JP3162447B2 - コネクタ装着装置 - Google Patents

コネクタ装着装置

Info

Publication number
JP3162447B2
JP3162447B2 JP33284091A JP33284091A JP3162447B2 JP 3162447 B2 JP3162447 B2 JP 3162447B2 JP 33284091 A JP33284091 A JP 33284091A JP 33284091 A JP33284091 A JP 33284091A JP 3162447 B2 JP3162447 B2 JP 3162447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
core
connector
screw
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33284091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05144538A (ja
Inventor
大二郎 佐々木
光治 越山
一郎 田中
達郎 及川
光博 南
里志 松橋
直樹 中尾
忠久 原川
実 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP33284091A priority Critical patent/JP3162447B2/ja
Publication of JPH05144538A publication Critical patent/JPH05144538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3162447B2 publication Critical patent/JP3162447B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【産業上の利用分野】本発明は、通信その他、電気配線
用のケーブル芯線をコネクタに自動的に接続するための
コネクタ装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、電話ケーブルの芯線を接続す
るためのコネクタを締め付けるための装着装置として
は、特開昭63−207073号公報や特開昭63−
207075号公報などハンドル操作の手作業でコネク
タ本体にカバーで嵌着締め付けるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
装着装置では、ケーブル芯線をコネクタ本体の所定位置
に挿入布線したのち、このコネクタ本体にカバーを圧接
嵌合して締め付けるのに余分なケーブル端部を切断除去
することがすべて手作業であって、多芯のケーブルでは
何回も操作しなければならず、かつケーブル芯線の撚戻
しがあって作業性が悪く、時間と手間がかかり、しかも
ケーブル芯線の配列位置が誤っているかどうかの確認作
業も煩雑で、効率的なコネクタ接続できないなどの問題
があった。本発明では、これら従来の欠点を除去しよう
とするもので、芯線の撚戻しを行い分離維持も安定して
行え、芯線接続の自動作業が容易に可能で複数対ユニッ
ト単位で接続作業を正確で能率よく行え、芯線接続加工
管理の自動化と作業工数の低減による作業時間の短縮化
と、その布線調整も簡便に行うことができるコネクタ装
着装置を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の接触
子を内蔵するコネクタ本体に芯線を布線したのちコネク
タカバーを圧入嵌合して締め付けてケーブル芯線を接続
するためのコネクタ装着装置において、芯線ガイド部と
芯線ピックアップ部とを有するサブユニット分離機構
と、複芯線搬送用スクリュウと当板とを有する芯線搬送
部を備え、該複芯線搬送用スクリュウで移送される複芯
線を単芯線として移送する単芯線搬送用スクリュウを複
芯線搬送用スクリュウに近接配備すると共に、前記複芯
線搬送用スクリュウに臨設される芯線撚取部のある撚取
ベルトと、前記単芯線搬送用スクリュウに対設される張
力部つきの張力ベルトとからなる芯線撚戻布線機構を配
備し、さらに前記芯線移送経路中に設けたケーブル芯線
の被覆色別機能を有するカラーセンサーを含む検査ユニ
ットと、該検査ユニットによって布線位置決めされ前記
芯線撚戻搬送機構で張装された単一芯線を前記コネクタ
本体に布線する芯線布線機構と、布線されたコネクタ本
体にコネクタカバーを係合圧着するプッシャと、芯線余
長分を切断する芯線カッターとを有する芯線圧接切断機
構とを備えたものである。
