JP3403744B2 - コネクタ装着装置 - Google Patents

コネクタ装着装置

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JP3403744B2
JP3403744B2 JP32136092A JP32136092A JP3403744B2 JP 3403744 B2 JP3403744 B2 JP 3403744B2 JP 32136092 A JP32136092 A JP 32136092A JP 32136092 A JP32136092 A JP 32136092A JP 3403744 B2 JP3403744 B2 JP 3403744B2
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光治 越山
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達郎 及川
長聖 孟
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直樹 中尾
忠久 原川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【産業上の利用分野】本発明は、通信その他、電気配線
用のケーブル芯線をコネクタに接続するための自動装着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、電話ケーブルの芯線を接続す
るためのコネクタを締め付けるための装着装置として、
特開昭63−207073号公報や特開昭63− 20
7075号公報などハンドル操作の手作業で、コネクタ
本体にカバーで嵌着締め付けるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
装着装置では、ケーブル芯線をコネクタ本体の所定位置
に挿入布線したのち、このコネクタ本体にカバーを圧接
嵌合して締め付けるのに余分なケーブル端部を切断除去
することがすべて手作業であって、多芯のケーブルでは
何回も操作しなければならず、かつケーブル芯線の撚戻
しがあって作業性が悪く、時間と手間がかかり、しかも
ケーブル芯線の配列位置が誤っているかどうかの確認作
業も煩雑で、効率的なコネクタ接続できないなどの問題
があった。本発明では、これら従来の欠点を除去しよう
とするもので、芯線の撚戻しを行って分離維持も安定し
て行え、芯線接続の自動作業が容易に可能で、複数対ユ
ニット単位で接続作業を正確で能率よく行えて、芯線接
続加工管理の自動化と作業工数の低減による作業時間の
短縮化と、その布線調整も簡便で作業性を大巾に向上す
ることができるコネクタ装着装置を提供することを目的
としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コネクタ本体
の複数個の接触子に、それぞれケーブル芯線を布線した
のち、コネクタカバーを圧入嵌合して締め付けてケーブ
ル芯線を接続するコネクタ装着装置において、カッド挿
入ホルダのあるカッド供給部と、該カッド供給部から挿
入される複芯線を分離して単芯線として移送するスクリ
ュウよりなる芯線搬送部と、該芯線搬送部で移送される
芯線をしごく撚り取り部のある撚取りベルトと、撚取り
補助ベルトと、張力部のある張力ベルトとからなる芯線
撚戻搬送機構と、前記芯線移送経路中のケーブル芯線の
被覆色別によって布線位置決めされ、前記芯線撚戻搬送
機構で張装された単芯線を前記コネクタ本体に布線する
芯線布線機構と、布線されたコネクタ本体にコネクタカ
バーを係合圧着するプッシャと、芯線余長分を切断する
芯線カッターとを備えた芯線圧接切断機構と、該芯線圧
接切断機構を前記コネクタ本体の装着用コネクタテーブ
ルより接離移動できる移動操作機構とを備えたことを特
徴とするコネクタ装着装置である。
