JPH0370410B2 - - Google Patents

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JPH0370410B2
JPH0370410B2 JP57142054A JP14205482A JPH0370410B2 JP H0370410 B2 JPH0370410 B2 JP H0370410B2 JP 57142054 A JP57142054 A JP 57142054A JP 14205482 A JP14205482 A JP 14205482A JP H0370410 B2 JPH0370410 B2 JP H0370410B2
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Japan
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signal
delay
circuit
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sum
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JP57142054A
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JPS5932215A (ja
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Seiichiro Iwase
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS5932215A publication Critical patent/JPS5932215A/ja
Publication of JPH0370410B2 publication Critical patent/JPH0370410B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なデイジタル信号処理回路及びそ
のデイジタル信号処理回路を用いた多段積和回路
に関するものであり、特にデイジタルフイルタに
用いるようにつくられた回路を多数組合せること
によつて多段積和回路を構成することのできるよ
うにすることのできる新規なデイジタル信号処理
回路を提供し、更にはデイジタルフイルタに用い
るにも多段積和回路に用いるにも適した新規なデ
イジタル信号処理回路を提供しようとするもので
あり、又、その新規なデイジタル信号処理回路を
用いた新規な多段積和回路を提供しようとするも
のである。
背景技術とその問題点 高度なデイジタル技術を駆使した装置例えばデ
イジタルカラービデオカメラ等にはデイジタルフ
イルタが非常に数多く用いられるが、又、多段積
和回路、即ち、複数対の数X0とY0とを、X1とY1
とを、X2とY2とを、……互いに乗算し、その各
積X0・Y0、X1・Y1、X2・Y2、……を互いに加
算してX0・Y0+X1・Y1+X2・Y2+……を求め
る回路もカラーエンコーダ、マトリツクス等広い
範囲にわたつて利用され、非常に多く用いられ
る。ところで、そのデイジタルフイルタ及び多段
積和回路を個々に設計、製造することは非常に装
置の高価格化を招く。
発明の目的 しかして、本発明は、デイジタルフイルタに用
いるようにつくられた回路を多数組合せることに
よつて多段積和回路を構成することのできるよう
にすることのできる新規なデイジタル信号処理回
路を提供し、更にはデイジタルフイルタに用いる
にも多段積和回路に用いるにも適した新規なデイ
ジタル信号処理回路を提供しようとするものであ
り、又、その新規なデイジタル信号処理回路を用
いた新規な多段積和回路を提供しようとするもの
である。
発明の構成 上記目的を達成するための本発明デイジタル信
号処理回路の複数ビツトの被乗数信号をその最下
位ビツトから上位ビツトに行く程単位遅延量ずつ
遅延量が多くなるように遅延させる(以下これを
単に「上位ビツト程単位遅延量ずつ多く遅延させ
る」と表現する)被乗数信号遅延回路と、複数ビ
ツトの乗数信号を上位ビツト程単位遅延量ずつ多
く遅延させる乗数信号遅延回路と、上記各遅延回
