JP3103130B2 - 多心ケーブルの心線配列装置 - Google Patents

多心ケーブルの心線配列装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多心ケーブルの心線を
配列する装置に関し、特に、不導通の心線を含む多心ケ
ーブルの配列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では機器間の制御信号伝送用とし
て、両端にコネクタを取付けた多心ケーブルが多用され
ている。この種の多心ケーブルにコネクタ付けを行なう
場合には、先ず、各心線の一端側を所定の位置に配列
し、コネクタのピンにこの配列した心線の一端をはんだ
付け等によって固定する。このように各心線の一端側に
コネクタ付けを行なった後には、各心線の他端側にもコ
ネクタ付けを行なうが、この場合には心線の両端を対応
させるための導通検査を行なった上で心線を特定し、こ
の心線を所定の位置に配列して同様にコネクタ付けを行
なう。
【0003】そして、心線の他端側にコネクタ付けを行
なう場合には、従来、心線配列装置が用いられている。
即ち、この心線配列装置は、各心線の他端を一本毎に把
持する心線把持部と、この把持した心線を配列治具の所
定位置まで移動,案内する案内・位置決め機構とを備
え、把持した心線を導通検査して判別し、この判別結果
により案内・位置決め機構を制御して心線を配列治具に
配列する構成を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
コネクタ付けを行う多心ケーブルとしては、通常、コネ
クタの極(ピン)数よりも心線数の多い多心ケーブルが
選定されており、これによりコネクタ付けの際に心線が
不足するのを防止している。しかし、従来の心線配列装
置では、必要本数よりも多数の心線を有する多心ケーブ
ルをそのまま装着すると、導通検査で不導通の心線が発
生した場合、配線エラーと判断して動作を停止してしま
う欠点があった。このため、従来は多心ケーブルの各心
線の一端にコネクタ付けを行った後、予め作業者がこの
コネクタに未接続の心線を識別し、この心線を多心ケー
ブルより除去する作業を行う必要があり、配線作業に多
大な時間と手間を要する問題があった。
【0005】本発明はこのような点を解決するためにな
されたもので、取付けるべきコネクタの極数よりも心線
数の多い多心ケーブルであっても心線の配列を行うこと
ができる多心ケーブルの心線配列装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端側が少な
くとも所定位置に配列されている各心線の他端側を一本
毎に把持する心線把持部と、把持した心線を導通検査し
心線の配列位置を判別する心線判別手段と、各心線の他
端側を配列するための配列治具と、心線判別手段の判別
に基づいて心線把持部を移動させて配列治具の所定位置
に案内する案内・位置決め機構とを備える多心ケーブル
の心線配列装置において、導通検査時に把持された心線
の導通の有無を判定する導通・不導通判定手段と、不導
通の心線を配列するための残線配列治具と、この治具の
配列位置を示す残線配列データを格納するための残線配
列データ格納部と、導通・不導通判定手段より不導通の
判定を受けた場合残線配列データに基づいて案内・位置
決め機構を制御し心線把持部を残線配列治具の所定配列
位置に案内する残線配列制御手段とを含むことを特徴と
している。
【0007】
【作用】心線把持部にて心線の他端側を把持すると、導
通・不導通判定手段は導通検査時に心線が不導通である
か否かを判定する。この判定が不導通の場合残線配列制
御手段は残線配列データに基づいて案内・位置決め機構
を制御する。この制御により案内・位置決め機構は心線
把持部を残線配列治具の所定配列位置に案内する。従っ
て、多心ケーブルにおいてコネクタ付けに利用されない
残線を自動的に残線配列治具に配列することができるの
で、残線処理を簡単に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係る心線配列装置のブロッ
ク図、図3は同装置の斜視図である。先ず、図3におい
て、1は多心ケーブルを示している。この多心ケーブル