【0005】
【作用】多数の芯線のコネクタ本体への布線装着におい
ては、複数個の接触子を内蔵するコネクタ本体に芯線を
布線してから、コネクタカバーを圧入嵌合して締め付け
てケーブル芯線を接続するため、カッド供給部Aのカッ
ド挿入ホルダーにケーブルの複芯線を入れ、蓋体2を閉
めて、カッド挿入ホルダーを回わして芯線ガイドに位置
させると(図1・図4)、回動している複芯線スクリュ
ウ3に芯線が挿入されてスクリュウ3で芯線を降下搬送
し、一方、スクリュウ3で搬送される過程で芯線は、芯
線撚戻搬送機構Bの撚り取り部5のある撚取ベルト6で
しごかれ、複数の撚りが戻って単芯線に分離されつつ張
力部7のある張力ベルト8で、さらに引張されて下方に
ある単芯線スクリュウ30に移送され、単芯線として芯
線布線機構Dへ搬送して行く(図10)。即ち、撚取板
41に挟み込んで撚取ベルト6にある撚り取り部5が移
動して芯線をしごき、撚りを取ったのち、ばらし機構で
完全に分離しつつ上方から下方にスクリュウ3で搬送す
る過程で、さらに張力ベルト8にある張力部7で芯線を
引っ張って芯線撚り戻しを行ない、単芯線スクリュウ3
0に一線ずつ挿入搬送し引っ張った状態で、さらにスク
リュウで下方へと移動させ芯線布線機構Dへと移す(図
11〜図14)。次で、この芯線布線機構Dでは、水平
に引張された芯線に芯線押付板45が近づき一対の支杆
44間に挟み込んだ状態で、チャックされているコネク
タ本体の布線位置に、検査ユニットCによるカラーセン
サ29のカラー選択によって駆動部のモータ55を作動
し、芯線押付板45を水平方向に移動して位置決めする
と、芯線押付板45を前進させ、その過程で前記一対の
支杆44間に挟み込んだ芯線を90度回転して保持しな
がら、コネクタ本体の所定の固定櫛歯62内に挿入して
から芯線押付板45を後退し逆回転して戻すと、芯線が
固定櫛歯62中に保持され、この操作を順次各芯線につ
き繰り返して布線を完了させる(図16〜図18)。そ
して芯線圧接切断機構Eにおいて、カバーのセット爪6
7で挾持セットされているコネクタカバーをハンドルを
回してプッシャ9で押し出し、布線済みコネクタ本体に
圧入嵌合させて締め付けてからハンドル63を戻す(図
23)。次に、爪出しレバーを押して芯線カッター10
を突き出し固定化してから、再度ハンドル63を廻す
と、プッシャで芯線カッター10が前進して布線された
各芯線の余長分を一度にカットすることができ、さらに
ハンドル63を戻して芯線カッター10を元の位置に戻
せば、次の芯線圧接切断のために備えられる(図23・
図26〜図31)。そしてコネクタ本体を取り出す際
に、移動操作機構Gで芯線を芯線固定櫛歯62から離脱
させて布線済みのコネクタとして取扱うことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図33例で説明す
ると、図1乃至図3に示すように複数個の接触子を内蔵
するコネクタ本体にケーブル芯線を布線したのち、コネ
クタカバーを圧入嵌合して締め付けて、ケーブル芯線を
接続するためのコネクタ装着装置であって、芯線カッド
挿入溝100のあるカッド挿入ホルダ1と、開閉自在の
蓋体2とを有するカッド供給機構Aと、スクリュウ3と
当板4とを有する芯線搬送部と、該芯線搬送部で移送さ
れる芯線をしごく撚取ゴムの撚り取り部5のある撚取り
ベルト6及び張力ゴムなど張力部7のある張力ベルト8
と、櫛片91のある走行ベルトの撚取り補助ベルト92
とからなる芯線撚戻搬送機構Bと、前記芯線移送経路中
に設けたケーブル芯線の被覆色別機能を有するカラーセ
ンサ29を含む検査ユニットCと、該検査ユニットCに
よって布線位置決めされ、前記芯線撚戻搬送機構Bで張
装された単芯線を前記コネクタ本体に布線する芯線布線
機構Dと、コネクタチャッキング部Fに保持され、かつ
布線されたコネクタ本体にコネクタカバーを係合圧着す