路から出力された被乗数信号と乗数信号とを乗算
する乗算部と、該乗算部から出力された積信号を
単位遅延量遅延させる遅延回路と、上記乗算部か
ら出力された積信号と上記遅延回路によつて遅延
された積信号とを受け、そのうちからセレクト信
号によつて指定された方の積信号を送出するセレ
クタと、該セレクタから出力された信号を別の複
数ビツトの被加数信号に加算する加算部と、該加
算部から出力された和信号の各ビツトの信号に対
して等しく単位遅延量の遅延を与える和信号遅延
回路とを1つの半導体チツプに形成してなること
を特徴とするものである。又、本発明多段積和回
路は、複数ビツトの被乗数信号を上位ビツト程単
位遅延量ずつ多く遅延させる被乗数信号遅延回路
と、複数ビツトの乗数信号を上位ビツト程単位遅
延量ずつ多く遅延させる乗数信号遅延回路と、上
記各遅延回路から出力された被乗数信号と乗数信
号とを乗算する乗算部と、該乗算部から出力され
た積信号を単位遅延量遅延させる遅延回路と、上
記乗算部から出力された積信号と上記遅延回路に
よつて遅延された積信号とを受け、そのうちから
セレクト信号によつて指定された方の積信号を送
出するセレクタと、該セレクタから出力された信
号を別の複数ビツトの被加数信号に加算する加算
部と、該加算部から出力された和信号の各ビツト
の信号に対して等しく単位遅延量の遅延を与える
和信号遅延回路と、からなるデイジタル信号処理
回路を複数対備えた多段積和回路であつて、上記
各対のデイジタル信号処理回路の一方は前記セレ
クタが前記乗算部から直接に受けた積信号を送出
する状態にされ、他方は前記セレクタが前記乗算
部から前記遅延回路を介して受けた積信号を送出
する状態にされ、上記一方のデイジタル信号処理
回路の和信号遅延回路から出力された和信号が上
記他方のデイジタル信号処理回路に前記被加数信
号として入力されるようにされ、更に、上記各対
のデイジタル信号処理回路のうちの前記他方のデ
イジタル信号処理回路の出力信号どうしを加算す
る加算手段と、該加算手段の出力信号に対して下
位ビツト程単位遅延量ずつ多く遅延させる遅延回
路とを備えたことを特徴とするものである。
実施例 以下に、本発明を添付図面に示した実施例に従
つて詳細に説明する。
第1図は本発明デイジタル信号処理回路の実施
の一例1を示すものであり、同図において、2は
被乗数信号遅延回路、3は乗数信号遅延回路で、
該遅延回路2及び3は入力された被乗数信号及び
乗数信号を上位ビツト程単位遅延量ずつ遅延量が
大きくなるように遅延させる働きをする。
第2図aは遅延回路2,3の一例を示す回路図
である。4,4……は遅延回路2,3を構成する
遅延素子である。この遅延回路2,3は、ビツト
0の信号が0、ビツト1の信号が単位遅延量、ビ
ツト2の信号が単位遅延量の2倍遅延するという
ように、上位ビツトの信号程単位遅延量ずつ遅延
量が大きくなるようにされている。このように、
多数ビツトのデイジタル信号を上位ビツト程遅延
させるのは後述する乗算部、加算部を低速論理素
子によつて形成することができるようにするため
である。
即ち、デイジタルカラービデオカメラ回路等に
おいては一般に複数ビツト、例えば8ビツトのデ
ータどうしの加算あるいは乗算等をする演算器に
は非常に高速の論理素子例えばTTLやECLを用
いる必要がある。というのは、複数ビツトの信号
どうしを演算する場合は、一般に、先ず最下位ビ
ツトどうしの演算をし、キヤリーの有無が確定し
てからそれより1つ上位のビツトどうしを演算を
するというように下位ビツトの演算が終了してか
ら上位ビツトの演算に移らなければならず、全ビ
ツトを同時に演算することはできない。勿論、キ
ヤリールツクアヘツド回路を有する演算器を使用
すれば全ビツトを同時に演算することができる
が、この場合にはキヤリールツクアヘツド回路を
設けなければならないので演算器は大型化してし
まい、カラービデオカメラ回路の小型化が制約さ
れてしまうので好ましくない。そのため、下位ビ
ツトから上位ビツトの順で演算を行うような演算
器を用いた場合には例えば8ビツトのデータの演
算処理をカラーサブキヤリア信号の周波数の例え
ば4倍の周波数を有するクロツクパルスの1周期
内で行わなければならない。従つて、演算器は
TTLやECL等の高速素子を用いる必要があり、
