反射面27は
ダイオード画成部材8自体を光の反射特性に優れ
た色、例えば白色の合成樹脂材料で製作されるこ
とにより、特別な処理を施すことなく反射面を形
成している。また、ダイオード画成部材8は基板
7の表面に接着剤等により固着されている。
前記樹脂11としてはエポキシ樹脂等の熱伝導
特性に優れたものが使用され、前記ダイオード点
灯用抵抗体10および基板7の裏面全体を被つて
いる。この樹脂11は各ダイオード点灯用抵抗体
10をモールドし、該抵抗体10による発熱を灯
具ボデイ4に伝達し、ランプ1の放熱効果を向上
させる上で有効とされる。
特性に優れたものが使用され、前記ダイオード点
灯用抵抗体10および基板7の裏面全体を被つて
いる。この樹脂11は各ダイオード点灯用抵抗体
10をモールドし、該抵抗体10による発熱を灯
具ボデイ4に伝達し、ランプ1の放熱効果を向上
させる上で有効とされる。
すなわち、多数の発光ダイオードを使用した灯
具においては、灯具自体の温度が上昇すると、発
光ダイオードの発光効率が低下し、光量が減少す
ることから、ダイオード点灯用抵抗体10の発熱
を無視することができず、この発熱を樹脂11を
介して灯具ボデイ4に伝達し、その表面全体から
放熱することでランプ1の放熱対策を図つてい
る。同時に、前述した空気孔16a,16bより
外気を取入れ樹脂11を空冷することで、より一
層放熱効果を高めている。このため、灯具ボデイ
4の内部には前記各空気孔16a,16bおよび
排水孔17と連通する空間30が形成されてい
る。空間30に入つた外気および用水は前記排水
孔17より排出される。前記各空気孔16a,1
6bには雨水の侵入を防止する庇31a,31b
が設けられ、排水孔17は下方からの雨水の侵入
を防止するため迷路状に形成されている。
具においては、灯具自体の温度が上昇すると、発
光ダイオードの発光効率が低下し、光量が減少す
ることから、ダイオード点灯用抵抗体10の発熱
を無視することができず、この発熱を樹脂11を
介して灯具ボデイ4に伝達し、その表面全体から
放熱することでランプ1の放熱対策を図つてい
る。同時に、前述した空気孔16a,16bより
外気を取入れ樹脂11を空冷することで、より一
層放熱効果を高めている。このため、灯具ボデイ
4の内部には前記各空気孔16a,16bおよび
排水孔17と連通する空間30が形成されてい
る。空間30に入つた外気および用水は前記排水
孔17より排出される。前記各空気孔16a,1
6bには雨水の侵入を防止する庇31a,31b
が設けられ、排水孔17は下方からの雨水の侵入
を防止するため迷路状に形成されている。
かくして、このようなハイマウントストツプラ
ンプ1によれば、遮光膜18のマスキング塗装に
より光透過部20と光不透過部21を設け、発光
ダイオード9によつて照明される前面レンズ5の
表面積を少なくしているので、各ダイオード9の
輝度は変らずとも、ランプ全体としての平均輝度
が低下し、後続車ドライバーへの眩光を防止する
ことができる。すなわち、光透過部20および光
不透過部21が視認される近い距離では、人間は
灯具の明るさを輝度として見、遠い距離(ストツ
プランプとしての機能が求められる距離内)にな
ると、明るさと輝度として見る視覚特性を有する
ため、本発明はランプ全体としての平均輝度を低
下させることにより、眩光を防止しようとするも
のである。しかも各発光ダイオード9の輝度は下
げていないため、配光規格を満足し、ランプとし
ての機能を損うことはない。
ンプ1によれば、遮光膜18のマスキング塗装に
より光透過部20と光不透過部21を設け、発光
ダイオード9によつて照明される前面レンズ5の
表面積を少なくしているので、各ダイオード9の
輝度は変らずとも、ランプ全体としての平均輝度
が低下し、後続車ドライバーへの眩光を防止する
ことができる。すなわち、光透過部20および光
不透過部21が視認される近い距離では、人間は
灯具の明るさを輝度として見、遠い距離(ストツ
プランプとしての機能が求められる距離内)にな
ると、明るさと輝度として見る視覚特性を有する
ため、本発明はランプ全体としての平均輝度を低
下させることにより、眩光を防止しようとするも
のである。しかも各発光ダイオード9の輝度は下
げていないため、配光規格を満足し、ランプとし
ての機能を損うことはない。
また、ダイオード画成部材8により各発光ダイ
オード9を画成し、その光を反射面27で前方に
反射させているので、光の損失が少なく、光透過
部20を明るく照明できる。
オード9を画成し、その光を反射面27で前方に
反射させているので、光の損失が少なく、光透過
部20を明るく照明できる。
また、ダイオード点灯用抵抗体10は樹脂11
によつてモールドされているので、耐振、耐水性
に優れ、ランプ1の耐久性を向上させる。
によつてモールドされているので、耐振、耐水性
に優れ、ランプ1の耐久性を向上させる。
第5図および第6図は本発明の他の実施例を示
す要部の断面図および斜視図である。この実施例
は前面レンズ5の各光透過部20毎に、基板7
と、発光ダイオード9と、ダイオード画成部材8
