JPH0369805B2 - - Google Patents

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JPH0369805B2
JPH0369805B2 JP61169690A JP16969086A JPH0369805B2 JP H0369805 B2 JPH0369805 B2 JP H0369805B2 JP 61169690 A JP61169690 A JP 61169690A JP 16969086 A JP16969086 A JP 16969086A JP H0369805 B2 JPH0369805 B2 JP H0369805B2
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JP
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article
rotating bodies
container
transfer device
loop
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Jinichi Yoshe
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば略箱状に形成された定形物
品が多量に収納された棚から所望の物品を選択的
に自動出庫するとともに、物品を棚の所定位置に
自動入庫するようにした保管管理システム等に使
用して好適する物品移し替え装置の改良に関す
る。
(従来の技術) 周知のように、多量のデータを記録し保管する
ための記録媒体としては、従来より、主として磁
気テープやフイルムまたはデイスク等が使用され
ている。このうち、磁気テープやフイルムの場合
には、それをロール状に巻回したものを複数巻棚
に収納し、また、デイスクの場合には、それを複
数枚棚に収納しておき、必要に応じて棚から選択
的に取り出してデータ再生を行なうようにするこ
とが、一般的に行なわれている。
ここで、近時、例えば大形のコンピユータシス
テム等にあつては、取り扱うデータの量が膨大な
ものとなつてきており、これに伴つて磁気テープ
やフイルムの巻数、またはデイスクの枚数等も非
常に多くなつてきている。このため、棚から所望
の磁気テープやフイルムまたはデイスクを検索し
て取り出す出庫作業や、データ再生の終了した磁
気テープやフイルムまたはデイスクを棚の元の位
置に戻す入庫作業が極めて困難なものとなつてき
ている。
このため、従来より、磁気テープやフイルムま
たはデイスク等の記録媒体の、棚に対する入出庫
作業を自動化するようにした保管管理システムが
考えられている。ところで、このような保管管理
システムにおいては、有機的なシステム構成で、
磁気テープやフイルムまたはデイスク等の多量の
物品を、正確にしかも無理なくすみやかに棚に対
して選択的に自動入出庫することができ、細部に
渡つて使用者のニーズに十分に答え得るような構
成とすることが要求される。
ところが、従来より考えられているこの種の保
管管理システムは、まだまだ開発途上にある段階
であり、入出庫を行なう一連の作業手順や所要時
間もさることながら、入出庫作業を行なうための
各部機構の構成や動作にも不都合な点が多々あ
り、使用者のニーズに十分に答え得るものではな
いという問題を有している。
そこで、従来より、上記のような要求に十分に
答え得る保管管理システムを実現するために、各
部機構の構成を改良することが強く要望されてい
る。例えば、上記保管管理システムは、複数の磁
気テープやフイルムまたはデイスク等の物品をそ
れぞれ収納し得る複数のコンテナを棚に収容して
おき、所望の物品に対応するコンテナを棚から取
り出し、この取り出されたコンテナと、使用者が
持ち運ぶための他のコンテナとの間で、物品移し
替え装置により物品の移し替え作業を行ない、物
品の入出庫を行なうようにしている。
しかしながら、従来の物品移し替え装置は、部
品点数が多く構成が複雑で経済的に不利であると
ともに動作時間が長く、保管管理システムに適用
した場合、到底上述したような要求を満足させる
ことができるものではないという問題を有してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来の物品移し替え装置は、構
成が複雑で動作時間が長くかかり保管管理システ
ムの性能を高め得るものではないという問題を有
している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされ
たもので、第1の物品収容位置にある定形物品を
持ち上げて第2の物品収容位置の上方まで移動さ
せて下ろすという方式の定形物品の移動を、部品
点数の少ない簡易な構成でしかもすみやかに短時
間で行なうことができ、保管管理システムに適用
してその性能の向上を促進させ得る極めて良好な
