JPH03710Y2 - - Google Patents

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JPH03710Y2
JPH03710Y2 JP1983020467U JP2046783U JPH03710Y2 JP H03710 Y2 JPH03710 Y2 JP H03710Y2 JP 1983020467 U JP1983020467 U JP 1983020467U JP 2046783 U JP2046783 U JP 2046783U JP H03710 Y2 JPH03710 Y2 JP H03710Y2
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、切断電線を挾持爪に挾持させて所定
移送方向に移送し、移送経路の側部に設けた装置
により切断電線の両端部に対し被覆剥取りおよ
び/または端子圧着等の端末処理をするごとくし
た電線移送装置における不良電線検出装置に関す
る。
従来、電線送給方向に順次測長送給装置および
切断装置を配置し、該切断装置の送給方向下流よ
り送給方向に対し直角方向に延び等間隔に複数組
配置した挾持爪を1ピツチ宛間欠循環駆動するご
とくした電線移送装置を設け、該移送装置の移送
経路に沿つて被覆剥取機や端子圧着機を配設した
電線製造装置があつた。
しかして前述電線製造装置においては、長尺電
線の測長送給、該電線の所定寸法の切断、切断電
線の移送途中における該切断電線の両端部被覆剥
取り、および必要に応じて該被覆剥取り端部への
端子圧着を順次行い、これらの端末処理済みの切
断電線は電線移送装置により移送終端部に設けた
収容箱に投入される。
しかし前述切断電線は、時折種々の端末処理機
械の振動や調整不良等が原因で、被覆かすが端末
に残る被覆剥取不良、被覆切断刃が芯線も切断し
てしまう芯線ぶつ切れ、あるいは前記被覆剥取不
良や芯線ぶつ切れの端部への端子圧着および端子
自体の不良による圧着不良を発生することがあ
る。また電線自体が初めから断線している場合も
あり得る。そしてこれらの不良切断電線が一旦仕
上り製品群の中に紛れこむと、製品検査の段階で
発見し抜取ることは非常に困難となる。
本考案は前述事情に鑑み、電線移送装置の移送
経路終端部付近に可撓性の導体より成る1対の検
出ブラシを設け、該検出ブラシは通電状態検出手
段に接続し、切断電線が移送終端部に達した際該
切断電線の端末処理済み両端部を各検出ブラシに
同時に接触させて「通電」の有無を検出すること
により切断電線の正常・不良を判別し、不良電線
が製品群中に紛れ込むのを防止し、さらに不良電
線の排除を容易とすることを目的とした、電線移
送装置における不良電線検出装置を提供せんとす
るものである。
以下図面の実施例により詳述する。
第1図は本考案の不良電線検出装置を採用した
電線製造装置の全体斜視図である。1は電線2を
巻き付けた電線供給リールで、該リール1からの
電線2はガイドローラ3、伸線用ローラ群4を経
て2個1組より成る送給ローラ5,5の連続回転
により前方に送給され、たるみ形成部6を経て測
長送給装置7に向う。前記測長送給装置7は2個
1組より成る測長送給ローラ7a,7bを具備
し、一方のローラ7aを回転駆動させ、他方のロ
ーラ7bにエンコーダを含む測長器(図示せず)
を接続してある。
前記測長送給装置7の右方には順次前方に、開
閉可能な前後1対の切断刃8aを有する切断装置
8と電線Uターン装置9を配設し、該電線Uター
ン装置9の下方には測長送給装置7による電線2
の送給方向に対し直角の前後方向に電線移送装置
10を延設し、該電線移送装置10の切断装置8
側に沿つて揃切りユニツト11、被覆剥取ユニツ
ト12、被覆剥取・撚りユニツト13、各種端子
用端子圧着ユニツト列14、並びに移送終端部付
近に本考案の不良電線検出装置100を設置し、
電線移送装置10の終端部に切断電線2の完成品
を受入れる収容箱15を設けている。
前記電線Uターン装置9は半円状のUターン案
内板9aと、該Uターン案内板9aの周端面に沿
つてほぼ180゜旋回往復移動可能なUターンローラ
組立体9bと、下部前・後に2対の昇降クランプ
を具備したクランプ昇降体9cとから成り、測長
送給装置7から送給された電線2をUターン案内
板9aとUターンローラ組立体9bとの協働によ
りUターンさせ、該電線2を昇降クランプにルー
プ状に把持させた状態で切断装置8により所定寸
度に切断し、その後クランプ昇降体9cが下降し
てループ状の切断電線2を電線移送装置10に引
き渡すごとくしてある。
前記電線移送装置10は、前・後離間して軸支
した1対のスプロケツト(図示せず)間に無端チ
エン(図示せず)を張設し、該無端チエンには等
間隔に複数組の挾持爪10aを取着し、前記一方
のスプロケツトに連係したチエンスプロケツト機
構(図示せず)を介しクラツチおよび減速機付の