と、レンズ体6と、樹脂11とを一体的に結合し
てユニツト化した光源構成体40を製作し、これ
を灯具ボデイ4の内部に突設した取付壁41に固
定するようにしたものである。
す要部の断面図および斜視図である。この実施例
は前面レンズ5の各光透過部20毎に、基板7
と、発光ダイオード9と、ダイオード画成部材8
と、レンズ体6と、樹脂11とを一体的に結合し
てユニツト化した光源構成体40を製作し、これ
を灯具ボデイ4の内部に突設した取付壁41に固
定するようにしたものである。
このような構成においては光源構成体40の灯
具ボデイ4内への取付けが簡単であり、また、光
不透部部21の幅が広い場合には隣接する光源構
成体40間に隙間を設けることができるため、灯
具ボデイ4内に取入れた空気をレンズ体6の表面
および前面レンズ5の内側面にまで導くことがで
きることから、より一層放熱効果を向上させるこ
とができるという効果を期待し得る。
具ボデイ4内への取付けが簡単であり、また、光
不透部部21の幅が広い場合には隣接する光源構
成体40間に隙間を設けることができるため、灯
具ボデイ4内に取入れた空気をレンズ体6の表面
および前面レンズ5の内側面にまで導くことがで
きることから、より一層放熱効果を向上させるこ
とができるという効果を期待し得る。
第7図は本発明のさらに他の実施例を示す要部
断面図である。本実施例は第5図および第6図に
示した実施例と同様、前面レンズ5の光透過部2
0毎に、基板7と、発光ダイオード9と、ダイオ
ード画成部材8と、レンズ体6と、樹脂11とを
一体的に結合して光源構成体40を製作し、さら
に前記樹脂11の表面にアルミニウム等からなる
ヒートシンク50を固定したもので、このような
光源構成体40を灯具ボデイ4の内部に設けた仕
切壁51に配設し、空気孔16より空間30内に
取入れた空気で前記ヒートシンク50を空冷し、
かつフアン52により前記空間30内の空気を強
制的に外部に排気するようにしたものである。
断面図である。本実施例は第5図および第6図に
示した実施例と同様、前面レンズ5の光透過部2
0毎に、基板7と、発光ダイオード9と、ダイオ
ード画成部材8と、レンズ体6と、樹脂11とを
一体的に結合して光源構成体40を製作し、さら
に前記樹脂11の表面にアルミニウム等からなる
ヒートシンク50を固定したもので、このような
光源構成体40を灯具ボデイ4の内部に設けた仕
切壁51に配設し、空気孔16より空間30内に
取入れた空気で前記ヒートシンク50を空冷し、
かつフアン52により前記空間30内の空気を強
制的に外部に排気するようにしたものである。
このような構成においても、第5図および第6
図に示した実施例と同様灯具ボデイ4への取付け
が簡単であり、また第1図実施例と比較して放熱
効果が優れていることは明らかであろう。
図に示した実施例と同様灯具ボデイ4への取付け
が簡単であり、また第1図実施例と比較して放熱
効果が優れていることは明らかであろう。
なお、本発明は上記実施例に何ら特定されるも
のではなく、例えば第8図に示すように前面レン
ズ5の光透過部20を格子状に形成したり、ある
いはまた各発光ダイオードにそれぞれ対応して設
けられる不連続なものであつてもよい。
のではなく、例えば第8図に示すように前面レン
ズ5の光透過部20を格子状に形成したり、ある
いはまた各発光ダイオードにそれぞれ対応して設
けられる不連続なものであつてもよい。
以上説明したように本発明に係る車輌用灯具に
よれば、前面レンズに光透過部と光不透過部を設
け、明るく照明される面積を小さくしたので、
個々のダイオードの輝度を下げることなく、灯具
全体としての平均輝度を低下させることができ、
したがつて眩光を防止することができる。また、
構造が簡単で、製作も容易である。
よれば、前面レンズに光透過部と光不透過部を設
け、明るく照明される面積を小さくしたので、
個々のダイオードの輝度を下げることなく、灯具
全体としての平均輝度を低下させることができ、
したがつて眩光を防止することができる。また、
構造が簡単で、製作も容易である。
第1図は本発明をハイマウントストツプランプ
に適用した場合の一実施例を示す断面図、第2図
は同ランプを設置した自動車の外観斜視図、第3
図は前面レンズの一部破断斜視図、第4図はレン
ズ体とダイオード画成部材の一部破断斜視図、第
5図および第6図は本発明の他の実施例を示す要
部断面図および斜視図、第7図は本発明のさらに
他の実施例を示す要部断面図、第8図は前面レン
ズの他の実施例を示す一部破断斜視図である。 1…ハイマウントストツプランプ、4…灯具ボ
デイ、6…レンズ体、7…基板、8…ダイオード
画成部材、9…発光ダイオード、10…ダイオー
ド点灯用抵抗体、11…樹脂、18…遮光膜、2
0…光透過部、21…光不透過部、23…集光レ
ンズ、26…ダイオード収納部。
に適用した場合の一実施例を示す断面図、第2図
は同ランプを設置した自動車の外観斜視図、第3
図は前面レンズの一部破断斜視図、第4図はレン
ズ体とダイオード画成部材の一部破断斜視図、第
5図および第6図は本発明の他の実施例を示す要
部断面図および斜視図、第7図は本発明のさらに