物品移し替え装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係る物品移し替え装置
は、水平方向に所定間隔離間して設定された第1
及び第2の物品収容位置相互間で、定形物品の移
し替えを行なうものを対象としている。
そして、第1及び第2の物品収容位置の上方に
設置され、該第1及び第2の物品収容位置に跨が
つて水平方向に設定された水平ガイド部を有する
支持部材と、 この支持部材の第1の物品収容位置の上方に対
応する位置に、上から垂直方向に並んで回転自在
に支持される第1及び第2の回転体と、 支持部材の第2の物品収容位置の上方で、第1
及び第2の回転体と水平になる各位置に、上から
垂直方向に並んで回転自在に支持される第3及び
第4の回転体と、 第1乃至第4の回転体のうちの1つに回転駆動
力を与える駆動源と、 第1乃至第4の回転体に架設されて略四角形状
のループを呈するように設置され、駆動源からの
回転駆動力によりループに沿つて循環的に走行さ
れるループ状部材と、 支持部材の水平ガイド部に水平方向に移動自在
に支持され、垂直方向に設定された垂直ガイド部
を有する可動部材と、 この可動部材の垂直ガイド部に垂直方向に移動
自在に支持されるとともに、ループ状部材の所定
位置に回転自在に連結され、定形物品を把持する
物品つかみ装置とを備え、 ループ状部材を所定方向に走行させて、物品つ
かみ装置を、第1及び第2の回転体相互間と第3
及び第4の回転体相互間とでそれぞれ昇降させる
とともに、第1及び第3の回転体相互間で水平方
向に移動させることにより、第1及び第2の物品
収容位置相互間で定形物品の移し替えを行なうよ
うに構成したものである。
(作用) そして、上記のような構成によれば、第1の物
品収容位置の上方に対応する位置に、上から垂直
方向に並んで回転自在に支持される第1及び第2
の回転体と、第2の物品収容位置の上方で、第1
及び第2の回転体と水平になる各位置に、上から
垂直方向に並んで回転自在に支持される第3及び
第4の回転体とに架設されて、略四角形状のルー
プを呈するように設置されたループ状部材を走行
させることにより、水平及び垂直方向に移動自在
に支持された物品つかみ装置を、第1及び第2の
回転体相互間と第3及び第4の回転体相互間とで
それぞれ昇降させるとともに、第1及び第3の回
転体相互間で水平方向に移動させるようにしたの
で、例えば第1の物品収容位置にある定形物品を
持ち上げて第2の物品収容位置の上方まで水平に
移動させて下ろすという方式の定形物品の移動
を、部品点数の少ない簡易な構成で、しかもすみ
やかに短時間で行なうことができ、また、故障が
生じにくくて動作の信頼性も高く保管管理システ
ムに適用してその性能の向上を促進させることが
できるものである。
(実施例) 以下、この発明を保管管理システムに適用した
場合の一実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。第12図は、上記保管理システムの全
体的な配置構成を示すものである。すなわち、図
中11〜13はそれぞれ棚で、図示のように、略
平行に3列配設されている。そして、これら棚1
1〜13は、複数の物品(例えばビデオテープが
収容される略箱状のパツケージ等)を収納するコ
ンテナを複数個収容し得るもので、各棚11〜1
3にはそれぞれ、その長手方向に29連、その高さ
方向に8段、コンテナが収容されるスペースを有
している。
また、各棚11〜13をそれぞれ挟むように、
スタツカークレーン14〜17が設置されてい
る。これらスタツカークレーン14〜17は、そ
れぞれ棚11〜13の長手方向に沿つて敷設され
たレール14a〜17a上を移動するとともに、
その載荷台14c〜17cが支柱14b〜17b
に沿つて上下動するもので、各棚11〜13から
のコンテナの取り出し、及び各棚11〜13への
コンテナの収納作業を行なうものである。
この場合、棚11に対するコンテナの入出庫作
業は、スタツカークレーン14,15のいずれで
も行なうことができる。また、棚12に対するコ
ンテナの入出庫作業は、スタツカークレーン1
5,16のいずれでも行なうことができる。さら
に、棚13に対するコンテナの入出庫作業は、ス
タツカークレーン16,17のいずれでも行なう
ことができるようになされている。
また、スタツカークレーン14は、棚11から
取り出したコンテナをステーシヨン18に搬送す
るとともに、ステーシヨン18に置かれたコンテ
ナを棚11に戻す作業を行なうものである。さら
に、スタツカークレーン15は、棚11,12か
ら取り出したコンテナをそれぞれステーシヨン1
8,19に搬送するとともに、ステーシヨン1
8,19に置かれたコンテナをそれぞれ棚11,
12に戻す作業を行なうようになされている。そ
して、スタツカークレーン16は、棚12,13
から取り出したコンテナをそれぞれステーシヨン
19,20に搬送するとともに、ステーシヨン1
9,20に置かれたコンテナをそれぞれ棚12,