【0005】
【作用】多数の芯線のコネクタ本体への布線装着におい
ては、複数個の接触子を内蔵するコネクタ本体に芯線を
布線してから、コネクタカバーを圧入嵌合して締め付け
てケーブル芯線を接続するため、サブユニット分離機構
Aの芯線ガイド部1に切断したケーブルを挿入してスト
ッパ11を押し下げながら押し込むと、芯線ピックアッ
プ部2が前進して芯線Mを受け取り、回動してチャッキ
ングし移動して複芯線搬送用スクリュウ3に芯線Mを挿
入したのち、芯線ピックアップ部2は逆回転して戻し、
芯線を外してから前記スクリュウ3で芯線を降下搬送す
る。即ち、複芯線は複芯線搬送用スクリュウ3の回転に
よってスクリュウ凹溝に嵌入されて当板4に沿って下方
に移送されると共に、このスクリュウ3で縦方向に搬送
される過程で、芯線は横方向に移動する撚り取り部5の
ある撚取ベルト6とより確実にしごかれ、複数の撚りが
戻って、さらに下方に搬送され、複芯線搬送用スクリュ
ウ3の下部外周側と単芯線搬送用スクリュウ30の上部
外周側との一部を互に対面近接配備される単芯線搬送用
スクリュウ30のスクリュウ凹溝に単芯線が一本づつ嵌
入されて、該スクリュウ30の回転で、下方に分離しつ
つ移送し、かつ、張力部7のある張力ベルト8で引張さ
れ、掛け外れなく単一芯線として芯線布線機構Dへ搬送
して行く。このように芯線を上方から下方にスクリュウ
3,30で搬送する過程において撚取板41に挟み込ん
で撚取ベルト6にある撚り取り部5が移動して芯線をし
ごき、さらに張力ベルト8にある張力部7で芯線を引っ
張って芯線撚り戻しを行なうが、単芯線搬送用スクリュ
ウ30に一線ずつ挿入して搬送し引っ張った状態でさら
に下方へと移動させ芯線布線機構Dへと移す。次で、芯
線布線機構Dでは、水平に引張された芯線に芯線押付板
45が近づき一対の支杆44,44間に挟み込んだ状態
で、チャックされているコネクタ本体の布線位置に、検
査ユニットCによるカラー選択によって駆動部のモータ
55を作動し、芯線押付板45を水平方向に移動して位
置決めすると、芯線押付板45を前進させ、その過程で
前記一対の支杆44,44間に挟み込んだ芯線Mを90
度回転して保持しながら、コネクタ本体の所定の固定櫛
歯62内に挿入してから芯線押付板45を後退し逆回転
して戻すと、芯線が固定櫛歯62中に保持され、この操
作を順次各芯線につき繰り返して布線を完了させる。そ
して芯線圧接切断機構Eにおいてカバーセット爪67で
挾持セットされているコネクタカバーをハンドル63を
回してプッシャ9で押し出し、布線済みコネクタ本体に
圧入嵌合させて締め付けてからハンドル63を戻す。次
に、プッシュ釦73を押して芯線カッター10を突き出
し固定化してから、再度ハンドル63を廻すと、プッシ
ャ9で芯線カッター10が前進して布線された各芯線の
余長分を一度にカットすることができ、さらにハンドル
63を戻して芯線カッター10を元の位置に戻せば、次
の芯線圧接切断のために備えられる。かくして検査ユニ
ットCで一芯単位で色別検出し、布線位置を決めてコネ
クタ本体に布線でき、コネクタカバーの圧着で接続装着
作業を能率よく行うことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図16例で説明す
ると、図1乃至図3に示すように複数個の接触子を内蔵
するコネクタ本体に芯線を布線したのち、コネクタカバ
ーを圧入嵌合して締め付けてケーブル芯線を接続するた
めのコネクタ装着装置であって、芯線ガイド部1と芯線
ピックアップ部2とを有するサブユニット分離機構A
と、複芯線搬送用スクリュウ3と当板4とを有する芯線
搬送部を備え、該複芯線搬送用スクリュウ3で移送され
る複芯線を単芯線として移送する単芯線搬送用スクリュ
ウ30を複芯線搬送用スクリュウ3に近接配備すると共
に、前記複芯線搬送用スクリュウ3に臨設される芯線撚
取部5のある撚取ベルト6と、前記単芯線搬送用スクリ
ュウ30に対設される張力部7つきの張力ベルト8とか
らなる芯線撚戻布線機構Bを配備し、さらに前記芯線移
送経路中に設けたケーブル芯線の被覆色別機能を有する
カラーセンサーを含む検査ユニットCと、該検査ユニッ
トCによって布線位置決めされ、前記芯線撚戻搬送機構
Bで張装された単一芯線を前記コネクタ本体に布線する
芯線布線機構Dと、コネクタチャッキング部Fに保持さ
れ、かつ布線されたコネクタ本体にコネクタカバーを係
合圧着するプッシャ9と、芯線余長分を切断する芯線カ
ッター10とを有する芯線圧接切断機構Eとを備えたコ
ネクタ装着装置としてある。
【0007】前記サブユニット分離機構Aとしては、図
4及び図5に示すように芯線挿入用の芯線ガイド部1に
