JPH0370446B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0370446B2 JPH0370446B2 JP18413284A JP18413284A JPH0370446B2 JP H0370446 B2 JPH0370446 B2 JP H0370446B2 JP 18413284 A JP18413284 A JP 18413284A JP 18413284 A JP18413284 A JP 18413284A JP H0370446 B2 JPH0370446 B2 JP H0370446B2
- Authority
- JP
- Japan
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- lift arm
- control mechanism
- situation
- potentiometer
- stop position
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 9
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
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- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
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- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、作業装置を昇降自在に連結するリフ
トアームの対機体取付け高さを検出する第1ポテ
ンシヨメータ、及び、前記リフトアームに対する
操作具の操作量を検出する第2ポテンシヨメータ
を設けると共に、前記リフトアームが前記操作具
の操作量に比例したストロークだけ駆動されるよ
うに、前記両ポテンシヨメータからの情報に基い
てリフトアーム駆動用油圧アクチユエータを自動
操作する制御機構を設けて、連結作業装置をポジ
シヨン制御によつて昇降操作するように構成した
農用トラクターのリフトアーム操作構造に関す
る。
トアームの対機体取付け高さを検出する第1ポテ
ンシヨメータ、及び、前記リフトアームに対する
操作具の操作量を検出する第2ポテンシヨメータ
を設けると共に、前記リフトアームが前記操作具
の操作量に比例したストロークだけ駆動されるよ
うに、前記両ポテンシヨメータからの情報に基い
てリフトアーム駆動用油圧アクチユエータを自動
操作する制御機構を設けて、連結作業装置をポジ
シヨン制御によつて昇降操作するように構成した
農用トラクターのリフトアーム操作構造に関す
る。
上記農用トラクターにおいて、従来、第1ポテ
ンシヨメータに作動不良が生じたり、固定位置の
調整不良や固定ネジの弛み等に起因する位置ずれ
が生じた場合、リフトアームやリフトアーム駆動
用ピストン等に対するストツパーが作用するまで
リフトアームが制御機構によつて上昇操作される
とか、前記ストツパーに当たらないまでも、制御
機構によつて本来操作させるべき設定限界を超え
た高レベルにまで上昇される構造になつていた。
ンシヨメータに作動不良が生じたり、固定位置の
調整不良や固定ネジの弛み等に起因する位置ずれ
が生じた場合、リフトアームやリフトアーム駆動
用ピストン等に対するストツパーが作用するまで
リフトアームが制御機構によつて上昇操作される
とか、前記ストツパーに当たらないまでも、制御
機構によつて本来操作させるべき設定限界を超え
た高レベルにまで上昇される構造になつていた。
前記した如くリフトアームが前記ストツパーの
作用するまで上昇された場合には、ポンプからリ
フトアーム駆動用アクチユエータの側に供給され
る圧油がリリーフ弁を通つてタンクに戻るため
に、作動油が異常に昇温するトラブルが生じるの
であり、又、前記設定限界よりも高レベルにまで
上昇された場合には、例えばリフトアーム駆動用
のピストンとピストンロツドが接当式であると、
連結作業装置が走行振動のために跳ね上がつてリ
フトアームがストツパーに衝突し、リフトアーム
やストツパーが変形したり破損することがあつ
た。
作用するまで上昇された場合には、ポンプからリ
フトアーム駆動用アクチユエータの側に供給され
る圧油がリリーフ弁を通つてタンクに戻るため