他の実施例を示す要部断面図、第8図は前面レン
ズの他の実施例を示す一部破断斜視図である。 1…ハイマウントストツプランプ、4…灯具ボ
デイ、6…レンズ体、7…基板、8…ダイオード
画成部材、9…発光ダイオード、10…ダイオー
ド点灯用抵抗体、11…樹脂、18…遮光膜、2
0…光透過部、21…光不透過部、23…集光レ
ンズ、26…ダイオード収納部。
Claims (1)
- 1 車体の後部外側に設置された灯具ボデイと、
この灯具ボデイの前面開口部を塞ぎ表面にマスキ
ング塗装が施されることにより光透過部と光不透
過部とを有する前面レンズと、前記灯具ボデイ内
に配設され表面に多数の発光ダイオードが前記光
透過部に対応して実装された基板と、前記各発光
ダイオードにそれぞれ対応して該ダイオードの前
方に配設された多数の集光レンズを備えたことを
特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60048066A JPS61206104A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 車輛用灯具 |
US06/812,592 US4733335A (en) | 1984-12-28 | 1985-12-23 | Vehicular lamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60048066A JPS61206104A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 車輛用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206104A JPS61206104A (ja) | 1986-09-12 |
JPH0371725B2 true JPH0371725B2 (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=12792973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60048066A Granted JPS61206104A (ja) | 1984-12-28 | 1985-03-11 | 車輛用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61206104A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62108585A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-19 | Stanley Electric Co Ltd | 発光ダイオ−ド灯具 |
JPH071688Y2 (ja) * | 1988-12-26 | 1995-01-18 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用灯具 |
ATE445810T1 (de) * | 2000-08-22 | 2009-10-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | Leuchte auf leuchtdiodenlichtausstrahlung gestützt |
JP2002343110A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両のランプ |
JP4739977B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2011-08-03 | スタンレー電気株式会社 | 車両用led灯具 |
JP5511347B2 (ja) * | 2009-12-10 | 2014-06-04 | 株式会社小糸製作所 | 発光モジュールおよび車両用灯具 |
WO2012053376A1 (ja) * | 2010-10-18 | 2012-04-26 | シャープ株式会社 | 照明装置及び液晶表示装置 |
EP3853068B1 (en) * | 2018-09-17 | 2023-11-01 | Flex-N-Gate Advanced Product Development, LLC | Vehicle lamp assembly |
JP7454870B2 (ja) * | 2022-04-19 | 2024-03-25 | 株式会社Reiz | 灯具 |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP60048066A patent/JPS61206104A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61206104A (ja) | 1986-09-12 |
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