ストッパ11を突没自在に設け、これがピックアップ部
2の前進駆動用のパルスモータ12のスイッチとなるよ
うにし、該ピックアップ部2は先端に二又状のクリップ
13をコイルジョイント14でアーム端板15に弾性的
に備え、該アーム端板15にアーム16を介してアーム
ガイド26に摺動自在に備えられスライダ17にラック
ギヤ18の伝動部材で前記パルスモータ12に連結して
クリップ13を前後方向に往復動するようになってい
て、前記芯線ガイド部1から受渡される芯線を複芯線搬
送用スクリュウ3に引き込むようにしてある。前記スラ
イダ17にはパルスモータ用リミットセンサシャッタ2
0を設け、取付板21に備えられるパルスモータ用リミ
ットセンサ22でモータの正逆回転停止作動を制御でき
るようにしてある。また前記アーム端板15は回転軸2
5でアーム16上に回転自在に備えられ、ジョイント2
7を介してDCモータ28に連結し、グリップ13を9
0度角度で正逆回転するようになっている。このサブユ
ニット分離機構Aでは、芯線ガイド部1に切断したケー
ブルを挿入してストッパ11を押し下げながら押し込む
と、芯線ピックアップ部2が前進してグリップ13に芯
線を受け取り、該グリップ13を回動してチャッキング
し移動して複芯線搬送用スクリュウ3に芯線を挿入した
のち、芯線ピックアップ部2が逆回転して戻し、芯線を
外してから前記スクリュウ3で芯線を下方へ搬送するよ
うになっている。
【0008】なお、前記芯線撚戻搬送機構Bは、複芯線
搬送用スクリュウ3と、単芯線搬送用スクリュウ30と
を近接配備し上下2段に分けて設けたもので即ち、複芯
線搬送用スクリュウ3の下部外周側と単芯線搬送用スク
リュウ30の上部外周側との一部を互に対面近接配備し
たものであって、前記複芯線搬送用スクリュウ3を撚取
ベルト6に臨ましめ、かつ、該撚取ベルト6と連動する
張力ベルト8の一部を前記単芯線搬送用スクリュウ30
に対設してあるが、該単芯線搬送用スクリュウ30にカ
ラーセンサ29を含む検査ユニットCを配備し、しかも
前記複芯線搬送用スクリュウ3の芯線挿入間隔調整ツマ
ミ31を目盛32に合わせて調整用バネ33を移動でき
るようにして芯線のスクリュウ3への挿入を適確化する
ように配慮されている。(図4及び図5)この複芯線搬
送用スクリュウ3及び単芯線搬送用スクリュウ30は、
図6に示すように駆動部の各パルスモータ34,35に
タイミングベルト36,37で連絡して駆動され、スク
リュウに挿入された芯線を下方に移送して芯線布線機構
Dに移す芯線搬送部を構成しているが、この移送過程で
芯線をしごき、撚り取りと分離作業を行なって複芯線例
えば4本線を1本ずつの単芯線にして単芯線搬送用スク
リュウ30で芯線布線機構Dに挿入するようになってい
る。
【0009】例えば、図7及び図8のようにゴム軌条の
撚り取り部5を適宜間隔に配備した撚取ベルト6を無端
状に掛架して走行自在に複芯線搬送用スクリュウ3に臨
設し、さらに該撚取ベルト6と連動ベルト38で連動す
る張力ベルト8を複芯線搬送用スクリュウ3及び単芯線
搬送用スクリュウ30にわたって走行自在に臨設して、
撚取ベルト6の撚り取り部5で分離降下させる芯線Mを
受け取り張力部7で張って芯線布線機構Dに送り込むよ
うになっている。各ベルト6,8には支持板39にバネ
40で弾装した撚取板41を対設し、芯線を挾持して搬
送するようになっていて、継手42を介してACモータ
43に張力ベルト8のプーリーを駆動するように連絡し
てある。
【0010】そして、複芯線搬送用スクリュウ3で搬送
される過程で、芯線は撚り取り部5のある撚取ベルト6
とバネ40で弾装される撚取板41との間に挟みながら
しごかれ、複数の撚りが戻って下方へ移送され、単芯線
搬送用スクリュウ30に至って、該スクリュウの回転で
単一芯線嵌入用のスクリュウ凹溝に一本づつ芯線が順次
挿入されて分離され、単芯線搬送用スクリュウ30でさ
らに下方へ搬送して行き、単芯線として張力部7のある
張力ベルト8でさらに引張されて下方にある芯線布線機
構Dへ搬送して行く。即ち、撚取板41に挟み込んで撚
取ベルト6にある撚り取り部5が水平方向に移動して芯
線をしごき、上方から下方にスクリュウで搬送する過程
で、さらに張力ベルトにある張力部で芯線を引っ張って
芯線撚り戻し分離を行ない単芯線搬送用スクリュウ30
に一線ずつ挿入して搬送し、引っ張った状態でさらに単
芯線搬送用スクリュウ30で下方へと移動させ芯線布線
機構Dへと効率よく移すものである。(図8)
【0011】また、前記芯線布線機構Dとしては、図9
乃至図11に示すように、一対の支杆44を段差をつけ
て取り付けた芯線押付板45をガイドパイプ46で布線
ガイド50と布線位置移動ガイド51間に回動自在に設