13に戻す作業を行なうものである。また、スタ
ツカークレーン17は、棚13から取り出したコ
ンテナをステーシヨン20に搬送するとともに、
ステーシヨン20に置かれたコンテナを棚13に
戻す作業を行なうようになされている。
ここで、上記ステーシヨン18〜20の近傍に
は、移し替え装置21が設置されている。この移
し替え装置21は、ステーシヨン18〜20の配
列方向に沿つて敷設されたレール21a,21a
上を移動し、各ステーシヨン18〜20に対応す
る位置にそれぞれ到達し得るようになされてい
る。そして、上記移し替え装置21は、それ自体
にコンテナが搭載されるようになされており、該
移し替え装置21に搭載されたコンテナと、各ス
テーシヨン18〜20に置かれたコンテナとの間
で、物品の移し替え作業を行なうものである。
すなわち、この移し替え装置21は、例えばス
テーシヨン19に対応する位置に移動されている
とすると、移し替え装置21に搭載されたコンテ
ナ内の物品を、ステーシヨン19に置かれたコン
テナ内に選択的に移し替えたり、逆に、ステーシ
ヨン19に置かれたコンテナ内の物品を、移し替
え装置21に搭載されたコンテナ内に移し替えた
りする作業を行なうものである。
ここで、上記レール21aの一端部には、図示
しないバーコードリーダを備えた移載装置22が
設置されている。この移載装置22は、移し替え
装置21に搭載されたコンテナを図示しない台車
に移送したり、逆に、台車上のコンテナを移し替
え装置21に搭載するように移送する作業を行な
うものである。
さらに、上記バーコードリーダは、各物品にそ
れぞれ付設されるバーコードを読み取るものであ
る。このバーコードとは、例えばその物品が棚1
1〜13のどの位置にあるコンテナに収納される
かを示すロケーシヨンデータや、コンテナ内のど
の位置に収納されるかを示す小間No.データ等を有
しているものである。
そして、上記スタツカークレーン14〜17,
ステーシヨン18〜20,移し替え装置21及び
移載装置22等が、図示しないホストコンピユー
タ及びミニコンピユータ等を含む総制御装置によ
つて集中管理され、ここに所定の入出庫動作が行
なわれるようになるものである。
ここにおいて、上記移し替え装置21の詳細に
ついて説明する。第1図及び第2図において、2
3は略箱状に構成された本体で、その図中下面に
設けられたガイド部23a,23aが前記レール
21a,21aに嵌合されている。そして、この
本体23は、両レール21a,21a間に該レー
ル21a,21aに沿つて敷設され歯部が形成さ
れたレール23bに、モータ23cによつて回転
される歯車23dが歯合されることにより、レー
ル21a,21aに沿つて移動されるようになさ
れている。また、上記本体23の図中上面には、
前記台車から移載装置22を介して移送され、複
数の物品24を収納したコンテナ25が搭載され
ている。
さらに、上記本体23には、マスト26が設置
されている。このマスト26は、その一側面に設
置されたガイド部26a,26aが、本体23の
側面に設けられたレール23e,23eに嵌合さ
れることにより、本体23に支持されているもの
で、本体23内に設けられる動力部23fの動力
によつて、第2図中矢印方向に移動されるように
なされている。
ここで、上記マスト26の図中上部には、枠体
27が固着されており、この枠体27につかみ装
置28が移動自在に支持されている。そして、
今、移し替え装置21がステーシヨン18に対応
する位置にあるとすると、詳細な動作は後述する
が、前記棚11または12から取り出されステー
シヨン18上に置かれたコンテナ29内の物品2
4をつかみ装置28がつかんで、上記本体23上
に搭載されたコンテナ25内に移し替える出庫作
業や、コンテナ25内の物品24をつかみ装置2
8がつかんでコンテナ29内に移し替える入庫作
業等が行なわれるものである。
ここにおいて、上記枠体27は、第3図a,b
に示すように、板体を側面略コ字状に折曲形成し
てなるもので、その平面部には、4つの歯車30
〜33がそれぞれ回転自在に支持されている。そ
して、これら歯車30〜33には、ループ状にチ
エーン34が架設されている。
また、上記枠体27の平面部には、支持部27
aを介してモータ35が支持されている。そし
て、このモータ35の回転軸は歯車36に連結さ
れており、該歯車36と、上記歯車31に同軸的
かつ一体的に設けられる歯車37とが、チエーン
38で連結されることにより、モータ35の回転
力が歯車31に伝達されるようになされている。
ここで、第4図a,bに示すように、上記枠体
27には摺動部材39が支持されている。この摺
動部材39は、板体を側面略コ字状に折曲形成し
てなるもので、その図中上下端部に設置されたガ
イド部39a,39aが、上記枠体27の図中上
下端部に設けられたレール27b,27bに嵌合
されることにより、第4図a中矢印A方向にスラ
イド自在となされているものである。