に、作動油が異常に昇温するトラブルが生じるの
であり、又、前記設定限界よりも高レベルにまで
上昇された場合には、例えばリフトアーム駆動用
のピストンとピストンロツドが接当式であると、
連結作業装置が走行振動のために跳ね上がつてリ
フトアームがストツパーに衝突し、リフトアーム
やストツパーが変形したり破損することがあつ
た。
本発明の目的は、たとえ第1ポテンシヨメータ
に作動不良や位置ずれが生じても、上昇されるリ
フトアームが油圧リリーフ、及び、連結作業装置
の跳ね上がりに起因するリフトアームとストツパ
ーの衝突が生じない位置に停止されるようにする
ことにある。
に作動不良や位置ずれが生じても、上昇されるリ
フトアームが油圧リリーフ、及び、連結作業装置
の跳ね上がりに起因するリフトアームとストツパ
ーの衝突が生じない位置に停止されるようにする
ことにある。
本発明が特徴とするところは、冒記した農用ト
ラクターのリフトアーム操作構造において、前記
制御機構によつて操作させるべき設定上昇限界よ
り高い設定停止位置に前記リフトアームが上昇さ
れた第1事態、及び、前記設定停止位置よりも高
レベルに前記リフトアームが上昇された第2事態
を検出するセンサーを設けると共に、前記第1事
態の検出状態に前記センサーが在ると前記制御機
構に優先して前記油圧アクチユエータを自動的に
停止操作し、かつ、前記第2事態の検出状態に前
記センサーが在ると前記制御機構に優先して前記
油圧アクチユエータを自動的にリフトアーム下降
側に操作する機構を設けてあることにあり、その
作用及び効果は次のとおりである。
ラクターのリフトアーム操作構造において、前記
制御機構によつて操作させるべき設定上昇限界よ
り高い設定停止位置に前記リフトアームが上昇さ
れた第1事態、及び、前記設定停止位置よりも高
レベルに前記リフトアームが上昇された第2事態
を検出するセンサーを設けると共に、前記第1事
態の検出状態に前記センサーが在ると前記制御機
構に優先して前記油圧アクチユエータを自動的に
停止操作し、かつ、前記第2事態の検出状態に前
記センサーが在ると前記制御機構に優先して前記
油圧アクチユエータを自動的にリフトアーム下降
側に操作する機構を設けてあることにあり、その
作用及び効果は次のとおりである。
油圧アクチユエータがストツパーに当たらない
とか、連結作業装置がたとえ跳ね上がつてもリフ
トアームがストツパーに当たることの少ない可動
余裕がまだ上昇側にあるところのものに前記停止
位置を設定しておく。すると、たとえ第1ポテン
シヨメータに作動不良や位置ずれが生じてリフト
アームが前記設定上昇限界を越えて上昇されたと
しても、リフトアームが前記設定停止位置に達す
ると、この位置に制御機構が停止操作する。又、
たとえリフトアーム上昇速度を速く調節され、制
御機構の停止操作にもかかわらずリフトアームが
慣性のために設定停止位置より高レベルに上り過
ぎたとしても、この上り過ぎたリフトアームを前
記設定停止位置に制御機構が戻し操作する。
とか、連結作業装置がたとえ跳ね上がつてもリフ
トアームがストツパーに当たることの少ない可動
余裕がまだ上昇側にあるところのものに前記停止
位置を設定しておく。すると、たとえ第1ポテン
シヨメータに作動不良や位置ずれが生じてリフト
アームが前記設定上昇限界を越えて上昇されたと
しても、リフトアームが前記設定停止位置に達す
ると、この位置に制御機構が停止操作する。又、
たとえリフトアーム上昇速度を速く調節され、制
御機構の停止操作にもかかわらずリフトアームが
慣性のために設定停止位置より高レベルに上り過
ぎたとしても、この上り過ぎたリフトアームを前
記設定停止位置に制御機構が戻し操作する。
従つて、第1ポテンシヨメータに作動不良や位
置ずれが生じても、かつ、併わせてリフトアーム
が高速上昇するように速度設定されても、アクチ
ユエータやリフトアームとストツパーとの接当に
よつてではなくて、コントロールバルブを中立位
置に操作することによつてリフトアーム停止が行
われ、しかも、リフトアーム停止が前記設定停止
位置にて行われ、作動油のリリーフに起因する異
常昇温を防止できて作動油の長期使用が可能にな
ると共に、リフトアームやストツパーの作業装置
跳ね上がりに起因する衝突破損を防止できて装置
の長期使用が可能になつた。
置ずれが生じても、かつ、併わせてリフトアーム
が高速上昇するように速度設定されても、アクチ
ユエータやリフトアームとストツパーとの接当に
よつてではなくて、コントロールバルブを中立位