けると共に、ガイドパイプ46を前後方向並びに左右方
向に移動可能に設けてある。即ち、芯線押付板45を取
付けたガイドパイプ46は突設したピン47でホルダー
48にあるネジ溝49に嵌入させて90度回転するよう
に支持し、前記移動ガイド51はレール52上に移動自
在に設け、セイシング部53を持ち、タイミングベルト
54でパルスモータ55に連結され左右方向に移動伝動
できるようにしてある。一方、前記ガイドパイプ46
は、布線ガイド50に設けた長孔58に摺動可能に支承
して布線位置の全ストロークを移動できるように構成し
てあって、布線ガイド50はレール59上にスライド可
能に設けられ、ラック56及びピニオン57でACモー
タ60に連絡され、前後方向に移動できるようにし、支
杆44,44を前進させ芯線Mを挟まれた状態で維持し
て回転させ、90度方向転換して芯線両端を逆方向に折
曲げる。そしてチャック爪61があって、かつ180度
回転しうるコネクタチャッキング部Fで保持したコネク
タ本体の布線位置に前記検査ユニットCの指令で移動し
た後停止し、前進させてコネクタ本体の固定櫛歯62に
嵌装して後退できるようにしてある。即ち、水平に引張
された芯線Mに芯線押付板45が近づき一対の支杆4
4,44間に挟み込んだ状態で、チャックされているコ
ネクタ本体の布線位置に、検査ユニットCによるカラー
選択によって駆動部のモータ55を作動し、芯線押付板
45を水平方向に移動して位置決めすると、芯線押付板
45をモータ60で前進させ、その過程で前記一対の支
杆44,44間に挟み込んだ芯線Mを90度回転して保
持しながら、コネクタ本体の所定の固定櫛歯内に挿入し
てから芯線押付板45を後退し逆回転して戻すと、芯線
Mが固定櫛歯中に保持され、この操作を順次各芯線Mに
つき繰り返して布線を完了させるようになっている。
【0012】さらに前記芯線圧接切断機構Eとしては、
図12及び図13に示すように、操作ハンドル63を有
する押出カムのプッシャ9と、該プッシャ9に当接する
芯線カッター当板65をカッターホルダー66に備え、
櫛歯状の刃部のある芯線カッター10と、該芯線カッタ
ー10をコネクタチャッキング部Fのチャック爪61に
支持されコネクタ本体に布線された芯線に向かって押し
出される押圧操作部とを備えてあり、前記コネクタ本体
のコネクタチャッキング部Fのカッターホルダー66に
臨んで配備されている。そして該カッターホルダー66
にはコネクタカバーのセット爪67を備え、圧接部とな
る前記プッシャ9に対設してあってコネクタ本体に嵌装
できるように構成してある。またコネクタテーブル68
には取付部材69を介してコネクタロック用のチャック
爪61を設け、固定櫛歯62を持っていて、支軸70で
180度回転できるようになっており、該支軸70の一
端にテーブルストッパ取手71を備えている。なお、前
記芯線カッター10は、カッターホルダー66に摺動自
在に設けられ、芯線カッター10のプッシュ釦73を、
先端カム形状のカッター押出杆74に設けた操作部に関
連させてカッター刃先をホルダー66に対して突没可能
に組み込んであり、固定フック解除つまみ75で制御し
うるようにしてある。
【0013】そしてカバーセット爪67で挾持セットさ
れているコネクタカバーをハンドル63を回してプッシ
ャ9で押し出し、布線済みコネクタ本体に圧入嵌合させ
て締め付けてからハンドル63を戻す。次に、プッシュ
釦73を押して芯線カッター10を突き出し固定化して
から、再度ハンドル63を廻すと、プッシャ9で芯線カ
ッター10が前進して布線された各芯線の余長分を一度
にカットすることができ、さらにハンドル63を戻して
芯線カッター10を元の位置に戻せば、次の芯線圧接切
断のために備えられるのである。
【0014】なお、前記芯線布線機構Dでの布線位置を
制御する検査ユニットCは、図14に示すようにカラー
センサ29で一芯単位で色別検出し、布線位置を決めて
コネクタ本体に布線できコネクタカバーの圧着で接続装
着作業を能率よく行うことができるように単芯線搬送用
スクリュウ30に設けてあるが、前記複芯線搬送用スク
リュウ3側で芯線が分離されて搬送される過程に配備し
て検出することもできる。例えば、単芯分離開始位置か
ら単芯分離,芯線搬送スクリュウ1回転の位置にカラー
センサ29があることと、布線位置から単芯分離、芯線
搬送用スクリュウ1回転以内で芯線がスクリュウから外
れることが配慮され、また単芯分離、芯線搬送スクリュ
ウ1回転で一芯を分離することが考慮されている。さら
に、前記カラーセンサー29を含む検査ユニットCは、
光ファイバーでランプとカラー検出器に連絡し、線径
(絶縁被覆径)048〜126φのカラー色8色を非接