また、上記摺動部材39には、図中縦方向にレ
ール39bが形成されている。そして、このレー
ル39bに、板体40が第4図a中矢印B方向に
スライド自在に支持されている。このため、板体
40は、枠体27の平面部に沿つて図中矢印A,
B方向に任意に移動可能となされているものであ
る。
ここで、上記板体40は、第5図に示すよう
に、連結機構41を介して前記チエーン34に連
結されている。この連結機構41は、第6図に示
すように、板体40に固定された略円筒形状のハ
ウジング42内に転がり軸受け43を介して軸4
4を回転自在に支持させ、この軸44の先端部
を、上記チエーン34を挟むように略コ字状に形
成されチエーン34に連結された連結具45に取
着することによつて、板体40とチエーン34と
を連結させるようにしているものである。
このため、上記モータ35が回転されると、そ
の回転方向に応じた方向にチエーン34が走行さ
れるようになり、これに伴つて、板体40がチエ
ーン34の走行経路に沿つて移動されるようにな
るものである。
なお、上記板体40は、その一端部に形成され
たガイド部40aが、上記摺動部材39のレール
39bに嵌合されることによつて支持されてい
る。そして、このガイド部40aとレール39b
とは、図示のように突部40bと凹部39cとが
嵌合されることによつて抜けが防止される。
また、上記板体40のうちハウジング42が取
り付けられている面と反対側の面には、前記つか
み装置28が取着される。このつかみ装置28
は、第7図に示すように、本体46から一対のア
ーム47,48が突設されてなるものである。そ
して、このアーム47,48は本体46に内蔵さ
れた図示されないモータの駆動力により、互いに
その間隔を広げたり狭くしたりすることができる
もので、両アーム47,48間に前記物品24を
挟装して把持することができるものである。
なお、上記本体46には、上記板体40に取り
付けるための取付板46aが設けられている。
上記のような構成において、前記ステーシヨン
18上に置かれたコンテナ29に収納された物品
24を、移し替え装置21の本体23上に搭載さ
れたコンテナ25内に移し替える動作について説
明する。まず、停止状態では、つかみ装置28が
上記歯車30と31との中間位置に保持されるよ
うに設定されている。そして、前述した総制御装
置からの移し替え指令によつて、マスト26が第
2図中矢印方向に移動されて、つかみ装置28
が、コンテナ29内の取り出すべき物品24に対
応する位置に移動される。
その後、モータ35が歯車36を第8図中反時
計方向に回転させるように回転される。すると、
第8図中矢印方向にチエーン34が走行され、つ
かみ装置28が水平移動した後、下降されるよう
になりコンテナ29内の所望の物品24が把持さ
れるようになる。
次に、第9図に示すように、モータ35が歯車
36を図中時計方向に回転させるように回転され
る。すると、チエーン34が図中矢印方向に走行
され、つかみ装置28が上昇して物品24をコン
テナ29内から離脱させた後、図中右方向に移動
される。そして、このつかみ装置28が図中右方
向に移動している間に、マスト26が第2図中矢
印方向に移動されて、つかみ装置28がコンテナ
25内の物品24を収納すべき位置に移動され
る。なお、マスト26の移動時間がつかみ装置2
8の水平移動時間よりも長くかかる場合には、モ
ータ35の回転を停止させ、つかみ装置28を歯
車30と31との間で待機させる。
このようにして、マスト26の移動が終了する
と、第10図に示すように、再びモータ35が歯
車36を図中時計方向に回転させるように回転さ
れ、チエーン34が図中矢印方向に走行されて、
つかみ装置28が水平移動した後、第11図に示
すように下降される。そして、物品24がコンテ
ナ25内に収納されると、つかみ装置28が物品
24を離し、その後、モータ35が歯車36を第
11図中反時計方向に回転させるように回転され
る。すると、つかみ装置28が上昇した後図中左
方向に移動されて、歯車30と31との間に到達
して停止され、ここにコンテナ29からコンテナ
25への物品24の移し替え作業が終了されるも
のである。
また、コンテナ25からコンテナ29への物品
24の移し替え作業については、上記と逆の動作
で略同様に説明することができるので省略する。
そして、上記実施例のような構成によれば、枠
体27及び摺動部材39によつて水平及び垂直方
向に移動自在に支持されたつかみ装置28を、2
つのコンテナ25,29の各上方でそれぞれ略垂
直に昇降させる2つの経路とこの2つの経路を含
むループを形成する経路とを形成し得るように配
置される4つの歯車30〜33に架設されたチエ
ーン34によつて、各コンテナ25,29の上方
で昇降させるとともに各コンテナ25,29相互
間移動させるようにしたので、例えばコンテナ2
9に収容された物品24をつかみ装置28でつか
み持ち上げてコンテナ25の上方まで移動させて
下ろすという方式の物品24の移動を、部品点数