そのため演算器の高集積化、低電力化が制約を受
ける。そこで、本発明においては、遅延素子4,
4,……を用いて上位ビツトほど遅延量が大きく
なるようにし、それによつて演算器における演算
をクロツクパルスの1周期あたり1ビツトの処理
速度で行うようにするのである。従つて、本デイ
ジタル信号処理回路1はコンプリメンタリMOS
等の低速論理素子により構成することができる。
5は乗算部で、遅延回路2及び3から出力され
た被乗数信号A及び乗数信号Bを互いに乗算す
る。この乗算部5からは2の補数コードで2n−
1ビツトの積信号A・Bが最下位ビツトから上位
ビツトの順に出力される。6は遅延回路で、積信
号A・Bの各ビツトの信号に対して等しく単位遅
延量の遅延を与える。7はセレクタで、積信号
A・Bを乗算部5から直接受けると共に遅延回路
6によつて遅延された積信号A・Bも受け、その
2つの積信号A・Bのうちからセレクト信号によ
つて指定された積信号A・Bの方を送出する。8
は被加数信号Cに対してセレクタ7から出力され
た積信号A・Bを加算する加算部、9は該加算部
8から出力された和信号の各ビツト信号に対して
等しく単位遅延量の遅延を与える和信号遅延回路
である。Dは和信号遅延回路9の出力信号であ
る。これ等各回路2〜9は1つの半導体チツプに
形成されている。
第3図a,bは第1図に示したデイジタル信号
処理回路1の2つの状態における実質的回路の回
路構成を示すものである。同図aはデイジタル信
号処理回路1のセレクタ7を乗算部5から直接取
り込んだ積信号A・Bを送出する状態にすること
によつて得られた積和回路1aを示し、同図bは
同じくセレクタ7を遅延回路6によつて遅延され
た積信号A・Bを送出する状態にすることによつ
て得られた積和回路1bを示す。
第4図は実質的回路構成を積和回路1aのよう
に構成した5つのデイジタル信号処理回路1d0
d1……を用いた5タツプのFIR型デイジタルフ
イルタを示すものである。デイジタルフイルタを
構成する積和回路1a0〜1a4はそれぞれ共通して
入力信号Xを被乗数信号Aとして受け、そして定
数信号h0〜h4を乗数信号Bとして受ける。そし
て、第1段目の積和回路1a0は加算部8の被加数
信号C入力側が接地され、即ち、被加数信号Cが
「0」にされている。そして、1a0の出力信号D
が第2段目の積和回路1a1に被加数信号Cとして
入力され、その積和回路1a1の出力信号が第3段
目の積和回路1a2に被加数信号Cとして入力され
るというようにして積和回路1a0〜1a4が縦続的
に接続されており、Yはこのデイジタルフイルタ
の出力信号である。
第5図は積和回路1a0,1a1,1a2,1a3と積
和回路1b0,1b1,1b2,1b3とを一部として用
いた多段積和回路を示したものである。この多段
積和回路は4対の積和回路1a0と1b0,1a1と1
b1,1a2と1b2,1a3と1b3及び、加算回路10
a1,10a2と、加算回路10bとからなり、各積
和回路1a0,1b0,1a1,1b1,1a2,1b2,1
a3,1b3に対して被乗数信号として信号X0、X1
X2、X3、X4、X5、X6、X7が入力され、乗数信
号としてY0、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7
入力されるようになつている。各積和回路1a0
1a1,1a2,1a3の各加算部8の被加数信号C入
力側が接地され、即ち、被加数信号Cが「0」に
なるようにされ、和信号遅延回路9の出力信号が
該積和回路1a0,1a1,1a2,1a3と対を成す積
和回路1b0,1b1,1b2,1b3へ被入力信号Cと
して入力されるようにされている。
積和回路1b0の出力信号と積和回路1b1の出力
信号とは加算回路10a1にて互いに加算され、
又、積和回路1b2の出力信号と積和回路1b3の出
力信号とは加算回路10a2にて互いに加算される
ようになつており、更に加算回路10a1の出力信
号と加算回路10a2の出力信号とは加算回路10
bにおいて互いに加算されるようになつている。
加算回路10a1及び10a2は、それぞれ被加数
信号の各ビツトの信号に対して等しく単位遅延量
の遅延を与える被加数信号遅延回路11と、加数
信号の各ビツトの信号に対して等しく単位遅延量
の遅延を与える加数信号遅延回路12と、該2つ