るプッシャ9と、芯線余長分を切断するカッタ10とを
備えた芯線圧接切断機構Eと、該芯線圧接切断機構Eを
前記コネクタ本体の装着用コネクタテーブル68より接
離移動できる移動操作機構Gとを備えて、コネクタ装着
装置としてある。
【0007】前記カッド供給機構Aとしては、図4乃至
図9に示すように芯線挿入用の芯線カッド挿入溝100
のあるカッド挿入ホルダ1と開閉自在の蓋体2とを含む
カッド供給部Aを設け、カッド挿入ホルダ1の蓋体2を
閉めて旋回して下向きに位置させると、ホルダ1の駆動
用のパルスモータ12のスイッチが入るようにし、該カ
ッド挿入ホルダ1にある係止溝101が移動ピン19に
係支され、レール11上のスライダ20で所定位置に複
数の芯線カッド挿入溝100を順次移動させスクリュウ
3の凹溝に配列するように構成されている。カッド挿入
ホルダ1はブラケット102を介して枢着部103で上
下一対を回動自在に取付部104に備え、かつ受板10
5にスライダ106を介して摺動自在に設けられ、バネ
107で一方向に付勢されて復元可能となっている。ま
た、蓋体2は支軸108で開閉自在に連結されマグネッ
ト109で吸着保持できる携帯とし芯線カッド挿入溝1
00に収納される芯線がみだりに脱落しないように配慮
されている。また、前記移動ピン19のあるスライダ2
0は、ラックギヤ18及びピニオン17の伝動部材でパ
ルスモータ12に連結し、前後方向に往復動するように
なっていて、前記カッド供給部Aから受渡されるカッド
(複芯線)を複芯線スクリュウ3に引き込むようにして
ある。前記スライダ10には必要に応じパルスモータ用
リミットセンサシャッタを設け、取付板に備えられるパ
ルスモータ用リミットセンサでモータの正逆回転停止作
動を制御できるようにすることができる。このカッド供
給機構Aでは、カッド挿入溝100に、切断したケーブ
ルを挿入して蓋体2を閉め、カッド挿入ホルダ1を回わ
して移動ピン19にロックすると、移動ピン19のスラ
イダ20が、移動してスクリュウ3に芯線を順次挿入し
たのち、前記スクリュウ3で芯線を降下搬送するように
なっている。
【0008】前記カッド挿入ホルダ1としては、芯線カ
ッド挿入溝100または案内切欠を設け枢着部103で
回動自在に備え、前記芯線カッド挿入溝100の開口端
を、前記搬送用スクリュウ3に接離可能に臨ましめて、
順次移動させ各芯線カッド挿入溝100中から芯線カッ
ドをスクリュウ3の凹溝に移し替える構成としたもので
あって、方向転換するカッド挿入ホルダ1にマグネット
109を設け、該マグネット109に対応する位置に、
マグネット受部を対設し、芯線カッド挿入溝100をス
クリュウ3の凹溝に連通状態で芯線ガイド上に位置規制
してロックできるようにしてある。即ち、バラした芯線
カッドを挿入溝100に上から一列に配列挿入したのち
カッド挿入ホルダ1を方向転換させてカッド供給作業が
正確で簡便に行なえるようにしてある。
【0009】なお、前記芯線撚戻搬送機構Bは、図10
乃至図14に示すように複芯線搬送用スクリュウ3と、
単芯線搬送用スクリュウ30とを近接配備し上下2段に
分けて設けたものであって、前記複芯線搬送用スクリュ
ウ3を撚戻ベルト6に臨ましめ、かつ、該撚取ベルト6
と連動する張力ベルト8の一部を前記単芯線搬送用スク
リュウ30に対設してあるが、該単芯線搬送用スクリュ
ウ30にカラーセンサ29を含む検査ユニットCを配備
してある。このスクリュウ3及びスクリュウ30は、各
パルスモータ34,35に直接またはタイミングベルト
で連絡して駆動され、スクリュウに挿入された芯線を降
下移送して芯線布線機構Dに移す芯線搬送部を構成して
いるが、この移送過程で芯線をしごき、撚り取りと分離
作業を行なってカッド(複芯線)例えば4本線を1本の
単芯線にしてスクリュウ30で芯線布線機構Dに挿入す
るようになっている。
【0010】例えば、図10乃至図12のようにゴム軌