1は撚り合わされた多数の心線2を有し、各心線2の一
端にはコネクタ3が取付けられている。複数本の心線2
は他端側が二本以上に分岐されて分岐線2aを有してい
る(図5参照)。そして、この多心ケーブル1はコネク
タ3に未接続の複数の心線2′を有している。多心ケー
ブル1の心線分岐側の端部は、挟持ブロック4a,4b
により挟持されている。一方の挟持ブロック4bは固定
され、他方の挟持ブロック4aは油圧等のシリンダ5に
より一方の挟持ブロック4b側に押圧されている。
【0009】これらの挟持ブロック4a,4bの上方に
は一対の取付板6,6が配されている。これらの取付板
6上には配列治具7が固定されている。配列治具7は図
2に示すように、心線2又は分岐線2aを挿入,位置決
めするために断面略半円形の挿入溝7aが連続的に形成
されている。また、取付板6上には、図2及び図3に示
すように、配列治具7に隣接して残線配列治具8が固定
されている。この残線配列治具8はコネクタ3に未接続
な上記心線2′を配列するために用いられ、同様にこの
心線2′を挿入,位置決めするための断面略半円形の挿
入溝8aが連続的に形成されている。尚、配列治具7及
び残線配列治具8の心線導入側には図2に示すように、
くし歯状の位置決め板52が配されている。この位置決
め板52には挿入溝7a,8aと整列する位置に心線導
入溝52aが形成されている。
【0010】取付板6,6の後方には心線供給部9が配
されている。この心線供給部9は心線挿入ブロック10
を有し、このブロック10の略中央にはこのブロックを
二分する心線供給溝11が上下方向に沿って形成されて
いる。この心線供給溝11には多心ケーブル1の心線2
の他端及び分岐線2aが下方より押し込まれている。最
下位の分岐線2a(又は心線2)は心線供給溝11内に
伸長している押上棒12により上方に押圧されている。
押上棒12は上下動板13の一端に固定され、上下動板
13には支持軸14,14が上下方向に沿って貫挿され
ている。上下動板13の下面にはシリンダ15のロッド
が固定され、このシリンダ15は上下動板13を上方に
押圧している。心線挿入ブロック10の上面には線送出
部材16が移動可能に配されている。この線送出部材1
6は先端側下面に最上位の分岐線2a(又は心線2)を
挿入,保持する保持溝16aが形成されている。この線
送出部材16は心線挿入ブロック10の上面でシリンダ
17により移動する。心線挿入ブロック10の一端側の
上面には心線係入溝10aが形成されている。
【0011】心線挿入ブロック10の後方には導通用刃
18が配されている。この導通用刃18はシリンダ19
により刃受けブロック20側に移動される。導通用刃1
8の後方には案内・位置決め機構21が配されている。
この案内・位置決め機構21は、いわゆるロボットから
成り、内蔵しているパルスモータの制御で腕部材22を
横方向,上下方向及び前進・後退方向に移動させ、位置
決めする。
【0012】腕部材22の先端には心線把持部23が取
付けられている。図4はこの心線把持部23の斜め下方
からの斜視図である。即ち、心線把持部23は腕部材2
2に軸25を介して回動自在に取付けられている基台2
4と、基台24の下面に配されている一対の支持体2
6,27を有している。一方の支持体26は基台24の
一端側に固定され、他方の支持体27は基台24の他端
側の溝24aに移動可能に係入されている。そして、他
方の支持体27はシリンダ28により溝24aに沿って
移動する。これらの支持体26,27には挟持チャック
29,30が対向して取付けられている。一方の挟持チ
ャック29は他方の挟持チャック30に対して接近及び
離間可能に取付けられ、図示しないエアーシリンダ等に
より作動される。支持体26,27の間にはE字状の押
込み部材31が配されている。この押込み部材31は基
台24内に設けられているシリンダ32により下動し、
挟持チャック29,30にて挟持されている心線2又は
分岐線2a又は心線2′を配列治具7又は残線配列治具
8の挿入溝7a又は8aに押し込む。
【0013】次に、図1において、40は中央処理装置
(以下、CPUと称す)である。このCPU40は装置
全体の制御と、後述するように心線の判別や残線