の遅延回路11,12の出力信号どうしを互いに
加算する加算部13と、該加算部13の出力信号
の各ビツトの信号に対して等しく単位遅延量の遅
延を与える遅延回路23と、からなる。該加算回
路10a1の出力信号と加算回路10a2の出力信号
とは加算回路10bにおいて互いに加算される。
該加算回路10bは被加数信号の各ビツトの信
号に対して等しく単位遅延量の遅延を与える被加
数信号遅延回路14と、加数信号の各ビツトの信
号に対して等しく単位遅延量の遅延を与える加数
信号遅延回路15と、該2つの遅延回路14及び
15の出力信号どうしを加算する加算部16と、
該加算部16から出力された信号に対して最上位
ビツト下位ビツトから下位ビツトに行く程単位遅
延量ずつ遅延量が大きくなるような遅延を与える
遅延回路17と、からなる。該遅延回路17は第
2図bに示すように構成された加算部16から単
位遅延時間経過する毎に下位ビツトから上位ビツ
トの順で出力された信号に対して下位ビツト程大
きく遅延させることによつて全ビツトの信号が同
時に出力されるようにするものである。
このような第5図に示した多段積和回路によれ
ばX0・Y0+X1・Y1+X2・Y2+X3・Y3+X4・Y4
+X5・Y5+X6・Y6+X7・Y7を求めることがで
きる。
このように、乗算部5から出力された積信号を
直接加算部8に入力するようにした積和回路1a
と、その積信号を単位遅延量遅延させる遅延回路
6を介して加算部8に入力するようにした積和回
路1bとを縦続的に接続するようにするのは次の
理由による。即ち、X1、Y1、X3、Y3、X5、Y5
X7、Y7、を受ける積和回路(1b0,1b1,1b2
1b3がそれに対応するが、ここで想定している積
和回路は1b0,1b1,1b2,1b3から遅延回路6
を除いたものである。)の加算部8への積信号
X1・Y1、X3・Y3、X5・Y5、X7・Y7の到達タイ
ミングと、加算部8への積信号X0・Y0、X2
Y2、X4・Y4、X6・Y6の到達タイミングとを同じ
ビツトどうしについて比較すると、前者、即ち積
信号X1・Y1,X3・Y3、X5・Y5、X7・Y7の方が
単位遅延量分早くなつてしまうことになり、正し
い加算処理ができなくなる。そこで、遅延回路6
によつて乗算部5からの積信号X1・Y1、X3
Y3、X5・Y5、X7・Y7の各ビツトの信号を等しく
単位遅延量遅延させるようにして、積信号X0
Y0、X2・Y2、X4・Y4、X6・Y6と積信号X1
Y1、X3・Y3、X5・Y5、X7・Y7との遅延量を同
じにするのである。
第5図に示すように多段積和回路を構成した場
合には、n段の積和回路1.5n−1個のデイジタル
信号処理回路1及び10によつて構成することが
でき、使用するICの数を比較的少なくすること
ができる。
尚、多段積和回路を構成するのに第1図に示し
たデイジタル信号処理回路1を用いた場合にはそ
れとは別に加算回路10a1,10a2と加算回路1
0bとを必要とする。
しかして、第6図は1種類で多段積和回路を構
成することのできるようにした本発明デイジタル
信号処理回路の別の実施例1′を示すものである。
この実施例1′においては被乗数信号A及び乗数信
号Bを遅延回路2′,3′乗算部5′及び遅延回路
6′を経由させることなく遅延回路18を介して
セレクタ7′に入力するようにされている。この
遅延回路18は被乗数信号Aを上位側ビツトの信
号Uとして、乗数信号Bを下位側ビツトの信号L
として受け入れ、そしてその被乗数信号Aと乗数
信号Bとからなる1つの信号の各ビツトの信号に
対して等しく単位遅延量の遅延を与える働きをす
る。又、加算部8′の被加数信号C入力側には被
加数信号Cの各ビツトの信号に対して等しく単位
遅延量の遅延を与える被加数信号遅延回路19
と、セレクタ20と設けられている。該セレクタ
20は被加数信号遅延回路19によつて遅延され
た被加数信号Cと、被加数信号遅延回路19を経
由しない、従つて遅延されない被加数信号Cとを
受けてそのうちからセレクト信号によつて指定さ
れた方の信号を加算部8′へ送出する働きをする。
更に又、加算部8′の出力側には加算部8′から出
力された和信号の各ビツトの信号に対して等しく
単位遅延量の遅延を与える和信号遅延回路9′の
ほか、その和信号に対して下位ビツト程単位遅延