モータ(図示せず)により無端チエンを一方向に
間欠的に循環移動させるごとくしてある。そして
前記各挾持爪10aは前記電線Uターン装置9の
下方において適宜ソレノイド機構により閉作動さ
れ、移送終端部において適宜固定カムの作動によ
り開かれるものである。
前記不良電線検出装置100は、架台100a
上に通電検出回路200を内蔵する箱体100b
を設置し、該箱体100bの下面には前後離間し
て1対の絶縁材より成る保持ブロツク100c1
100c2を固設し、該保持ブロツク100c1,1
00c2からそれぞれ導体より成る可撓性の検出ブ
ラシ100d1,100d2を垂下してある。そして
2組の前記挾持爪10a,10aが不良電線検出
装置100に対面する位置に停止した際、該挾持
爪10a,10aにループ状に把持された切断電
線2の両先端部が前記検出ブラシ100d1,10
0d2に当接するように該検出ブラシ100d1,1
00d2を配置してある。
前記通電検出回路200において、一端を一方
の検出ブラシ100d1に接続した配線201は途
中分岐して抵抗r1を介し電源側に接続するととも
に、さらに前記分岐部からNOT回路202を介
してフリツプフロツプ203のセツト入力端子S
に接続してある。また一端を他方の検出ブラシ1
00d2に接続した配線204はアース側に接続し
てある。前記フリツプフロツプ203のリセツト
端子RはNOT回路205および抵抗r2を介して
電源側に接続するとともに、該NOT回路205
と抵抗r2との間より分岐して常開接点206を介
しアース側に接続し、さらに該常開接点206に
並列してリセツト押釦(図示せず)の常開接点2
07を接続してある。
300はマイクロコンピユータ内蔵の制御装置
で、電線製造装置全体を総合的に制御するもので
あり、電源スイツチ,非常停止釦、警報器等を備
えている。
400は前記制御装置300から導出した操作
卓で、操作部400aと表示部400bとから成
り、操作部400aには手動/自動切換スイツ
チ、手動スイツチ群、テンキー、スタートスイツ
チ、端末処理選択スイツチ等を具備し、製造すべ
き電線の長さ、圧着すべき端子の種類、本数等を
1ロツト宛編集しプログラムを作成する機能をも
つている。また表示部400bは前述編集作業時
にはプログラムの内容を逐次表示し、自動運転時
には移送コンベア10の各停止位置にある電線の
処理状況、設定本数と残処理本数、所定本数処理
完了表示、並びに前記不良電線検出装置100で
不良電線を検出した際は「不良電線検出」の表示
を行うものである。
次に第3図のフローチヤートを参照しながら、
不良電線検出装置100を中心に電線製造装置全
体の作用につき説明する。
先ず、操作卓400のスタートスイツチを押す
と、不良電線検出装置100に対し通電検出回路
200の常開接点206を閉じてフリツプフロツ
プ203をリセツトするように指令出力を発す
る。そして操作卓400で編集したプログラムに
従い、測長送給装置7により送給された電線2は
電線Uターン装置9によりループ状にされてから
切断装置8により所望寸度に切断され、クランプ
昇降体9cの下降により該ループ状切断電線2は
移送方向上・下流2組の挾持爪10a,10aに
両端部を挾持された状態で電線移送装置10に引
き渡される。
このように電線移送装置10で移送されてくる
各切断電線2は、順次、揃切りユニツト11によ
り先端が挾持爪10aの挾持位置までの距離を一
定に切り揃えられ、被覆剥取ユニツト12または
被覆剥取・撚りユニツト13により端部の被覆剥
取および芯線撚りを行われ、さらに端子圧着すべ
きものについてのみ端子圧着ユニツト列14のい
ずれかのユニツトにより端部裸線に所定の端子を
圧着される。
一方、制御装置300は端末処理済みの切断電
線2が不良電線検出装置100に到達したか判断
する。Uターンさせた側の電線端部を挾持せる挾
持爪10aが後方の検出ブラシ100d2を過ぎて
前記の検出ブラシ1100d1に対面する位置に停
止したとき“YES”と判断する。このとき反対
側の電線端部を挾持せる後続の挾持爪10aは丁
度後方側検出ブラシ100d2に対面する位置に到
達する。そして切断電線2の両端裸線部または圧
着端子部は両方の検出ブラシ100d1,100d2
に接触した状態となる。
続いて制御装置300は通電検出回路200か
ら「通電」信号を入力したか判断する。もし電線
2自体および端末処理が正常であれば、検出ブラ
シ100d1側は電線2および検出ブラシ100d2
を介しアースに接続されるため、NOT回路20
2を介してフリツプフロツプ203のセツト入力
端子Sに“1”の信号が入力され、これに応じて
出力端子Qから“1”の信号が制御装置300に
送信され、“YES”と判断する。そして制御装置
300は通電検出回路200に対し常開接点20
6を閉じてフリツプフロツプ203をリセツトす
る指令を与え、その後所定本数に達したか判断