条の撚り取り部5を適宜間隔に配備した撚取ベルト6を
無端状に掛架して走行自在にスクリュウ3に臨設し、さ
らに該撚取ベルト6と連動ベルト38で連動する張力ベ
ルト8をスクリュウ3及びスクリュウ30にわたって走
行自在に臨設して、撚取ベルト6の撚り取り部5で分離
降下させる芯線を受け取り撚取り補助ベルト92の櫛片
91でしごきつつ、ケーブル芯線の分離状態を維持して
張力部7で張って芯線布線機構Dに送り込むようになっ
ている。各ベルト6,8には支持板39にバネ40で弾
装した撚取板41を対設し、芯線を挾持して搬送するよ
うになっていて、継手42を介してACモータ43に張
力ベルト8のプーリーを駆動するように連絡してある。
【0011】そして、スクリュウ3で搬送される過程
で、芯線は撚り取り部5のある撚取ベルト6でしごか
れ、複数の撚りが戻って単芯線に分離され、撚取り補助
ベルト92の櫛片91に引掛けて、単芯線の分離状態を
維持しつつ張力部7のある張力ベルト8で、さらに引張
されて、下方にある単芯線スクリュウ30に移送され単
芯線として芯線布線機構Dへ搬送して行く。即ち、撚取
板に挟み込んで撚取ベルト6にある撚り取り部5が移動
して芯線をしごき、上方から下方にスクリュウで搬送す
る過程で、さらに張力ベルトにある張力部で芯線を引っ
張って芯線撚り戻し分離を行ない、単芯線スクリュウ3
0に一線ずつ挿入して搬送し、引っ張った状態でさらに
スクリュウ30で下方へと移動させて芯線布線機構Dへ
と効率よく移すものである。なお、前記櫛片91を間隔
をあけて複数備えた走行ベルト92で構成されるケーブ
ル芯線のばらし機構は、撚取りベルト6の下方で張力ベ
ルト8と隣接して配備し、芯線を撚取って、かつ櫛片9
1でしごきばらしつつ布線を適確に行なえるようにして
ある。
【0012】また、前記芯線布線機構Dとしては、図1
5乃至図18に示すように、一対の支杆44を段差をつ
けて取り付けた芯線押付板45を、ガイドパイプ46で
布線ガイド50と布線位置移動ガイド51間に回動自在
に設けると共に、前記ガイドパイプ46を前後方向並び
に左右方向に移動可能に設けてある。即ち、芯線押付板
45を取付けたガイドパイプ46は、突設したピン47
でホルダー48にあるネジ溝49に嵌入させて90度回
転するように支持し、前記移動ガイド51はレール52
上に移動自在に設け、布線位置決めピン531 及びセイ
シング部53を持ち、タイミングベルト54でパルスモ
ータ55に連結され左右方向に移動伝動できるようにし
てあり、前記セイシング部53で布線位置原点出しを行
えるようにしてある。一方、前記ガイドパイプ46は、
布線ガイド50に設けた連結片58及び布線位置圧接連
結軸57を介してレール59上に摺動自在に支承され、
布線位置の全ストロークを移動できるように構成してあ
って、布線ガイド50は、レール59上にスライド可能
に設けられ、連結金具56及び伝動カム561 でACモ
ータ60に連絡され、前後方向に移動できるようにし、
支杆44,44を前進させ、挟まれた状態で芯線Mを維
持して回転させ、90度方向転換して芯線両端を逆方向
に折曲げ、チャック爪61のあるコネクタ取付台にチャ
ッキング部Fで保持したコネクタ本体の布線位置に、前
記検査ユニットCの指令で移動したのち、停止し、前進
させて芯線固定櫛歯62に嵌装して後退できるようにし
てある。即ち、水平に引張された芯線Mに芯線押付板4
5が近づき一対の支杆44,44間に挟み込んだ状態
で、チャックされているコネクタ本体の布線位置に、検
査ユニットCによるカラー選択によって駆動部のモータ
55を作動し、芯線押付板45を水平方向に移動して位
置決めすると、芯線押付板45をモータ60で前進さ
せ、その過程で前記一対の支杆44,44間に挟み込ん
だ芯線Mを90度回転して保持しながら、コネクタ本体
の所定の固定櫛歯内に挿入してから芯線押付板45を後
退し逆回転して戻すと、芯線Mが固定櫛歯中に保持さ