量ずつ大きく遅延するような遅延を与える和信号
遅延回路21及びセレクタ22が設けられてい
る。該セレクタ22はその2つの和信号遅延回路
9′と21との2つの出力信号を受け、そのうち
からセレクト信号によつて指定された出力信号を
送出する。
このデイジタル信号処理回路1′は、セレクタ
7′を乗算部5′から直接受けたところの遅延回路
6′を経由しない積信号A・Bを送出する状態に
し、セレクタ20を遅延回路19による遅延のな
い被加数信号Cを送出する状態にし、セレクタ2
2を和信号遅延回路9′を送出する状態にすると、
第3図aに示すような積和回路1aとなる。又、
上記状態からセレクタ7′を遅延回路6′の出力信
号を送出する状態に切換えれば第3図bに示すよ
うな積和回路1bとなる。更にセレクタ7′を遅
延回路18の出力信号を送出する状態にし、更に
セレクタ20を被加数信号遅延回路19の出力信
号を送出する状態に切換えれば、第5図の加算回
路10a1,10a2と同じ回路となり、更に又、セ
レクタ22を和信号遅延回路21の出力信号を送
出する状態にすると、第5図の加算回路10bと
同じ回路になる。従つて、1種類のデイジタル信
号処理回路1′によつて多段積和回路を構成する
ことができる。
以上に述べたデイジタル信号処理回路1,1′
及び多段積和回路は本発明デイジタル信号処理回
路及び本発明多段積和回路のあくまで実施例にす
ぎず、本発明は種々の態様で実施することがで
き、本発明は上述したものに限定されない。
以上に述べたように、本発明デイジタル信号処
理回路のは、複数ビツトの被乗数信号を上位ビツ
ト程単位遅延量ずつ多く遅延させる被乗数信号遅
延回路と、複数ビツトの乗数信号を上位ビツト程
単位遅延量ずつ遅延させる乗数信号遅延回路と、
上記各遅延回路から出力された被乗数信号と乗数
信号とを乗算する乗算部と、該乗算部から出力さ
れた積信号を単位遅延量遅延させる遅延回路と、
上記乗算部から出力された積信号と上記遅延回路
によつて遅延された積信号とを受け、そのうちか
らセレクト信号によつて指定された方の信号を送
出するセレクタと、該セレクタから出力された信
号を別の複数ビツトの被加数信号に加算する加算
部と、該加算部から出力された和信号の各ビツト
の信号に対して等しく単位遅延量の遅延を与える
和信号遅延回路とを1つの半導体チツプに形成し
てなることを特徴とするものであり、このような
デイジタル信号処理回路はセレクト信号を適宜に
変えることによつて例えば第3図aに示す積和回
路1aのようにすることも、同図bに示す積和回
路1bのようにすることもでき、デイジタルフイ
ルタにも多段積和回路にも適用することができ
る。
又、本発明多段積和回路は、複数ビツトの被乗
数信号を上位ビツト程単位遅延量ずつ多く遅延さ
せる被乗数信号遅延回路と、複数ビツトの乗数信
号を上位ビツト程単位遅延量ずつ多く遅延させる
乗数信号遅延回路と、上記各遅延回路から出力さ
れた被乗数信号と乗数信号とを乗算する乗算部
と、該乗算部から出力された積信号を単位遅延量
遅延させる遅延回路と、上記乗算部から出力され
た積信号と上記遅延回路によつて遅延された積信
号とを受け、そのうちからセレクト信号によつて
指定された方の積信号を送出するセレクタと、該
セレクタから出力された信号を別の複数ビツトの
被加数信号に加算する加算部と、該加算部から出
力された和信号の各ビツトの信号に対して等しく
単位遅延量の遅延を与える和信号遅延回路と、か
らなるデイジタル信号処理回路を複数対備えた多
段積和回路であつて、上記各対のデイジタル信号
処理回路の一方は前記セレクタが前記乗算部から
直接に受けた積信号を送出する状態にされ、他方
は前記セレクタが前記乗算部から前記遅延回路を
介して受けた積信号を送出する状態にされ、上記
一方のデイジタル信号処理回路の和信号遅延回路
から出力された和信号が上記他方のデイジタル信
号処理回路に前記被加数信号として入力されるよ
うにされ、さらに、上記各対のデイジタル信号処
理回路のうちの前記他方のデイジタル信号処理回
路の出力信号どうしを加算する加算手段と、該加
算手段の出力信号に対して下位ビツト程単位遅延
量ずつ多く遅延させる遅延回路とを備えたことを
特徴とするものであり、これによれば本発明デイ
ジタル信号処理回路を利用して多段積和回路を簡