置に操作することによつてリフトアーム停止が行
われ、しかも、リフトアーム停止が前記設定停止
位置にて行われ、作動油のリリーフに起因する異
常昇温を防止できて作動油の長期使用が可能にな
ると共に、リフトアームやストツパーの作業装置
跳ね上がりに起因する衝突破損を防止できて装置
の長期使用が可能になつた。
第5図に示すように、左右一対の前車輪1,1
及び後車輪2,2の夫々を駆動可能に備えた農用
トラクターの後部に、上下に駆動揺動可能なリン
ク機構3を介してロータリー耕耘装置4を昇降操
作自在に連結すると共に、トラクターから耕耘装
置4に回転軸5により伝動するように構成して乗
用型耕耘機を構成してある。
及び後車輪2,2の夫々を駆動可能に備えた農用
トラクターの後部に、上下に駆動揺動可能なリン
ク機構3を介してロータリー耕耘装置4を昇降操
作自在に連結すると共に、トラクターから耕耘装
置4に回転軸5により伝動するように構成して乗
用型耕耘機を構成してある。
前記リンク機構3を構成するに、左右一対のリ
フトアーム6,6を回転軸7を介して、機体後部
を形成してあるミツシヨンケース8に上下揺動可
能に取付けると共に、一対のリフトアーム6,6
と、ミツシヨンケース8から上下揺動可能に延出
した左右一対のロワーリンク9,9とを一対のリ
フトロツド10,10により各別に連結し、そし
て、次に詳述する操作構造により昇降操作するよ
うにしてある。
フトアーム6,6を回転軸7を介して、機体後部
を形成してあるミツシヨンケース8に上下揺動可
能に取付けると共に、一対のリフトアーム6,6
と、ミツシヨンケース8から上下揺動可能に延出
した左右一対のロワーリンク9,9とを一対のリ
フトロツド10,10により各別に連結し、そし
て、次に詳述する操作構造により昇降操作するよ
うにしてある。
すなわち、第2図に示すように、前記支軸7の
操作アーム11をミツシヨンケース8に内装した
油圧アクチユエータの一例としての単動型油圧シ
リンダ12によつて揺動操作するように構成する
と共に、第3図に示すように、前記ミツシヨンケ
ース8にステー13を介して取付けた第1ポテン
シヨメータ14によりリフトアーム6のミツシヨ
ンケース8に対する取付け高さを前記支軸7の回
転位置に基いて検出するように、前記ポテンシヨ
メータ14の回転操作軸14aを回転支軸7に同
芯状に連動連結してある。そして、第1図に示す
ように、ダイヤル15にこれの操作方向及び操作
量を検出するように連動させた第2ポテンシヨメ
ータ16、及び、前記第1ポテンシヨメータ14
を制御機構17を介して、前記シリンダ12の電
磁コントロールバルブ18をリフトアーム6の上
昇側に操作する回路19u、及び、前記コントロ
ールバルブ18をリフトアーム6の下降側に操作
する回路19dの夫々に連係してある。そして、
前記制御機構17を、両ポテンシヨメータ14,
16夫々からの入力値を比較し、両入力値に差が
あるとリフトアーム6を駆動させるべく判断し、
かつ、第2ポテンシヨメータ16からの入力値が
第1ポテンシヨメータ14からの入力値より大で
あるか小であるかによつてリフトアーム6の駆動
すべき方向を判断し、さらに、両入力値が同一で
あるとリフトアーム6を停止させるべく判断して
両バルブ操作回路19u,19dの夫々に信号出
力するように構成してある。つまり、ダイヤル1
5が操作されるに伴いダイヤル15の操作方向に
対応した下降側あるいは上昇側にダイヤル15の
操作量に比例したストロークだけリフトアーム6
が駆動されるように、両ポテンシヨメータ14,
16からの情報に基いてシリンダ12を自動操作
するように構成してあり、ダイヤル15の回動操
作によつて、かつ、ポジシヨン制御によつてリフ
トアーム6を揺動操作するようにしてある。
操作アーム11をミツシヨンケース8に内装した
油圧アクチユエータの一例としての単動型油圧シ
リンダ12によつて揺動操作するように構成する
と共に、第3図に示すように、前記ミツシヨンケ
ース8にステー13を介して取付けた第1ポテン
シヨメータ14によりリフトアーム6のミツシヨ
ンケース8に対する取付け高さを前記支軸7の回
転位置に基いて検出するように、前記ポテンシヨ
メータ14の回転操作軸14aを回転支軸7に同
芯状に連動連結してある。そして、第1図に示す
ように、ダイヤル15にこれの操作方向及び操作
量を検出するように連動させた第2ポテンシヨメ
ータ16、及び、前記第1ポテンシヨメータ14
を制御機構17を介して、前記シリンダ12の電
磁コントロールバルブ18をリフトアーム6の上