れ、この操作を順次、各芯線Mにつき繰り返して布線を
完了させるようになっている。
【0013】また、コネクタ本体を載置するコネクタテ
ーブル68には、図19乃至図21例のように、コネク
タロック用のチャック爪61を設け、芯線固定櫛歯62
を持っていて支軸70で180度回転できるようになっ
ており、また図22乃至図25に示す如く、該支軸70
の一端に係支部701 を備え、テーブルストッパノブ7
1のロック爪711 が係脱自在に配備されている。な
お、前記支軸70は、タイミングベルト80,81,8
2で駆動軸83に連動させるようにし、同軸上のピニオ
ン84に係止爪85で制御して位置決めできるように
し、芯線支承用のアーム86でコネクタテーブル68に
対接できるようになっており、コネクタテーブル68の
回転と連動してアーム86が回転し、張力ベルトで係持
された芯線Mを引き出すようになっている。(図24及
び図25)
【0014】さらに、前記芯線圧接切断機構Eとして
は、図23及び図26乃至図31に示すように、操作ハ
ンドル63を有する押出カムのプッシャ9と、該プッシ
ャ9に当接する芯線カッター当板65をホルダー66に
備え、櫛歯状の刃部のあるカッター10と、該カッター
10をチャッキング部Fのチャック爪61に支持されコ
ネクタ本体に布線された芯線に向かって押し出される押
圧操作部とを備えてある。前記コネクタ本体のチャッキ
ング部Fのホルダーに臨んで配備されている。そして前
記チャッキング部Fのチャック爪61に支持されたコネ
クタ本体にコネクタカバーのセット爪67を備えている
が、ホルダー66にコネクタカバーのストッパピン69
のあるセット爪67(固定解除ノブ)を備えて、圧接部
となる前記プッシャ9に対設して、コネクタ本体に嵌装
できるように構成することもできる。なお、前記カッタ
ー10は、カッターホルダー66に摺動自在に設けら
れ、カッター10のプッシュレバー73を、先端カム形
状のカッター押出杆74に設けた操作部に関連させて、
カッター刃先をホルダー66に対して突没可能に組み込
んであり、プッシュレバー73で制御しうるようにして
ある。そしてコネクタ本体またはホルダー66に備えた
セット爪で挾持セットされているコネクタカバーを、ハ
ンドル63を回してプッシャ9で押し出し、布線済みコ
ネクタ本体に圧入嵌合させて締め付けてからハンドル6
3を戻す。次に、プッシュレバー73を押して芯線カッ
ター10を突き出し固定化してから、再度ハンドル63
を廻すと、プッシャ9で芯線カッター10が前進して布
線された各芯線の余長分を一度にカットすることがで
き、さらにハンドル63を戻して芯線カッター10を元
の位置に戻せば、次の芯線圧接切断のために備えられる
のである。前記操作ハンドル63は、ラチェットギヤ6
1 とラチット632 を備えてプッシャ9の圧接保持を
適確にしてある。(図28)さらに芯線圧接切断機構E
をコネクタテーブル68より接離移動できる移動操作機
構Gとしては、回動自在の架台87をフレーム89に係
脱するため、図29及び図30に示すように固定フック
解除つまみ75のある支杆751 にレバー752 を介し
て連結したロックピン753 を突没自在に設けバネ75
4 で一方向に付勢して位置決め孔に係脱できる係止操作
部としてある。そして、この芯線圧接機構Eは、架台8
7に載置し、該架台87を枢着部88で回動自在にフレ
ーム89に装着し、前記ロックピン753 を引き抜き、
前記架台87を下してコネクタテーブル68より離間さ
せてフレーム89面上から芯線圧接機構Eを外し、芯線
引き出しコネクタ取出作業など事後処理作業が簡便にで
きる構成となっている。(図31)
【0015】なお、前記芯線布線機構Dでの布線位置を
制御する検査ユニットCは、図13に示すようにカラー
センサ29で一芯単位で色別検出し、布線位置を決めて
コネクタ本体に布線でき、コネクタカバーの圧着で接続