単に構成することができ、又、構成するICの数
も少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明デイジタル信号処理回路の実施
例の一例を示すブロツク図、第2図a及びbはそ
れぞれ遅延回路を示すブロツク図、第3図a,b
は第1図に示したデイジタル信号処理回路の2つ
の状態における実質的回路構成を示すブロツク
図、第4図は本発明デイジタル信号処理回路を用
いたデイジタルフイルタの一例を示すブロツク
図、第5図は本発明デイジタル信号処理回路を用
いた多段積和回路の一例を示すブロツク図、第6
図は本発明デイジタル信号処理回路の他の実施例
を示すブロツク図である。 符号の説明、1,1′……デイジタル信号処理
回路、2,2′……被乗数信号遅延回路、3,
3′……乗数信号遅延回路、5,5′……乗算部、
6,6′……遅延回路、7,7′……セレクタ、
8,8′……加算部、9,9′……和信号遅延回
路、10a1,10a2,10b……加算手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数ビツトの被乗数信号をその最下位ビツト
    から上位ビツトに行く程単位遅延量ずつ遅延量が
    多くなるように遅延させる被乗数信号遅延回路
    と、複数ビツトの乗数信号をその最下位ビツトか
    ら上位ビツトに行く程単位遅延量ずつ遅延量が多
    くなるように遅延させる乗数信号遅延回路と、上
    記各遅延回路から出力された被乗数信号と乗数信
    号とを乗算する乗算部と、該乗算部から出力され
    た積信号を単位遅延量遅延させる遅延回路と、上
    記乗算部から出力された積信号と上記遅延回路に
    よつて遅延された積信号とを受け、そのうちから
    セレクト信号によつて指定された方の信号を送出
    するセレクタと、該セレクタから出力された信号
    を別の複数ビツトの被加数信号に加算する加算部
    と、該加算部から出力された和信号の各ビツトの
    信号に対して等しく単位遅延量の遅延を与える和
    信号遅延回路とを1つの半導体チツプに形成して
    なることを特徴とするデイジタル信号処理回路。 2 複数ビツトの被乗数信号をその最下位ビツト
    から上位ビツトに行く程単位遅延量ずつ遅延量が
    多くなるように遅延させる被乗数信号遅延回路
    と、複数ビツトの乗数信号をその最下位ビツトか
    ら上位ビツトに行く程単位遅延量ずつ遅延量が多
    くなるように遅延させる乗数信号遅延回路と、上
    記各遅延回路から出力された被乗数信号と乗数信
    号とを乗算する乗算部と、該乗算部から出力され
    た積信号を単位遅延量遅延させる遅延回路と、上
    記乗算部から出力された積信号と上記遅延回路に
    よつて遅延された積信号とを受け、そのうちから
    セレクト信号によつて指定された方の積信号を送
    出するセレクタと、該セレクタから出力された信
    号を別の複数ビツトの被加数信号に加算する加算
    部と、該加算部から出力された和信号の各ビツト
    の信号に対して等しく単位遅延量の遅延を与える
    和信号遅延回路と、からなるデイジタル信号処理
    回路を複数対備えた多段積和回路であつて、上記
    各対のデイジタル信号処理回路の一方は前記セレ
    クタが前記乗算部から直接に受けた積信号を送出
    する状態にされ、他方は前記セレクタが前記乗算
    部から前記遅延回路を介して受けた積信号を送出
    する状態にされ、上記一方のデイジタル信号処理
    回路の和信号遅延回路から出力された和信号が上
    記他方のデイジタル信号処理回路に前記被加数信
    号として入力されるようにされ、さらに、上記各
    対のデイジタル信号処理回路のうちの前記他方の
    デイジタル信号処理回路の出力信号どうしを加算
    する加算手段と、該加算手段の出力信号をその最
    上位ビツトから下位ビツトに行く程単位遅延量ず
    つ遅延量が多くなるように遅延させる遅延回路と
    を備えたことを特徴とする多段積和回路。
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