昇側に操作する回路19u、及び、前記コントロ
ールバルブ18をリフトアーム6の下降側に操作
する回路19dの夫々に連係してある。そして、
前記制御機構17を、両ポテンシヨメータ14,
16夫々からの入力値を比較し、両入力値に差が
あるとリフトアーム6を駆動させるべく判断し、
かつ、第2ポテンシヨメータ16からの入力値が
第1ポテンシヨメータ14からの入力値より大で
あるか小であるかによつてリフトアーム6の駆動
すべき方向を判断し、さらに、両入力値が同一で
あるとリフトアーム6を停止させるべく判断して
両バルブ操作回路19u,19dの夫々に信号出
力するように構成してある。つまり、ダイヤル1
5が操作されるに伴いダイヤル15の操作方向に
対応した下降側あるいは上昇側にダイヤル15の
操作量に比例したストロークだけリフトアーム6
が駆動されるように、両ポテンシヨメータ14,
16からの情報に基いてシリンダ12を自動操作
するように構成してあり、ダイヤル15の回動操
作によつて、かつ、ポジシヨン制御によつてリフ
トアーム6を揺動操作するようにしてある。
第3図に示すように、前記ステー13にスイツ
チ20を取付けると共に、スイツチ操作用カム2
1を前記支軸7に一体回転するように取付けて、
前記制御機構17によつて操作させるべき設定上
昇限界L1以下にリフトアーム6が在る通常事態、
前記設定上昇限界L1より高い設定停止位置L1に
リフトアーム6が上昇された第1異状事態、及
び、前記設定停止位置L1より高レベルにリフト
アーム6が上昇された第2異常事態の夫々を前記
スイツチ20により前記支軸7の回転位置に基い
て検出するように構成してある。すなわち、リフ
トアーム6が前記設定上昇限界L1以下に在ると、
第4図に示す如きカム21の第1周面カム部21
aがスイツチ20に対向し、第1図に示す第1端
子20aが入りで第2端子20bが切りである第
1状態にスイツチ20が在るように、かつ、前記
第1異常事態が生じると、カム21の第2周面カ
ム部21bがスイツチ20を押圧操作し、第1及
び第2端子20a,20bが共に切りになる第2
状態にスイツチ20がなるように、さらに、前記
第2異常事態が生じると、カム21の第3周面カ
ム部21cがスイツチ20をさらに押圧操作し、
第1端子20aが切りで第2端子20bが入りに
なる第3状態にスイツチ20がなるようにしてあ
る。そして、第1図に示すように、前記制御機構
17と上昇側バルブ操作回路19uとの間にアン
ド回路22を、制御機構17と下降側バルブ操作
回路19dとの間にオアー回路23を夫々設ける
と共に、前記第1端子20aを反転器24を介し
て前記アンド回路22に、かつ、前記第2端子2
0bを反転器24を介して前記オアー回路23に
夫々連係して、スイツチ20による検出結果に基
いて前記制御機構17によるシリンダ12の操作
を可能にしたり、制御機構17からの信号に優先
してシリンダ12を操作する自動操作機構25を
構成してある。つまり、前記通常事態の検出状態
にスイツチ20が在ると、アンド回路22と検出
スイツチ20の連係回路25が入りでオアー回路
23と検出スイツチ20の連係回路27が切りで
あることにより、一対のバルブ操作回路19u,
19d夫々が制御機構17からの信号に基いて作
動することを可能にするのである。そして、前記
第1異常事態の検出状態にスイツチ20が在る
と、一対の前記連係回路26,27が共に切りで
あることにより、制御機構17からの信号に基い
て下降側バルブ操作回路19dが作動することを
可能にするが、制御機構17からの上昇操作信号
にかかわらず上昇側バルブ操作回路19uを停止
状態に操作するのである。そして、前記第2異常
状態の検出状態にスイツチ20が在ると、前記連
係回路26が切りで前記連係回路27が入りであ
ることにより、制御機構17からの上昇操作信号
あるいは停止操作信号にかかわらず下降側バルブ
操作回路19dを下降作動状態に操作するのであ
る。そして、第2図に示す如くシリンダ12のピ
ストン12aとピストンロツド12bが接当式で
あることに起因して持ち上げ状態の耕耘装置4が
走行振動のために跳ね上がつても、リフトアーム
6の上昇限界を定めるミツシヨンケースストツパ
ー部8aに操作アーム11が衝突しないものに前
記停止位置L1を設定してあり、たとえ第1ポテ
ンシヨメータ14に作動不良や位置ずれが生じて
も、併わせて、リフトアーム6の上昇速度を速く
調節されて上昇駆動されるリフトアーム6が停止