(2′)の配列制御等を行なう。CPU40のバス41
にはシリンダ制御部42が接続されている。このシリン
ダ制御部42はシリンダ駆動部43を制御し、上記した
各シリンダ5,15,17,18,28,32等を作動
させる。バス41に接続されているモータ制御部44は
モータ駆動部45を制御し、主として案内・位置決め機
構21内のパルスモータを作動させ、腕部材22を移動
させるために利用される。また、バス41に接続されて
いる配列位置記憶部46には、既に取付けられているコ
ネクタ3のピン位置に対応させてその接続されている心
線2(一端側)を判別するための導通配列データが記憶
されている。即ち、この導通配列データは、第1番目の
ピンに接続されている心線をA(1)、第2番目のピン
に接続されている心線をA(2)、第3番目のピンに接
続されている心線をA(3)の如きデータとして示され
ている。
【0014】また、バス41に接続されている配列デー
タ記憶部47には、図6に示す分岐配列データが格納さ
れている。この分岐配列データは各心線2毎に他端側の
分岐線2aを対応させたデータテーブル構成を有し、例
えば図5に示すように、心線A(1)が三分岐されてい
る場合この心線A(1)の3本の分岐線2aに対しB
(1),B(2),B(3)のデータが対応し、心線A
(3)が二分岐されている場合この心線A(3)の2本
の分岐線2aに対しB(5),B(6)のデータが対応
している。そして、この配列データ記憶部47には非分
岐の心線の配列データも格納されており、非分岐の心線
A(2)の場合他端に対しB(4)のデータが対応して
いる。
【0015】更に、バス41に接続されている配列終了
記憶部48には分岐線2a等の配列終了を示すデータが
記憶される。即ち、図7に示すように、分岐線B(1)
の配列が終了した場合にはこのデータB(1)の記憶
(格納)位置にフラグが配列終了データとして立てられ
る。一方、上記したCPU40は心線判別手段49と配
列制御手段50とを有し、心線判別手段49は配列位置
記憶部46の導通配列データに基づいて分岐線2a等の
対応する心線2を判別する制御を行なう。また、配列制
御手段50はこの判別結果により分岐配列データ及び通
常の配列データに基づいて分岐線2a及び非分岐の心線
2の他端の配列すべき位置を演算し、案内・位置決め機
構21を制御する。尚、キーボード51は上記した導通
配列データや分岐配列データ等の入力に利用される。
【0016】ここで、本発明の心線配列装置の心線2及
び分岐線2aにおける配列動作を説明する。CPU40
によりシリンダ制御部42を作動させ、シリンダ駆動部
43を制御してシリンダ5を作動させる。これにより、
多心ケーブル1の他端が挟持ブロック4a,4bにて挟
持される。次いで、心線2の他端及び分岐線2aを心線
供給部9の心線挿入ブロック10に設けた心線供給溝1
1に押し込むと共に、シリンダ制御部42によりシリン
ダ駆動部43を制御してシリンダ15を作動させる。こ
れにより、上下動板13が上動し、押上棒12により最
下位の分岐線2a(又は心線2の他端)が上方に押圧さ
れるので、最上位の分岐線2a(又は心線2)が線送出
部材16の保持溝16aに入り込む。
【0017】次に、同様にシリンダ駆動部43を制御し
てシリンダ17を作動させ、線送出部材16を心線挿入
ブロック10の上面で移動させる。これにより、保持溝
16a内の最上位の分岐線2aが心線係入溝10aに係
入される。この状態でCPU40はモータ制御部44を
作動させ、モータ駆動部45を制御して案内・位置決め
機構21のパルスモータを作動させる。これにより、腕
部材22が移動し、心線把持部23を所定の心線把持位
置に位置決めする。次いで、シリンダ制御部42により
シリンダ駆動部43が制御され、心線把持部23の挟持
チャック29,29が閉方向に作動される。これによ
り、図4に示すように、分岐線2a(心線2)が挟持チ
ャック29,30及び29,30により挟持される。
【0018】挟持動作が終了すると、同様にシリンダ駆
動部43が制御され、シリンダ19が作動するので、導
通用刃18が移動してその刃先により挟持した分岐線2
a(心線2)を刃受けブロック20に押し付け、この分
岐線2aを導通検査する。一方、CPU40の心線判別