装着作業を能率よく行うことができるように単芯線搬送
用スクリュウ30に設けてあるが、前記スクリュウ3側
で芯線が分離されて搬送される過程に配備して検出する
こともできる。例えば、単芯分離開始位置から単芯分
離,芯線搬送スクリュウ1回転の位置にカラーセンサ2
9があることと、布線位置から単芯分離、芯線搬送用ス
クリュウの1回転以内で芯線がスクリュウから外れるこ
とが配慮され、また単芯分離、芯線搬送スクリュウの1
回転で一芯を分離することが考慮されている。さらに、
前記カラーセンサー29を含む検査ユニットCは、光フ
ァイバーでランプとカラー検出器に連絡し、線径(絶縁
被覆径)0.48〜1.26φのカラー色8色を非接触
で測定できるようにし、増巾器及びA/D変換器を経て
マイクロコンピュータにデータを入れて、データ処理で
きるようにしたものを用い、該カラーセンサー29でケ
ーブル芯線、例えば20本の色読み取りすべての芯線の
色をデータとして読み込む、即ち、D1 〜D4 に青・白
・茶・黒、D5 〜D8 に黄・白・茶・黒、D9 〜D12
緑・白・茶・黒、D13〜D16に赤・白・茶・黒、D17
20に紫・白・茶・黒のデータが入っているか否かを確
認し、正常な場合は順次パルスモータを起動して送り、
続けて一番目の芯線がコネクタ本体の布線位置に来るよ
うに移動させ、異常な時はその時点で停止させるように
なっている。
【0016】また、前記チャッキング部Fへのコネクタ
本体及びコネクタカバーの取付けセットは、人手作業で
行なっているが、カートリッジで押出方式で自動供給す
ることもできる。また切断したケーブルのカッド供給部
Aへの固定、供給作業並びに芯線圧接切断機構Eでの圧
接、切断及びコネクタ取出しは人手作業で行なってもよ
い。
【0017】なお、前記芯線圧接切断機構Eでの圧接・
切断後コネクタ取付台に支持されたコネクタの取り出し
及びコネクタ本体の取付セットをしやすくするため、図
21に示すように、芯線固定櫛片歯62は少なくとも一
方を90度方向転換しうる芯線櫛歯としてコネクタテー
ブル68に備え、コネクタの取り付け取り出しを両方か
ら行いやすいようにしてあって、さらに、該コネクタテ
ーブル68を支軸70で180度回転できるようにし、
支軸70に設けたテーブルストッパノブ71で操作でき
るようにしてあると共に、芯線固定櫛歯62の固定解除
ノブのセット爪67とストッパピン69とを付設してあ
る。
【0018】一方、前記芯線固定櫛歯62に係支されて
いる単芯線Mを布線後に、櫛歯から引き抜きを容易にす
るため、芯線固定櫛歯62に対して接離移動する形態と
してあるが、架台87をスライダ方式でフレーム89に
摺動自在に備え、芯線固定櫛歯62,62間に橋絡挿入
されている芯線Mを外方に移動して抜き出し、布線接続
後の事後処理を簡便化してもよい。
【0019】図32に示すように、コネクタ装着装置本
体76をリフターテーブル77上に配備し、表示板78
のある制御装置79に接続して制御できるようにし、ケ
ーブル80を一対のホルダー81,81で固定化して接
続部82に近接して2台配備して作業するようにするの
がよい。
【0020】またコネクタ装着装置本体76の各駆動部
は、図33に示すようにCPU及びI/Oインターフェ
ースボード83に接続した各ドライブモータ12,3
4,35,43,55,60でカッド分離、ケーブルカ
ット送り、芯線送り、芯線撚り戻し、布線テーブル移
動、布線圧接の各工程を連続して行なえるようになって
いる。図中90は電源コネクタ、91はスイッチラン
プ、92はフォトセンサ、93はファイバセンサ、94
はドライバ、95はパワー回路である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、カッド挿入ホルダのあるカッ
ド供給部と、複芯線を分離して単芯線として移送するス
クリュウよりなる芯線搬送部と、該芯線搬送部で移送さ