時に停止目標位置から上り過ぎる事があつても、
上昇操作されたリフトアーム6が前記自動操作機
構25により前記設定停止位置L2に停止され、
シリンダ12の側への供給圧油がコントロールバ
ルブ18の中立位置を通つてタンクに戻るよう
に、かつ、耕耘装置4の跳ね上がりに起因する操
作アーム11とストツパー部8aの衝突を回避で
きるように配慮してある。
チ20を取付けると共に、スイツチ操作用カム2
1を前記支軸7に一体回転するように取付けて、
前記制御機構17によつて操作させるべき設定上
昇限界L1以下にリフトアーム6が在る通常事態、
前記設定上昇限界L1より高い設定停止位置L1に
リフトアーム6が上昇された第1異状事態、及
び、前記設定停止位置L1より高レベルにリフト
アーム6が上昇された第2異常事態の夫々を前記
スイツチ20により前記支軸7の回転位置に基い
て検出するように構成してある。すなわち、リフ
トアーム6が前記設定上昇限界L1以下に在ると、
第4図に示す如きカム21の第1周面カム部21
aがスイツチ20に対向し、第1図に示す第1端
子20aが入りで第2端子20bが切りである第
1状態にスイツチ20が在るように、かつ、前記
第1異常事態が生じると、カム21の第2周面カ
ム部21bがスイツチ20を押圧操作し、第1及
び第2端子20a,20bが共に切りになる第2
状態にスイツチ20がなるように、さらに、前記
第2異常事態が生じると、カム21の第3周面カ
ム部21cがスイツチ20をさらに押圧操作し、
第1端子20aが切りで第2端子20bが入りに
なる第3状態にスイツチ20がなるようにしてあ
る。そして、第1図に示すように、前記制御機構
17と上昇側バルブ操作回路19uとの間にアン
ド回路22を、制御機構17と下降側バルブ操作
回路19dとの間にオアー回路23を夫々設ける
と共に、前記第1端子20aを反転器24を介し
て前記アンド回路22に、かつ、前記第2端子2
0bを反転器24を介して前記オアー回路23に
夫々連係して、スイツチ20による検出結果に基
いて前記制御機構17によるシリンダ12の操作
を可能にしたり、制御機構17からの信号に優先
してシリンダ12を操作する自動操作機構25を
構成してある。つまり、前記通常事態の検出状態
にスイツチ20が在ると、アンド回路22と検出
スイツチ20の連係回路25が入りでオアー回路
23と検出スイツチ20の連係回路27が切りで
あることにより、一対のバルブ操作回路19u,
19d夫々が制御機構17からの信号に基いて作
動することを可能にするのである。そして、前記
第1異常事態の検出状態にスイツチ20が在る
と、一対の前記連係回路26,27が共に切りで
あることにより、制御機構17からの信号に基い
て下降側バルブ操作回路19dが作動することを
可能にするが、制御機構17からの上昇操作信号
にかかわらず上昇側バルブ操作回路19uを停止
状態に操作するのである。そして、前記第2異常
状態の検出状態にスイツチ20が在ると、前記連
係回路26が切りで前記連係回路27が入りであ
ることにより、制御機構17からの上昇操作信号
あるいは停止操作信号にかかわらず下降側バルブ
操作回路19dを下降作動状態に操作するのであ
る。そして、第2図に示す如くシリンダ12のピ
ストン12aとピストンロツド12bが接当式で
あることに起因して持ち上げ状態の耕耘装置4が
走行振動のために跳ね上がつても、リフトアーム
6の上昇限界を定めるミツシヨンケースストツパ
ー部8aに操作アーム11が衝突しないものに前
記停止位置L1を設定してあり、たとえ第1ポテ
ンシヨメータ14に作動不良や位置ずれが生じて
も、併わせて、リフトアーム6の上昇速度を速く
調節されて上昇駆動されるリフトアーム6が停止
時に停止目標位置から上り過ぎる事があつても、
上昇操作されたリフトアーム6が前記自動操作機
構25により前記設定停止位置L2に停止され、
シリンダ12の側への供給圧油がコントロールバ
ルブ18の中立位置を通つてタンクに戻るよう
に、かつ、耕耘装置4の跳ね上がりに起因する操
作アーム11とストツパー部8aの衝突を回避で
きるように配慮してある。
耕耘装置4は田植機やブラウ等に変更可能であ
り、これらを作業装置4と称する。
り、これらを作業装置4と称する。
前記ダイヤル15を揺動レバーに変更して実施
してもよく、これらを操作具15と総称する。
してもよく、これらを操作具15と総称する。
前記スイツチ20に替え、前記第1及び第2異
常事態を各別に検出する一対のスイツチ等を採用