触で測定できるようにし、増巾器及びA/D変換器を経
てマイクロコンピュータにデータを入れてデータ処理で
きるようにしたものを用い、該カラーセンサー29でケ
ーブル芯線例えば20本の色読み取りすべての芯線の色
をデータとして読み込む、例えばD〜Dに青・
白・茶・黒、D〜Dに黄・白・茶・黒、D
〜D12に緑・白・茶・黒、D13〜D16に赤・白・
茶・黒、D17〜D20に紫・白・茶・黒のデータが入
っているか否かを確認し、正常な場合は順次パルスモー
タを起動して送り、続けて一番目の芯線がコネクタ本体
の布線位置に来るように移動させ、異常な時はその時点
で停止させるようになっている。
【0015】なお前記コネクタチャッキング部Fへのコ
ネクタ本体及びコネクタカバーの取付けセットは、人手
作業で行なっているが、カートリッジで押出方式で自動
供給することもできる。また切断したケーブルのサブユ
ニット分離機構Aへの固定、供給作業並びに芯線圧接切
断機構Eでの圧接、切断及びコネクタ取出しは人手作業
で行なっている。
【0016】図15に示すように、コネクタ装着装置本
体76をリフターテーブル77上に配備し、表示板78
のある制御装置79に接続して制御できるようにし、ケ
ーブル80を一対のホルダー81,81で固定化して接
続部82に近接して2台配備して作業するようにするの
がよい。
【0017】またコネクタ装着装置本体76の各駆動部
は、図16に示すようにI/Oインターフェースボード
83に接続した各ドライブモータ12,28,34,3
5,43,55,60でサブユニット分離、ケーブルカ
ット送り、芯線送り、芯線撚り戻し、布線テーブル移
動、布線圧接の各工程を連続して行なえるようになって
いる。図中84は電源、85はスイッチランプ、86は
ブレーキパック、87は布線圧接用補助モータ、88は
PG、89はドライバ、90はマイクロコンピュータで
ある。
【0018】
【発明の効果】本発明は、芯線ガイド部と芯線ピックア
ップ部とを有するサブユニット分離機構と、複芯線搬送
用スクリュウと当板とを有する芯線搬送部を備え、該複
芯線搬送用スクリュウで移送される複芯線を単芯線とし
て移送する単芯線搬送用スクリュウを複芯線搬送用スク
リュウに近接配備すると共に、前記複芯線搬送用スクリ
ュウに臨設される芯線撚取部のある撚取ベルトと、前記
単芯線搬送用スクリュウに対設される張力部つきの張力
ベルトとからなる芯線撚戻布線機構を配備し、さらに前
記芯線移送経路中に設けたケーブル芯線の被覆色別機能
を有するカラーセンサーを含む検査ユニットと、該検査
ユニットによって布線位置決めされ、前記芯線撚戻搬送
機構で張装された単一芯線を前記コネクタ本体に布線す
る芯線布線機構と、布線されたコネクタ本体にコネクタ
カバーを係合圧着するプッシャと、芯線余長分を切断す
る芯線カッターとを有する芯線圧接切断機構とを備えた
ことにより、芯線ケーブルの分離移送が効率よく行わ
れ、撚戻しも適確にしてコネクタ本体への組込が簡便に
でき、芯線の掛け外れすることなく張線保持して、複数
対ユニット単位で接続作業を正確で能率よく行い、芯線
接続自動作業が可能で加工管理の自動化と、作業工数の
低減による作業時間の短縮化と、その布線調整も簡便に
行うことができ、しかもコネクタへの布線作業が人手を
要することなく自動的に行えて、作業性を大幅に向上で
きると共に、コネクタの布線を正確に遂行でき、誤作業
がなく安全で能率的なコネクタ接続が可能であるし、接
続のための取付位置も自由に調整できて、作業性を著し
く良好にできるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置全体の側面図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】図1の実施例の正面図である。
【図4】図1におけるサブユニット分離機構Aの拡大側
面図である。
【図5】図4の実施例の平面図である。
【図6】図1における芯線撚戻搬送機構Bの拡大側面図
である。
【図7】図6の実施例の平面図である。
【図8】図6の実施例の正面図である。
【図9】図1における芯線布線機構Dの拡大平面図であ
る。
【図10】図9の実施例の側面図である。
【図11】図9の実施例の正面図である。
【図12】図1における芯線圧接切断機構Dの拡大平面
図である。
【図13】図12の実施例の側面図である。
【図14】図5におけるI−I線の拡大縦断面図であ
る。
【図15】図1の実施例の一使用状態を示す斜視図であ
る。
【図16】図1の実施例の駆動部におけるブロック線図
である。
【符号の説明】