れる芯線をしごく撚り取り部のある撚取りベルトと、撚
取り補助ベルトと、張力部のある張力ベルトとからなる
芯線撚戻搬送機構と、前記芯線移送経路中のケーブル芯
線の被覆色別によって布線位置決めされ、前記芯線撚戻
搬送機構で張装された単一芯線を前記コネクタ本体に布
線する芯線布線機構と、布線されたコネクタ本体にコネ
クタカバーを係合圧着するプッシャと、芯線余長分を切
断するカッタとを備えた芯線圧接切断機構と、該芯線圧
接切断機構を前記コネクタ本体の装着用コネクタテーブ
ルより接離移動できる移動操作機構とを備えたことによ
り、芯線ケーブルの分離移送が効率よく行われ、撚戻し
も適確にしてコネクタ本体への組込みが簡便にでき、掛
け外れすることなく張線保持して、複数対ユニット単位
で接続作業を正確で能率よく行い、芯線接続自動作業が
可能であって、加工管理の自動化と、作業工数の低減に
よる作業時間の短縮化と、その布線調整も簡便に行うこ
とができ、しかもコネクタへの布線作業と圧接接続作業
との各種の作業性を大幅に向上できると共に、コネクタ
の布線を正確に遂行でき、誤作業がなく安全で能率的な
コネクタ接続が可能であるし、接続のための取付位置も
自由に調整できて、作業性を著しく良好にでき布線接続
後の事後処理も簡便にできるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置全体の側面図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】図1の実施例の正面図である。
【図4】図1におけるカッド供給部Aの拡大側面図であ
る。
【図5】図4の実施例の一部の平面図である。
【図6】図5の実施例の正面図である。
【図7】カッド挿入ホルダの詳細側面図である。
【図8】図7の例の使用状態の平面図である。
【図9】図8の例の正面図である。
【図10】図1における芯線撚戻搬送機構Bの拡大正面
図である。
【図11】図10の実施例の平面図である。
【図12】図10のA−A線における平面図である。
【図13】図12のB−B線における拡大切断側平面図
である。
【図14】図12のC−C線における拡大切断側面図で
ある。
【図15】芯線布線部の平面図である。
【図16】図15の例の側面図である。
【図17】図15の例の正面図である。
【図18】図15のD−D線における正面図である。
【図19】コネクタテーブルの平面図である。
【図20】図19の例の正面図である。
【図21】図19のE−E線における一部切断正面図で
ある。
【図22】図1における芯線圧接切断機構Eの拡大平面
図である。
【図23】図22の実施例の一部切欠側面図である。
【図24】図22におけるF−F線の拡大縦断面図であ
る。
【図25】図22におけるG−G線の拡大縦断面図であ
る。
【図26】図23の例の芯線圧接切断部の正面図であ
る。
【図27】図23の例の側面図である。
【図28】図27の例の一部の詳細側面図である。
【図29】図28におけるH−H線の一部切断正面図で
ある。
【図30】図28におけるI−I線の切断平面図であ
る。
【図31】芯線圧接切断部の作動状態を示す側面図であ
る。
【図32】図1の実施例の一使用作業状態を示す斜視図
である。
【図33】図1の実施例の駆動部におけるブロック線図
である。
【符号の説明】