の少ない簡易な構成でしかもすみやかに短時間で
行なうことができるようになる。また、移し替え
に要する時間も短縮することができ、動作の信頼
性を向上させることができるため、保管管理シス
テムに適用した場合、その性能の向上を図ること
ができるものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。
[発明の効果] したがつて、以上詳述したようにこの発明によ
れば、第1の物品収容位置にある定形物品を持ち
上げて第2の物品収容位置の上方まで移動させて
下ろすという方式の定形物品の移動を、部品点数
の少ない簡易な構成でしかもすみやかに短時間で
行なうことができ、保管管理システムに適用して
その性能の向上を促進させ得る極めて良好な物品
移し替え装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの発明に係る物
品移し替え装置の一実施例を示す正面図及び側面
図、第3図乃至第7図はそれぞれ同実施例の各部
の詳細な構成を示す正面図,正面図,斜視図,上
面図及び斜視図、第8図乃至第11図はそれぞれ
同実施例の動作を説明するための正面図、第12
図はこの発明が適用される保管管理システムの全
体的な構成を示す平面図である。 11〜13……棚、14〜17……スタツカー
クレーン、18〜20……ステーシヨン、21…
…移し替え装置、22……移載装置、23……本
体、24…物品、25……コンテナ、26……マ
スト、27……枠体、28……つかみ装置、29
……コンテナ、30〜33……歯車、34……チ
エーン、35……モータ、36,37……歯車、
38……チエーン、39……摺動部材、40……
板体、41……連結機構、42……ハウジング、
43……転がり軸受け、44……軸、45……連
結具、46……本体、47,48……アーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平方向に所定間隔離間して設定された第1
    及び第2の物品収容位置相互間で、定形物品の移
    し替えを行なう物品移し替え装置において、 前記第1及び第2の物品収容位置の上方に設置
    され、該第1及び第2の物品収容位置に跨がつて
    水平方向に設定された水平ガイド部を有する支持
    部材と、 この支持部材の前記第1の物品収容位置の上方
    に対応する位置に、上から垂直方向に並んで回転
    自在に支持される第1及び第2の回転体と、 前記支持部材の前記第2の物品収容位置の上方
    で、前記第1及び第2の回転体と水平になる各位
    置に、上から垂直方向に並んで回転自在に支持さ
    れる第3及び第4の回転体と、 前記第1乃至第4の回転体のうちの1つに回転
    駆動力を与える駆動源と、 前記第1乃至第4の回転体に架設されて略四角
    形状のループを呈するように設置され、前記駆動
    源からの回転駆動力により前記ループに沿つて循
    環的に走行されるループ状部材と、 前記支持部材の水平ガイド部に水平方向に移動
    自在に支持され、垂直方向に設定された垂直ガイ
    ド部を有する可動部材と、 この可動部材の垂直ガイド部に垂直方向に移動
    自在に支持されるとともに、前記ループ状部材の
    所定位置に回転自在に連結され、前記定形物品を
    把持する物品つかみ装置とを具備し、 前記ループ状部材を所定方向に走行させて、前
    記物品つかみ装置を、前記第1及び第2の回転体
    相互間と前記第3及び第4の回転体相互間とでそ
    れぞれ昇降させるとともに、前記第1及び第3の
    回転体相互間で水平方向に移動させることによ
    り、前記第1及び第2の物品収容位置相互間で前
    記定形物品の移し替えを行なうように構成してな
    ることを特徴とする物品移し替え装置。
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JPH0369805B2 true JPH0369805B2 (ja) 1991-11-05

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JPS5936003A (ja) * 1982-08-17 1984-02-28 Okamura Seisakusho:Kk 小物品収納用コンテナ出入装置
JPS6031409A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 Daifuku Co Ltd 円板状物用の自動倉庫設備
JPS61140148A (ja) * 1984-12-12 1986-06-27 Nanbu Denki Seisakusho:Kk 物品の移載装置

Patent Citations (3)

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