手段49はこの導通検査でコネクタ3の何れのピンが導
通したかを判断する。即ち、例えば、第3番目のピンが
導通していた場合第3番目のピンであると判断し、配列
位置記憶部46の導通配列データを検索することによ
り、接続されている心線がA(3)であると判別する。
【0019】この判別動作が終了すると、配列制御手段
50は配列データ記憶部47の分岐配列データを検索
し、心線A(3)に対応する分岐線がB(5)又はB
(6)であると判定する。そして、配列制御手段50は
配列終了記憶部48の配列終了データを検索し、分岐線
B(5),B(6)の配列が終了していない場合、先
ず、分岐線B(5)を選定し、その配列位置を演算す
る。この演算結果により、配列制御手段50はモータ制
御部44を介してモータ駆動部45を制御し、腕部材2
2を所定の配列位置まで移動させる。これにより、心線
把持部23は配列治具7の所定の配列位置に位置決めさ
れる。
【0020】その後は心線把持部23のシリンダ28が
作動されて分岐線B(5)に張力が加わり、かつシリン
ダ32が作動されて押込み部材31を下動させる。これ
により、分岐線B(5)が位置決め板52を介して配列
治具7の所定の配列位置の挿入溝7aに押込み部材31
にて確実に押し込まれる。
【0021】このように分岐線B(5)の配列が終了す
ると、CPU40は配列終了記憶部48の分岐線B
(5)を示すデータ格納位置にフラグを立て、その配列
が終了したことを示す。従って、その後に導通検査で心
線A(3)が判別されると、その把持した分岐線はB
(6)であると判定され、所定位置に配列される。以
下、同様に心線A(1),A(2),A(4)…A
(N)について心線判別手段49により把持した分岐線
(又は心線)が対応して判別され、配列制御手段50の
制御によりこれら分岐線が配列治具7の所定の配列位置
に配列される。
【0022】さて、再び図1において、CPU40は導
通・不導通判定手段53と残線配列制御手段54とを有
している。導通・不導通判定手段53は心線判別手段4
9からの判定信号を受け、心線の導通の有無を判定す
る。即ち、心線判別手段49は上記したようにコネクタ
3のピンの走査で導通した心線を判別する場合には停止
信号を出力し、コネクタ3の何れのピンも導通しない場
合には作動信号を出力する。一方、導通・不導通判定手
段53は停止信号を受信すると、把持されているのが心
線2又は分岐線2aと判断し、動作を停止する。これに
対し、作動信号を受信すると、導通・不導通判定手段5
3は把持されている心線が不導通、即ち心線2′(残
線)であると判定し、不導通検知信号を出力する。
【0023】残線配列制御手段54はこの不導通検知信
号を受信すると、残線配列データ用カウンタ55を検索
し、カウント値を取り込む。このカウンタ55は残線
(心線2′)が残線配列治具8に配列される毎にCPU
40の制御でカウント値に「1」を加える。残線配列制
御手段54は残線配列治具8においてその一端側の挿入
溝8aより順に心線2′を挿入するように移動距離を演
算し、案内・位置決め機構21を制御するが、取り込ん
だカウント値は残線配列データとして演算に利用する。
【0024】次に、本発明の心線配列装置の残線配列動
作を説明する。上記したように心線把持部23にて心線
2′が把持されると、導通用刃18が心線2′に押し付
けられてもコネクタ3の何れのピンも導通しない。従っ
て、心線判別手段49が作動信号を出力するので、導通
・不導通判定手段53は把持した心線2′が不導通であ
り、残線であると判定し、不導通検知信号を出力する。
残線配列制御手段54は不導通検知信号の受信で残線配
列データ用カウンタ55を検索する。残線配列治具8
の、例えば、3番目の挿入溝8aまで心線2′が挿入さ
れている場合カウンタ55のカウント値は「3」であ
る。従って、残線配列制御手段54は、例えば、このカ
ウント値「3」に「1」を加え、更に挿入溝8aの間隔
を乗算して4番目の挿入溝8a位置を演算する。
【0025】そして、残線配列制御手段54はモータ制
御部44を介してモータ駆動部45を制御し、腕部材2
2を移動させ、心線把持部23を残線配列治具8の4番
目の挿入溝8aの上部に位置決めする。その後は心線把