A カッド供給部 B 芯線撚戻搬送機構 C 検査ユニット D 芯線布線機構 E 芯線圧接切断機構 F コネクタチャッキング部 G 移動操作機構 1 カッド挿入ホルダ 2 蓋体 3 スクリュウ 4 当板 5 撚り取り部 6 撚取ベルト 7 張力部 8 張力ベルト 9 プッシャ 10 カッター 12 パルスモータ 17 スライダ 18 ラックギヤ 19 移動ピン 20 スライダ 29 カラーセンサ 30 スクリュウ 34 モータ 35 モータ 41 撚取板 43 モータ 44 支杆 45 押付板 46 ガイドパイプ 50 布線ガイド 51 移動ガイド 55 モータ 56 連結軸 57 連結金具 61 チャック爪 62 櫛歯 63 操作ハンドル 65 当板 66 カッターホルダー 67 セット爪 68 コネクタテーブル 69 ストッパピン 70 支軸 71 ストッパノブ 73 レバー 75 固定フック解除つまみ 87 架台 88 枢着部 89 フレーム 91 櫛片 92 走行ベルト 100 芯線カッド挿入溝 101 係止溝 102 ブラケット 103 枢着部 104 取付部 105 受板 106 スライダ 107 バネ 108 支軸 109 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 一郎 東京都目黒区碑文谷一丁目25番17号 株 式会社トーツー創研内 (72)発明者 及川 達郎 東京都目黒区碑文谷一丁目25番17号 株 式会社トーツー創研内 (72)発明者 孟 長聖 東京都目黒区碑文谷一丁目25番17号 株 式会社トーツー創研内 (72)発明者 松橋 里志 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 原川 忠久 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 太田 康弘 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−229975(JP,A) 特開 平3−236182(JP,A) 特開 平3−173082(JP,A) 特開 平2−281584(JP,A) 実開 昭56−74908(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 H02G 1/14 H01B 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタテーブルに装着したコネクタ本
    体の複数個の接触子に、それぞれケーブル芯線を布線し
    たのち、コネクタカバーを圧入嵌合して締め付けてケー
    ブル芯線を接続するコネクタ装着装置において、カッド
    挿入ホルダーのあるカッド供給部Aと、該カッド供給部
    Aから挿入される複芯線を分離して単芯線として移送す
    るスクリュウ3よりなる芯線搬送部と、該芯線搬送部で
    移送される芯線をしごく撚り取り部5のある撚取りベル
    ト6と、撚取り補助ベルト92と、張力部7のある張力
    ベルト8とからなる芯線撚戻搬送機構Bと、前記芯線移
    送経路中のケーブル芯線の被覆色別によって布線位置決
    めされ、前記芯線撚戻搬送機構Bで張装された単芯線を
    前記コネクタ本体に布線する芯線布線機構Dと、布線さ
    れたコネクタ本体にコネクタカバーを係合圧着するプッ
    シャ9と、芯線余長分を切断する芯線カッタ−10とを
    備えた芯線圧接切断機構Eと、該芯線圧接切断機構Eを
    前記コネクタ本体の装着用コネクタテーブル68より接
    離移動できる移動操作機構Gとを備えたことを特徴とす
    るコネクタ装着装置。
  2. 【請求項2】 前記カッド供給部Aが、開閉自在の蓋体
    2と芯線カッド挿入溝100のあるカッド挿入ホルダー
    を回動可能に備え、該芯線カッド挿入溝100を搬送用
    スクリュウ3に接離可能に臨ましめて、スライド可能に
    位置規制できる構成とした請求項1記載のコネクタ装着
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動操作機構Gが、位置決めロック
    ピンを係脱する係止操作部を備えた請求項1または2記
    載のコネクタ装着装置。
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