してもよく、これらをセンサー20と総称する。
常事態を各別に検出する一対のスイツチ等を採用
してもよく、これらをセンサー20と総称する。
図面は本発明に係る農用トラクターのリフトア
ーム操作構造の実施例を示し、第1図は電気回路
図、第2図はリフトアーム駆動部の断面図、第3
図はポテンシヨメータ配設部の一部切欠き正面
図、第4図は検出スイツチ配設部の一部切欠き側
面図、第5図は乗用耕耘機の一部切欠き側面図で
ある。 4……作業装置、6……リフトアーム、12…
…油圧アクチユエータ、14……第1ポテンシヨ
メータ、15……操作具、16……第2ポテンシ
ヨメータ、17……制御機構、20……センサ
ー、25……自動操作機構、L1……設定上昇限
界、L2……設定停止位置。
ーム操作構造の実施例を示し、第1図は電気回路
図、第2図はリフトアーム駆動部の断面図、第3
図はポテンシヨメータ配設部の一部切欠き正面
図、第4図は検出スイツチ配設部の一部切欠き側
面図、第5図は乗用耕耘機の一部切欠き側面図で
ある。 4……作業装置、6……リフトアーム、12…
…油圧アクチユエータ、14……第1ポテンシヨ
メータ、15……操作具、16……第2ポテンシ
ヨメータ、17……制御機構、20……センサ
ー、25……自動操作機構、L1……設定上昇限
界、L2……設定停止位置。
Claims (1)
- 1 作業装置4を昇降自在に連結するリフトアー
ム6の対機体取付け高さを検出する第1ポテンシ
ヨメータ14、及び、前記リフトアーム6に対す
る操作具15の操作量を検出する第2ポテンシヨ
メータ16を設けると共に、前記リフトアーム6
が前記操作具15の操作量に比例したストローク
だけ駆動されるように、前記両ポテンシヨメータ
14,16からの情報に基いてリフトアーム駆動
用油圧アクチユエータ12を自動操作する制御機
構17を設けた農用トラクターのリフトアーム操
作構造であつて、前記制御機構17によつて操作
させるべき設定上昇限界L1より高い設定停止位
置L2に前記リフトアーム6が上昇された第1事
態、及び、前記設定停止位置L1よりも高レベル
に前記リフトアーム6が上昇された第2事態を検
出するセンサー20を設けると共に、前記第1事
態の検出状態に前記センサー20が在ると前記制
御機構17に優先して前記油圧アクチユエータ1
2を自動的に停止操作し、かつ、前記第2事態の
検出状態に前記センサー20が在ると前記制御機
構17に優先して前記油圧アクチユエータ12を
自動的にリフトアーム下降側に操作する機構25
を設けてある農用トラクターのリフトアーム操作
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413284A JPS6163204A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 農用トラクタ−のリフトア−ム操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413284A JPS6163204A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 農用トラクタ−のリフトア−ム操作構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163204A JPS6163204A (ja) | 1986-04-01 |
JPH0370446B2 true JPH0370446B2 (ja) | 1991-11-07 |
Family
ID=16147932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18413284A Granted JPS6163204A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 農用トラクタ−のリフトア−ム操作構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6163204A (ja) |
-
1984
- 1984-09-03 JP JP18413284A patent/JPS6163204A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6163204A (ja) | 1986-04-01 |
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