A サブユニット分離機構 B 芯線撚戻搬送機構 C 検査ユニット D 芯線布線機構 E 芯線圧接切断機構 F コネクタチャッキング部 1 芯線ガイド部 2 ピックアップ部 3 複芯線搬送用スクリュウ 4 当板 5 撚り取り部 6 撚取ベルト 7 張力部 8 張力ベルト 9 プッシャ 10 芯線カッター 11 ストッパ 12 パルスモータ 16 アーム 17 スライダ 18 ラックギヤ 19 ピニオン 25 回転軸 28 モータ 29 カラーセンサ 30 単芯線搬送用スクリュウ 34 モータ 35 モータ 41 撚取板 43 モータ 44 支杆 45 芯線押付板 46 ガイドパイプ 50 布線ガイド 51 移動ガイド 55 モータ 56 ピニオン 57 ラック 61 チャック爪 62 固定櫛歯 65 当板 66 カッターホルダー 67 コネクタカバー爪 68 コネクタテーブル 73 プッシュ釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 一郎 東京都目黒区碑文谷一丁目25番17号 株 式会社トーツー創研内 (72)発明者 及川 達郎 東京都目黒区碑文谷一丁目25番17号 株 式会社トーツー創研内 (72)発明者 南 光博 東京都目黒区碑文谷一丁目25番17号 株 式会社トーツー創研内 (72)発明者 松橋 里志 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 原川 忠久 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 坂上 実 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−236182(JP,A) 実開 昭56−74908(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/01 H01R 43/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の接触子を内蔵するコネクタ本体
    に芯線を布線したのち、コネクタカバーを圧入嵌合して
    締め付けてケーブル芯線を接続するためのコネクタ装着
    装置において、芯線ガイド部(1)と芯線ピックアップ
    (2)とを有するサブユニット分離機構(A)と、
    芯線搬送用スクリュウ(3)と当板(4)とを有する芯
    線搬送部を備え、該複芯線搬送用スクリュウ(3)で移
    送される複芯線を単芯線として移送する単芯線搬送用ス
    クリュウ(30)を複芯線搬送用スクリュウ(3)に近
    接配備すると共に、前記複芯線搬送用スクリュウ(3)
    に臨設される芯線撚取部(5)のある撚取ベルト(6)
    と、前記単芯線搬送用スクリュウ(30)に対設される
    張力部(7)つきの張力ベルト(8)とからなる芯線撚
    戻布線機構(B)を配備し、さらに前記芯線移送経路中
    に設けたケーブル芯線の被覆色別機能を有するカラーセ
    ンサーを含む検査ユニット(C)と、該検査ユニット
    (C)によって布線位置決めされ、前記芯線撚戻搬送機
    (B)で張装された単一芯線を前記コネクタ本体に布
    線する芯線布線機構(D)と、布線されたコネクタ本体
    にコネクタカバーを係合圧着するプッシャ(9)と、芯
    線余長分を切断する芯線カッター(10)とを有する芯
    線圧接切断機構(E)とを備えたことを特徴とするコネ
    クタ装着装置。
  2. 【請求項2】 前記芯線撚戻搬送機構(B)が、複芯線
    搬送用スクリュウ(3)側の撚取ベルト(6)と、前記
    単芯線搬送用スクリュウ(30)側に対設した張力ベル
    ト(8)とを連動させてなる請求項1記載のコネクタ装
    着装置。
  3. 【請求項3】 前記芯線布線機構(D)が、一対の支杆
    (44)を段差をつけて取り付けた芯線押付板(45)
    をガイドパイプ(46)で回動自在に設けると共に、
    ガイドパイプ(46)を前後方向並びに左右方向に移動
    可能に設けた構成からなる請求項1または2記載のコネ
    クタ装着装置。
JP33284091A 1991-11-22 1991-11-22 コネクタ装着装置 Expired - Lifetime JP3162447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33284091A JP3162447B2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 コネクタ装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33284091A JP3162447B2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 コネクタ装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05144538A JPH05144538A (ja) 1993-06-11