持部23の押込み部材31が上記したように下動するの
で、心線2′は残線配列治具8の4番目の挿入溝8aに
位置決め板52を介して押し込まれる。
【0026】心線2′の挿入溝8aへの挿入が終了する
と、CPU40は残線配列データ用カウンタ55を制御
し、そのカウント値を「3」から「4」に設定する。以
下、同様に他の心線2′を把持した場合には残線配列治
具8の挿入溝8aに順次心線2′を挿入し、残線配列デ
ータ用カウンタ55のカウント値を更新する。尚、残線
配列データはカウンタ55ではなく、配列位置記憶部4
6等の他の記憶部に記憶させるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
心線把持部にて把持した心線の導通検査時に導通・不導
通判定手段により導通の有無を判定し、心線が不導通の
場合残線配列制御手段により残線配列データに基づいて
案内・位置決め機構を制御して心線把持部を残線配列治
具の所定配列位置に案内するようにしたので、コネクタ
付けに不要な残線を有する多心ケーブルであってもこの
残線を自動的に残線配列治具に配列することができる。
従って、作業者が残線を識別して除去する作業を行うこ
となく、心線の配列を自動的に、しかも作業性よく行う
ことができる心線配列装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る心線配列装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る残線配列治具を配列治具と共に示
す斜視図である。
【図3】図1の装置の斜視図である。
【図4】同装置の心線把持部の下方からの斜視図であ
る。
【図5】心線の分岐態様を示す図である。
【図6】分岐配列データの一例を示す図である。
【図7】配列終了データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 多心ケーブル 2、2′ 心線 7 配列治具 8 残線配列治具 9 心線供給部 18 導通用刃 21 案内・位置決め機構 22 腕部材 23 心線把持部 40 CPU 46 配列位置記憶部 47 配列データ記憶部 49 心線判別手段 50 配列制御手段 53 導通・不導通判定手段 54 残線配列制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−215016(JP,A) 特開 平1−309283(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が少なくとも所定位置に配列され
    ている各心線の他端側を一本毎に把持する心線把持部
    と、該心線把持部にて把持された心線を導通検査し該心
    線の配列位置を判別する心線判別手段と、前記各心線の
    他端側を配列するための配列治具と、前記心線判別手段
    の判別に基づいて前記心線把持部を移動させて前記配列
    治具の所定位置に案内する案内・位置決め機構とを備え
    る多心ケーブルの心線配列装置において、前記導通検査
    時に前記把持された心線の導通の有無を判定する導通・
    不導通判定手段と、不導通の心線を配列するための残線
    配列治具と、該残線配列治具の配列位置を示す残線配列
    データを格納するための残線配列データ格納部と、前記
    導通・不導通判定手段より不導通の判定を受けた場合前
    記残線配列データに基づいて前記案内・位置決め機構を
    制御し前記心線把持部を前記残線配列治具の所定配列位
    置に案内する残線配列制御手段とを含むことを特徴とす
    る多心ケーブルの心線配列装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11591179B2 (en) * 2018-09-12 2023-02-28 Hitachi Metals, Ltd Multi-core cable core alignment device and multi-core cable core alignment method

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