し、達していなければスタートに戻る。
また前述「通電」信号の入力判断で、もし切断
電線2が途中で断線していたり、被覆剥取りが不
完全で被覆滓が電線2端部に残つていたり、ある
いは圧着不良で端子と電線2の芯線との接触が不
良の場合、両検出ブラシ100d1,100d2間は
導通せず、“NO”と判断する。そして所定時間
経過しても「通電」信号の入力がなければ、制御
装置300に設けた警報器に作動指令を与えると
ともに、操作卓400の表示部400bに「不良
電線発生」の表示を指令し、電線製造装置の稼働
中断を指令する。
その後、作業者は作業で挾持爪10a,10a
を開いて不良電線2を排除し、再び操作卓400
のスタートスイツチを押せば、電線製造装置の稼
働は再開される。
尚、前述実施例では不良電線の検出時に電線製
造装置のサイクルを中断したが、作業者がその場
に居ない時には戻つてくるまで稼働を再開しない
という欠点があるが、これを解決するには、不良
電線を検出しても稼働を停止させず、警報器等も
短時間(数秒)だけ作動させるようにし、その代
りに不良電線検出装置100の付近に適宜マーキ
ング装置を設け、不良電線にマークを付すように
すれば、不良電線が製品群に紛れ込んでも、後の
目視検査でその不良電線を容易に選り分け、排除
することができる。あるいは第1図に二点鎖線で
示すように、収容箱15の後壁15aを適宜作動
シリンダAにより下部を支点に前方に倒せるよう
にし、さらに後壁15a下方に予備収容箱Bを設
けてもよい。そして不良電線検出装置100が不
良電線を検出した場合でも電線製造装置の稼働を
続行し、その検出信号をもつて作動シリンダAを
作動させて後壁15aを前方に倒しておき、不良
電線が後壁15aの外面に沿つて予備収容箱Bに
落下収容された後、後壁15aを元通りに復帰さ
せればよい。
また前述実施例では、切断電線をループ状にし
て移送する電線移送装置に適用したが、切断電線
を直線状態のまま移送する電線移送装置にも適用
できる。この場合、2個の検出ブラシは移送方向
に対して直角方向(即ち、電線の延びる方向)に
離間し、電線の各端部の移動経路を遮るように配
置する。
以上詳述せるごとく本考案装置によれば、電線
移送装置によつて移送されてくる端末処理済み電
線の両端部を通電検出回路に接続せる2個の検出
ブラシに接触させるようにしたため、電線自体の
断線、被覆剥取不良、および端子圧着不良等の不
良電線を確実に検出することができ、その後の警
報器作動、稼働中断、不良電線の排除または識別
等の後処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の不良電線検出装置を採用した
電線製造装置全体の斜視図、第2図は通電検出回
路の回路図、第3図はフローチヤートである。 図中、2は電線、10は電線移送装置、100
は不良電線検出装置、100d1,100d2は検出
ブラシ、200は通電検出回路、300は制御装
置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切断電線を挾持爪に挾持させて所定移送方向に
    移送し、移送経路の側部に設けた装置により切断
    電線の両端部に対し被覆剥取および/または端子
    圧着等の端末処理をするごとくした電線移送装置
    の移送経路の終端部付近に機体とは電気的に絶縁
    した可撓性の導体より成る1対の検出ブラシを切
    断電線両端部の被覆剥取裸線および/または圧着
    端子の通過経路上へ突出して設け、該検出ブラシ
    に移送されてきた切断電線の両端部の被覆剥取裸
    線および/または圧着端子が同時に接触するごと
    くなし、前記検出ブラシを通電状態検出手段に接
    続したことを特徴とする、電線移送装置における
    不良電線検出装置。
JP2046783U 1983-02-14 1983-02-14 電線移送装置における不良電線検出装置 Granted JPS59126479U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316889B2 (ja) * 1972-08-30 1978-06-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611757Y2 (ja) * 1976-07-24 1981-03-17
JPS57117591U (ja) * 1981-01-16 1982-07-21

Patent Citations (1)

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JPS5316889B2 (ja) * 1972-08-30 1978-06-05

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