JP3162447B2 true JP3162447B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=18259383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33284091A Expired - Lifetime JP3162447B2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 コネクタ装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3162447B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101895050B (zh) * 2010-07-26 2011-11-02 江苏省电力公司苏州供电公司 一种铝绞线剥线器的锁定机构
CN101908742B (zh) * 2010-07-26 2012-08-15 江苏省电力公司苏州供电公司 铝绞线剥线器
CN103337770B (zh) * 2013-06-19 2015-12-30 孔祥源 芯线排序装置
CN103715589B (zh) * 2014-01-23 2017-02-01 深圳市中海通机器人有限公司 多芯电线电缆芯线分色定位装置
CN104269715B (zh) * 2014-09-23 2016-06-29 苏州佳祺仕信息科技有限公司 一种线缆自动分线装置
CN105720459A (zh) * 2016-01-19 2016-06-29 久犀科技(深圳)有限公司 线束加工方法及线束加工机器人
CN110405455B (zh) * 2019-08-30 2024-07-12 科络普线束技术(昆山)有限公司 一种多芯线自动、稳定型夹持装置及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05144538A (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3632937B2 (ja) ハーネス製造方法と圧接機及びコネクタ保持竿並びに圧接装置
EP0661721B1 (en) Method and apparatus for winding tape
JPH0656788B2 (ja) 電線をコネクタの端子に自動圧接する方法 及びその装置
JP3162447B2 (ja) コネクタ装着装置
JP2003308943A (ja) 電気コネクタ用結線装置
JP2004185852A (ja) ワイヤーハーネスの製造方法及び端子付電線の接続装置
EP0614252A2 (en) Connector housing feeding mechanism
JP3178555B2 (ja) コネクタ装着装置
JP3117744B2 (ja) コネクタ装着方法およびその装置
US5920982A (en) Terminal crimping apparatus
JP3369678B2 (ja) コネクタ装着装置
JP3009697B2 (ja) コネクタ装着装置
JP3403744B2 (ja) コネクタ装着装置
JPH0745352A (ja) 異種端子付テープおよび端子圧着機
JP2908717B2 (ja) 丸形二芯電源コードへのプラグ端子の圧着方法及びその装置
JPH06231860A (ja) 端子挿入装置
JPS6113586A (ja) 被覆3芯電線へ2種の端子を圧着する装置
JP2888707B2 (ja) 端子挿入ガイド装置
JP3152359B2 (ja) 電気コネクタ用結線装置
JPS63102185A (ja) 多心ケ−ブルの心線半自動配列装置
JPH0729662A (ja) ハーネスサブアッシーの製造方法
JPH01186576A (ja) 多心ケーブルの心線半自動配列装置
JP3195924B2 (ja) 電気コネクタ用結線装置
JP2871803B2 (ja) 電気コネクタ用結線装置
JP3103130B2 (ja) 多心ケーブルの心線配列装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11